JP2000334592A - 光学反射鏡および光学反射鏡の冷却方法 - Google Patents

光学反射鏡および光学反射鏡の冷却方法

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JP2000334592A
JP2000334592A JP11145422A JP14542299A JP2000334592A JP 2000334592 A JP2000334592 A JP 2000334592A JP 11145422 A JP11145422 A JP 11145422A JP 14542299 A JP14542299 A JP 14542299A JP 2000334592 A JP2000334592 A JP 2000334592A
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JP
Japan
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mirror
cooling water
cooling
temperature
water path
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Application number
JP11145422A
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English (en)
Inventor
Mitsunari Hirota
充成 廣田
Hideyuki Motohara
秀幸 元原
Tatsuo Okawa
竜生 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力時においても効率的で且つ十分な冷却
を行うこと。 【解決手段】 この光学反射鏡100は、レーザ光Rを
反射するミラー1と、このミラー1を保持するホルダ2
と、ミラー1の背面に設けたミラーブロック3と、この
ミラーブロック3内に形成され常時ミラー1の冷却を行
う第1の冷却水経路4とを備えている。冷却水は、冷却
装置のファンおよび熱交換器によって室温程度に冷却さ
れている。さらに、ミラーブロック3には、第2の冷却
水経路5が形成され、第2の冷却水経路5は、ミラー1
に対して第1の冷却水経路4の背後に形成される。第2
の冷却水経路5には、ミラー1が過加熱された時に冷却
水を流す。この冷却水は、室温より低い温度、例えば1
0℃まで冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学反射鏡およ
び光学反射鏡の冷却方法に関し、さらに詳しくは、高出
力時においても効率的で、かつ十分な冷却を行うことが
できる光学反射鏡および光学反射鏡の冷却方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来における光学反射鏡の一例
を示す概略構成図である。この光学反射鏡700は、例
えばレーザ加工機や半導体製造装置において、レーザ光
Rを反射するために用いられる。同図に示すように、こ
の光学反射鏡700は、レーザ光Rを反射するミラー1
と、このミラー1を保持するホルダ2と、ミラー1の背
面に設けたミラーブロック3と、このミラーブロック3
内に設けた冷却液経路701とから構成されている。冷
却液は、冷却装置のファンおよび熱交換器(図示省略)
によって室温程度に冷却されている。
【0003】図8は、この光学反射鏡をレーザ加工機に
適用した例を示す構成図である。このレーザ加工機80
0は、レーザ光Rを出力するレーザ発振器801と、レ
ーザ光Rの光軸上に配置した前記光学反射鏡700と、
レーザ光Rを集光するレンズ802とから構成される。
レーザ発振器801から出力したレーザ光Rは、光学反
射鏡700により反射して加工ヘッドのレンズ802に
至る。レンズ802により集光されたレーザ光Rは、ワ
ークW上に照射される。なお、前記光学反射鏡700
は、レーザ発振器801から加工ヘッドに至るまでに複
数配置されている。
【0004】レーザ加工時、光学反射鏡700がレーザ
光Rによって発熱することによって前記ミラー1に熱歪
みが生じる。このため、前記冷却水経路701に冷却水
を流し、当該ミラー1を冷却するようにしている。ミラ
ー1から発生した熱は、ミラー背面のミラーブロック3
に伝導する。ミラーブロック3内の冷却水経路701に
