JP2000334397A - 板状試料の流体処理装置及び板状試料の流体処理方法 - Google Patents

板状試料の流体処理装置及び板状試料の流体処理方法

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JP2000334397A
JP2000334397A JP11152334A JP15233499A JP2000334397A JP 2000334397 A JP2000334397 A JP 2000334397A JP 11152334 A JP11152334 A JP 11152334A JP 15233499 A JP15233499 A JP 15233499A JP 2000334397 A JP2000334397 A JP 2000334397A
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Fumio Morita
富実雄 森田
Hitoshi Oka
齊 岡
Masataka Fujishiro
雅隆 藤城
Noriyuki Dairoku
範行 大録
Yuichiro Tanaka
雄一郎 田中
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Kokusai Electric Corp
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Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
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    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S134/00Cleaning and liquid contact with solids
    • Y10S134/902Semiconductor wafer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄時間の短縮、洗浄液の低減及び洗浄ムラ
の抑制を行うことができるようにする。 【解決手段】 上下ベルヌーイ板12及び14の裏面
に、これらの全面に渡って設けられる金属板25を介し
て渦巻き状に循環パイプ24をそれぞれ設け、この循環
パイプ24に加熱媒体及び冷却媒体を循環させて上下ベ
ルヌーイ板12及び14を急熱及び急冷することができ
るようにするとともに、洗浄時には、上下ベルヌーイ板
12及び14を挟ギャップでかつこれらとウェハ16と
の間のギャップが同じ大きさになるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上ベルヌーイ板
と下ベルヌーイ板を平行に設け、これら上下ベルヌーイ
板の面と平行に対面するように板状試料(例えばウェ
ハ)を配置し、試料の上下面に処理液(例えば洗浄液)
を噴出しつつ試料を回転させて試料の流体処理(例えば
洗浄)を行う板状試料の液体処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】板状試料の液体処理装置として、例え
ば、従来の枚葉洗浄装置は、図5に示されるような構造
を有しており、ウェハ100をチャックピン102にて
チャックし、大気中にて噴射ノズル104から洗浄液を
ウェハ100上に噴射して洗浄する。洗浄液は、ウェハ
100の中央近傍に噴射され、ウェハ100を回転させ
ることにより遠心力によりウェハ100の外周に飛ばさ
れ洗浄される。洗浄液は、洗浄目的により薬液温度が8
0度前後で使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、噴射ノズル104より噴射された洗浄液
は、ウェハ100上に噴射されるが、ウェハ100は常
温であるため、ウェハ100が昇温されるまでには時間
を要する。また、ウェハ100の裏面からは熱放射され
るため、ウェハを80度に昇温させるためには、大きな
熱容量、すなわち、多量の洗浄液を必要とする。さらに
は、洗浄液は着下点からウェハ100の外周に行くほど
