JP2000334130A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000334130A
JP2000334130A JP11145926A JP14592699A JP2000334130A JP 2000334130 A JP2000334130 A JP 2000334130A JP 11145926 A JP11145926 A JP 11145926A JP 14592699 A JP14592699 A JP 14592699A JP 2000334130 A JP2000334130 A JP 2000334130A
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prize
ball
game
winning
balls
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JP11145926A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振り分け入賞手段の入賞領域への入賞により
払い出し手段から払い出される賞品球の賞品球数を変化
させて、変化に富み緊迫感のあるゲームを行える弾球遊
技機を提供する。 【解決手段】 複数個の入賞領域を有する振り分け入賞
手段13と、入賞領域22〜24への遊技球の入賞により所定
数の賞品球を払い出す払い出し手段42とを備え、入賞領
域への遊技球の1入賞に対して払い出し手段42が払い出
すべき賞品球の賞品球数を変化させる賞品球数制御手段
44を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、入賞口
の内部が普通入賞領域と特定入賞領域とに分割され、且
つ開閉板による入賞口の開閉により、遊技者に有利な開
状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)とに開閉
動作可能な振り分け入賞手段と、遊技球を検出する始動
手段と、この始動手段が遊技球を検出することを条件に
1個又は複数個の図柄が所定時間変動して停止する図柄
表示手段と、この図柄表示手段の変動後の停止図柄が特
定図柄となったときに、振り分け入賞手段を開状態に変
換駆動して遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状
態発生手段とを備え、振り分け入賞手段の開放中に遊技
球が特定入賞領域を通過することを条件に、利益状態を
所定ラウンド間継続させるようにしたものがある。
【0003】この種の弾球遊技機では、普通入賞領域と
特定入賞領域との何れに入賞した場合でも、その1入賞
当たりに払い出し手段から払い出される賞品球の賞品球
数は一定に固定的に設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の振り分け入賞手
段では、その普通入賞領域に遊技球が入賞すれば、所定
数の賞品球を獲得でき、また特定入賞領域に遊技球が入
賞すれば、所定数の賞品球を獲得できる他に、利益状態
の継続と言う利益を得ることができる。
【0005】しかし、入賞領域への遊技球の1入賞当た
りの賞品球数は常に一定であるため、振り分け入賞手段
が開く利益状態が発生することにより、遊技者は略一定
の利益を獲得できる反面、変化に乏しく緊迫感に欠ける
問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、振り分け入賞手段の入賞領域への入賞により払い出
し手段から払い出される賞品球の賞品球数を変化させ
て、変化に富み緊迫感のあるゲームを行える弾球遊技機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の入賞
領域22〜24を有する振り分け入賞手段13と、前記入賞領
域22〜24への遊技球の入賞により所定数の賞品球を払い
出す払い出し手段42とを備えた弾球遊技機において、前
記入賞領域22〜24への遊技球の1入賞に対して前記払い
出し手段42が払い出すべき賞品球の賞品球数を変化させ
る賞品球数制御手段44を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
に対応して遊技盤3 が裏側から着脱自在に装着され、ま
た遊技盤3 の前側にガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在
