JP2000329575A - ナビゲーションシステム、誘導経路指示法及び記録媒体 - Google Patents

ナビゲーションシステム、誘導経路指示法及び記録媒体

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JP2000329575A
JP2000329575A JP14314599A JP14314599A JP2000329575A JP 2000329575 A JP2000329575 A JP 2000329575A JP 14314599 A JP14314599 A JP 14314599A JP 14314599 A JP14314599 A JP 14314599A JP 2000329575 A JP2000329575 A JP 2000329575A
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Japan
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route
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English (en)
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Toru Ozawa
徹 小澤
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面表示や音声によらずに、誘導経路を適切
に指示することのできるナビゲーションシステムを提供
することである。 【解決手段】 処理制御部16は、GPSモジュール1
2を介して自車の現在位置を取得すると、自車の現在位
置と誘導経路との関係から受信端末3への誘導指示が必
要か否かを判別する。誘導指示が必要であると判別した
場合、処理制御部16は、所定の制御データを生成して
送信処理部14に供給する。送信処理部14は、取得し
た制御データから制御信号を生成すると送信アンテナ1
3を介して受信端末3に送信する。受信処理部32は、
受信アンテナ31を介して制御信号を受信すると、復調
した制御データを制御部33に供給する。制御部33
は、取得した制御データの有効性を判別した後、取得し
た制御データに従って、バイブレーションユニット34
を振動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画面表示や音声
によらずに、誘導経路を適切に指示することのできるナ
ビゲーションシステム、誘導経路指示方法及び記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーションシステムは、例え
ば、ナビゲーションシステムを搭載した車両(以下、
「自車」という。)の出発地から目的地までの誘導すべ
き経路を選定し、選定した誘導経路を含んだ画像(誘導
経路画像)を所定のモニタに表示する。そして、ナビゲ
ーションシステムは、自車の現在位置を示すシンボルを
この誘導画像に合成して表示する。これにより、利用者
は、モニタに表示された誘導経路画像に従って自車を運
転することにより、目的地まで容易に到達することがで
きる。
【0003】最近では、誘導経路画像の表示と共に、音
声でも誘導経路を指示することのできるナビゲーション
システムも知られている。このようなナビゲーションシ
ステムは、例えば、専用のASP(Audio Signal Proce
ssor)を備え、自車の現在位置と誘導経路とに従って、
進行方向の前方に位置する交差点等を曲がる必要がある
場合に、適宜音声にてその旨を指示する。これにより、
利用者は、ある程度モニタに表示される誘導経路画像を
見なくとも、誘導経路を外れることなく目的地まで到達
することができる。
【0004】また、最近のナビゲーションシステムは、
モニタにナビゲーション画面(誘導経路画像)だけでな
く、例えば、テレビジョン(以下、「TV」という。)
放送の映像等も、表示することができるようになってい
る。これにより、同乗者等は、モニタに誘導経路画像の
代わりにTV映像を表示させて、見たい番組を自由に楽
しむこともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】TV映像をモニタに表
示させることのできる上記のナビゲーションシステム
は、モニタにTV映像を表示させている状態において、
誘導経路画像を表示することができない。そのため、現
在位置の確認や誘導経路を外れていないかの確認のため
に、同乗者等は、度々、モニタの表示をTV映像から誘
導経路画像に切り替える必要があり、大変煩雑であっ
た。また、切り替えのタイミングによっては、誘導経路
を外れてしまっていることもあり、ナビゲーションの役
割を十分に果たせない場合もあった。
【0006】一方、専用のASPを備えたナビゲーショ
ンシステムでは、モニタにTV映像が表示されている状
態でも、音声にて誘導経路を適宜案内することができ
る。しかし、TV放送の音声とナビゲーションの音声案
内とが同時に発せられることも多く、指示を聞き漏らし
たり、指示を聞き間違えたりすることにより、誘導経路
を外れてしまう場合があった。また、同乗者等にとって
も、ナビゲーションの音声案内が発せられる度に、TV
放送の音声が聞き取りにくくなるため、不快に感じる場
合もあった。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、画面表示や音声によらずに、誘導経路を適切に指
示することのできるナビゲーションシステム、誘導経路
指示方法及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るナビゲーションシステム
は、進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報を選定す
る誘導経路選定手段と、現在地情報を取得する現在地情
報取得手段と、前記現在地情報取得手段が取得した現在
地情報及び、前記誘導経路選定手段が選定した誘導経路
情報に従って、誘導すべき経路を指示するための制御信
号を生成する制御信号生成手段と、前記制御信号生成手
段が生成した制御信号を所定の搬送波に重畳させて送信
する送信手段と、前記送信手段から送信された制御信号
を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した制御信
号に従って、所定の振動発生ユニットを振動させる振動
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、誘導経路選定手段は、
進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報を選定する。
現在地情報取得手段は、例えば、GPS衛星から送られ
る衛星電波を受信することにより現在地情報を取得す
る。制御信号生成手段は、現在地情報取得手段が取得し
た現在地情報及び、誘導経路選定手段が選定した誘導経
路情報に従って、経路の指示が必要となった際に、誘導
すべき経路を指示するための制御信号を生成する。送信
手段は、制御信号生成手段が生成した制御信号を所定の
搬送波に重畳させて例えば、所定の受信端末に向けて送
信する。受信端末における受信手段は、送信手段から送
信された制御信号を受信する。振動制御手段は、受信手
段が受信した制御信号に従って、例えば、振動発生ユニ
ットの振動モータを駆動させることにより受信端末を振
動させる。この結果、画面表示や音声によらずに、誘導
経路を適切に指示することができる。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係るナビゲーションシステムは、所定の道路網情
報を予め記憶する道路網情報記憶手段と、前記道路網情
報記憶手段に記憶された道路網情報に従って、所定の出
発地から目的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情
報を選定する誘導経路選定手段と、所定の信号電波に従
