JP2000333401A - 電動ポンプ - Google Patents

電動ポンプ

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JP2000333401A
JP2000333401A JP11138860A JP13886099A JP2000333401A JP 2000333401 A JP2000333401 A JP 2000333401A JP 11138860 A JP11138860 A JP 11138860A JP 13886099 A JP13886099 A JP 13886099A JP 2000333401 A JP2000333401 A JP 2000333401A
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JP
Japan
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housing
contact
electric pump
motor
flat
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Pending
Application number
JP11138860A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemitsu Sumiya
武光 角谷
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータと液圧ポンプのハウジングとの取付け
面のシールとボディアースとを両立させた、部品点数の
少ない小型の電動ポンプを提供すること。 【解決手段】 ハウジング82の外部に平面部84を有
する液圧ポンプ81と平面部84に筐体61の端面64
が固定されるモータ60とから成る電動ポンプ59にお
いて、平面部84と端面64との当接により当接部65
を形成して平面部84と端面64とを電気的に導通させ
るとともに、当接部65の外周に当接部65を大気から
遮断するシール手段91を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪ブレーキにブ
レーキ液を圧送する電動ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動ポンプは、例えば特開平7
−184344号公報のようなものが知られている。こ
の電動ポンプは、平面部を有するポンプハウジング1上
に樹脂ブラシホルダ30がネジ29によって固定される
とともに、マイナスブラシ26はターミナル27、28
を介してポンプハウジング1に接続されている。また、
巻線16が巻回されたアーマチャ3と整流子14とを備
え偏心部8を有するアーマチャシャフト7が、ポンプハ
ウジング1内に設けられた支持ベアリング9、11によ
って回転可能に支持されるとともに、アーマチャ3およ
びブラシ等は、ポンプハウジング1の平面部に端面が固
定されるとともに円弧状磁石15が内部に固定された円
筒形状のステータ4によって覆われている。この電動ポ
ンプは、モータを構成する部品の一部がポンプハウジン
グ1上に組付けられることと、マイナスブラシ26がポ
ンプハウジング1に接続されてボディアースとなりマイ
ナス線が不要となることから、部品点数が少なくなると
いう利点を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電動ポンプにおいては、モータとポンプを分離し
てモータのみの単体性能を検査しようとすると、特殊な
治具を用いる必要が生じ、検査工数が膨大なものとな
り、コストアップにつながる。また、モータに故障が生
じてもモータのみを交換することができず、電動ポンプ
全体を交換せざるをえないため、補修コストが高くな
る。
【0004】さらに、モータのみの単体性能を簡単に検
査できるように、ポンプハウジングから分離してもモー
タとして機能するコンポジットタイプのモータとするこ
とは可能であるが、ポンプハウジングとモータとの取付
け面にガスケット等のシール部材を介在させる必要があ
り、ボディアースとすることができなくなって部品点数
が増加する。
【0005】本発明は、モータのみの単体性能を簡単に
検査できるコンポジットタイプのモータを用いながら、
取付け面のシールとボディアースとを両立させた小型の
電動ポンプを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】請求項1の発明は、ハウジング
の外部に平面部を有する液圧ポンプと前記平面部に筐体
の端面が固定されるモータとから成る電動ポンプにおい
て、前記平面部と前記端面との当接により当接部を形成
して前記平面部と前記端面とを電気的に導通させるとと
もに前記当接部の外周に前記当接部を大気から遮断する
シール手段を備えたことを特徴とする電動ポンプにあ
る。
【0007】請求項1にかかる発明においては、液圧ポ
ンプのハウジング外部に平面部を設け、電動ポンプの筐
体の端面を平面部に当接させて液圧ポンプのハウジング
と電動ポンプの筐体との電気的な導通を確保しつつ、当
接部の外周に設けたシール手段によって当接部を大気か
ら遮断することができる。これにより、モータのマイナ
スブラシを筐体を介して液圧ポンプのハウジングに接続
でき、さらに液圧ポンプのハウジングは電気的に車体に
接続されているため、ボディアースが可能となってマイ
ナス線を廃止することができるようになるとともに、当
接部の大気からの遮断が確実にでき、モータ及び液圧ポ
ンプ内部への水等の侵入を防止することが可能となる。
【0008】次に、請求項2に記載の発明のように、前
記筐体は、一端に開口部とフランジ部とを有する中空円
筒と、前記フランジ部より外周寸法が小さい平板部と前
記平板部に一体且つ直角に形成された切欠円筒部とを有
する蓋状部材とから成り、前記平板部が前記フランジ部
の端面に当接すべく前記切欠円筒部が前記開口部に挿入
固定されているとともに、前記平板部は前記端面を構成
して前記平面部に当接していることが好ましい。これに
より、中空円筒の開口部に蓋状部材を挿入固定すること
でコンポジット型のモータの筐体を簡単に構成すること
ができるとともに、フランジ部の端面と液圧ポンプのハ
ウジングの平面部との隙間をシール手段の装着空間とし
て利用でき、シール手段の装着に伴うモータの筐体の大
型化を防止することが可能となる。さらに、モータの筐
体が液圧ポンプのハウジングに直に接するため、モータ
の筐体と液圧ポンプのハウジングとの電気的な導通を確
保でき、モータのマイナスブラシを筐体を介して液圧ポ
ンプのハウジングに接続できる。したがって、モータの
マイナスブラシのボディアースが可能となってマイナス
線を廃止することが可能となる。
【0009】次に、請求項3に記載の発明のように、前
記シール手段は、前記フランジ部と前記平面部との間の
隙間に装着される弾性材であることが好ましい。これに
より、当接部の大気からの遮断が確実にでき、モータ及
