JP2000332404A - リフロー装置 - Google Patents

リフロー装置

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JP2000332404A
JP2000332404A JP14241599A JP14241599A JP2000332404A JP 2000332404 A JP2000332404 A JP 2000332404A JP 14241599 A JP14241599 A JP 14241599A JP 14241599 A JP14241599 A JP 14241599A JP 2000332404 A JP2000332404 A JP 2000332404A
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JP
Japan
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package
circuit board
temperature
heater
conveyor
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JP14241599A
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Yukari Kaga
由佳里 加我
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフロー実装の条件設定を容易にし、鉛フリ
ーはんだに対応する。 【解決手段】 ICパッケージ2や回路基板3の表面温
度を検出し、これに基づいてヒータ4の出力やコンベア
7の速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICパッケージ用
のリフロー装置に関し、特にその温度制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージは、回路基板へのはんだ
取り付けを、リフローにより行うことで実装作業の効率
化が図られている。回路基板上には、パッケージの各端
子をはんだ付けするランド上に、あらかじめはんだが塗
布されており、各端子を各ランドに位置合わせした状態
で、パッケージを回路基板上に配置する。そして、回路
基板をリフロー装置内に入れ、パッケージおよび回路基
板の全体を、ヒータではんだの溶融温度以上に加熱す
る。その結果、ランド上のはんだは溶融し、その後、冷
却することではんだが凝固して各端子が各ランドに接続
固定される。しかし、今後、従来の鉛はんだから、鉛フ
リー(鉛レス)はんだへの代替に伴って、いくつかの問
題点が予想される。そのひとつは、はんだ融点の上昇で
ある。鉛フリーはんだは、成分の約90%が錫であるた
め、従来の鉛はんだに比べて融点が約30℃上昇する。
したがって、リフロー温度も高くしなければならない
が、ICチップ、パッケージおよび回路基板も同時に、
より高温に曝されるため、パッケージや回路基板の耐熱
性、信頼性が問題となる。また、従来はんだは、大部分
が鉛−錫共晶であったのに対して、鉛フリーはんだは、
錫を主成分とした様々な成分のものが開発されており、
それぞれ融点、濡れ性などの熱的特性が異なっている。
したがって、ニーズに応じて様々な種類の鉛フリーはん
だが使用されると、はんだ付けの条件も一律ではなく、
臨機応変にしなければならない。さらに、回路基板上に
搭載される電子デバイスは、サイズや熱抵抗が様々であ
り、また、基板上の搭載密度によっても加熱時のパッケ
ージ温度が変化する。したがって、これらに対しても、
はんだ付け条件が柔軟に変更できるリフロー装置が求め
られる。これに対して、従来のリフロー装置は、図3に
示すように、回路基板3が載置される熱媒体ブロック9
に埋め込まれた熱電対8で熱媒体ブロック9の温度を検
出しこれに基づいてコントローラ6がヒータ4の出力の
設定をするものであり、実際のパッケージ2または回路
基板3の温度は不明なままである。正確な温度や温度の
経時変化がわからなければ、パッケージ2や基板3に過
剰な温度がかかったり、必要な温度に達していなくて、
はんだ付けが不十分になる。これらの温度を知るために
は、パッケージ2または回路基板3自身に熱電対8を埋
め込む必要がある。したがって、あらかじめ選んだ特定
の箇所しか温度の検出ができず、また、熱電対を設ける
ことができるような、いわばテスト用のパッケージまた
は回路基板でしか、温度を検出することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決すべ
く、いくつかの技術が考えられている。例えば、特開平
4−164388号公報では、ヒータに熱電対を設け
て、ヒータの温度制御を図っている。しかしながら、パ
ッケージや基板の温度を検出しているのではなく、ヒー
タ温度を検出してフィードバックしているため、ヒータ
温度の制御はできるが、肝心なパッケージや基板の温度
変化や過剰加熱などを知ることはできない。また、実開
昭63−25258号公報では、リフロー装置の炉側面
に、耐熱性の透明窓が設置されていて、外部から観察で
きるようになっている。しかしながら、高密度で多品種
なパッケージを、様々な性質のはんだを用いて実装する
のに最適な条件を設定するには、観察だけでは不可能だ
と考えられる。そこで、本発明の目的は、最適な実装条
件となる温度制御が容易なリフロー装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ICパッケージを回路基板
に搭載した状態でコンベアにより搬送しつつヒータで加
熱して前記ICパッケージの端子と前記回路基板上の接
続ポイントとをはんだ付けするものであって、前記IC
パッケージおよび前記回路基板の少なくともいずれか一
方の表面温度を検出する温度センサと、該温度センサの
検出結果に基づいて、前記ヒータを制御する制御手段と
を有することを特徴としている。また、請求項2記載の
発明は、前記温度センサが、前記ICパッケージおよび
前記回路基板の少なくともいずれか一方の表面温度を、
赤外線輻射の検出によって得る赤外線センサであること
を特徴としている。さらに、請求項3記載の発明は、前