温度低下が顕著となるため、温度分布差が大きくなるの
で、洗浄ムラが発生したり、洗浄時間の短縮が不可能で
あったり、洗浄液の使用量が多くなったりという問題が
ある。
【0004】このような課題を解決するものとして、特
開平9−17761号公報に示されるものがある。これ
に示されるものは、ウェハを回転可能に保持するスピン
チャックのチャック本体の保持面の下部側に、熱媒体を
循環させてスピンチャックに保持されるウェハと洗浄液
を所定温度に保つ温度調整用熱媒体循環通路を形成し、
スピンチャックの上方には、これと共働してウェハ及び
洗浄液の保温空間を形成するとともに、洗浄液を供給可
能な洗浄液供給ノズルを有する保温体が、スピンチャッ
クに対して上下方向に移動可能に設けられているもので
あり、これにより、洗浄液の供給量及び処理時間の安定
化を図り、スループットを向上させている。
【0005】しかしながら上記特開平9−17761号
公報に示されるものでは、ウェハと保温体との隙間が大
きいため、ウェハを温めるために大量の洗浄液が必要と
なる。また、ウェハはスピンチャック上に直置されてお
り、保温されてウェハが反ったり、他の処理で既にウェ
ハが反っていたりすると、反ってスピンチャックから離
れている個所とスピンチャックに接している個所とで温
度差が生じるため、洗浄ムラが発生したりする可能性が
ある。
【0006】この発明は、このような課題を解決するた
めのものであり、温度分布の均一化、処理(洗浄)タク
トの短縮、処理(洗浄)液の低減、処理(洗浄)ムラの
発生防止を図れ、歩留まりが向上できて、スループット
向上によるコスト低減を図ることができる板状試料の液
体処理装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、上ベルヌーイ板と下ベ
ルヌーイ板を平行に設け、これら上下ベルヌーイ板の面
と平行に対面するように板状試料を(例えばウェハ)が
配置され、該試料の少なくとも上面に処理液(例えば洗
浄液)を噴出しつつ、少なくとも上ベルヌーイ板と試料
とを相対的に回転させて試料の処理(例えば洗浄処理)
を行う板状試料の流体処理装置(例えばウェハの洗浄装
置)において、少なくとも前記上ベルヌーイ板と試料の
表面とのギャップが0.2〜2mmの挟ギャップで配置
され、該上下ベルヌーイ板には、熱媒体又は冷却媒体を
供給することにより該上下ベルヌーイ板を加熱又は冷却
する流路が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0008】このように、少なくとも上ベルヌーイ板と
ウェハ表面との間は狭ギャップなので、ベルヌーイ板と
板状試料(ウェハ)との間に洗浄液のみを介在させるこ
とができ、これらの間が真空となるので、少量の洗浄液
でより正確にかつ早く試料を昇温させることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記板状試
料の表裏面と前記上下ベルヌーイ板との間は、それぞれ
前記の挟ギャップを形成するように配置されることを特
徴としたものである。
【0010】このように、試料は上下ベルヌーイ板と非
接触の状態で温められるので、試料に部分的に温度差が
生じることはなく、全体が均一に昇温される。
【0011】また、請求項3記載の発明は、前記板状試
料の表裏面と前記上下ベルヌーイ板との間は、それぞれ
同じ大きさのギャップを形成するように配置されること
を特徴としたものである。
【0012】このように、上下ベルヌーイ板とウェハと
の間のギャップが同じ大きさなので、試料の表面側及び
裏面側に供給される洗浄液の温度を同じにすることがで
きるため、試料の表裏面とも均一の温度で昇温すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態をウ
ェハの洗浄装置に例を取って説明する。図1に第1の実
施の形態の洗浄装置10の断面図を示す。洗浄装置10
においては、互いの面が略平行に対面するように上ベル
ヌーイ板12と下ベルヌーイ板14とが上下方向に配置
されており、洗浄時にはこれらの間のギャップが、ウェ
ハの厚さを除くと略0.4〜4mmになるように配置さ
れる。上下ベルヌーイ板12及び14には、熱電導が良
