JP2000332448A - 電子機器の筐体構造 - Google Patents
電子機器の筐体構造Info
- Publication number
- JP2000332448A JP2000332448A JP11139236A JP13923699A JP2000332448A JP 2000332448 A JP2000332448 A JP 2000332448A JP 11139236 A JP11139236 A JP 11139236A JP 13923699 A JP13923699 A JP 13923699A JP 2000332448 A JP2000332448 A JP 2000332448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engagement
- engaging
- case
- front case
- rear case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントケースとリアケースとの嵌合を効果
的に固定するとともに、この嵌合を容易に取り外しでき
る電子機器の筐体構造を提供する。 【解決手段】 電子機器の外装を形成するフロントケー
ス10とリアケース20とを設け、このリアケース20
の内側両側面に突出する複数の係合爪22を形成し、フ
ロントケース10の両側面には薄板状に延在して表面に
リアケース20の係合爪22を嵌入させる開口穴12a
を設けた複数の係合リブ12を備え、フロントケース1
0とリアケース20とを嵌合すると同時に係合リブ12
の開口穴12aに係合爪22が嵌入して固定されるよう
に設けるとともに、係合爪22に係合リブ12の嵌合を
容易に外せるように切り欠いた稜部を設ける。
的に固定するとともに、この嵌合を容易に取り外しでき
る電子機器の筐体構造を提供する。 【解決手段】 電子機器の外装を形成するフロントケー
ス10とリアケース20とを設け、このリアケース20
の内側両側面に突出する複数の係合爪22を形成し、フ
ロントケース10の両側面には薄板状に延在して表面に
リアケース20の係合爪22を嵌入させる開口穴12a
を設けた複数の係合リブ12を備え、フロントケース1
0とリアケース20とを嵌合すると同時に係合リブ12
の開口穴12aに係合爪22が嵌入して固定されるよう
に設けるとともに、係合爪22に係合リブ12の嵌合を
容易に外せるように切り欠いた稜部を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の筐体構
造に係り、より詳細にはフロントケースとリアケースと
を嵌合してなる電子機器の筐体構造に関する。
造に係り、より詳細にはフロントケースとリアケースと
を嵌合してなる電子機器の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の筐体構造は、電子機器
の外装を形成するフロントケースとリアケースとを設
け、お互いに嵌合した際に係合して固定するように、フ
ロントケースまたはリアケースのいずれか一方に係合爪
を設けて他方に係合爪と係合する係合リブを設けてい
る。特に、PHS電話機、携帯電話機などの電子機器に
おいては、ケースの狭い配置スペースにLCDなどの部
品を複数配置しているため、ケース内のネジ止め箇所を
減らして係合爪と係合リブとによりケースを固定するこ
とで、製造工数及び部品コストの削減を実現している。
この従来の電子機器の筐体構造は、前述した携帯電話機
のように携帯を目的としている場合、落下時の衝撃によ
り係合爪と係合リブとが外れないように形成する反面、
修理などの際には簡単に外れて容易に作業できるように
設けることが重要になる。図13は、このような携帯電
話機に採用した従来の電子機器の筐体構造を示す斜視図
である。また、図14は、図13に示したB−B線断面
でのフロントケース30とリアケース40との嵌合動作
を示す動作説明図であり、図14(a)は嵌合突部34
と嵌合爪44とを係合した状態を、図14(b)はケー
スを嵌合した状態を各々示している。また、図15は、
図13に示したC−C線断面での係合爪42と係合リブ
32との係合状態を示す図である。また、図16は、図
15に示したフロントケース30とリアケース40との
嵌合を外す際の状態を示す図である。また、図17は、
図15に示した係合爪42と係合リブ32との係合が外
れる際の状態を示す図である。また、図18は、図15
に示した係合爪の他の実施の形態を示す図である。
の外装を形成するフロントケースとリアケースとを設
け、お互いに嵌合した際に係合して固定するように、フ
ロントケースまたはリアケースのいずれか一方に係合爪
を設けて他方に係合爪と係合する係合リブを設けてい
る。特に、PHS電話機、携帯電話機などの電子機器に
おいては、ケースの狭い配置スペースにLCDなどの部
品を複数配置しているため、ケース内のネジ止め箇所を
減らして係合爪と係合リブとによりケースを固定するこ
とで、製造工数及び部品コストの削減を実現している。
この従来の電子機器の筐体構造は、前述した携帯電話機
のように携帯を目的としている場合、落下時の衝撃によ
り係合爪と係合リブとが外れないように形成する反面、
修理などの際には簡単に外れて容易に作業できるように
設けることが重要になる。図13は、このような携帯電
話機に採用した従来の電子機器の筐体構造を示す斜視図
である。また、図14は、図13に示したB−B線断面
でのフロントケース30とリアケース40との嵌合動作
を示す動作説明図であり、図14(a)は嵌合突部34
と嵌合爪44とを係合した状態を、図14(b)はケー
スを嵌合した状態を各々示している。また、図15は、
図13に示したC−C線断面での係合爪42と係合リブ
32との係合状態を示す図である。また、図16は、図
15に示したフロントケース30とリアケース40との
嵌合を外す際の状態を示す図である。また、図17は、
図15に示した係合爪42と係合リブ32との係合が外
れる際の状態を示す図である。また、図18は、図15
に示した係合爪の他の実施の形態を示す図である。
【0003】図13に示すように、携帯電話機に採用し
