JP2000327687A - ビニルクロルシランの製法 - Google Patents

ビニルクロルシランの製法

Info

Publication number
JP2000327687A
JP2000327687A JP2000118308A JP2000118308A JP2000327687A JP 2000327687 A JP2000327687 A JP 2000327687A JP 2000118308 A JP2000118308 A JP 2000118308A JP 2000118308 A JP2000118308 A JP 2000118308A JP 2000327687 A JP2000327687 A JP 2000327687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
annular slit
zone
reaction
reaction gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000118308A
Other languages
English (en)
Inventor
Stefan Dr Bade
バーデ シュテファン
Bernt Dr Kesper
ケスパー ベルント
Robert Koell
ケル ローベルト
Hartwig Dr Rauleder
ラウレーダー ハルトヴィッヒ
Uwe Dr Schoen
シェーン ウーヴェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evonik Operations GmbH
Original Assignee
Degussa GmbH
Degussa Huels AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Degussa GmbH, Degussa Huels AG filed Critical Degussa GmbH
Publication of JP2000327687A publication Critical patent/JP2000327687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/121Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20
    • C07F7/122Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20 by reactions involving the formation of Si-C linkages

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビニルクロルシランの製法 【解決手段】 本発明は、環状スリット反応器の使用下
に、クロルシランと塩化ビニルとを、550〜700℃
で、非触媒的に熱反応させることによってビニルクロル
シランを製造するための方法に関し、この際、反応ガス
を、環状スリット空間の流過後に、より大きな横断面積
を有する第2帯域中で断熱的に更に反応させ、この際、
この帯域の容積対環状スリット空間の容積は、例えば
0.15:1〜1.5:1である。この第2帯域の熱反
応ガスを、液体を用いて急冷することによって速やかに
冷却することが特に有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能であって
よい押しのけ体(Verdraengerkoerper)を有する環状ス
リット反応器及び可動部分のない後接続された反応器か
ら成る反応器の組合せ装置の使用下での、クロルシラン
と塩化ビニルとの非触媒的熱反応によるビニルクロルシ
ランの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビニルトリクロルシランは、その4個の
反応基に基づいて多くの用途に好適であり、例えばガラ
ス繊維のサイジングにおいて、及びケーブル材料の製造
に使用される重要な中間体である。
【0003】西ドイツ国特許(DE−PS)第9364
45号明細書、西ドイツ国特許公開公報(DE−OS)
第2210189号明細書及び特に西ドイツ国特許(D
E−PS)第202258号明細書から、塩化ビニル−
クロルシラン−混合物及び特に塩化ビニル−トリクロル
シラン−混合物を、セラミック、ガラス又は鉄製の相応
して加熱された空の管に通す際に、技術的に認容できる
収率のビニルクロルシランが得られることが公知であ
る。この反応は純粋に熱的に、即ち触媒が存在しないで
進行する。トリクロルシランと塩化ビニルとの反応の際
に、次の反応が経過する:
【0004】
【化1】
【0005】この平衡反応と共に、次の副−及び後続反
応が起こる: C23Cl+SiHCl3 → SiCl4+C24 4SiHCl3 → 3SiCl4+Si+2H223Cl → C22+HCl C22 → 2C+H224+SiHCl3 → C25SiCl324+SiHCl3 → C23SiCl3+H223SiCl3+SiHCl3→ Cl3SiC24SiCl3 西ドイツ国特許(DE−A1)第4001820号明細
書に依れば、これらの副反応及び後続反応にも拘らず、
長さ122〜150cm及び直径25〜35mmの管
で、滞留時間0.2〜20秒間、反応温度400〜75
0℃及び圧力1〜3バールでのビニルトリクロルシアン
についての選択率は、出発物質の割合及び変換率に依
り、不足量で使用される塩化ビニルに対して、50〜9
8%である。しかし、この際、反応器の反応器効率(又
は能率)は、ビニルトリクロルシラン0.8〜3.2t
/月にすぎない。選択率及び変換率は、互いに反比例す
る;反応器効率は、変換率に依存して最高値を通過す
る。それに応じて、高い選択率は、不充分で経済的に認
容できない反応器効率を伴って、低い変換率で推移す
る。西ドイツ国特許公開公報(DE−OS)第2002
258号明細書によれば、確かに、管径を50mmにま
で拡大することは、より大きな反応器容量に比例する反
応器効率の上昇をもたらす。しかし、更に大きな直径で
は、反応器容量に対する比反応器効率は低下する。要す
るに、反応器管の直径を50mm以上に拡大することに
よって、ビニルトリクロルシランの空−時−収率を高め
ることも、又は保持することすらも不可能である。
【0006】クロルシランと塩化ビニルとの反応による
ビニルクロルシランの改良製法は、西ドイツ国特許(D
E−A1)第4001820号明細書により、環状スリ
ット反応器(Ringspaltreaktor)中で実施され、この反
応器は、内径d1を有する加熱可能な反応管を有し 、そ
の内部には、反応管の全長にわたって延びている、軸対
称に配置され、場合により回転可能な外径d2の押しの
け体が存在する。この際、d1=d2+2・aの関係 が
当てはまり、ここでaは一般に少なくとも1cmであ
り、常に<5cmである。押しのけ体が反応管よりも著
しく短い場合には、収率は減少する。この所見は、前記
の3種の明細書の説明に相応し、それに従って、空の管
反応器では、管径が5cm以上である場合には、収率は
降下する。西ドイツ国特許(DE−A1)第40160
21号明細書によれば、反応成分を反応器へ入れる前に
120〜400℃まで予備加熱する場合に、環状スリッ
ト反応器を用いるこの方法の反応器の能率又は空−時−
収率を更に高めることができる。しかし、この手段を用
いても、なお多くの反応器容量が失われ、ここで、その
際、残留反応器容量を断熱的に更に反応させるために、
反応成分が約550℃に加熱される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、反応ガス
を、環状スリット空間の流過後に、より大きな横断面を
有する第2帯域中で断熱的に更に反応させる場合に、加
熱された環状スリット反応器の使用下に、クロルシラン
と塩化ビニルとを非触媒的熱反応によって、ビニルクロ
ルシランが製造できることが判明し、この際、この帯域
の容積対環状スリット空間の容積は、例えば0.15:
1〜1.5:1である。熱反応ガスをこの第2帯域の終
端で、液体でそれを急冷することによって速やかに冷却
することが特に有利である。
【0008】従って、この方法の有利な実施のための装
置は、加熱可能な環状スリット反応器1個、流れ方向で
それに接続するより大きな反応器横断面を有する第2反
応器1個(この際、この反応器の容積対環状スリット空
間の容積は、例えば0.15:1〜1.5:1である)
及び場合により、液体で急冷するための装置1個から成
る組合せ装置を包含する。
【0009】図1に、本発明による装置が記載されてお
り、この装置は、環状スリット反応器1個及びそれに接
続するより大きな反応器横断面を有する反応器1個を包
含する。図2による装置は、付加的に急冷装置1個を有
する。
【0010】この新規方法においては、高い変換率で
も、所望のビニルクロルシランについての高い選択率
が、経済的に認容可能な高い反応器効率と結びついてい
る。特に、カーボンブラック及び/又は元素状珪素の析
出及び高沸点物質の生成をもたらす後続反応又は副反応
は抑制される。本発明による2帯域又は2個の反応器に
反応を分けることの有利な効果は驚異的であり、それと
いうのも、反応の重要な部分は1帯域又は1個の反応器
中で起こり、それは、限界パラメーター<50mm直径
(最初に記載した方法で)又は<50mmスリット幅