く、科学的に安定した素材のSiCやグラファイト、グ
ラファイトにグラシーカーボンをコーティングしたもの
や、パイロカーボンをコーティングしたものなどが使用
される。
【0014】上ベルヌーイ板12と下ベルヌーイ板14
との間には、これらの面と平行に対面するようにウェハ
16が配置され、洗浄時には、ウェハ16と上ベルヌー
イ板12及び下ベルヌーイ板14との間は、それぞれの
面に対するギャップが略0.2〜2mmの挟ギャップと
なるように配置され、好ましくは各ギャップは同一の大
きさになるように設定される。ウェハ16は、これを回
転可能に保持するウェハチャックピン18に保持されて
おり、ウェハチャックピン18よりもさらに外周側に
は、上端が下ベルヌーイ板14に連結されるソトジク2
0が設けられている。
【0015】上ベルヌーイ板12及び下ベルヌーイ板1
4の中心には、これらを径方向に貫通して洗浄液をウェ
ハ16に供給する洗浄液供給バルブ22が設けられてお
り、上ベルヌーイ板12及び下ベルヌーイ板14の裏面
には、これらの全面に金属板25がそれぞれ設けられて
いる。それぞれの金属板25上には、水や空気などの加
熱媒体及び冷却媒体を循環可能な循環パイプ24が、図
3に示されるように渦巻き状に設けられており、循環パ
イプ24の外周側の端部に加熱媒体及び冷却媒体を供給
する供給パイプ26が、内周側の端部に加熱媒体及び冷
却媒体を排出する排出パイプ28が、それぞれ連結され
ている。
【0016】図1は、図3の洗浄液供給バルブ22の中
心と排出パイプ28の中心を結ぶ直線上で切って供給パ
イプ26方向に見た図であるため、図1においては供給
パイプ26と循環パイプ24との連結部分は断面の奥に
あることになり図示されないが、排出パイプ28と循環
パイプ24の連結と同様に連結されている。循環パイプ
24を流れる加熱媒体及び冷却媒体の熱は、金属板25
を介して上下ベルヌーイ板12及び14の裏面全体に伝
わるようになっている。
【0017】次に、洗浄装置10の作用について説明す
る。上ベルヌーイ板12が上昇した状態で、ウェハ16
が搬送されてウェハチャックピン18に保持される。こ
の後、図示してない昇降機構により上ベルヌーイ板12
が、ウェハ表面に対するギャップが略0.2〜2mmに
なり、かつ上下ベルヌーイ板12及び14とウェハ16
との間のギャップが略同一の大きさになる位置まで下降
する。
【0018】次いで、加熱媒体が供給パイプ26から供
給され、循環パイプ24を流れて排出パイプ28から排
出されるという加熱媒体の循環を上下ベルヌーイ板12
及び14が所定の温度に加熱されるまで行われる。これ
により上下ベルヌーイ板12及び14が急熱され、これ
らの温度が所定の温度に達すると、ウェハチャックピン
18が駆動してウェハ16が回転するとともに、図4に
示されるような状態で洗浄液が洗浄液供給バルブ22か
らウェハ16上に供給されて、ウェハ16の洗浄が行わ
れる。
【0019】洗浄液は、ウェハ16の中心部近傍に供給
され、ウェハ16の回転による遠心力で外周方向に流
れ、ソトジク20を伝わって排出される。ウェハ16の
洗浄中は、上下ベルヌーイ板12及び14とウェハ16
との間が挟ギャップなので、これらの間に洗浄液のみを
介在させることができ、これらの間が真空となる。した
がって、少量の洗浄液でより正確かつ早くウェハ16を
昇温させることができる。また、ウェハ16と上下ベル
ヌーイ板12及び14とは非接触であるとともにギャッ
プの大きさが同じなので、ウェハ16に部分的に温度差
が生じることはなく、また、洗浄液の温度もウェハ16
の表面側と裏面側とで同じになるので、ウェハ16全体
が均一に昇温される。
【0020】上下ベルヌーイ板12及び14を冷却する
ときは、冷却媒体を供給パイプ26から供給し、循環パ
イプ24に流して排出パイプ28から排出することによ
り行うことができ、これにより上下ベルヌーイ板12及
び14が所定の温度に急冷される。
【0021】実施の形態2.図2に第2の実施の形態を
示す。実施の形態2に示される洗浄装置は、上下ベルヌ
ーイ板30及び32の裏面に、これらと対面する側に図
3に示されるような渦巻き状の溝34a及び36aを形
成した板状部材34及び36を取付け、図示してないO
リングでこれらの溝34a及び36aを密閉構造とし、
