JP2000335496A - 航空機の操縦システム - Google Patents

航空機の操縦システム

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JP2000335496A
JP2000335496A JP11151112A JP15111299A JP2000335496A JP 2000335496 A JP2000335496 A JP 2000335496A JP 11151112 A JP11151112 A JP 11151112A JP 15111299 A JP15111299 A JP 15111299A JP 2000335496 A JP2000335496 A JP 2000335496A
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control
electric actuator
control column
force sensor
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Shinya Ino
晋哉 井野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T50/40Weight reduction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機の操縦システムに関し、システムを簡
素化すると共に、高速時にはパイロットの操作力を補助
し、低速時にはパイロットの操縦感覚を保持できるよう
にする。 【解決手段】 コントロールコラム2にはフォースセン
サ1が取付けられ、パイロットの操作力はコントロール
コラム2からロッド6、ロッド7を介してエレベータ5
へ伝えられる。フォースセンサ1には内部に弾性体が設
けられ、コントロールコラム2が動くと、弾性体がたわ
み、弾性体によりスイッチが作動してコントローラ3が
電動アクチュエータ4を作動させ、ロッド8を介してロ
ッド6の動きを補助する。低速時の負荷が小さい時には
スイッチの作動によりアクチュエータ4をクラッチで切
離し、パイロットの操舵感覚を確保し、高速時には電動
アクチュエータ4によりパイロットの操作力を補助す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機の操縦シス
テムに関し、人力操縦をベースとし電動もしくは油圧ア
クチュエータを併用してパイロットの操作力を補助し、
必要な操舵力を得るようなシステムとし、航空機の操縦
システムの軽量化と低コスト化を図るようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の人力操縦方式の操縦系統図
である。21はコントロールコラムでパイロットが操作
するもの、22はロッドであり、22a,22b、22
cからなり、22aは一端がコントロールコラムへ、他
端が22bへ連結されている。ロッド22bは中央部が
固定側へ、他端がロッド22cへ連結され、ロッド22
cの他端は舵面23へ連結され、コントロールコラム2
1の動きを舵面へ伝達する。
【0003】パイロットがコントロールコラム21を操
作すると、その入力はコントロールコラム21からロッ
ド22a,22b,22cにより舵面23へ伝えられ
る。このような人力操縦システムはシステムの簡素性か
ら計量・低コスト化が図れるが、機体規模及び速度の増
加に伴いパイロットに要求される操作力が増大し、次第
に人力だけでは操舵できなくなってしまう。そこで、パ
イロット操作力低減のために次の図4に示す油圧ブース
ト操縦方式が用いられている航空機がある。
【0004】図4は、従来の油圧ブースト操縦方式の操
縦系統図である。図において、31はコントロールコラ
ム、32はロッドであり、図3の例と同様に32a,3
2b,32cからなり、コントロールコラム31は32
aへ、32aは32bに、32bは32cに連結され、
又32bは中央部が固定側に、他端がディファレンシャ
ルリンク33に連結されている。ディファレンシャルリ
ンク33は一端がロッド32cに、他端が油圧アクチュ
エータ35及びロッド36aに連結されている。又、デ
ィファレンシャルリンク33の中央部はロッド37へ連
結され、ロッド37の他端は舵面38へ連結されてい
る。更に、ロッド36aの他端はロッド36bへ連結さ
れ、ロッド36bは一端が固定部に回動可能に連結され
ると共に、中間部がロッド36cに連結され、ロッド3
6cはサーボバルブ34のロッドを構成している。この
サーボバルブ34は油圧アクチュエータ35に固定さ
れ、油圧アクチュエータ35は固定部に回動可能に連結
されている。
【0005】上記構成の油圧ブースト操縦方式におい
て、パイロットからのコントロールコラム31からの入
力が、ロッド32a,32b,32cによってディファ
レンシャルリンク33に伝えられる。ディファレンシャ
ルリンク33の動きはロッド36a,36b,36cに
よりサーボバルブ34に伝えられ、油圧アクチュエータ
35が作動する。アクチュエータ35の出力とパイロッ
ト操作力は、ディファレンシャルリンク33で合成さ
れ、舵面に伝えられる。パイロットとアクチュエータ3
5の加重負担は、ディファレンシャルリンク33のアー
ム比によって決まる。この方式では、舵面操舵時にアク
チュエータは常時作動するので、機速が小さく舵面の空
