JP2000335833A - 両面印刷可能な画像形成装置 - Google Patents
両面印刷可能な画像形成装置Info
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- JP2000335833A JP2000335833A JP11150335A JP15033599A JP2000335833A JP 2000335833 A JP2000335833 A JP 2000335833A JP 11150335 A JP11150335 A JP 11150335A JP 15033599 A JP15033599 A JP 15033599A JP 2000335833 A JP2000335833 A JP 2000335833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- paper
- pressing
- transport path
- switchback
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スイッチバック手段から排出された用紙が、途
中の搬送路において幅方向にずれたり斜めに搬送される
などの不具合が発生していた。 【解決手段】両面印刷可能な画像形成装置のスイッチバ
ック手段のためのガイド部材の長さを搬送路に渡って設
けることにより、搬送路でも用紙の幅方向をガイドする
ことができ、幅方向にずれたり斜めに搬送されるなどの
不具合が低減される。
中の搬送路において幅方向にずれたり斜めに搬送される
などの不具合が発生していた。 【解決手段】両面印刷可能な画像形成装置のスイッチバ
ック手段のためのガイド部材の長さを搬送路に渡って設
けることにより、搬送路でも用紙の幅方向をガイドする
ことができ、幅方向にずれたり斜めに搬送されるなどの
不具合が低減される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた画像形成装置のスイッチバック手段及び搬
送路のガイド手段に関するものである。
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた画像形成装置のスイッチバック手段及び搬
送路のガイド手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の両面印刷可能な画像形成装置を図
6、図7に基づき説明する。図6において、給紙カセッ
ト1から給紙ローラ11で1枚づつ給紙された用紙は、
搬送路21を経て、レジスト部22で先端を整えられ待
機し、所定のタイミングで画像形成手段4へ搬送され、
当該画像形成手段4で形成されたトナー画像が転写手段
45で用紙の第1面に転写される。第1面に未定着トナ
ー画像を転写された用紙は、搬送路24により定着装置
5の熱ローラ51と圧ローラ52の間のニップ部に搬送
され、前記2つのローラが挟持し加熱することにより第
1面の未定着トナー画像が定着される。次に当該第1面
に画像を有する用紙は分岐手段6により上流側搬送路2
5を経てスイッチバック手段7へ受け渡され、当該スイ
ッチバック手段7内で搬送方向を変えられて下流側搬送
路26へ受け渡される。続いて当該第1面に画像を有す
る用紙は前記下流側搬送路26、下搬送路27、垂直搬
送路28を経て再び前記レジスト部22で先端を整えら
れ待機し、所定のタイミングで前記画像形成手段4へ搬
送され、当該画像形成手段4で形成されたトナー画像が
前記転写手段45で用紙の第2面に転写される。第2面
に未定着トナー画像を転写された用紙は、前記搬送路2
4により前記定着装置5の前記熱ローラ51と前記圧ロ
ーラ52の間のニップ部に搬送され、前記2つのローラ
が挟持し加熱することにより第2面の未定着トナー画像
が定着される。ここまでで両面に画像を印刷された用紙
は前記分岐手段6により、排紙部29を経て、排紙トレ
イ9に排出される。
6、図7に基づき説明する。図6において、給紙カセッ
ト1から給紙ローラ11で1枚づつ給紙された用紙は、
搬送路21を経て、レジスト部22で先端を整えられ待
機し、所定のタイミングで画像形成手段4へ搬送され、
当該画像形成手段4で形成されたトナー画像が転写手段
45で用紙の第1面に転写される。第1面に未定着トナ
ー画像を転写された用紙は、搬送路24により定着装置
5の熱ローラ51と圧ローラ52の間のニップ部に搬送
され、前記2つのローラが挟持し加熱することにより第
1面の未定着トナー画像が定着される。次に当該第1面
に画像を有する用紙は分岐手段6により上流側搬送路2