は、熱交換器にて室温程度に冷却した冷却水が流れてい
るから、ミラーブロック3の熱は、この冷却水により外
部に放出される。また、この光学反射鏡700では、室
温程度の冷却水にてミラー1を冷却するようにして当該
ミラー表面1a室温との温度差を少なくし、結露を抑制
するようにしている。
【0005】図9は、従来の光学反射鏡にかかる他の一
例を示す断面図である。この光学反射鏡900は、ミラ
ー901を保持する外枠902内に冷却水ガイド903
を設け、この冷却水ガイド903と後板904により冷
却室905を形成している。冷却室905は、ミラー9
01の背面901aを室壁として形成されている。
【0006】また、冷却室には、入口経路906と出口
経路907とが設けられており、その中央には、冷却室
905を分離するスペーサ908が設けられている。前
記冷却水ガイド903には、外枠902を冷却するため
の小孔909が設けられており、この小孔909と周縁
経路910によって、冷却室905の上側と下側が連通
している。
【0007】入口経路906から導入された冷却水は、
下側の冷却室を形成するミラー下部分を冷却しつつ、小
孔909を通じて周縁経路910に至る。周縁経路91
0は、上側の冷却室に繋がっているから、当該周縁経路
910を介して冷却水が上側の冷却室に導入される。こ
れにより、上側の冷却室を形成するミラー上部分を冷却
する。その後、冷却水は、出口経路907から外部に排
出される。このように、当該光学反射鏡900では、ミ
ラー背面901aを冷却室壁面として構成し、ミラー9
01を直接冷却することで冷却効率を高めている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学反射鏡700、900では、高出力時における
ミラー1、901の冷却能力が不十分になるため、ミラ
ー1、901に熱歪みが生じるおそれがあるという問題
点があった。すなわち、通常のレーザ出力時では、上記
光学反射鏡の構造によって十分にミラー1、901を冷
却できるが、レーザ出力が高くなったり、連続出力する
ような場合、上記冷却水経路のみではミラー1、901
を十分に冷却できないのである。特に、上記光学反射鏡
900では、ミラー901を冷却室905の内壁として
いるため、ミラー901に熱歪みが発生して冷却水が漏
れるおそれがある。
【0009】一方、高出力時においても十分な冷却能力
を得るため、前記冷却水経路701を大型化すると、通
常出力時における冷却水の供給が過剰になるし、その
分、冷却装置の運転容量が大きくなるという問題点があ
った。
【0010】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、高出力時においても効率的で、かつ十分な冷却
を行うことができる光学反射鏡および光学反射鏡の冷却
方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による光学反射鏡は、光源から出力した
光線を反射するミラーと、このミラーを常時冷却する第
1の冷却水経路と、前記光源の高出力時に前記ミラーを
冷却する第2の冷却水経路と、を備えたものである。
【0012】通常、ミラーは、第1の冷却水経路に流れ
る冷却水によって冷却される。光線が強くなる高出力時
には、前記第1の冷却水経路による冷却だけでは不十分
ゆえ、第2の冷却水経路にも冷却水を流すことで前記第
1の冷却水経路と共にミラーを冷却する。
【0013】つぎの発明による光学反射鏡は、光源から
出力した光線を反射するミラーと、ミラー背面に密着し
て当該ミラーを保持するミラーブロックと、このミラー
ブロック内に形成され、前記ミラーを常時冷却するため
の第1の冷却水経路と、同じくミラーブロック内に形成
され、前記光源の高出力時に前記ミラーを冷却するため
の第2の冷却水経路と、を備えたものである。
【0014】ミラーの熱は、背後のミラーブロックに伝
導する。ミラーブロックの第1の冷却水経路には、冷却
水が常時供給されているから、前記ミラーブロックの熱
は、この冷却水により外部に放出される。高出力時に
は、ミラーの発熱が大きくなるので、第2の冷却水経路
に冷却水を流し、さらに冷却能力を高める。
【0015】つぎの発明による光学反射鏡は、光源から
出力した光線を反射すると共に当該光線の光軸上に配置
した複数のミラーと、前記各ミラー背面に密着して当該
ミラーを保持する複数のミラーブロックと、前記複数の
ミラーブロック間に渡って形成され、前記各ミラーを常