た従来の電子機器の筐体構造は、矩形で凹状に形成され
て長手方向の側面内側に各々傾斜面42aを備えて突出
する係合爪42を形成したリアケース40と、このリア
ケース40に嵌合して係合爪42と係合する薄板状に延
在する係合リブ32を設けたフロントケース30とを備
えている。ここで、フロントケース30とリアケース4
0とは、図示されていないが、お互いに嵌合した内部に
プリント基板、LCD、操作ボタンなどの電子部品を複
数収納している。
た従来の電子機器の筐体構造は、矩形で凹状に形成され
て長手方向の側面内側に各々傾斜面42aを備えて突出
する係合爪42を形成したリアケース40と、このリア
ケース40に嵌合して係合爪42と係合する薄板状に延
在する係合リブ32を設けたフロントケース30とを備
えている。ここで、フロントケース30とリアケース4
0とは、図示されていないが、お互いに嵌合した内部に
プリント基板、LCD、操作ボタンなどの電子部品を複
数収納している。
【0004】また、リアケース40には、係合爪42を
設けた近傍の一端側に爪形状を備えて突出する嵌合爪4
4と、この嵌合爪44と対向する他端側に2箇所円筒状
に突出するネジ挿入部46とを一体に形成している。ま
た、フロントケース30の内側には、リアケース40の
嵌合爪44に係合する嵌合突部34と、リアケース40
のネジ挿入部46を介して突出したネジ1を締結するボ
ス46とが一体に形成されている。
設けた近傍の一端側に爪形状を備えて突出する嵌合爪4
4と、この嵌合爪44と対向する他端側に2箇所円筒状
に突出するネジ挿入部46とを一体に形成している。ま
た、フロントケース30の内側には、リアケース40の
嵌合爪44に係合する嵌合突部34と、リアケース40
のネジ挿入部46を介して突出したネジ1を締結するボ
ス46とが一体に形成されている。
【0005】このように形成されたフロントケース30
とリアケース40とを嵌合する場合、図14(a)に示
すように、まず、フロントケース30の嵌合爪44にリ
アケース40の嵌合突部34を挿入して係合させる。そ
して、嵌合突部34と嵌合爪44とを係合した後、フロ
ントケース30とリアケース40との嵌合面を合わせて
図14(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合する。この
ようにフロントケース30とリアケース40とを嵌合す
ると、図14(b)に示すように、係合リブ32の開口
穴32aに係合爪42が嵌入して係合される。そして、
リアケース40のネジ挿入部46にネジ1を挿入してフ
ロントケース30のボス36に締結させる。これにより
フロントケース30とリアケース40とは、お互いに嵌
合した状態で固定される。
とリアケース40とを嵌合する場合、図14(a)に示
すように、まず、フロントケース30の嵌合爪44にリ
アケース40の嵌合突部34を挿入して係合させる。そ
して、嵌合突部34と嵌合爪44とを係合した後、フロ
ントケース30とリアケース40との嵌合面を合わせて
図14(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合する。この
ようにフロントケース30とリアケース40とを嵌合す
ると、図14(b)に示すように、係合リブ32の開口
穴32aに係合爪42が嵌入して係合される。そして、
リアケース40のネジ挿入部46にネジ1を挿入してフ
ロントケース30のボス36に締結させる。これにより
フロントケース30とリアケース40とは、お互いに嵌
合した状態で固定される。
【0006】ここで、フロントケース30とリアケース
40とを図14(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合し
た場合、図15に示すように、係合リブ32はフロント
ケース30の係合爪42に形成された傾斜面42b上に
沿って摺動して付勢しながら降下する。そして、この係
合リブ32には、フロントケース30とリアケース40
とを嵌合すると同時に、係合爪42が開口穴32aに嵌
入して幅Dの面で係合される。
40とを図14(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合し
た場合、図15に示すように、係合リブ32はフロント
ケース30の係合爪42に形成された傾斜面42b上に
沿って摺動して付勢しながら降下する。そして、この係
合リブ32には、フロントケース30とリアケース40
とを嵌合すると同時に、係合爪42が開口穴32aに嵌
入して幅Dの面で係合される。
【0007】一方、フロントケース30とリアケース4
0との嵌合を外す場合、まず、図14(b)に示したネ
ジ1を取り外し、図16に示すように、フロントケース
30とリアケース40とを把持して図16に示した左右
及び上方向にフロントケース30を動かして図15に示
した係合リブ32と係合爪42との係合を取り外す。こ
の際、係合リブ32は、図17に示すように、フロント
ケース30を動かすことにより付勢して撓んだ状態にな
り係合爪42との嵌合が外れる。ここで、係合爪42
は、図15に示した幅Dを広く形成、即ち、係合爪42
が突出する高さを高く形成しているため、係合リブ32
との係合が外れにくくなる。
0との嵌合を外す場合、まず、図14(b)に示したネ
ジ1を取り外し、図16に示すように、フロントケース
30とリアケース40とを把持して図16に示した左右
及び上方向にフロントケース30を動かして図15に示
した係合リブ32と係合爪42との係合を取り外す。こ
の際、係合リブ32は、図17に示すように、フロント
ケース30を動かすことにより付勢して撓んだ状態にな
り係合爪42との嵌合が外れる。ここで、係合爪42
は、図15に示した幅Dを広く形成、即ち、係合爪42
が突出する高さを高く形成しているため、係合リブ32
との係合が外れにくくなる。
【0008】そこで、従来の電子機器の筐体構造の他の
実施の形態として、嵌合状態に応じて係合爪を図18に
示すように、幅Eを狭く、即ち、突出する高さを低く形
成している。このような係合爪48は、突出する高さを
低く形成することで、係合リブ32との係合を容易に外
せることが可能になり、修理などの作業を容易に行うこ