(西ドイツ国特許(DE−A1)第4001820号明
細書による方法で)をはるかに凌駕するからである。
【0011】本発明により、有利に、トリクロルシラン
と塩化ビニルとからビニルトリクロルシランを製造する
ことができる。置換可能な水素原子を有する他の好適な
クロルシランは、例えばメチル水素ジクロルシラン及び
エチル水素ジクロルシランである。
【0012】クロルシラン及び塩化ビニルは、有利に液
体又はガス状の不活性希釈媒体を使用しないで、モル比
1:1〜5:1、有利に2:1〜4:1で使用する。反
応成分を、例えば西ドイツ国特許(DE−A1)第46
16021号明細書に記載されているように、各々それ
自体又は混合して120〜400℃、有利に220〜4
00℃に予備加熱して、環状スリット反応器中に供給
し、そこでそれらを更に加熱することができる。約45
0℃で、発熱性置換反応が始まり、これは約550℃で
それ以上の熱供給を必要としない程度に高い速度に達
し、要するに、反応は実際に断熱的に進行することがで
きる。それに応じて、より大きな反応器横断面を有する
帯域又は第2反応器は加熱されない。発熱の結果、55
0〜700℃、有利に550〜650℃の温度が生じ
る。
【0013】本発明による方法は、1.1〜2.0バー
ル、有利に1.1〜1.4バールの圧力で実施するのが
有利である。滞留時間は、通例0.2〜20秒間、有利
に1.0〜10秒間である。滞留時間は、異なる帯域又
は反応器にそれらの容積の比率で配分される。
【0014】環状スリット反応器として、西ドイツ国特
許(DE−A1)第4001820号明細書に記載され
ている反応器を使用することができる。この反応器は、
有利に垂直に立ち、同じ長さの軸対称で配置された押し
のけ体を有する加熱可能な筒状管を含有し、この押しの
け体は固定されているか、又はその長軸の周りを、例え
ば10〜100U/分、有利に20〜40U/分で回転
することができる。工業的規模でビニルクロルシランを
製造するための環状スリット反応器は、例えば1〜5m
の長さであってよい。そのような反応器の内径は、例え
ば400〜1200mm、有利に500〜1000mm
であってよい。
【0015】筒状管の内側及び押しのけ体の外側は、環
状スリット空間を形成し、その中で出発物質は出発温度
まで加熱され、反応が始まる。押しのけ体は、平滑な外
壁を有するか、又はその全表面又はその一部分上に、例
えば出発ガスの進入の際に開始する、反応ガスの流れ速
度及び/又は渦流を促進し、それによって環状スリット
空間から固体粒子を沈積させなくすることができる器素
(Element)を有する。この器素とは、例えば、断続又
は非断続で実際に押しのけ体の長軸に平行して連なって
いる金属片であってよい。選択的に、連続又は断続的金
属片は、長軸に対して20〜50゜の鋭角で配置されて
いて、これで誘導螺旋を形成することができる。金属片
は細片又は節状物(Noppen)として規則的又は不規則な
間隔で、押しのけ体の表面上に設置されていてよい。押
しのけ体が誘導螺旋で回転する場合には、これは、誘導
螺旋が反応ガスを環状スリット反応器の出口方向に送り
出すように回転するのが有利である。金属片が誘導螺旋
を形成しないで、決して反応ガスの送りを引き起こさな
いように設置されている場合には、回転方向は問題では
ない。
【0016】筒状管の内壁と押しのけ体の外壁との間の
間隔は、有利に少なくとも10mm、高々50mmであ
る。場合により存在する、渦流を促進させる器素は、有
利に環状スリット中にほぼ半スリット幅以上突入してい
るのが有利である。これはスリット幅の60〜80%以
上に達するのが有利である。
【0017】筒状管、押しのけ体及び反応ガスの渦流を
促す器素は、例えば、鉄の他に、合金構成成分として、
特にクロム、ニッケル及びチタン及び/又はモリブデン
及び/又は珪素を含有する耐点火性の鋼鉄から成り、反
応条件下で安定である種々の材料から成ってよい。
【0018】環状スリット反応器は出発反応器であり、
調整可能な加熱装置1個を備えていて、この加熱装置
は、有利に環状スリット反応器の全長に渡って延びてい
て、数個の独立した加熱可能なセグメントに区分されて
いてよい。しかも、環状スリット反応器中に入る、場合
により120〜400℃に予備加熱された出発ガスを、
環状スリット反応器中で、その温度が約550℃である
ように速やかに加熱することが可能であり、反応ガスが
反応器の長さの1/3〜2/3を通過したら直ちに、そ
れ以上の反応は熱供給がなくても実際に断熱的に進行す
る。しかし、加熱装置は、残りの部分においても、断熱
反応の出発点が出口への方向に移動する場合への所望の
柔軟性を保証する。加熱は、いずれにしても、反応ガス
が少なくとも550℃の温度で第2反応器に進入するよ
うに調整されるべきである。反応ガスは要するに筒状管
の壁を通じる熱移動によって有利に間接的に加熱され
る。例えば、筒状管は、場合により区分されたジャケッ
トを備えていてよく、その中を過熱蒸気又は高度の要求
に可能な熱伝導液体(例えば塩溶融液又は液体金属)が
導通され得る。しかし、筒状管は、場合によりセグメン
トに区分された電気的外部ヒーターを備えているのが有
利である。
【0019】環状スリット反応器に、有利に1個の筒状
の第2反応器又は1個の第2帯域が結合していて、その
筒状の第2反応器又は第2帯域は、環状スリット反応器
中の環状スリットの横断面積よりも大きい横断面を有
し、その筒状の第2反応器又は第2帯域の中で反応は断
熱的に平衡への方向に進行する。従って、この反応器又
はこの帯域は加熱されない。一般に、この第2反応器又
はこの第2反応帯域の横断面は、環状スリット反応器中
の環状スリット空間のそれよりも5〜15倍大きい。第
2反応器は、一般に空であり、これは、少なくとも押し
のけ体体も、他の可動部材も含有しない。本発明による
方法又は反応器の重要な特徴は、第2反応器又は第2帯
域の容積対環状スリット空間の容積が、例えば0.1
5:1〜1.5:1、有利に例えば0.5:1〜1.2
5:1であることである。第2反応器は、環状スリット
反応器と同じ材料から成ってよい。
【0020】第2反応器に急冷装置が直結していない場
合には、第2反応器は、有利に第1反応器の環状スリッ
ト空間に向かい合っている側上に、第2反応器の内径D
に対して1:3〜1:20の比率での直径dを有する中
心排出口を有する。そこを通って、押しのけ体上で誘導
螺旋と結合して、安定した旋回流が生じ、場合による固
体粒子は直ちに第2反応器から運び出される。
【0021】第2反応帯域の通過後に、熱い反応ガスは
有利に液体で急冷される。それによって、反応器効率
は、更に改善される。急冷装置は、第2反応器中に組込
まれていて、いずれにしても、第2反応器の出口から約
1.5m以上遠く離れているべきではない。反応条件下
に安定である材料から成り、その環状開口部が筒状第2
反応器に直結している円錐形の急冷容器が功を奏した。
急冷液体は、例えば直径8〜25mmの1個以上のノズ
ルを通じて、流れ方向で、円錐形で熱反応ガス中に噴射
される。
【0022】急冷液体としては、例えばトリクロルシラ
ン又は四塩化珪素、所望のビニルクロルシラン、例えば
ビニルトリクロルシラン又は所望のビニルクロルシラン
を通例25〜50質量%含有する粗製の濃縮反応混合物
が好適である。急冷液体の流量は、有利にガス状反応生
成物の流量の2〜6倍である。蒸発性急冷液体は、第2
反応帯域の終末又は第2反応器の出口でのその温度が5
70〜650℃である反応ガスを、急速に<200℃の
温度まで冷却し、従って、平衡状況は実際にもはや変化
せず、不所望の後続反応は実際にもはや起こらない。急
冷された反応ガスは、間接的に更に冷却され液化され
る。液相から蒸留によって所望のビニルクロルシランが
得られる。
【0023】本発明による方法の実施のための、急冷を
行なわない反応器組合せ装置が、図1に記載されてい
る。出発物質1の混合物が、環状スリット3を有する垂
直に立っている環状スリット反応器2の頭部に導入され
る。反応器は回転可能な押しのけ体4を有し、その上に
誘導螺旋5が備えられている。環状スリット反応器2
は、電気的ヒーター6によって加熱可能である。環状ス
リット反応器2は、空で加熱不可能な、可動部材を含有
しない第2反応器7に続いており、その出口で反応混合
物8が取り出される。
【0024】急冷を伴う反応器組合せ装置が、図2に記
載されている。これは、図1の反応器組合せ装置とは、
第2反応器7に急冷装置10を有する円錐形の急冷容器
9が結合していることによって異なっている。
【0025】本発明を次の実施につき詳説するが、これ
は特許請求の範囲に説明しているようにその範囲に限定
されるものではない。
【0026】
【実施例】例1 図1による反応器組合せ装置を使用する。垂直に立って
いる工業用環状スリット反応器は、外部から電気的に加
熱可能な内径600mmを有する長さ2.0mの筒状管
及び外径560mmを有する同様に長さ2.0mの押し
のけ体を有する。押しのけ体上に、縦軸と40゜の角度
を形成する高さ13mmの誘導螺旋が施されている。環
状スリット空間は20mm幅である;環状スリット空間
の横断面積は3.6dm2である;環状スリット容積は
72.9dm3である。この環状スリット反応器に、同
様に600mmの内径Dを有する長さ0.5mの第2の
筒状の空の反応器が接続しており、その横断面積は2
8.3dm2であり、その容積は141.4dm3であ
る。環状スリット反応器と第2反応器との容積の比は
0.52:1であり、第2反応器の横断面積は環状スリ
ット空間のそれよりも7.9倍大きい。第2反応器は、
100mmの内径dを有する円形の出口を有する。D:
dの比は6:1である。
【0027】環状スリット反応器の頭部に、トリクロル
シラン420kg/時及び塩化ビニル70kg/時の、
220℃に加熱されたガス状混合物を供給し;装入物質
のモル比は2.77である。環状スリット反応器を、断
熱的第2反応器中で580℃の温度が生じるように加熱
する。
【0028】反応混合物は、第2反応器の出口で次の組
成を有する。
【0029】
【表1】
【0030】この表から、塩化ビニル−変換率86%及
び、変換した塩化ビニルに対するビニルトリクロルシラ
ン−選択率89%が明らかである。反応器の生産効率
は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン100トンで
ある。塩化ビニル−変換率は、理論的に調べられた平衡
変換率87%に近似的に一致する。
【0031】例2 例1に記載の反応器組合せ装置を使用し、トリクロルシ
ラン480kg/時及び塩化ビニル80kg/時の、2
40℃に加熱されたガス状混合物を使用し;装入物質の
モル比は再び2.77である。環状スリット反応器を、
断熱的第2反応器中で588℃の温度が生じるように加
熱する。
【0032】反応混合物は、第2反応器の出口で次の組
成を有する。
【0033】
【表2】
【0034】この表から、塩化ビニル−変換率85%及
び、変換した塩化ビニルに対するビニルトリクロルシラ
ン−選択率88%が明らかである。反応器の生産効率
は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン111トンで
ある。
【0035】例3 例1に記載の反応器組合せ装置を使用し、トリクロルシ
ラン540kg/時及び塩化ビニル90kg/時の、2
60℃に加熱されたガス状混合物を使用し;装入物質の
モル比は再び2.77である。環状スリット反応器を、
断熱的第2反応器中で601℃の温度が生じるように加
熱する。
【0036】反応混合物は、第2反応器の出口で次の組
成を有する。
【0037】
【表3】
【0038】この表から、塩化ビニル−変換率85%及
び、変換した塩化ビニルに対するビニルトリクロルシラ
ン−選択率87%が明らかである。反応器の生産効率
は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン124トンで
ある。
【0039】例4 例1に記載の反応器組合せ装置を使用し、トリクロルシ
ラン600kg/時及び塩化ビニル100kg/時の、
260℃に加熱されたガス状混合物を使用し;装入物質
のモル比は再び2.77である。環状スリット反応器
を、断熱的第2反応器中で642℃の温度が生じるよう
に加熱する。
【0040】反応混合物は、第2反応器の出口で次の組
成を有する。
【0041】
【表4】
【0042】この表から、塩化ビニル−変換率85%及
び、変換した塩化ビニルに対する、ビニルトリクロルシ
ラン−選択率65%が明らかである。反応器の生産効率
は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン103トンで
ある。
【0043】この例は、前記例に比べて、断熱的第2反
応器中でのより高い処理量及びより高い温度の故に、反
応器組合せ装置の生産効率及びビニルトリクロルシラン
−選択率は低下されることを示している。
【0044】例5 例1に記載の反応器組合せ装置を使用するが、ここでは
押しのけ体上に誘導螺旋の代わりに、直径50mm、高
さ13mmの節状物が10〜30cmの不規則な間隔で
配置されている。トリクロルシラン420kg/時及び
塩化ビニル70kg/時の、220℃に加熱されたガス
状混合物を使用し;装入物質のモル比は再び2.77で
ある。例2における加熱と同様の加熱の際に、第2断熱
的反応器中で571℃の温度が生じる。
【0045】反応混合物は、第2反応器の出口で次の組
成を有する。
【0046】
【表5】
【0047】この表から、塩化ビニル−変換率77%及
び、変換した塩化ビニルに対するビニルトリクロルシラ
ン−選択率89%が明らかである。反応器の生産効率
は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン89トンであ
る。
【0048】この例は、例1に比べて、誘導螺旋の代わ
りの節状物が、より低い断熱的温度及びより低い塩化ビ
ニル−変換率を導き、一方で、ビニルトリクロルシラン
−選択率は変化しないままであることを示している。
【0049】例6(比較例) 断熱的第2反応器を包含しない垂直に立っている工業用
環状スリット反応器を使用する。この反応器は、外部か
ら電気的に加熱可能な内径600mmを有する長さ2.
