JP2000336032A - ピペラジンアセトアミド誘導体を含有する徐放性経口医薬品組成物 - Google Patents

ピペラジンアセトアミド誘導体を含有する徐放性経口医薬品組成物

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JP2000336032A
JP2000336032A JP11147212A JP14721299A JP2000336032A JP 2000336032 A JP2000336032 A JP 2000336032A JP 11147212 A JP11147212 A JP 11147212A JP 14721299 A JP14721299 A JP 14721299A JP 2000336032 A JP2000336032 A JP 2000336032A
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acid
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sustained
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piperazine acetamide
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Wataru Nishida
渉 西田
Takashi Fujimatsu
崇 藤松
Takeshi Kaneda
健 金田
Naohide Hori
直秀 堀
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Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピペラジンアセトアミド誘導体を有効成分と
する徐放性経口医薬品組成物を提供する。 【解決手段】 リンゴ酸、酒石酸、クエン酸及びアスパ
ラギン酸から選ばれる有機酸を含有する 【化1】 の化合物、その光学活性体又はその塩を有効成分とする
抗狭心症剤として有用な経口医薬品組成物であり、溶出
性に対するpHの影響が改善されているため、溶出度の
バラツキが大いに解消され、安定した徐放性能を発揮す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸およびアスパラギン酸から選ばれる、少な
くとも一つの有機酸を含有する、抗狭心症剤として有用
な、式
【0002】
【化3】
【0003】で表されるピペラジンアセトアミド誘導体
(化学名:N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−
〔2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プ
ロピル〕−1−ピペラジンアセトアミド)、その光学活
性体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とし
て含有する徐放性経口医薬品組成物に関するものであ
る。
【0004】
【従来の技術】本発明の医薬品組成物における有効成分
である、前記式(I)で表されるピペラジンアセトアミ
ド誘導体、その光学活性体およびその塩酸塩は、虚血時
の嫌気的解糖機能の低下を顕著に抑制し、糖質酸化の促
進や脂質酸化の抑制により酸素効率を改善し、酸素需要
を増加させることなくATP産生を維持することができ
る、抗狭心症剤として有用な化合物であることが知られ
ている。更に、本化合物は虚血初期では心筋ミトコンド
リアの呼吸活性を抑制する作用を有していることが知ら
れている。即ち、本化合物は、β遮断作用、カルシウム
拮抗作用および血管弛緩作用を持たず、血圧、心拍数、
心筋収縮力に対して殆ど影響を及ぼさない優れた抗狭心
症剤として目下開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記式(I)で表され
るピペラジンアセトアミド誘導体またはその塩酸塩を服
用した場合、当該ピペラジンアセトアミド誘導体は速や
かに体内に吸収され、半減期も約1時間半〜2時間と短
かいため、薬効を維持するのが困難な化合物である。そ
れ故、薬効を持続させるため、また服薬上の患者負担を
軽減するため投与回数を減少させる必要性から、徐放性
製剤の開発が嘱望されていた。
【0006】また、当該化合物は、pHの変動により溶
出性が大きく影響を受けることから、患者毎に、また患
者の状態により服薬時体内血中濃度にバラツキが生じ、
安定した効果が得られないという問題点が予想される。
それ故、pHの影響を受けにくく、所期の効果を発揮す
ることができる上記徐放性製剤を早期に開発することが
大いに要請されていた。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明者らは、前記式(I)で表
されるピペラジンアセトアミド誘導体を有効成分とする
抗狭心症剤として有用な、優れた徐放性経口医薬品組成
物を見出すべく鋭意研究した結果、医薬品組成物中に少
なくとも、ある種の有機酸を添加することにより医薬品
組成物の溶出性が改善され、pHの影響を受けにくくな
るため、徐放性製剤としての溶出度のバラツキが大いに
解消され、安定した効果が発揮できるという良好な知見
を得、本発明を成すに至った。
【0008】即ち、本発明者らは、前記式(I)で表さ
れるピペラジンアセトアミド誘導体を有効成分とする経
口徐放性製剤において、界面活性剤であるラウリル硫酸
ナトリウムや蔗糖脂肪酸エステルを添加したところ、良
好な溶出性を有する製剤は全く得られず、溶出するとき
の液性による影響を受け易かった。そこで、酸性物質や