溝34a及び36aに加熱媒体及び冷却媒体を循環させ
て上下ベルヌーイ板30及び32を急熱及び急冷するも
のであり、その他の構造及び作用は第1の実施の形態の
ものと同じである。
【0022】なお、上記第2の実施の形態においては、
板状部材34及び36に溝34a及び36aを形成した
が、上下ベルヌーイ板30及び32と板状部材34及び
36との間に溝が形成されていればよいので、上下ベル
ヌーイ板30及び32に溝を形成したり、上下ベルヌー
イ板30及び32と板状部材34及び36の両方に溝を
形成したりしてもよい。
【0023】また、上下ベルヌーイ板12及び14に設
ける循環パイプ24と上下ベルヌーイ板30及び32と
板状部材34及び36の間に形成する溝の形状は図3に
示されるような渦巻き状のものに限られるものではな
い。
【0024】さらには、上下ベルヌーイ板を急熱及び急
冷するために、第1の実施の形態では循環パイプ24
を、第2の実施の形態では溝34a及び36aをそれぞ
れ設けたが、上下ベルヌーイ板が急熱及び急冷されれば
上記以外の方法で行っても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、少なくとも上ベルヌーイ板とウェハとの間が狭ギ
ャップなので、ベルヌーイ板とウェハのような板状試料
との間に洗浄液のような処理液のみを介在させることが
でき、これらの間が真空となるので、少量の処理液でよ
り正確かつ早く試料を昇温させることができる。したが
って、処理(洗浄)時間の短縮、処理液の低減を行うこ
とができ、歩留り向上、スループット向上によるコスト
の低減を図ることができる。
【0026】また、複数種類の処理液を使用する際に
は、各処理液により使用目的温度が異なるが、それぞれ
の温度に対応してベルヌーイ板の温度を素早く変更し、
素早く試料を昇温させて処理を行うことができるので、
それぞれの温度に合わせた専用の処理(洗浄)装置を使
用するのと比べて処理時間及びコストの低減を図ること
ができる。
【0027】また、請求項2記載の発明は、板状試料の
表裏面が上下ベルヌーイ板と非接触の状態で温められる
ので、試料の各部分により温度差が生じることはなく、
全体が均一に昇温される。したがって、洗浄ムラのよう
な処理ムラを抑制することができる。
【0028】また、請求項3記載の発明は、上下ベルヌ
ーイ板と板状試料(ウェハ)の表裏面との間のギャップ
が同じ大きさなので、試料の表面側及び裏面側に供給さ
れる処理液の温度を同じにすることができるため、試料
の表裏面とも均一の温度で昇温することができる。した
がって、処理ムラを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る試料の液体処理装置の
概略断面図である。
【図2】第2の実施の形態の液体処理装置の概略断面図
である。
【図3】循環パイプ又は溝の形状を示す平面図である。
【図4】ウェハに洗浄液が供給される状態を示す概略断
面図である。
【図5】従来の洗浄装置の概略図である。
【符号の説明】
10 洗浄装置 12 上ベルヌーイ板 14 下ベルヌーイ板 16 ウェハ 22 洗浄液供給バルブ 24 循環パイプ 26 供給パイプ 28 排出パイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月31日(2000.5.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 板状試料の流体処理装置及び板状試料
の流体処理方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上ベルヌーイ板
と下ベルヌーイ板を平行に設け、これら上下ベルヌーイ
板の面と平行に対面するように板状試料(例えばウェ
ハ)を配置し、試料の上下面に処理液(例えば洗浄液)
を噴出しつつ試料を回転させて試料の流体処理(例えば
洗浄)を行う板状試料の流体処理装置及び流体処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板状試料の流体処理装置として、例え
ば、従来の枚葉洗浄装置は、図5に示されるような構造
を有しており、ウェハ100をチャックピン102にて