時冷却するための第1の冷却水経路と、同じく複数のミ
ラーブロック間に渡って形成され、前記光源の高出力時
に前記各ミラーを冷却するための第2の冷却水経路と、
を備えたものである。
【0016】このように、複数のミラーにより光学反射
鏡を形成する場合には、第1の冷却水経路と第2の冷却
水経路とをそれぞれ一つ用い、各ミラーブロック間に当
該冷却水経路を渡すようにすればよい。例えばミラーブ
ロック間を冷却水経路によって直列につなげてもよい
し、もっと複雑に冷却水経路を渡すようにしてもよい。
【0017】つぎの発明による光学反射鏡は、上記光学
反射鏡において、前記第1の冷却水経路に外気温度近く
まで冷却した冷却水を流し、前記第2の冷却水経路に外
気温度以下の温度まで冷却した冷却水を流すようにした
ものである。
【0018】常時冷却を行うための第1の冷却水経路に
は、結露を防止するため、外気温度近くまで冷却した冷
却水を流す。一方、高出力時には、冷却能力を高めるた
め外気温度以下の温度まで冷却した冷却水を流す。
【0019】つぎの発明による光学反射鏡は、上記光学
反射鏡において、さらに、前記第2の冷却水経路に開閉
弁を設けたものである。
【0020】第2の冷却水経路には、第1の冷却水経路
よりも低い、例えば室温より低い10度前後の冷却水が
流される。このため、ミラー表面が結露しやすくなる
が、開閉弁は、この第2の冷却水経路への冷却水導入を
阻止する。
【0021】つぎの発明による光学反射鏡は、上記光学
反射鏡において、さらに、前記ミラーの表面に温度測定
手段を設けたものである。
【0022】ミラー表面に結露が生じるのは、ミラー表
面温度と室温との間に差が生じるからである。ミラー表
面に温度測定手段を設ければ、ミラー表面の温度を知る
ことができるから、例えば前記開閉弁などを操作して、
ミラー表面の温度を調整するようにする。調整は、手動
でもフィードバック制御でも構わない。
【0023】つぎの発明による光学反射鏡は、上記光学
反射鏡において、さらに、前記第1の冷却水経路の入口
および出口に温度測定手段を設け、この温度測定手段に
より取得した温度に基づいて前記第2の冷却水経路の開
閉弁を開閉するようにしたものである。
【0024】ミラー温度が上がると、常時冷却用の第1
の冷却水経路において、その入口と出口との間に温度差
が生じる。このため、この入口と出口の間に温度測定手
段を設けてミラー温度を測定するようにした。前記開閉
弁は、温度測定手段により取得した温度に基づいて、手
動または自動で開閉すればよい。
【0025】つぎの発明による光学反射鏡の冷却方法
は、光源から出力した光線を反射するミラーを第1の冷
却水経路により常時冷却しつつ、前記光源の高出力時に
第2の冷却水経路により前記ミラーをさらに冷却するよ
うにしたものである。
【0026】通常、ミラーは、第1の冷却水経路に流れ
る冷却水によって冷却される。光線が強くなる高出力時
には、前記第1の冷却水経路による冷却だけでは不十分
ゆえ、第2の冷却水経路にも冷却水を流すことで前記第
1の冷却水経路と共にミラーを冷却する。
【0027】つぎの発明による光学反射鏡の冷却方法
は、上記光学反射鏡の冷却方法において、前記第1の冷
却水経路に外気温度近くまで冷却した冷却水を流し、前
記第2の冷却水経路に外気温度以下の温度まで冷却した
冷却水を流すようにしたものである。
【0028】常時冷却を行うための第1の冷却水経路に
は、結露を防止するため、外気温度近くまで冷却した冷
却水を流す。一方、高出力時には、冷却能力を高めるた
め外気温度以下の温度まで冷却した冷却水を流す。
【0029】つぎの発明による光学反射鏡の冷却方法
は、上記光学反射鏡の冷却方法において、さらに、前記
第2の冷却水経路に開閉弁を設けると共に前記ミラー表
面に温度測定手段を設け、この温度測定手段により取得
した温度に基づいて前記開閉弁の開閉制御を行うように
したものである。
【0030】第2の冷却水経路には、第1の冷却水経路
よりも低い、例えば室温より低い10度前後の冷却水が
流される。従って、ミラー表面温度と室温との間に差が
生じてミラー表面が結露しやすくなる。そこで、この発
明では、ミラー表面に設けた温度測定手段によりミラー
表面の温度を取得し、この温度に基づいて開閉弁の開閉
制御を行うようにしている。
【0031】つぎの発明による光学反射鏡の冷却方法
は、上記光学反射鏡の冷却方法において、さらに、前記
第2の冷却水経路に開閉弁を設けると共に前記第1の冷
却水経路の入口および出口に温度測定手段を設け、この
