JP2000335518A - 蓋で閉鎖できる容器を粉体で充填するための方法及び粉体を移送するための関連装置 - Google Patents

蓋で閉鎖できる容器を粉体で充填するための方法及び粉体を移送するための関連装置

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JP2000335518A JP2000123041A JP2000123041A JP2000335518A JP 2000335518 A JP2000335518 A JP 2000335518A JP 2000123041 A JP2000123041 A JP 2000123041A JP 2000123041 A JP2000123041 A JP 2000123041A JP 2000335518 A JP2000335518 A JP 2000335518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋で閉鎖できる容器を粉体で充填するための
方法及び粉体を移送するための関連装置を提供する。 【解決手段】 本方法では、粉体を供給するための粉体
供給ダクト(1)及びこのダクト(1)を容器(6)の
内側と連通させるための手段を含む移送装置を使用す
る。粉体は、移送装置を垂直方向下方に通過し、粉体供
給ダクト(1)からライニングがなされたウェルを通っ
て下方に流れる。ライニングは、装置の内部機械部品を
保護するのに役立つ。移送中、永久的換気を提供するた
め、及びかくして粉体が蓄積しないようにするため及び
粉体が外側に散布されないようにするため、少なくとも
粉体供給ダクト(1)の下端の内側を含む装置の内側に
低レベルの吸引を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋で閉鎖できる容
器を充填する方法に関する。容器は粉体で充填される。
本発明は、更に、前記方法と関連した移送装置に関す
る。この装置は、「充填ヘッド」として説明される。
【0002】
【従来の技術】本明細書の上文中及び下文中で、前記充
填方法と関連した装置を「移送装置」と呼ぶ。いずれに
せよ、前記移送装置は、重力の作用で落下する粉体を案
内し閉じ込めるのに役立つ。
【0003】前記方法及び装置は、粉体が前記装置の外
側に散布されたり前記装置内に蓄積したりすることがな
いようにしながら前記粉体を移送できるようにする目的
で開発されてきた。
【0004】前記方法及び装置は、有毒な粉体、特定的
には放射性粉体を不連続に移送するのに特に適してい
る。
【0005】包含される技術的問題点、即ち粉体の散布
を阻止しつつ容器を充填する目的で容器に粉体を移送す
る問題点を解決するため、周知の装置は、下端をバルブ
で閉鎖できるチャンバを画成するチューブ状本体を備え
ている。
【0006】この本体には、一般的には、蓋によって閉
鎖された容器を受け入れるためのドッキングポートが設
けられている。従って、前記ポートには、前記蓋を捕捉
するための手段が装着されている。
【0007】粉体供給ダクトは、チャンバの上側に開放
している。
【0008】容器をドッキングして蓋を外した後、バル
ブを開放し、チャンバを容器の内側と連通させる。
【0009】次いで粉体を容器にチャンバを通して流し
込む。
【0010】粉体が外側に散布される危険を制限するた
め、換気システムによって、程度の小さな吸引を装置全
体の内側容積に維持する。換気ガスは、フィルタコラム
を介して引き出される。換気ガスによって同伴された粉
体は、フィルタコラムによって保持される。
【0011】このような装置は、有効であるが、それに
も拘わらず、粉体が蓄積するゾーン(バルブ、ドッキン
グポート、等)がある。このため、前記粉体が作動時に
散布されることとなり、このような散布の危険は、前記
粉体の毒性が高まるに従って増大する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この技術的問題点に直
面し、本発明は、粉体を容器内に移送するための方法及
び関連装置を提案する。この方法及び装置を実施するこ
とは、粉体の外側への漏れ及び装置内での粉体の蓄積の
両方をなくすのに役立つ。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の特徴では、本発明
は、かくして、蓋によって閉鎖できる容器を粉体で充填
する方法を提供する。この方法は、前記粉体を供給する
ための粉体供給ダクト及びこのダクトを前記容器の内側
と連通するための手段を含む移送装置を使用する。前記
方法では、充填中、−粉体が移送装置を垂直方向下方に
通過し、前記粉体供給ダクトの下流は、前記装置の内部
機械部品を保護するライニングが施されたウェルをなし
ており、−連続換気を提供するため、及びかくして粉体
が蓄積したり散布されたりすることがないようにするた
め、少なくとも前記粉体供給ダクトの下端の内側を含む
前記装置の内側に低レベルの吸引を維持することを特徴
とする。
【0014】本発明の前記方法では、ライニングによ
り、外部環境及び移送装置の内部機械部品の両方が前記
粉体から効果的に保護され、粉体の散布が阻止される。
更に、換気により、前記内部機械部品が更に良好に保護
される。蓄積してしまう前記粉体の全てをフィルタアッ
センブリ内に同伴させることによって動的閉じ込め(d
ynamic confinement)が行われる。
当然のことながら、前記換気は、粉体が重力の作用で落
下できるように強さを制御しながら行わなくてはならな
い。