とができる。
実施の形態として、嵌合状態に応じて係合爪を図18に
示すように、幅Eを狭く、即ち、突出する高さを低く形
成している。このような係合爪48は、突出する高さを
低く形成することで、係合リブ32との係合を容易に外
せることが可能になり、修理などの作業を容易に行うこ
とができる。
【0009】このように、従来の電子機器の筐体構造
は、フロントケース30とリアケース40とに係合爪4
2及び係合リブ32とを設けてケースを固定することに
より、ネジ止め箇所を減らして製造工数及び部品コスト
の削減を実現していた。
は、フロントケース30とリアケース40とに係合爪4
2及び係合リブ32とを設けてケースを固定することに
より、ネジ止め箇所を減らして製造工数及び部品コスト
の削減を実現していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子機器の筐体構造では、図15に示したように係合リ
ブ32の開口穴32aに係合爪42を嵌入して幅Dによ
り係合させ、この係合を外す場合、図17に示したよう
に係合リブ32を撓ませて係合爪42の高さ(図15に
示した幅D)を乗り越えることで係合を外す構造である
ため、リアケース40とフロントケース30との嵌合を
外す作業が困難になるとともに、無理に取り外そうとす
ると係合爪42を折ったり、係合リブ32を変形させて
しまう不具合があった。また、従来の電子機器の筐体構
造では、図18に示したように、係合爪48の幅Eを狭
く形成して取り外しを容易にした場合には、通常使用し
ている際に外側からフロントケース30とリアケース4
0とに少しの衝撃が加わるだけで係合リブ32が撓んで
係合が外れてしまい、フロントケース30とリアケース
40との嵌合も外れて内部の部品が露出してしまうとい
う不具合があった。本発明はこのような課題を解決し、
フロントケースとリアケースとの嵌合を効果的に固定す
るとともに、この嵌合を容易に取り外しできる電子機器
の筐体構造を提供することを目的とする。
電子機器の筐体構造では、図15に示したように係合リ
ブ32の開口穴32aに係合爪42を嵌入して幅Dによ
り係合させ、この係合を外す場合、図17に示したよう
に係合リブ32を撓ませて係合爪42の高さ(図15に
示した幅D)を乗り越えることで係合を外す構造である
ため、リアケース40とフロントケース30との嵌合を
外す作業が困難になるとともに、無理に取り外そうとす
ると係合爪42を折ったり、係合リブ32を変形させて
しまう不具合があった。また、従来の電子機器の筐体構
造では、図18に示したように、係合爪48の幅Eを狭
く形成して取り外しを容易にした場合には、通常使用し
ている際に外側からフロントケース30とリアケース4
0とに少しの衝撃が加わるだけで係合リブ32が撓んで
係合が外れてしまい、フロントケース30とリアケース
40との嵌合も外れて内部の部品が露出してしまうとい
う不具合があった。本発明はこのような課題を解決し、
フロントケースとリアケースとの嵌合を効果的に固定す
るとともに、この嵌合を容易に取り外しできる電子機器
の筐体構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、フロントケースとリアケースとを嵌合し
て内部に所定の部品を収納する電子機器の筐体構造にお
いて、フロントケースまたはリアケースのいずれか一方
のケースに内側の両側面から突出する複数の係合爪を設
け、他方のケースに両側面から薄板状に延在して表面に
係合爪を嵌入する開口穴を有した複数の係合リブを備
え、フロントケースとリアケースとを嵌合することで係
合リブの開口穴に係合爪が嵌入して固定されるととも
に、係合爪には係合リブの嵌合を容易に外せるように切
り欠いた稜部を少なくとも1箇所以上設ける。ここで、
稜部は、係合爪の突出する片側または両側いずれかの側
面に設けることが好ましい。また、係合リブには、矩形
状の角穴または円形状の丸穴のいずれかによる開口穴を
形成することが好ましい。また、フロントケース及びリ
アケースは、PHS電話機、携帯電話機、モバイル機な
どの電子機器のケースであり、係合爪及び係合リブを設
けることでネジ止め箇所を削減することが好ましい。
決するために、フロントケースとリアケースとを嵌合し
て内部に所定の部品を収納する電子機器の筐体構造にお
いて、フロントケースまたはリアケースのいずれか一方
のケースに内側の両側面から突出する複数の係合爪を設
け、他方のケースに両側面から薄板状に延在して表面に
係合爪を嵌入する開口穴を有した複数の係合リブを備
え、フロントケースとリアケースとを嵌合することで係
合リブの開口穴に係合爪が嵌入して固定されるととも
に、係合爪には係合リブの嵌合を容易に外せるように切
り欠いた稜部を少なくとも1箇所以上設ける。ここで、
稜部は、係合爪の突出する片側または両側いずれかの側
面に設けることが好ましい。また、係合リブには、矩形
状の角穴または円形状の丸穴のいずれかによる開口穴を
形成することが好ましい。また、フロントケース及びリ
アケースは、PHS電話機、携帯電話機、モバイル機な
どの電子機器のケースであり、係合爪及び係合リブを設
けることでネジ止め箇所を削減することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による電子機器の筐体構造の実施の形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明による電子機器の筐体構造を携帯電
話機に採用した実施の形態を示す斜視図である。また、
図2は、図1に示した係合爪22を詳細に示す拡大図で
ある。また、図3は、図1に示したA−A線断面でのフ
ロントケース10とリアケース20との嵌合動作を示す
動作説明図であり、図3(a)は嵌合突部14と嵌合爪
24とを係合した状態を、図3(b)はケースを嵌合し
た状態を各々示している。また、図4は、図1に示した
係合リブ12と係合爪22との係合状態を示す図であ
る。
による電子機器の筐体構造の実施の形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明による電子機器の筐体構造を携帯電