5mの筒状管及び同様に長さ2.5m及び直径560m
mの押しのけ体から成っている。押しのけ体上に、例5
に記載したような節状物が配置されている。環状スリッ
トは20mm幅である。
【0050】トリクロルシラン420kg/時及び塩化
ビニル70kg/時の、220℃に加熱されたガス状混
合物を使用し;装入物質のモル比は再び2.77であ
る。環状スリット反応器を、出口の10cm上で、57
8℃の温度が生じるように加熱する。
【0051】反応混合物は、第2反応器の出口で次の組
成を有する。
【0052】
【表6】
【0053】この表から、塩化ビニル−変換率63%及
び、変換した塩化ビニルに対するビニルトリクロルシラ
ン−選択率90%が明らかである。反応器の生産効率
は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン74トンであ
る。ビニルトリクロルシラン−選択率は確かに高いが、
塩化ビニル−変換率及び反応器効率は不満足である。
【0054】例7 図2による反応器組合せ装置を使用する。環状スリット
反応器は、各々長さ2.0mである内径600mmを有
する筒状管及び外径560mmを有する押しのけ体から
成っている。押しのけ体上に、縦軸と40゜の角度を形
成する直径13mmの誘導螺旋が配置されている。環状
スリットは20mmの幅である;環状スリットの横断面
積は3.6dm2であり、環状スリット容積は72.9
dm3である。この環状スリット反応器に、同様に60
0mmの内径を有する長さ0.5mの下方に円錐形にな
っている第2反応器が接続している。この反応器の横断
面積は、第2反応器への環状スリット反応器の移行部で
28.3dm2であり、その容積は142.4dm3であ
る。環状スリット反応器と第2反応器との容積の比は、
0.52:1であり、第2反応器の横断面積は、環状ス
リットのそれよりも7.9倍大きい。この第2反応器に
急冷ノズルを有する円錐形の急冷容器が続く。
【0055】トリクロルシラン600kg/時及び塩化
ビニル100kg/時の、350℃に加熱されたガス状
混合物を使用し;装入物質のモル比は2.77である。
環状スリット反応器は、断熱的第2反応器中で635℃
の温度が生じるように加熱する。急冷ノズルを経て、濃
縮液状反応混合物2000kg/時を供給し、それによ
って、反応混合物の温度を82℃まで降下させる。
【0056】反応混合物は、急冷流を差し引いて、次の
組成を有する。
【0057】
【表7】
【0058】この表から、塩化ビニル−変換率85%及
び、変換した塩化ビニルに対するビニルトリクロルシラ
ン−選択率88%が明らかである。この反応器の生産効
率は、1ヵ月当たりビニルトリクロルシラン139トン
である。例4との比較は、急冷が、同じ塩化ビニル−変
換率で、明らかにより高いビニルトリクロルシラン−選
択率及び従って明らかにより高い反応器効率をもたらす
ことを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の実施のための、急冷を行な
わない反応器組合せ装置の概略図。
【図2】本発明による方法の実施のための、急冷を伴う
反応器組合せ装置の概略図。
【符号の説明】
1 出発物質 2 環状スリット反応器 3 環状スリット 4 押しのけ体 5 誘導螺旋 6 電気的ヒーター 7 第2反応器 8 反応混合物 9 急冷容器 10 急冷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント ケスパー ドイツ連邦共和国 ヴェール ハインリッ ヒ−ハイネ−シュトラーセ 11 (72)発明者 ローベルト ケル ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン ア ム ホーホゲリヒト 3 (72)発明者 ハルトヴィッヒ ラウレーダー ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン ウ ーラントヴェーク 51 アー (72)発明者 ウーヴェ シェーン ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン カ ール−フュルステンベルク−シュトラーセ 62

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状スリット反応器の使用下に、550
    〜700℃で、クロルシランと塩化ビニルとの非触媒的
    熱反応によって、ビニルクロルシランを製造する方法に
    おいて、反応ガスを、環状スリット空間の流過後に、よ
    り大きな横断面積を有する第2帯域で断熱的に更に反応
    させ、この際、この帯域の容積対環状スリット空間の容
    積は、0.15:1〜1.5:1であることを特徴とす
    る、ビニルクロルシランの製法。
  2. 【請求項2】 環状スリット帯域を、筒状管中に軸対称
    で配置された、回転可能であってよい押しのけ体によっ
    て形成させる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 押しのけ体は、反応ガスの流動速度及び
    渦流を促進させる器素を有する、請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 器素は、螺旋を形成するか、又は節状物
    である、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 器素は、環状スリット帯域の幅の60〜
    80%である高さを有する、請求項2から4のいずれか
    1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 環状スリット帯域は、10〜50mmの
    幅を有する、請求項1から5までのいずれか1項に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 環状スリット帯域は、20〜50mmの
    幅を有する、請求項1から5までのいずれか1項に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 第2反応帯域は、第1反応器の環状スリ
    ット空間の対向側上に、第2反応器の内径Dに対して
    1:3〜1:20の比率である直径dを有する中心排出
    口を有する、請求項1から7までのいずれか1項に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 断熱反応の温度は、550〜650℃で
    ある、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 圧力は1.1〜2.0バールである、
    請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 圧力は1.1〜1.4バールである、
    請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 滞留時間は、0.2〜20秒間であ
    る、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 滞留時間は、1.0〜10秒間であ
    る、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 クロルシラン対塩化ビニルのモル比
    は、1:1〜5:1である、請求項1から13までのい
    ずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 クロルシランはトルクロルシランであ
    る、請求項1から14までのいずれか1項に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 出発物質を別々に又は混合して、12
    0〜400℃の温度まで予備加熱する、請求項1から1
    5までのいずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 出発物質を別々に又は混合して、22
    0〜400℃の温度まで予備加熱する、請求項1から1
    5までのいずれか1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 熱反応ガスを、第2帯域の終端で、液
    体を用いて急冷させることによって速やかに冷却させ
    る、請求項1から17までのいずれか1項に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 急冷液体として、トリクロルシラン、
    四塩化珪素、得られるビニルクロルシラン又は液体反応
    混合物を使用する、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 急冷液体の流量は、反応ガスの流量の
    2〜6倍である、請求項18又は19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 急冷帯域は、第2反応帯域に直結して
    いるか又はこの帯域の出口から最大1.5m離れてい
    る、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 急冷液体を、直径8〜25mmの1個
    以上のノズルを通じて、流れ方向で円錐形に、熱反応ガ
    ス中に噴射させる、請求項18から21までのいずれか
    1項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 加熱可能な環状スリット反応器及び流
    れ方向でそれに接続した、より大きな反応器横断面積を
    有する第2反応器からの組合せ(この際、この反応器の
    容積対環状スリット空間の容積は、例えば0.5:1〜
    1.25:1である)及び場合により、液体を用いる熱
    反応ガスの急冷のための装置より成ることを特徴とする
    請求項1から22までのいずれか1項に記載の方法を実
    施するための装置。
JP2000118308A 1999-04-22 2000-04-19 ビニルクロルシランの製法 Pending JP2000327687A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19918114A DE19918114C2 (de) 1999-04-22 1999-04-22 Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Vinylchlorsilanen
DE19918114.4 1999-04-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000327687A true JP2000327687A (ja) 2000-11-28

Family

ID=7905372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000118308A Pending JP2000327687A (ja) 1999-04-22 2000-04-19 ビニルクロルシランの製法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6291698B1 (ja)
EP (1) EP1046644B1 (ja)
JP (1) JP2000327687A (ja)
AT (1) ATE256132T1 (ja)
DE (2) DE19918114C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101261037B (zh) * 2008-04-22 2012-01-25 上海工程技术大学 一种圆筒式气体加热炉热流场的改良结构
JP2015529648A (ja) * 2012-07-24 2015-10-08 エボニック インダストリーズ アクチエンゲゼルシャフトEvonik Industries AG アルケニルハロゲン化シランの製造法およびそのために適した反応器
JP2015530365A (ja) * 2012-07-24 2015-10-15 エボニック インダストリーズ アクチエンゲゼルシャフトEvonik Industries AG アルケニルハロゲンシランの製造方法、及び当該製造方法に適した反応器

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004037675A1 (de) * 2004-08-04 2006-03-16 Degussa Ag Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung von Wasserstoffverbindungen enthaltendem Siliciumtetrachlorid oder Germaniumtetrachlorid
DE102005041137A1 (de) * 2005-08-30 2007-03-01 Degussa Ag Reaktor, Anlage und großtechnisches Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von hochreinem Siliciumtetrachlorid oder hochreinem Germaniumtetrachlorid
DE102006003464A1 (de) * 2006-01-25 2007-07-26 Degussa Gmbh Verfahren zur Erzeugung einer Siliciumschicht auf einer Substratoberfläche durch Gasphasenabscheidung
DE102007007874A1 (de) 2007-02-14 2008-08-21 Evonik Degussa Gmbh Verfahren zur Herstellung höherer Silane
DE102007014107A1 (de) 2007-03-21 2008-09-25 Evonik Degussa Gmbh Aufarbeitung borhaltiger Chlorsilanströme
DE102007050199A1 (de) * 2007-10-20 2009-04-23 Evonik Degussa Gmbh Entfernung von Fremdmetallen aus anorganischen Silanen
DE102007050573A1 (de) * 2007-10-23 2009-04-30 Evonik Degussa Gmbh Großgebinde zur Handhabung und für den Transport von hochreinen und ultra hochreinen Chemikalien