【0015】当業者は、有毒な粉体、詳細には放射性粉
体を容器内に移送するための本発明の方法の利点を容易
に理解するであろう。本出願人は、特定的には、酸化プ
ルトニウム(PuO2 )粉末をパッケージングするた
めのシリンダを充填するため、この方法及び関連装置を
開発した。
【0016】本発明の方法では、動的閉じ込めを提供す
るのに役立つ換気を互いに独立した二つの回路で実施す
るのが有利である。
【0017】移送装置は、上から下まで、 −粉体を供給するための垂直ダクト、 −円筒形貫通通路を持つ球形バルブ、及び −容器を蓋なしでドッキングさせることができるケース
を含む。前記ケースには、前記蓋を一時的に取り外すた
めの手段が包含されており、前記独立した二つの換気回
路は、夫々、前記粉体供給ダクトと関連して、及び前記
ドッキングケースと関連して配置されている。第1の回
路は、「上」換気回路と呼ばれ、第2の回路は、「下」
換気回路と呼ばれる。
【0018】これらの上下の回路の両方において、換気
は、移送中に亘って(即ち粉体が実際に移送装置を通過
しているときに)、及び更に前記移送の前後に前記移送
装置の内部機械部品の配置中及び再配置中、連続的に提
供される。配置は、粉体供給ダクトを容器の内側と連通
させる目的で行われ、再配置は、前記連通を遮断し、蓋
によって閉鎖された容器全体を取り出すことができるよ
うにする目的で行われる。
【0019】一般的には、換気は、n個の容器の充填中
の全作動期間に亘って連続的に提供される。二つのこの
ような連続した作動期間中に換気を停止できるが、移送
される粉体の性質を考えると、移送装置を通した連続的
換気を選択するのが好ましい。
【0020】前記換気は、有利には、下回路において、
二つの異なる作動モードで連続的に行われる。
【0021】前記作動モードの一方は、特に、取り外さ
れた蓋が受け入れられたゾーンを清掃(スイープ)する
のに役立ち、詳細には、前記蓋の下面を清掃するのに役
立つ。このような清掃は、移送の終了時に行われる。
【0022】言及する必要がある場合に備えて、ここ
で、本発明の装置内での換気は、吹付けられた空気を使
用する「強制」換気ではなく、装置の内側に少量の吸引
力を維持することだけによる換気であると特定される。
前記換気は、この目的のために装置の構造に設けられた
進入オリフィスを通して吸い込まれた周囲大気によって
提供される。
【0023】第2の特徴では、本発明は、蓋で閉鎖でき
る容器内に粉体を移送するための装置を提供する。幾つ
かの変形例が存在するこのような装置は、上文中に説明
した方法を実施するようになっている。前記装置は、 −上部分には、前記粉体を供給するための垂直粉体供給
ダクトが設けられており、前記ダクトは、その下端から
始まる所定の高さに亘って円筒形スリーブによって取り
囲まれており、前記ダクト及び前記スリーブは、かくし
て、上端が閉鎖された環状空間を画成し、前記ダクト
は、粉体移送装置に粉体を供給するための装置にその上
端近くを連結するのに適しており、 −下部分には、第1に、容器の蓋を捕捉し、これを取り
外し、再装着するための手段が備えられており、第2
に、上端及び下端が開放した円筒形垂直凹所が備えられ
たケースが設けられ、前記凹所は、蓋を外した容器の上
部分をドッキングさせることができる形状になってお
り、 −ケースと垂直ダクトの下端との間に配置されており、
開放位置にある場合に垂直ダクトを容器の内側と連通さ
せるのに適している、円筒形貫通通路を持つ球形バルブ
を有し、 −円筒形カップリングチューブ、及びこのチューブを、
ダクトの下端及びスリーブによって画成された環状空間
の内側に受け入れられた上位置と、その下端が蓋のない
容器の上部分と実質的に同じレベルに置かれ、この際、
その上端が環状空間内に残った下位置との間で移動する
ための手段を含み、下位置にあるカップリングチューブ
は、少なくともバルブの円筒形貫通通路の内側をライニ
ングするのに役立ち、 −装置の内側を換気するための換気手段を有する、こと
を特徴とする。
【0024】粉体の移送時に、前記カップリングチュー
ブが、かくして、上文中に言及したライニングを提供す
るということは理解されよう。前記移送中、粉体はダク
トの内側、球形バルブの貫通通路の内側、及びケースの
凹所の内側を通って連続的に下方に通過する。更に詳細
には、粉体は、ダクトの内側及び次いでバルブ及びケー
スの凹所の内側を通る前記通路をライニングするカップ
リングチューブの内側(カップリングチューブは、容器
が前記凹所の下端にドッキングしている場合にはケース
の内側の凹所をライニングする)を連続的に通過する。
粉体は、次いで、蓋が予め取り外してある容器内に落下
する。充填の終了時に、前記蓋を再装着する。
【0025】装置の様々なエレメントの構成により、粉
体が良好に閉じ込められる。
【0026】スリーブ、カップリングチューブ、凹所、
及び通路は、全て、「円筒形」であると述べられてい
る。この用語は、主に、本発明の装置の様々なエレメン
トについての好ましい形状に関し、当然のことながら、
本発明はこの形状に限定されないということは当業者に
は理解されよう。当然のことながら、前記エレメントが
互いに協働でき続ける限り、何らかの他の形状を持つ上
文中に言及したその構成部品のうちの少なくとも一つで
本発明の装置を実施することは完全に可能である。
【0027】前記装置の内側を換気するための手段は、
主として、進入オリフィス−純粋な進入オリフィス及び
/又は隙間−及びフィルタアッセンブリを介してイクス
トラクター手段(ファン等)と連通した吸引オリフィス
を含む。前記イクストラクター手段は、本発明の装置の