チャックし、大気中にて噴射ノズル104から洗浄液を
ウェハ100上に噴射して洗浄する。洗浄液は、ウェハ
100の中央近傍に噴射され、ウェハ100を回転させ
ることにより遠心力によりウェハ100の外周に飛ばさ
れ洗浄される。洗浄液は、洗浄目的により薬液温度が8
0度前後で使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、噴射ノズル104より噴射された洗浄液
は、ウェハ100上に噴射されるが、ウェハ100は常
温であるため、ウェハ100が昇温されるまでには時間
を要する。また、ウェハ100の裏面からは熱放射され
るため、ウェハを80度に昇温させるためには、大きな
熱容量、すなわち、多量の洗浄液を必要とする。さらに
は、洗浄液は着下点からウェハ100の外周に行くほど
温度低下が顕著となるため、温度分布差が大きくなるの
で、洗浄ムラが発生したり、洗浄時間の短縮が不可能で
あったり、洗浄液の使用量が多くなったりするという問
題がある。
【0004】このような課題を解決するものとして、特
開平9−17761号公報に示されるものがある。これ
に示されるものは、ウェハを回転可能に保持するスピン
チャックのチャック本体の保持面の下部側に、熱媒体を
循環させてスピンチャックに保持されるウェハと洗浄液
を所定温度に保つ温度調整用熱媒体循環通路を形成し、
スピンチャックの上方には、これと共働してウェハ及び
洗浄液の保温空間を形成するとともに、洗浄液を供給可
能な洗浄液供給ノズルを有する保温体が、スピンチャッ
クに対して上下方向に移動可能に設けられているもので
あり、これにより、洗浄液の供給量及び処理時間の安定
化を図り、スループットを向上させている。
【0005】しかしながら上記特開平9−17761号
公報に示されるものでは、ウェハと保温体との隙間が大
きいため、ウェハを温めるために大量の洗浄液が必要と
なる。また、ウェハはスピンチャック上に直置されてお
り、保温されてウェハが反ったり、他の処理で既にウェ
ハが反っていたりすると、反ってスピンチャックから離
れている個所とスピンチャックに接している個所とで温
度差が生じるため、洗浄ムラが発生したりする可能性が
ある。
【0006】この発明は、このような課題を解決するた
めのものであり、温度分布の均一化、処理(洗浄)タク
トの短縮、処理(洗浄)液の低減、処理(洗浄)ムラの
発生防止を図れ、歩留まりが向上できて、スループット
向上によるコスト低減を図ることができる板状試料の流
体処理装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、上ベルヌーイ板と下ベ
ルヌーイ板を平行に設け、これら上下ベルヌーイ板の面
と平行に対面するように板状試料を(例えばウェハ)が
配置され、該試料の少なくとも上面に処理液(例えば洗
浄液)を噴出しつつ、少なくとも上ベルヌーイ板と試料
とを相対的に回転させて試料の処理(例えば洗浄処理)
を行う板状試料の流体処理装置(例えばウェハの洗浄装
置)において、少なくとも前記上ベルヌーイ板と試料の
表面とのギャップが0.2〜2mmの狭ギャップで配置
され、該上下ベルヌーイ板には、熱媒体又は冷却媒体を
供給することにより該上下ベルヌーイ板を加熱又は冷却
する流路が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0008】このように、少なくとも上ベルヌーイ板と
ウェハ表面との間は狭ギャップなので、ベルヌーイ板と
板状試料(ウェハ)との間に洗浄液のみを介在させるこ
とができ、これらの間が真空となるので、少量の洗浄液
でより正確にかつ早く試料を昇温させることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記板状試
料の表裏面と前記上下ベルヌーイ板との間は、それぞれ
前記の狭ギャップを形成するように配置されることを特
徴としたものである。
【0010】このように、試料は上下ベルヌーイ板と非
接触の状態で温められるので、試料に部分的に温度差が
生じることはなく、全体が均一に昇温される。
【0011】また、請求項3記載の発明は、前記板状試
料の表裏面と前記上下ベルヌーイ板との間は、それぞれ
同じ大きさのギャップを形成するように配置されること