アルカリ性物質などの各種pH調整剤を同様にして添加
したところ、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナト
リウムや水酸化ナトリウムでは溶出性の改善が見られな
かったのに対し、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸やアスパ
ラギン酸などの有機酸を添加した場合、溶出性が改善さ
れており、中でも驚くべきことにリンゴ酸を添加した場
合は、特にpHなど溶出するときの液性に影響され難
く、溶出度にバラツキがないか極めて少ない卓越した徐
放性能を有する溶出性が認められた。
【0009】また、前記式(I)で表されるピペラジン
アセトアミド誘導体は、コハク酸などの有機酸とは配合
変化を起こしやすく、分解物が生成し易いのに対し、リ
ンゴ酸、酒石酸、アスパラギン酸やクエン酸などの有機
酸とは配合変化を起こさないか起こし難く、上記ピペラ
ジンアセトアミド誘導体を含有する上記医薬品組成物に
おいての使用に好適である。
【0010】以上の如く、本発明は、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸およびアスパラギン酸から選ばれる、少な
くとも一つの有機酸を含有することにより、溶出性が改
善された徐放性経口医薬品組成物に関するものであり、
本発明の徐放性経口医薬品組成物は、例えば、前記式
(I)で表されるピペラジンアセトアミド誘導体、その
光学活性体またはその薬理学的に許容される塩にリンゴ
酸、酒石酸、クエン酸およびアスパラギン酸から選ばれ
る、少なくとも一つの有機酸を添加し、造粒を行うこと
により製造することができる。例えば、具体的には、前
記式(I)で表されるピペラジンアセトアミド誘導体、
その光学活性体またはその薬理学的に許容される塩に上
記有機酸を加え、これに通常その粒子を保持させるため
に適宜賦形剤、結合剤を加えて流動層造粒装置を用いて
造粒した後、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコ
ポリマーなどの徐放性基剤をスプレーすることによりそ
の粒子をさらに造粒し、その粒子の周りをコーティング
した後、製造する製剤の種類に応じて常法に従い適宜調
製することにより本発明の徐放性経口医薬品組成物を製
造することができる。この造粒操作においては、軽質無
水ケイ酸を添加することにより流動性が増加し造粒性能
が高まる。流動層造粒装置としては、流動機能を有する
市販の装置を挙げることができる。また、例えば流動層
造粒装置の代わりに造粒しながらスプレーが可能な高速
撹拌造粒装置を用いてもよく、また押し出し造粒装置な
どを使用して造粒した後、徐放性基剤を溶解した液に接
触させてコーティングすることにより製造することもで
きる。
【0011】本発明の徐放性経口医薬品組成物における
代表的な製剤としては、顆粒剤、錠剤、カプセル剤を挙
げることができる。
【0012】本発明の徐放性経口医薬品組成物におい
て、有効成分としては前記式(I)で表されるピペラジ
ンアセトアミド誘導体、その光学活性体またはその薬理
学的に許容される塩を用いることができ、好ましくは、
前記式(I)で表されるピペラジンアセトアミド誘導体
またはその光学活性体を用いることができる。本発明に
おいて有効成分として用いられる前記式(I)で表され
るピペラジンアセトアミド誘導体、その光学活性体また
はその薬理学的に許容される塩は、文献記載の方法、そ
れと類似な方法またはそれとその他の公知の方法を組み
合わせることにより製造することができる(例えば、特
開昭59−219271号公報)。
【0013】本発明において、有機酸としては、リンゴ
酸、酒石酸、クエン酸およびアスパラギン酸を使用する
ことができるが、中でもリンゴ酸は溶出性に対する効果
が顕著であり、使用量が極めて少なく、服用時の患者の
負担を軽減することができるので好ましい。また、本発
明において用いられる有機酸は、D体、L体またはDL
体などのそれらの混合物のいずれも使用することができ
る。本発明において用いられる有機酸の配合量は特に限
定されないが、製剤全体として10〜40重量%程度配
合すれば十分であり、リンゴ酸の場合、10〜25重量
%程度配合すれば十分である。
【0014】本発明において、徐放性基剤としては、徐
放性能を付与することができるものであればいずれの徐
放性基剤も用いることができるが、好ましくは、アクリ
ル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、硬化油ま
たはヒドロキシプロピルメチルセルロースを挙げること
ができる。本発明において用いられる徐放性基剤の配合
量は特に限定されないが、製剤全体として2.5〜15
重量%程度配合すれば十分であり、アクリル酸エチル・
メタクリル酸メチルコポリマーの場合、2.5〜10重
量%程度配合すれば十分である。
【0015】本発明の徐放性経口医薬品組成物を製造す
る場合、必要に応じ、それぞれの製剤に好適な賦形剤、
結合剤、滑沢剤、流動化剤、コーティング剤、可塑剤、
着色剤、香料等の添加剤を更に使用することができる。
これらの添加剤は製剤学上通常使用されるものであり、
前記式(I)で表されるピペラジンアセトアミド誘導体
の溶出性、配合変化などに特に悪影響を与えないもので
あればいかなるものも使用することができる。
【0016】賦形剤としては、例えば、結晶セルロース
などのセルロースまたはセルロース誘導体、トウモロコ
シデンプン、コムギデンプン、シクロデキストリンなど
のデンプンまたはデンプン誘導体、乳糖、D−マンニト
ールなどの糖または糖アルコール、乾燥水酸化アルミニ
ウムゲル、沈降炭酸カルシウム、メタケイ酸アルミン酸
