JP2000336274A - 樹脂成形品用改質剤組成物および樹脂成形品 - Google Patents

樹脂成形品用改質剤組成物および樹脂成形品

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JP2000336274A
JP2000336274A JP14888199A JP14888199A JP2000336274A JP 2000336274 A JP2000336274 A JP 2000336274A JP 14888199 A JP14888199 A JP 14888199A JP 14888199 A JP14888199 A JP 14888199A JP 2000336274 A JP2000336274 A JP 2000336274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形が容易で、耐光性に優れた樹脂成形品用
の改質剤組成物を得る。 【解決手段】 ワックス(W)(15〜90質量%)、
耐光安定剤(U)(5〜15質量%)および界面活性剤
(S)(3〜20質量%)からなることを特徴とする樹
脂成形品用改質剤組成物、並びに、樹脂(R)、ワック
ス(W)、耐光安定剤(U)および界面活性剤(S)か
らなり、(R)、(U)および(S)の溶解度パラメー
ターが特定の関係式を満たす樹脂配合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐光性に優れた樹
脂成形品を得るための樹脂成形品用改質剤組成物および
樹脂成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形品の大部分は太陽光線
に暴露されることが多く、太陽光線に暴露されたポリマ
ーは紫外線を吸収し主鎖の分解や官能基の生成などさま
ざまな劣化を引き起こしてしまう。これを防ぐために通
常耐光安定剤をプラスチックに添加するか、または耐光
安定剤が入った樹脂組成物で、多層成形やコーティング
によって最表層に保護層を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、耐光安定剤の量が多く必要であるとか、成形工
程が煩雑になるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、耐光安定剤に加えてワ
ックスを含む樹脂改質剤組成物を用いることで、容易に
紫外線による樹脂劣化の少ない樹脂成形品を得ることが
できることを見出し本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、ワックス(W)(15
〜90質量%)、耐光安定剤(U)(5〜15質量%)
および界面活性剤(S)(3〜20質量%)からなる樹
脂(R)の成形品用改質剤組成物(M);(R)または
(R)の硬化前駆体に該組成物を(U)の含量が0.0
5〜1質量%となる量含有させてなる樹脂配合物;並び
に、該樹脂配合物を成形してなる樹脂成形品である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるワックス
(W)としては、例えば、植物系ワックス(キャンデリ
ラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木
ろう、ホホバ油など)、動物系ワックス(みつろう、ラ
ノリン、鯨ろうなど)、鉱物系ワックス[モンタンワッ
クス、オゾケライト、セレシンおよびこれらの誘導体、
石油ワックス(パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、ペトロラタムおよびこれらの誘導体な
ど)など]、合成炭化水素ワックス(分子量500〜5
0000、例えばフィッシャートロプシュワックス、ポ
リエチレンワックス、ポリプロピレンワックスおよびこ
れらの変性{不飽和カルボン酸[マレイン酸、イタコン
酸、アクリル酸など]および/またはその無水物による
変性、酸化変性など}物(変性の程度は例えば酸価で1
〜120など)、水素化ワックス(硬化ひまし油、硬化
ひまし油誘導体など)、高級脂肪酸(炭素数16〜60
またはそれ以上の脂肪酸およびその金属塩、酸アミド誘
導体など)などである。このうち融点、加工の容易さの
観点からモンタンワックス、モンタンワックス誘導体、
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスお
よびこれらの誘導体、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックスおよびこれらの変性物などが好ましく、
ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、およ
びこれらの不飽和カルボン酸および/またはその無水物
による変性物が特に好ましい。
【0007】本発明に用いられる耐光安定剤(U)とし
ては、ベンゾフェノン系(2−ヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,
4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンなど)、サリチ
レート系(フェニルサリチレート、2,4−ジ−t−ブ
チルフェニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゾエートなど)、ベンゾトリアゾール系[(2’
−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、(2’−
ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロイルオキシエチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾールおよびその(共)重合
体など]、アクリル系[エチル−2−シアノ−3,3−
ジフェニルアクリレート、メチル−2−カルボメトキシ
−3−(パラメトキシベンジル)アクリレートなど]、
金属錯塩系{ニッケル[2,2’−チオビス−4−(t
−オクチル)フェノレート]−n−ブチルアミン、ニッ
ケルジブチルジチオカルバメート、ニッケルビス[o−
エチル−3,5−(ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)]ホスフェート、コバルトジシクロヘキシルジ
チオホスフェート、[1−フェニル,3−メチル,4−
デカノニル,ピラゾレート(5)2]ニッケルなど}、
ヒンダードアミン系[ビス(2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジニル−4−)セバケート、フェニル−β−
ナフチルアミンなど]、ヒンダードフェノール系(2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールなど)、硫黄系
(ラウリルステアリルチオジプロピオネートなど)、リ
ン系(トリデシルホスファイトなど)、ヒドラジン系
(N−サリチロイル−N’−アルデヒドヒドラジンな
ど)およびアミド系(N,N’−ジフェニルオキサイド
など)などの各耐光安定剤が挙げられる。これらのうち
2種以上を同時に併用しても何ら問題ない。これらのう
ち好ましいのはベンゾフェノン系、サリチレート系、ベ
ンゾトリアゾール系、ヒンダードフェノール系、ヒンダ
ードアミン系およびリン系の各耐光安定剤である。分子
量が250〜20000、またはそれ以上の耐光安定剤
は成形品からの脱落等が少なく耐光安定効果が持続して
好ましく、ポリ(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロ
イルオキシエチルフェニル)ベンゾトリアゾール、メチ
ルメタクリレート−(2’−ヒドロキシ−5’−メタク
リロイルオキシエチルフェニル)ベンゾトリアゾール共
重合体など分子量が700以上である耐光安定剤は、長
期にわたって耐光安定効果が持続して特に好ましい。ま
た、(U)の融点または軟化点としては、0〜180℃
が好ましい。
【0008】本発明に用いられる界面活性剤(S)とし
ては、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチ
オン界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。非イオ
ン界面活性剤としては、たとえば、アルキレンオキシド
(炭素数2〜4)付加型非イオン界面活性剤[高級アル
コール(炭素数8〜18)、高級脂肪酸(炭素数12〜
24)または高級アルキルアミン(炭素数8〜24)等
に直接アルキレンオキシド(炭素数2〜4例えば、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
およびこれらの2種以上の併用)を付加させたもの(分
子量158〜200000);グリコール類にアルキレ
ンオキシドを付加させて得られるポリアルキレングリコ
ール類(分子量150〜6000)に高級脂肪酸などを
反応させたもの;多価アルコール(エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリス
リトール、ソルビタンなどの2価〜8価またはそれ以上