温度測定手段により取得した温度に基づいて前記開閉弁
の開閉制御を行うようにしたものである。
【0032】ミラー温度が上がると、常時冷却用の第1
の冷却水経路において、その入口と出口との間に温度差
が生じる。このため、この入口と出口の間に温度測定手
段を設けてミラー温度を測定するようにした。前記開閉
弁は、温度測定手段により取得した温度に基づいて、手
動または自動で開閉する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる光学反射
鏡および光学反射鏡の冷却方法につき図面を参照しつつ
詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明
が限定されるものではない。
【0034】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1にかかる光学反射鏡を示す断面構成図である。こ
の光学反射鏡100は、レーザ光Rを反射するミラー1
と、このミラー1を保持するホルダ2と、ミラー1の背
面に設けたミラーブロック3と、このミラーブロック3
内に形成され常時ミラー1の冷却を行う第1の冷却水経
路4とを備えている。冷却水は、冷却装置のファンおよ
び熱交換器(図示省略)によって室温程度に冷却されて
いる。
【0035】さらに、ミラーブロック3には、第2の冷
却水経路5が形成されている。第2の冷却水経路5は、
ミラー1に対して第1の冷却水経路4の背後に形成され
る。第2の冷却水経路5には、ミラー1が過加熱された
時に冷却水を流す。この冷却水は、室温より低い温度、
例えば10℃まで冷却される。冷却には、冷凍機を用い
る(図示省略)。
【0036】通常、ミラー1の冷却は、第1の冷却水経
路4に冷却水を流すことにより行う。レーザ光Rを連続
的に照射するような高出力時には、第2の冷却水経路5
に冷却水を流す。高出力時にはミラーブロック3が過加
熱されるが、この第2の冷却水経路5に冷却水を流すこ
とにより冷却能力が向上するから、発生した熱を十分に
除去することができる。このため、ミラー1が熱により
歪むのを防止することができる。また、通常は第1の冷
却水経路4のみを使用し、必要に応じて第2の冷却水経
路5を使用するので、効率的な運転が可能になる。
【0037】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2にかかる光学反射鏡を示す構成図である。この光
学反射鏡200は、実施の形態1にかかる光学反射鏡1
00と略同一の構成であるが、第2の冷却水経路5に開
閉弁6を設けた点に特徴がある。その他の構成は実施の
形態1の光学反射鏡100と同一であるから説明を省略
する。
【0038】室温よりかなり低い温度でミラー1を冷却
すると、ミラー表面と室温との間の温度差が大きくな
り、当該ミラー表面1aに結露が生じる。ミラー表面1
aに結露が生じると、安定した加工が困難になる。この
ため、第2の冷却水経路5に開閉弁6を設け、この開閉
弁6の開閉を手動または自動に制御することにより、結
露を抑制するようにした。かかる構成によれば、上記効
率的で、かつ十分な冷却を行うことができる他、ミラー
1の結露を防止して安定した加工を実現できる。
【0039】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3にかかる光学反射鏡を示す構成図である。この実
施の形態3にかかる光学反射鏡300は、実施の形態2
の光学反射鏡200のミラー表面1aに温度センサ7を
取り付けた点に特徴がある。その他の構成は、実施の形
態2の光学反射鏡200と同様であるから説明を省略す
る。
【0040】温度センサ7は、ミラー表面1aに設置さ
れており、常時、ミラー表面1aの温度を監視してい
る。この温度センサ7には、例えばバイメタル、測温抵
抗体、サーミスタ、熱電対、感温フェライトなどを用い
ることができる。温度センサ7は、制御装置8に接続さ
れており、この制御装置8が前記開閉弁6のフィードバ
ック制御を行う。フィードバック制御における目標値は
室温とし、前記開閉弁6の開閉または開度を制御量とす
る。
【0041】上記構成の光学反射鏡300によれば、温
度センサ7によりミラー表面1aの温度を取得し、この
温度に基づいて開閉弁6の開閉制御を行うことで、ミラ
ー表面温度を室温に近づけるようにした。このため、ミ
ラー表面1aの結露を効果的に防止できる。また、第2
の冷却水経路5を効率的に使用できるため運転効率が良