記制御手段が、はんだ付けされた前記ICパッケージお
よび前記回路基板を冷却する冷却装置を前記温度センサ
の検出結果に基づいて制御することを特徴としている。
加えて、請求項4記載の発明は、前記制御手段が、前記
温度センサの検出結果に基づいて、前記コンベアの速度
を制御することを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明によるリフロー装置
1の一例を示す模式図である。
【0006】図1に示したリフロー装置1(外観は不図
示)は、少なくとも、ICパッケージ2および回路基板
3を加熱するヒータ4と、ICパッケージ2および回路
基板3の表面温度を感知する赤外線センサ5と、その温
度情報に基づいてヒータ4の出力およびコンベア7の速
度を制御するコントローラ6(制御手段)と、ICパッ
ケージ2および回路基板3を冷却する冷却装置10(図
2参照)と具備している。ここで、ヒータ4としては、
任意の熱源により熱風を発生させる熱風発生装置が用い
られ、冷却装置10としては、冷風を発生させるものが
用いられる。図2は、リフロー装置1のヒータ4、赤外
線センサ5および冷却装置10の配置分布を示す模式図
である。ヒータ4および冷却装置10は、コンベア7の
可動方向に一律ではなく、任意に配置され、ICパッケ
ージ2の実装密度に分布のある基板の加熱に対しても、
細かな温度制御が可能となっている。
【0007】ICパッケージ2を搭載した回路基板3
は、コンベア7によってリフロー装置1内を移動する。
リフロー装置1内には、ヒータ4と赤外線センサ5と冷
却装置10とが備わっており、ヒータ4によって加熱さ
れてはんだが溶かされた後、該はんだが冷却装置10で
冷却されることで固化することにより、ICパッケージ
2の端子と回路基板3上の接続ポイントとのはんだ付け
が行われる。赤外線センサ5は、ICパッケージ2や回
路基板3の表面からの輻射によって、その温度分布を検
出する。その結果はコントローラ6で分析され、あらか
じめ設定してある最適な温度条件に適合するよう、ヒー
タ4の出力、冷却装置10の作動およびコンベア7の速
度にフィードバックをかけて制御する。
【0008】以上に述べたように、この実施の形態によ
れば、ICパッケージ2や回路基板3の表面温度が検出
されることによって、ヒータ4の出力やコンベア7の速
度が制御されるリフロー装置であるため、ニーズに応じ
て様々な種類の鉛フリーはんだを使用することが可能で
あり、実装条件も臨機応変にできる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリフロー
装置では、温度の過剰によるICパッケージや回路基板
の破壊や、温度の不足によるはんだの未溶融などの問題
は解消され、最適な温度条件(ヒータ出力、冷却出力、
コンベア速度など)の設定が容易である。しかも、テス
トエレメントの必要数が最低限となり、使用できるはん
だ材の種類の幅が広がる。また、ひとつの基板上で、こ
となるはんだを用いるなどの、選択の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態によるリフロー装置
の一例を示す模式図である。
【図2】 本発明の一の実施の形態によるリフロー装置
のヒータ面の一例を示す模式図である。
【図3】 従来のリフロー装置の一例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 リフロー装置 2 ICパッケージ 3 回路基板 4 ヒータ 5 赤外線センサ 6 コントローラ(制御手段) 7 コンベア 8 熱電対 9 熱媒体ブロック 10 冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 1/008 B23K 1/008 E 3/04 3/04 Y 31/00 31/00 H 31/02 310 31/02 310G // B23K 101:40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICパッケージを回路基板に搭載した状
    態でコンベアにより搬送しつつヒータで加熱して前記I
    Cパッケージの端子と前記回路基板上の接続ポイントと
    をはんだ付けするリフロー装置において、 前記ICパッケージおよび前記回路基板の少なくともい
    ずれか一方の表面温度を検出する温度センサと、 該温度センサの検出結果に基づいて、前記ヒータを制御
    する制御手段とを有することを特徴とするリフロー装
    置。
  2. 【請求項2】 前記温度センサは、前記ICパッケージ
    および前記回路基板の少なくともいずれか一方の表面温
    度を、赤外線輻射の検出によって得る赤外線センサであ
    ることを特徴とする請求項1のリフロー装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、はんだ付けされた前記
    ICパッケージおよび前記回路基板を冷却する冷却装置
    を前記温度センサの検出結果に基づいて制御することを
    特徴とする請求項1または2記載のリフロー装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記温度センサの検出
    結果に基づいて、前記コンベアの速度を制御することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のリフロ
    ー装置。
JP14241599A 1999-05-21 1999-05-21 リフロー装置 Pending JP2000332404A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258487A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Espec Corp ハンダ付け装置用冷却装置、並びに、ハンダ付け装置
CN104049654A (zh) * 2014-05-28 2014-09-17 国家电网公司 一种融锡器皿温控电路

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021203