話機に採用した実施の形態を示す斜視図である。また、
図2は、図1に示した係合爪22を詳細に示す拡大図で
ある。また、図3は、図1に示したA−A線断面でのフ
ロントケース10とリアケース20との嵌合動作を示す
動作説明図であり、図3(a)は嵌合突部14と嵌合爪
24とを係合した状態を、図3(b)はケースを嵌合し
た状態を各々示している。また、図4は、図1に示した
係合リブ12と係合爪22との係合状態を示す図であ
る。
【0013】図1に示すように、本発明による電子機器
の筐体構造を携帯電話機に採用した実施の形態は、図1
3に示した従来の技術と同様に、矩形で凹状に形成され
て長手方向の両側面内側に各々突出する係合爪22を形
成したリアケース20と、このリアケース20に嵌合し
て係合爪22と係合する薄板状に延在した係合リブ12
を設けたフロントケース10とを備えている。ここで、
フロントケース10とリアケース20とは、図示されて
いなが、お互いに嵌合した内部にプリント基板、LC
D、操作ボタンなどの電子部品を複数収納している。
の筐体構造を携帯電話機に採用した実施の形態は、図1
3に示した従来の技術と同様に、矩形で凹状に形成され
て長手方向の両側面内側に各々突出する係合爪22を形
成したリアケース20と、このリアケース20に嵌合し
て係合爪22と係合する薄板状に延在した係合リブ12
を設けたフロントケース10とを備えている。ここで、
フロントケース10とリアケース20とは、図示されて
いなが、お互いに嵌合した内部にプリント基板、LC
D、操作ボタンなどの電子部品を複数収納している。
【0014】また、リアケース20には、係合爪22を
設けた近傍の一端側に爪形状を備えて突出する嵌合爪2
4と、この嵌合爪24と対向する他端側に2箇所円筒状
に突出するネジ挿入部26とを一体に形成している。ま
た、フロントケース10の内側には、リアケース20の
嵌合爪22に係合する嵌合突部14と、リアケース20
のネジ挿入部26を介して突出したネジ1を締結するボ
ス16とが一体に形成されている。
設けた近傍の一端側に爪形状を備えて突出する嵌合爪2
4と、この嵌合爪24と対向する他端側に2箇所円筒状
に突出するネジ挿入部26とを一体に形成している。ま
た、フロントケース10の内側には、リアケース20の
嵌合爪22に係合する嵌合突部14と、リアケース20
のネジ挿入部26を介して突出したネジ1を締結するボ
ス16とが一体に形成されている。
【0015】ここで、係合爪22は、図2に示すよう
に、リアケース20の内側側面から傾斜面22bを備え
て突出している。そして、係合爪22は、図13に示し
た従来技術とは異なり、突出した傾斜面22bの片側が
内側に傾くように切り欠いた稜部22aを設けている。
従って、係合爪22は、図13に示した従来技術の係合
爪に対し、図2に示した一点鎖線部分を切り欠いた形状
に形成されている。
に、リアケース20の内側側面から傾斜面22bを備え
て突出している。そして、係合爪22は、図13に示し
た従来技術とは異なり、突出した傾斜面22bの片側が
内側に傾くように切り欠いた稜部22aを設けている。
従って、係合爪22は、図13に示した従来技術の係合
爪に対し、図2に示した一点鎖線部分を切り欠いた形状
に形成されている。
【0016】このように形成したフロントケース10と
リアケース20とを嵌合する場合、図3(a)に示すよ
うに、まず、フロントケース10の嵌合爪24にリアケ
ース20の嵌合突部14を挿入して係合させる。そし
て、嵌合突部14と嵌合爪24とを係合させた後、フロ
ントケース10とリアケース20との嵌合面を合わせて
図3(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合する。このよ
うにフロントケース10とリアケース20とを嵌合する
と、図3(b)に示すように、係合リブ12の開口穴1
2aに係合爪22が嵌入して係合される。そして、リア
ケース20のネジ挿入部26にネジ1を挿入してフロン
トケース10のボス16に締結させる。これによりフロ
ントケース10とリアケース20とは、お互いに嵌合し
た状態で固定される。
リアケース20とを嵌合する場合、図3(a)に示すよ
うに、まず、フロントケース10の嵌合爪24にリアケ
ース20の嵌合突部14を挿入して係合させる。そし
て、嵌合突部14と嵌合爪24とを係合させた後、フロ
ントケース10とリアケース20との嵌合面を合わせて
図3(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合する。このよ
うにフロントケース10とリアケース20とを嵌合する
と、図3(b)に示すように、係合リブ12の開口穴1
2aに係合爪22が嵌入して係合される。そして、リア
ケース20のネジ挿入部26にネジ1を挿入してフロン
トケース10のボス16に締結させる。これによりフロ
ントケース10とリアケース20とは、お互いに嵌合し
た状態で固定される。
【0017】ここで、フロントケース10とリアケース
20とを図3(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合した
場合、図4に示すように、係合リブ12は係合爪22の
傾斜面22b上に沿って付勢しながら降下する。そし
て、係合リブ12は、図3(b)に示したように、リア
ケース20とフロントケース10とを嵌合すると同時に
開口穴12aに係合爪22を嵌入して係合される。
20とを図3(a)に示した矢印方向に閉じて嵌合した
場合、図4に示すように、係合リブ12は係合爪22の
傾斜面22b上に沿って付勢しながら降下する。そし
て、係合リブ12は、図3(b)に示したように、リア
ケース20とフロントケース10とを嵌合すると同時に
開口穴12aに係合爪22を嵌入して係合される。
【0018】一方、このようなフロントケース10とリ
アケース20との嵌合を外す場合の動作を、図5乃至図
10を参照して詳細に説明する。図5は、図1に示した
フロントケース10とリアケース20とが嵌合している
状態を示す図である。また、図6は、図5に示した嵌合
状態での係合リブ12と係合爪22とを示す図である。
また、図7は、図5に示したフロントケース10とリア