下流に配置されている。換気がガスの吸引によって行わ
れるのであって、ガスの吹付けによって行われるのでは
ないということを思い出されたい。
【0028】有利には、前記換気手段は、互いに独立し
た二つの回路として、即ち、 −垂直ダクトの内側、及び前記垂直ダクトの外側壁と円
筒形カップリングチューブの内側壁との間に存在する環
状空間及び前記円筒形カップリングチューブの外側壁と
円筒形スリーブの内側壁との間に存在する環状空間の夫
々を清掃(スイープ)するための「上」回路、及び −ケースの内側を清掃(スイープ)するための「下」回
路、として形成されている。
【0029】前記回路の各々は、少なくとも一つの進入
オリフィス及び少なくとも一つの吸引オリフィスを有す
る。清掃は、外側からフィルタアッセンブリに向かって
行われる。
【0030】移送前にカップリングチューブを降ろし、
前記移送後にカップリングチューブを持ち上げるため、
モータによって制御される機械的手段又は電磁手段等の
様々な種類の手段を使用できる。更に詳細には、電磁手
段を使用するのが好ましい。
【0031】容器をドッキングさせることができるケー
スには幾つかの変形例がある。二つの主な変形例を本発
明の範疇で開発したが、これは他の変形例を排除しよう
とするものではない。
【0032】前記ケースは、充填されるべき容器の上部
分と適合する輪郭を備えていなければならないというこ
とは理解されよう。かくして、上文中に言及した二つの
主な変形例は、夫々、頂部にネックを持つ容器に対し
て、及び頂部にネックを備えていない容器に対して開発
された。
【0033】特にネックを持つ容器用の前記変形例のう
ちの第1の変形例を以下に説明する。この変形例では、
ケースには、充填されるべき容器の前記ネックと適合す
る輪郭を持つ下ドッキングポートが設けられており、垂
直軸線を中心として枢動するように取り付けられたマガ
ジンを含む。前記マガジンは二つの垂直凹所を有し、こ
れらの凹所は、有利には、円筒形形状である。
【0034】−一方の凹所は、その上端及び下端の両方
が開放しており、カップリングチューブがその下位置に
ある場合にカップリングチューブ用の通路を提供する。
前記通路は、前記カップリングチューブがその下位置に
ある場合、カップリングチューブによってライニングさ
れたウェルを提供するように垂直粉体供給ダクト、バル
ブの貫通通路、及び容器のネックと整合させるのに適し
ている。当然のことながら、前記凹所の形状はカップリ
ングチューブの形状と適合する(この実施形態では、そ
の下位置にあるカップリングチューブがケースのこの凹
所を通過している)。
【0035】−他方の凹所は、下端だけが開放してお
り、容器の蓋を捕捉し、この蓋を取り外し、再装着する
ための手段を含む。
【0036】かくして、使用にあたり、前記マガジン
は、 −前記蓋を捕捉し、蓋を再装着する位置、及び −粉体供給ダクトを、蓋が取り外された容器の内側と連
通する位置、の二つの位置をとることができるというこ
とは理解されよう。
【0037】前記蓋を捕捉し、前記蓋を保持し、及び前
記蓋を再装着するため、かくして、適当な手段が、上端
が閉鎖されたマガジンの凹所の内側に設けられている。
詳細には、これらの手段は、主として、前記蓋を捕捉す
るための部材が下端に取り付けられた空気圧アクチュエ
ータによって構成できる。有利には、前記空気圧アクチ
ュエータは、複動式アクチュエータであり、蓋を捕捉す
るための前記手段は電磁式である。
【0038】前記ケースの下ドッキングポートは、有利
には、接触がなく且つ隙間があるドッキング及び接触し
且つ実質的に隙間がないドッキングの両方を行うことが
できるように設計されている。種類が異なるこれらのド
ッキングは、下回路の二つの異なる換気モードと対応す
る。
【0039】容器が接触なしでドッキングする場合、ケ
ースの内部換気は、ドッキングポートのところの隙間を
介して行われる。
【0040】前記容器が接触を伴ってドッキングする場
合、ケースの前記内部換気を進入ダクトから行う必要が
ある。このような条件下では、蓋が受け入れられた凹所
のゾーンについて特別の清掃が実施される。
【0041】かくして、上文中に言及した両作動モード
においてケースの内部換気を行うため、ケースに閉鎖可
能な進入ダクトを装着するのが適当であるということは
理解されよう。
【0042】更に、前記ケースには、適当な吸引手段に
連結されており且つフィルタアッセンブリと連通した吸
引ダクトが装着されている。
【0043】言及する必要がある場合に備えて、ここ
で、ケースの内部換気は、主として、一方では、前記ケ
ースと前記マガジンとの間に存在する空間で行われ、他
方では、前記マガジンの凹所で行われる。
【0044】この第1の変形例では、ケースは、単なる
ドッキングケースである。マガジンの二つの凹所のいず
れかと連通させるのに適した下ドッキングポートを有す
る。
【0045】特にネックを持たない容器に適したケース
の第2の変形例では、「スライド型」ケースと呼ぶのが
適当である。この変形例では、ケースは、単なるドッキ
ングポートを持たない。それにも拘わらず、容器をドッ
キングさせることができ、容器の蓋を捕捉し、蓋を再装
着する位置と、ドッキングゾーンを何もないようにする
係合解除位置との間で側方に移動できる(引っ込めるこ
とができる)スライドが設けられている。前記スライド
には、蓋を捕捉し、蓋を取り外し位置に保持し、蓋を再
装着するための手段が設けられている。この変形例で
は、カップリングチューブがその下位置にあるとき、ケ
ースを通過しない。