5を経てスイッチバック手段7へ受け渡され、当該スイ
ッチバック手段7内で搬送方向を変えられて下流側搬送
路26へ受け渡される。続いて当該第1面に画像を有す
る用紙は前記下流側搬送路26、下搬送路27、垂直搬
送路28を経て再び前記レジスト部22で先端を整えら
れ待機し、所定のタイミングで前記画像形成手段4へ搬
送され、当該画像形成手段4で形成されたトナー画像が
前記転写手段45で用紙の第2面に転写される。第2面
に未定着トナー画像を転写された用紙は、前記搬送路2
4により前記定着装置5の前記熱ローラ51と前記圧ロ
ーラ52の間のニップ部に搬送され、前記2つのローラ
が挟持し加熱することにより第2面の未定着トナー画像
が定着される。ここまでで両面に画像を印刷された用紙
は前記分岐手段6により、排紙部29を経て、排紙トレ
イ9に排出される。
【0003】上記スイッチバック手段7の中の用紙の幅
方向をガイドするガイド手段73を図7に基づき説明す
る。当該ガイド手段73は、2つのガイド部材(73
1,732)と図中波線で示す2つのラックギア(73
3,734)、ピニオンギア735及びステッピングモ
ータ736とで構成されている。前記2つのガイド部材
(731,732)は用紙の進入してくる端部(731
a,732a)がやや広がっており、用紙が進入し易く
なっている。また前記2つのガイド部材の内面間の距離
は進入してくる用紙幅のサイズより1〜3mm程度広く
なるように制御されている。本従来技術の形態では前記
2つのガイド部材(731,732)の内面間の距離
は、予め決めたホームポジションから前記ステッピング
モータ736を用紙の幅方向のサイズデータに基づくス
テップ数だけ回転させるて上記ラックアンドピニオン
(733〜735)を動かすことで設定できるようにな
っている。
方向をガイドするガイド手段73を図7に基づき説明す
る。当該ガイド手段73は、2つのガイド部材(73
1,732)と図中波線で示す2つのラックギア(73
3,734)、ピニオンギア735及びステッピングモ
ータ736とで構成されている。前記2つのガイド部材
(731,732)は用紙の進入してくる端部(731
a,732a)がやや広がっており、用紙が進入し易く
なっている。また前記2つのガイド部材の内面間の距離
は進入してくる用紙幅のサイズより1〜3mm程度広く
なるように制御されている。本従来技術の形態では前記
2つのガイド部材(731,732)の内面間の距離
は、予め決めたホームポジションから前記ステッピング
モータ736を用紙の幅方向のサイズデータに基づくス
テップ数だけ回転させるて上記ラックアンドピニオン
(733〜735)を動かすことで設定できるようにな
っている。
【0004】上記スイッチバック手段7から排出された
用紙は、下流側搬送路26、下搬送路27、垂直搬送路
28を経て用紙の第2面に画像を印刷されるために再び
画像形成部4に搬送される。
用紙は、下流側搬送路26、下搬送路27、垂直搬送路
28を経て用紙の第2面に画像を印刷されるために再び
画像形成部4に搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法によれば、スイッチバック手段から排出された
用紙が再び画像形成部4にたどり着くまでの搬送路が長
いため、用紙が所定の範囲から幅方向にズレることや、
斜め搬送の発生などが多かった。
来の方法によれば、スイッチバック手段から排出された
用紙が再び画像形成部4にたどり着くまでの搬送路が長
いため、用紙が所定の範囲から幅方向にズレることや、
斜め搬送の発生などが多かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、用紙の第1面に画像を印刷されて上流側
搬送路から進入してくる用紙を、搬送方向を換えて下流
側搬送路へ排出するための中間トレイ部に設けられた用
紙の幅方向のズレを、ガイドするガイド部材を、前記中
間トレイの上方もしくは下方に設けられた搬送路を通過
する用紙の幅方向のズレもガイドできるように、前記中
間トレイから前記搬送路に渡る長さを有することを特徴
とする両面印刷可能な画像形成装置を提供する。
決するために、用紙の第1面に画像を印刷されて上流側
搬送路から進入してくる用紙を、搬送方向を換えて下流
側搬送路へ排出するための中間トレイ部に設けられた用
紙の幅方向のズレを、ガイドするガイド部材を、前記中
間トレイの上方もしくは下方に設けられた搬送路を通過
する用紙の幅方向のズレもガイドできるように、前記中
間トレイから前記搬送路に渡る長さを有することを特徴
とする両面印刷可能な画像形成装置を提供する。
【0007】
【作用】前記ガイド手段は前記スイッチバック手段内の