くなる。なお、温度センサ7により取得した温度を表示
装置(図示省略)により表示し、この温度に基づいてユ
ーザが手動によって前記開閉弁6の開閉を行うようにし
てもよい。
【0042】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4にかかる光学反射鏡を示す構成図である。この実
施の形態4にかかる光学反射鏡400は、実施の形態2
の光学反射鏡200の第1の冷却水経路4の入口および
出口にそれぞれ温度センサ9a、9bを取り付けた点に
特徴がある。その他の構成は、実施の形態2の光学反射
鏡200と同様であるから説明を省略する。
【0043】温度センサ9a、9bを第1の冷却水経路
4の入口と出口に取り付けたのは、冷却水の入口の温度
と出口の温度との差からミラー温度を測定することがで
きるからである。また、実際にミラーブロック3に伝導
している熱量を測定することができるからである。温度
センサ9a、9bには、バイメタル、測温抵抗体、サー
ミスタ、熱電対、感温フェライトなどを用いることがで
きる。また、温度センサ9a、9bは、制御装置8に接
続されており、この制御装置8が前記開閉弁6のフィー
ドバック制御を行う。フィードバック制御における目標
値は室温とし、前記開閉弁6の開閉または開度を制御量
とする。
【0044】温度センサ9a、9bは、常時、入口と出
口の温度を監視し、この検出信号を制御装置8に送信す
る。制御装置8では、この温度検出信号から入口と出口
との温度差を取得し、当該温度差から開閉弁6の制御量
を得る。開閉弁6は、この制御量に従って開閉制御され
る。例えば、入口と出口の温度差が大きくなった場合、
ミラー1が過加熱されていることになるから、制御量だ
け開閉弁6を開け、第2の冷却水経路5に冷却水を流
す。これにより、ミラーブロック3が室温近くまで冷却
される。
【0045】上記構成の光学反射鏡400によれば、第
1の冷却水経路4の入口および出口の温度差からミラー
表面1aの温度を取得し、この温度に基づいて開閉弁6
の開閉制御を行うことで、ミラー表面温度を室温に近づ
けるようにした。このため、ミラー表面1aの結露を効
果的に防止できる。また、第2の冷却水経路5を効率的
に使用できるため運転効率が良くなる。なお、取得した
温度差を表示装置(図示省略)により表示し、この温度
に基づいてユーザが手動によって前記開閉弁6の開閉を
行うようにしてもよい。
【0046】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5にかかる光学反射鏡を示す構成図である。この光
学反射鏡500は、上記実施の形態1にかかる光学反射
鏡100を直列に接続したものである。各光学反射鏡1
00は、実施の形態1の光学反射鏡100と同一の構成
であるから説明を省略する。
【0047】上流の光学反射鏡100aと下流の光学反
射鏡100bとは、第1の冷却水経路4および第2の冷
却水経路5によって直列に接続されている。すなわち、
上流のミラーブロック3aを通った第1の冷却水経路4
は、引き続き下流のミラーブロック3bを通るようにな
っている。同様に、上流のミラーブロック3aを通った
第2の冷却水経路5も、引き続き下流のミラーブロック
3bを通るようになる。また、上流の光学反射鏡100
aの冷却水経路入口には、開閉弁6が設けられている。
さらに、第1の冷却水経路4の入口(上流の光学反射鏡
側)と出口(下流の光学反射鏡側)には、温度センサ9
a、9bが設けられている。
【0048】温度センサ9a、9bを第1の冷却水経路
4の入口と出口に取り付けたのは、冷却水の入口と出口
の温度差からミラー温度を測定することができるからで
ある。また、実際にミラーブロック3に伝導している熱
量を測定することができるからである。温度センサ9
a、9bには、上記同様、バイメタル、測温抵抗体、サ
ーミスタ、熱電対、感温フェライトなどを用いることが
できる。また、温度センサ9a、9bは、制御装置8に
接続されており、この制御装置8が前記開閉弁6のフィ
ードバック制御を行う。フィードバック制御における目
標値は室温とし、前記開閉弁6の開閉または開度を制御
量とする。
【0049】つぎに、この光学反射鏡500の動作を説
明する。レーザ光Rがミラー1c、1dで反射すると、
ミラー1c、1dが加熱される。第1の冷却水経路4に
は、常に冷却水が流れている。高出力時には、各ミラー
1c、1dが過加熱されるから、第1の冷却水経路4の