【0046】使用に当たっては、スライドは、 −蓋を捕捉し又は蓋を再装着する位置、及び −粉体供給ダクトを容器の内側と連通させる、蓋が取り
外された位置、の二つの位置をとることができる。
【0047】前記蓋を捕捉し、蓋を取り外し位置に保持
し、蓋を再装着するため、スライドには適当な手段が装
着されている。有利には、前記手段は空気圧式である。
【0048】この変形例では、カップリングチューブ
は、ケースを通過しない。その上位置にあるとき、その
下端はバルブの上フランジの近くにあり(これは上文中
に説明した変形例と同じである)、その下位置にあると
き、前記下端はバルブの下フランジの近くにとどまる。
【0049】有利には、カップリングチューブの前記下
端には、前記バルブの上下のフランジと協働できるよう
に形成されたフレア状端部ピースが設けられている。こ
の協働により、閉じ込めが改善される。
【0050】この変形例では、容器は、バルブの下フラ
ンジにドッキングする。
【0051】本発明の装置のどのような実施形態でも、
及び詳細にはケースがドッキングを可能にする方法に拘
わらず、本発明の前記装置は、容器を支持する計量手段
を更に含むのがよい。これにより、前記容器の充填の程
度を容易に追いかけることができる。
【0052】本発明の方法及び装置は、添付図面を参照
することにより更によく理解されるであろう。
【0053】前記方法及び装置の特徴を、前記図面を参
照して詳細に且つ非限定的に説明する。
【0054】図1乃至図10の各(a)は、前記装置の
第1実施形態を示す、前記方法を実施する様々な工程中
の長さ方向縦断面図である。
【0055】図1乃至図10の各(b)は図1乃至図1
0の各(a)と夫々対応する、前記装置の本発明の方法
を実施する様々な工程中の断面図である。
【0056】図11乃至図17は、前記装置の第2実施
形態を示す、前記方法を実施する様々な工程中の長さ方
向縦断面図である。
【0057】
【発明の実施の形態】当業者は、添付の一連の図面を考
慮することにより、図1乃至図10がマガジン型ケース
を持つ態様を示すのに対し、図11乃至図17はスライ
ド型ケースを持つ態様を示すということを理解するであ
ろう。
【0058】どのような態様であろうと、図1乃至図1
0及び図11乃至図17に示す本発明の装置では、 −円筒形の壁即ちスリーブ11によって取り囲まれてお
り、カップリングチューブ7を受け入れ且つこのチュー
ブが移動できる環状空間2を画成する垂直粉体供給ダク
ト1によってその上部分が形成されており、 −容器6の頂部分と適合する輪郭を持つドッキング用ポ
ート5を備えたケース4をその下部分に有し、 −円筒形貫通通路30を持つ球形バルブ3が前記ケース
4とダクト1との間に設けられている。
【0059】図1乃至図10の装置及びその作動を以下
に詳細に説明する。前記装置は、特に、ネック6aを持
つ容器6を充填するようになっている。この装置は、マ
ガジン41を含むケース4を有し、このケース4にはド
ッキング用下ポート5が設けられている。ドッキング中
(接触していようといまいと)、容器6のネック6aが
ポート5の口部5aに貫入する。
【0060】固定ケース4には、垂直軸線を中心として
枢動するマガジン41が収容されており、このマガジン
は、前記ケース4に形成された二つのベアリングによっ
て保持されている。ガスケットにより、前記ベアリング
のところでシールがなされる。
【0061】蓋6bを捕捉するため(図2及び図3参
照)、マガジン41には、容器6が接触を伴わずにドッ
キングしたときに容器6の前記蓋6bと位置合わせされ
る凹所41aが設けられており、前記凹所内で複動式空
気アクチュエータ14が摺動する。アクチュエータ14
のピストンロッドの下端には、電磁グリップ部材即ち電
磁石14aが設けられている。前記電磁石用の制御手段
に参照番号14bが附してある。ロッドがシリンダを貫
通した場所では、シリンダガスケットにより、粉体が駆
動空気内に散布されないようにする。
【0062】蓋6bを捕捉し、電磁石14aによって取
り外した後、マガジン41は、容器6をバルブ3と連通
させる位置まで枢動する。
【0063】この位置(図4参照)では、マガジンに形
成された別の凹所41bが容器6の口部と位置合わせさ
れた状態で配置される。
【0064】バルブ3を開放(図5参照)し、かくし
て、粉体供給ダクト1、バルブ3を通る円筒形通路3
0、マガジン41の凹所41b、及び前記容器6の前記
口部を垂直に整合させることによってウェルを形成す
る。次いで、環状空間2に予め受け入れられている円筒
形カップリングチューブ7を、電磁石手段8によって、
前記ウェルの内側で容器6のネック6aと面一になるま
で下降させる。
【0065】ガスケットにより、バルブ3の上フランジ
3bとカップリングチューブ7との間はシールされてい
る。
【0066】次いで、ライニングにより、粉体と装置の
内部機械部品とが接触を阻止しないようにされたウェル
を通して容器6内に粉体を挿入する。
【0067】容器をこのように接触無しにドッキングさ
せた状態で容器の充填が完了した後、計量を行う。
【0068】ひとたび容器が一杯になると(充填は、随
意に部分的に又は完全に行われる)、カップリングチュ
ーブ7を持ち上げてその元の上位置に戻した後、バルブ
3を閉鎖する(図7参照)。次いでマガジン41を枢動
させてその元の位置に戻し、電磁石14aで蓋6bを容
器6のネック6aに再装着する(図8及び図9参照)。
【0069】蓋6bで閉鎖した一杯になった容器6をド
ッキング状態から外し、続くユニットに移送できる(図
10参照)。