の多価アルコール)に高級脂肪酸を反応させて得られた
エステル化物にアルキレンオキシドを付加させたもの
(分子量250〜30000)、高級脂肪酸アミドにア
ルキレンオキシドを付加させたもの(分子量200〜3
0000)、多価(2価〜8価またはそれ以上)アルコ
ールアルキル(炭素数3〜60)エーテルにアルキレン
オキシドを付加させたもの(分子量120〜3000
0)など]、および多価アルコ−ル(炭素数3〜60)
型非イオン界面活性剤(多価アルコール脂肪酸(炭素数
3〜60)エステル、多価アルコールアルキル(炭素数
3〜60)エーテル、脂肪酸(炭素数3〜60)アルカ
ノールアミドなど)などが挙げられる。
【0009】アニオン界面活性剤としては、たとえば、
カルボン酸(炭素数8〜22の飽和または不飽和脂肪
酸)またはその塩(ナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム、アルカノールアミンなどの塩)、カルボキシメチル
化物の塩(炭素数8〜16の脂肪族アルコールおよび/
またはそのエチレンオキシド(1〜10モル)付加物な
どのカルボキシメチル化物の塩など)、硫酸エステル塩
[高級アルコール硫酸エステル塩(炭素数8〜18の脂
肪酸アルコールの硫酸エステル塩など)]、高級アルキ
ルエーテル硫酸エステル塩[炭素数8〜18の脂肪酸ア
ルコールのエチレンオキシド(1〜10モル)付加物の
硫酸エステル塩]、硫酸化油(天然の不飽和油脂または
不飽和のロウをそのまま硫酸化して中和したもの)、硫
酸化脂肪酸エステル(不飽和脂肪酸の低級アルコールエ
ステルを硫酸化して中和したもの)、硫酸化オレフィン
(炭素数12〜18のオレフィンを硫酸化して中和した
もの)、スルホン酸塩[アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホコハク酸
ジエステル型、α−オレフィン(炭素数12〜18)ス
ルホン酸塩、イゲポンT型など]およびリン酸エステル
塩[高級アルコール(炭素数8〜60)リン酸エステル
塩、高級アルコール(炭素数8〜60)エチレンオキシ
ド付加物リン酸エステル塩、アルキル(炭素数4〜6
0)フェノールエチレンオキシド付加物リン酸エステル
塩など]が挙げられる。
【0010】カチオン系界面活性剤としては、第4級ア
ンモニウム塩型[テトラアルキル(炭素数4〜100)
アンモニウム塩、例えばラウリルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライ
ド、ジオクチルジメチルアンモニウムブロマイド、ステ
アリルトリメチルアンモニウムブロマイドなど;トリア
ルキル(炭素数3〜80)ベンジルアンモニウム塩、例
えばラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド
(塩化ベンザルコニウム);アルキル(炭素数2〜6
0)ピリジニウム塩、例えばセチルピリジニウムクロラ
イドなど;ポリオキシアルキレン(炭素数2〜4)トリ
アルキルアンモニウム塩、例えばポリオキシエチレント
リメチルアンモニウムクロライドなど;サパミン型第4
級アンモニウム塩、例えばステアラミドエチルジエチル
メチルアンモニウムメトサルフェートなど]、アミン塩
型[脂肪族高級アミン(炭素数12〜60、例えばラウ
リルアミン、ステアリルアミン、セチルアミン、硬化牛
脂アミン、ロジンアミンなど)の無機酸塩または有機酸
塩;低級アミン類(炭素数1〜11)の高級脂肪酸(ス
テアリン酸、オレイン酸など)塩;脂肪族アミン(炭素
数1〜30)のエチレンオキシド付加物などの無機酸塩
または有機酸塩;3級アミン類(トリエタノールアミン
モノステアレート、ステアラミドエチルジエチルメチル
エタノールアミンなど)の無機酸塩または有機酸塩な
ど]などが挙げられる。
【0011】両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性
界面活性剤[高級アルキルアミン(炭素数12〜18)
のプロピオン酸ナトリウムなど]、ベタイン型両性界面
活性剤アルキル(炭素数12〜18)ジメチルベタイ
ン、硫酸エステル塩型両性界面活性剤[高級アルキル
(炭素数8〜18)アミンの硫酸エステルナトリウム
塩、ヒドロキシエチルイミダゾリン硫酸エステルナトリ
ウム塩など]、スルホン酸塩型両性界面活性剤(ペンタ
デシルスルフォタウリン、イミダゾリンスルホン酸な
ど)、リン酸エステル塩型両性界面活性剤[グリセリン
高級脂肪酸(炭素数8〜22)エステル化物のリン酸エ
ステルアミン塩]などが挙げられる。
【0012】本発明に用いられる樹脂(R)としては、
樹脂成形品の製造に用いられる樹脂であれば特に限定さ
