JP2000330349A - 板状部材位置調整固定方法及び板状部材位置調整固定装置 - Google Patents

板状部材位置調整固定方法及び板状部材位置調整固定装置

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JP2000330349A
JP2000330349A JP11141262A JP14126299A JP2000330349A JP 2000330349 A JP2000330349 A JP 2000330349A JP 11141262 A JP11141262 A JP 11141262A JP 14126299 A JP14126299 A JP 14126299A JP 2000330349 A JP2000330349 A JP 2000330349A
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JP11141262A
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Taku Konuma
卓 小沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LBPの高画質化、高精細化、カラー化に伴
い、現像容器内で、現像スリーブに対して現像ブレード
を最適な位置に位置調整し、また、クリーニングプロセ
スにおいて、ドラムクリーニングの安定化を実現するた
めに、クリーニング容器内で、感光ドラムに対してクリ
ーニングブレードを最適な位置に位置調整することを目
的とする。 【解決手段】 現像スリーブ及び現像ブレード2を固定
する容器本体1を位置決め固定する位置決め固定手段
3,4,5と、容器本体1内の現像ブレード位置を検出
する検出手段6a,6b,6a′,6b′と、この検出
位置から、仮想現像スリーブに対しての目標位置までの
位置ズレ量を算出する算出手段と、この算出量に基づい
て、容器内の現像ブレード2を駆動する駆動手段11,
12,15,16,11′,12′,15′,16′と
駆動調整後の現像ブレード2を容器本体1に固定するた
めの固定手段とを有する装置を用いた現像ブレード位置
調整方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
の電子写真画像形成装置に用いられる現像装置に用いら
れ現像剤を規制する現像剤規制部材(現像ブレード)お
よび、クリーニング装置に用いられる現像剤を排除する
現像剤規制部材(クリーニングブレード)等の板状部材
の位置調整固定方法及びこれに用いられる板状部材位置
調整固定装置に関する。
【0002】また、このような現像装置及びクリーニン
グ装置はプロセスカートリッジとして組み込まれるもの
が多用されている。
【0003】ここで、電子写真画像形成装置とは電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物で
ある。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザ
ービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ装
置及びワードプロセッサ等が含まれる。また、プロセス
カートリッジとは帯電手段、現像手段またはクリーニン
グ手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッ
ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
着脱可能とする物である。及び帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段
と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し
て装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】現像装置及びクリーニング装置では回転
円筒部材の母線に沿って接触又は隙間をおいて板状部材
が配設される。
【0005】図15に示すように現像装置の場合は円筒
部材として現像スリーブ105、板状部材として弾性規
制ブレード107を用いる。また図16に示すようにク
リーニング装置の場合は円筒部材として感光ドラム10
1、板状部材としてクリーニングブレード110を用い
る。
【0006】ここで、弾性規制ブレード107の現像ス
リーブ105に対する当接方向は、当接部に対して先端
側が現像スリーブ105の回転方向上流側に位置する所
謂カウンタ(逆)方向になっていて、図15に示す如く
現像スリーブ105と弾性規制ブレード107の設定上
の接点になる当接角θと、弾性規制ブレード107のエ
ッジ面の仮想の侵入の長さ(以下侵入量と記す)δと
が、弾性規制ブレード107の長手方向において同一と
なるように製造公差を管理された各部品を組み立てるこ
とのみで設定されていた。
【0007】また、感光ドラム101とクリーニングブ
レード110との当接状態は、長手方向において一様な
当接圧になるように、図16に示す如く感光ドラム10
1とクリーニングブレード110の設定上の接点になる
当接角θと、クリーニングブレード110のエッジ面の
仮想の侵入の長さ(以下侵入量と記す)δとが、クリー
ニングブレード110の長手方向において同一となるよ
うに製造公差を管理された各部品を組み立てることのみ
で設定されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例によると、現像及びクリーニングプロセスにおいて、
以下の問題が挙げられる。