【0070】動的閉じ込めを提供する換気を、図1乃至
図10を参照して以下に詳細に説明する。
【0071】換気システムは、以下の二つの回路ででき
ている。即ち、 −全体が環状空間2及び粉体供給ダクト1によって形成
された、進入オリフィス9を通して周囲大気(一般的に
は周囲空気)を吸い込み、吸引オリフィス10を介して
フィルタアッセンブリに排出される上回路と、 −主としてケース4とマガジン41との間の空間によっ
て形成された下回路とを含む。下回路には、周囲大気
(一般的には周囲空気)から、隙間又はドッキングポー
ト5に配置されたオリフィスのいずれかを介して、或い
は閉鎖可能な進入ダクト11を介して供給がなされる。
前記下回路は、ケース4の上部に配置された吸引オリフ
ィス12を介してフィルタアッセンブリと連通してい
る。
【0072】換気を行う目的で、二つの作動モードが提
供される。即ち、 a)球形バルブ3が閉鎖しており、前記上回路が前記下
回路から遮断されている作動モード。カップリングチュ
ーブ7は持ち上げられており、粉体供給ダクト1を取り
囲んでいる(図1乃至図4参照)。この場合、前記上下
の回路は、互いに完全に独立して作動する。
【0073】前記上回路では、進入オリフィス9を通し
て吸い込まれた大気(空気)が、円筒形スリーブ11の
内側壁と前記カップリングチューブ7の外側壁との間の
環状空間内を上昇し、前記カップリングチューブ7の内
側壁とダクト1の外側壁との間を下方に移動し、その後
前記ダクト1を通って吸引オリフィス10まで上昇す
る。前記吸引オリフィス10に向かって上昇する前に、
バルブ3の上フランジ3bの開口部と位置合わせされた
状態で露呈された球形バルブプラグの外側面の部分に沿
って移動する、即ちこの部分を清掃することにより、粉
体がこのゾーンに付着しないようにする。
【0074】前記下回路では、容器6に対して待機して
いる場合(図1参照)には、周囲大気(空気)がケース
4のポート5の口部5aを通して吸い込まれ、ケース4
と、凹所41aと、アクチュエータ14との間に画成さ
れた環状空間内を上昇する。前記容器6がドッキングし
ている場合には、容器とポート5との間に隙間が残り、
周囲大気用の入口を残す。この隙間は、更に、所望であ
る場合に計量を可能にする(図2参照)。
【0075】ひとたび蓋6aが取り外されると、容器6
の内側が下換気回路(図3参照)と連通する。マガジン
41を枢動させた後、吸い込まれた周囲大気は、主とし
て、容器6(図4参照)と位置合わせされた凹所41b
を通って上昇する。
【0076】前記容器6が所望程度まで充填され、バル
ブ3が再度閉鎖された後、下回路は再度上述の形体にな
る。この場合、特に、取り外された蓋6bの下面の特定
的な清掃を行う設備が設けられている。この目的のた
め、進入ダクト11が開放し、容器6が接触なしでドッ
キングする。(前記進入ダクト11の開閉は、バルブ1
1aの制御下で行われる。)この構成により、マガジン
41とケース4との間、及び蓋が受け入れられた凹所4
1aの内側の両方の清掃を高める。
【0077】この特定の清掃後、蓋6bを再装着するた
めの位置までマガジン41を枢動させる。蓋6のドッキ
ングを僅かに解除し、閉鎖可能な進入ダクト11を再閉
鎖する。かくして、下回路をその初期位置に戻す。
【0078】この段階に亘り、球形バルブ3が閉鎖さ
れ、下回路に吸い込まれた大気が、下フランジ3aの開
口部と位置合わせされた状態で露呈された球形バルブプ
ラグの外側面の部分に亘って清掃し、これによって粉体
が前記ゾーンに付着しないようにするということが強調
される。
【0079】b)球形バルブ3が開放しており、カップ
リングチューブ7がその下位置にある作動モード(図5
及び図6参照)。
【0080】前記カップリングチューブ7により、充填
が行われる時間に亘って容器6の内側を上換気回路と連
通する。カップリングチューブは、容器6の内側を下回
路から遮断する。下回路は、ケース4と、マガジン41
と、カップリングチューブ7の外側面との間に存在する
隙間を換気し続ける。
【0081】充填中、ポート5と、容器6と、カップリ
ングチューブ7の下縁との間のドッキング場所に維持さ
れる(所望の場合に容器6を計量できるようにする)小
さな隙間は、両換気回路を周囲大気と連通させる。
【0082】前記周囲大気の小さな流れを、ケース4の
ポート5と容器6との間の隙間を通して吸い込む。吸い
込まれた流れは、次いで、容器6のネック6aとカップ
リングチューブ7の下縁部との間に残る隙間に至る。こ
の時点で、流れは、上換気回路を通して流れが吸い込ま
れるカップリングチューブ7の内側と下換気回路によっ
て流れが吸い込まれるカップリングチューブ7の外側と
の間に分かれる。ケース4の通過後に進入する。この構
成により、容器6のネック6aとカップリングチューブ
7の下縁部との間の隙間に動的シールが形成される。こ
れは、粉体がこの隙間を通って、粉体供給ダクト1から
ケース内に又は外側に同伴されないようにし、容器のネ
ックを清掃できるようにする。
【0083】図11乃至図17に示す装置及びその作動
方法を以下に詳細に説明する。この装置の説明は、図1
乃至図10に示す装置と共通のエレメントが前記図1乃
至図10を参照して上文中に詳細に説明されている限
り、簡略化されている。図11乃至図17の前記装置
は、ネックを持たない容器6を充填するのに特に適して
いる。前記装置は、スライド42を含むケース4を有す
る。スライド42は、容器6の蓋6bを捕捉する位置
と、前記蓋6bを取り外してポート5の口部5aを開放
したままにする位置との間で側方に移動できる。