力負荷が小さいときにもアクチュエータが作動し、パイ
ロットは操舵感覚を得られなくなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図3で
説明した人力操縦方式では、システムが簡素化され、軽
量で低コストとなるが、機体が大型となったり、又速度
が増加していくとパイロットの操作力も増大し、パイロ
ットに大きな負担をかけることになる。そこで、機体が
大型になると、パイロットの操作力の負担を軽減するた
めに図4に示す油圧ブースト操縦方式が採用されてい
る。しかし、この方式においては機体の速度が小さく、
舵面の空力負荷が小さい時にもアクチュエータは常時作
動しており、アクチュエータの操作力によってパイロッ
トは操舵感覚を得られなくなってしまうという問題があ
る。
【0007】そこで本発明は、機速が増加した高負荷時
には、アクチュエータで操作力を補助してパイロットの
負担を軽減すると共に、低速時等の空力負荷が小さい時
にもパイロットが操舵感覚を失うことがないシステム構
成とし、更にパイロットからの動力の伝達部分を簡素化
し、軽量化を図ることのできる航空機の操縦システムを
提供することを課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために次の(1)乃至(3)の手段を提供する。
【0009】(1)パイロットによるコントロールコラ
ムの操作力をリンク機構を介して翼に伝達し、操舵する
航空機の操縦システムにおいて、前記コントロールコラ
ムに取付けられ同コントロールコラムの動きを検出する
フォースセンサと、前記リンク機構に連結され、同リン
ク機構の動きを一定出力で助勢する電動アクチュエータ
と、前記フォースセンサの出力信号により前記電動アク
チュエータを駆動するコントローラとを備えてなること
を特徴とする航空機の操縦システム。
【0010】(2)前記コントローラは前記フォースセ
ンサからの信号が入力される高負荷時には前記電動アク
チュエータを駆動させ、前記フォースセンサからの信号
が入力されない低負荷時には前記電動アクチュエータを
前記リンク機構から切離すように制御することを特徴と
する(1)記載の航空機の操縦システム。
【0011】(3)前記フォースセンサは前記コントロ
ールコラムの作動により変形する弾性体を備え、同弾性
体の両側面には前記コントロールコラムの前後の作動に
よる変形を検出する2個のスイッチを設けたことを特徴
とする(1)又は(2)記載の航空機の操縦システム。
【0012】本発明の(1)においては、パイロットの
操作力はコントロールコラムからリンク機構を介して翼
の舵面へ伝えられるが、機体の速度が増加し、必要な操
舵力が増加するとフォースセンサからのコントロールコ
ラムの動きを検出した信号がコントローラに入力され、
コントローラは電動アクチュエータを駆動させ、電動ア
クチュエータの一定出力をリンク機構に付加し、パイロ
ットの操作力を補助するのでパイロットの負担が軽減さ
れる。又、この場合には電動アクチュエータの出力は一
定であるので負荷の増大に伴って舵面を操舵するパイロ
ットの操舵力も除々に増加し、人力操縦式と同じように
操舵感覚が得られる。
【0013】又、本発明の(1)では、電動アクチュエ
ータを用いており、複雑な油圧システムを必要とせず、
又、簡素化されたフォースセンサを採用してパイロット
の操作力の信号が電気信号で電動アクチュエータに伝達
されるので伝達部分の簡素化、軽量化を図り、コストの
低減も図ることができる。
【0014】本発明の(2)においては、高負荷時にお
いては、電動アクチュエータを作動させてパイロットの
操作力が補助され、パイロットの操舵の負担が軽減され
る。更に機体の速度が低速となった低負荷時において
は、フォースセンサからの信号がなく、電動アクチュエ
ータはリンク機構から切り離されるので、従来のように
アクチュエータのみで操舵されてパイロットの操舵感覚
がなくなるようなことがなく、低負荷時にもパイロット
が操舵感覚を充分に得ることができる。
【0015】本発明の(3)では、フォースセンサは弾
性体を備え、コントロールコラムの作動により弾性体が
変形し、この変形によりスイッチが作動し、コントロー
ルコラムの前後の動きを正確に検知することができ、
又、低負荷時においては、パイロットがコントロールコ
ラムを操作しても弾性体がほとんどたわむことがないの
で、スイッチは作動せず、簡素化された構成でコントロ
ールコラムの動きを確実に検出することができ、上記
(1),(2)の作用、効果をより一層確実にするもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の一形態に係る航空機の操縦システムの構成図であ
る。図において、1はフォースセンサであり、パイロッ
トの操作力を検出するものである。2はコントロールコ
ラムで、パイロットが操作するものである。3はコント
ローラ、4は電動アクチュエータであり、人力操縦系統
をベースとし、パイロット操作力を補助するためのもの
で、作動時に一定の出力を出してパイロット操作力を補
助する。この電動アクチュエータ4はコントローラ4に
連結され、制御される。
【0017】5は航空機のエレベータ、6はロッドであ
り、一端がコントロールコラムに、他端がロッド7に連
結されている。ロッド7はロッド6と連結されると共
に、中央部が固定側に連結され、他端はエレベータ7に