マグネシウム、リン酸水素カルシウムなどの無機系賦形
剤を挙げることができる。
【0017】結合剤としては、例えば、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポビドン、デキストリン、プルラ
ン、ヒドロキシプロピルスターチ、ポリビニルアルコー
ル、アラビアゴム、カンテン、ゼラチン、トラガント、
マクロゴールなどを挙げることができる。
【0018】滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、
タルクなどを挙げることができる。
【0019】流動化剤としては、例えば、軽質無水ケイ
酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、ケイ酸マグネシウ
ム、タルクなどを挙げることができる。
【0020】コーティング剤としては、例えば、アクリ
ル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、アミノアルキルメタクリ
レートコポリマーE、アミノアルキルメタクリレートコ
ポリマーRS、ポリビニルアセタールジエチルアセテー
ト、マクロゴール、酸化チタンなどを挙げることができ
る。
【0021】可塑剤としては、例えば、クエン酸トリエ
チル、トリアセチン、マクロゴールなどを挙げることが
できる。
【0022】本発明の徐放性経口医薬品組成物は、40
℃で6ヶ月放置しても外観的に変化なく、溶出率におい
ても変化は認められず、安定性が高く、長期保存が可能
である。
【0023】本発明の内容を以下の参考例、実施例およ
び試験例でさらに詳細に説明するが、本発明はその内容
に限定されるものではない。
【0024】参考例1 無添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)12gにD−マンニ
トール4.2g及びヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス0.9gを混合した後、アクリル酸エチル・メタクリ
ル酸メチルコポリマー30%分散液(商品名:オイドラ
ギットNE30D(登録商標))3gを添加して乳鉢で
練合し、更に適量の精製水を添加して練合し、18メッ
シュ(850μm)の篩を通して造粒した。棚乾燥機で
乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒物を得た。こ
の造粒物にステアリン酸マグネシウムが1.4%の配合
量となるように添加し混合した。これを直径9mm、1
3Rの杵を用いて900kgの圧力で加圧成型して下記
組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg D−マンニトール 70.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.2mg (合計304.2mg)
【0025】参考例2 13%リン酸二水素カリウム添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)13gにリン酸二水
素カリウム2.6g及び結晶セルロース3.4gを混合
した後、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリ
マー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30D
(登録商標))3.3gを添加して乳鉢で練合し、更に
適量の精製水を添加して練合し、18メッシュ(850
μm)の篩を通して造粒した。棚乾燥機で乾燥後、18
メッシュの篩で整粒して造粒物を得た。この造粒物にス
テアリン酸マグネシウムが2%の配合量となるように添
加し混合した。これを直径9mm、13Rの杵を用いて
900kgの圧力で加圧成型して下記組成の錠剤を製造
した。 主薬 200.0mg リン酸二水素カリウム 40.0mg 結晶セルロース 52.3mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.4mg ステアリン酸マグネシウム 6.2mg (合計313.9mg)
【0026】参考例3 13%ラウリル硫酸ナトリウム添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)13gにラウリル硫
酸ナトリウム2.6g及び結晶セルロース3.4gを混
合した後、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポ
リマー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30
D(登録商標))3.3gを添加して乳鉢で練合し、更
に適量の精製水を添加して練合し、18メッシュ(85
0μm)の篩を通して造粒した。棚乾燥機で乾燥後、1
8メッシュの篩で整粒して造粒物を得た。この造粒物に
ステアリン酸マグネシウムが2%の配合量となるように
添加し混合した。これを直径9mm、13Rの杵を用い
て900kgの圧力で加圧成型して下記組成の錠剤を製
造した。 主薬 200.0mg ラウリル硫酸ナトリウム 40.0mg 結晶セルロース 52.3mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.4mg ステアリン酸マグネシウム 6.2mg (合計313.9mg)
【0027】参考例4 13%リン酸水素二ナトリウム添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)13gにリン酸水素
二ナトリウム2.6g及び結晶セルロース3.4gを混