【0084】蓋6bを捕捉するための前記位置(図11
参照)では、スライド42は凹所を前記蓋の上に置く。
前記凹所には、前記蓋6bを捕捉し、前記蓋を保持し、
前記蓋を置くための空気圧手段が装着されている。前記
スライド42を一方の側まで移動させた後、容器6を、
バルブ本体3の下フランジ3aと面一である(図12参
照)がこれと接触しないようにポート5の口部5a内に
持ち上げる。
【0085】前記バルブを開放し、これによって、粉体
供給ダクト1、バルブ3を通る円筒形通路30、及び容
器6の口部を垂直に整合させることによりウェルを形成
し、カップリングチューブ7を電磁手段によって下げる
(図13参照)。
【0086】本発明のこの変形例では、ウェルはケース
を通って延びていない。カップリングチューブ7の下端
には、フレア状端部ピース70が設けられている。この
フレア状端部ピース70は、二つの接触面70a及び7
0bを有する。
【0087】カップリングチューブ7がその上位置にあ
る場合(図11及び図12参照)、上接触面70bがバ
ルブ3の上フランジ3bの肩部と密封をなして当接す
る。前記カップリングチューブ7がその下位置にある場
合(図13及び図14参照)、下接触面70aが前記バ
ルブ3の下フランジ3aの肩部と密封をなして当接す
る。
【0088】次いで、ライニングされたウェルを通して
粉体を容器6に挿入することによって、粉体が装置の内
部機械部品と全く接触しないようにする(図14参
照)。
【0089】上文中に説明したように、このようにして
ドッキングさせた容器は、充填後に計量できる。容器6
を(所望のレベルまで)充填した後、カップリングチュ
ーブ7をその初期上位置(図15参照)に持ち上げた
後、バルブ3を閉鎖する(図16参照)。
【0090】次いで、容器6をケース4のポート5の口
部5a内に降ろし、蓋6bが保持されたスライド42用
の通路を解放する。
【0091】次いで、スライド42を容器6上で戻す方
向に移動し、蓋6bを容器の上に置く。蓋6bによって
閉鎖した一杯になった容器6をドッキング状態から解除
し、続くユニットに移送できる(図17参照) 上文中に説明したように、動的閉じ込めを行う換気を前
記図11乃至図17を参照して以下に詳細に説明する。
【0092】換気システムは、同様に、上回路及び下回
路によって構成されている。上回路は、図1乃至図10
の回路と同じである。下回路は、ケース4と、スライド
42と、容器6との間に存在する空間によって形成され
ている。この空間には、ポート5の口部5aと容器6の
壁との間に配置された隙間を介して周囲大気が供給され
る。ケース4の上部に配置された吸引オリフィス12を
介してフィルタアッセンブリと連通している。
【0093】換気作動は二つの異なる方法で行われる。
【0094】a)球形バルブ3が閉鎖されており、上下
の換気回路を互いから遮断する。カップリングチューブ
7が持ち上げられており、粉体供給ダクト1を取り囲ん
でいる(図11及び図12参照)。上下の換気回路は、
この場合、互いに完全に独立して作動する。
【0095】上回路では、換気は図1乃至図10を参照
して説明したように行われる。
【0096】下回路では、ケース4と、バルブ3の下フ
ランジ3aと、容器6(又は、スライド42がポート5
の口部5aの軸線上にあり且つ容器6が係合解除されて
いる場合にはスライド42)との間に存在する隙間を介
して外側大気を吸引オリフィス12に向かって吸い込
む。
【0097】バルブ3が閉鎖されているこの工程に亘
り、上回路に吸い込まれた周囲大気は、バルブ3の上フ
ランジ3bの開口部と位置合わせされた状態で露呈され
た球形バルブプラグの外側面の部分を清掃し、下回路に
吸い込まれた大気は、バルブ3の下フランジ3aの開口
部と位置合わせされた状態で露呈された球形バルブプラ
グの外側面の部分を清掃し、これにより粉体が前記ゾー
ンに付着しないようにする。
【0098】b)球形バルブ3が開放されており、カッ
プリングチューブ7がその下位置にある(図13及び図
14参照)。
【0099】前記カップリングチューブ7は、充填が行
われる時間に亘って容器6の内側を上換気回路と連通す
る。これにより、容器6の内側は、ケース4と、バルブ
の下フランジ3aと、容器6の外側壁との間の隙間を換
気し続ける下回路から遮断される。
【0100】充填が行われる際、ドッキング時にポート
5と、容器6と、下フランジ3aとの間に維持される少
量の隙間により、両換気回路が周囲大気と連通する。
【0101】ケース4のポート5と、容器6との間の隙
間を通して少量の周囲大気流が吸い込まれる。この流れ
は、次いで、前記容器6と下フランジ3aとの間に存在
する隙間に達する。
【0102】この時点で、流れは、カップリングチュー
ブ7の内側、及びケース4と下フランジ3aとの間に存
在する環状空間34に分かれる。カップリングチューブ
7の内側からは上換気回路を介して吸い出される。環状
空間からは、下換気回路によって吸い出される。この状
態は、容器6の頂部とバルブ3の下フランジ3aとの間
に存在する隙間を動的にシールする。
【0103】これにより、前記隙間を通して粉体供給ダ
クト1からケース4内に粉体が同伴されないようにし、
容器6の上部分を清掃できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は閉鎖された空の容器(ネックを持つ容
器)が作動中の換気システムに到着したときの長さ方向
縦断面図であり、(b)は、(a)のIa−Ia線での
横断面図である。
【図2】(a)は容器の非密封ドッキングを示す長さ方
向縦断面図であり、(b)は、(a)のIIa−IIa
