JP2000334089A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000334089A
JP2000334089A JP2000076744A JP2000076744A JP2000334089A JP 2000334089 A JP2000334089 A JP 2000334089A JP 2000076744 A JP2000076744 A JP 2000076744A JP 2000076744 A JP2000076744 A JP 2000076744A JP 2000334089 A JP2000334089 A JP 2000334089A
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JP
Japan
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control unit
game
power
power supply
control
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JP2000076744A
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Masato Kamimura
正人 上村
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Aruze Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の稼動を停止させる遊技店の営業時間
外においても、外部の管理システムとの通信機能に基づ
くCPUの個別監視を、効率よく常時可能とする遊技機
を提供する。 【解決手段】 遊技機1は、遊技に関する主要な決定処
理を行う制御手段10aを含み、該制御手段10aでの
処理結果に基づく遊技に関連する情報又は該制御手段1
0aで発生したエラーに関する情報を遊技機1の外部の
管理システム50との間で送信又は受信可能な第1制御
部10と、遊技に関連する情報に基づいて周辺装置25
を制御する第2制御部20とを備える。第1制御部10
及び第2制御部20は、それぞれ別個に電力が供給又は
遮断されるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ等の制御手段を備えたパチンコ遊技機等の遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、パチンコ機やパチスロ機に対する
不正行為が増える傾向にあり、その中で最も拡大してい
る行為は、不正に改造したROMを正規のROMと交換
し、不正に大当りを発生させるものである。
【0003】そのため、従来、回路基板のソケットにそ
れぞれ独立して装着されていたROM及びRAMをCP
Uと一体化したワンチップICを使用し、そのICを基
板に直接ハンダ付けすることで不正行為を防止すること
が知られている。
【0004】しかし、このような場合でも基板自体を交
換してしまえば依然、不正行為は可能であり、万全の対
策とは言い難い。
【0005】そこで、上記のようなワンチップICに組
み込まれているCPUに固有のID番号を割り当て、こ
のCPUと外部のコンピュータによる管理システムとの
間に通信機能を持たせて、CPU個別のID番号を随時
照合することで、装着されているワンチップICに組み
込まれているCPUが正規のCPUであるかどうかを監
視する方法(CPU個別監視機能)がある。
【0006】また、このような通信機能によれば、上記
のCPU個別監視機能に加え、CPU,ROM等の電子
部品、あるいはそれらを含めた基板自体を交換しようと
しても、通信機能によって個々の電子部品の接続状況を
常時監視し、通信状態が断絶しているかどうかの判別を
することで、不正行為が行われたかどうかの確認も容易
にできる。すなわち、基板自体を交換する瞬間は必ず電
気的な断線が生じるため、その瞬間は通信状態が断絶す
ることから、管理システムによってその状態を容易に把
握できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような不正行為
が行われる時間帯というのは、遊技店が閉店した後、す
なわち遊技店の営業時間外に行われることが多い。一
方、上記のような通信機能に基づくCPUの個別監視
は、遊技機が稼動中、すなわち遊技機に電源が供給され
ている状態であることを要する。しかし、遊技店の営業
時間外は、全ての遊技機の電源が切られるため、各CP
Uの個別監視ができず、不正行為に対する防犯機能が働
かないという問題がある。
【0008】したがって、CPUの個別監視を行うため
には、遊技店の営業時間外も常時遊技機の電源を入れて
おくこととなるが、それは電力消費量を増加させたり、
遊技機の各種装置の寿命を短縮させたりする等の不具合
を新たに生じさせる。さらに、遊技機が常時稼動してい
るとなると、営業時間外に誰かが遊技を行ってしまうお
それがあり、常に遊技店内を監視しなければならないと
いう問題が生じる。
【0009】本発明の目的は、遊技機の稼動を停止させ
る遊技店の営業時間外においても、外部の管理システム
との通信機能に基づくCPUの個別監視を、効率よく常
時可能とする遊技機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
遊技に関する主要な決定処理を行う制御手段を含み、該
制御手段での処理結果に基づく遊技に関連する情報又は
該制御手段で発生したエラーに関する情報を外部の管理
システムとの間で送信又は受信可能な第1制御部と、遊
技に関連する情報に基づいて周辺装置を制御する第2制
御部とを備えた遊技機であって、第1制御部及び第2制
御部は、それぞれ別個に電力が供給又は遮断されるよう
に構成されていることを特徴とする。
【0011】第2の態様は、遊技に関する主要な決定処