ケース20との嵌合を外している状態を示す図である。
また、図8は、図7に示した嵌合を外している状態での
係合リブ12と係合爪22とを示す図である。また、図
9は、図5に示したフロントケース10とリアケース2
0との嵌合を外した状態を示す図である。また、図10
は、図9に示した嵌合を外した状態での係合リブ12と
係合爪22とを示す図である。
アケース20との嵌合を外す場合の動作を、図5乃至図
10を参照して詳細に説明する。図5は、図1に示した
フロントケース10とリアケース20とが嵌合している
状態を示す図である。また、図6は、図5に示した嵌合
状態での係合リブ12と係合爪22とを示す図である。
また、図7は、図5に示したフロントケース10とリア
ケース20との嵌合を外している状態を示す図である。
また、図8は、図7に示した嵌合を外している状態での
係合リブ12と係合爪22とを示す図である。また、図
9は、図5に示したフロントケース10とリアケース2
0との嵌合を外した状態を示す図である。また、図10
は、図9に示した嵌合を外した状態での係合リブ12と
係合爪22とを示す図である。
【0019】図5乃至図10に示すように、フロントケ
ース10とリアケース20との嵌合を外す場合、まず、
ケースからネジ1(図3(b)参照)を取り外し、フロ
ントケース10とリアケース20とを把持してフロント
ケース10の一端を図5に示した矢印方向に持ち上げ
る。ここで、フロントケース10とリアケース20とを
嵌合した場合、図6に示すように、係合リブ12の開口
穴12aに係合爪22が嵌入した状態で係合されてい
る。
ース10とリアケース20との嵌合を外す場合、まず、
ケースからネジ1(図3(b)参照)を取り外し、フロ
ントケース10とリアケース20とを把持してフロント
ケース10の一端を図5に示した矢印方向に持ち上げ
る。ここで、フロントケース10とリアケース20とを
嵌合した場合、図6に示すように、係合リブ12の開口
穴12aに係合爪22が嵌入した状態で係合されてい
る。
【0020】また、フロントケース10を図5に示した
矢印方向に持ち上げると、図7に示すように、フロント
ケース10とリアケース20とが引き離される。この
際、係合リブ12は、図8に示すように、係合爪22の
稜部22aと重なるように傾いて傾斜面22bの表面に
乗り上げられて撓みながら摺動する。
矢印方向に持ち上げると、図7に示すように、フロント
ケース10とリアケース20とが引き離される。この
際、係合リブ12は、図8に示すように、係合爪22の
稜部22aと重なるように傾いて傾斜面22bの表面に
乗り上げられて撓みながら摺動する。
【0021】そして、フロントケース10を把持して更
に持ち上げると、図9に示すように、リアケース20の
嵌合爪24からフロントケース10の嵌合突部14が外
れてフロントケース10とリアケース20との嵌合が完
全に外れる。これと同時に、係合リブ12は、図10に
示すように、傾斜面22bの表面に沿って更に撓んで摺
動し、開口穴12aに嵌入していた係合爪22との係合
が完全に外れる。これによりフロントケース10は、リ
アケース20から外すことができ、例えば、修理などの
作業を容易に実行することができる。
に持ち上げると、図9に示すように、リアケース20の
嵌合爪24からフロントケース10の嵌合突部14が外
れてフロントケース10とリアケース20との嵌合が完
全に外れる。これと同時に、係合リブ12は、図10に
示すように、傾斜面22bの表面に沿って更に撓んで摺
動し、開口穴12aに嵌入していた係合爪22との係合
が完全に外れる。これによりフロントケース10は、リ
アケース20から外すことができ、例えば、修理などの
作業を容易に実行することができる。
【0022】このように、本発明による電子機器の筐体
構造を携帯電話機に採用した実施の形態によると、係合
リブ12が係合爪22の稜部22aに接触しながら摺動
するため、係合爪22や開口穴22aの損傷を防止し、
係合リブ12と係合爪22との係合を容易に外すことが
できる。また、本実施の形態によると、稜部22aを係
合爪22の側面に設けて突出する高さを維持しているた
め、係合リブ12と係合爪22との係合が簡単に外れる
ことがなく係合力を保つことができる。
構造を携帯電話機に採用した実施の形態によると、係合
リブ12が係合爪22の稜部22aに接触しながら摺動
するため、係合爪22や開口穴22aの損傷を防止し、
係合リブ12と係合爪22との係合を容易に外すことが
できる。また、本実施の形態によると、稜部22aを係
合爪22の側面に設けて突出する高さを維持しているた
め、係合リブ12と係合爪22との係合が簡単に外れる
ことがなく係合力を保つことができる。
【0023】ここで、本発明による電子機器の筐体構造
を携帯電話機に採用した実施の形態では、係合リブ12
に設けた開口穴12aの形状を矩形状に形成したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、円形などの異形
状に形成することも可能である。図11は、このように
図1に示した開口穴の形状を円形状に形成した係合リブ
の他の実施の形態を示す図である。
を携帯電話機に採用した実施の形態では、係合リブ12
に設けた開口穴12aの形状を矩形状に形成したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、円形などの異形
状に形成することも可能である。図11は、このように
図1に示した開口穴の形状を円形状に形成した係合リブ
の他の実施の形態を示す図である。
【0024】図11に示すように、係合リブの他の実施
の形態は、図1に示した係合リブと同様にフロントケー
ス10の両側面から薄板状に延在している。そして、こ
の係合リブ18は、図1に示した係合リブとは異なり、
薄板状の表面に略円形状に開口する開口穴18aを形成
している。このように係合リブ18に形成された略円形
状の開口穴18aは、図1に示した開口穴と同様の効果
を得ることができるとともに、略円形状に形成すること
で開口穴18aの内側と係合爪22とが当接する部位の
損傷を防ぐことができる。
の形態は、図1に示した係合リブと同様にフロントケー