合した後、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポ
リマー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30
D(登録商標))3.3gを添加して乳鉢で練合し、更
に適量の精製水を添加して練合し、18メッシュ(85
0μm)の篩を通して造粒した。棚乾燥機で乾燥後、1
8メッシュの篩で整粒して造粒物を得た。この造粒物に
ステアリン酸マグネシウムが2%の配合量となるように
添加し混合した。これを直径9mm、13Rの杵を用い
て900kgの圧力で加圧成型して下記組成の錠剤を製
造した。 主薬 200.0mg リン酸水素二ナトリウム 40.0mg 結晶セルロース 52.3mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.4mg ステアリン酸マグネシウム 6.2mg (合計313.9mg)
【0028】参考例5 0.4%水酸化ナトリウム添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)13gに結晶セルロ
ース5.92gを混合した後、水酸化ナトリウム水溶液
(水酸化ナトリウム0.08gを適量の精製水に溶解)
を添加して練合した。更にアクリル酸エチル・メタクリ
ル酸メチルコポリマー30%分散液(商品名:オイドラ
ギットNE30D(登録商標))3.3gを添加して乳
鉢で練合し、更に適量の精製水を添加して練合し、18
メッシュ(850μm)の篩を通して造粒した。棚乾燥
機で乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒物を得
た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが2%の配
合量となるように添加し混合した。これを直径9mm、
13Rの杵を用いて900kgの圧力で加圧成型して下
記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg 水酸化ナトリウム 1.2mg 結晶セルロース 91.1mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.4mg ステアリン酸マグネシウム 6.2mg (合計313.9mg)
【0029】参考例6 13%L−グルタミン酸添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、L−グル
タミン酸80g、D−マンニトール52g及びヒドロキ
シプロピルメチルセルロース30gを流動層造粒機中で
流動させ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流動
層乾燥後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒し
た。更にアクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリ
マー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30D
(登録商標))100gを流動層スプレーコーティング
した。流動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒
物を得た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが
1.3%の配合量となるように添加し混合した。これを
直径9mm、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加
圧成型して下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg L−グルタミン酸 40.0mg D−マンニトール 26.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0030】実施例1 13%L−酒石酸添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、L−酒石
酸80g、D−マンニトール52g及びヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース30gを流動層造粒機中で流動さ
せ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流動層乾燥
後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒した。更に
アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー30
%分散液(商品名:オイドラギットNE30D(登録商
標))100gを流動層スプレーコーティングした。流
動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒物を得
た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが1.3%
の配合量となるように添加し混合した。これを直径9m
m、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加圧成型し
て下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg L−酒石酸 40.0mg D−マンニトール 26.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0031】実施例2 13%L−アスパラギン酸添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、L−アス