入口と出口との温度差が大きくなる。制御装置8は、こ
の温度差から開閉弁6の制御量を計算し、この制御信号
に基づいて開閉弁6の開閉制御を行う。これにより、第
2の冷却水経路5に冷却水が流れることになり、ミラー
1c、1dが室温近くまで冷却される。
【0050】上記例では、二つの光学反射鏡100a、
100bを直列に接続した場合を示したが、レーザ加工
機などではXYZ軸方向にレーザ光を曲げる必要がある
ため、複数の光学反射鏡が用いられる。このため、複数
の光学反射鏡を直列接続するようにする。
【0051】かかる構成の光学反射鏡500では、第1
の冷却水経路4および第2の冷却水経路5をそれぞれの
ミラーブロック3a、3bに形成する必要がないため、
全体として構造簡略化される。また、第1の冷却水経路
4の入口および出口の温度差からミラー表面1aの温度
を取得し、この温度に基づいて開閉弁6の開閉制御を行
うことで、ミラー表面温度を室温に近づけるようにし
た。このため、ミラー表面1aの結露を効果的に防止で
きる。また、第2の冷却水経路5を効率的に使用できる
ため運転効率が良くなる。なお、上記同様、取得した温
度差を表示装置(図示省略)により表示し、この温度に
基づいてユーザが手動によって前記開閉弁6の開閉を行
うようにしてもよい。
【0052】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6にかかる光学反射鏡を示す構成図である。この光
学反射鏡600は、ミラー601を直接冷却する構造に
なっており、上記従来の光学反射鏡と異なるのは冷却構
造を2段にした点である。この光学反射鏡600は、ミ
ラー601を保持する外枠602内に第1冷却水ガイド
603を設け、この第1冷却水ガイド603と仕切り板
604により第1冷却室605を形成している。第1冷
却室605は、ミラー601の背面601aを室壁とし
て形成されている。
【0053】また、第1冷却室605には、入口経路6
06と出口経路607とが設けられており、その中央に
は、第1冷却室605を分離するスペーサ608が設け
られている。前記第1冷却水ガイド603には、外枠6
02を冷却するための小孔609が設けられており、こ
の小孔609と周縁経路610によって、第1冷却室6
05の上側と下側とが連通している。
【0054】また、外枠602内には第2冷却水ガイド
611が設けられている。この第2冷却水ガイド611
と前記仕切り板604および後板612により第2冷却
室613を形成している。また、第2冷却室613に
は、入口経路614と出口経路615とが設けられてお
り、その中央には、第2冷却室613を分離するスペー
サ616が設けられている。同じく、前記第2冷却水ガ
イド611には、外枠602を冷却するための小孔61
7が設けられており、この小孔617と周縁経路618
によって、第2冷却室の上側と下側とが連通している。
【0055】通常出力時は、第1冷却室605によって
ミラー601を冷却する。入口経路606から導入され
た冷却水は、第1冷却室605の下側を形成するミラー
下部分を冷却しつつ、小孔609を通じて周縁経路61
0に至る。周縁経路610は、第1冷却室605の上側
に繋がっているから、当該周縁経路610を介して冷却
水が第1冷却室605の上側に導入される。これによ
り、第1冷却室605の上側を形成するミラー上部分を
冷却する。その後、冷却水は、出口経路607から外部
に排出される。
【0056】高出力時、ミラー601は過剰に加熱され
ることになるから、第2冷却室613を用いてさらなる
冷却を行う。この場合、冷却水は、上記同様に第2冷却
室613の下側から周縁経路618を通り第2冷却室6
13の上側に至るが、この過程において、第2冷却室6
13を構成する仕切り板604を冷却することになる。
従って、第1冷却室605内の冷却水を介してミラー6
01を冷却することができる。
【0057】なお、第2冷却室613の入口に開閉弁を
設けてもよい。さらに、この構成においてミラー表面6
01aに温度センサを設けて前記開閉弁の開閉を制御す
るようにしてもよく(図示省略)、第1冷却室の入口お
よび出口に温度センサを設けて前記開閉弁の開閉を制御
するようにしてもよい(図示省略)。この場合の詳細な
構成は、実施の形態3および4に記載したものと同様で
ある。
【0058】かかる構成の光学反射鏡600によれば、
高出力時に発生した熱を十分に除去することができるか
ら、ミラー601が熱により歪むのを防止することがで