って現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記
現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前記誘
導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、誘導
すべき経路を指示するための指示内容を特定する指示内
容特定手段と、前記指示内容特定手段が特定した指示内
容に従って、制御信号を生成する制御信号生成手段と、
前記制御信号生成手段が生成した制御信号を所定の搬送
波に重畳させて送信する送信手段と、前記送信手段から
送信された制御信号を受信する受信手段と、前記受信手
段が受信した制御信号の有効性を判別した後、有効な制
御信号に従って、所定の振動発生ユニットを振動させる
振動制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、道路網情報記憶手段
は、例えば、道路セグメント等からなる道路網情報を予
め記憶する。誘導経路選定手段は、道路網情報記憶手段
に記憶された道路網情報に従って、所定の出発地から目
的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情報を選定す
る。現在地情報取得手段は、例えば、GPS衛星から送
られた信号電波に従って現在地情報を取得する。指示内
容特定手段は、現在地情報取得手段が取得した現在地情
報及び、誘導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従
って、経路の指示が必要となった際に、誘導すべき経路
を指示するための指示内容を特定する。この指示内容
は、例えば、進行方向先の交差点を右折すべき旨の指示
内容等である。制御信号生成手段は、指示内容特定手段
が特定した指示内容に従って、所定の振動動作を制御す
るための制御信号を生成する。送信手段は、制御信号生
成手段が生成した制御信号を所定の搬送波に重畳させて
例えば、所定の受信端末に向けて送信する。受信端末に
おける受信手段は、送信手段から送信された制御信号を
受信する。振動制御手段は、受信手段が受信した制御信
号の有効性を判別した後、有効な制御信号に従って、例
えば、振動発生ユニットの振動モータを駆動させること
により受信端末を振動させる。この結果、画面表示や音
声によらずに、誘導経路を適切に指示することができ
る。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るナビゲーションシステムは、進むべき道筋を
定めた所定の誘導経路情報を選定する誘導経路選定手段
と、現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記
現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前記誘
導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、誘導
すべき経路を指示するための制御データを生成する制御
データ生成手段と、前記制御データ生成手段が生成した
制御データに任意の携帯端末を特定するための識別コー
ドを付加した制御信号を生成する制御信号生成手段と、
前記制御信号生成手段が生成した制御信号を任意の携帯
端末に向けて送信する送信手段と、を備えることを特徴
とする。
【0013】この発明によれば、誘導経路選定手段は、
進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報を選定する。
現在地情報取得手段は、例えば、GPS衛星から送られ
る衛星電波を受信することにより現在地情報を取得す
る。制御データ生成手段は、現在地情報取得手段が取得
した現在地情報及び、誘導経路選定手段が選定した誘導
経路情報に従って、経路の指示が必要となった際に、誘
導すべき経路を指示するための制御データを生成する。
制御信号生成手段は、制御データ生成手段が生成した制
御データに例えば、任意のPHS端末や携帯電話端末を
特定するための識別コードを付加した制御信号を生成す
る。送信手段は、制御信号生成手段が生成した制御信号
を任意のPHS端末等に向けて送信する。そして、制御
信号を受信したPHS端末等は、PHS端末等に付加さ
れている振動機能や、文字表示機能等により、ナビゲー
ションシステムからの経路指示を利用者に知らせる。こ
の結果、汎用のPHS端末等を使用して、画面表示や音
声によらずに、誘導経路を適切に指示することができ
る。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係るナビゲーションシステムは、所定の道路網情
報を予め記憶する道路網情報記憶手段と、前記道路網情
報記憶手段に記憶された道路網情報に従って、所定の出
発地から目的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情
報を選定する誘導経路選定手段と、所定の信号電波に従
って現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、前記
現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前記誘
導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、誘導
すべき経路を指示するための指示内容を特定する指示内
容特定手段と、前記指示内容特定手段が特定した指示内
容に従って定まる制御データに任意の携帯端末を特定す
るための識別コードを付加してなる制御信号を生成する
制御信号生成手段と、前記制御信号生成手段が生成した
制御信号を任意の携帯端末に向けて送信する送信手段
と、を備えることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、道路網情報記憶手段
は、例えば、道路セグメント等からなる道路網情報を予
め記憶する。誘導経路選定手段は、道路網情報記憶手段
に記憶された道路網情報に従って、所定の出発地から目
的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情報を選定す
る。現在地情報取得手段は、例えば、GPS衛星から送
られた信号電波に従って現在地情報を取得する。指示内
容特定手段は、現在地情報取得手段が取得した現在地情
報及び、誘導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従
って、経路の指示が必要となった際に、誘導すべき経路
を指示するための指示内容を特定する。この指示内容
は、例えば、進行方向先の交差点を右折すべき旨の指示
内容等である。制御信号生成手段は、指示内容特定手段
が特定した指示内容に従って定まる制御データに任意の
PHS端末や携帯電話端末を特定するための識別コード
を付加してなる制御信号を生成する。送信手段は、制御
信号生成手段が生成した制御信号を任意のPHS端末等
に向けて送信する。そして、制御信号を受信したPHS
端末等は、PHS端末等に付加されている振動機能や、
文字表示機能等により、ナビゲーションシステムからの
経路指示を利用者に知らせる。この結果、汎用のPHS
端末等を使用して、画面表示や音声によらずに、誘導経
路を適切に指示することができる。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点に係る誘導経路指示方法は、進むべき道筋を定めた
所定の誘導経路情報を選定する誘導経路選定ステップ
と、現在地情報を取得する現在地情報取得ステップと、
前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地情報
及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘導経
路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための制御
信号を生成する制御信号生成ステップと、前記制御信号