パラギン酸80g、D−マンニトール52g及びヒドロ
キシプロピルメチルセルロース30gを流動層造粒機中
で流動させ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流
動層乾燥後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒し
た。更にアクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリ
マー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30D
(登録商標))100gを流動層スプレーコーティング
した。流動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒
物を得た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが
1.3%の配合量となるように添加し混合した。これを
直径9mm、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加
圧成型して下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg L−アスパラギン酸 40.0mg D−マンニトール 26.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0032】実施例3 13%クエン酸添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、クエン酸
80g、D−マンニトール52g及びヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース30gを流動層造粒機中で流動さ
せ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流動層乾燥
後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒した。更に
アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー30
%分散液(商品名:オイドラギットNE30D(登録商
標))100gを流動層スプレーコーティングした。流
動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒物を得
た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが1.3%
の配合量となるように添加し混合した。これを直径9m
m、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加圧成型し
て下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg クエン酸 40.0mg D−マンニトール 26.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0033】実施例4 13%DL−リンゴ酸添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、DL−リ
ンゴ酸80g、D−マンニトール52g及びヒドロキシ
プロピルメチルセルロース30gを流動層造粒機中で流
動させ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流動層
乾燥後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒した。
更にアクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー
30%分散液(商品名:オイドラギットNE30D(登
録商標))100gを流動層スプレーコーティングし
た。流動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒物
を得た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが1.
3%の配合量となるように添加し混合した。これを直径
9mm、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加圧成
型して下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg DL−リンゴ酸 40.0mg D−マンニトール 26.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0034】実施例5 17%DL−リンゴ酸添加製剤 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、DL−リ
ンゴ酸100g、D−マンニトール32g及びヒドロキ
シプロピルメチルセルロース30gを流動層造粒機中で
流動させ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流動
層乾燥後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒し
た。更にアクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリ
マー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30D
(登録商標))100gを流動層スプレーコーティング
した。流動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒
物を得た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが
1.3%の配合量となるように添加し混合した。これを
直径9mm、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加
圧成型して下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg DL−リンゴ酸 50.0mg D−マンニトール 16.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0035】実施例6 20%DL−リンゴ酸添加製剤(その1) N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)400g、DL−リ
ンゴ酸120g、D−マンニトール12gおよびヒドロ
キシプロピルメチルセルロース30gを流動層造粒機中
で流動させ、精製水をスプレーし、流動層造粒した。流
動層乾燥後、18メッシュ(850μm)の篩で整粒し
た。更にアクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリ
マー30%分散液(商品名:オイドラギットNE30D
(登録商標))100gを流動層スプレーコーティング
した。流動層乾燥後、18メッシュの篩で整粒して造粒
物を得た。この造粒物にステアリン酸マグネシウムが
1.3%の配合量となるように添加し混合した。これを
直径9mm、13Rの杵を用いて900kgの圧力で加
圧成型して下記組成の錠剤を製造した。 主薬 200.0mg DL−リンゴ酸 60.0mg D−マンニトール 6.0mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 15.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 15.0mg ステアリン酸マグネシウム 4.0mg (合計300.0mg)
【0036】実施例7 20%DL−リンゴ酸添加製剤(その2) N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)3250g、DL−
リンゴ酸1000g、結晶セルロース100g、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース250g及び軽質無水ケ
イ酸50gを流動層造粒機中で流動させ、精製水をスプ
レーし、流動層造粒した。流動層乾燥後、18メッシュ
(850μm)の篩で整粒した。更にアクリル酸エチル
・メタクリル酸メチルコポリマー30%分散液(商品
名:オイドラギットNE30D(登録商標))833g
を流動層スプレーコーティングした。流動層乾燥後、1
8メッシュの篩で整粒して造粒物を得た。この造粒物に
ステアリン酸マグネシウムが2%の配合量となるように
添加し混合した。これを16.5mmx7.7mm異形
杵を用いて1000kgの圧力で加圧成型して下記組成
の素剤とした。素錠はオパドライOY−7300(登録
商標)の30%水分散液で素錠重量に対し5%コーティ
ングした。 主薬 300.0mg DL−リンゴ酸 92.3mg 結晶セルロース 9.2mg アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー 23.1mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 23.1mg 軽質無水ケイ酸 4.6mg ステアリン酸マグネシウム 9.2mg (合計461.5mg)
【0037】試験例1 溶出率測定(その1) 第十三改正日本薬局方溶出試験法第2法パドル法により
UVフローセル法を用いて、参考例1〜5の各種製剤に
つき下記の条件にて測定した。 パドル回転数:100rpm(溶出試験器:富山産業株
式会社製NTR6100) 試験液量:900mL 試験液:日局崩壊試験法第1液(以下、日局第1液とい
う)または日局崩壊試験法第2液(以下、日局第2液と
いう) 溶出時間:12時間 測定方法:UVフローセル(紫外可視分光光度計:島津
製作所株式会社UV1600) セルサイズ:2mm 測定波長:272nm
【0038】試験結果は、図1に示す通りであり、各種
添加剤を加えたいずれの製剤も日局第1液および日局第
2液における溶出率の差は依然大きく、溶出性は改善さ
れていない。
【0039】
【図1】
【0040】試験例2 溶出率測定(その2) 第十三改正日本薬局方溶出試験法第2法パドル法により
UVフローセル法を用いて、参考例1及び6、実施例1
〜4の各種製剤につき試験例1記載の条件にて測定し
た。
【0041】試験結果は、図2に示す通りであり、リン
ゴ酸、酒石酸およびクエン酸を添加した製剤は、溶出性
が改善され、日局第1液および日局第2液における溶出
率の差が小さくなっており、中でもリンゴ酸を添加した
製剤は飛躍的な溶出性の改善効果が確認された。
【0042】
【図2】
【0043】試験例3 溶出率測定(その3) 第十三改正日本薬局方溶出試験法第2法パドル法により
UVフローセル法を用いて、参考例1、実施例4〜6の
各種製剤につき試験例1記載の条件にて測定し、測定開
始後4時間経過時での日局第1液と日局第2液における
溶出率を対比してその変動率を算出し、溶出性の指標と
した。