れないが、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム・エラス
トマー類が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例え
ば、ポリオレフィン系樹脂[ポリエチレン、エチレン−
α−オレフィン(炭素数3〜12)共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−
α−オレフィン(炭素数4〜12)共重合体など]、塩
素含有ビニル系樹脂(ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デンなど)、(メタ)アクリル系樹脂[(メタ)アクリ
ル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルなどか
らなる群より選ばれた1種以上のモノマーの(共)重合
物など]、スチレン系樹脂(ポリスチレン、AS樹脂、
ABS樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、スチレン−無
水マレイン酸樹脂、スチレン−アクリル酸エステル樹
脂、HIPSなど)などのビニル重合系樹脂;ポリアミ
ド樹脂(6ナイロン、66ナイロン、11ナイロン、1
2ナイロンなど)、熱可塑性ポリエステル樹脂(PET
樹脂、PBT樹脂、PEN樹脂、ポリカーボネート樹脂
など)、ポリオキシフェニレンなどの縮合系樹脂;熱可
塑性ポリウレタン樹脂、ポリアセタール樹脂などの重付
加系樹脂;ポリオキシアルキレン(アルキレン基の炭素
数:2〜4)系樹脂などの開環重合系樹脂が挙げられ
る。これらの樹脂のうち好ましくは本発明の組成物
(M)の効果発現の観点からポリオレフィン樹脂、スチ
レン系樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹
脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂である。熱可塑性樹脂の
軟化点としては、100〜350℃が好ましい。また分
子量としては5000〜7000000が好ましい。
【0013】熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステ
ル系樹脂(グリコール、不飽和二塩基酸および飽和二塩
基酸から誘導される不飽和ポリエステル類と他のビニル
モノマーとの架橋共重合物など)、エポキシ系樹脂(ビ
スフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、脂環式エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂のポリアミ
ン類、酸無水物などによる硬化物など)、熱硬化性ポリ
ウレタン樹脂(ポリウレタンフォームを含む)、高吸水
性樹脂(架橋ポリアクリルアミドの部分加水分解物、架
橋されたアクリル酸−アクリルアミド共重合体など)な
どが挙げられる。これらのうち好ましくは(M)の効果
の発現の観点から熱硬化性ポリウレタン樹脂である。
【0014】ゴム・エラストマー類としては、天然ゴム
および合成ゴムが挙げられる。合成ゴムとしては、ブタ
ジエンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、イソプレ
ンゴム、ニトリルゴム(アクリロニトリル−ブタジエン
共重合体など)などのジエン系ゴム;エチレン−プロピ
レンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)などのオレフィン系ゴム、アクリルゴムなどのビニ
ル系ゴム;含フッ素系ゴム;ウレタン系ゴム、およびポ
リエステル系エラストマーなどが挙げられる。これらの
うち好ましくは、配合のし易さの観点から合成ゴムであ
る。特に好ましくはブタジエンゴム、ブチルゴム、エチ
レン−プロピレンゴム、EPDM、アクリルゴム、ウレ
タン系ゴム、ポリエステル系エラストマーである。
【0015】本発明の樹脂成形品改質剤組成物の構成成
分量比は、組成物の質量に基づいて通常(W)は15〜
90%、好ましくは50〜85%、(U)は5〜15
%、好ましくは6〜12%、(S)は3〜20%、好ま
しくは4〜15%である。(W)が15%未満では樹脂
成形品としたときに耐光安定効果のばらつきが発生しや
すく、90%を超えると成形品における耐光安定効果と
樹脂物性のバランスがとりにくくいずれも好ましくな
い。(U)が5%未満および15%を超えると樹脂成形
品としたときに耐光安定効果のばらつきが発生しやすく
好ましくない。(S)が3%未満では樹脂成形品とした