生成ステップにて生成された制御信号を所定の搬送波に
重畳させて送信する送信ステップと、前記送信ステップ
にて送信された制御信号を受信する受信ステップと、前
記受信ステップにて受信された制御信号に従って、所定
の振動発生ユニットを振動させる振動制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、誘導経路選定ステップ
は、進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報を選定す
る。現在地情報取得ステップは、例えば、GPS衛星か
ら送られる衛星電波を受信することにより現在地情報を
取得する。制御信号生成ステップは、現在地情報取得ス
テップにて取得された現在地情報及び、誘導経路選定ス
テップにて選定された誘導経路情報に従って、経路の指
示が必要となった際に、誘導すべき経路を指示するため
の制御信号を生成する。送信ステップは、制御信号生成
ステップにて生成された制御信号を所定の搬送波に重畳
させて例えば、所定の受信端末に向けて送信する。受信
ステップは、受信端末において、送信ステップにて送信
された制御信号を受信する。振動制御ステップは、受信
ステップにて受信された制御信号に従って、例えば、振
動発生ユニットの振動モータを駆動させて、受信端末を
振動させる。この結果、画面表示や音声によらずに、誘
導経路を適切に指示することができる。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点に係る誘導経路指示方法は、所定の道路網情報に従
って、所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定
めた誘導経路情報を選定する誘導経路選定ステップと、
所定の信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情
報取得ステップと、前記現在地情報取得ステップにて取
得された現在地情報及び、前記誘導経路選定ステップに
て選定された誘導経路情報に従って、誘導すべき経路を
指示するための指示内容を特定する指示内容特定ステッ
プと、前記指示内容特定ステップにて特定された指示内
容に従って、制御信号を生成する制御信号生成ステップ
と、前記制御信号生成ステップにて生成された制御信号
を所定の搬送波に重畳させて送信する送信ステップと、
前記送信ステップにて送信された制御信号を受信する受
信ステップと、前記受信ステップにて受信された制御信
号の有効性を判別した後、有効な制御信号に従って、所
定の振動発生ユニットを振動させる振動制御ステップ
と、を備えることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、誘導経路選定ステップ
は、例えば、道路セグメント等からなる道路網情報に従
って、所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定
めた誘導経路情報を選定する。現在地情報取得ステップ
は、例えば、GPS衛星から送られた信号電波に従って
現在地情報を取得する。指示内容特定ステップは、現在
地情報取得ステップにて取得された現在地情報及び、誘
導経路選定ステップにて選定された誘導経路情報に従っ
て、経路の指示が必要となった際に、誘導すべき経路を
指示するための指示内容を特定する。この指示内容は、
例えば、進行方向先の交差点を右折すべき旨の指示内容
等である。制御信号生成ステップは、指示内容特定ステ
ップにて特定された指示内容に従って、所定の振動動作
を制御するための制御信号を生成する。送信ステップ
は、制御信号生成ステップにて生成された制御信号を所
定の搬送波に重畳させて例えば、所定の受信端末に向け
て送信する。受信ステップは、受信端末において、送信
ステップにて送信された制御信号を受信する。振動制御
ステップは、受信ステップにて受信された制御信号の有
効性を判別した後、有効な制御信号に従って、例えば、
振動発生ユニットの振動モータを駆動させて、受信端末
を振動させる。この結果、画面表示や音声によらずに、
誘導経路を適切に指示することができる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点に係る誘導経路指示方法は、進むべき道筋を定めた
所定の誘導経路情報を選定する誘導経路選定ステップ
と、現在地情報を取得する現在地情報取得ステップと、
前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地情報
及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘導経
路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための制御
データを生成する制御データ生成ステップと、前記制御
データ生成ステップにて生成された制御データに任意の
携帯端末を特定するための識別コードを付加した制御信
号を生成する制御信号生成ステップと、前記制御信号生
成ステップが生成した制御信号を任意の携帯端末に向け
て送信する送信ステップと、を備えることを特徴とす
る。
【0021】この発明によれば、誘導経路選定ステップ
は、進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報を選定す
る。現在地情報取得ステップは、例えば、GPS衛星か
ら送られる衛星電波を受信することにより現在地情報を
取得する。制御データ生成ステップは、現在地情報取得
ステップにて取得された現在地情報及び、誘導経路選定
ステップにて選定された誘導経路情報に従って、経路の
指示が必要となった際に、誘導すべき経路を指示するた
めの制御データを生成する。制御信号生成ステップは、
制御データ生成ステップにて生成された制御データに例
えば、任意のPHS端末や携帯電話端末を特定するため
の識別コードを付加した制御信号を生成する。送信ステ
ップは、制御信号生成ステップが生成した制御信号を任
意のPHS端末等に向けて送信する。そして、制御信号
を受信したPHS端末等は、PHS端末等に付加されて
いる振動機能や、文字表示機能等により、ナビゲーショ
ンシステムからの経路指示を利用者に知らせる。この結
果、汎用のPHS端末等を使用して、画面表示や音声に
よらずに、誘導経路を適切に指示することができる。
【0022】上記目的を達成するため、本発明の第8の
観点に係る誘導経路指示方法は、所定の道路網情報に従
って、所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定
めた誘導経路情報を選定する誘導経路選定ステップと、
所定の信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情
報取得ステップと、前記現在地情報取得ステップにて取
得された現在地情報及び、前記誘導経路選定ステップに
て選定された誘導経路情報に従って、誘導すべき経路を
指示するための指示内容を特定する指示内容特定ステッ
プと、前記指示内容特定ステップにて特定された指示内
容に従って定まる制御データに任意の携帯端末を特定す
るための識別コードを付加してなる制御信号を生成する
制御信号生成ステップと、前記制御信号生成ステップに
て生成された制御信号を任意の携帯端末に向けて送信す
る送信ステップと、を備えることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、誘導経路選定ステップ
は、例えば、道路セグメント等からなる道路網情報に従
って、所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定
めた誘導経路情報を選定する。現在地情報取得ステップ
は、例えば、GPS衛星から送られた信号電波に従って
現在地情報を取得する。指示内容特定ステップは、現在
地情報取得ステップにて取得された現在地情報及び、誘
導経路選定ステップにて選定された誘導経路情報に従っ
て、経路の指示が必要となった際に、誘導すべき経路を
指示するための指示内容を特定する。この指示内容は、
例えば、進行方向先の交差点を右折すべき旨の指示内容
等である。制御信号生成ステップは、指示内容特定ステ
ップにて特定された指示内容に従って定まる制御データ
に任意のPHS端末や携帯電話端末を特定するための識
別コードを付加してなる制御信号を生成する。送信ステ
ップは、制御信号生成ステップにて生成された制御信号
を任意のPHS端末等に向けて送信する。そして、制御
信号を受信したPHS端末等は、PHS端末等に付加さ
れている振動機能や、文字表示機能等により、ナビゲー
ションシステムからの経路指示を利用者に知らせる。こ
の結果、汎用のPHS端末等を使用して、画面表示や音
声によらずに、誘導経路を適切に指示することができ
る。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の第9の
観点に係る記録媒体は、進むべき道筋を定めた所定の誘
導経路情報を選定する誘導経路選定ステップと、現在地
情報を取得する現在地情報取得ステップと、前記現在地
情報取得ステップにて取得された現在地情報及び、前記
誘導経路選定ステップにて選定された誘導経路情報に従
って、誘導すべき経路を指示するための制御データを生
成する制御データ生成ステップと、前記制御データ生成
ステップにて生成された制御データに任意の携帯端末を
特定するための識別コードを付加した制御信号を生成す
る制御信号生成ステップと、前記制御信号生成ステップ
が生成した制御信号を任意の携帯端末に向けて送信する
送信ステップと有する誘導経路指示方法をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録する。
【0025】上記目的を達成するため、本発明の第10
の観点に係る記録媒体は、所定の道路網情報に従って、
所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定めた誘
導経路情報を選定する誘導経路選定ステップと、所定の
信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情報取得
ステップと、前記現在地情報取得ステップにて取得され
た現在地情報及び、前記誘導経路選定ステップにて選定
された誘導経路情報に従って、誘導すべき経路を指示す
るための指示内容を特定する指示内容特定ステップと、
前記指示内容特定ステップにて特定された指示内容に従
って定まる制御データに任意の携帯端末を特定するため
の識別コードを付加してなる制御信号を生成する制御信
号生成ステップと、前記制御信号生成ステップにて生成
された制御信号を任意の携帯端末に向けて送信する送信
ステップとを有する誘導経路指示方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるナビ
ゲーションシステムについて、以下図面を参照して説明
する。
【0027】図1は、この発明の第1の実施の形態に適
用されるナビゲーションシステムの一例を示す模式図で
ある。このシステムは、ナビゲーション装置1と、表示
装置2と、受信端末3とから構成される。
【0028】ナビゲーション装置1は、GPSアンテナ
11と、GPSモジュール12と、送信アンテナ13
と、送信処理部14と、操作部15と、処理制御部16
と、CD−ROM17と、TVチューナ部18と、表示
処理部19とを備えて構成される。
【0029】GPS(Global Positioning System)ア
ンテナ11は、ヘリカル型アンテナ、誘電体アンテナ、
パッチ型平面アンテナ等からなり、所定のGPS衛星が
発信するスペクトラム拡散変調された衛星電波を受信す
る。
【0030】GPSモジュール12は、複数のGPS衛
星から送信され、GPSアンテナ11が受信した衛星電
波に同調し、各衛星電波をそれぞれ逆拡散復調して複数
の衛星受信信号を取得する。GPSモジュール12は、
取得したそれぞれの衛星受信信号に従って算出した各衛
星電波の到達時間の差に基づいて、緯度、経度及び高度
等からなる位置情報を生成する。GPSモジュール12
は、生成した位置情報を処理制御部16に供給する。
【0031】送信アンテナ13は、エレメントを備えた
所定のロッドアンテナ等からなり、送信処理部14から
送られた所定の周波数の搬送波に重畳させた制御信号
(電波)を受信端末3に向けて送信する。なお、送信ア
ンテナ13は、後述するTVチューナ部18のTV放送
電波を受信するための受信アンテナを兼ねてもよい。
【0032】送信処理部14は、処理制御部16から供
給された制御データを取得し、変調等を施すことにより
制御信号を生成する。送信処理部14は、生成した制御
信号を送信アンテナ13を介して受信端末3に送信す
る。
【0033】操作部15は、所定の操作パネル等からな
り、利用者による入力操作に従って、種々の情報を処理
制御部16に供給する。例えば、操作部15は、利用者
の操作に従って、表示装置2に表示する誘導経路画像又
はTV映像のいずれかの選択指示を入力し、処理制御部
16に供給する。
【0034】処理制御部16は、例えば、ROM(Read
Only Memory)及びRAM(RandomAccess Memory)等
を備えたCPU(Central Processing Unit)からな
り、ナビゲーション装置1全体を制御する。処理制御部
16は、CD−ROM17に記憶された後述する道路網
情報等に従って、操作部15から入力された目的地まで
の誘導経路を選定する。また、処理制御部16は、GP
Sモジュール12から取得した位置情報に従って、現在
位置情報を生成し、生成した現在位置情報と目的地まで
の誘導経路とを合成して、誘導経路画像を生成する。処
理制御部16は、生成した誘導経路画像を表示処理部1
9に供給する。
【0035】処理制御部16は、現在位置情報と誘導経
路との関係に従って、経路を誘導する指示を受信端末3
に発する必要がある場合に、指示内容に従って定められ
る所定の制御データを生成する。例えば、処理制御部1
6は、受信端末3に指示する内容が、進行方向の前方の
交差点を右折すべき旨の指示である場合、受信端末3の
後述するバイブレーションユニット34を所定の強度で
所定時間に2回振動させるための制御データを生成す
る。処理制御部16は、生成した制御データを送信処理
部14に供給する。
【0036】また、処理制御部16は、操作部15から
入力された利用者からの指示情報に従って、TVチュー
ナ部18を制御し、TV番組の選局等を行うと共に、T
Vチューナ部18が抽出した映像信号を表示処理部19
に供給させる。処理制御部16は、操作部15から入力
された利用者からの指示情報に従って、表示処理部19
を制御し、誘導経路画像又は映像信号のいずれかを表示
装置2に供給させる。
【0037】CD−DOM17は、所定の表示用の地図
情報を記憶すると共に、道路セグメント(リンク)や道
路ノード等の情報からなる道路網情報を記憶する。道路
セグメントは、各道路を構成する所定の区間情報であっ
て、位置座標、距離、所要時間等から構成される。道路
ノードは、交差点(分岐点)等の情報であって、位置座
標、接続先道路セグメント等から構成される。なお、C
D−ROM17は、図示せぬドライバユニットを介し
て、処理制御部16に地図データ及び道路網情報を供給
する。
【0038】TVチューナ部18は、地上波TV放送の
受信ユニット等からなり、図示せぬ受信アンテナ等を介
して受信した放送電波を取得し、取得した放送電波から
受信対象となる周波数帯の高周波信号を選択同調して、
検波等を施すことにより所定の映像信号を抽出する。T
Vチューナ部18は、抽出した映像信号を表示処理部1
9に供給する。
【0039】表示処理部19は、処理制御部16に制御
される出力画像の切り替えユニット等からなり、操作部
15を介して入力された利用者の指示情報に従って、処
理制御部16から供給された誘導経路画像と、TVチュ
ーナ部18から供給された映像信号とのいずれか一方を
表示装置2に出力する。
【0040】表示装置2は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)又はCRT(Cathode RayTube)等の所定のモ
ニタからなり、表示処理部19から供給された画像(映
像)を表示する。すなわち、表示装置2は、ナビゲーシ
ョン装置1において利用者により、ナビゲーション画面
が選択されている場合に、誘導経路画像を表示し、ま
た、TV画面が選択されている場合に、TV画像を表示
する。
【0041】受信端末3は、受信アンテナ31と、受信
処理部32と、制御部33と、バイブレーションユニッ
ト34とを備えて構成される。
【0042】受信アンテナ31は、エレメントを備えた
所定のロッドアンテナ等からなり、ナビゲーション装置
1から送られた所定の周波数の制御信号(電波)を受信
して受信処理部32に供給する。
【0043】受信処理部32は、受信アンテナ31を介
して受信した制御信号に同調して、検波等を施すことに
より、制御信号を制御データに復調する。受信処理部3
2は、復調した制御データを制御部33に供給する。
【0044】制御部33は、CPU等からなり、受信処
理部32及びバイブレーションユニット34を制御す
る。
【0045】制御部33は、受信処理部32から取得し
た制御データの有効性を判別する。制御部33は、有効
性が判別された制御データに従って、バイブレーション
ユニット34を駆動させる。例えば、制御部33は、取
得した制御データに従って、バイブレーションユニット
34を所定の強度で所定時間に数回振動させる。
【0046】バイブレーションユニット34は、おもり
を偏心回転させる振動モータ等からなり、制御部33に
より制御され、所定の振動を発生させる。なお、バイブ
レーションユニット34は、振動モータの回転速度等を
可変として、振動の強弱等を変化させることもできる。
【0047】上記のナビゲーション装置1、表示装置2
及び、受信端末3は、例えば、図2に示すような車両の
所定位置に設置される。すなわち、ナビゲーション装置
1は、後部のトランクルームに設置され、また、表示装
置2は、助手席側のダッシュボードに設置され、そし
て、受信端末3は、運転する利用者(運転者)の胸ポケ
ット内に保持される。
【0048】以下、この第1の実施の形態に係るナビゲ
ーションシステムにおける誘導経路指示処理について図
面を参照して説明する。この誘導経路指示処理は、ナビ
ゲーション装置1による経路を誘導する経路誘導処理
と、受信端末3による運転者に誘導すべき経路を指示す
る経路指示処理とから構成される。
【0049】まず、ナビゲーション装置1が行う経路誘
導処理について、図3を参照して説明する。図3は、経
路誘導処理を説明するためのフローチャートである。図
3に示す経路誘導処理は、操作部15を介して利用者か
ら入力された目的地等に従って、出発地点から目的地ま
での誘導経路が選定された後に開始する。
【0050】まず、処理制御部16は、GPSモジュー
ル12から取得した位置情報に従って、自車の現在位置
を取得する(ステップS11)。すなわち、処理制御部
16は、GPSモジュール12を制御して、GPSモジ
ュール12から位置情報を取得し、取得した位置情報に
従って、自車の現在位置を取得する。
【0051】処理制御部16は、表示装置2に誘導経路
画像が表示されているか否かを判別する(ステップS1
2)。すなわち、処理制御部16は、表示処理部19の
設定が表示装置2にナビゲーション画面を表示する状態
となっているか、または、TV画面を表示する状態とな
っているかを判別する。
【0052】処理制御部16は、誘導経路画像が表示さ
れていると判別した場合、取得した現在位置に従って更
新される新たな誘導経路画像を生成し、表示処理部19
を介して表示装置2に新たな誘導経路画像を表示する
(ステップS13)。一方、表示装置2にTV映像が表
示されていると判別した場合、TVチューナ部18によ
り抽出された映像信号が、表示処理部19を介して表示
装置2に供給され、引き続きTV映像が表示される。
【0053】処理制御部16は、誘導指示が必要か否か
を判別する(ステップS14)。すなわち、処理制御部
16は、自車の現在位置と誘導経路との関係に従って、
経路を誘導するための指示を受信端末3に発する必要が
あるか否かを判別する。例えば、処理制御部16は、自
車の現在位置が、誘導経路から定まる右折すべき前方の
交差点の位置と比較して、所定の距離範囲内にあるか否
かを判別する。
【0054】処理制御部16は、誘導指示が必要でない
と判別した場合、後述するステップS17に処理を進め
る。一方、誘導指示が必要であると判別した場合、処理
制御部16は、指示内容に従った受信端末3への制御デ
ータを生成し、生成した制御データを送信処理部14に
供給する(ステップS15)。すなわち、処理制御部1
6は、指示内容に従って、受信端末3のバイブレーショ
ンユニット34を振動させるための制御データを生成し
て送信処理部14に供給する。
【0055】送信処理部14は、制御データを取得する
と、所定の変調を加える等により制御信号を生成し、生
成した制御信号を受信端末3に送信する(ステップS1
6)。すなわち、送信処理部14は、生成した制御信号
を所定の周波数の搬送波に重畳させて、送信アンテナ1
3を介して受信端末3に向けて送信する。
【0056】処理制御部16は、目的地に到着したか否
かを判別する(ステップS17)。すなわち、処理制御
部16は、自車の現在位置と目的地の位置とを比較し
て、目的地に到着したか否かを判別する。処理制御部1
6は、目的地に到着していないと判別した場合、ステッ
プS11に処理を戻し、上述の処理を繰り返す。一方、
目的地に到着したと判別した場合、経路誘導処理を終了
する。
【0057】次に、受信端末3が行う経路指示処理につ
いて、図4を参照して説明する。図4は、経路指示処理
を説明するためのフローチャートである。図4に示す経
路指示処理は、ナビゲーション装置1から上述の経路誘
導処理におけるステップS16にて制御信号が送られる
度に開始する。
【0058】まず、受信処理部32は、受信アンテナ3
1を介して制御信号を受信する(ステップS21)。
【0059】受信処理部32は、受信した制御信号に同
調して、検波等を施すことにより制御データに復調する
(ステップS22)。受信処理部32は、復調した制御
データを制御部33に供給する。
【0060】制御部33は、取得した制御データの有効
性を判別する(ステップS23)。すなわち、制御部3
3は、取得した制御データが予め定められた適切な通信
フォーマットに沿った有効なデータであるか否かを判別
する。
【0061】制御部33は、取得した制御データが有効
なデータでないと判別した場合、バイブレーションユニ
ット34を振動させることなく、経路指示処理を終了す
る。一方、取得した制御データが有効なデータであると
判別した場合、制御部33は、取得した制御データに従
って、バイブレーションユニット34を振動させる(ス
テップS24)。例えば、制御部33は、バイブレーシ
ョンユニット34を所定の強度で所定時間に2回振動さ
せるため制御データを取得した場合、制御データに従っ
て制御して、バイブレーションユニット34を2回振動
させる。
【0062】この結果、経路の指示が必要となった際
に、ナビゲーション装置1から送られる制御データに従
って、指示内容を運転者に知らせるべく受信端末3が振
動するため、画面表示や音声によらずに、運転者に誘導
経路を適切に指示することができる。
【0063】以下、これら経路誘導処理及び、経路指示
処理からなる誘導経路指示処理について、図5(a)〜
(d)を参照して、より具体的に説明する。図5(a)
〜(d)は、自車の現在位置と、誘導経路上の所定の交
差点との位置関係を示す模式図である。
【0064】まず、処理制御部16は、図5(a)に示
すように、自車Vの現在位置を取得する(ステップS1
1)。処理制御部16は、自車Vの現在位置と、誘導経
路上の右折すべき交差点Pの位置との関係から誘導指
示が必要か否かを判別する(ステップS14)。すなわ
ち、自車Vの現在位置と、右折すべき交差点Pとの位
置との間の距離が予め定められた距離範囲内、例えば、
200m以内か否かを判別する。処理制御部16は、自
車Vと交差点Pとの間の距離が所定の距離範囲外であ
り、誘導指示が必要でないと判別した場合、誘導指示を
行わない。
【0065】一方、図5(b)に示すように、自車Vと
交差点Pとの間の距離が所定の距離範囲内であり、誘
導指示が必要であると判別した場合、処理制御部16
は、右折すべき指示を示すものとして予め定められた2
回の振動を受信端末3にさせるための制御データを生成
する。処理制御部16は、生成した右折を指示するため
の制御データを送信処理部14に供給する(ステップS
15)。送信処理部14は、制御データを取得すると、
所定の変調を加える等により制御信号を生成し、生成し
た制御信号を送信アンテナ13を介して受信端末3に向
けて送信する(ステップS16)。
【0066】受信処理部32は、受信アンテナ31を介
して制御信号を受信すると(ステップS21)、受信し
た制御信号に同調して、検波等を施すことにより制御デ
ータに復調する(ステップS22)。受信処理部32
は、復調した制御データを制御部33に供給する。
【0067】制御部33は、取得した制御データの有効
性を判別した後(ステップS23)、取得した右折を指
示する制御データに従って、バイブレーションユニット
34を所定の強度で2回振動させる(ステップS2
4)。
【0068】受信端末3の2回の振動を感じ取った運転
手は、ナビゲーション装置1から送られた進行方向先の
交差点Pを右折すべきことを認識し、自車Vが交差点
に差し掛かった際に右折するように運転する。
【0069】同様に、処理制御部16は、図5(c)に
示すように、自車Vの現在位置を取得した際に、自車V
の位置と、左折すべき交差点Pの位置との関係から誘
導指示が必要か否かを判別する(ステップS14)。例
えば、処理制御部16は、自車Vの位置と、左折すべき
交差点Pとの位置との間の距離が300m以内か否か
を判別する。処理制御部16は、自車Vと交差点P
の間の距離が所定の距離範囲外であり、誘導指示が必要
でないと判別した場合、誘導指示を行わない。
【0070】一方、図5(d)に示すように、自車Vと
交差点Pとの間の距離が所定の距離範囲内であり、誘
導指示が必要であると判別した場合、処理制御部16
は、左折すべき指示を示すものとして予め定められた4
回の振動を受信端末3にさせるための制御データを生成
し、生成した制御データを送信処理部14に供給する
(ステップS15)。送信処理部14は、制御データを
取得すると、制御信号を生成し、受信端末3に向けて送
信する(ステップS16)。
【0071】受信処理部32は、制御信号を受信すると
(ステップS21)、制御データに復調した後、制御部
33に供給する(ステップS22)。制御部33は、取
得した制御データの有効性を判別した後(ステップS2
3)、取得した左折を指示する制御データに従って、バ
イブレーションユニット34を所定の強度で4回振動さ
せる(ステップS24)。
【0072】受信端末3の4回の振動を感じ取った運転
手は、ナビゲーション装置1から送られた進行方向先の
交差点Pを右折すべきことを認識し、自車Vが交差点
に差し掛かった際に左折するように運転する。
【0073】この結果、経路の指示が必要となった際に
ナビゲーション装置1から送られる制御データに従っ
て、指示内容を運転者に知らせるべく受信端末3が振動
するため、運転者に誘導経路を適切に指示することがで
きる。
【0074】上記の第1の実施の形態では、経路指示に
て右折すべき際に受信端末3を2回振動させ、左折すべ
き際に受信端末3を4回振動させて運転者に知らせた
が、これらの回数は、任意である。また、振動の強弱、
振動時間の長短、振動リズム等、運転者に指示を知らせ
ることのできる振動の種類は任意である。
【0075】また、振動の回数、振動の強弱、振動時間
の長短、及び、振動リズム等の組み合わせにより、右折
・左折だけでなく詳細な指示を行ってもよい。例えば、
振動時間の長い2回の振動を、左車線から立体交差して
右折する必要のある分岐路を右折すべき指示と定め、そ
の指示が必要となった際に用いてもよい。
【0076】また、経路指示以外に、運転者に知らせる
情報をナビゲーション装置1から受信端末3に送信して
もよい。例えば、所定の時間毎に経路指示と異なる制御
信号を受信端末3に送信し、受信端末3に眠気覚ましの
役目を果たすための経路指示と異なる振動を生じさせて
もよい。
【0077】上記の第1の実施の形態では、受信端末3
に専用の端末を用いたが、受信端末3の代わりにバイブ
レーション機能が付加された汎用のPHS(Personal H
andyphone System)端末等を用いてもよい。以下、端末
に汎用のPHS端末を使用したこの発明の第2の実施の
形態にかかるナビゲーションシステムについて、図面を
参照して説明する。
【0078】図6は、この発明の第2の実施の形態に適
用されるナビゲーションシステムの一例を示す模式図で
ある。このシステムは、ナビゲーション装置4と、表示
装置2と、PHS端末5とから構成される。なお、表示
装置2の構成等は、第1の実施の形態と同様である。
【0079】ナビゲーション装置4は、GPSアンテナ
11と、GPSモジュール12と、送信アンテナ13
と、小電力送信処理部114と、操作部15と、処理制
御部16と、CD−ROM17と、TVチューナ部18
と、表示処理部19とを備えて構成される。
【0080】小電力送信処理部114は、処理制御部1
6から制御データの代わりに供給される呼出発行データ
を取得すると、PHS端末5を識別するための番号コー
ド(後述するトランシーバモードの通信において必要と
なるPHS端末5との間に設定された暗証コード等)を
ダイヤル先とした呼出信号を送信アンテナ13を介して
PHS端末5に送信する。
【0081】なお、小電力送信処理部114は、PHS
のトランシーバモードを使用して、PHS端末5に対し
て呼出信号を送信する。その際、PHS端末5との間に
予め設定された番号コードを使用して、PHS端末5を
特定して呼出信号を送信する。このため、通信には、P
HSの中継基地局等を介す必要がなく、また、通信料金
も不要となる。
【0082】GPSアンテナ11、GPSモジュール1
2、送信アンテナ13、操作部15、処理制御部16、
CD−ROM17、TVチューナ部18、及び、表示処
理部19の構成等は、第1の実施の形態と同様である。
【0083】PHS端末5は、バイブレーション機能を
搭載された汎用のPHSの電話機からなり、ナビゲーシ
ョン装置4との間の通信を行う。なお、PHS端末5
は、PHSのトランシーバモードを使用して、小電力送
信処理部114から送られた呼出信号等を受信する。そ
の際、PHS端末5は、小電力送信処理部114との間
に予め設定された番号コードを使用して、ナビゲーショ
ン装置4を正しく認識して呼出信号を受信(着信)す
る。PHS端末5は、予めバイブレーション機能が選択
され、着信時に、着信音の代わりに振動を発生させる。
【0084】この第2の実施の形態に係るナビゲーショ
ンシステムにおいても、第1の実施の形態と同様な誘導
経路指示処理により、運転者に適切な誘導経路を指示す
る。この際、ナビゲーション装置4の処理制御部16
は、小電力送信処理部114を制御して、PHS端末5
への呼出回数(呼び出しを続ける時間等)を指示内容に
応じて変化させる。
【0085】例えば、PHS端末5への右折の指示をす
る際に、処理制御部16は、右折すべき指示を示すもの
として予め定められた2回の呼出の間(2回分の呼び出
しが続けられる時間内)、小電力送信処理部114を制
御して、PHS端末5に向けて呼出信号を送信する。ま
た、左折の指示をする際に、処理制御部16は、左折す
べき指示を示すものとして予め定められた4回の呼出の
間、小電力送信処理部114を制御して、PHS端末5
に向けて呼出信号を送信する。
【0086】PHS端末5は、呼出信号を受信して着信
すると、呼出信号を受信している間、バイブレーション
機能により振動する。PHS端末5の振動を感じ取った
運転手は、その振動時間や振動回数により、ナビゲーシ
ョン装置4から送られた指示内容を認識し、その内容に
沿って自車を運転する。
【0087】この結果、経路の指示が必要となった際
に、ナビゲーション装置4から送られる呼出信号に従っ