きる。従って、ミラー601の歪みに基づく冷却水の漏
れが発生しにくい。また、通常は第1冷却室605のみ
を使用し、必要に応じて第2冷却室613を使用するの
で、効率的な運転が可能になる。さらに、ミラー601
を直接冷却する構造なので、冷却効率が良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
光学反射鏡によれば、高出力時に第1の冷却水経路と第
2の冷却水経路とを用いて前記ミラーを冷却するように
したので、高出力時においても効率的かつ十分な冷却を
行うことができる
【0060】つぎの発明にかかる光学反射鏡によれば、
ミラーからミラーブロックに伝導した熱を第1の冷却水
経路により常時放出すると共に、高出力時には、第2の
冷却水経路を追加使用して冷却を行う。このため、高出
力時においても効率的かつ十分な冷却を行うことができ
る。
【0061】つぎの発明にかかる光学反射鏡によれば、
複数のミラーブロック間に第1の冷却水経路および第2
の冷却水経路を渡した構成にしたので、各ミラーブロッ
ク毎に冷却水経路を構築せずに済む。
【0062】つぎの発明にかかる光学反射鏡によれば、
第1の冷却水経路に外気温度近くまで冷却した冷却水を
流し、第2の冷却水経路に外気温度以下の温度まで冷却
した冷却水を流すようにしたので、結露を防止できると
共に高出力時においても効率的かつ十分な冷却を行うこ
とができる。
【0063】つぎの発明にかかる光学反射鏡によれば、
第2の冷却水経路に開閉弁を設けたので、ミラーの結露
を防止できる。
【0064】つぎの発明にかかる光学反射鏡によれば、
ミラー表面に温度測定手段を設けたので、ミラー表面の
結露を有効に防止できる。
【0065】つぎの発明にかかる光学反射鏡によれば、
前記第1の冷却水経路の入口および出口に温度測定手段
を設け、この温度測定手段により取得した温度から第2
の冷却水経路の開閉弁を開閉するようにした。このた
め、ミラーの結露を防止できると共に、高出力時におい
ても効率的かつ十分な冷却を行うことができる。
【0066】つぎの発明にかかる光学反射鏡の冷却方法
によれば、高出力時に第1の冷却水経路と第2の冷却水
経路とを用いて前記ミラーを冷却するようにしたので、
高出力時においても効率的かつ十分な冷却を行うことが
できる
【0067】つぎの発明にかかる光学反射鏡の冷却方法
によれば、第1の冷却水経路に外気温度近くまで冷却し
た冷却水を流し、第2の冷却水経路に外気温度以下の温
度まで冷却した冷却水を流すようにしたので、結露を防
止できると共に高出力時においても効率的かつ十分な冷
却を行うことができる。
【0068】つぎの発明にかかる光学反射鏡の冷却方法
によれば、ミラー表面に温度測定手段を設け、この温度
測定手段により取得した温度に基づいて前記開閉弁の開
閉制御を行うようにしたので、ミラー表面の結露を有効
に防止できる。
【0069】つぎの発明にかかる光学反射鏡の冷却方法
によれば、前記第1の冷却水経路の入口および出口に温
度測定手段を設け、この温度測定手段により取得した温
度から第2の冷却水経路の開閉弁を開閉するようにし
た。このため、ミラーの結露を防止できると共に、高出
力時においても効率的かつ十分な冷却を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる光学反射鏡
を示す断面構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2にかかる光学反射鏡
を示す断面構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3にかかる光学反射鏡
を示す断面構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4にかかる光学反射鏡
を示す断面構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5にかかる光学反射鏡
を示す断面構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6にかかる光学反射鏡
を示す断面構成図である。
【図7】 従来における光学反射鏡の一例を示す概略構
成図である。
【図8】 この光学反射鏡をレーザ加工機に適用した例
を示す構成図である。
【図9】 従来における光学反射鏡にかかる他の一例を
示す断面図である。
【符号の説明】
100 光学反射鏡、1 ミラー、2 ホルダ、3 ミ