理を行う制御手段を含み、該制御手段での処理結果に基
づく遊技に関連する情報又は該制御手段で発生したエラ
ーに関する情報を、外部の管理システムとの間で送信又
は受信可能な第1制御部と、遊技に関連する情報に基づ
いて周辺装置を制御する第2制御部と、第1制御部及び
第2制御部に対して選択的に電力の供給又は遮断が可能
な電力供給/遮断切換手段を備えたことを特徴とする。
【0012】第3の態様は、電力供給/遮断切換手段
は、第2制御部に対する電力の供給又は遮断のみを可能
とすることを特徴とする。
【0013】第4の態様は、電力供給/遮断切換手段に
おける電力の供給/遮断の切換操作が遊技機外部の管理
システムによって行われることを特徴とする。
【0014】第5の態様は、遊技に関する主要な決定処
理を行う制御手段を含み、該制御手段での処理結果に基
づく遊技に関連する情報又は該制御手段で発生したエラ
ーに関する情報を、外部の管理システムとの間で送受信
可能な第1制御部と、遊技に関連する情報に基づいて周
辺装置を制御する第2制御部とを備えた遊技機であっ
て、第1制御部は、電源からの電力供給が遮断されたと
きでも、電力供給が可能な二次電源に接続されているこ
とを特徴とする。具体的態様として、二次電源は大容量
コンデンサ、バッテリー等の蓄電手段により構成され
る。
【0015】
【作用及び効果】本発明の第1の態様によれば、第1制
御部及び第2制御部は、それぞれ別個に電力が供給又は
遮断されるように構成されているので、必要に応じて、
第1制御部又は第2制御部のいずれか一方の電力供給を
遮断させることが可能となる。
【0016】例えば、主要な遊技処理を行う制御手段に
対する不正行為を防止するために、上記管理システムに
よって制御手段における通信状態を常時監視する場合、
制御手段を含む第1制御部に対してのみ電力を常時供給
するようにし、第2制御部に対しては電力供給を遮断す
るというような効率のよい電力供給が可能となる。
【0017】これにより、遊技店の営業時間外におい
て、通信機能に基づく制御手段の個別監視をする場合に
必要な電力消費量が、遊技機全体に電力を供給する場合
に比べて少なくて済むようになる。更に、遊技機全体に
常時電力を供給することで各種装置の寿命が短縮すると
いう問題も、各種装置についての電力供給を遮断するこ
とにより解決できる。また、遊技機全体に電力が供給さ
れていなければ遊技が行えないため、営業時間外におい
て誰かが遊技を行ってしまうこともなく、遊技店内を常
時監視する手間がなくなる。
【0018】第2の態様によれば、遊技店側の営業状況
や外部監視機関のニーズ等に応じて、電力供給/遮断切
換手段により、第1制御部及び第2制御部に対する電力
の供給又は遮断が選択的に可能となる。すなわち、第
1制御部及び第2制御部共に電力が供給されている状態
(営業時間中など)、第1制御部には電力が供給され
ているが、第2制御部には電力が供給されていない状態
(第1制御部に対する監視期間中など)、第1制御部
及び第2制御部共に電力が供給されていない状態(故障
などでその遊技台を根本的にシャットダウンしていると
き)、第1制御部には電力が供給されず、第2制御部
には電力が供給されている状態(第2制御部に対する監
視期間中など)のいずれかが選択される。但し、遊技店
の営業時間外における監視は、第1制御部に含まれる制
御手段についての監視(の状態)が基本であり、の
状態は、第2制御部で制御される周辺装置(例えば、賞
球払出装置)に対する不正行為を監視するような場合な
どに限られる。
【0019】第3の態様によれば、電力供給/遮断切換
手段は、第2制御部に対する電力の供給又は遮断のみを
可能とするので、不正行為時に当該電力供給/遮断切換
手段の操作が行われたとしても、第1制御部に対する電
力供給は遮断されない。従って、より万全な監視体制が
構築できる。また、各制御部毎に個別に切換可能な電力
供給/遮断切換手段を備えた場合に比べ、操作手順が少
なくなると共に、操作ミスが無くなるという効果があ
る。
【0020】第4の態様によれば、電力供給/遮断切換
手段における電力の供給/遮断の切換操作は、遊技機外
部の管理システムによって行われるので、遊技機の電力
の供給/遮断の切換操作について、遠隔操作による一括
制御が可能となり、遊技店内の遊技機の一台毎の切換操
作を行うという手間が省ける。
【0021】第5の態様によれば、第1制御部は、電源
からの電力供給が遮断されたときでも、電力供給が可能
な二次電源に接続されているので、従来通りの電力供給
/遮断手段で構成できると共に、停電時など電力供給が
機能不全に陥った場合であっても第l制御部を継続して
機能させることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、複数のパチンコ遊技機を列
設した遊技店における実施例に基づいて説明する。コン
ピュータ等による外部の管理システムは、各遊技機との
間で遊技に関する情報を送受信する集中管理方式によ
り、各遊技機の遊技状態等を把握することができる。こ
のような外部の管理システムを利用して、各遊技機の異
常事態発生や不正行為についての監視も行われる。
【0023】図1は、本発明の一実施例として外部の管
理システム50に接続されたパチンコ遊技機1の制御装
置の構成を示す。
【0024】この遊技機1は、2つの制御部(第1制御
部10、第2制御部20)を有し、遊技に関する制御を
行うように構成されている。
【0025】第1制御部10は、遊技盤面上の所定の入
賞口に遊技球が入賞した時その入賞口内部の入賞スイッ
チ30から発生する入力信号に基づいて遊技上の主要な
決定処理を行う制御手段としてのCPU11と、遊技に
関する情報(大当り抽選のプログラムや大当りの確率決
定テーブル等)が収められた記憶手段としてのROM1
2及びRAM13とを含むメイン回路10a、I/Oポ
ート14、及び外部の管理システム50との間で遊技に
関する情報を送受信する通信インターフェース15で構
成される。