び液圧ポンプ内部への水等の侵入を防止することが可能
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる電動ポンプ
の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の一実施形態となる電動ポンプ59の断面を
示している。
【0011】また、図2は図1の側面図である。
【0012】電動ポンプ59は、モータ60と液圧ポン
プ81とから構成されている。モータ60は、通常の永
久磁石界磁直流モータであり、回転子80は積層鋼板か
ら成る電機子鉄心67と電機子鉄心67に巻回されたコ
イル79と整流子70と軸受75、76によって回転可
能に支持された回転軸68とから成り、固定子66は中
空円筒62に固定された永久磁石66aから成る。ま
た、回転子80、固定子66等を収容する筐体61は、
フランジ部62bを有する中空円筒62の開口部62a
に、蓋状部材63の切欠円筒部63bを圧入等によって
挿入固定して構成したものである。整流子70には、ブ
ラシホルダによって保持されたブラシが接触していて、
電流供給側ブラシすなわちプラスブラシ69を保持する
ブラシホルダ72aは筐体61とは電気的に絶縁されて
いるが、接地側ブラシすなわちマイナスブラシ(図示せ
ず)を保持するブラシホルダ72bは、ねじ73によっ
て筐体61に機械的及び電気的に接続されている。
【0013】また、液圧ポンプ81は、回転軸68に設
けられた偏心部71の回転軸68に対する偏心回転を軸
受77を介してピストン83の往復運動に変換するプラ
ンジャポンプである。ピストン83の往復運動と逆止弁
(図示せず)の作用とによってブレーキ液を吸込・吐出
する。液圧ポンプ81のハウジング82には、平面部8
4が設けられていて、モータ60の筐体61の端面64
が当接されて当接部65を形成し、筐体61とハウジン
グ82とが電機的に導通を保っている。
【0014】したがって、ねじ73によって筐体61に
機械的及び電気的に接続されているブラシホルダ72b
は、当接部65を介してハウジング82に電気的に導通
することになり、マイナスブラシ(図示せず)がハウジ
ング82に電気的に導通することになる。通常、ハウジ
ング82は車体(図示せず)に電気的に導通するように
搭載されているため、結果的にマイナスブラシ(図示せ
ず)が車体(図示せず)に電気的に導通し、ボディアー
スとなってマイナス線が不要になる。
【0015】また、筐体61は、フランジ部62bを有
する中空円筒62の開口部62aに、蓋状部材63の切
欠円筒部63bを圧入等によって挿入固定して構成する
が、蓋状部材63の平板部63aはフランジ部62bよ
り外周寸法が小さく、且つ平板部63aは、フランジ部
62bの端面から当接するように配設されるため、フラ
ンジ部62bとハウジング82の平面部84との間に
は、隙間92を設けることが可能となる。したがって、
隙間92に、ゴム等の弾性材を締め代を持たせて配設す
ることにより、当接部65を大気から確実に遮断するこ
とができ、モータ60及び液圧ポンプ81内部への水等
の侵入を防止することが可能となる。なお、取付けねじ
74は、フランジ部62bとの接触部がシール機能を有
するシールねじである。また、隙間92を設けることに
より、シール手段91を収容するスペースを確保するた
めにフランジ部62bを大きくする必要がなくなり、モ
ータ60及び液圧ポンプ81の小型化が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
モータと液圧ポンプのハウジングとの取付け面のシール
とボディアースとを両立させた、部品点数の少ない小型
の電動ポンプを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動ポンプの実施例を示す断面
図。
【図2】図1の側面図。
【図3】従来の電動ポンプを示す断面図。
【図4】従来の電動ポンプにおけるモータのブラシホル
ダを示す平面図。
【符号の説明】
59 電動ポンプ 60 モータ 61 筐体 62 中空円筒 62a 開口部 62b フランジ部 63 蓋状部材 63a 平板部 63b 切欠円筒部 64 端面 65 当接部 81 液圧ポンプ 82 ハウジング 84 平面部 91 シール手段
フロントページの続き Fターム(参考) 3H071 AA03 BB01 CC28 CC44 DD43 DD52 DD82 DD84 5H605 AA02 AA08 BB05 BB09 CC01 CC02 CC03 CC05 CC07 CC08 DD09 EA09 EA21 EB10 EC08 EC18 GG06 5H607 AA05 AA08 BB01 BB04 BB14 CC05 DD01 DD02 DD03 DD09 DD19 FF06 FF24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの外部に平面部を有する液圧
    ポンプと前記平面部に筐体の端面が固定されるモータと
    から成る電動ポンプにおいて、前記平面部と前記端面と
    の当接により当接部を形成して前記平面部と前記端面と
    を電気的に導通させるとともに前記当接部の外周に前記
    当接部を大気から遮断するシール手段を備えたことを特
    徴とする電動ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記筐体は、一端に
    開口部とフランジ部とを有する中空円筒と、前記フラン
    ジ部より外周寸法が小さい平板部と前記平板部に一体且
    つ直角に形成された切欠円筒部とを有する蓋状部材とか
    ら成り、前記平板部が前記フランジ部の端面に当接すべ
    く前記切欠円筒部が前記開口部に挿入固定されていると
    ともに、前記平板部は前記端面を構成して前記平面部に
    当接していることを特徴とする電動ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記シール手段は、
    前記フランジ部と前記平面部との間の隙間に装着される
    弾性材であることを特徴とする電動ポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089388A (ja) * 2005-08-25 2007-04-05 Aisin Seiki Co Ltd モータの軸受保持構造
JP2013021806A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Nissin Kogyo Co Ltd モータポンプ装置

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JP4730256B2 (ja) * 2005-08-25 2011-07-20 アイシン精機株式会社 モータの軸受保持構造
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