ときに耐光安定効果が低く、20%を超えると耐光安定
効果または樹脂物性が悪くなり好ましくない。好ましく
は耐光安定の効果の観点から(S)と(U)の質量比が
20/80〜67/33であり、さらに好ましくは25
/75〜50/50である。20/80より(S)の比
が大きくなるとより十分な耐光安定効果が得られ、67
/33より(S)の比が小さくなるとコスト面でも有利
になる。
【0016】本発明の樹脂成形品用改質剤組成物(M)
は、通常少なくとも(W)、(U)および(S)の3成
分を溶融混合して得られる。溶融混合条件としては、好
ましくは、温度80〜280℃、圧力0〜150気圧に
て通常の混練機(ニーダー、押出機、スタティックミキ
サー、コンティニアスニーダー、ブラベンダー、ロール
混練機など)で30秒〜1時間混合する。さらに好まし
くはワックスの軟化点より0〜100℃高い温度で混合
する。混合順序は特に限定されず、3成分を同時に混合
してもよいし、(U)と(S)をあらかじめ溶融混合し
たものを(W)と溶融混合してもよい。(R)が熱硬化
性樹脂などの場合は、不飽和ポリエステル類、エポキシ
樹脂、ポリオール、ポリイソシアネートなどの(R)の
前駆体と溶融混合した後、硬化させる。(U)と(S)
をあらかじめ混合するときは、混合時の粘度がかなり低
い場合が多いので、撹拌装置付きの反応槽でも行うこと
ができる。(U)と(S)をあらかじめ溶融混合する方
が樹脂成形品の耐光安定効果がより一層よくなり好まし
い。
【0017】また本発明の樹脂成形品用改質剤組成物
は、その特性を阻害しない範囲で他の樹脂用添加剤およ
び/または樹脂成形品を得るために希釈に用いる(R)
または(R)の硬化前駆体)を、該改質剤合計質量に基
づいて通常50%まで好ましくは5〜45%の範囲で、
任意に組み合わせて使用することができる。該添加剤と
しては、可塑剤、例えばフタル酸エステル系(ジオクチ
ルフタレートなど)、リン酸エステル系、アジピン酸
系、セバチン酸エステル系、グリコール酸エステル系、
ポリエステル系、エポキシ系など;安定剤、例えば鉛
白、塩基性亜硫酸鉛、三塩基性硫酸鉛、二塩基性亜リン
酸鉛、シリカゲル共沈けい酸鉛、液状金属系、ラウレー
ト系有機スズ、マレエート系有機スズ、メルカプタイド
系有機スズ、アンチモン系、エポキシ系、亜リン酸エス
テル系など;充填材、例えば炭酸カルシウム、タルク、
クレー、けい酸、けい酸塩、アスベスト、マイカ、ガラ
ス繊維、ガラスバルーン、カーボン繊維、金属繊維、セ
ラミックウィスカ、チタンウィスカなど;発泡剤、例え
ば低級脂肪族炭化水素、塩素化脂肪族炭化水素、フッ素
化脂肪族炭化水素、重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニ
ウム、ホウ水素化ナトリウム、アゾ系(アゾジカルボン
アミドなど)、ニトロソ系(ジニトロソペンタメチレン
テトラミンなど)、ヒドラジド系(p−トルエンスルホ
ニルヒドラジドなど)、トリヒドラジノトリアジンな
ど;難燃剤、例えばリン酸エステル系[トリクレジルホ
スフェート、トリス(2,3ジブロモプロピル)ホスフ
ェートなど]、臭素系(デカブロモビフェニルエーテル
など)、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、ホウ
酸塩系(ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウムなど)、水酸
化アルミニウム、赤リン、水酸化マグネシウム、ポリリ
ン酸アンモニウム、ヘット酸、テトラブロモビスフェノ
ールAなど;帯電防止剤、例えばポリマー型(ポリエー
テルエステルアミドなど)など;顔料、例えば酸化チタ
ン、ベンガラ、黄鉛、カドミウム、群青、アゾ系、フタ
ロシアニン系、建染染料系、キナクリドン系、ジオキサ
ジン系、染付レーキなど;染料、例えばアントラキノン
系、インジゴイド系、アゾ系など;核剤、例えばジベン
ジリデンソルビトールなど;などが挙げられる。
【0018】本発明で得られる樹脂成形品を構成する
(R)、(U)および(S)は、それぞれの溶解度パラ
メータ(SP値)が次の関係式(1)〜(3)の少なく
とも1つを満たしていることが好ましい。 1.0≦|SPr−SPu|≦7.5 (1) |SPs−SPu|≦|SPr−SPu|/5 (2) |SPr−SPu|≦|SPr−SPs| (3) [式中、SPr、SPuおよびSPsはそれぞれ
(R)、(U)および(S)のSP値を示す。]さらに
SP値の関係において、|SPr−SPu|が2.5〜
7.4特に3.0〜7.0、|SPr−SPu|/|S
Ps−SPu|が5.5以上特に6〜10、|SPr−
SPs|−|SPr−SPu|が0.1以上、特に0.