に配置されている。
【0009】前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿6 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿7 と、発射手段の発射ハンドル8 とが夫々
設けられている。
【0010】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール9 が環状に装着されると共に、そのガイドレール
9 の内側の遊技領域10に液晶表示手段11、第2始動手段
12、振り分け入賞手段13、第1始動手段14、普通入賞手
段15〜17等の複数個の遊技部品が配置されている。
【0011】液晶表示手段11は、第2図柄表示手段18と
兼用している。第2図柄表示手段18は、1個又は複数
個、例えば左右方向に3個の遊技図柄を表示し、第2始
動手段12が遊技球を検出することを条件に、3個の遊技
図柄が乱数制御により所定時間変動して停止するように
なっている。なお、遊技図柄は、数字図柄、キャラクタ
ー図柄等により構成されており、この実施形態では
「0」〜「9」までの数字図柄が使用されている。
【0012】液晶表示手段11の上部に第1図柄表示手段
20が設けられている。第1図柄表示手段20は1個又は複
数個、例えば1個の遊技図柄を表示し、通過ゲート式等
の第1始動手段14が遊技球を検出することを条件に、そ
の1個の遊技図柄が乱数制御により所定時間変動して停
止するようになっている。なお、この実施形態では、こ
の遊技図柄にも「0」〜「9」までの数字図柄が使用さ
れている。
【0013】第2始動手段12には、開閉自在な左右一対
の開閉爪19を備えた開閉入賞式の電動チューリップ等が
使用されており、第1図柄表示手段20の変動後の停止図
柄が所定図柄(以下、当たり図柄と言う)を表示したと
きに、開閉爪19が所定時間開放するようになっている。
【0014】振り分け入賞手段13は所謂大入賞手段を構
成するものであって、遊技者に有利な第1状態(開状
態)と不利な第2状態(閉状態)との間で変換動作(開
閉動作)するように、下部側の横軸廻りに開閉自在な開
閉板21を備え、第2図柄表示手段18の変動後の停止図柄
が例えば「7・7・7」等の特定の組み合わせ(以下、
大当たり図柄と言う)となる所謂大当たりのときに、開
閉板21が前側に開放するようになっている。
【0015】振り分け入賞手段13は、図3及び図4に示
すように、その内部が複数個、例えば左右方向に3個の
入賞領域22〜24に分割され、その一部が特定入賞領域22
となり、他が普通入賞領域23,24 となっている。普通入
賞領域23,24 は、遊技球の入賞により賞品球を払い出す
ための入賞専用であり、また特定入賞領域22は入賞用の
他に、遊技球の入賞により、遊技者に有利な価値の付
与、例えば利益状態を所定ラウンド間継続するための利
益状態継続用を兼用している。
【0016】振り分け入賞手段13は、遊技盤3 の前面に
当接する前飾り板25と、この前飾り板25の裏側に設けら
れ且つ遊技盤3 の装着孔に前側から嵌合する入賞ケース
26と、この入賞ケース26の前飾り板25側に形成された横
長状の入賞口27と、この入賞口27を開閉し且つ開放時に
遊技球を入賞口27に案内する開閉板21とを備え、その開
閉板21は下部側の横軸により開閉自在に枢支され、ソレ
ノイド等の開閉駆動手段28により開閉される。
【0017】特定入賞領域22と普通入賞領域23,24 は、
前飾り板25の裏側で入賞ケース26の下側に設けられ、そ
の特定入賞領域22に対応して特定入賞検出スイッチ29
が、普通入賞領域23,24 に対応して普通入賞検出スイッ
チ30が、特定入賞領域22と普通入賞領域23,24 との合流
通路32に対応して計数スイッチ33が夫々設けられてい
る。
【0018】特定入賞検出スイッチ29は特定入賞領域22
に入賞した遊技球を検出するものである。普通入賞検出
スイッチ30は普通入賞領域23,24 に入賞した遊技球を検
出するためのもので、2個の普通入賞領域23,24 に対応
して1個設けられている。計数スイッチ33は、特定入賞
領域22及び普通入賞領域23,24 に入賞した遊技球を検出
して計数するためのものである。
【0019】なお、2個の普通入賞領域23,24 の夫々に
対応して2個の普通入賞検出スイッチ30を設けても良
い。また特定入賞検出スイッチ29と普通入賞検出スイッ