【0009】近年、LBPの高画質化・高精細化・カラ
ー化に伴い、重合製法により生成された微粒子球形の非
磁性一成分トナーが必須となってきている。この非磁性
トナーは、従来の磁性トナーと違い、磁気吸着ではな
く、摩擦帯電により感光ドラムへ供給することが必要不
可欠である。また、球形微粒子であるため、現像スリー
ブへの均一薄層コートをするためには、先に述べた組ん
だなりで設定される従来の侵入量では、部品単体のばら
つきに左右されて、現像においてトナー層のコート厚に
ばらつきが生じてしまう。また、微粒子球形であるが
故、クリーニングブレードでの回収においても、非常に
困難を有する。
【0010】例えば、現像プロセスにおいては、侵入量
が大きいと、現像スリーブに対しての現像ブレードの当
接圧が大きくなる。これにより、トナー劣化を起こすこ
とで、感光ドラムに飛翔しきれず再び現像装置に回収さ
れたトナーにより再現像が行われることで、画像の品質
劣化が起きる。また、当接圧が大きいと、現像スリーブ
へのトナー融着が起こり、画像欠陥(白スジ)が生じた
り、融着の起こった部分での摩擦帯電量が落ちること
で、摩擦帯電により保持されるはずの非磁性一成分トナ
ーが保持しきれず、現像装置内でのトナーのボタ落ち現
像が生じる。逆に、侵入量が小さくなると、現像スリー
ブと現像ブレード先端エッジによって作られるトナー侵
入部分が小さくなることで、感光ドラムへのトナー供給
量が減る。これにより、画像の濃度ウスという現象が生
じてしまう。
【0011】クリーニングプロセスにおいては、侵入量
が大きいと、当接圧過大で、ドラム回転トルクの増大に
よる回転変動、またそれによるドラム振動によるトナー
のすり抜けが起こり、トナーを回収できず、画像品質を
落としてしまう。また、侵入量が小さいと、当接圧が小
さくなり、トナーのすり抜けが起こり、画像品質をおと
してしまう。
【0012】本発明は電子写真画像形成装置に用いられ
る現像ブレード又はクリーニングブレード等の板状部材
を現像枠体又はクリーニング容器等の容器である本体部
材に対して、部品の寸法のばらつきを考慮して現像スリ
ーブや感光ドラム等の円筒部材への侵入量を所望の値に
調整して板状部材を本体部材に締結する板状部材位置調
整固定方法及びこの方法を実施するのに用いる板状部材
位置調整固定装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0014】本出願に係る第1の発明は円筒部材及び円
筒部材の母線に沿って長い板状部材を固定するための本
体部材を位置決めする位置決め手段でもって予め板状部
材を固定された本体部材を位置決め固定し、板状部材の
長手方向の複数個所に配設され本体部材内の板状部材の
長手方向における複数個所における短手方向位置を検出
する複数の検出手段で複数個所板状部材の短手方向の位
置を検出し、前記検出された板状部材の位置のデータを
演算手段に入力して本体部材に対して円筒部材を取り付
けたとして仮想した仮想円筒部材に対しての目標位置ま
での位置ずれ量を算出し、板状部材の本体部材に対する
固定を解除可能な固定手段でもって本体部材に対して板
状部材を移動可能に固定をゆるめ、板状部材の短手方向
の位置を移動する駆動手段により、演算手段により算出
された板状部材の位置ずれ量を補正するように板状部材
を移動し、板状部材を本体部材に固定する固定手段でも
って板状部材を本体部材に固定する、工程を有すること
を特徴とする板状部材位置調整固定方法である。
【0015】本出願に係る第2の発明は円筒部材及び円
筒部材の母線に沿って長い板状部材を固定するための本
体部材を位置決めする位置決め手段でもって予め板状部
材を移動可能に仮取り付けされた本体部材を位置決め固
定し、板状部材の長手方向の複数個所に配設され本体部
材内の板状部材の長手方向における複数個所における短
手方向位置を検出する複数の検出手段で複数個所板状部
材の短手方向の位置を検出し、前記検出された板状部材
の位置のデータを演算手段に入力して本体部材に対して
円筒部材を取り付けたとして仮想した仮想円筒部材に対
しての目標位置までの位置のずれ量を算出し、板状部材
の短手方向の位置を移動する駆動手段により、演算手段
により算出された板状部材の位置ずれ量を補正するよう
に板状部材を移動し、板状部材を本体部材に固定する固
定手段でもって板状部材を本体部材に固定する、工程を
有することを特徴とする板状部材位置調整固定方法であ
る。
【0016】本出願に係る第16の発明は円筒部材及び
円筒部材の母線に沿って長い板状部材を固定するための
本体部材を位置決めする位置決め手段と、前記本体部材
内の板状部材の短手方向の位置を長手方向の複数の位置
で検出する複数の検出手段と、この検出手段が検出した
検出位置から、本体部材に対して円筒部材を取り付けた
と仮想した仮想円筒部材の所定の目標位置までの板状部
材の位置ずれ量を算出する演算手段と、この位置ずれ量
に基づいて、本体部材内の板状部材の短手方向の位置を
移動する駆動手段と、駆動後の板状部材を本体部材に固
定するための固定手段とを有することを特徴とする板状
部材位置調整固定装置である。
【0017】
【作用】以上のような構成をとることにより、板状部材
及び本体部材の各々が製造上のばらつきを有しても、板
状部材を仮想円筒部材の所定の目標位置に高精度に位置
決め固定可能となる。また、製造上、板状部材がたわみ
を有していても、所定の目標位置に高精度に位置決め可
能である。また、目標位置をブレードエッジ軌道円とし
たり、直線的な駆動構成をとることで、簡易な演算処理
手法を可能とする。さらに、本体部材として容器、板状
部材としてブレード、円筒部材として現像スリーブ、感
光体ドラム等の部品単体のばらつきに左右されることな