1〜3.0のいずれかを満たせばより一層少量の耐光安
定剤で十分な耐光安定効果が得られさらに好ましい。ま
た、SPrは通常7〜18、好ましくは7.5〜13、
SPuは通常8〜20、好ましくは9〜18、SPsは
通常7.5〜20、好ましくは8〜18.5である。
【0019】SP値はFedorsの方法(Polym
er engineeringand scienc
e,vol.14, P.152)によって計算できる
が、実用的には新版プラスチック配合剤−基礎と応用−
(大成社刊)などの公知の文献に記載されている値を用
いればよい。
【0020】本発明の樹脂成形品の製造方法は、通常
(M)を(R)またはその硬化前駆体で5〜200倍に
希釈して各種成形機にて樹脂成形品を製造する。例えば
射出成形機、ブロー成形機、押出成形機、注型成形機な
どの投入口に(M)と(R)を同時または逐次投入し、
そのまま成形を行う方法;一旦(M)と(R)から樹脂
成形品と同じ組成となる樹脂組成物を混合機などにて製
造し、これを前述の成形機を用いて成形する方法などが
挙げられる。これらの方法で製造される成形品としては
産業資材用材料(各種パイプ、シート、フィルム、角
材、棒材など)、産業用資材[ケース、パレット、トレ
ー、瓶ストッカー、住宅建材(壁材、屋根材、床材)な
ど]、家庭用品(バケツ、ほうき、ゴミ箱など)、電化
製品のハウジング(掃除機筐体、テレビ筐体、コピー機
筐体など)、自動車部材(バンパー、インパネ、ドアト
リムなど)などが挙げられる。このとき本発明の特徴を
阻害しない範囲で前述の他の樹脂用添加剤を任意に組み
合わせて使用することができる。該樹脂用添加剤の添加
量としては、樹脂成形品の合計質量に対して可塑剤、充
填材では通常0〜80%、難燃剤では通常0〜60
%、、顔料、染料では通常0〜40%、発泡剤、帯電防
止剤、安定剤、核剤類では通常0〜10%までの範囲で
ある。
【0021】(U)の樹脂成形品に対する最終的な添加
量は、本発明で得られる樹脂成形品の合計質量に基づい
て、通常0.05〜1質量%、好ましくは0.06〜
0.5質量%である。0.05質量%以上であるとより
十分な耐光安定効果が得られ、1.0質量%以下である
とコスト的にも有利である。
【0022】本発明の樹脂成形品の製造方法で得られる
樹脂成形品は、通常成形品が使用に供される成形後例え
ば25℃で72時間、40℃で60時間以上経過した時
点では、(U)が表層部にマイグレートして、成形品表
層部の耐光安定剤濃度が成形品中心部の耐光安定剤濃度
より高くなり、少ない耐光安定剤添加量で効率的な耐光
性を得ることができる。このとき、その成形品の横断面
をとると、成形品表層部から中心部に向かって(U)の
濃度が連続的に減少しており、成形品表層部の耐光安定
剤濃度が最も高く、通常0.07〜5%、好ましくは
0.1〜3%である。成形品表層部の耐光安定剤の濃度
は通常中心部の2〜10倍、好ましくは2.5〜5倍で
ある。(耐光安定剤濃度測定法:例えば耐光安定剤のI
Rスペクトルでの特定吸収波長のピーク高さ比較など)
【0023】本発明の樹脂成形品の製造方法では複合成
形を行うことなく、通常の成形機を用いて成形すること
ができる。すなわち多層成形を行うことや、一旦成形し
たものに耐光安定能を有するコーティング層を設けるこ
となどの複雑な複合成形法を用いずに、効果的な耐光安
定能を有する樹脂成形品を得ることができる。この成形
に用いられる成形機としては、例えば、射出成形機、押
出成形機、注型成形機などが挙げられ、これらの成形機
で成形された成形品をそのまま使用できる。また本発明
の樹脂成形品の製造方法の効果を損なわない範囲で、2
次加工を施すこともできる。例えば、耐擦傷性向上を目
的にハードコートするなど、本発明の樹脂成形品の上に
コーティング層を設けたり、他の樹脂を積層したりして
も差し支えない。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0025】実施例1 耐光安定剤(U)としてメチル−2−カルボメトキシ−
3−(パラメトキシベンジル)アクリレート(SP値=
10.6)50質量部、界面活性剤(S)としてN,N
−ジヒドロキシエチルラウリルアミン(SP値=10.
