JP2000334841A - 車両用樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

車両用樹脂成形品の製造方法

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JP2000334841A
JP2000334841A JP11153581A JP15358199A JP2000334841A JP 2000334841 A JP2000334841 A JP 2000334841A JP 11153581 A JP11153581 A JP 11153581A JP 15358199 A JP15358199 A JP 15358199A JP 2000334841 A JP2000334841 A JP 2000334841A
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Japan
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fluffing
resin
fluffed
fabric
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JP11153581A
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Kazuhiro Saito
和弘 斉藤
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形された芯材の全面又は一部に装飾性
感触性を高めるための起毛生地を張り付けるに当り、そ
の起毛を押し潰すことなく張り付けることが可能であ
り、さらにリサイクル処理を可能とする樹脂成形品製造
方法の提供。 【解決手段】 樹脂製芯材14の表面に、植毛又は起毛
による毛羽19を生じさせている毛羽立て生地13の毛
羽立ち反対面を重ね合せ、その毛羽立て生地13の毛羽
立て面に、多数本超音波振動針21の針先端を上記毛羽
19を避けて圧接せしめ、上記樹脂製芯材14の裏面を
受け治具20により固定支持させながら、上記の各超音
波振動針21に超音波振動を作用させて、上記樹脂製芯
材14と毛羽立て生地13とを多数のスポットで振動溶
着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室内に
設備されるドアトリムパネル、グローボックスの蓋体、
エアバッグリッド等を樹脂成形する樹脂成形品の製造方
法であって、具体的には樹脂成形された芯材の全面又は
一部に、装飾性感触性を高めるための起毛生地を張り付
けるに当り、その起毛を押し潰すことなく張り付けるこ
とが可能であり、さらにリサイクル処理を可能とする樹
脂成形品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用の内装品であるドアトリ
ムパネル、コンソールボックス、グローボックス等の蓋
体、あるいはエアバッグリッド等を樹脂成形する一般的
な製法として、それら樹脂成形品を構成する樹脂製芯材
の表面全体に、感触性及び緩衝性を高めるためのシート
層を張り付けること、あるいは芯材表面の一部に平坦シ
ート層を張り付け、その他部に異種の起毛シートを張り
付ける等の加工が知られている。
【0003】上記樹脂製芯材の表面全体又は一部に、表
面が平坦である例えば単層、2層、多層等のラミネート
シートを張り付ける方法としては、上記樹脂製芯材を成
形すべき金型内にそのラミネートシートを予めセットし
ておき、該型内へ芯材成形用樹脂を射出させて芯材とラ
ミネートシートを一体に接着(溶着)させるインジェク
ション成形又はインジェクションプレス成形が周知であ
るが、樹脂製芯材の表面全体又はその一部に植毛生地又
は起毛生地等を上記インジェクション成形又はインジェ
クションプレス成形により成形することは不可能であっ
た。つまり植毛生地又は起毛生地等を成形型内にセット
し、芯材をインジェクション成形する際に、上記植毛又
は起毛等の毛羽が潰されてしまい、植毛、起毛としての
作用が失われてしまうからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで樹脂製芯材の表
面に植毛生地又は起毛生地を張り付ける従来法として
は、例えば図5で示すように、樹脂成形された芯材1の
表面に両面粘着テープ又は両面接着テープ等の両面テー
プ2を溶着させ、この両面テープ2を介して上記芯材1
の表面に予め用意されている植毛生地又は起毛生地等の
表面生地3を張り合せることが考えられている。
【0005】しかしながら、上記のように両面テープ2
を用いて芯材1と表面生地3とを張り合せてなる製品の
場合、その樹脂成形品のリサイクル処理時において、両
面テープ2を芯材1及び表面生地3から剥離させること
が困難であって、上記樹脂成形品のリサイクル処理が妨
げられるという不具合があった。特に芯材1に対して溶