を特徴としたものである。
【0012】このように、上下ベルヌーイ板とウェハと
の間のギャップが同じ大きさなので、試料の表面側及び
裏面側に供給される洗浄液の温度を同じにすることがで
きるため、試料の表裏面とも均一の温度で昇温すること
ができる。
【0013】また、請求項4記載の発明は、上ベルヌー
イ板と下ベルヌーイ板を平行に設け、これら上下ベルヌ
ーイ板の面と平行に対面するように板状試料を配置し、
該試料の少なくとも上面に処理液を噴出しつつ、少なく
とも上ベルヌーイ板と試料とを相対的に回転させて試料
の処理を行う板状試料の流体処理方法において、少なく
とも前記上ベルヌーイ板と試料の表面とのギャップが
0.2〜2mmの狭ギャップで配置され、該上下ベルヌ
ーイ板に、熱媒体又は冷却媒体を供給することにより前
記処理液を所定の温度に加熱又は冷却することを特徴と
したものである。
【0014】このように、処理液を所定の温度に加熱又
は冷却して、試料の処理を行うことで、処理効果を高め
ることができる。
【0015】また、請求項5記載の発明は、前記処理液
は複数種類のものが用いられ、それぞれの処理液が前記
試料の少なくとも上面に噴出されるように供給される際
に、前記熱媒体又は冷却媒体により、各処理液がその使
用温度に加熱又は冷却されることを特徴とする。
【0016】複数種類の処理液を使用する際には、各処
理液により使用目的温度が異なるが、それぞれの温度に
対応してベルヌーイ板の温度を素早く変更し、素早く処
理液および試料を昇温させて処理を行うことができるの
で、それぞれの温度に合わせた専用の処理(洗浄)装置
を使用するのと比べて処理時間及びコストの低減を図る
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態をウ
ェハの洗浄装置に例を取って説明する。図1に第1の実
施の形態の洗浄装置10の断面図を示す。洗浄装置10
においては、互いの面が略平行に対面するように上ベル
ヌーイ板12と下ベルヌーイ板14とが上下方向に配置
されており、洗浄時にはこれらの間のギャップが、ウェ
ハの厚さを除くと略0.4〜4mmになるように配置さ
れる。上下ベルヌーイ板12及び14には、熱電導が良
く、化学的に安定した素材のSiCやグラファイト、グ
ラファイトにグラシーカーボンをコーティングしたもの
や、パイロカーボンをコーティングしたものなどが使用
される。
【0018】上ベルヌーイ板12と下ベルヌーイ板14
との間には、これらの面と平行に対面するようにウェハ
16が配置され、洗浄時には、ウェハ16と上ベルヌー
イ板12及び下ベルヌーイ板14との間は、それぞれの
面に対するギャップが略0.2〜2mmの狭ギャップと
なるように配置され、好ましくは各ギャップは同一の大
きさになるように設定される。ウェハ16は、これを回
転可能に保持するウェハチャックピン18に保持されて
おり、ウェハチャックピン18よりもさらに外周側に
は、上端が下ベルヌーイ板14に連結されるソトジク2
0が設けられている。
【0019】上ベルヌーイ板12及び下ベルヌーイ板1
4の中心には、これらを径方向に貫通して洗浄液をウェ
ハ16に供給する洗浄液供給バルブ22が設けられてお
り、上ベルヌーイ板12及び下ベルヌーイ板14の裏面
には、これらの全面に金属板25がそれぞれ設けられて
いる。それぞれの金属板25上には、水や空気などの加
熱媒体及び冷却媒体を循環可能な循環パイプ24が、図
3に示されるように渦巻き状に設けられており、循環パ
イプ24の外周側の端部に加熱媒体及び冷却媒体を供給
する供給パイプ26が、内周側の端部に加熱媒体及び冷
却媒体を排出する排出パイプ28が、それぞれ連結され
ている。
【0020】図1は、図3の洗浄液供給バルブ22の中
心と排出パイプ28の中心を結ぶ直線上で切って供給パ
イプ26方向に見た図であるため、図1においては供給
パイプ26と循環パイプ24との連結部分は断面の奥に
あることになり図示されないが、排出パイプ28と循環
パイプ24の連結と同様に連結されている。循環パイプ
24を流れる加熱媒体及び冷却媒体の熱は、金属板25
を介して上下ベルヌーイ板12及び14の裏面全体に伝
わるようになっている。
【0021】次に、洗浄装置10の作用について説明す
る。上ベルヌーイ板12が上昇した状態で、ウェハ16
が搬送されてウェハチャックピン18に保持される。こ
の後、図示してない昇降機構により上ベルヌーイ板12
が、ウェハ表面に対するギャップが略0.2〜2mmに
なり、かつ上下ベルヌーイ板12及び14とウェハ16
との間のギャップが略同一の大きさになる位置まで下降
する。
【0022】次いで、加熱媒体が供給パイプ26から供
給され、循環パイプ24を流れて排出パイプ28から排
出されるという加熱媒体の循環を上下ベルヌーイ板12
及び14が所定の温度に加熱されるまで行われる。これ
により上下ベルヌーイ板12及び14が急熱され、これ
らの温度が所定の温度に達すると、ウェハチャックピン
18が駆動してウェハ16が回転するとともに、図4に
示されるような状態で洗浄液が洗浄液供給バルブ22か
らウェハ16上に供給されて、ウェハ16の洗浄が行わ
れる。
【0023】洗浄液は、ウェハ16の中心部近傍に供給
され、ウェハ16の回転による遠心力で外周方向に流
れ、ソトジク20を伝わって排出される。ウェハ16の
洗浄中は、上下ベルヌーイ板12及び14とウェハ16
との間が狭ギャップなので、これらの間に洗浄液のみを
介在させることができ、これらの間が真空となる。した
がって、少量の洗浄液でより正確かつ早くウェハ16を
昇温させることができる。また、ウェハ16と上下ベル
ヌーイ板12及び14とは非接触であるとともにギャッ
プの大きさが同じなので、ウェハ16に部分的に温度差
が生じることはなく、また、洗浄液の温度もウェハ16
の表面側と裏面側とで同じになるので、ウェハ16全体
が均一に昇温される。
【0024】上下ベルヌーイ板12及び14を冷却する
ときは、冷却媒体を供給パイプ26から供給し、循環パ
イプ24に流して排出パイプ28から排出することによ
り行うことができ、これにより上下ベルヌーイ板12及
び14が所定の温度に急冷される。
【0025】実施の形態2.図2に第2の実施の形態を
示す。実施の形態2に示される洗浄装置は、上下ベルヌ
ーイ板30及び32の裏面に、これらと対面する側に図
3に示されるような渦巻き状の溝34a及び36aを形
成した板状部材34及び36を取付け、図示してないO
リングでこれらの溝34a及び36aを密閉構造とし、
溝34a及び36aに加熱媒体及び冷却媒体を循環させ
て上下ベルヌーイ板30及び32を急熱及び急冷するも
のであり、その他の構造及び作用は第1の実施の形態の
ものと同じである。
【0026】なお、上記第2の実施の形態においては、
板状部材34及び36に溝34a及び36aを形成した
が、上下ベルヌーイ板30及び32と板状部材34及び
36との間に溝が形成されていればよいので、上下ベル
ヌーイ板30及び32に溝を形成したり、上下ベルヌー
イ板30及び32と板状部材34及び36の両方に溝を
形成したりしてもよい。
【0027】また、上下ベルヌーイ板12及び14に設
ける循環パイプ24と上下ベルヌーイ板30及び32と
板状部材34及び36の間に形成する溝の形状は図3に
示されるような渦巻き状のものに限られるものではな
い。
【0028】さらには、上下ベルヌーイ板を急熱及び急
冷するために、第1の実施の形態では循環パイプ24
を、第2の実施の形態では溝34a及び36aをそれぞ
れ設けたが、上下ベルヌーイ板が急熱及び急冷されれば
上記以外の方法で行っても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、少なくとも上ベルヌーイ板とウェハとの間が狭ギ
ャップなので、ベルヌーイ板とウェハのような板状試料
との間に洗浄液のような処理液のみを介在させることが
でき、これらの間が真空となるので、少量の処理液でよ
り正確かつ早く試料を昇温させることができる。したが
って、処理(洗浄)時間の短縮、処理液の低減を行うこ
とができ、歩留り向上、スループット向上によるコスト
の低減を図ることができる。
【0030】また、複数種類の処理液を使用する際に
は、各処理液により使用目的温度が異なるが、それぞれ
の温度に対応してベルヌーイ板の温度を素早く変更し、
素早く試料を昇温させて処理を行うことができるので、
それぞれの温度に合わせた専用の処理(洗浄)装置を使
用するのと比べて処理時間及びコストの低減を図ること