線での横断面図である。
【図3】(a)は容器からの蓋の取り外しを示す長さ方
向縦断面図であり、(b)は、(a)のIIIa−II
Ia線での横断面図である。
【図4】(a)はマガジンの枢動(前記蓋の取り外し)
を示す長さ方向縦断面図であり、(b)は、(a)のI
Va−IVa線での横断面図である。
【図5】(a)はバルブの開放、カップリングチューブ
の降下、及び充填を示す長さ方向縦断面図であり、
(b)は、図5のVa−Va線での横断面図である。
【図6】(a)は充填の終了、容器の密封ドッキング、
下回路の進入ダクトの開放を示す長さ方向縦断面図であ
り、(b)は、(a)のVIa−VIa線での横断面図
である。
【図7】(a)はカップリングチューブの上昇、バルブ
の閉鎖を示す長さ方向縦断面図であり、(b)は、
(a)のVIIa−VIIa線での横断面図である。
【図8】(a)はマガジンの逆方向枢動、容器の非密封
ドッキングを示す長さ方向縦断面図であり、(b)は、
(a)のVIIIa−VIIIa線での横断面図であ
る。
【図9】(a)は下回路の進入ダクトの閉鎖、及び蓋の
再装着を示す長さ方向縦断面図であり、(b)は、
(a)のIXa−IXa線での横断面図である。
【図10】(a)は「一杯になった」閉鎖された容器の
ドッキング解除を示す長さ方向縦断面図であり、(b)
は、(a)のXa−Xa線での横断面図である。
【図11】閉鎖された空の容器(ネックを持たない容
器)が作動中の換気システムに到着したときの長さ方向
縦断面図である。
【図12】蓋の取り外し及び前記容器の非密封ドッキン
グを示す長さ方向縦断面図である。
【図13】バルブの開放及びカップリングチューブの降
下を示す長さ方向縦断面図である。
【図14】充填を示す長さ方向縦断面図である。
【図15】充填の終了及びカップリングチューブの上昇
を示す長さ方向縦断面図である。
【図16】バルブの閉鎖を示す長さ方向縦断面図であ
る。
【図17】容器を降ろし、蓋を再装着し、「一杯になっ
た」閉鎖された容器のドッキング解除を示す長さ方向縦
断面図である。
【符号の説明】
1 垂直粉体供給ダクト 2 環状空間 3 球形バルブ 4 ケース 5 ドッキング用ポート 5a 口部 6 容器 6a ネック 6b 蓋 7 カップリングチューブ 14 複動式空気アクチュエータ 14a 電磁石 14b 電磁石制御手段 11 スリーブ 30 円筒形貫通通路 41 マガジン 41a 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デフォンテーヌ、ベルナール フランス国モールパ、リュ、デュ、ベルモ ワ、4

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋(6b)で閉鎖できる容器(6)を粉体
    で充填する方法であって、前記粉体を供給するための粉
    体供給ダクト(1)とこのダクト(1)を前記容器
    (6)の内側と連通させるための手段とを含む移送装置
    を使用する方法において、前記粉体は、前記移送装置を
    垂直方向下方に通過し、前記粉体供給ダクト(1)から
    ライニングがなされたウェルを通って下方に流れ、前記
    ライニングは、前記装置の内部機械部品を保護するのに
    役立ち、前記移送中、永久的換気を提供するため、及び
    かくして前記粉体が蓄積したり前記粉体が外側に散布さ
    れたりしないようにするため、少なくとも前記粉体供給
    ダクト(1)の下端の内側を含む前記装置の内側に低レ
    ベルの吸引を維持する、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記移送装置は、上方から下方まで、 −前記粉体を供給するための前記垂直ダクト(1)、 −円筒形貫通通路(30)を持つ球形バルブ(3)、及
    び −容器(6)を蓋(6b)なしでドッキングさせること
    ができるケース(4)を含み、このケース(4)は、前
    記蓋(6b)を一時的に取り外すための手段を含み、 前記換気は、互いに独立した二つの回路、即ち前記垂直
    ダクト(1)用の上回路及びドッキングを可能にする前
    記ケース(4)用の下回路として実施される、ことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記下回路での前記換気は、二つの作動モ
    ードで順次行われ、これらの作動モードのうちの一方
    は、特に、取り外された蓋(6b)が収容されたゾーン
    を清掃し、詳細には、前記蓋(6b)の下面を清掃する
    のに役立つ、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】蓋(6b)で閉鎖できる容器(6)に粉体
    を移送するための装置において、 −上部分には、それに粉体を供給するための装置にその
    上端近くが連結されるのに適した、前記粉体を供給する
    ための垂直粉体供給ダクト(1)が設けられており、前
    記粉体供給ダクト(1)は、その下端から始まる所定の
    高さに亘って円筒形スリーブによって取り囲まれてお
    り、前記ダクト(1)及び前記スリーブは、かくして、
    上端が閉鎖された環状空間(2)を画成し、 −下部分には、第1に、容器(6)の蓋(6b)を捕捉
    し、これを取り外し、再装着するための手段が備えられ
    ており、第2に、上端及び下端が開放した円筒形垂直凹
    所が備えられた、ケース(4)が設けられ、前記凹所