く、侵入量を一定値に追い込むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の説明において長手方向とは
記録媒体の搬送方向に直角で記録媒体の表面に平行な方
向をいう。
【0019】(電子写真画像形成装置)図11は現像装
置を備える電子写真画像形成装置の断面図、図12は現
像装置の断面図である。
【0020】図11において101は潜像担持体として
の感光ドラムであって、該感光ドラム101は図示矢印
A方向に回転し、帯電装置102によって一様に帯電さ
れ、露光手段であるレーザー光103によってその表面
に静電潜像が形成される。
【0021】上記静電潜像は現像装置104によって現
像されてトナー像として可視化されるが、現像装置10
4は感光ドラム101に対して近接配置され、プロセス
カートリッジBの構成部材として画像形成装置本体に対
し感光ドラム101、除去トナー容器111と一体に着
脱可能に構成されている。尚、本実施の形態では、露光
部にトナー像を形成する所謂反転現像を行っている。可
視化された感光ドラム101上のトナー像は、転写ロー
ラ109によって記録媒体である紙113に転写され、
転写されないで感光ドラム101上に残留する転写残ト
ナーはクリーニングブレード110により掻き取られて
除去トナー容器111に収納され、クリーニングされた
感光ドラム101は前記作用を繰り返して画像形成を行
う。
【0022】一方、トナー像を転写された紙113は定
着装置112によって定着処理され、装置外に排出され
てプリント動作が終了する。
【0023】(現像装置)前記現像装置104を図12
に基づいて説明する。図12において、114は一成分
現像剤としての非磁性トナー108を収容する現像容器
であり、該現像容器114内の長手方向に延在する開口
部には、感光ドラム101と対向配置された現像剤担持
体としての現像スリーブ105が回転可能に配置されて
おり、この現像スリーブ105に担持された非磁性トナ
ー108によって感光ドラム101上の静電潜像が現像
されて可視化される。
【0024】上記現像スリーブ105は、現像容器11
4の前記開口部にて図に示す右略半周面を現像容器11
4内に突入し、左略半周面を現像容器114外に露出し
て横設されている。この現像スリーブ105の現像容器
114外へ露出した面は、現像装置104の左方に位置
する感光ドラム101に対して微小隙間をもって対向し
ている。そして、この現像スリーブ105は図12の矢
印B方向に回転駆動され、その表面は適度な凹凸を有し
ており、この凹凸によって該現像スリーブ105の非磁
性トナー108との摺擦確率が高められるとともに、非
磁性トナー108の搬送が良好に行われる。又、現像ス
リーブ105の上方位置には、弾性規制ブレード107
が押え板金115に支持されて設けられており、該弾性
規制ブレード107の自由端側の先端近傍は現像スリー
ブ105の外周面に面接触状態で当接されている。
【0025】尚、弾性規制ブレード107の現像スリー
ブ105に対する当接方向は、当接部に対して先端側が
現像スリーブ105の回転方向上流側に位置する所謂カ
ウンタ(逆)方向になっていて、図15に示す如く現像
スリーブ105と弾性規制ブレード107の設定上の接
点になる当接角θと、弾性規制ブレード107のエッジ
面の仮想の侵入の長さ(以下侵入量と記す)δでブレー
ド設定位置が定まる。ここで侵入量δが弾性規制ブレー
ド107の長手方向において部品の精度に係りなく同一
となる組立ができるように弾性規制ブレード107を現
像容器114に対して位置を調節可能としている。例え
ば押さえ板金115、弾性規制ブレード107を挿通し
て小ねじを現像容器114へねじ込む場合に、この小ね
じが弾性規制ブレード107を挿通する穴径を小ねじ径
よりも大としている。又、弾性ブレード107は少なく
とも現像スリーブ105との当接部分においてゴム弾性
層を介して導電層を有しており、ゴム弾性層として反発
弾性20%以上のウレタンゴム、シリコンゴム等を用い
ており、導電層としてはばね弾性を有するステンレスス
チール又はリン青銅の金属薄板を用いているものもあれ
ば、1〜2mm程度の板厚の有る冷間圧延鋼板にシリコ
ンゴムを一体成形しているものがある。
【0026】更に、図12において、106は現像剤補
給部材としての弾性ローラであり、該弾性ローラ106
は前記弾性規制ブレード107の現像スリーブ105表
面との当接部に対して現像スリーブ回転方向上流側に当
接され、且つ、回転可能に支持されている。
【0027】以上の構成を有する現像装置104におい
て、現像動作時に現像容器114内の非磁性トナー10
8は、撹拌部材119の矢印C方向の回転に伴って弾性
ローラ106方向に送られる。そして、非磁性トナー1
08は、弾性ローラ106が図示矢印D方向に回転する
ことによって現像スリーブ105の近傍に搬送され、現
像スリーブ105と弾性ローラ106との当接部におい
て弾性ローラ106上に担持されている非磁性トナー1
08は現像スリーブ105と摺擦されることによって摩
擦帯電を受け、現像スリーブ105上に付着する。その
後、非磁性トナー108は現像スリーブ105の矢印B
方向の回転に伴って弾性規制ブレード107の圧接下に
送られ、ここで適正なトリボ(摩擦帯電量)を受けて現
像スリーブ105上に薄層形成された後、感光ドラム1
01との対向部である現像部へ搬送されて現像に供され
る。
【0028】ところで、現像部において消費されなかっ
た未現像トナーは、現像スリーブ105の回転と共に現
像スリーブ105の下部より回収される。この回収部分
には吹き出し防止シート120が設けられており、この
吹き出し防止シート120は未現像トナーの現像容器1
14内への通過を許容するとともに、現像容器114内