チ30との信号に従って入賞個数を計数するように構成し
て、計数スイッチ33を省略しても良い。
【0020】振り分け入賞手段13には、特定入賞領域22
の近傍に賞品球数表示手段34が設けられている。賞品球
数表示手段34は、入賞領域に遊技球が入賞したときに、
その1入賞当たりに遊技者が獲得する賞品球数を表示す
るためのもので、入賞口27の上側に配置され、前飾り板
25等に装着されている。
【0021】振り分け入賞手段13は、開閉板21の開放後
に所定時間が経過したとき、又は計数スイッチ33が所定
数(例えば10個)の遊技球の入賞を検出したときに開
閉板21を閉じると共に、特定入賞検出スイッチ29が特定
入賞領域22に入賞した遊技球を検出することを条件に、
最大所定ラウンド数(例えば16ラウンド)まで開閉動
作を繰り返すようになっている。
【0022】図5は制御系を例示するブロック図であ
る。35は第1乱数選択手段で、当たり・外れ決定用乱数
を繰り返して発生し、第1始動手段14が遊技球を検出す
ることを条件に、その時点の乱数を選択するようになっ
ている。36は第1図柄表示制御手段で、第1始動手段14
が遊技球を検出することを条件に第1図柄表示手段20の
遊技図柄を所定時間変動させて、第1乱数選択手段35で
選択した当たり乱数又は外れ乱数に応じて停止図柄が当
たり図柄又は外れ図柄を表示するようになっている。
【0023】37は開閉制御手段で、第1図柄表示手段20
の変動後における停止図柄が「7」等の当たり図柄を表
示したときに、第2始動手段12の開閉爪19をを所定時間
開放させるようになっている。38は第2乱数選択手段
で、大当たり・外れ決定用乱数、変動パターン決定用乱
数、停止図柄決定用乱数等の所定の乱数を繰り返して発
生し、第2始動手段12が遊技球を検出することを条件に
その乱数を選択するようになっている。
【0024】39は第2図柄表示制御手段で、第2始動手
段12に遊技球が入賞することを条件に、第2乱数選択手
段38で選択された大当たり・外れ決定用乱数、変動パタ
ーン決定用乱数、停止図柄決定用乱数等に応じて第2図
柄表示手段18の3個の遊技図柄を所定時間変動させて停
止させるためのものである。
【0025】40は記憶手段で、第2図柄表示手段18の遊
技図柄の変動中に、第2始動手段12に遊技球が入賞した
とき、その入賞を所定数(例えば4個)まで記憶し、第
2図柄表示手段18の変動動作が終了する毎に、その記憶
個数分に応じて第2図柄表示手段18の遊技図柄を変動さ
せるためのものである。
【0026】41は利益状態発生手段で、第2乱数選択手
段38が特定乱数(大当たり乱数)を選択して第2図柄表
示手段18の変動後の遊技図柄が大当たり図柄を表示する
ときに、遊技者に有利な利益状態を発生させて、振り分
け入賞手段13の開閉板21を開放するようになっている。
【0027】即ち、利益状態発生手段41は、第2始動手
段12への遊技球の入賞時に第2乱数選択手段38により抽
選された大当たり・外れ乱数及び/又は第2図柄表示手
段18の変動後の停止図柄から大当たり、外れの判定を行
い、第2図柄表示手段18の変動後における遊技図柄の停
止図柄が「7・7・7」の大当たり図柄となったとき
に、振り分け入賞手段13の開閉板21を開放して遊技者に
有利な利益状態を発生させるようになっている。
【0028】42は上皿6 へと賞品球を払い出すための払
い出し手段であり、遊技機本体1 の裏側に装着されてい
る。43は払い出し制御手段で、各普通入賞手段15〜17、
第2始動手段12に遊技球が入賞したときに所定数(例え
ば6〜15個)の賞品球を、振り分け入賞手段13の普通
入賞領域23,24 に遊技球が入賞したときに所定数、例え
ば10個の賞品球を、また振り分け入賞手段13の特定入
賞領域22に遊技球が入賞したときに賞品球数制御手段44
により指示された賞品球数の賞品球を夫々払い出すよう
に払い出し手段42を制御すべく構成されている。
【0029】賞品球数制御手段44は、振り分け入賞手段
13の特定入賞領域22及び/又は普通入賞領域23,24 への
遊技球の入賞に対して払い出し手段42が払い出すべき賞
品球の賞品球数を変化させるためのものである。なお、
この実施形態では、普通入賞領域23,24 に入賞したとき
の賞品球数を10個に固定しており、特定入賞領域22に
入賞したときに賞品球数制御手段44で賞品球数を変化さ
せるように構成している。
【0030】即ち、賞品球数制御手段44は、特定入賞領