ラーブロック、4 第1の冷却水経路、5 第2の冷却
水経路。
フロントページの続き (72)発明者 元原 秀幸 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大川 竜生 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H042 DA20 DB13 4E068 CB06 CC03 CD12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出力した光線を反射するミラー
    と、 このミラーを常時冷却する第1の冷却水経路と、 前記光源の高出力時に前記ミラーを冷却する第2の冷却
    水経路と、 を備えたことを特徴とする光学反射鏡。
  2. 【請求項2】 光源から出力した光線を反射するミラー
    と、 ミラー背面に密着して当該ミラーを保持するミラーブロ
    ックと、 このミラーブロック内に形成され、前記ミラーを常時冷
    却するための第1の冷却水経路と、 同じくミラーブロック内に形成され、前記光源の高出力
    時に前記ミラーを冷却するための第2の冷却水経路と、 を備えたことを特徴とする光学反射鏡。
  3. 【請求項3】 光源から出力した光線を反射すると共に
    当該光線の光軸上に配置した複数のミラーと、 前記各ミラー背面に密着して当該ミラーを保持する複数
    のミラーブロックと、 前記複数のミラーブロック間に渡って形成され、前記各
    ミラーを常時冷却するための第1の冷却水経路と、 同じく複数のミラーブロック間に渡って形成され、前記
    光源の高出力時に前記各ミラーを冷却するための第2の
    冷却水経路と、 を備えたことを特徴とする光学反射鏡。
  4. 【請求項4】 前記第1の冷却水経路に外気温度近くま
    で冷却した冷却水を流し、前記第2の冷却水経路に外気
    温度以下の温度まで冷却した冷却水を流すようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光
    学反射鏡。
  5. 【請求項5】 さらに、前記第2の冷却水経路に開閉弁
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の光学反射鏡。
  6. 【請求項6】 さらに、前記ミラーの表面に温度測定手
    段を設けたことを特徴とする請求項5に記載の光学反射
    鏡。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第1の冷却水経路の入口お
    よび出口に温度測定手段を設け、この温度測定手段によ
    り取得した温度に基づいて前記第2の冷却水経路の開閉
    弁を開閉するようにしたことを特徴とする請求項5に記
    載の光学反射鏡。
  8. 【請求項8】 光源から出力した光線を反射するミラー
    を第1の冷却水経路により常時冷却しつつ、前記光源の
    高出力時に第2の冷却水経路により前記ミラーをさらに
    冷却するようにしたことを特徴とする光学反射鏡の冷却
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の冷却水経路に外気温度近くま
    で冷却した冷却水を流し、前記第2の冷却水経路に外気
    温度以下の温度まで冷却した冷却水を流すようにしたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の光学反射鏡の冷却方
    法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記第2の冷却水経路に開閉
    弁を設けると共に前記ミラー表面に温度測定手段を設
    け、この温度測定手段により取得した温度に基づいて前
    記開閉弁の開閉制御を行うようにしたことを特徴とする
    請求項8または9に記載の光学反射鏡の冷却方法。
  11. 【請求項11】 さらに、前記第2の冷却水経路に開閉
    弁を設けると共に前記第1の冷却水経路の入口および出
    口に温度測定手段を設け、この温度測定手段により取得
    した温度に基づいて前記開閉弁の開閉制御を行うように
    したことを特徴とする請求項8または9に記載の光学反
    射鏡の冷却方法。
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