用紙と、前記搬送路の当該スイッチバック手段の下方に
あたる位置を通過する用紙を同時にガイドする。
用紙と、前記搬送路の当該スイッチバック手段の下方に
あたる位置を通過する用紙を同時にガイドする。
【0008】
【発明の実施形態】本発明の一実施形態が採用される両
面印字可能な画像形成装置が両面に画像を印刷する動き
を図1に基づいて説明する。同図面において、給紙カセ
ット1から給紙ローラ11で1枚づつ給紙された用紙
は、搬送路21を経て、レジスト部22で先端を整えら
れ待機し、所定のタイミングで画像形成手段4へ搬送さ
れ、当該画像形成手段4で形成されたトナー画像が転写
手段45で用紙の第1面に転写される。第1面に未定着
トナー画像を転写された用紙は、搬送路24により定着
装置5の熱ローラ51と圧ローラ52の間のニップ部に
搬送され、前記2つのローラが挟持し加熱することによ
り第1面の未定着トナー画像が定着される。次に当該第
1面に画像を有する用紙は分岐手段6により上流側搬送
路25を経てスイッチバック手段7へ受け渡され、当該
スイッチバック手段7内で搬送方向を変えられて下流側
搬送路26へ受け渡される。このとき前記スイッチバッ
ク手段7内の用紙はガイド手段8により幅方向を所定の
位置にガイドされる。続いて当該第1面に画像を有する
用紙は前記下流側搬送路26から下搬送路27搬送さ
れ、当該下搬送路27では前記ガイド手段8により搬送
されつつつ幅方向をガイドされ、垂直搬送路28を経て
再び前記レジスト部22で先端を整えられ待機し、所定
のタイミングで前記画像形成手段4へ搬送され、当該画
像形成手段4で形成されたトナー画像が前記転写手段4
5で用紙の第2面に転写される。第2面に未定着トナー
画像を転写された用紙は、前記搬送路24により前記定
着装置5の前記熱ローラ51と前記圧ローラ52の間の
ニップ部に搬送され、前記2つのローラが挟持し加熱す
ることにより第2面の未定着トナー画像が定着される。
ここまでで両面に画像を印刷された用紙は前記分岐手段
6により、排紙部29を経て、排紙トレイ9に排出され
る。
面印字可能な画像形成装置が両面に画像を印刷する動き
を図1に基づいて説明する。同図面において、給紙カセ
ット1から給紙ローラ11で1枚づつ給紙された用紙
は、搬送路21を経て、レジスト部22で先端を整えら
れ待機し、所定のタイミングで画像形成手段4へ搬送さ
れ、当該画像形成手段4で形成されたトナー画像が転写
手段45で用紙の第1面に転写される。第1面に未定着
トナー画像を転写された用紙は、搬送路24により定着
装置5の熱ローラ51と圧ローラ52の間のニップ部に
搬送され、前記2つのローラが挟持し加熱することによ
り第1面の未定着トナー画像が定着される。次に当該第
1面に画像を有する用紙は分岐手段6により上流側搬送
路25を経てスイッチバック手段7へ受け渡され、当該
スイッチバック手段7内で搬送方向を変えられて下流側
搬送路26へ受け渡される。このとき前記スイッチバッ
ク手段7内の用紙はガイド手段8により幅方向を所定の
位置にガイドされる。続いて当該第1面に画像を有する
用紙は前記下流側搬送路26から下搬送路27搬送さ
れ、当該下搬送路27では前記ガイド手段8により搬送
されつつつ幅方向をガイドされ、垂直搬送路28を経て
再び前記レジスト部22で先端を整えられ待機し、所定
のタイミングで前記画像形成手段4へ搬送され、当該画
像形成手段4で形成されたトナー画像が前記転写手段4
5で用紙の第2面に転写される。第2面に未定着トナー
画像を転写された用紙は、前記搬送路24により前記定
着装置5の前記熱ローラ51と前記圧ローラ52の間の
ニップ部に搬送され、前記2つのローラが挟持し加熱す
ることにより第2面の未定着トナー画像が定着される。
ここまでで両面に画像を印刷された用紙は前記分岐手段
6により、排紙部29を経て、排紙トレイ9に排出され
る。
【0009】さらに、本発明の実施形態が採用される両
面印刷可能な画像形成装置におけるスイッチバック手段
7の構成を、図2と図3に基づいて詳細に説明する。
面印刷可能な画像形成装置におけるスイッチバック手段
7の構成を、図2と図3に基づいて詳細に説明する。
【0010】スイッチバック手段7は、反転トレイ71
と、スイッチバックローラ721とスイッチバックロー
ラ駆動手段(図示していない)と押さえ付けアーム72
2とアーム軸723と押さえ付けソレノイド724と押
さえ付けアーム付勢部材725と押さえ付けバネ726
とからなる用紙移動/押さえ付け手段71とで構成され
ている。
と、スイッチバックローラ721とスイッチバックロー
ラ駆動手段(図示していない)と押さえ付けアーム72