域22に入賞したときに、その賞品球数を所定範囲内、例
えば6個から15個の範囲内で乱数制御により変化させ
るように構成され、各賞品球数に対応する乱数値を発生
する乱数選択部45と、特定入賞検出スイッチ29が遊技球
を検出したときに乱数選択部45の乱数値を選択して、そ
の乱数値を判定して賞品球数を決定する賞品球数判定部
46とを備え、特定入賞検出スイッチ29が特定入賞領域22
を通過する遊技球を検出する都度、賞品球数判定部46が
乱数処理によりそのときの賞品球数を決定し、その賞品
球数を払い出し制御手段43に指令するようになってい
る。
【0031】47は賞品球数表示手段34の賞品球数の表示
を制御する賞品球数表示制御手段で、賞品球数制御手段
44で決定した賞品球数を賞品球数表示手段34が表示する
ように制御するものである。
【0032】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。遊技盤3 の上部側に発射された遊技球が第1
始動手段14を通過すると、第1乱数選択手段35でその時
点の乱数を選択し、その乱数に従って第1図柄表示制御
手段36が乱数判定、その他の処理を行い、第1図柄表示
手段20の第1図柄を所定時間変動させる。
【0033】第1乱数選択手段35が選択した乱数値が当
たり乱数値であれば、第1図柄表示手段20の遊技図柄が
当たり図柄で停止し、開閉制御手段37が働いて第2始動
手段12の一対の開閉爪19が所定時間開放する。このため
第2始動手段12に遊技球が入賞し易くなり、それだけ第
2図柄表示手段18の遊技図柄が変動し易くなる。
【0034】第2始動手段12に遊技球が入賞すると、第
2乱数選択手段38がその時点の乱数値を選択し、第2図
柄表示制御手段39が乱数処理により大当たり乱数値か否
かを判定し、その判定結果に従って所定の停止図柄で停
止するように、第2図柄表示手段18に表示される遊技図
柄を所定の変動パターンで所定時間変動させる。
【0035】第2図柄表示手段18の遊技図柄は、第2図
柄表示制御手段39の表示制御機能に従って所定の変動パ
ターンで変動しながら停止し確定する。例えば、第2乱
数選択手段38で選択した乱数値が大当たり乱数値であれ
ば、第2図柄表示手段18の変動後の停止図柄が「7・7
・7」等の大当たり図柄を表示し、利益状態発生手段41
が働いて、振り分け入賞手段13の開閉板21が前側に開放
する利益状態が発生する。
【0036】これによって遊技盤3 の上部側から落下す
る遊技球の多くが開閉板21を経て振り分け入賞手段13に
入賞し易くなり、一旦、第2図柄表示手段18側で大当た
りが発生すれば、遊技者に多大な利益が還元されること
になる。
【0037】振り分け入賞手段13は、計数スイッチ33が
10個の遊技球の入賞を検出するか、又は所定時間経過
したときに開閉板21が閉じ、開閉板21の開放中に入賞し
た遊技球が特定入賞領域22を通過して、特定入賞検出ス
イッチ29が遊技球を検出すれば、開閉板21が再度開放
し、最大16ラウンドまで開閉動作を繰り返す。
【0038】振り分け入賞手段13の開閉板21が入賞口27
を開放すると、上側から遊技盤3 に沿って落下する遊技
球が開閉板21を経て入賞口27へと入賞し、その遊技球は
特定入賞領域22、普通入賞領域23,24 の何れかに振り分
けられて行く。そして、遊技球が普通入賞領域23,24 に
振り分けられると、その遊技球を普通入賞検出スイッチ
30が検出するので、払い出し制御手段43からの払い出し
指令によって払い出し手段42が作動し、普通入賞検出ス
イッチ30が遊技球を検出する毎に1入賞当たり10個の
賞品球を上皿6 側へと払い出す。
【0039】また遊技球が特定入賞領域22に振り分けら
れると、その遊技球を特定入賞検出スイッチ29が検出し
て、開閉板21が閉じた後に再度開放する他、賞品球数制
御手段44において、特定入賞検出スイッチ29が遊技球を
検出したときの乱数値を乱数選択部45が選択し、賞品球
数判定部46がその乱数値から賞品球数を判定し決定す
る。従って、特定入賞検出スイッチ29が遊技球を検出す
る毎に、特定入賞領域22への1入賞当たりの賞品球数が
6〜15個の範囲内でランダムに変化する。
【0040】そして、賞品球数制御手段44においてその
ときの賞品球数が決定すると、その賞品球数信号が払い
出し制御手段43へと送られ、払い出し制御手段43が賞品
球数信号に応じた賞品球を払い出すように払い出し手段
42を制御し、払い出し手段42が所定の賞品球数の賞品球