【0044】試験結果は、図3に示す通りであり、日局
第1液および日局第2液における溶出率の差はリンゴ酸
の添加量が大きくなる程解消され、20%添加した場合
は殆ど差がなく、極めて良好な溶出性が得られた。
【0045】
【図3】
【0046】試験例4 配合変化試験 N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−〔2−ヒドロ
キシ−3−(2−メトキシフェノキシ)プロピル〕−1
−ピペラジンアセトアミド(主薬)1gと以下に示した
有機酸1gをそれぞれ混合し、その混合物を60℃の過
酷条件下に1週間放置した後、主薬の分解物を下記の測
定方法により調べた。
【0047】添加した有機酸 (1)L−アスパラギン酸 (2)クエン酸 (3)コハク酸 (4)L−酒石酸 (5)DL−リンゴ酸
【0048】分解物の測定方法 高速液体クロマトグラフ法により以下の条件にて測定し
た。 検出器:紫外吸光光度計(島津製作所株式会社製LC−
10Aシステム) 測定波長:272nm 使用カラム:HPLC Column GL−PACK
NUCLEOSIL100−5CN 4.6x250
mm (GL Sciences Inc.) 測定時間:20分 カラム温度:40℃ 移動相:水・メタノール・アセトニトリル・トリエチル
アミン溶液の混液(75:25:25:1) (但し、トリエチルアミン溶液は、トリエチルアミン1
4mLおよびリン酸5mLを水70mLに溶かし、リン
酸を滴下してpH3.0に調製し、水を加えて100m
Lとした) 流量:主薬の保持時間が6〜9分になるように設定
【0049】その結果は、表1に示す通りであり、コハ
ク酸以外の有機酸については過酷条件での分解は少ない
か認められなかった。
【0050】
【表1】
【0051】試験例5 安定性試験 実施例7記載の製剤を乾燥剤(シリカゲル)と共にガラ
ス瓶包装し、40℃、相対湿度75%条件下に6ヶ月ま
で放置し、分解物の生成量を試験例4記載の方法によ
り、また日局第1液および日局第2液における溶出率の
経時的変化を試験例1記載の方法により調べた。
【0052】その結果は、表2及び図4、5に示す通り
であり、分解物は殆どなく、溶出性の変化も殆ど認めら
れず、極めて安定であった。
【0053】
【表2】
【0054】
【図4】
【0055】
【図5】
【図面の簡単な説明】
【図1】各種製剤の溶出率の変化を示したグラフであ
る。縦軸は溶出率(%)を示す。横軸は経過時間(時
間)を示す。尚、実線は日局第1液における溶出率を示
し、破線は日局第2液における溶出率を示す。また、△
は無添加製剤、×は13%リン酸二水素カリウム添加製
剤、○は13%ラウリル硫酸ナトリウム添加製剤、□は
13%リン酸水素二ナトリウム添加製剤、◇は0.4%
水酸化ナトリウム添加製剤の溶出率をそれぞれ示す。
【図2】各種製剤の溶出率の変化を示したグラフであ
る。縦軸は溶出率(%)を示す。横軸は経過時間(時
間)を示す。尚、実線は日局第1液における溶出率を示
し、破線は日局第2液における溶出率を示す。また、◇
は無添加製剤、□は13%リンゴ酸添加製剤、△は13
%酒石酸添加製剤、×は13%クエン酸添加製剤、○は
13%グルタミン酸添加製剤、■はアスパラギン酸添加
製剤の溶出率をそれぞれ示す。
【図3】リンゴ酸の添加量の相違による日局第1液と日
局第2液における溶出率の差に及ぼす影響を示したグラ
フである。縦軸は日局第1液と日局第2液における溶出
率の差(%)を示す。横軸はリンゴ酸の添加量(重量
%)を示す。
【図4】各種製剤の日局第1液における溶出率の変化を
示したグラフである。縦軸は溶出率(%)を示す。横軸
は経過時間(時間)を示す。尚、◆は試験開始時製剤、
◇は1ヶ月経過後製剤、□は2ヶ月経過後製剤、○は3
ヶ月経過後製剤、△は6ヶ月経過後製剤の溶出率をそれ
ぞれ示す。
【図5】各種製剤の日局第2液における溶出率の変化を
示したグラフである。縦軸は溶出率(%)を示す。横軸
は経過時間(時間)を示す。尚、◆は試験開始時製剤、
◇は1ヶ月経過後製剤、□は2ヶ月経過後製剤、○は3
ヶ月経過後製剤、△は6ヶ月経過後製剤の溶出率をそれ
ぞれ示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C076 AA36 AA38 BB01 CC13 DD03 DD27 DD38 DD41 DD42 DD51 DD67 EE10 EE12 EE32 EE48 EE52 FF31 FF61 4C086 AA01 AA02 BC50 GA16 MA02 MA03 MA05 MA52 NA12 ZA40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リンゴ酸、酒石酸、クエン酸およびアスパ
    ラギン酸から選ばれる、少なくとも一つの有機酸を含有
    することを特徴とする、式 【化1】 で表されるピペラジンアセトアミド誘導体、その光学活
    性体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とし
    て含有する徐放性経口医薬品組成物。
  2. 【請求項2】有機酸がリンゴ酸である請求項1記載の徐
    放性経口医薬品組成物。
  3. 【請求項3】有効成分が、式 【化2】 で表されるピペラジンアセトアミド誘導体である請求項
    1または2記載の徐放性経口医薬品組成物。
  4. 【請求項4】徐放性基剤がアクリル酸エチル・メタクリ
    ル酸メチルコポリマー、硬化油またはヒドロキシプロピ
    ルメチルセルロースである請求項1〜3記載の徐放性経
    口医薬品組成物。
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