JP2000330288A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JP2000330288A
JP2000330288A JP2000036173A JP2000036173A JP2000330288A JP 2000330288 A JP2000330288 A JP 2000330288A JP 2000036173 A JP2000036173 A JP 2000036173A JP 2000036173 A JP2000036173 A JP 2000036173A JP 2000330288 A JP2000330288 A JP 2000330288A
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眞治 岸村
Akiko Katsuyama
亜希子 勝山
Masaru Sasako
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 露光光として1nm帯〜180nm帯の波長
を持つ光を用いてレジストパターンを形成する場合に、
良好なパターン形状が得られるようにする。 【解決手段】 主鎖にスルフォニル基を持つベース樹脂
を有するレジスト材料を半導体基板10の上に塗布して
レジスト膜11を形成する。レジスト膜11に対してマ
スク12を介して、157nm帯の波長を持つF2 エキ
シマレーザ13を照射してパターン露光を行なった後、
パターン露光されたレジスト膜11を現像液により現像
してレジストパターン14を形成する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン形成方法
に関し、特に、半導体基板上に半導体素子又は半導体集
積回路を形成するためのレジストパターンを、1nm帯
〜180nm帯の波長を持つ露光光を用いて形成する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、64メガビットのダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(DRAM)、又は0.25μm
〜0.18μmのルールを持つロジックデバイス若しく
はシステムLSI等に代表される大容量の半導体集積回
路を形成するために、ポリヒドロキシスチレン誘導体を
主成分とするレジスト材料を用いると共に、KrFエキ
シマレーザ(波長:248nm帯)を露光光として用い
て、レジストパターンを形成している。
【0003】また、0.15μm〜0.13μmのルー
ルを持つ、256メガビットのDRAM、1ギガビット
のDRAM又はシステムLSI等を製造するために、露
光光として、KrFエキシマレーザよりも短波長である
ArFエキシマレーザ(波長:193nm帯)を使うパ
ターン形成方法の開発が進められている。
【0004】ところで、ポリヒドロキシスチレン誘導体
を主成分とするレジスト材料は、含有する芳香環の波長
193nm帯の光に対する吸収性が高いため、波長19
3nm帯の露光光がレジスト膜の底部にまで均一に到達
できないので、良好なパターン形状が得られない。この
ため、ポリヒドロキシスチレン誘導体を主成分とするレ
ジスト材料は、ArFエキシマレーザ用には用いること
ができない。
【0005】そこで、露光光としてArFエキシマレー
ザを用いる場合には、芳香環を有しないポリアクリル酸
誘導体を主成分とするレジスト材料が用いられる。
【0006】一方、高解像度化に対応できるパターン形
成方法の露光光としては、X線及びエレクトロンビーム
(EB)等が検討されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、露光光とし
てX線を用いる場合には、露光装置及びマスクの製造と
いう点において多くの問題が存在する。また、露光光と
してEBを用いる場合には、スループットの面で問題が
あるので、多量生産に適しないという問題が存在する。
従って、露光光としては、X線及びEBは好ましくな
い。
【0008】以上の理由により、0.13μmよりも微
細なレジストパターンを形成するためには、露光光とし
て、ArFエキシマレーザよりも波長が短い、Xe2
ーザ光(波長:172nm帯)、F2 レーザ光(波長:
157nm帯)、Kr2 レーザ光(波長:146nm
帯)、ArKrレーザ光(波長:134nm帯)、Ar
2 レーザ光(波長:126nm帯)又は軟X線(波長:
13nm帯、11nm帯又は5nm帯)等を用いること
が必要になる。
【0009】そこで、本件発明者らは、従来から知られ
ているレジスト材料からなるレジスト膜に対して、F2
レーザ光(波長:157nm帯)を用いてパターン露光
を行なって、レジストパターンを形成してみた。
【0010】ところが、矩形状の断面形状を持つレジス
トパターンが得られず、不良なパターン形状を持つレジ
ストパターンしか得られなかった。
【0011】前記に鑑み、本発明は、露光光として1n
m帯〜180nm帯の波長を持つ光を用いてレジストパ
ターンを形成する場合に、良好なパターン形状が得られ
るようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは、従来か
ら知られているレジスト材料、具体的には、ポリヒドロ
キシスチレン誘導体又はポリアクリル酸誘導体を主成分
とするレジスト材料を用いた場合に、レジストパターン
のパターン形状が不良になる原因について検討を加えた
結果、ポリヒドロキシスチレン誘導体又はポリアクリル
酸誘導体等に含まれるカルボニル基が1nm帯〜180
nm帯の波長を持つ光に対して高い吸収性を有している
ため、1nm帯〜180nm帯の波長を持つ露光光がレ
ジスト膜の底部まで十分に到達できないので、レジスト
パターンのパターン形状が不良になることを見出した。
【0013】[化3]は、KrFエキシマレーザ用のポ
ジ型レジスト材料として用いられるポリヒドロキシスチ
レン誘導体の構造式の一例を示しており、[化4]は、
ArFエキシマレーザ用のポジ型レジスト材料として用
いられるポリアクリル酸誘導体の構造式の一例を示して
いる。
【0014】
【化3】
【0015】
【化4】
【0016】また、本件発明者らは、レジスト膜の1n
m帯〜180nm帯の波長を持つ光に対する吸収性を低
減するための方策について種々の検討を加えた結果、レ
ジスト材料にスルフォニル基(−SO2 −)を含ませる
と、レジスト膜の1nm帯〜180nm帯の波長を持つ
光に対する吸収性が低くなることを見出した。
【0017】これは、スルフォニル基が、ポリヒドロキ
シスチレン誘導体又はポリアクリル酸誘導体に含まれる
カルボニル基に比べて、1nm帯〜180nm帯の波長
を持つ光に対して低い吸収性を有していることによるも
のである。
【0018】図1は、ポリ(ビニルスルフォニルフルオ
ライド)からなり、0.1μmの膜厚を有する樹脂膜に
300nm以下の波長を持つ光を照射したときにおけ
る、光の波長と光の透過率との関係を示している。図1
から分かるように、ポリ(ビニルスルフォニルフルオラ
イド)からなる樹脂膜は、157nm帯の波長を持つ光
に対して60%程度の透過率を有することが確認でき
た。
【0019】本発明は、前記の知見に基づいてなされた
ものであって、具体的には、本発明に係る第1のパター
ン形成方法は、主鎖にスルフォニル基を持つベース樹脂
を有するレジスト材料を基板上に塗布してレジスト膜を
形成する工程と、レジスト膜に、1nm帯〜180nm
帯の波長を持つ光を照射してパターン露光を行なう工程
と、パターン露光されたレジスト膜を現像液により現像
してレジストパターンを形成する工程とを備えている。
【0020】第1のパターン形成方法によると、レジス
ト材料のベース樹脂が、主鎖にスルフォニル基を持つた
め、レジスト膜の1nm帯〜180nm帯の波長を持つ
光に対する吸収性が低くなるので、1nm帯〜180n
m帯の波長を持つ露光光のレジスト膜に対する透過率が
高くなる。このため、1nm帯〜180nm帯の露光光
がレジスト膜の底部まで十分に到達できるので、良好な
パターン形状を有するレジストパターンを形成すること
ができる。
【0021】第1のパターン形成方法において、ベース
樹脂は、下記一般式(1)〜(5)のいずれか1つに示
される樹脂であることが好ましい。
【0022】
【化5】 (但し、Rは、水素原子、水酸基、アルキル基、カルボ
キシル基、カルボン酸エステル、アセタール、環状脂肪
族を有する基、芳香環を有する基、又はヘテロ環を有す
る基であり、R1及びR2は、同種又は異種であって、水
素原子又はアルキル基である。)
【0023】このようにすると、ベース樹脂が芳香環又
は環状脂肪族を含んでいるので、ドライエッチングに対
する耐性を向上させることができる。
【0024】第1のパターン形成方法において、パター
ン露光を行なう工程とレジストパターンを形成する工程
との間に、レジスト膜に対して熱処理を行なう工程をさ
らに備えていることが好ましい。
【0025】このようにすると、露光光により分解され
たベース樹脂から生じたスルフォン酸の触媒反応によ
り、レジスト膜の露光部におけるベース樹脂の分解が促
進される。
【0026】この場合、ベース樹脂は、酸の存在下で現
像液に対する溶解性が変化する樹脂であり、レジスト材
料は、光が照射されると酸を発生する酸発生剤をさらに
有していることが好ましい。
【0027】このようにすると、露光光により分解され
たベース樹脂から生じたスルフォン酸及び酸発生剤から
発生した酸が加熱されるため、酸の触媒反応が促進され
るので、レジスト膜の露光部におけるベース樹脂の分解
が一層促進される。
【0028】本発明に係る第2のパターン形成方法は、
アルカリ可溶性のベース樹脂と、主鎖にスルフォニル基
を持つ樹脂からなり、光が照射されると分解する溶解阻
害剤とを有するレジスト材料を基板上に塗布してレジス
ト膜を形成する工程と、レジスト膜に、1nm帯〜18
0nm帯の波長を持つ露光光を照射してパターン露光を
行なう工程と、パターン露光されたレジスト膜を現像液
により現像してレジストパターンを形成する工程とを備
えている。
【0029】第2のパターン形成方法によると、レジス
ト材料が、主鎖にスルフォニル基を持つ樹脂からなる溶
解阻害剤を有するため、レジスト膜の1nm帯〜180
nm帯の光に対する吸収性が低くなるので、1nm帯〜
180nm帯の露光光のレジスト膜に対する透過率が高
くなる。このため、1nm帯〜180nm帯の露光光が
レジスト膜の底部まで十分に到達できるので、良好なパ
ターン形状を有するレジストパターンを形成することが
できる。
【0030】第2のパターン形成方法において、ベース
樹脂は、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ノボラック
樹脂又はポリオレフィン系樹脂であることが好ましい。
【0031】このようにすると、溶解阻害剤の作用によ
りレジスト膜を確実にアルカリ難溶性にすることができ
る。
【0032】第2のパターン形成方法において、溶解阻
害剤は、下記一般式(1)〜(5)のいずれか1つに示
される樹脂であることが好ましい。
【0033】
【化6】 (但し、Rは、水素原子、水酸基、アルキル基、カルボ
キシル基、カルボン酸エステル、アセタール、環状脂肪
族を有する基、芳香環を有する基、又はヘテロ環を有す
る基であり、R1及びR2は、同種又は異種であって、水
素原子又はアルキル基である。)
【0034】このようにすると、溶解阻害剤が芳香環又
は環状脂肪族を含んでいるので、ドライエッチングに対
する耐性を向上させることができる。
【0035】第2のパターン形成方法は、パターン露光
を行なう工程とレジストパターンを形成する工程との間
に、レジスト膜に対して熱処理を行なう工程をさらに備
えていることが好ましい。
【0036】このようにすると、露光光により分解され
た溶解阻害剤から生じたスルフォン酸の触媒反応によ
り、レジスト膜の露光部における溶解阻害剤の分解が促
進される。
【0037】第2のパターン形成方法が熱処理工程を備
えている場合には、溶解阻害剤は、酸の存在下で分解す
る樹脂であり、レジスト材料は、光が照射されると酸を
発生する酸発生剤をさらに有していることが好ましい。
【0038】このようにすると、露光光により分解され
た溶解阻害剤から生じたスルフォン酸及び酸発生剤から
発生した酸が加熱されるため、酸の触媒反応が促進され
るので、レジスト膜の露光部における溶解阻害剤の分解
が一層促進される。
【0039】第1又は第2のパターン形成方法におい
て、露光光は、F2レーザ光又はAr2レーザ光であるこ
とが好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係るパターン形成方法について、図
2(a)〜(c)を参照しながら説明する。
【0041】第1の実施形態に係るパターン形成方法
は、レジスト材料のベース樹脂として、前記の一般式
(2)に示す樹脂を用いるものである。レジスト材料の
具体的な組成は以下の通りである。
【0042】 ベース樹脂:ポリノボラックスルフォン……[化7] 2g 溶媒:ジグライム 20g
【化7】
【0043】まず、図2(a)に示すように、前記の組
成を有するレジスト材料を半導体基板10上にスピンコ
ートして、0.3μmの膜厚を有するレジスト膜11を
形成する。このとき、ベース樹脂がアルカリ難溶性であ
るため、レジスト膜11はアルカリ難溶性である。
【0044】次に、図2(b)に示すように、レジスト
膜11に対してマスク12を介して、F2 エキシマレー
ザ(波長:157nm帯)13を照射してパターン露光
を行なう。このようにすると、レジスト膜11の露光部
11aにおけるベース樹脂が露光光により分解されてス
ルフォン酸が生成されるため、レジスト膜11の露光部
11aがアルカリ可溶性に変化する一方、レジスト膜1
1の未露光部11bはアルカリ難溶性のままである。
【0045】次に、レジスト膜11に対して、例えばテ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液等の
アルカリ性の現像液を用いて現像処理を行なう。これに
より、レジスト膜11の露光部11aが現像液に溶解す
るので、図2(c)に示すように、レジスト膜11の未
露光部11bからなるレジストパターン14が得られ
る。すなわち、第1の実施形態は、ポジ型のレジストパ
ターンが形成される場合である。
【0046】第1の実施形態によると、レジスト材料
が、主鎖にスルフォニル基を持つベース樹脂を有するた
め、レジスト膜11の1nm帯〜180nm帯の波長を
持つ光に対する吸収性が低くなるので、1nm帯〜18
0nm帯の波長を持つ露光光のレジスト膜11に対する
透過率が高くなる。このため、露光光がレジスト膜11
の底部まで十分に到達できるので、0.08μmの微細
なパターン幅を有し、良好なパターン形状を有するレジ
ストパターン14を形成することができた。
【0047】図3は、第1の実施形態を評価するために
行なった実験結果を示しており、0.1μmの膜厚を有
する樹脂膜に300nm以下の波長を持つ光を照射した
ときにおける光の波長と光の透過率との関係を示してい
る。尚、図3において、第1の実施形態は、ポリノボラ
ックスルフォンからなる樹脂膜を示し、第1の比較例は
ポリヒドロキシスチレン誘導体からなる樹脂膜を示し、
第2の比較例はポリアクリル酸誘導体からなる樹脂膜を
示している。図3から分かるように、第1の実施形態に
よると、157nm帯の波長を持つF2 レーザに対する
透過率が、第1及び第2の比較例に比べて大きく向上し
ている。
【0048】また、第1の実施形態によると、ベース樹
脂が芳香環を含んでいるので、ドライエッチングに対す
る耐性を向上させることができる。
【0049】尚、第1の実施形態においては、レジスト
膜11に対してパターン露光を行なった後、レジスト膜
11に対して加熱処理を行なうことなく現像処理を行な
ったが、これに代えて、パターン露光が行なわれたレジ
スト膜11に対して、ホットプレート等により加熱した
後に現像処理を行なってもよい。このようにすると、露
光光により分解されたベース樹脂から生じるスルフォン
酸が加熱されるため、酸の触媒反応が起こるので、レジ
スト膜11の露光部11aにおけるベース樹脂の分解が
促進される。このため、レジスト膜11の感度が向上す
る。
【0050】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係るパターン形成方法について、図4(a)
〜(d)を参照しながら説明する。
【0051】第2の実施形態に係るパターン形成方法
は、レジスト材料のベース樹脂として、前記の一般式
(1)に示す樹脂を用いるものである。レジスト材料の
具体的な組成は以下の通りである。
【0052】 ベース樹脂:[化8]に示す樹脂 2g 酸発生剤:トリフェニルスルフォニウムトリフレート 0.04g 溶媒:ジグライム 20g
【化8】
【0053】まず、図4(a)に示すように、前記の組
成を有するレジスト材料を半導体基板20上にスピンコ
ートして、0.3μmの膜厚を有するレジスト膜21を
形成する。このとき、ベース樹脂がアルカリ難溶性であ
るので、レジスト膜21はアルカリ難溶性である。
【0054】次に、図4(b)に示すように、レジスト
膜21に対してマスク22を介して、F2 エキシマレー
ザ(波長:157nm帯)23を照射してパターン露光
を行なう。このようにすると、レジスト膜21の露光部
21aにおけるベース樹脂が露光光により分解されてス
ルフォン酸が生成されるため、レジスト膜21の露光部
21aがアルカリ可溶性に変化する一方、レジスト膜2
1の未露光部21bはアルカリ難溶性のままである。ま
た、レジスト膜21の露光部21aにおいては酸発生剤
から酸が発生する一方、レジスト膜21の未露光部21
bにおいては酸が発生しない。
【0055】次に、図4(c)に示すように、半導体基
板20ひいてはレジスト膜21をホットプレート24上
で加熱する。このようにすると、露光光により分解され
たベース樹脂から生じたスルフォン酸、及び酸発生剤か
ら発生した酸が加熱されるため、酸の触媒反応が起こる
ので、レジスト膜21の露光部21aにおけるベース樹
脂の分解が一層促進される。このため、レジスト膜21
の感度が一層向上する。
【0056】次に、レジスト膜21に対して、例えばテ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液等の
アルカリ性の現像液を用いて現像処理を行なう。これに
より、レジスト膜21の露光部21aが現像液に溶解す
るので、図4(d)に示すように、レジスト膜21の未
露光部21bからなるレジストパターン25が得られ
る。すなわち、第2の実施形態は、ポジ型のレジストパ
ターンが形成される場合である。
【0057】第2の実施形態によると、レジスト材料
が、主鎖にスルフォニル基を持つベース樹脂を有するた
め、レジスト膜21の1nm帯〜180nm帯の波長を
持つ光に対する吸収性が低くなるので、1nm帯〜18
0nm帯の波長を持つ露光光のレジスト膜21に対する
透過率が高くなる。このため、露光光がレジスト膜21
の底部まで十分に到達できるので、0.08μmの微細
なパターン幅を有し、良好なパターン形状を有するレジ
ストパターン25を形成することができた。
【0058】また、第2の実施形態によると、ベース樹
脂が芳香環を含んでいるので、ドライエッチングに対す
る耐性を向上させることができる。
【0059】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係るパターン形成方法について、図2(a)
〜(c)を参照しながら説明する。
【0060】第3の実施形態に係るパターン形成方法
は、レジスト材料のベース樹脂として、アルカリ可溶性
のベース樹脂を用いると共に、溶解阻害剤として、前記
の一般式(2)に示す樹脂を用いるものである。レジス
ト材料の具体的な組成は以下の通りである。
【0061】 ベース樹脂:ノボラック樹脂 1.5g 溶解阻害剤:[化9]に示す化合物 1g 溶媒:ジグライム 20g
【化9】
【0062】まず、図2(a)に示すように、前記の組
成を有するレジスト材料を半導体基板10上にスピンコ
ートして、0.3μmの膜厚を有するレジスト膜11を
形成する。このとき、ベース樹脂はアルカリ可溶性であ
るが、溶解阻害剤の作用によりレジスト膜11はアルカ
リ難溶性である。
【0063】次に、図2(b)に示すように、レジスト
膜11に対してマスク12を介して、F2 エキシマレー
ザ(波長:157nm帯)13を照射してパターン露光
を行なう。このようにすると、レジスト膜11の露光部
11aにおける溶解阻害剤が露光光により分解されてス
ルフォン酸が生成されるため、レジスト膜11の露光部
11aがアルカリ可溶性に変化する一方、レジスト膜1
1の未露光部11bはアルカリ難溶性のままである。
【0064】次に、レジスト膜11に対して、例えばテ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液等の
アルカリ性の現像液を用いて現像処理を行なう。これに
より、レジスト膜11の露光部11aが現像液に溶解す
るので、図2(c)に示すように、レジスト膜11の未
露光部11bからなるレジストパターン14が得られ
る。すなわち、第3の実施形態は、ポジ型のレジストパ
ターンが形成される場合である。
【0065】第3の実施形態によると、レジスト材料
が、主鎖にスルフォニル基を持つ樹脂からなる溶解阻害
剤を有するため、レジスト膜11の1nm帯〜180n
m帯の波長を持つ光に対する吸収性が低くなるので、1
nm帯〜180nm帯の波長を持つ露光光のレジスト膜
11に対する透過率が高くなる。このため、露光光がレ
ジスト膜11の底部まで十分に到達できるので、0.0
8μmの微細なパターン幅を有し、良好なパターン形状
を有するレジストパターン14を形成することができ
た。
【0066】また、第3の実施形態によると、溶解阻害
剤が芳香環を含んでいるので、ドライエッチングに対す
る耐性を向上させることができる。
【0067】尚、第3の実施形態においては、レジスト
膜11に対して加熱処理を行なうことなく現像処理を行
なったが、これに代えて、パターン露光が行なわれたレ
ジスト膜11に対して、ホットプレート等により加熱し
た後に現像処理を行なってもよい。このようにすると、
露光光により分解されたベース樹脂から生じるスルフォ
ン酸が加熱されるため、酸の触媒反応が起こるので、レ
ジスト膜11の露光部11aにおけるベース樹脂の分解
が促進される。このため、レジスト膜11の感度が向上
する。
【0068】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態に係るパターン形成方法について、図4(a)
〜(d)を参照しながら説明する。
【0069】第4の実施形態に係るパターン形成方法
は、レジスト材料のベース樹脂として、アルカリ可溶性
のベース樹脂を用いると共に、溶解阻害剤として、前記
の一般式(1)に示す樹脂を用いるものである。レジス
ト材料の具体的な組成は以下の通りである。
【0070】 ベース樹脂:ポリヒドロキシスチレン 1.5g 溶解阻害剤:[化10]に示す樹脂 1g 酸発生剤:トリフェニルスルフォニウムトリフレート 0.04g 溶媒:ジグライム 20g
【化10】
【0071】まず、図4(a)に示すように、前記の組
成を有するレジスト材料を半導体基板20上にスピンコ
ートして、0.3μmの膜厚を有するレジスト膜21を
形成する。このとき、ベース樹脂はアルカリ可溶性であ
るが、溶解阻害剤の作用によりレジスト膜21はアルカ
リ難溶性である。
【0072】次に、図4(b)に示すように、レジスト
膜21に対してマスク22を介して、F2 エキシマレー
ザ(波長:157nm帯)23を照射してパターン露光
を行なう。このようにすると、レジスト膜21の露光部
21aにおける溶解阻害剤が露光光により分解されてス
ルフォン酸が生成されるため、レジスト膜21の露光部
21aがアルカリ可溶性に変化する一方、レジスト膜2
1の未露光部21bはアルカリ難溶性のままである。ま
た、レジスト膜21の露光部21aにおいては酸発生剤
から酸が発生する一方、レジスト膜21の未露光部21
bにおいては酸が発生しない。
【0073】次に、図4(c)に示すように、半導体基
板20ひいてはレジスト膜21をホットプレート24上
で加熱する。このようにすると、露光光により分解され
た溶解阻害剤から生じたスルフォン酸、及び酸発生剤か
ら発生した酸が加熱されるため、酸の触媒反応が起こる
ので、レジスト膜21の露光部21aにおけるベース樹
脂の分解が一層促進される。このため、レジスト膜21
の感度が一層向上する。
【0074】次に、レジスト膜21に対して、例えばテ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液等の
アルカリ性の現像液を用いて現像処理を行なう。これに
より、レジスト膜21の露光部21aが現像液に溶解す
るので、図4(d)に示すように、レジスト膜21の未
露光部21bからなるレジストパターン25が得られ
る。すなわち、第4の実施形態は、ポジ型のレジストパ
ターンが形成される場合である。
【0075】第4の実施形態によると、レジスト材料
が、主鎖にスルフォニル基を持つ樹脂からなる溶解阻害
剤を有するため、レジスト膜21の1nm帯〜180n
m帯の波長を持つ光に対する吸収性が低くなるので、1
nm帯〜180nm帯の波長を持つ露光光のレジスト膜
21に対する透過率が高くなる。このため、露光光がレ
ジスト膜21の底部まで十分に到達できるので、0.0
8μmの微細なパターン幅を有し、良好なパターン形状
を有するレジストパターン25を形成することができ
た。
【0076】また、第4の実施形態によると、溶解阻害
剤が芳香環を含んでいるので、ドライエッチングに対す
る耐性を向上させることができる。
【0077】尚、第1及び第2の実施形態において、ベ
ース樹脂としては、前記の一般式(1)〜(5)に示す
樹脂のいずれか1つを用いることができるが、これらに
限られるものではない。
【0078】また、第3及び第4の実施形態において、
溶解阻害剤としては、前記の一般式(1)〜(5)に示
す樹脂のいずれか1つを用いることができるが、これら
に限られるものではない。
【0079】また、第3及び第4の実施形態において、
アルカリ可溶性のベース樹脂としては、アクリル系樹
脂、スチレン系樹脂、ノボラック樹脂又はポリオレフィ
ン系樹脂を用いることができるが、これらに限られるも
のではない。
【0080】また、第2及び第4の実施形態において、
酸発生剤としては、スルフォニウム塩若しくはヨードニ
ウム塩等のオニウム塩類、スルフォン酸エステル類、ジ
アゾジスルフォニルメタン類又はケトスルフォン化合物
等を適宜用いることができる。
【0081】また、第1〜第4の実施形態において、露
光光としては、Xe2 レーザ光(波長:172nm
帯)、F2 レーザ光(波長:157nm帯)、Kr2
ーザ光(波長:146nm帯)、ArKrレーザ光(波
長:134nm帯)、Ar2 レーザ光(波長:126n
m帯)又は軟X線(波長:13nm帯、11nm帯又は
5nm帯)を用いることができるが、これらに限られる
ものではない。
【0082】また、第1〜第4の実施形態において、レ
ジスト膜の露光部をアルカリ性の現像液により除去し
て、ポジ型のレジストパターンを形成したが、これに代
えて、レジスト膜の未露光部を有機溶媒からなる現像液
により除去して、ネガ型のレジストパターンを形成して
もよい。
【0083】
【発明の効果】第1又は第2のパターン形成方法による
と、露光光がレジスト膜の底部まで十分に到達できるの
で、良好なパターン形状を有するレジストパターンを形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を評価するために行なった実験結果を示
す図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第1及び第3の実
施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方
法を評価するために行なった実験結果を示す図である。
【図4】(a)〜(d)は、本発明の第2及び第4の実
施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 半導体基板 11 レジスト膜 11a 露光部 11b 未露光部 12 マスク 13 F2 エキシマレーザ 14 レジストパターン 20 半導体基板 21 レジスト膜 21a 露光部 21b 未露光部 22 マスク 23 F2 エキシマレーザ 24 ホットプレート 25 レジストパターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月25日(2000.2.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】尚、第3の実施形態においては、レジスト
膜11に対して加熱処理を行なうことなく現像処理を行
なったが、これに代えて、パターン露光が行なわれたレ
ジスト膜11に対して、ホットプレート等により加熱し
た後に現像処理を行なってもよい。このようにすると、
露光光により分解された溶解阻害剤から生じるスルフォ
ン酸が加熱されるため、酸の触媒反応が起こるので、レ
ジスト膜11の露光部11aにおける溶解阻害剤の分解
が促進される。このため、レジスト膜11の感度が向上
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】次に、図4(c)に示すように、半導体基
板20ひいてはレジスト膜21をホットプレート24上
で加熱する。このようにすると、露光光により分解され
た溶解阻害剤から生じたスルフォン酸、及び酸発生剤か
ら発生した酸が加熱されるため、酸の触媒反応が起こる
ので、レジスト膜21の露光部21aにおける溶解阻害
の分解が一層促進される。このため、レジスト膜21
の感度が一層向上する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主鎖にスルフォニル基を持つベース樹脂
    を有するレジスト材料を基板上に塗布してレジスト膜を
    形成する工程と、 前記レジスト膜に、1nm帯〜180nm帯の波長を持
    つ露光光を照射してパターン露光を行なう工程と、 パターン露光された前記レジスト膜を現像液により現像
    してレジストパターンを形成する工程とを備えているこ
    とを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記ベース樹脂は、下記一般式(1)〜
    (5)のいずれか1つに示される樹脂であることを特徴
    とする請求項1に記載のパターン形成方法。 【化1】 (但し、Rは、水素原子、水酸基、アルキル基、カルボ
    キシル基、カルボン酸エステル、アセタール、環状脂肪
    族を有する基、芳香環を有する基、又はヘテロ環を有す
    る基であり、 R1及びR2は、同種又は異種であって、水素原子又はア
    ルキル基である。)
  3. 【請求項3】 前記パターン露光を行なう工程と前記レ
    ジストパターンを形成する工程との間に、前記レジスト
    膜に対して熱処理を行なう工程をさらに備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記ベース樹脂は、酸の存在下で前記現
    像液に対する溶解性が変化する樹脂であり、 前記レジスト材料は、光が照射されると酸を発生する酸
    発生剤をさらに有していることを特徴とする請求項3に
    記載のパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 アルカリ可溶性のベース樹脂と、主鎖に
    スルフォニル基を持つ樹脂からなり、光が照射されると
    分解する溶解阻害剤とを有するレジスト材料を基板上に
    塗布してレジスト膜を形成する工程と、 前記レジスト膜に、1nm帯〜180nm帯の波長を持
    つ露光光を照射してパターン露光を行なう工程と、 パターン露光された前記レジスト膜を現像液により現像
    してレジストパターンを形成する工程とを備えているこ
    とを特徴とするパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記ベース樹脂は、アクリル系樹脂、ス
    チレン系樹脂、ノボラック樹脂又はポリオレフィン系樹
    脂であることを特徴とする請求項5に記載のパターン形
    成方法。
  7. 【請求項7】 前記溶解阻害剤は、下記一般式(1)〜
    (5)のいずれか1つに示される樹脂であることを特徴
    とする請求項5に記載のパターン形成方法。 【化2】 (但し、Rは、水素原子、水酸基、アルキル基、カルボ
    キシル基、カルボン酸エステル、アセタール、環状脂肪
    族を有する基、芳香環を有する基、又はヘテロ環を有す
    る基であり、 R1及びR2は、同種又は異種であって、水素原子又はア
    ルキル基である。)
  8. 【請求項8】 前記パターン露光を行なう工程と前記レ
    ジストパターンを形成する工程との間に、前記レジスト
    膜に対して熱処理を行なう工程をさらに備えていること
    を特徴とする請求項5に記載のパターン形成方法。
  9. 【請求項9】 前記溶解阻害剤は、酸の存在下で分解す
    る樹脂であり、 前記レジスト材料は、光が照射されると酸を発生する酸
    発生剤をさらに有していることを特徴とする請求項8に
    記載のパターン形成方法。
  10. 【請求項10】 前記露光光は、F2レーザ光又はAr2
    レーザ光であることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載のパターン形成方法。
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