連結されてリンク機構を構成している。ロッド6の中央
部にはロッド8の一端が連結され、ロッド8は中央部が
固定側に連結されると共に、他端が電動アクチュエータ
4のロッドに連結されている。
【0018】図2は上記に説明したフォースセンサ1の
詳細な構成図であり、20は本体であり、11はゴム等
からなる弾性体で、その両側にはスイッチ12a,12
bが配置されている。このフォースセンサ1はコントロ
ールコラム2に取付けられており、コントロールコラム
2の前後の動きに応じ弾性体11がたわみ、この弾性体
11はコントロールコラム2の動く方向により左右のス
イッチ12a,12bのいずれかの接点を閉じ、スイッ
チを作動させ、コントローラ3へ信号が入力され、電動
アクチュエータ4が駆動される構成となっている。
【0019】上記構成の操縦システムにおいて、パイロ
ットがコントロールコラムを前後に操作すると、その操
作力に応じてフォースセンサ1の弾性体11がたわみ、
コントロールコラム2の前後の動きに応じてスイッチ1
2a,12bのいずれかの接点を押してスイッチが作動
する。スイッチが作動すると、その信号はコントローラ
3に入力され、その信号により電動アクチュエータ4が
作動する。電動アクチュエータ4の一定出力動きはロッ
ド8を介してロッド6に伝えられ、ロッド6の動きを加
勢して、この動きを補助する。一方、コントロールコラ
ム2の操作力はロッド6に伝えられ、ロッド7を介して
エレベータ7に伝えられてエレベータ7を操舵するが、
同時に上記のように電動アクチュエータ4がロッド6の
動きを補助する。
【0020】上記の操縦シテスムにおいて、空力負荷が
小さいときは、パイロットがコントロールコラム2を操
作してもフォースセンサ1の弾性体11はたわむことが
なく、スイッチ12a,12bは閉じない。このときは
電動アクチュエータ4は図示省略のクラッチ等で切り離
されており、電動アクチュエータはロッド6の動きを補
助することがなく、パイロットの負荷となることはな
い。従って、パイロットが操舵感覚を失うことがない。
空力負荷が増加すると、前述のように弾性体11がたわ
んでスイッチ12a,12bのいずれかが閉じ、電動ア
クチュエータ4が作動してパイロット操作力を補助す
る。
【0021】なお、上記の実施の形態においては、電動
シリンダ4により、パイロットの操作力を補助する例で
説明したが、電動シリンダ4の代わりに油圧シリンダを
用い、油圧シリンダをコントローラ3の信号で制御する
ようにしても同様の効果が得られるものである。なお、
この場合は電動シリンダ4を用いた例よりも装置が多少
複雑である。
【0022】上記に説明した実施の形態によれば次の効
果が得られる。
【0023】(1)従来の図3で説明した従来の人力操
縦方式では、機速の増加に伴って舵面を駆動するのに必
要な操舵力が増加し、次第にパイロットの操作力だけで
は操舵不可能に陥ってしまう。本実施の形態の操縦シス
テムによれば、機速の増加に伴い必要操舵力が増加する
と、フォースセンサ1の弾性体11がたわみ、スイッチ
を閉じて電動アクチュエータ4を作動させてパイロット
操作力を補助し、パイロットの負担を低減することが出
来る。
【0024】(2)又、図4で説明した従来の油圧ブー
スト方式では、パイロット操作力をリンク等のメカニカ
ルリンケージで油圧アクチュエータ35へ伝達していた
が、本実施の形態の操縦システムでは、簡素な構成のフ
ォースセンサ1を採用することで、パイロット操作力の
伝達が電動アクチュエータ4への電気信号となり、この
伝達部分の簡素化及び軽量化を図ることが出来る。
【0025】(3)又、電動アクチュエータ4を用いる
場合には、複雑な油圧システムを必要とせず、簡素な構
成の人力操縦方式が可能となるので、操縦システムの重
量が軽減され、コストの低減も図ることが出来る。
【0026】(4)又、低速時等の空力負荷が小さいと
きには、従来のシステムではパイロットの操作力でアク
チュエータは作動しないので、アクチュエータ出力のみ
で舵面が操舵され、パイロットは操舵感覚が得られなか
ったが、本実施の形態では、このような低速時には、電
動アクチュエータ4がクラッチで切り離されるのでパイ
ロットが操舵感覚を得られないということはない。又、
電動アクチュエータ4によるブースト量が一定のため、
高速時には舵面を駆動するのに必要なパイロット操作力
が増加し、人力操縦方式と同等の操舵感覚をパイロット
が感じることができる。
【0027】(5)更に、電動アクチュエータ4からの
出力が一定のため、電動アクチュエータ4を制御するコ
ントローラ3が簡素化され、コストの低減を図ることが
出来る。
【0028】
【発明の効果】本発明の航空機の操縦システムは、
(1)パイロットによるコントロールコラムの操作力を
リンク機構を介して翼に伝達し、操舵する航空機の操縦
システムにおいて、前記コントロールコラムに取付けら
れ同コントロールコラムの動きを検出するフォースセン
サと、前記リンク機構に連結され、同リンク機構の動き
を一定出力で助勢する電動アクチュエータと、前記フォ
ースセンサの出力信号により前記電動アクチュエータを
駆動するコントローラとを備えてなることを特徴として
いる。このような構成により、負荷が増大してパイロッ
トの操作力が大きくなると、電動シリンダが作動してパ
イロットの操作力を補助するので、パイロットの操舵の
負担が著しく軽減される。又、パイロットの操作力の信