の非磁性トナー108が現像スリーブ105の下部から
漏出するのを防止する。そして、回収された現像スリー
ブ105上の未現像トナーは、弾性ローラ106と現像
スリーブ105との当接部において現像スリーブ105
表面から剥ぎ取られる。この剥ぎ取られたトナーの大部
分は、弾性ローラ106の回転に伴って搬送され、現像
容器114内の非磁性トナー108と混ざり合い、これ
によってトナーの帯電電荷が分散される。同時に弾性ロ
ーラ106の回転によって現像スリーブ105上に新た
なトナー108が供給され、前記作用が繰り返される。
【0029】而して、感光ドラム101上の潜像は、現
像スリーブ105と感光ドラム101の両者間に電源1
21によって印加された直流を重畳した交流電圧(現像
ACバイアス)によって生じた電界によって現像されて
トナー像として顕像化される。
【0030】(クリーニング装置)また、電子写真プロ
セスを用いて画像を形成する電子写真画像形成装置等に
おいて、転写後に感光ドラム101上に残った現像剤を
取り除くためのクリーニング装置としては、図13に示
す如きブレード形状のゴムから成るクリーニングブレー
ド110を備えたクリーニング装置111がある。この
クリーニング装置111は前記クリーニングブレード1
10を感光ドラム101にカウンタ方向から当接させ、
感光ドラム101が矢印A方向に回転することにより、
感光ドラム101上の残現像剤を掻き取るものである。
【0031】このときの感光ドラム101とクリーニン
グブレード110との当接状態は、図16に示す如く感
光ドラム101とクリーニングブレード110の設定上
の接点になる当接角θと、クリーニングブレード110
のエッジ面の仮想の侵入の長さ(以下侵入量と記す)δ
でブレード設定位置が定まる。ここで侵入量δがクリー
ニングブレード110の長手方向において部品の精度に
係りなく同一と成る組立ができるようにクリーニングブ
レード110をクリーニング容器110dに対して位置
を調節可能としている。例えばクリーニングブレード1
10を一体的に成形して取り付けられる支持板金110
bを挿通して小ねじをクリーニング容器110dへねじ
込む場合にこの小ねじが挿通する支持板金110bの穴
の直径を小ねじ径よりも大としている。尚、図中110
bはブレード110を支持する支持板金、110cは掻
き落とされた残現像剤を捕集するスクイシート、110
dは感光ドラム101から除去した除去トナーを収容す
る容器である。
【0032】(板状部材位置調整固定装置)以下本発明
の実施の形態を説明する。まず、図1〜図3により、板
状部材位置調整固定装置の構成を説明する。図1は、本
実施の形態を示す板状部材位置調整固定方法を装置化し
た板状部材位置調整固定装置の正面図、図2は平面図、
図3は側面図である。板状部材位置調整固定装置はベー
ス41上に板状部材位置調整固定手段及び板状部材の位
置検出手段が設けられている。1は、本体部材としての
容器本体である。2は、容器本体に調整組み付けられる
板状部材としてのブレードである。3,3′は、容器本
体1を把持位置決めするための容器把持部材でガイド
5,5′に固定されている。スライド5,5′はスライ
ドベース5a,5a′に沿って、容器把持部材駆動シリ
ンダ4,4′により進退しこれに従って容器把持部材
3,3′が容器本体1の把持・解除を行う。6a,6
b,6a′,6b′はブレード先端エッジを検出するた
めのCCDカメラで、6a,6a′はブレード上面に垂
直真上方向から、そして、6b,6b′はブレード上面
に対して45度方向から、ブレード先端エッジを検出す
る。カメラ位置は、ブレード中心からセンタ振り分けで
100mmの位置であり、この位置は、製品上、LBP
や、複写機の画像領域内の位置である。カメラ6a,6
bと、6a′,6b′は各々ブレードの長手方向で、同
一のブレード先端エッジを検出する位置に設置される。
【0033】8はハロゲンランプであり、7はハロゲン
ランプ8から光ファイバを介して、ブレード2の上面を
照らすための照明である。
【0034】図3に示すように11は、ブレード位置決
めピンで、図3の左右方向にガイド部材14に沿って、
ブレード駆動手段12により駆動される。ここで、ブレ
ード位置決めピン11を固定したスライド14aがガイ
ド部材14に沿って移動自在にガイド部材14に係合さ
れている。そしてスライド14aに直動アクチュエータ
であるブレード駆動手段12が連結されている。ブレー
ド駆動手段12は、NCリニアモータを用いている。
【0035】15は、ブレード突き当てピンであり、結
合された突き当てピン駆動シリンダ16により駆動さ
れ、ブレード板金110b又は115をブレード位置決
めピン11との間で挟み込む構成となっている。ピン1
aは容器本体1に一体成形され長手方向の両端にあり、
ブレード板金110b,115の短手方向に長い長穴に
嵌合している。そこで突き当てピン15でブレード板金
を該ピン1aに押しつけた状態では、ブレードエッジの
侵入量δは所定値より大きくなっている。また、ブレー
ド板金の挟み込み位置は、突き当てピン15の中心と、
ブレード板金厚み中心と、位置決めピン11と、突き当
てピン駆動シリンダ16の中心、位置決めピン駆動用の
ブレード駆動手段12の中心とが一直線上に位置し、か
つ、図2に符号11,12,15,16及び11′,1
2′,15′,16′で示すようにブレード調整方向
に、ブレードの長手方向両端部の位置において夫々平行
に位置するように構成されている。
【0036】20a,20bはねじ締め用ドライバであ
り、容器本体1の小ねじがねじ込まれる穴位置上面に位
置し、21a,21bのドライバ駆動シリンダにより上
下する。
【0037】図10は、本調整装置の制御系のブロック
構成図である。
【0038】図10において、50は中央処理演算装置
(CPU)であり、52は、CPUとバス結合されて、
一連の制御アルゴリズムのプログラム及びマンマシーン
インターフェースプログラムを含む不揮発性のメモリ
(ROM)である。54は、教示データを記憶可能な電
源バックアップされたメモリ(RAM)である。56は
カウンタであり、位置決めピンを駆動する駆動手段1
2,12′に備えるNCモータ58に連結されたエンコ
ーダ60に接続されて、NCモータの現在位置を検出す
べくカウントする。62は、トルクアンプ64を介して
NCモータに接続されるD/Aコンバータであり、CP
Uの制御下において電流指示をトルクアンプ64へ出力
する。66は、ソレノイドバルブ70、センサ72など
の情報をCPUへ取り込むためのI/Oインターフェー
スである。84は、画像処理装置86などの他の装置と
の信号やり取りを行うためのR/S232Cインターフ
ェースである。74は、外部教示記憶装置76、表示装
置78、及び入力キーボード80と、CPUとを結ぶ通
信用インターフェースである。またROM、RAM、カ
ウンタ、コンバータ、インターフェースはバス82によ
ってCPUに接続されている。
【0039】(板状部材位置調整固定方法)次に、以上
のような構成のもと、本実施の形態の動作を図4のフロ
ーチャートによって説明する。
【0040】まず、図示されない搬送手段により、図1
〜図3の容器本体1の位置に、容器本体1を投入する
(S2)。このとき、投入された容器本体1は、前工程
において、あらかじめ、ブレード2が容器本体1に小ね
じで仮締めされている状態で投入される。尚、ここで仮
締めとは容器本体1内でブレード2が位置決めされない
で容器本体1に締結されていることをいう。投入後、搬
送手段が干渉領域から待避したことを確認後、容器把持
部材駆動シリンダ4,4′の駆動により、容器本体1を
容器把持部材3,3′で把持し位置決めする(S3)。
容器本体1の把持が終了すると、図1〜図3に示す四台
のカメラから、ブレードエッジ先端の画像を検出し、R
/S232Cインターフェースから、ブレードエッジ先
端位置のデータを取り込む(S10)。ブレード2に対
してのCCDカメラ6a,6b,6a′,6b′と位置
決めピン11,11′及び突き当てピン15,15′の
位置構成は、図5に示すようである。ブレードセンタ振
り分け100mmの位置にCCDカメラ6a,6b,6
a′,6b′を設置し、CCDカメラ6a,6b,6
a′,6b′から、ブレード板金の両端方向に向かっ
て、ブレード板金を位置決めピン11,11′と突き当
てピン15,15′とで挟み込める位置、図5による
と、カメラ位置から、両端に50mmの所をブレード板
金調整位置CH1,CH2とする。CCDカメラ6a,
6b,6a′,6b′によって取り込まれた画像処理装
置内でのブレードエッジ複数点における先端の画像デー
タは、2値化処理され、CCD撮像素子内(3×3mm
角)にあるブレードエッジの先端から得られるデータを
もとに本体部材の一例である現像容器114に円筒部材
の一例である現像スリーブ105を取り付けたと仮想し
た仮想現像スリーブ105′に対しての侵入量を算出し
て、あらかじめ設定される基準侵入量との差を求める。
この時点で、取り込んだ複数点において、基準侵入量に
対して許容ズレ量以内かどうかを判断する(S11)。
許容ズレ量以下で有れば、侵入量OK処理により、S1
2の容器把持解除を行い、調整装置内から図示しない搬
送手段により、装置内の容器を排出する(S13)。
【0041】もしS11において、算出された侵入量が
基準侵入量の許容外で有れば、侵入量NG処理により、
S4によりねじ締め用ドライバ20a,20bが下降し
てきて容器本体1にブレード2を固定した小ねじを一旦
緩め、ブレード2を容器本体1に対しての固定を解除状
態とする。そして、位置決めピン11,11′が上記演
算処理による侵入量差からブレード移動両方向に対して
得られる移動量分を移動する(S5)。
【0042】例えば、図6に示すように、ブレード2及
び容器本体1が基準寸法とおりに制作されていれば、仮
想スリーブ105′にたいして、ブレード2は基準点A
の位置に合わせることが可能である。しかし、ブレード
2及び容器本体1は、だいたい誤差をもって制作されて
くるのでブレード位置が目標位置より高くなったり、低
くなったりする。それぞれの部品寸法のばらつきにより
ブレード位置が高くなったときは、図6の+X方向にブ
レード2を移動し、ブレードエッジ2eを点Bに合わせ
ることで、侵入量の値を所望の値δに合わせることがで
きる。また、ブレード位置が低くなったときは、図6の
−X方向にブレード2を移動し、ブレードエッジ2eを
点Cに合わせることで侵入量の値を所望の値δに合わせ
ることができる。図5に示すCH1,CH2の両端で、
上記したような位置にブレード調整するために、位置決
めピン11,11′が移動終了したら、位置決めピン1
1,11′に対して、ブレード板金を挟み込む方向か
ら、突き当てピン15,15′が駆動され、ブレード2
を挟み込み、拘束する(S6)。このあと、再度ねじ締
め用ドライバ20a,20bにより、ブレード2を拘束
した状態で、容器本体1にブレード2をねじ締めする
(S7)。ねじ締め終了後、ねじ締め用ドライバ20
a,20bが退避し、同時に、位置決めピン11,1
1′解除(S8)、突き当てピン15,15′解除(S
9)が行われる。この一連の調整終了後、S10のブレ
ードエッジ検出を再び行う。このあとの侵入量演算処理
以降は、以上に述べた繰り返しになる。
【0043】次に、図7をもとに、ブレードエッジ算出
及びブレードエッジ先端位置補正方法の詳細について説
明する。2はブレードである。25は、仮想スリーブ