    は、前記容器(6)の上部分をその蓋(6b)なしでド
    ッキング(5)させることができる形状になっており、 −前記ケース(4)と前記垂直ダクト(1)の下端との
    間に配置されており、開放位置にある場合に前記垂直ダ
    クト(1)を前記容器(6)の内側と連通させるのに適
    している、円筒形貫通通路(30)を持つ球形バルブ
    (3)を有し、 −円筒形カップリングチューブ(7)、及び前記ダクト
    (1)の下端及び前記スリーブによって画成された環状
    空間(2)の内側に受け入れられた上位置と、その下端
    が蓋(6b)のない前記容器(6)の上部分と実質的に
    同じレベルに置かれ、この際、その上端が前記環状空間
    (2)内に残った下位置との間で前記チューブ(7)を
    移動するための手段(8)を含み、前記下位置にある前
    記カップリングチューブ(7)は、少なくとも前記バル
    ブ(3)の前記円筒形貫通通路(30)の内側をライニ
    ングするのに役立ち、 −前記装置の内側を換気するための換気手段を有する、
    ことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】前記換気手段は、互いに独立した二つの回
    路、即ち、 −前記垂直ダクト(1)の内側、及び前記垂直ダクト
    (1)の外側壁と前記円筒形カップリングチューブ
    (7)の内側壁との間に存在する環状空間及び前記円筒
    形カップリングチューブ(7)の外側壁と円筒形スリー
    ブの内側壁との間に存在する環状空間の夫々を清掃する
    ための上回路、及び −前記ケース(4)の内側を清掃するための下回路、と
    して形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】前記カップリングチューブ(7)を移動す
    るための前記手段(8)は、電磁手段を含む、ことを特
    徴とする請求項4又は5に記載の装置。
  7. 【請求項7】特に、ネック(6a)を持つ容器(6)を
    充填するようになっており、前記ケース(4)には、前
    記容器(6)の前記ネック(6a)と適合する輪郭の下
    ドッキングポート(5)が設けられ、垂直軸線周りに枢
    動するように取り付けられたマガジン(41)を含み、
    前記マガジン(41)は二つの垂直凹所(41a、41
    b)を有し、これらの凹所のうちの一方(41b)は、
    その上端及び下端が開放しており、前記カップリングチ
    ューブ(7)を前記マガジン(41)に通すための通路
    を構成し、前記通路は、前記垂直粉体供給ダクト
    (1)、前記バルブ(3)の円筒形通路(30)、及び
    前記容器(6)の前記ネック(6a)と整合させること
    ができ、前記カップリングチューブ(7)が充填中にそ
    の下位置にある場合に前記カップリングチューブ(7)
    によってライニングされたウェルを形成し、他方の凹所
    (41a)は、その下端だけが開放しており、前記容器
    (6)の前記蓋(6b)を取り外し、及びこの蓋を再び
    装着するために前記蓋を捕捉するための手段が設けられ
    ている、ことを特徴とする請求項4、5、又は6に記載
    の装置。
  8. 【請求項8】前記捕捉手段は、主として空気圧アクチュ
    エータ(14)から成り、その下端には、有利には、前
    記蓋(6b)を捕捉するための電磁部材(14a)が配
    置されている、ことを特徴とする請求項7に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】前記ケース(4)には、閉鎖可能な進入ダ
    クト(11)及び吸引ダクト(12)が設けられてい
    る、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の装置。
  10. 【請求項10】特に、ネックを持たない容器(6)を充
    填するようになっており、前記ケース(4)には、ドッ
    キングを可能にするためのポート(5)が設けられてお
    り、前記容器(6)の前記蓋(6b)を捕捉し、及びこ
    れを再装着するための位置と、前記ポートを解放する係
    合解除位置との間で側方に移動自在のスライド(42)
    が備えられており、前記スライド(42)には、有利に
    は、前記蓋(6b)を捕捉し、前記蓋を取り外し、及び
    この蓋を再び装着するための空気圧手段が設けられてい
    る、ことを特徴とする請求項4、5、又は6に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】前記円筒形カップリングチューブ(7)
    は、フレア状端部ピース(70)をその下端に有し、こ
    の端部ピースは、上位置にあるときに前記バルブ(3)
    の前記上フランジ(3b)と協働し、下位置にあるとき
    に前記バルブ(3)の前記下フランジ(3a)と協働し
    て密封を行うように付形されている、ことを特徴とする
    請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】移送中に前記容器(6)を載せる計量手
    段を含む、ことを特徴とする請求項4乃至11のうちの
    いずれか一項に記載の装置。
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