号が電気信号となるので伝達部分の構成が簡素化され、
軽量化がなされる。更に、電動シリンダの出力は一定で
あり、負荷の増大に伴ってパイロットの操作力も除々に
増大するのでパイロットの操舵感覚が失われるようなこ
とがない。
【0029】本発明の(2)においては、高負荷時にお
いては、電動アクチュエータを作動させてパイロットの
操作力が補助され、パイロットの操舵の負担が軽減され
る。更に機体の速度が低速となった低負荷時において
は、フォースセンサからの信号がなく、電動アクチュエ
ータはリンク機構から切り離されるので、従来のように
アクチュエータのみで操舵されてパイロットの操舵感覚
がなくなるようなことがなく、低負荷時にもパイロット
が操舵感覚を充分に得ることができる。
【0030】本発明の(3)では、フォースセンサは弾
性体を備え、コントロールコラムの作動により弾性体が
変形し、この変形によりスイッチが作動し、コントロー
ルコラムの前後の動きを正確に検知することができ、
又、低負荷時においては、パイロットがコントロールコ
ラムを操作しても弾性体がほとんどたわむことがないの
で、スイッチは作動せず、簡素化された構成でコントロ
ールコラムの動きを確実に検出することができ、上記
(1),(2)の作用、効果をより一層確実にするもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る航空機の操縦シス
テムの構成図である。
【図2】図1におけるフォースセンサの詳細な構成図で
ある。
【図3】従来の人力操縦方式を示す構成図である。
【図4】従来の油圧ブースト操縦方式を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 フォースセンサ 2 コントロールコラム 3 コントローラ 4 電動アクチュエータ 5 エレベータ 6,7,8 ロッド 11 弾性体 12a,12b スイッチ 20 本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月23日(2000.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(1)パイロットによるコントロールコラ
ムの操作力をリンク機構を介して翼に伝達し、操舵する
航空機の操縦システムにおいて、前記コントロールコラ
ムに取付けられ前記パイロットの操作力を検出するフォ
ースセンサと、前記リンク機構に連結され、同リンク機
構の動きを一定出力で助勢する電動アクチュエータと、
前記フォースセンサの出力信号により前記電動アクチュ
エータを駆動するコントローラとを備えてなることを特
徴とする航空機の操縦システム。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】(3)前記フォースセンサは前記コントロ
ールコラムの前後の動きと連動して前後に変形する弾性
体を備え、同弾性体の両側面には前記コントロールコラ
ムの前後の作動による変形を検出する2個のスイッチを
設けたことを特徴とする(1)又は(2)記載の航空機
の操縦システム。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明の(3)では、フォースセンサは弾
性体を備え、コントロールコラムの前後の動きと連動し
弾性体が前後に変形し、この変形によりスイッチが作
動し、コントロールコラムの前後の動きを正確に検知す
ることができ、又、低負荷時においては、パイロットが
コントロールコラムを操作しても弾性体がほとんどたわ
むことがないので、スイッチは作動せず、簡素化された
構成でコントロールコラムの動きを確実に検出すること
ができ、上記(1),(2)の作用、効果をより一層確
実にするものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロットによるコントロールコラムの
    操作力をリンク機構を介して翼に伝達し、操舵する航空
    機の操縦システムにおいて、前記コントロールコラムに
    取付けられ同コントロールコラムの動きを検出するフォ
    ースセンサと、前記リンク機構に連結され、同リンク機
    構の動きを一定出力で助勢する電動アクチュエータと、
    前記フォースセンサの出力信号により前記電動アクチュ
    エータを駆動するコントローラとを備えてなることを特
    徴とする航空機の操縦システム。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは前記フォースセンサ
    からの信号が入力される高負荷時には前記電動アクチュ
    エータを駆動させ、前記フォースセンサからの信号が入
    力されない低負荷時には前記電動アクチュエータを前記
    リンク機構から切離すように制御することを特徴とする
    請求項1又は2記載の航空機の操縦システム。
  3. 【請求項3】 前記フォースセンサは前記コントロール
    コラムの作動により変形する弾性体を備え、同弾性体の
    両側面には前記コントロールコラムの前後の作動による
    変形を検出する2個のスイッチを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の航空機の操縦システム。
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