て、指示内容を運転者に知らせるべくPHS端末5が振
動するため、運転者に誘導経路を適切に指示することが
できる。
【0088】上記の第2の実施の形態では、PHS端末
5の着信に伴う振動により、運転者に指示内容を知らせ
て、誘導経路を指示したが、振動の代わりに文字メッセ
ージにより、運転者に指示内容を知らせてもよい。
【0089】例えば、PHS端末5の設定を文字メッセ
ージが自動着信できるようにしておき、処理制御部16
は、経路の指示が必要となった際に、小電力送信処理部
114を制御して、所定の文字メッセージを送信する。
なお、小電力送信処理部114は、この場合も、PHS
のトランシーバモードを使用して、PHS端末5に対し
て文字メッセージを送信する。
【0090】PHS端末5は、文字メッセージを自動着
信すると、メッセージを所定の表示部に表示する。この
場合も、PHS端末5を使用して、運転者に誘導経路を
適切に指示することができる。
【0091】また、上記の第2の実施の形態では、PH
S端末5を受信端末に使用したが、PHS端末5の代わ
りに携帯電話の端末を用いてもよい。更に、複数の車両
のグループが併走して同じ目的地を目指しているような
場合に、他の車両の運転者の所有する携帯電話に電話を
掛けて、振動を与えたり、文字メッセージを送信するこ
とにより、誘導経路を指示してもよい。
【0092】この場合、複数の車両のグループに、1つ
のナビゲーションシステムが搭載されていれば、他の車
両の運転者にも、搭載車両の運転者に対する誘導経路の
指示と同様の指示を送ることができる。
【0093】また、他の車両の運転者等に送る文字メッ
セージは、端末間の文字メール等により送信してもよ
い。更に、文字メッセージ以外に、音声メッセージによ
り誘導経路の指示を行ってもよい。
【0094】なお、この発明の実施の形態にかかるナビ
ゲーションシステムは、専用のシステムによらず、通常
のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例え
ば、コンピュータに上述のいずれかを実行するためのプ
ログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD−
ROM等)から該プログラムをインストールすることに
より、上述の処理を実行するナビゲーションシステムを
構成することができる。
【0095】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的かつ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画面表示や音声によらずに、誘導経路を適切に指示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ンシステムの構成の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ンシステムの車両における配置例を説明するための模式
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る経路誘導処理
を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る経路指示処理
を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ンシステムの具体的な動作を説明するための模式図であ
って、(a)及び(b)が自車Vと誘導経路上の交差点
の位置関係を示す図であり、(c)及び(d)が自
車Vと誘導経路上の交差点Pの位置関係を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーショ
ンシステムの構成の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置 2 表示装置 3 受信端末 4 ナビゲーション装置 5 PHS端末 11 GPSアンテナ 12 GPSモジュール 13 送信アンテナ 14 送信処理部 15 操作部 16 処理制御部 17 CD−ROM 18 TVチューナ部 19 表示処理部 31 受信アンテナ 32 受信処理部 33 制御部 34 バイブレーションユニット 114 小電力送信処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報
    を選定する誘導経路選定手段と、 現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、 前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前
    記誘導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、
    誘導すべき経路を指示するための制御信号を生成する制
    御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を所定の搬送
    波に重畳させて送信する送信手段と、 前記送信手段から送信された制御信号を受信する受信手
    段と、 前記受信手段が受信した制御信号に従って、所定の振動
    発生ユニットを振動させる振動制御手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】所定の道路網情報を予め記憶する道路網情
    報記憶手段と、 前記道路網情報記憶手段に記憶された道路網情報に従っ
    て、所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定め
    た誘導経路情報を選定する誘導経路選定手段と、 所定の信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情
    報取得手段と、 前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前
    記誘導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、
    誘導すべき経路を指示するための指示内容を特定する指
    示内容特定手段と、 前記指示内容特定手段が特定した指示内容に従って、制
    御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を所定の搬送
    波に重畳させて送信する送信手段と、 前記送信手段から送信された制御信号を受信する受信手
    段と、 前記受信手段が受信した制御信号の有効性を判別した
    後、有効な制御信号に従って、所定の振動発生ユニット
    を振動させる振動制御手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報
    を選定する誘導経路選定手段と、 現在地情報を取得する現在地情報取得手段と、 前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前
    記誘導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、
    誘導すべき経路を指示するための制御データを生成する
    制御データ生成手段と、 前記制御データ生成手段が生成した制御データに任意の
    携帯端末を特定するための識別コードを付加した制御信
    号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を任意の携帯
    端末に向けて送信する送信手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】所定の道路網情報を予め記憶する道路網情
    報記憶手段と、 前記道路網情報記憶手段に記憶された道路網情報に従っ
    て、所定の出発地から目的地までの進むべき道筋を定め
    た誘導経路情報を選定する誘導経路選定手段と、 所定の信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情