ができる。
【0031】また、請求項2記載の発明は、板状試料の
表裏面が上下ベルヌーイ板と非接触の状態で温められる
ので、試料の各部分により温度差が生じることはなく、
全体が均一に昇温される。したがって、洗浄ムラのよう
な処理ムラを抑制することができる。
【0032】また、請求項3記載の発明は、上下ベルヌ
ーイ板と板状試料(ウェハ)の表裏面との間のギャップ
が同じ大きさなので、試料の表面側及び裏面側に供給さ
れる処理液の温度を同じにすることができるため、試料
の表裏面とも均一の温度で昇温することができる。した
がって、処理ムラを抑制することができる。
【0033】また、請求項4記載の発明は、少なくとも
上ベルヌーイ板とウェハとの間が狭ギャップで配置さ
れ、該上下ベルヌーイ板に、熱媒体又は冷却媒体を供給
することにより前記処理液を所定の温度に加熱又は冷却
するようにしたため、処理効果を高めることができる。
【0034】また、請求項5記載の発明は、各処理液が
その使用温度に加熱又は冷却される。これによれば、複
数種類の処理液を使用する際には、各処理液により使用
目的温度が異なるが、それぞれの温度に対応してベルヌ
ーイ板の温度を素早く変更し、素早く処理液および試料
を昇温させて処理を行うことができるので、それぞれの
温度に合わせた専用の処理(洗浄)装置を使用するのと
比べて処理時間及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る試料の流体処理装置の
概略断面図である。
【図2】第2の実施の形態の流体処理装置の概略断面図
である。
【図3】循環パイプ又は溝の形状を示す平面図である。
【図4】ウェハに洗浄液が供給される状態を示す概略断
面図である。
【図5】従来の洗浄装置の概略図である。
【符号の説明】 10 洗浄装置 12 上ベルヌーイ板 14 下ベルヌーイ板 16 ウェハ 22 洗浄液供給バルブ 24 循環パイプ 26 供給パイプ 28 排出パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 齊 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 藤城 雅隆 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 大録 範行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所内 (72)発明者 田中 雄一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB23 AB34 AB44 BB24 BB82 BB92 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ベルヌーイ板と下ベルヌーイ板を平行
    に設け、これら上下ベルヌーイ板の面と平行に対面する
    ように板状試料を配置し、該試料の少なくとも上面に処
    理液を噴出しつつ、少なくとも上ベルヌーイ板と試料と
    を相対的に回転させて試料の処理を行う板状試料の流体
    処理装置において、 少なくとも前記上ベルヌーイ板と試料の表面とのギャッ
    プが0.2〜2mmの挟ギャップで配置され、該上下ベ
    ルヌーイ板には、熱媒体又は冷却媒体を供給することに
    より該上下ベルヌーイ板を加熱又は冷却する流路が設け
    られていることを特徴とする板状試料の流体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記板状試料の表裏面と前記上下ベルヌ
    ーイ板との間は、それぞれ前記の挟ギャップを形成する
    ように配置される請求項1記載の板状試料の流体処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記板状試料の表裏面と前記上下ベルヌ
    ーイ板との間は、それぞれ同じ大きさのギャップを形成
    するように配置される請求項1又は2記載の板状試料の
    流体処理装置。
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