円、27は仮想スリーブ円25に対してブレード侵入量
δをY座標に加えて示すブレードエッジ軌道円である。
ブレードエッジ位置を垂直方向から検出する垂直カメラ
(6a,6a′)は図中の基準点AのX座標x1の位置
に画像基準を設定して、図中のXY座標系の+Y方向か
らブレードエッジ位置を検出するよう設定されている。
また、ブレードエッジ位置を斜め45°方向から検出す
る斜め45°カメラ(6b,6b′)は、図中の基準点
AのX′座標x1′の位置に画像基準を設定して、図中
のX′Y′座標系(XY座標系をθ=45°回転させた
座標系)の+Y′方向からブレードエッジ位置を検出す
るように設定されている。基準点AのXY座標系におい
ての座標を(x1,y1)、X′Y′座標系においての
座標を(x1′,y1′)とすると、 これより、XY座標系においてのブレードエッジ先端の
座標は (x1,y1)=(x1,x1−x1′√(2)) となる。
【0044】また、本実施例のスリーブ外径を20mm
とすると、仮想スリーブ円25(感光ドラム101又は
現像スリーブ105の仮想円筒)のXY座標系における
方程式は、 X2 +Y2 =102 となる。
【0045】また、目標の侵入量をδ=1mmとする
と、ブレードエッジ軌跡円27の方程式は、 X2 +(Y−1)2 =102 となる。つまり、ブレードのエッジを、このブレードエ
ッジ軌跡円に一致させることが、本実施例の調整アルゴ
リズムの目的となる。
【0046】それでは、本実施例の調整アルゴリズムに
よる調整量算出を以下に示す。基準点AのXY座標を
(4.359,−8)とし。基準点Aからのズレ量を
(△X,△Y)とすると、XY座標系においてのブレー
ドエッジ座標は(4.359−△X,−8−△Y)とな
る。前述した式より、 と表せる。(ただし、△X′はX′Y′座標系での基準
点からのズレ量)このとき、調整前の侵入量δ′は、 δ′=Y+√(102 −X2 ) となる。δ′=δ(侵入量目標値)とするための調整後
のX座標は、 X2=√(102 −(Y−1)2 ) であるから、これより求める移動量X3は、 X3=X2−X となる。
【0047】まず、ch1カメラ位置において、図7の
点EのX座標が4.666(基準点とのズレ量△X=−
0.307)、X′座標が8.992(基準点とのズレ
量△X′=−0.253)であるとき、XY座標系での
Y座標は、 であり、基準点Aより、ブレードエッジ点が50μm低
い(−Y方向側のとき)ことがわかる。このときの侵入
量δ′は、 本実施例での侵入量の許容誤差を±5μmとすると、目
標値は1±0.005mmであるから、上記δ′のとき
再調整となる。
【0048】このときの調整位置X2は、先述した式よ
り、 これより、現在位置からの移動量X3は、 X3=X2−X=4.254−4.666=−0.41
2mm となる。
【0049】移動後は、点Eは点C(4.254,−
8.05) に一致し、そのときの侵入量δは、 となり、以上のアルゴリズムにより検出したブレードエ
ッジデータを用いて、目標の侵入量の値に精度良く演算
できる。
【0050】次に、ch2カメラ位置において、図7の
点FのX座標が4.666(基準点とのズレ量△X=−
0.307),X′座標が8.602(基準点とのズレ
量△X′=0.137)であるとき、XY座標系でのY
座標は、 であり、基準点Aより、ブレードエッジ点が、50μm
高い(+Y方向側の時)ことがわかる。このときの侵入
量δ′は、 本実施例での侵入量の許容誤差を±5μmとすると、目
標値は1±0.005mmであるから、上記δ′の時、
再調整となる。
【0051】このときの調整位置X2は先述した式よ
り、 これより、現在位置からの移動量X3は、 X3=X2−X=5.268−4.666=0.602
mm となる。
【0052】移動後は、点Fは、点D(5.268,−
7.5)に一致し、そのときの侵入量δは、 となり、以上のアルゴリズムにより、検出したブレード
エッジデータを用いて、目標の侵入量の値に精度良く演
算できる。
【0053】以上のような過程で、図5に示すカメラ位
置ch1、ch2において、ブレード調整量(ch1:
X31=−0.412mm、ch2:X32=0.60
2mm)を求めたあとのブレード板金駆動方法について
説明する。
【0054】図8において、斜め実線が、ブレードエッ
ジ検出位置であり、これを角度調整、平行調整すること
で、目標調整位置に、ブレードエッジを移動する。図中
に示される方向(+,−)は、図5及び図7においての
方向と一致している。ch1とch2のカメラは、20
0mmスパンで設定されており、ch1、ch2のカメ
ラから、それぞれ、50mmのブレード2の両端に離れ
た位置に、ブレード板金を駆動するための位置決めピン
11,11′がある。図中のように、ch1およびch
2カメラ6a,6b,6a′,6b′それぞれのブレー
ド調整量を前述したX31=−0.412mm、X32
=0.602mmとすると、ch1,ch2の位置決め
ピンの調整量X31′およびX32′は、 となる。これより、ch1およびch2の位置決めピン
移動量は、X31′=−0.666mm、X32′=
0.856mmとなり、位置決めピン移動後(図4に示
すフローチャートのS5)、図4に示すフローチャート
のS5以降を実行することで、侵入量は、カメラch
1、ch2の位置で、1mmとなり、侵入量OK信号に
より、容器本体1の把持を解除し、装置外に排出するこ
とになる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本体部材の容器、板状部
材であるブレード、円筒部材である現像スリーブ、電子
写真感光体ドラム等の部品単体のばらつきに左右される
ことなく、侵入量を一定値に追い込むことのできる本板