    報取得手段と、 前記現在地情報取得手段が取得した現在地情報及び、前
    記誘導経路選定手段が選定した誘導経路情報に従って、
    誘導すべき経路を指示するための指示内容を特定する指
    示内容特定手段と、 前記指示内容特定手段が特定した指示内容に従って定ま
    る制御データに任意の携帯端末を特定するための識別コ
    ードを付加してなる制御信号を生成する制御信号生成手
    段と、 前記制御信号生成手段が生成した制御信号を任意の携帯
    端末に向けて送信する送信手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報
    を選定する誘導経路選定ステップと、 現在地情報を取得する現在地情報取得ステップと、 前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地情報
    及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘導経
    路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための制御
    信号を生成する制御信号生成ステップと、 前記制御信号生成ステップにて生成された制御信号を所
    定の搬送波に重畳させて送信する送信ステップと、 前記送信ステップにて送信された制御信号を受信する受
    信ステップと、 前記受信ステップにて受信された制御信号に従って、所
    定の振動発生ユニットを振動させる振動制御ステップ
    と、 を備えることを特徴とする誘導経路指示方法。
  6. 【請求項6】所定の道路網情報に従って、所定の出発地
    から目的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情報を
    選定する誘導経路選定ステップと、 所定の信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情
    報取得ステップと、 前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地情報
    及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘導経
    路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための指示
    内容を特定する指示内容特定ステップと、 前記指示内容特定ステップにて特定された指示内容に従
    って、制御信号を生成する制御信号生成ステップと、 前記制御信号生成ステップにて生成された制御信号を所
    定の搬送波に重畳させて送信する送信ステップと、 前記送信ステップにて送信された制御信号を受信する受
    信ステップと、 前記受信ステップにて受信された制御信号の有効性を判
    別した後、有効な制御信号に従って、所定の振動発生ユ
    ニットを振動させる振動制御ステップと、 を備えることを特徴とする誘導経路指示方法。
  7. 【請求項7】進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報
    を選定する誘導経路選定ステップと、 現在地情報を取得する現在地情報取得ステップと、 前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地情報
    及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘導経
    路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための制御
    データを生成する制御データ生成ステップと、 前記制御データ生成ステップにて生成された制御データ
    に任意の携帯端末を特定するための識別コードを付加し
    た制御信号を生成する制御信号生成ステップと、 前記制御信号生成ステップが生成した制御信号を任意の
    携帯端末に向けて送信する送信ステップと、 を備えることを特徴とする誘導経路指示方法。
  8. 【請求項8】所定の道路網情報に従って、所定の出発地
    から目的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情報を
    選定する誘導経路選定ステップと、 所定の信号電波に従って現在地情報を取得する現在地情
    報取得ステップと、 前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地情報
    及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘導経
    路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための指示
    内容を特定する指示内容特定ステップと、 前記指示内容特定ステップにて特定された指示内容に従
    って定まる制御データに任意の携帯端末を特定するため
    の識別コードを付加してなる制御信号を生成する制御信
    号生成ステップと、 前記制御信号生成ステップにて生成された制御信号を任
    意の携帯端末に向けて送信する送信ステップと、 を備えることを特徴とする誘導経路指示方法。
  9. 【請求項9】進むべき道筋を定めた所定の誘導経路情報
    を選定する誘導経路選定ステップと、現在地情報を取得
    する現在地情報取得ステップと、前記現在地情報取得ス
    テップにて取得された現在地情報及び、前記誘導経路選
    定ステップにて選定された誘導経路情報に従って、誘導
    すべき経路を指示するための制御データを生成する制御
    データ生成ステップと、前記制御データ生成ステップに
    て生成された制御データに任意の携帯端末を特定するた
    めの識別コードを付加した制御信号を生成する制御信号
    生成ステップと、前記制御信号生成ステップが生成した
    制御信号を任意の携帯端末に向けて送信する送信ステッ
    プとを有する誘導経路指示方法をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】所定の道路網情報に従って、所定の出発
    地から目的地までの進むべき道筋を定めた誘導経路情報
    を選定する誘導経路選定ステップと、所定の信号電波に
    従って現在地情報を取得する現在地情報取得ステップ
    と、前記現在地情報取得ステップにて取得された現在地
    情報及び、前記誘導経路選定ステップにて選定された誘
    導経路情報に従って、誘導すべき経路を指示するための
    指示内容を特定する指示内容特定ステップと、前記指示
    内容特定ステップにて特定された指示内容に従って定ま
    る制御データに任意の携帯端末を特定するための識別コ
    ードを付加してなる制御信号を生成する制御信号生成ス
    テップと、前記制御信号生成ステップにて生成された制
    御信号を任意の携帯端末に向けて送信する送信ステップ
    とを有する誘導経路指示方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098244A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Clarion Co Ltd ナビゲーション用補助装置、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラム及びナビゲーションシステム
JP2013026868A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Kyocera Corp 通信端末、事前通知プログラムおよび事前通知方法

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