【0026】第2制御部20は、第1制御部からの入力
信号に基づき各種周辺装置25を制御する制御手段とし
てのCPU21と各種周辺装置25の制御プログラム等
が収められた記憶手段としてのROM22,RAM23
とを含むサブ回路20a、及びI/Oポート24で構成
される。上記周辺装置25には、各種入賞装置、液晶表
示装置、7セグメントLEDによる表示装置、各種ラン
プ等が含まれる。ROM22には、液晶表示装置に表示
される画像データ等の周辺装置25の制御に必要な各種
データも格納される。
【0027】また、別実施例として、管理システム50
にストップボタン付のスロットマシン(いわゆるパチス
ロ機)1’を接続した場合を図3に示す。
【0028】パチスロ機の場合、図1のパチンコ遊技機
との違いは、入賞スイッチ30がなくて、遊技用メダル
の投入を条件に作動するスタートレバースイッチ等31
が設けられ、周辺装置25としては、液晶表示装置でな
くパルスモータで駆動する機械式リールが設けられてい
る。詳細は、後述で図8及び図9を参照して説明する。
【0029】図1及び図3において、第1制御部10内
のROM12は、前述の通り、遊技上の主要な決定処理
に必要な遊技制御プログラムが格納されているため、不
正な遊技制御のプログラムを記憶したROMと交換され
る不正行為の対象となるおそれがある。
【0030】そこで、本実施例では、上記メイン回路1
0aのROM12及びRAM13をCPU11と共に1
つの基板上にはんだ付けすることで、改造したROMを
正規のROM12と交換するような不正行為をしにくく
している。
【0031】ところが、上記メイン回路10aを形成す
る基板(以下、「メイン基板」という)自体を交換すれ
ば依然不正行為は可能であるため、さらに次のような手
法による不正行為の防止が図られている。それは、メイ
ン基板上のCPU11に固有のID番号を割り当て、外
部の管理システム50によって、CPU11のID番号
を随時(あるいは常時)正規のID番号かどうかをチェ
ックすることで、メイン基板の交換等の不正行為が行な
われたかどうかを監視する方法(CPU個別監視機能)
である。このID番号は、各CPU毎に異なる番号が割
り当てられ、第三者からは容易に判別することができな
いものである。
【0032】しかし、第三者が上記ID番号に関する情
報を不正に入手することも考えられる。その場合の防御
方法として、CPU11と外部の管理システム50との
通信状態が正常に保たれているかどうかを監視し、基板
自体の交換等の不正行為が行われたどうかをチェックす
る。すなわち、メイン基板が外された瞬間は断線によっ
て通信状態が断絶するため、CPU11と外部の管理シ
ステム50との通信状態が正常に保たれているかどうか
をチェックでき、不正行為によるメイン基板の取り外し
が行なわれたかどうかが容易に把握できる。
【0033】上記のように外部の管理システム50によ
ってCPU11のID番号チェックや通信状態の監視を
行うためには、監視すべき対象(ここではメイン回路1
0a)に所定の電力が供給されていなければならない。
特に、CPU11と外部の管理システム50との通信状
態が正常に保たれているかどうかを監視するためには、
CPU11に対して電力が常時供給されていることが必
要である。すなわち、通常、遊技機1への電力供給が停
止される遊技店の営業時間外でも、遊技機1本体への電
力供給を常時行っておく必要がある。
【0034】しかし、従来の遊技機では、電源を入れれ
ば遊技機全体に電力が供給されるので、遊技店の営業時
間外でも営業時間中と同様の電力供給が必要となり、消
費電力が多くなると共に遊技機1を構成する各種装置の
寿命短縮を招くこととなる。
【0035】そこで、本実施例の遊技機1においては、
第1制御部10及び第2制御部20のそれぞれについて
個別に電力の供給/遮断の切換が可能な電力供給/遮断
部40を設けている。この電力供給/遮断部40は、図
1に示すように、第1制御部10に対する電力の供給/
遮断の切換が可能な第1電源スイッチ41と、第2制御
部20に対する電力の供給/遮断の切換が可能な第2電
源スイッチ42の2つの電源スイッチを備えている。
【0036】すなわち、本実施例によれば、遊技店が営
業時間外となったとき、第2電源スイッチ42をオフに
することで、不正行為の対象とならない第2制御部20
に対する電力供給を遮断し、第1電源スイッチ41をオ
フにしないで常時オンにしておくことで、監視が必要な
CPU11を含む第1制御部10についてのみ電力供給
を常時行うようにすることができる。
【0037】従って、外部の管理システム50によって
常時監視をする場合でも必要最小限の電力消費で済み、
省電力が図れる。
【0038】さらに、第2電源スイッチ42がオフにさ
れて第2制御部20への電力供給が遮断されていると、
遊技機は通常の遊技が行えない状態となるので、遊技店
の営業時間外に誰かが遊技を行ってしまうという恐れは
ない。すなわち、第1制御部10への電力供給が行われ
ていても、常に遊技店内を監視しておく必要はない。
【0039】図2は、遊技機1の内部を後方より見た場
合の電力供給/遮断部40の配置を示す。
【0040】電力供給/遮断部40は遊技機1の右上部
に設けられ、遊技機外部の電源からの遊技機の作動に必
要な電力を供給し又は遮断する。
【0041】この電力供給/遮断部40には、図2に示
すように、第1電源スイッチ41及び第2電源スイッチ
42の2つの電源スイッチが設けられ、別個に電力の供
給/遮断の切換操作ができるように夫々独立した切換ス
イッチにより構成されている。
【0042】従って、遊技店の管理者は、遊技店の営業
時間が終了すれば、第2電源スイッチ42のみをオフに
して第2制御部20への電力の供給を遮断し、第1電源
スイッチ41はオフにせずにスイッチをオンにしたまま
とし、外部の管理システム50による常時監視に必要な
第1制御部10への電力供給のみを継続させることとす
る。
【0043】また、上記の第1電源スイッチ41及び第