状部材位置調整固定方法により、以下のような作用が得
られる。
【0056】現像プロセス: 侵入量を一定にすることで、現像スリーブ表面のトナ
ー薄層コートを均一化でき、濃度ウス等を防ぎ、良好な
画像を得ることができる。
【0057】侵入量が一定になることで、適正で、か
つ均一な当接圧を得ることができるため、トナー劣化を
防ぐことができたり、現像スリーブへのトナー融着を防
ぐことで、ボタ落ち、白スジを防止したり、さらに、均
一な帯電量をトナーに付与できるため、良好な画像が得
られる。
【0058】クリーニングプロセス:適正な当接圧によ
り、ドラムの回転変動によるドラム振動を押さえ、トナ
ーのすり抜けを防止できる。
【0059】本発明の板状部材位置調整固定装置によれ
ば板状部材の位置調整を所望のとおりの位置に自動で調
整される。また自動で板状部材を本体部材に固定するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】板状部材位置調整固定装置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】板状部材位置調整作用を示すフローチャートで
ある。
【図5】CCDカメラ及びNC位置調整構成図である。
【図6】ブレードと円筒部材の関係位置を表す解析図で
ある。
【図7】ブレード位置検出手段の解析図である。
【図8】ブレードの位置調整量を示す線図である。
【図9】ブレードの位置調整量を示す線図である。
【図10】図1〜図3の装置の制御ブロック図である。
【図11】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図12】現像装置の縦断面図である。
【図13】クリーニング装置の縦断面図である。
【図14】ブレードのおじぎ量を示す斜視図である。
【図15】現像ブレードの取付角度と侵入量を示す図で
ある。
【図16】クリーニングブレードの取付角度と侵入量を
示す図である。
【符号の説明】
θ…当接角 δ,δ′…侵入量 ε…おじぎ量 B…プロセスカートリッジ X2…調整位置 X3…移動量 Z1…初期位置 Z2…最終位置 CH1…ブレード板金調整位置 CH2…ブレード板金調整位置 A…点 B…点 C…点 D…点 E…点 1…容器本体 1a…ブレード位置決めピン 2…ブレード 2e…ブレードエッジ 3,3′…容器把持部材 4,4′…容器把持部材駆動シリンダ 5,5′…スライド 5a,5a′…スライドベース 6a…CCDカメラ 6b…CCDカメラ 6a′…C
CDカメラ 6b′…CCDカメラ 7…照明 8…ハロゲンランプ 11,11′…ブレード位置決めピン 12,12′…ブレード駆動手段 14…ガイド部材 14a…スライド 15,15′…ブレード突き当てピン 16,16′…突き当てピン駆動シリンダ 20a…ねじ締め用ドライバ 20b…ねじ締め用ドラ
イバ 21a…ドライバ駆動シリンダ 25…仮想スリーブ円 27…ブレードエッジ軌道円 30…モータ 30a…軸継手 31…ボールねじ 31a…軸受 32…ガイドウエイ 32a…スライド 33…カメラ一体板 50…中央処理演算装置(CPU) 52…メモリ(ROM) 54…メモリ(RAM) 56…カウンタ 58…NCモータ 60…エンコーダ 62…D/Aコンバータ 64…トルクアンプ 66…I/Oインターフェース 70…ソレノイドバルブ 72…センサ 74…通信用インターフェース 78…表示装置 80…入力キーボード 82…バス 84…R/S232Cインターフェース 86…画像処理装置 101…感光ドラム 102…帯電装置 103…レーザ光 104…現像装置 105…現像スリーブ 105′…仮想現像スリーブ 106…弾性ローラ 107…弾性規制ブレード 108…非磁性トナー 109…転写ローラ 110…クリーニングブレード 110b…支持板金
110c…スクイシート 110d…クリーニング容器 111…クリーニング装置 112…定着装置 113…紙 114…現像容器 115…押え板金 119…撹拌部材 120…吹き出し防止シート 121…電源

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部材及び円筒部材の母線に沿って長
    い板状部材を固定するための本体部材を位置決めする位
    置決め手段でもって予め板状部材を固定された本体部材
    を位置決め固定し、 板状部材の長手方向の複数個所に配設され本体部材内の
    板状部材の長手方向における複数個所における短手方向
    位置を検出する複数の検出手段で複数個所板状部材の短
    手方向の位置を検出し、 前記検出された板状部材の位置のデータを演算手段に入
    力して本体部材に対して円筒部材を取り付けたとして仮
    想した仮想円筒部材に対しての目標位置までの位置のず
    れ量を算出し、板状部材の本体部材に対する固定を解除
    可能な固定手段でもって本体部材に対 して板状部材を移動可能に固定をゆるめ、 板状部材の短手方向の位置を移動する駆動手段により、
    演算手段により算出された板状部材の位置ずれ量を補正
    するように板状部材を移動し、 板状部材を本体部材に固定する固定手段でもって板状部
    材を本体部材に固定する、 工程を有することを特徴とする板状部材位置調整固定方
    法。
  2. 【請求項2】 円筒部材及び円筒部材の母線に沿って長
    い板状部材を固定するための本体部材を位置決めする位
    置決め手段でもって予め板状部材を移動可能に仮取り付
    けされた本体部材を位置決め固定し、 板状部材の長手方向の複数個所に配設され本体部材内の
    板状部材の長手方向における複数個所における短手方向