9)50質量部を撹拌装置付きフラスコで80℃にて混
合した。この混合物28部とワックス(W)としてポリ
エチレンワックス(三洋化成(株)社製サンワックス1
31−P:分子量3500、SP値=8.1)40質量
部、カーボンブラック(三菱化学(株)社製)12質量
部、ポリプロピレン(グランドポリマー(株)社製J1
09G:MI=10、SP値=7.9)20部を2軸押
出機を用い210℃にて溶融混練し樹脂成形品用改質剤
組成物(M1)を得た。
【0026】実施例2 (M1)5質量部とポリプロピレン(グランドポリマー
(株)社製J109G)95質量部を混合後、射出成形
機にて230℃で成形し厚み1cm×ヨコ2cm×タテ
5cmのテスト用樹脂成形品(P1)を得た。この(P
1)を40℃にて72時間温度調節した後に、表層部
(成形品表面から深さ1mmまでの部分)と中心部(成
形品中心から3mm×3mm×3mm以内の部分)との
メチル−2−カルボメトキシ−3−(パラメトキシベン
ジル)アクリレートの濃度を測定した。その濃度比は
4.6:1であった。
【0027】比較例1 メチル−2−カルボメトキシ−3−(パラメトキシベン
ジル)アクリレート(SP値=10.6)1.0質量部
とポリプロピレン(MI=10、SP値=8.3)10
0質量部を、二軸押出機にて170℃で溶融混練し樹脂
組成物(B1)を得た。
【0028】比較例2 樹脂組成物(B1)を(M1)の替わりに用いる以外は
実施例2と同様にしてテスト成形品(P2)を得た。作
製直後の(P2)の断面組成は均一な樹脂組成物であっ
た。40℃で72時間温調後の、成形品表層部と中心部
のメチル−2−カルボメトキシ−3−(パラメトキシベ
ンジル)アクリレートの濃度を測定した。その濃度比は
1.3:1であった。
【0029】実施例3、比較例3 促進耐光性試験機を用いてテスト成形品の耐光性を評価
した。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】試験条件 :アイスーパーUVテスター
[岩崎電気(株)製]を用いて、60mW/cm2 の強
度で96時間照射。 MI増加率:促進耐光試験前後の成形品のMI(メルト
フローインデックス)を測定し増加率を算出。(増加率
が大きいほど分子量が低下して劣化している)
【0032】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、簡易な成形法で
成形でき、得られる成形品は効果的かつ優れた耐光安定
性能を有することから、その有用性は極めて高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AC011 AC031 AC061 AC071 AC091 AE032 AE042 AE052 AE054 BB031 BB032 BB041 BB121 BB122 BB141 BB151 BB181 BB202 BB212 BC031 BC041 BD031 BD101 BD121 BG011 BG031 BG073 BG131 CB001 CD005 CD021 CD051 CD061 CF001 CF005 CF051 CF081 CF211 CG001 CH021 CH054 CH071 CK021 CL011 CL031 CL085 DJ008 ED027 ED037 EE036 EF057 EG027 EH076 EH088 EH148 EJ066 EN027 EN066 EN107 EN137 EP016 EQ026 ET006 EU086 EU176 EV096 EV187 EV257 EW047 EW048 EW066 EW068 EZ006 EZ048 EZ078 FA048 FD018 FD025 FD028 FD038 FD043 FD046 FD098 FD105 FD138 FD208 FD314 FD317 FD328 GC00 GL00 GN00 GQ00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワックス(W)(15〜90質量%)、
    耐光安定剤(U)(5〜15質量%)および界面活性剤
    (S)(3〜20質量%)からなる樹脂(R)の成形品
    用改質剤組成物(M)。
  2. 【請求項2】 (W)が合成炭化水素ワックスおよび鉱
    物系ワックスからなる群より選ばれる1種以上である請
    求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 (U) がベンゾフェノン系、サリチレー
    ト系、ベンゾトリアゾール系、アクリロニトリル系、金
    属錯塩系およびヒンダードアミン系の各耐光安定剤から
    なる群より選ばれる1種以上である請求項1または2記
    載の組成物。
  4. 【請求項4】 さらに他の添加剤および/または(R)
    もしくはその前駆体を50質量%までの量含有させてな
    る請求項1〜3いずれか記載の組成物。
  5. 【請求項5】 (R)がポリオレフィン樹脂、スチレン
    系樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、
    熱可塑性ポリウレタン樹脂および熱硬化性ポリウレタン
    樹脂からなる群より選ばれる1種以上である請求項1〜
    4いずれか記載の組成物。
  6. 【請求項6】 (R)または(R)の硬化前駆体に請求
    項1〜4いずれか記載の組成物を(U)の含量が0.0
    5〜1質量%となる量含有させてなる樹脂配合物。
  7. 【請求項7】 (R)、(U)および(S)の溶解度パ
    ラメーター(SP値)が次の関係式(1)〜(3)の少
    なくとも1つを満たす請求項6記載の樹脂配合物。 1.0≦|SPr−SPu|≦7.5 (1) |SPs−SPu|≦|SPr−SPu|/5 (2) |SPr−SPu|≦|SPr−SPs| (3) [式中、SPr、SPuおよびSPsはそれぞれ
    (R)、(U)および(S)のSP値を示す。]
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の樹脂配合物を成
    形してなる樹脂成形品。
  9. 【請求項9】 表層部の(U)の濃度が中心部の2〜1
    0倍である請求項8記載の樹脂成形品。
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