2電源スイッチ42のような2つの独立した切換スイッ
チを有する遊技機1本体の電力供給/遮断部40を設け
ずに、図1及び図3の破線で示すように、外部の管理シ
ステム50によって、各制御部への電力の供給/遮断の
切換を制御するようにしてもよい。
【0044】この場合、遊技店の管理者が、遊技店内の
遊技機一台ごとに電源スイッチの切換操作を行うという
手間が省けるようになり、全遊技機の電力の供給又は遮
断について、遠隔操作による一括制御が可能となる。
【0045】また、電力供給/遮断部40は、図1の第
1,第2電源スイッチに代えて、第1制御部及び前記第2
制御部に対して選択的に電力の供給又は遮断が可能な一
つの切換スイッチで構成するようにしてもよい。
【0046】図4は、図1の第1,第2電源スイッチに代
えて、第2制御部20に対する電力の供給又は遮断のみ
を可能とする一つの切換スイッチ43を有する構成にし
た場合を示す。この場合、第1制御部10に対しては常
に電力を供給するが、第2制御部20に対しては当該切
換スイッチ43のオン/オフにより電力供給/遮断を切
換える。従って、切換スイッチ43がオフになっても、
第1制御部10に対する電力供給は継続される。
【0047】この切換スイッチ43によれば、上述した
ように、第1制御部及び第2制御部共に電力を供給し
ている状態(営業時間中など)、第1制御部には電力
が供給されているが、第2制御部には電力が供給されて
いない状態(監視期間中など)、第1制御部及び第2
制御部共に電力が供給されていない状態(故障などでそ
の遊技台を根本的にシャットダウンしているとき)のそ
れぞれの状態に応じて、第1制御部及び第2制御部に対
して選択的に電力の供給又は遮断が可能となる。例え
ば、切換スイッチ43により、監視期間中の上記の状
態とした場合、不正行為により電力供給/遮断部40の
スイッチ操作が行われたとしても、第1制御部10に対
する電力供給は遮断されていないので、より万全な監視
体制が構築できる。
【0048】また、遊技店側にとっても、2つの電源ス
イッチで電力供給/遮断部40を構成した場合(図1)
に比べて操作手順が少なくなると共に、操作ミスが無く
なるという効果がある。
【0049】この切換スイッチ43の切換操作も、図4
の破線で示すように、外部の管理システム50によっ
て、各制御部への電力の供給/遮断の切換を制御するよ
うにしてもよい。
【0050】また、図5に示すように、電力供給/遮断
部40から第l制御部10へのラインに大容量コンデン
サ、バッテリー等の蓄電手段(バックアップ手段)44
を設けることで、遊技機に供給される電力が遮断された
場合にも、継続して第l制御部10に電力が供給できる
構成としてもよい。この場合、停電など電力供給手段が
根本的に機能不全に陥った場合であっても、第l制御部
10を継続して機能させることが可能となる。
【0051】また、上記メイン回路10aは、ROM1
2、RAM13、CPU11を個別に基板上にはんだ付
けするのではなく、それらの機能を1つのチップに集約
した、いわゆる「ワンチップマイコン」であってもよ
く、更にはそのワンチップマイコン自体に通信機能を持
たせてもよい。
【0052】要は、パチンコ遊技機における液晶表示装
置、入賞スイッチ、賞球払出装置等、或いは、スロット
マシンにおける機械式リール、スタートレバースイッ
チ、賞メダル払出装置の遊技を進行していく上で必要と
なる周辺装置(それらを制御するマイクロコンピュータ
も含む)に対する電力が遮断されて作動不能状態になっ
ている場合であっても、大当たり判定等の主要な遊技処
理を行うCPU11、またはそれらの処理を実行するプ
ログラムや確率データ、乱数生成手段等が記録されてい
るROM12等の不正行為の監視対象となる手段に対し
て、継続して電力を供給し、監視機能が途切れることな
く作動するような構成であればよい。
【0053】図6は、パチンコ遊技機の遊技盤面2を示
す正面図である。遊技盤面2のほぼ中央には、遊技に必
要な図柄その他の画像を表示する表示手段として液晶表
示装置3が配置されている。この液晶表示装置3は、画
像で表現される複数の図柄を変動表示して、スロットマ
シンの3列の回転リールを擬似的に表示する。この図柄
の変動表示が停止したとき、所定の停止態様、例えば、
同一の特別図柄が3つ揃った“7−7−7”のような停
止態様であれば、遊技者にとって有利な「特別遊技状
態」への移行を示す。このような特別図柄の停止態様を
「大当り停止態様」という。また、「特別遊技状態」と
は、後述の大入賞口6が有利な状態に変換された遊技状
態であり、詳細は後述する。
【0054】また、液晶表示装置3では、図柄の変動表
示中に様々な演出表示が行われる。演出表示は、種々の
映像で表現され、キャラクタ画像によるアニメーション
等で表現される。この演出表示により、上記特別遊技状
態にどの位の可能性で移行するかという「大当り信頼
度」や、リーチ状態にどの位の可能性で移行するかとい
う「リーチ発展率」等の情報が示される。また、これら
の演出表示では、特別図柄の変動表示がリーチ状態に発
展したこと、上記「大当り停止態様」が成立したこと、
或いはハズレとなったこと等も示される。
【0055】液晶表示装置3の下方には、液晶表示装置
3での変動表示による遊技を開始するための条件となる
始動入賞口5が設けられている。すなわち、始動入賞口
5に遊技球が入ると、液晶表示装置3で変動表示が開始
するように設定されている。この始動入賞口5は、遊技
者にとって不利な第1状態(遊技球が入賞しにくい状
態)と遊技者にとって有利な第2状態(遊技球が入賞し
やすい状態)とに変換可能な可変入賞装置からなり、こ
れに遊技球が入賞すると所定個数(例えば5個)の賞球
が払い出される。この可変入賞装置は、第1状態であっ
ても遊技球が1個程度入賞可能な空間を保持しているの
で、遊技球の入賞は発生し得る。
【0056】液晶表示装置3の上方には、7セグメント
のLED表示装置4が設けられている。このLED表示
装置4は、遊技盤面2上の通過球ゲート7a,7bへの
遊技球通過により、“0”〜“9”の数字についての可
変表示を開始する。このLED表示装置4の可変表示が
予め定められた数字(例えば、“7”)で停止すると、
始動入賞口5が上記第2状態に変換される。
【0057】LED表示装置4の周辺には、LED作動
記憶ランプ19が4個設けられている。このLED作動
記憶ランプ19は、通過球ゲート7a,7bを遊技球が
通過する度に1個ずつ点灯し、その時点でのLED表示
装置4の変動可能な回数(4回を限度とする)を遊技者
に知らせるものである。5回目以降の通過はカウントさ
れず、無効となる。
【0058】液晶表示装置3の上方の左右両側には、始
動入賞記憶ランプ18が4個設けられている。これは、
液晶表示装置3で特別図柄の変動表示中、始動入賞口5
へ遊技球が入賞する度に1個ずつ点灯し、その時点での
液晶表示装置3の変動表示可能な回数(4回を限度と
し、この回数を「始動入賞記憶数」と称する)を遊技者
に知らせるものである。従って、4個の始動入賞記憶ラ
ンプ18が全て点灯している時の始動入賞口4への入賞
は、変動表示開始条件としては無効になる。
【0059】始動入賞口5の下方には、遊技者にとって
不利な閉鎖状態と遊技者にとって有利な開成状態とに変
換可能な可変入賞装置としての大入賞口(いわゆるアタ
ッカ)6が設けられている。大入賞口6は、液晶表示装
置3で大当り停止態様が表示されたときに、遊技者にと
って有利な開成状態に変換される開閉自在の扉を備えた
可変入賞装置からなる。この大入賞口6に遊技球が入賞
すると、所定個数(例えば15個)の賞球が払い出され
る。
【0060】遊技盤面2上には、さらに、風車8a,8
b、入賞球がある毎に15個の賞球を遊技者に払い出す
一般入賞口9a,9b,9c,9d,9e,9f等が設
けられている。
【0061】図7は、実施例のパチンコ遊技機における
電気回路部を示すブロック図である。
【0062】このパチンコ遊技機における主たる動作は
主制御手段としての第1制御部10によって制御され
る。第1制御部10は、制御プログラムを記憶している
読み出し専用の記憶手段であるROM12と、読み書き
可能な記憶手段であるRAM13と、上記ROM12に
格納された制御プログラムに従って制御動作を実行する
演算処理装置としてのメインCPU11とを含むメイン
回路10a、I/Oポート14、及び外部の管理システ
ム50との間で遊技に関する情報を送受信する通信イン
ターフェース15、及び電力入力ポート16で構成され
る。ここで、メインCPU11は、定期的に発生するリ
セット信号の入力により、ROM12に記憶している制
御用プログラムの先頭からの処理を実行する。
【0063】I/Oポート14には、遊技球の検知手段
としての各種センサが接続される。各種センサには、通
過球ゲート7a,7bでの遊技球の通過を検出する通過
球センサ7s、始動入賞口5への遊技球の入賞を検出す
る始動入賞球センサ5s、大入賞口6への遊技球の入賞
を検出する大入賞球センサ6s、一般入賞口9a,9
b,9c,9d,9e,9fへの遊技球の入賞を検出す
る一般入賞球センサ9sが含まれる。これら各センサか
ら出力される検知信号は、I/Oポート14を介してメ
インCPU11に入力される。
【0064】メインCPU11で駆動制御されるアクチ
ュエータとして、LED表示装置4、始動入賞口5の開
閉動作を行う始動入賞口開閉ソレノイド5a、及び大入
賞口6の開閉動作を行う大入賞口開閉ソレノイド6a
が、I/Oポート14に接続されている。
【0065】上記各センサが遊技球を検知すると、その
検知信号はメイン回路10a内のメインCPU11に入
力され、当該入力に応じて、メインCPU11が上記の
各種アクチュエータをそれぞれ駆動制御する。
【0066】遊技中、通過球センサ7sが、通過球ゲー
ト7a,7bでの遊技球通過による検知信号を出力する
と、メイン回路10a内のメインCPU11は、この検
知信号に応じて、LED表示装置4での遊技に関する入
賞判定を行う。そして、その判定結果に基づいてLED
表示装置4の表示を制御する。
【0067】始動入賞球センサ5sが、始動入賞口5で
の遊技球入賞による検知信号を出力すると、メイン回路
10a内のメインCPU11は、この検知信号に基づい
て、液晶表示装置3での遊技に関する各種判定を行う。
そして、その判定結果に基いた画像表示指令信号を生成
し、第2制御部20の画像制御回路27に送信する。
【0068】上記判定結果が“大当り”であれば、大入
賞口開閉ソレノイド6aを駆動制御し、大入賞口6の扉
を開いて遊技球が入賞しやすい開状態に変換する。
【0069】尚、上記実施形態では、通信部と各種セン
サ等の入力部が同一のI/Oポート14を経由している
が、個別にI/Oポートを設けてもよい。
【0070】第2制御部20は、第1制御部10からの
入力信号に基づき各種周辺装置を制御する制御回路とし
て、音声制御回路26、画像制御回路27、ランプ制御
回路28、賞球制御回路29、I/Oポート24、及び
電力入力ポート31で構成される。また、周辺装置とし
て、スピーカ32、液晶表示装置3、ランプ表示装置3
3、賞球払出装置のソレノイド(賞球払出ソレノイド)
34、賞球払出センサ35がI/Oポート24に接続さ
れる。
【0071】音声制御回路26は、遊技状況に従って第
1制御部10から出力される音声発生指令信号に応じて
音声信号を生成する音声制御CPU21aと、記憶手段
としてのROM22a及びRAM23aとを含み、生成
された音声信号を音出力手段としてのスピーカ32に出
力する。スピーカ32は、入力された音声信号により音
を発生する。
【0072】画像制御回路27は、画像制御CPU21
bと、記憶手段としてのROM22b及びRAM23b
とを含み、第1制御部10から出力される画像表示指令
信号に基づいて液晶表示装置3に表示する画像データを
生成し、該画像データの表示制御を実行する。
【0073】ランプ制御回路28は、ランプ制御CPU
21cと、記憶手段としてのROM22c及びRAM2
3cとを含み、各種遊技状況に応じて第1制御部10か
ら出力されるランプ点灯指令信号に応じてランプ表示装
置33を駆動する。
【0074】賞球制御回路29は、賞球制御CPU21
dと、記憶手段としてのROM22d及びRAM23d
とを含み、各種入賞に応じて第1制御部10から出力さ
れる払い出し指令信号に応じて賞球払出装置のソレノイ
ド34を駆動する。これにより、賞球払出装置から遊技
球が払い出される。
【0075】第1制御手段10の電力入力ポート16、
及び第2制御手段20の電力入力ポート31は、電力供
給/遮断部40からの電力を各制御手段に供給する。ま
た、このパチンコ遊技機に設けられる電力供給/遮断部
40は、図4で説明したように、第2制御部20に対す
る電力の供給/遮断の切換のみを可能とする切換スイッ
チ43を有する。
【0076】図8は、本発明の一実施例のスロットマシ
ンの外観を示す斜視図である。このスロットマシン60
は、遊技媒体としてコイン、メダル又はトークンなどを
用いて遊技する遊技機であるが、以下ではコインを用い
るものとして説明する。
【0077】スロットマシン60の全体を形成している
キャビネット61の正面には、略垂直面としてのパネル
表示部61aが形成され、その中央には横長矩形の表示
窓63が設けられる。表示窓63には5本(水平に3
本、斜めに2本)の入賞ライン67が設けられる。後述
の1−BETスイッチ68の操作により1本の入賞ライ
ン67が有効化され、2−BETスイッチ69の操作に
より3本の入賞ライン67が有効化され、最大BETス
イッチ70の操作により5本の入賞ライン67が有効化
される。
【0078】キャビネット61の内部には、各々の外周
面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれ
た3個のリール62L,62C,62Rが回転自在に横
一列に設けられ、可変表示手段を形成している。各リー
ルの図柄は表示窓63を通して観察できるようになって
いる。
【0079】表示窓63の下方には水平面の台座部90
が形成され、その台座部90と表示窓63との間には図
柄列の可変表示とは別の表示を行う別表示手段としての
液晶表示装置64が設けられている。この液晶表示装置
の表示画面64aには、遊技に関連する情報が表示され
る。
【0080】液晶表示装置64の右側にはコイン投入口
75が設けられ、液晶表示装置64の左側には、1−B
ETスイッチ68、2−BETスイッチ69、および最
大BETスイッチ70が設けられる。1−BETスイッ
チ68は、1回の押し操作により、クレジットされてい
るコインのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BET
スイッチ69は、1回の押し操作により、クレジットさ
れているコインのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大
BETスイッチ70は、1回のゲームに賭けることが可
能な最大枚数のコインが賭けられる。これらのBETス
イッチを操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラ
イン67が有効化される。
【0081】台座部90の前面部の左寄りには、遊技者
がゲームで獲得したコインのクレジット/払出しを押し
ボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ71が設けられ
ている。このC/Pスイッチ71の切換えにより、正面
下部のコイン払出口72からコインが払い出され、払い
出されたコインはコイン受け部73に溜められる。
【0082】C/Pスイッチ71の右側には、遊技者の
操作により上記リールを回転させ、表示窓63内での図
柄の変動表示を開始するためのスタートレバー65が所
定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
【0083】台座部90の前面部中央で、液晶表示装置
64の下方位置には、3個のリール62L,62C,6
2Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタ
ン66L,66C,66Rが設けられている。キャビネ
ット61の上部左右には、スピーカ74L,74Rが設
けられる。
【0084】図9は、スロットマシン60における遊技
処理動作を制御する第1制御部10と、第1制御部10
に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、第
1制御部10から送信される制御指令に基づいて液晶表
示装置64及びスピーカ74L,74Rを制御する第2
制御部20とを含む回路構成を示す。
【0085】第1制御部10は、基板上に配置されたメ
イン回路10aを主たる構成要素とし構成されている。
メイン回路10aは、予め設定されたプログラムに従っ
て制御動作を行うメインCPU11と、記憶手段である
ROM12及びRAM13とを含む。このメインCPU
11では、動作プログラム上で乱数サンプリングを実行
するように構成される。
【0086】メイン回路10aのROM12には、スタ
ートレバー65が操作され、スタートレバースイッチ6
5sからの信号の入力がある毎に行われる乱数サンプリ
ングの判定に用いられるデータや第2制御部20へ送信
するための各種制御指令が格納されている。
【0087】図9の回路において、メイン回路10aか
らの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエ
ータとしては、遊技媒体のコインを収納し、メインCP
U11からの払出し命令により所定枚数のコインを払出
すホッパー(払い出しのための駆動部を含む)80と、
メインCPU11からの駆動命令によりリール62L,
62C,62Rを回転駆動するステッピングモータ78
L,78C,78Rとがある。
【0088】更に、ステッピングモータ78L,78
C,78Rを駆動制御するモータ駆動回路77、ホッパ
ー80を駆動制御するホッパー駆動回路81がI/Oポ
ート14を介してメイン回路10aに接続されている。
これらの駆動回路は、それぞれメインCPU11から出
力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュ
エータの動作を制御する。
【0089】また、メインCPU11が制御指令を発生
するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生
手段としては、投入コインセンサ75S、スタートレバ
ースイッチ65S、1−BETスイッチ68S、2−B
ETスイッチ69S又は最大BETスイッチ70S、C
/Pスイッチ71S、リール停止信号回路76、リール
位置検出回路79、払出完了回路83がある。これら
も、I/Oポート14を介してメイン回路10aに接続
されている。
【0090】投入コインセンサ75Sは、コイン投入口
75に投入されたコインを検出する。スタートレバース
イッチ65Sは、スタートレバー65の操作を検出す
る。リール停止信号回路76は、各停止ボタン66L,
66C,66Rの操作に応じて停止信号を発生する。リ
ール位置検出回路79は、リール回転センサからのパル
ス信号を受けて各リール62L,62C,62Rの位置
を検出するための信号をメイン回路10aのメインCP
U11へ供給する。払出完了回路83は、コイン検出部
82の計数値(ホッパー80から払い出されたコインの
枚数)が指定された枚数データに達した時、コイン払出
完了を検知するための信号を発生する。
【0091】図9の回路において、メインCPU11
は、スタートレバー65が操作された後の適宜のタイミ
ングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプ
リングされた乱数を用いて、ROM12内に格納されて
いる入賞確率テーブルから内部当選役が決定される。
【0092】リール62L,62C,62Rの回転が開
始された後、ステッピングモータ78L,78C,78
Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その
計数値はRAM13の所定エリアに書き込まれる。リー
ル62L,62C,62Rからは一回転毎にリセットパ
ルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路7
9を介してメインCPU11に入力される。こうして得
られたリセットパルスにより、RAM13で計数されて
いる駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これ
により、RAM13内には、各リール62L,62C,
62Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応
した計数値が格納される。
【0093】上記のようなリール62L,62C,62
Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応
づけるために、図柄テーブルが、ROM12内に格納さ
れている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパ
ルスが発生する回転位置を基準として、各リール62
L,62C,62Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与さ
れるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に
対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけ
られている。
【0094】更に、ROM12内には、入賞図柄組合せ
テーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブ
ルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のコイン配当
枚数と、その入賞を表わす入賞判定コードとが対応づけ
られている。
【0095】上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリ
ール62L,中央のリール62C,右のリール62Rの停
止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに
参照される。
【0096】上記乱数サンプリングに基づく抽選処理
(確率抽選処理)により内部当選した場合には、メイン
CPU11は、遊技者が停止ボタン66L,66C,6
6Rを操作したタイミングでリール停止信号回路76か
ら送られる操作信号に基づいて、リール62L,62
C,62Rを停止制御する信号をモータ駆動回路77に
送る。
【0097】内部当選した入賞役の入賞を示す停止態様
となれば、メインCPU11は、払出し指令信号をホッ
パー駆動回路81に供給してホッパー80から所定個数
のコインの払出しを行う。その際、コイン検出部82
は、ホッパー80から払い出されるコインの枚数を計数
し、その計数値が指定された数に達した時に、コイン払
出完了信号がメインCPU11に入力される。これによ
り、メインCPU11は、ホッパー駆動回路81を介し
てホッパー80の駆動を停止し、コインの払出し処理を
終了する。
【0098】第2制御部20は、第1制御部10からの
制御指令に基づいて液晶表示装置64の表示制御及びス
ピーカ74L,74Rからの音声の出力制御を実行す
る。この第2制御部20は、第1制御部10を構成する
基板とは別の基板上に構成され、受信制御回路36を主
たる構成要素とし、スピーカ74L,74Rからの音声
出力を制御する音声制御CPU21a、記憶手段として
のROM22a及びRAM23aを含む音声制御回路2
6と、液晶表示装置64での表示を制御する画像制御C
PU21b、記憶手段としてのROM22b及びRAM
23bを含む画像制御回路27で構成されている。
【0099】受信制御回路36は、第1制御部10から
送信される画像表示指令信号に基づいて液晶表示装置3
に表示する画像データを生成し、遊技状況に従って第1
制御部10から出力される音声発生指令信号に応じて音
声信号を生成する受信制御CPU21eと、受信制御C
PU21eで実行する制御プログラムを格納するROM
22e及び制御プログラムを実行するときの一時記憶手
段としてのRAM23eとを含む。受信制御回路36で
は、受信制御CPU21eの動作プログラム上で乱数サ
ンプリングを実行するように構成されている。
【0100】このスロットマシン60においても、上述
のパチンコ遊技機と同様に、電力供給/遮断部40は、
第2制御部20に対する電力の供給/遮断の切換のみを
可能とする切換スイッチ43を有する。そして、この電
力供給/遮断部40から出力される電力は、第1制御手
段10の電力入力ポート16、及び第2制御手段20の
電力入力ポート31から各制御手段に供給される。
【0101】以上の例は、パチンコ遊技機及びスロット
マシンにおける場合であるが、本発明は、ビデオポーカ
ーやTVゲーム機等の他の遊技機にも同様に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のパチンコ遊技機のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】パチンコ遊技機の内部構成を示す図。
【図3】本発明をスロットマシンに適用した場合のシス
テム構成を示すブロック図。
【図4】本発明をパチンコ遊技機に適用した場合のシス
テム構成の第2の例を示すブロック図。
【図5】本発明をパチンコ遊技機に適用した場合のシス
テム構成の第3の例を示すブロック図。
【図6】パチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図。
【図7】パチンコ遊技機のシステム構成を詳細に示すブ
ロック図。
【図8】スロットマシンの外観を示す斜視図。
【図9】スロットマシンのシステム構成を詳細に示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機本体、10…第1制御部、10a…
メイン回路、20…第2制御部、20a…サブ回路、2
…遊技盤面、3…液晶表示装置、4…LED表示装置、
5…始動入賞口、6…大入賞口、7a,7b…通過球ゲ
ート、8a,8b…風車、9a,9b,9c,9d,9
e,9f…一般入賞口、18…始動入賞記憶ランプ、1
9…LED作動記憶ランプ、60…スロットマシン、6
1…キャビネット、61a…パネル表示部、62L,6
2C,62R…リール、63…表示窓、64…液晶表示
装置、64a…表示画面、、65…スタートレバー、6
6L,66C,66R…停止ボタン、67…入賞ライ
ン、68…1−BETスイッチ、69…2−BETスイ
ッチ、70…最大BETスイッチ、71…C/Pスイッ
チ、72…コイン払出口、73…コイン受け部、74
L,74R…スピーカ、75…コイン投入口、90…台
座部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技に関する主要な決定処理を行う制御手
    段を含み、該制御手段での処理結果に基づく遊技に関連
    する情報又は該制御手段で発生したエラーに関する情報
    を、外部の管理システムとの間で送信又は受信可能な第
    1制御部と、 前記遊技に関連する情報に基づいて周辺装置を制御する
    第2制御部とを備え、 前記第1制御部及び前記第2制御部は、それぞれ別個に
    電力が供給又は遮断されるように構成されていることを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技に関する主要な決定処理を行う制御手
    段を含み、該制御手段での処理結果に基づく遊技に関連
    する情報又は該制御手段で発生したエラーに関する情報
    を、外部の管理システムとの間で送信又は受信可能な第
    1制御部と、 前記遊技に関連する情報に基づいて周辺装置を制御する
    第2制御部と、 前記第1制御部及び前記第2制御部に対して選択的に電
    力の供給又は遮断が可能な電力供給/遮断切換手段とを
    備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記電力供給/遮断切換手段は、第2制御
    部に対する電力の供給又は遮断のみを可能とすることを
    特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記電力供給/遮断切換手段における電力
    の供給/遮断の切換操作は、前記管理システムによって
    行われることを特徴とする請求項2又は3記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】遊技に関する主要な決定処理を行う制御手
    段を含み、該制御手段での処理結果に基づく遊技に関連
    する情報又は該制御手段で発生したエラーに関する情報
    を、外部の管理システムとの間で送受信可能な第1制御
    部と、前記遊技に関連する情報に基づいて周辺装置を制
    御する第2制御部とを備え、 前記第1制御部は、電源からの電力供給が遮断されたと
    きでも、電力供給が可能な二次電源に接続されているこ
    とを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】前記二次電源は、蓄電手段により構成され
    ることを特徴とする請求項5記載の遊技機。
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