を払い出す。また賞品球数表示手段34がそのときの賞品
球数を表示する。
【0041】従って、利益状態発生手段41による利益状
態が発生して振り分け入賞手段13の特定入賞領域22に遊
技球が入賞したときには、特定入賞検出スイッチ29が遊
技球を検出する毎に、その1入賞当たりの賞品球数が6
〜15個の範囲内でランダムに変化することになり、遊
技者は変化に富み緊迫感のあるゲームを行うことができ
る。また賞品球数制御手段44は、乱数制御により賞品球
数を変化させる構成であるため、各入賞毎に賞品球数を
容易に変化させることが可能である。
【0042】特に、普通入賞領域23,24 に入賞したとき
の1入賞当たりの賞品球数が10個であるのに対し、特
定入賞領域22側に入賞したときには所定個数6〜15個
の範囲内で賞品球数が変化するので、入賞口27に入賞し
た遊技球が特定入賞領域22と普通入賞領域23,24 との何
れに振り分けられるかによって、遊技者が獲得する賞品
球の数が大きく異なり、遊技者の緊迫感をより増大でき
る。
【0043】1入賞当たりの賞品球数が変化すれば、そ
の都度、賞品球数表示手段34がその賞品球数を数字等で
表示する。このため遊技者は、そのときの賞品球数を具
体的に把握できる。
【0044】他の普通入賞手段15〜17、第2始動手段12
に遊技球が入賞したときにも、払い出し制御手段43から
の払い出し指令によって払い出し手段42が作動し、所定
数の賞品球を払い出すことは言うまでもない。
【0045】なお、特定入賞領域22に入賞したときの賞
品球数を固定しておき、普通入賞領域23,24 に遊技球が
入賞したときに、払い出し手段42が払い出すべき1入賞
当たりの賞品球数を賞品球数制御手段44により変化させ
るようにしても良い。その場合には普通入賞検出スイッ
チ30が遊技球を検出したときに、乱数選択部45がそのと
きの乱数値を選択するように構成すれば良い。この場合
には、図3及び図4に2点鎖線で示すように、普通入賞
領域23,24 の近傍に賞品球数表示手段34を設ければ良
い。
【0046】また特定入賞領域22、普通入賞領域23,24
の何れに入賞したときにも、賞品球数制御手段44によっ
て同様に賞品球数を変化させるようにしても良い。また
賞品球数制御手段44は、乱数制御以外の方式で賞品球数
を変化させるように構成することも可能である。賞品球
数表示手段34は、賞品球数の増減によって表示ランプの
点灯箇所が変化するようにして、賞品球数の変化を間接
的に表示するように構成しても良い。
【0047】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
第2図柄表示手段18の変動後の停止図柄の種類に応じ
て、振り分け入賞手段13の特定入賞領域22及び/又は普
通入賞領域23,24 への入賞に対する1入賞当たりの賞品
球数を変化させるようにしたものである。
【0048】この実施形態では、賞品球数制御手段44
は、第2図柄表示手段18の変動後の停止図柄の種類を判
定する図柄判定部48と、停止図柄の種類に応じて賞品球
数が予め設定された賞品球数設定部49と、図柄判定部48
の判定結果に応じて賞品球数設定部49の設定球数を読み
出して出力する賞品球数出力部50とを備えている。賞品
球数設定部49には、例えば第2図柄表示手段18の変動後
の停止図柄が偶数図柄のときに賞品球数が10個に、奇
数図柄のときに賞品球数が15個に設定されている。
【0049】なお、賞品球数表示手段34は、振り分け入
賞手段13の入賞ケース26の中央上部等に設けられてい
る。またこの場合には、計数スイッチ33を払い出し指令
専用として使用することが可能であり、普通入賞領域2
3,24 の普通入賞検出スイッチ30は省略しても良い。
【0050】この実施形態では、第2図柄表示手段18の
変動後の停止図柄が「6・6・6」、「7・7・7」等
の大当たり図柄を表示し、利益状態発生手段41による利
益状態が発生すると、振り分け入賞手段13の開閉板21が
開放する。一方、賞品球数制御手段44では、第2図柄表
示手段18の停止図柄が偶数図柄か奇数図柄かを図柄判定
部48により判定し、それに応じて賞品球数出力部50が賞
品球数設定部49に設定された賞品球数を読み出して払い
出し制御手段43へと出力する。
【0051】これによって停止図柄が偶数図柄のときに
は1入賞当たり10個の賞品球を、奇数図柄のときには
1入賞当たり15個の賞品球を夫々払い出す。従って、
払い出し手段42は、振り分け入賞手段13の特定入賞領域
22、普通入賞領域23,24 の何れに遊技球が入賞した場合
でも、その入賞領域の如何に関係なく賞品球数が変化す
るので、遊技者は変化に富み緊迫感のあるゲームを行う
ことができる。
【0052】また賞品球数制御手段44は、第2図柄表示
手段18の変動後の停止図柄の種類に応じて賞品球数を変
化させるようにしているので、第2図柄表示手段18の停
止図柄の種類によって利益状態発生中の利益内容が変化
し、これによって遊技者の興趣が更に向上する。更に遊
技者は、停止図柄の種類から賞品球数の多少を判断でき
る。
【0053】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
利益状態発生手段41による利益状態発生中に、振り分け
入賞手段13が開閉動作する各ラウンド毎に1入賞当たり
の賞品球数を変化させるようにしたものである。
【0054】この賞品球数制御手段44は、利益状態発生
手段41の働きによる振り分け入賞手段13の開閉ラウンド
を検出するラウンド検出部51と、その各ラウンド毎に予
め賞品球数が設定された賞品球数設定部49と、ラウンド
検出部51のラウンド検出毎に賞品球数設定部49の賞品球
数を読み出して出力する賞品球数出力部50とを備えてい
る。
【0055】賞品球数設定部49に例えば10個と15個
との2種類を設定しておき、それの何れかを賞品球数出
力部50でラウンド毎に選択するようにしても良い。従っ
て、賞品球数が同じとなるラウンドがあっても良い。
【0056】なお、賞品球数表示手段34は、振り分け入
賞手段13の入賞ケース26の中央上部等に設けられてい
る。またこの場合にも、普通入賞領域23,24 の普通入賞
検出スイッチ30は省略しても良い。
【0057】この実施形態では、振り分け入賞手段13の
開閉ラウンド毎に払い出し手段42から払い出される賞品
球の個数が設定範囲内で変化し、振り分け入賞手段13に
遊技球が入賞したときに、そのラウンドに応じた数の賞
品球が払い出し手段42により払い出されるので、遊技者
は変化に富んだゲームを行うことができる。
【0058】なお、この実施形態では、各ラウンド毎に
乱数制御方式で賞品球数を決定するようにしても良い。
【0059】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。例えば、各実施形態の1入賞当たりの賞品球数
は全て例示であり、その個数に限定されるものではな
い。
【0060】また振り分け入賞手段13として、実施形態
では大入賞手段を例示しているが、この大入賞手段に限
定されるものではない。従って、振り分け入賞手段13の
内部の入賞領域は、特定入賞領域22、普通入賞領域23,2
4 以外のものでも良い。また大入賞手段に採用する場合
にも、その構造、作動形態等を適宜変更することが可能
である。
【0061】賞品球数制御手段44は、振り分け入賞手段
13に遊技球が入賞したときの1入賞当たりの賞品球数を
変化させる機能があれば十分であり、その賞品球数を変
化させる方式、変化させる条件等は適宜決定すれば良
い。
【0062】更に第1の実施形態の一部と第2又は第3
の実施形態とを夫々併用し、振り分け入賞手段13の一部
又は全部の入賞領域に対応して賞品球数制御手段44を設
け、その一部又は全部の入賞領域に遊技球が入賞したと
きに、それに対応する賞品球数制御手段44によって、第
2図柄表示手段18の変動後の停止図柄の種類、又は振り
分け入賞手段13のラウンドに応じて賞品球数を変化させ
るようにしても良い。
【0063】また賞品球数表示手段34の他に、音の変化
により遊技者に賞品球数の変化を報知するスピーカ等の
音声式報知手段を設けても良い。音声式報知手段は、賞
品球数表示手段34に代替して設けても良いし、賞品球数
表示手段34と併用しても良い。
【0064】例えば賞品球数制御手段44は、第2図柄表
示手段18の停止図柄の種類、又は振り分け入賞手段13の
ラウンドに応じて賞品球数を変化させるように構成し、
この賞品球数制御手段44を振り分け入賞手段13の特定入
賞領域22及び/又は普通入賞領域23,24 に対応させて設
け、特定入賞領域22及び/又は普通入賞領域23,24 に遊
技球が入賞したときに、その1入賞当たりの賞品球数を
停止図柄の種類又はラウンドに応じて変化させるように
しても良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても
同様に実施可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明では、複数個の入賞領域22〜24を
有する振り分け入賞手段13と、前記入賞領域22〜24への
遊技球の入賞により所定数の賞品球を払い出す払い出し
手段42とを備えた弾球遊技機において、前記入賞領域22
〜24への遊技球の1入賞に対して前記払い出し手段42が
払い出すべき賞品球の賞品球数を変化させる賞品球数制
御手段44を備えているので、従来の賞品球数が一定の場
合に比較して、変化に富み緊迫感のあるゲームを行うこ
とができ、遊技者の興趣が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す振り分け入賞手
段の一部破断斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す振り分け入賞手
段の断面背面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
12 第2始動手段 13 振り分け入賞手段 18 第2図柄表示手段 22 特定入賞領域 23,24 普通入賞領域 34 賞品球数表示手段 41 利益状態発生手段 42 払い出し手段 44 賞品球数制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の入賞領域(22)〜(24)を有する振
    り分け入賞手段(13)と、前記入賞領域(22)〜(24)への遊
    技球の入賞により所定数の賞品球を払い出す払い出し手
    段(42)とを備えた弾球遊技機において、前記入賞領域(2
    2)〜(24)への遊技球の1入賞に対して前記払い出し手段
    (42)が払い出すべき賞品球の賞品球数を変化させる賞品
    球数制御手段(44)を備えたことを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記振り分け入賞手段(13)は、普通入賞
    領域(23)(24)と、遊技球の入賞により遊技者に有利な価
    値を付与する特定入賞領域(22)とを備え、前記普通入賞
    領域(23)(24)及び/又は特定入賞領域(22)への遊技球の
    1入賞に対して前記払い出し手段(42)が払い出すべき賞
    品球の賞品球数を変化させる前記賞品球数制御手段(44)
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状
    態とに変換駆動可能な前記振り分け入賞手段(13)と、遊
    技球を検出する始動手段(12)と、該始動手段(12)が遊技
    球を検出することを条件に1個又は複数個の図柄が所定
    時間変動して停止する図柄表示手段(18)と、該図柄表示
    手段(18)の変動後の停止図柄が特定図柄となったとき
    に、前記振り分け入賞手段(13)を前記第1状態に変換駆
    動して遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発
    生手段(41)とを備えたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記賞品球数制御手段(44)は、前記入賞
    領域(22)〜(24)に遊技球が入賞することを条件に乱数制
    御により前記賞品球数を変化させるようにしたことを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記賞品球数制御手段(44)は、前記図柄
    表示手段(18)の変動後の停止図柄の種類に応じて前記賞
    品球数を変化させるようにしたことを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記賞品球数制御手段(44)は、前記ラウ
    ンド毎に前記賞品球数を変化させるようにしたことを特
    徴とする請求項2〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記入賞領域(22)〜(24)の近傍に、前記
    賞品球数を表示する賞品球数表示手段(34)を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技
    機。
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