着されている両面テープ2は接着力が強力であって、そ
の芯材1から両面テープ2を剥離することが困難であっ
た。
【0006】本発明はかかることに着目してなされたも
ので、予め形成された樹脂製芯材と、植毛又は起毛され
ている表面生地とを、その植毛又は起毛等の毛羽立ちを
潰すことなく、超音波溶着せしめる樹脂成形品の製造方
法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、樹脂製芯材の表面に、植毛
又は起毛による毛羽を生じさせている毛羽立て生地の毛
羽立ち反対面を重ね合せ、その毛羽立て生地の毛羽立て
面に、多数本超音波振動針の針先端を上記毛羽を避けて
圧接せしめ、上記樹脂製芯材の裏面を受け治具により固
定支持させながら、上記の各超音波振動針に超音波振動
を作用させて、上記樹脂製芯材と毛羽立て生地とを多数
のスポットで振動溶着させる樹脂成形品の製造方法であ
ることを特徴としている。
【0008】また本発明の請求項2では、樹脂製芯材の
表面に、植毛又は起毛による毛羽を生じさせている毛羽
立て生地の毛羽立ち反対面を重ね合せ、その毛羽立て生
地の毛羽立て面に、多数本の針先端を上記毛羽を避けて
圧接せしめると共に上記樹脂製芯材の裏面を受け治具上
に固定保持させ、上記各針を固定させながら上記樹脂製
芯材及び毛羽立て生地に超音波振動を作用させて、上記
樹脂製芯材と毛羽立て生地とを多数のスポットで振動溶
着させる樹脂成形品の製造方法であることを特徴として
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
形態に基いて詳細に説明する。この実施の形態で製作す
る樹脂成形品は、例えば図1で示すように、自動車に設
備されるグローボックスの蓋体であって、この蓋体11
は、蓋本体12の一部に、植毛又は起毛により毛羽立て
られている毛羽立て生地13を張り付けてなる樹脂成形
品を製作することを目的とするものである。
【0010】先ず上記グローボックスの蓋体を成形する
手順として、蓋本体12を製作するが、この蓋本体12
の構成は、蓋本体12の芯材14と、該芯材14の一部
に発泡層15と表皮層16とからなる多層シートを、バ
ッキング層17を介して一体に層成してなる。その芯材
14と多層シートとの層成(固定)手段は、種々ある
が、例えば多層シートを芯材成形型内にインカートした
後、芯材を成形すべき樹脂を上記成形型内に供給して、
インジェクション成形又はインジェクションプレス成
形、又はプレス成形等により、図2で示すように芯材1
4の一部に発泡層15、表皮16を含む多層シートを一
体に固定してなる蓋本体12を構成する。
【0011】次にその蓋本体12の芯材14露出面即ち
多層シートが欠けている部分に植毛又は起毛されている
毛羽立て生地13を張り付けるのであるが、この毛羽立
て生地質としては、樹脂製シート、織布又は不織布等を
使用することができる。またこの毛羽立て生地13の構
成としては、樹脂製シート、織布、不織布等からなる基
材シート18の片面(表面)に植毛、起毛等による毛羽
19を毛羽立てているものである。
【0012】そこで上記毛羽立て生地13を芯材14の
露出面に張り合せるには、先ずは、上記構成の蓋本体1
2を所定の受け治具20上で位置決め支持させた後、そ
の芯材14の露出面に、予め用意されている上記毛羽立
て生地13の裏面、即ち毛羽立てをしていない面を、直
接に又はバッキング層等を介して間接的に重ね合せる。
【0013】次に芯材14上に重ね合せられている毛羽
立て生地13の上に、多数本の超音波振動針21の先端
を当接させるが、この超音波振動針21の構成は、超音
波振動発振機22のフォーン23に、多数本の振動針2
1を例えば剣山形状に固定している。またこの振動針2
1の先端形状は、図2(ロ)で示す如く、その先端を尖
端に形成したもの、あるいは小径の平端面に形成したも
の、さらには小径の曲面に形成したもの等を適宜選択利
用することができる。
【0014】かかる構成の各振動針21の先端で、毛羽
19を潰さないようにして、それら振動針21の先端
を、基材シート18に当接させた後、超音波振動発振機
22を駆動して各振動針21を振動させ、この振動針2
1の振動で毛羽立て生地13の基材シート18を芯材1
4へスポット的に密間隔で振動溶着させる。
【0015】このように樹脂製である芯材14に毛羽立
て生地13を接着するに当り、その芯材14と毛羽立て
生地13とを超音波振動溶着することで、両面接着テー
プ等の異品種介在物の使用が省け、このためにリサイク
ルに適した樹脂成形品を製造することができる。また、
毛羽立て生地13の芯材14への超音波振動針21によ
る溶着を、毛羽立て生地13の全面ではなく部分的に行
なっているので、自動車解体時の毛羽立て生地13の取
り外しが比較的容易であり、リサイクルの面からも好都
合である。更にまた上記芯材14と毛羽立て生地13を
超音波振動溶着するに当り、その毛羽立て生地13の毛
羽19を押し潰すことのない超音波振動針21を用いて
芯材14と毛羽立て生地13とをスポット的に密間隔で
振動溶着させているので、毛羽立て生地13の特に毛羽
19を損傷させることなく、芯材14へ毛羽立て生地を
振動溶着させることができる。
【0016】図4は本発明の他の実施の形態を示すもの
であって、この実施の形態では、芯材14の表面一部に
発泡層15及び表皮層16を一体に層成してなる蓋本体
12の露出面に上記実施形態と同様に毛羽立て生地13
を位置させた後、その毛羽立て生地13の基材シート1
8の毛羽面側に、その毛羽19の押し潰しを避けて多数
本の針24の先端をシリンダー25等による押圧手段に
より圧接させる。またその芯材14の裏側における上記
毛羽立て生地13との対応位置に、超音波振動発振機2
2により振動されるフォーン26を当てがい、その芯材
14及び毛羽立て生地13を加振させることで芯材14
と毛羽立て生地13とが超音波振動溶着される。
【0017】この実施の形態の場合、フォーン26によ
る振動を芯材14及び毛羽立て生地13へ効率よく伝達
させることが要求される。従って上記フォーン26によ
る振動方向が、芯材14の裏面と平行方向である場合に
は、そのフォーン26と芯材14との間での滑りを防ぐ
必要があるために、例えばフォーン26の一部に芯材1
4の一部が係止されるような停止段部27を形成した
り、またフォーン26に設けた係止段部27又はそのフ
ォーン26の芯材14との接触面等に、耐溶融性に優れ
たシリコンゴム等からなるゴムパッド等28を添設する
ことで、フォーン26の超音波振動を芯材14等へ有効
に伝達させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の車両用樹脂成形品
の製造方法によれば、樹脂製である芯材と、毛羽立て生
地とを超音波振動溶着手段を採用して接着することがで
きるので、芯材及び毛羽立て生地の材質とは異材質であ
る両面粘着テープ等を使用することなく溶着(接着)す
ることができ、これにより製造された樹脂成形品のリサ
イクル処理が容易に行なえる。また芯材と毛羽立て生地
とを振動溶着するに当り、その芯材と毛羽立て生地とを
密間隔でスポット的に溶着させることができるので、毛
羽立て生地の毛羽を押し潰し、又は損傷させることがな
く、毛羽の特性、美観等が生かされた車両用樹脂成形品
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる樹脂成形品の一例を示した全体
斜視図。
【図2】(イ)は本発明よりなる樹脂成形品の製造説明
図であり、(ロ)は振動針の先端形状を示した説明図。
【図3】芯材と毛羽立て生地との超音波溶着時の説明
図。
【図4】本発明よりなる樹脂成形品を製造する他の実施
形態を示した説明図。
【図5】従来の樹脂成形品製作形態を示した断面説明
図。
【符号の説明】
11…蓋体 12…蓋本体 13…毛羽立て生地 14…芯材 15…発泡層 16…表皮層 17…バッキング層 18…基材シート 19…毛羽 20…受け治具 21…超音波振動針 22…超音波振動発振機 23…フォーン 24…針 25…シリンダー 26…フォーン 27…係止段部 28…ゴムパッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 701:00 B29L 31:58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製芯材(14)の表面に、植毛又は
    起毛による毛羽(19)を生じさせている毛羽立て生地
    (13)の毛羽立ち反対面を重ね合せ、その毛羽立て生
    地(13)の毛羽立て面に、多数本超音波振動針(2
    1)の針先端を上記毛羽(19)を避けて圧接せしめ、
    上記樹脂製芯材(14)の裏面を受け治具(20)によ
    り固定支持させながら、上記の各超音波振動針(21)
    に超音波振動を作用させて、上記樹脂製芯材(14)と
    毛羽立て生地(13)とを多数のスポットで振動溶着さ
    せることを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 樹脂製芯材(14)の表面に、植毛又は
    起毛による毛羽(19)を生じさせている毛羽立て生地
    (13)の毛羽立ち反対面を重ね合せ、その毛羽立て生
    地(13)の毛羽立て面に、多数本の針(24)先端を
    上記毛羽(19)を避けて圧接せしめると共に上記樹脂
    製芯材(14)の裏面を受け治具(20)上に固定保持
    させ、上記各針(24)を固定させながら上記樹脂製芯
    材(14)及び毛羽立て生地(13)に超音波振動を作
    用させて、上記樹脂製芯材(14)と毛羽立て生地(1
    3)とを多数のスポットで振動溶着させることを特徴と
    する樹脂成形品の製造方法。
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