ス10の両側面から薄板状に延在している。そして、こ
の係合リブ18は、図1に示した係合リブとは異なり、
薄板状の表面に略円形状に開口する開口穴18aを形成
している。このように係合リブ18に形成された略円形
状の開口穴18aは、図1に示した開口穴と同様の効果
を得ることができるとともに、略円形状に形成すること
で開口穴18aの内側と係合爪22とが当接する部位の
損傷を防ぐことができる。
【0025】また、係合爪22は、図2に示したよう
に、稜部22aを片側の側面だけに設けているが、これ
に限定されるものではなく、例えば、複数箇所に設ける
ことも可能である。図12は、このように図1に示した
稜部を複数設けた係合爪の他の実施の形態を示す図であ
る。
に、稜部22aを片側の側面だけに設けているが、これ
に限定されるものではなく、例えば、複数箇所に設ける
ことも可能である。図12は、このように図1に示した
稜部を複数設けた係合爪の他の実施の形態を示す図であ
る。
【0026】図12に示すように、係合爪の他の実施の
形態は、図1に示した係合爪と同様に、リアケース20
の側面から内側に突出するように形成されている。そし
て、この係合爪28は、両側が傾いて傾斜するように両
側面を切り欠いた稜部28aを設けている。従って、係
合爪28は、図13に示した従来技術の係合爪に対し、
図12に示した両側の一点鎖線部分を切り欠いた形状に
形成されている。このように形成された係合爪の他の実
施の形態は、図1に示した係合爪と同様の効果を得るこ
とができるとともに、係合爪28の両側を切り欠くこと
で開口穴の内側と係合爪28とが当接する部位の損傷を
より効果的に防ぐことができる。以上、本発明による電
子機器の筐体構造の実施の形態を詳細に説明したが、本
発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、
本発明による電子機器の筐体構造を携帯電話機に採用し
た実施の形態を説明したが、これに限定されるものでは
なく、PHS電話機、モバイル機などの電子機器にも採
用可能である。また、フロントケース10の両側面に一
対に延在する係合リブ12の実施の形態を説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、係合リブを複
数設けて一対に設けた係合リブと同様に係合爪22の損
傷を防いで動作させることでフロントケースとリアケー
スとを嵌合した状態に固定する係合力を高めて外れない
ように設けてもよい。
形態は、図1に示した係合爪と同様に、リアケース20
の側面から内側に突出するように形成されている。そし
て、この係合爪28は、両側が傾いて傾斜するように両
側面を切り欠いた稜部28aを設けている。従って、係
合爪28は、図13に示した従来技術の係合爪に対し、
図12に示した両側の一点鎖線部分を切り欠いた形状に
形成されている。このように形成された係合爪の他の実
施の形態は、図1に示した係合爪と同様の効果を得るこ
とができるとともに、係合爪28の両側を切り欠くこと
で開口穴の内側と係合爪28とが当接する部位の損傷を
より効果的に防ぐことができる。以上、本発明による電
子機器の筐体構造の実施の形態を詳細に説明したが、本
発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、
本発明による電子機器の筐体構造を携帯電話機に採用し
た実施の形態を説明したが、これに限定されるものでは
なく、PHS電話機、モバイル機などの電子機器にも採
用可能である。また、フロントケース10の両側面に一
対に延在する係合リブ12の実施の形態を説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、係合リブを複
数設けて一対に設けた係合リブと同様に係合爪22の損
傷を防いで動作させることでフロントケースとリアケー
スとを嵌合した状態に固定する係合力を高めて外れない
ように設けてもよい。
【0027】
【発明の効果】このように本発明による電子機器の筐体
構造によれば、係合リブが係合爪の稜部に沿って撓んで
摺動するように形成しているため、係合リブと係合爪と
の係合を容易に外すことができ、修理などの作業を敏速
に行うことができる。また、本発明による電子機器の筐
体構造は、稜部を係合爪の側面に設けて突出する高さを
維持しているため、故意に嵌合を外す以外においては落
下時などの衝撃により簡単に係合が外れることがなく、
嵌合した状態で固定する係合力を保つことができる。さ
らに、本発明による電子機器の筐体構造は、係合爪の側
面に斜めに切り欠いた稜部に係合リブが接触しながら摺
動するため、係合リブの開口穴及び係合爪に急激な力が
加わることがなく損傷を防止することができる。
構造によれば、係合リブが係合爪の稜部に沿って撓んで
摺動するように形成しているため、係合リブと係合爪と
の係合を容易に外すことができ、修理などの作業を敏速
に行うことができる。また、本発明による電子機器の筐
体構造は、稜部を係合爪の側面に設けて突出する高さを
維持しているため、故意に嵌合を外す以外においては落
下時などの衝撃により簡単に係合が外れることがなく、
嵌合した状態で固定する係合力を保つことができる。さ
らに、本発明による電子機器の筐体構造は、係合爪の側
面に斜めに切り欠いた稜部に係合リブが接触しながら摺
動するため、係合リブの開口穴及び係合爪に急激な力が
加わることがなく損傷を防止することができる。
【図1】本発明による電子機器の筐体構造を携帯電話機
に採用した実施の形態を示す斜視図。
に採用した実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示した係合爪を詳細に示す拡大図。
【図3】図1に示したA−A線断面でのフロントケース
とリアケースとの嵌合動作を示す動作説明図。
とリアケースとの嵌合動作を示す動作説明図。
【図4】図1に示した係合リブと係合爪との係合状態を
示す図。
示す図。
【図5】図1に示したフロントケースとリアケースとが
嵌合している状態を示す図。
嵌合している状態を示す図。
【図6】図5に示した嵌合状態での係合リブと係合爪と
を示す図。
を示す図。
【図7】図5に示したフロントケースとリアケースとの