DE102007059170A1 (de) * 2007-12-06 2009-06-10 Evonik Degussa Gmbh Katalysator und Verfahren zur Dismutierung von Wasserstoff enthaltenden Halogensilanen
DE102008004396A1 (de) * 2008-01-14 2009-07-16 Evonik Degussa Gmbh Anlage und Verfahren zur Verminderung des Gehaltes von Elementen, wie Bor, in Halogensilanen
DE102008002537A1 (de) * 2008-06-19 2009-12-24 Evonik Degussa Gmbh Verfahren zur Entfernung von Bor enthaltenden Verunreinigungen aus Halogensilanen sowie Anlage zur Durchführung des Verfahrens
JP5316290B2 (ja) * 2008-08-05 2013-10-16 三菱マテリアル株式会社 トリクロロシラン製造装置及び製造方法
KR101121664B1 (ko) * 2009-11-27 2012-03-09 한국과학기술연구원 알릴클로로실란의 제조방법
CN105457585A (zh) * 2015-12-28 2016-04-06 东奥宇能(天津)科技有限公司 用于生产活性汽油增效剂的反应系统

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE530407A (ja) 1953-07-17
US3666782A (en) * 1970-09-30 1972-05-30 Union Carbide Corp Process for producing vinylchlorosilanes
DE2210189A1 (de) * 1972-03-03 1973-09-06 Union Carbide Corp Verfahren zur herstellung von vinylchlorsilanen
DE2210199A1 (de) * 1972-03-03 1973-09-06 Antony Mueller Vorrichtung zum runderneuern von fahrzeugreifen
US4175871A (en) * 1975-06-09 1979-11-27 Massachusetts Institute Of Technology Fluid mixing apparatus
DE4001820A1 (de) * 1990-01-23 1991-07-25 Huels Chemische Werke Ag Reaktor zur herstellung von vinylchlorsilanen durch umsetzung von vinylchlorid mit chlorsilanen bei erhoehter temperatur
DE4016021A1 (de) * 1990-05-18 1991-11-21 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zur herstellung von vinyltrichlorsilan
EP0841342B1 (de) * 1996-11-06 2001-11-28 Degussa AG Verfahren zur Herstellung von Vinyltrichlorsilan

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101261037B (zh) * 2008-04-22 2012-01-25 上海工程技术大学 一种圆筒式气体加热炉热流场的改良结构
JP2015529648A (ja) * 2012-07-24 2015-10-08 エボニック インダストリーズ アクチエンゲゼルシャフトEvonik Industries AG アルケニルハロゲン化シランの製造法およびそのために適した反応器
JP2015530365A (ja) * 2012-07-24 2015-10-15 エボニック インダストリーズ アクチエンゲゼルシャフトEvonik Industries AG アルケニルハロゲンシランの製造方法、及び当該製造方法に適した反応器
US9718844B2 (en) 2012-07-24 2017-08-01 Evonik Degussa Gmbh Process for preparing alkenylhalosilanes and reactor suitable therefor

Also Published As

Publication number Publication date
ATE256132T1 (de) 2003-12-15
DE19918114A1 (de) 2000-10-26
EP1046644A2 (de) 2000-10-25
US6291698B1 (en) 2001-09-18
EP1046644B1 (de) 2003-12-10
DE19918114C2 (de) 2002-01-03
DE50004690D1 (de) 2004-01-22
EP1046644A3 (de) 2002-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000327687A (ja) ビニルクロルシランの製法
JP4047381B2 (ja) 塩化アリルを製造する方法およびその方法に有用な反応器
US3532462A (en) Method of effecting gas-phase reactions
US4836997A (en) Plasma production of trichorosilane, SiHCl3
US20070292321A1 (en) Apparatus for making metal oxide nanopowder
US6222056B1 (en) Process for preparing vinylchlorosilanes
US4102985A (en) Arc heater production of silicon involving a hydrogen reduction
KR101792923B1 (ko) 알케닐할로실란의 제조 방법 및 그것에 적합한 반응기
US4051193A (en) Process for producing ethylene from ethane
KR101792924B1 (ko) 알케닐 할로실란의 제조 방법 및 그것에 적합한 반응기
JP2015530365A5 (ja)
US5344950A (en) Process for the preparation of vinylchlorosilanes
KR20150130051A (ko) 연속식 관형반응기를 이용한 클로로실란가스 제조방법
JPH10139786A (ja) ビニルトリクロロシランの製法
SU398550A1 (ru) Способ получения арилхлорсиланов
CN104520306B (zh) 制备烯基卤代硅烷的方法和对其合适的反应器
CN101307066A (zh) 制备乙烯基氯硅烷的反应器和方法
JP4084422B2 (ja) ハロゲン化アリルの製造法及びそのために使用する装置
JPS58185549A (ja) マロンニトリルの製造法