    位置を検出する複数の検出手段で複数個所板状部材の短
    手方向の位置を検出し、 前記検出された板状部材の位置のデータを演算手段に入
    力して本体部材に対して円筒部材を取り付けたとして仮
    想した仮想円筒部材に対しての目標位置までの位置のず
    れ量を算出し、 板状部材の短手方向の位置を移動する駆動手段により、
    演算手段により算出された板状部材の位置ずれ量を補正
    するように板状部材を移動し、 板状部材を本体部材に固定する固定手段でもって板状部
    材を本体部材に固定する、 工程を有することを特徴とする板状部材位置調整固定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記目標位置とは、前記仮想円筒部材に
    対して板状部材のエッジ侵入量δだけオフセットしたブ
    レードエッジ軌道円上の任意の位置であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の板状部材位置調整固定方
    法。
  4. 【請求項4】 目標位置までの位置ずれ量が0の場合は
    そのまま工程を終了することを特徴とする請求項1に記
    載の板状部材位置調整固定方法。
  5. 【請求項5】 目標位置までの位置ずれ量が0の場合は
    板状部材を本体部材に固定する固定手段でもって板状部
    材を本体部材に固定することを特徴とする請求項2に記
    載の板状部材位置調整固定方法。
  6. 【請求項6】 板状部材の位置ずれ量を補正するように
    板状部材を移動した後再度板状部材の短手方向の位置を
    検出する工程以降の工程を実行し、位置ずれ量が所定許
    容値内となった際に固定手段で板状部材を本体部材に固
    定することを特徴とする請求項1又は2に記載の板状部
    材位置調整固定方法。
  7. 【請求項7】 前記検出位置は、少なくても2個所以上
    の板状部材の任意の位置で板状部材のエッジを検出する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか1つに記載の
    板状部材位置調整固定方法。
  8. 【請求項8】 前記本体部材とは、電子写真画像形成装
    置の現像容器であることを特徴とする請求項1から7の
    何れか1つに記載の板状部材位置調整固定方法。
  9. 【請求項9】 前記本体部材とは、電子写真画像形成装
    置のクリーニング容器であることを特徴とする請求項1
    から7の何れか1つに記載の板状部材位置調整固定方
    法。
  10. 【請求項10】 前記円筒部材とは、電子写真画像形成
    装置の現像スリーブのことであることを特徴とする請求
    項1から7の何れか1つに記載の板状部材位置調整固定
    方法。
  11. 【請求項11】 前記円筒部材とは、電子写真画像形成
    装置の電子写真感光体ドラムのことであることを特徴と
    する請求項1から7の何れか1つに記載の板状部材位置
    調整固定方法。
  12. 【請求項12】 前記板状部材とは、金属とゴムの2部
    品を一体化したものであることを特徴とする請求項1か
    ら7の何れか1つに記載の板状部材位置調整固定方法。
  13. 【請求項13】 前記板状部材とは、電子写真画像形成
    装置の現像ブレードのことであることを特徴とする請求
    項1から7の何れか1つに記載の板状部材位置調整固定
    方法。
  14. 【請求項14】 前記板状部材とは、電子写真画像形成
    装置のクリーニングブレードのことであることを特徴と
    する請求項1から7の何れか1つに記載の板状部材位置
    調整固定方法。
  15. 【請求項15】 前記検出手段の検出位置は、電子写真
    画像形成装置の画像領域であることを特徴とする請求項
    8から14の何れか1つに記載の板状部材位置調整固定
    方法。
  16. 【請求項16】 円筒部材及び円筒部材の母線に沿って
    長い板状部材を固定するための本体部材を位置決めする
    位置決め手段と、前記本体部材内の板状部材の短手方向
    の位置を長手方向の複数の位置で検出する複数の検出手
    段と、この検出手段が検出した検出位置から、本体部材
    に対して円筒部材を取り付けたと仮想した仮想円筒部材
    の所定の目標位置までの板状部材の位置ずれ量を算出す
    る演算手段と、この位置ずれ量に基づいて、本体部材内
    の板状部材の短手方向の位置を移動する駆動手段と、駆
    動後の板状部材を本体部材に固定するための固定手段と
    を有することを特徴とする板状部材位置調整固定装置。
  17. 【請求項17】 前記目標位置とは、ブレードエッジ軌
    道円上の任意の位置であることを特徴とする請求項16
    に記載の板状部材位置調整固定装置。
  18. 【請求項18】 前記検出手段を板状部材の長手方向の
    2個所以上を検出するように検出個所と同数備え、前記
    板状部材の少なくても2つ以上の任意の位置で板状部材
    のエッジを検出することを特徴とする請求項16に記載
    の板状部材位置調整固定装置。
  19. 【請求項19】 前記駆動手段は前記本体部材の板状部
    材取り付け面に沿って、前記板状部材を直線的に駆動可
    能であることを特徴とする請求項16に記載の板状部材
    位置調整固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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