嵌合を外している状態を示す図。
嵌合を外している状態を示す図。
【図8】図7に示した嵌合を外している状態での係合リ
ブと係合爪とを示す図。
ブと係合爪とを示す図。
【図9】図5に示したフロントケースとリアケースとの
嵌合を外した状態を示す図。
嵌合を外した状態を示す図。
【図10】図9に示した嵌合を外した状態での係合リブ
と係合爪とを示す図。
と係合爪とを示す図。
【図11】図1に示した開口穴の形状を円形状に形成し
た係合リブの他の実施の形態を示す図。
た係合リブの他の実施の形態を示す図。
【図12】図1に示した稜部を複数設けた係合爪の他の
実施の形態を示す図。
実施の形態を示す図。
【図13】携帯電話機に採用した従来の電子機器の筐体
構造を示す斜視図。
構造を示す斜視図。
【図14】図13に示したB−B線断面でのフロントケ
ースとリアケースとの嵌合動作を示す動作説明図。
ースとリアケースとの嵌合動作を示す動作説明図。
【図15】図13に示したC−C線断面での係合爪と係
合リブとの係合状態を示す図。
合リブとの係合状態を示す図。
【図16】図15に示したフロントケースとリアケース
との嵌合を外す際の状態を示す図。
との嵌合を外す際の状態を示す図。
【図17】図15に示した係合爪と係合リブとの係合が
外れる際の状態を示す図。
外れる際の状態を示す図。
【図18】図15に示した係合爪の他の実施の形態を示
す図。
す図。
1 ネジ 10 フロントケース 12 係合リブ 12a 開口穴 14 嵌合突部 16 ボス 20 リアケース 22 係合爪 22a 稜部 22b 傾斜面 24 嵌合爪 26 ネジ挿入部
Claims (4)
- 【請求項1】 フロントケースとリアケースとを嵌合し
て内部に所定の部品を収納する電子機器の筐体構造にお
いて、 前記フロントケースまたはリアケースのいずれか一方の
ケースに内側の両側面から突出する複数の係合爪を設
け、他方のケースに両側面から薄板状に延在して表面に
前記係合爪を嵌入する開口穴を有した複数の係合リブを
備え、前記フロントケースとリアケースとを嵌合するこ
とで前記係合リブの開口穴に前記係合爪が嵌入して固定
されるとともに、前記係合爪には前記係合リブの嵌合を
容易に外せるように切り欠いた稜部を少なくとも1箇所
以上設けたことを特徴とする電子機器の筐体構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器の筐体構造に
おいて、 前記稜部は、前記係合爪の突出する片側または両側いず
れかの側面に設けていることを特徴とする電子機器の筐
体構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の電子機器の筐体構造に
おいて、 前記係合リブには、矩形状の角穴または円形状の丸穴の
いずれかによる前記開口穴が形成されていることを特徴
とする電子機器の筐体構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載の電子機器の筐体構造に
おいて、 前記フロントケース及びリアケースは、PHS電話機、
携帯電話機、モバイル機などの電子機器のケースであ
り、前記係合爪及び係合リブを設けることでネジ止め箇
所を削減していることを特徴とする電子機器の筐体構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139236A JP2000332448A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 電子機器の筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139236A JP2000332448A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 電子機器の筐体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000332448A true JP2000332448A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15240653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11139236A Pending JP2000332448A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 電子機器の筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000332448A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003008464A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-10 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線端末 |
KR100790142B1 (ko) * | 2001-04-30 | 2007-12-31 | 삼성전자주식회사 | 단말기의 상,하부케이스 고정장치 |
JP2008152110A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Fujitsu Ltd | 表示装置および情報処理装置 |
JP2011210909A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Orion Denki Kk | 筐体を備えた電子機器 |
JP2012119286A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Toyota Industries Corp | 自動車における着脱部品着脱構造 |
WO2013005543A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 三洋電機株式会社 | 電子機器の筐体構造 |