2とアーム軸723と押さえ付けソレノイド724と押
さえ付けアーム付勢部材725と押さえ付けバネ726
とからなる用紙移動/押さえ付け手段71とで構成され
ている。
【0011】詳しくは、前記反転トレイ71は前記用紙
搬送面711と用紙当たり部712とで構成されてい
る。当該用紙搬送面711は適度な間隔でリブを設ける
と用紙の搬送がスムーズに行える。当該用紙当たり部7
12は用紙移動/押さえ付け手段72を有するスイッチ
バック手段では絶対に必要なものではないが、本実施形
態においては当該用紙当たり部712は搬送される用紙
のサイズに応じて前記用紙搬送面711上で用紙搬送方
向に可動であり、当該用紙当たり部712の面から前記
用紙の出入口までの長さが用紙の搬送方向の長さとほぼ
同じになるように前記用紙当たり部712の位置決めを
行い、用紙サイズの検知信号もしくはオペレータの設定
情報などに基づき、ラックアンドピニオン713とステ
ッピングモータ714で駆動することにより前記用紙当
たり部712の位置決めを行っている。
搬送面711と用紙当たり部712とで構成されてい
る。当該用紙搬送面711は適度な間隔でリブを設ける
と用紙の搬送がスムーズに行える。当該用紙当たり部7
12は用紙移動/押さえ付け手段72を有するスイッチ
バック手段では絶対に必要なものではないが、本実施形
態においては当該用紙当たり部712は搬送される用紙
のサイズに応じて前記用紙搬送面711上で用紙搬送方
向に可動であり、当該用紙当たり部712の面から前記
用紙の出入口までの長さが用紙の搬送方向の長さとほぼ
同じになるように前記用紙当たり部712の位置決めを
行い、用紙サイズの検知信号もしくはオペレータの設定
情報などに基づき、ラックアンドピニオン713とステ
ッピングモータ714で駆動することにより前記用紙当
たり部712の位置決めを行っている。
【0012】前記スイッチバックローラ721は、材質
はEPDM,CRゴム,ウレタンゴム,天然ゴムなどの
通常の給紙ローラや搬送ローラとして用いられるもので
よく、前記スイッチバックローラ駆動手段により停止も
しくは図で示す時計回り方向に回転できるように制御さ
れ、用紙を搬送する。
はEPDM,CRゴム,ウレタンゴム,天然ゴムなどの
通常の給紙ローラや搬送ローラとして用いられるもので
よく、前記スイッチバックローラ駆動手段により停止も
しくは図で示す時計回り方向に回転できるように制御さ
れ、用紙を搬送する。
【0013】前記用紙移動/押さえ付け手段72の用紙
に対する押さえ付けに関する機構を説明する。当該スイ
ッチバックローラ721は前記押さえ付けアーム722
に指示されつつアーム軸723を中心に回動自在であ
り、用紙に対する押さえ付け動作と退避状態をとること
ができる。当該スイッチバックローラ721は通常は退
避状態を取っており、この時前記押さえ付けソレノイド
724はOFFのため、前記押さえ付けバネ726が前
記押さえ付けアーム付勢部材725を介して、前記スイ
ッチバックローラ721を退避する方向に前記押さえ付
けアーム722を付勢している。当該スイッチバックロ
ーラ721が押さえ付け動作をするときは、前記押さえ
付けソレノイド724がONすることにより、前記押さ
え付けアーム付勢部材725の前記押さえ付けアーム7
22に対する付勢を解除し、この結果前記スイッチバッ
クローラ721は自重による荷重によって用紙を前記反
転トレイの用紙搬送面711に押さえ付ける。
に対する押さえ付けに関する機構を説明する。当該スイ
ッチバックローラ721は前記押さえ付けアーム722
に指示されつつアーム軸723を中心に回動自在であ
り、用紙に対する押さえ付け動作と退避状態をとること
ができる。当該スイッチバックローラ721は通常は退
避状態を取っており、この時前記押さえ付けソレノイド
724はOFFのため、前記押さえ付けバネ726が前
記押さえ付けアーム付勢部材725を介して、前記スイ
ッチバックローラ721を退避する方向に前記押さえ付
けアーム722を付勢している。当該スイッチバックロ
ーラ721が押さえ付け動作をするときは、前記押さえ
付けソレノイド724がONすることにより、前記押さ
え付けアーム付勢部材725の前記押さえ付けアーム7
22に対する付勢を解除し、この結果前記スイッチバッ
クローラ721は自重による荷重によって用紙を前記反
転トレイの用紙搬送面711に押さえ付ける。
【0014】上記スイッチバック手段7の中の用紙の幅
方向をガイドするガイド手段8を図3、図4に基づき説
明する。当該ガイド手段は、2つのガイド部材(81,
82)と2つのラックギア(84,85)とピニオンギ
ア85とステッピングモータ86とで構成されている。
前記2つのガイド部材(81,82)は用紙の進入して
くる端部(81a,82a)がやや広がっており、用紙
が進入し易くなっている。また前記2つのガイド部材の
内面間の距離は進入してくる用紙幅のサイズより1〜3
mm程度広くなるように制御されている。本実施形態で
は前記2つのガイド部材(81,82)の内面間の距離
は、予め決めたホームポジションから前記ステッピング
モータ86を用紙の幅方向のサイズデータに基づくステ
ップ数だけ回転させ上記ラックアンドピニオン(83〜
85)を動かすことで設定できるようになっている。
方向をガイドするガイド手段8を図3、図4に基づき説
明する。当該ガイド手段は、2つのガイド部材(81,
82)と2つのラックギア(84,85)とピニオンギ
ア85とステッピングモータ86とで構成されている。
前記2つのガイド部材(81,82)は用紙の進入して
くる端部(81a,82a)がやや広がっており、用紙
が進入し易くなっている。また前記2つのガイド部材の
内面間の距離は進入してくる用紙幅のサイズより1〜3
mm程度広くなるように制御されている。本実施形態で
は前記2つのガイド部材(81,82)の内面間の距離
は、予め決めたホームポジションから前記ステッピング
モータ86を用紙の幅方向のサイズデータに基づくステ
ップ数だけ回転させ上記ラックアンドピニオン(83〜
85)を動かすことで設定できるようになっている。
【0015】上記スイッチバック手段の動きを図5に基
づいて説明する。まず用紙を待つ状態では前記スイッチ
バックローラ721の回転は停止し、かつ前記反転トレ
イ711から退避した状態である。ここに上流側搬送路
25から用紙が搬送されてくると、当該搬送されてきた
用紙を進入ローラ対(251,252)の駆動により当
該スイッチバック手段7内に進入させる。図5の(a)
は上記のように、用紙が当該スイッチバック手段7に進
入してくる様子を示している。
づいて説明する。まず用紙を待つ状態では前記スイッチ
バックローラ721の回転は停止し、かつ前記反転トレ
イ711から退避した状態である。ここに上流側搬送路
25から用紙が搬送されてくると、当該搬送されてきた
用紙を進入ローラ対(251,252)の駆動により当
該スイッチバック手段7内に進入させる。図5の(a)
は上記のように、用紙が当該スイッチバック手段7に進
入してくる様子を示している。
【0016】次に、用紙全体が当該スイッチバック手段
7内に入るタイミングで、前記押さえ付けアーム722
の動きにより、前記スイッチバックローラ721は当該
進入してくる用紙の後端に接触しながら前記反転トレイ
71の前記用紙搬送面711側に叩き落とす。用紙全体
が当該スイッチバック手段7内に入るタイミングは、当
該スイッチバック手段7の入口付近にフォトセンサーを
設け用紙の後端の通過を検知して行えばよい。図5の
(b)は上記のように、用紙全体が当該スイッチバック
手段7内に入り、前記用紙移動/押さえ付け手段72に
より進入してきた用紙の後端を前記反転トレイ71の前
記用紙搬送面711側に押さえ付けるまでの様子を示し
ている。
7内に入るタイミングで、前記押さえ付けアーム722
の動きにより、前記スイッチバックローラ721は当該
進入してくる用紙の後端に接触しながら前記反転トレイ
71の前記用紙搬送面711側に叩き落とす。用紙全体
が当該スイッチバック手段7内に入るタイミングは、当
該スイッチバック手段7の入口付近にフォトセンサーを
設け用紙の後端の通過を検知して行えばよい。図5の
(b)は上記のように、用紙全体が当該スイッチバック
手段7内に入り、前記用紙移動/押さえ付け手段72に
より進入してきた用紙の後端を前記反転トレイ71の前
記用紙搬送面711側に押さえ付けるまでの様子を示し
ている。
【0017】続いて、前記進入してきた用紙が前記反転
トレイ71の前記用紙搬送面711側に押さえ付けられ
ると、前記スイッチバックローラ721は回転(図のア
ングルでは反時計回り方向に回転)し、用紙を下流側搬
送路26の排出ローラ対(261,262)へ受け渡
す。図5の(c)は上記のように、用紙が前記スイッチ
バックローラ721により前記反転トレイ71上を搬送
され、前記下流側搬送路26へ受け渡される様子であ
る。
トレイ71の前記用紙搬送面711側に押さえ付けられ
ると、前記スイッチバックローラ721は回転(図のア
ングルでは反時計回り方向に回転)し、用紙を下流側搬
送路26の排出ローラ対(261,262)へ受け渡
す。図5の(c)は上記のように、用紙が前記スイッチ
バックローラ721により前記反転トレイ71上を搬送
され、前記下流側搬送路26へ受け渡される様子であ
る。
【0018】上記の用紙搬送方向が反転した用紙の先端
が下流側搬送路25の前記排出ローラ対(261,26
2)へ受け渡され、次の用紙の先端が当該スイッチバッ
ク手段7内に進入してくる前に、前記押さえ付けソレノ
イド724はOFFとなり、前記用紙移動/押さえ付け
手段72は退避状態となる。図5の(d)は上記のよう
に1枚目の用紙を排出し、前記用紙移動/押さえ付け手
段72が退避状態となり、次の用紙が進入してくる様子
である。
が下流側搬送路25の前記排出ローラ対(261,26
2)へ受け渡され、次の用紙の先端が当該スイッチバッ
ク手段7内に進入してくる前に、前記押さえ付けソレノ
イド724はOFFとなり、前記用紙移動/押さえ付け
手段72は退避状態となる。図5の(d)は上記のよう
に1枚目の用紙を排出し、前記用紙移動/押さえ付け手
段72が退避状態となり、次の用紙が進入してくる様子
である。
【0019】以後、同じ動作を繰り返すことにより、当
該スイッチバック手段7に進入してくる用紙を連続して
スイッチバックすることができる。
該スイッチバック手段7に進入してくる用紙を連続して
スイッチバックすることができる。
【0020】前記下搬送路の説明を再び図2、3,4に
基づき説明する。図2において上記でスイッチバック手
段7から排出された用紙は、前記下流側搬送路26は搬
送ガイド部材32の湾曲した内面に沿って図中右方向に
向かって方向変換されて前記下搬送路27へ行く。前記
下搬送路27は2つのローラ(2711,2712)
と、前記2つのローラ(2711,2712)に渡って
掛け渡された複数のベルト(図4中2713a〜271
3c)によって構成されている。本実施形態では、下搬
送路に搬送ベルトを採用しているが、複数の搬送ローラ
を並べたものであっても同様に用紙のガイドができ、ガ
イドのし易さを考えると結局は搬送される用紙の面方向
の拘束力の少ない搬送方法であれば良い。用紙は前記下
搬送路27に入ると再び前記ガイド手段8の搬送路まで
延びた2つの前記ガイド部材(81,82)により幅方
向をガイドされる。当該2つのガイド部材の内面間の距
離は、ガイド部材が下方向に長いだけなので同じように
用紙幅のサイズより1〜3mm程度広い距離である。さ
らに用紙が進入してくる方向も前記スイッチバック手段
と同じなので、ガイド部材の端部の広がりもそのまま下
まで延ばした形状である。
基づき説明する。図2において上記でスイッチバック手
段7から排出された用紙は、前記下流側搬送路26は搬
送ガイド部材32の湾曲した内面に沿って図中右方向に
向かって方向変換されて前記下搬送路27へ行く。前記
下搬送路27は2つのローラ(2711,2712)
と、前記2つのローラ(2711,2712)に渡って
掛け渡された複数のベルト(図4中2713a〜271
3c)によって構成されている。本実施形態では、下搬
送路に搬送ベルトを採用しているが、複数の搬送ローラ
を並べたものであっても同様に用紙のガイドができ、ガ
イドのし易さを考えると結局は搬送される用紙の面方向
の拘束力の少ない搬送方法であれば良い。用紙は前記下
搬送路27に入ると再び前記ガイド手段8の搬送路まで
延びた2つの前記ガイド部材(81,82)により幅方
向をガイドされる。当該2つのガイド部材の内面間の距
離は、ガイド部材が下方向に長いだけなので同じように
用紙幅のサイズより1〜3mm程度広い距離である。さ
らに用紙が進入してくる方向も前記スイッチバック手段
と同じなので、ガイド部材の端部の広がりもそのまま下
まで延ばした形状である。
【0021】上記下搬送路27で幅方向を整えられた用
紙は、次の垂直搬送路28及び以降のプロセスへと搬送
される。本発明は前記の例で示したようにスイッチバッ
ク手段の下流側の搬送路は当該スイッチバック手段の下
方だけでなく上方に位置していても良い。またガイド部
材は板状の者に限らず一体的に動くように形成されてい
ても良い。
紙は、次の垂直搬送路28及び以降のプロセスへと搬送
される。本発明は前記の例で示したようにスイッチバッ
ク手段の下流側の搬送路は当該スイッチバック手段の下
方だけでなく上方に位置していても良い。またガイド部
材は板状の者に限らず一体的に動くように形成されてい
ても良い。
【0022】
【発明の効果】本件の発明を採用すれば、スイッチバッ
ク手段から下流側搬送路の途中でガイド部材にて用紙の
搬送位置が矯正されるので、用紙の斜め搬送や搬送ズレ
が低減できる。さらにスイッチバック手段に元々設けら
れているガイド部材の長さを長くするだけで本件は実現
できるため、新たに2つのガイド部材の内面間の距離を
制御するための装置は不要であり、用紙の進入方向も同
じなので、ガイド部材の途中で形状を変化させなくて済
み、簡単にかつ安価に実現可能という利点を有する。
ク手段から下流側搬送路の途中でガイド部材にて用紙の
搬送位置が矯正されるので、用紙の斜め搬送や搬送ズレ
が低減できる。さらにスイッチバック手段に元々設けら
れているガイド部材の長さを長くするだけで本件は実現
できるため、新たに2つのガイド部材の内面間の距離を
制御するための装置は不要であり、用紙の進入方向も同
じなので、ガイド部材の途中で形状を変化させなくて済
み、簡単にかつ安価に実現可能という利点を有する。
【図1】本発明のガイド手段を採用する両面印刷可能な
画像形成装置の概略図である。
画像形成装置の概略図である。
【図2】本発明のガイド手段及び周辺の搬送路の概略図
である。
である。
【図3】本発明のガイド手段の幅合わせ機構の概略図で
ある。
ある。
【図4】本発明のスイッチバック手段、ガイド手段及び
下搬送路の斜視図である。
下搬送路の斜視図である。
【図5】本発明のスイッチバック手段の動きの概略図で
ある。
ある。
【図6】従来技術による両面印刷可能な画像形成装置で
ある。
ある。
【図7】従来技術によるスイッチバック手段、及びガイ
ド手段の斜視図である。
ド手段の斜視図である。
8;ガイド手段 81,82;2つのガイド部材 25;上流側搬送路 26;下流側搬送路 27;下搬送路 32;搬送ガイド部材 71;反転トレイ 72;用紙移動/押さえ付け手段
フロントページの続き (72)発明者 木全 秀昌 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 上野 康則 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 Fターム(参考) 3F100 AA02 BA13 CA03 CA10 CA12 DA04 EA02 EA18
Claims (1)
- 【請求項1】用紙の第1面に画像を印刷されて上流側搬
送路から進入してくる用紙を、搬送方向を換えて下流側
搬送路へ排出するための中間トレイ部に設けられた用紙
の幅方向のズレを、ガイドするガイド部材を、前記中間
トレイの上方もしくは下方に設けられた搬送路を通過す
る用紙の幅方向のズレもガイドできるように、前記中間
トレイから前記搬送路に渡る長さを有することを特徴と
する両面印刷可能な画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150335A JP2000335833A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 両面印刷可能な画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150335A JP2000335833A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 両面印刷可能な画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000335833A true JP2000335833A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15494766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11150335A Pending JP2000335833A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 両面印刷可能な画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000335833A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006176303A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 両面画像形成装置 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11150335A patent/JP2000335833A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006176303A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 両面画像形成装置 |
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