JP2013021158A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | カバーの接続構造およびカバーの接続方法 |
JP2013062586A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Denso Wave Inc | 携帯端末用置台 |
JP2013195925A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Canon Inc | 電子機器 |
CN110505776A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-11-26 | 青岛海信电器股份有限公司 | 显示设备及其前框 |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP11139236A patent/JP2000332448A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100790142B1 (ko) * | 2001-04-30 | 2007-12-31 | 삼성전자주식회사 | 단말기의 상,하부케이스 고정장치 |
JP2003008464A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-10 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線端末 |
JP2008152110A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Fujitsu Ltd | 表示装置および情報処理装置 |
JP2011210909A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Orion Denki Kk | 筐体を備えた電子機器 |
JP2012119286A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Toyota Industries Corp | 自動車における着脱部品着脱構造 |
WO2013005543A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 三洋電機株式会社 | 電子機器の筐体構造 |
JP2013021158A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | カバーの接続構造およびカバーの接続方法 |
JP2013062586A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Denso Wave Inc | 携帯端末用置台 |
JP2013195925A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Canon Inc | 電子機器 |
CN110505776A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-11-26 | 青岛海信电器股份有限公司 | 显示设备及其前框 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100665083B1 (ko) | 휴대 단말 장치 | |
US7059911B2 (en) | Card holder for SIM socket | |
JP3377965B2 (ja) | 印刷配線板用コネクタ | |
US8837125B2 (en) | Electric apparatus | |
JP2000332448A (ja) | 電子機器の筐体構造 | |
KR20060044814A (ko) | 가요성 기판 커넥터 그리고 회로 기판으로의 가요성 기판의연결 구조체 | |
US8406008B2 (en) | Portable electronic device with grounding mechanism | |
JP2001351591A (ja) | 電子機器用ケーシング、バッテリー端子及びバッテリー端子取付構造 | |
JP6361623B2 (ja) | 固定装置 | |
JP2001111264A (ja) | 情報処理装置 | |
JP5654146B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2818584B2 (ja) | 携帯用電子機器のケース | |
JP4382732B2 (ja) | 充電端子の取付構造 | |
JP4804124B2 (ja) | 携帯型電子機器 | |
JP3143844B2 (ja) | 携帯移動電話機用着信ランプ導光体の固定構造 | |
JP3556432B2 (ja) | シールドケース | |
US20070121304A1 (en) | Printed circuit board with guidance portion for mounting component | |
CN210983215U (zh) | 用于终端设备的壳体及终端设备 | |
JP4694294B2 (ja) | エッジサポート | |
KR200317233Y1 (ko) | 휴대폰의 회로기판 실드핀 구조 | |
JP2001183553A (ja) | 光伝送装置 | |
JP2962328B1 (ja) | パネル取付構造 | |
US20060052012A1 (en) | Protecting device for connectors of computer | |
JP4584817B2 (ja) | 電子機器筐体及びケース接続方法 | |
JPH0613083U (ja) | モジュール基板を零挿抜力にて挿抜できる電気コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050712 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |