JP2000327518A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2000327518A
JP2000327518A JP14296999A JP14296999A JP2000327518A JP 2000327518 A JP2000327518 A JP 2000327518A JP 14296999 A JP14296999 A JP 14296999A JP 14296999 A JP14296999 A JP 14296999A JP 2000327518 A JP2000327518 A JP 2000327518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明感がありながら、小じわを目立たなくさ
せ、かつ自然な塗布色を持つ化粧料を提供する。 【解決手段】一次粒子径が0.001〜0.15μm、
かつ二次粒子径が0.6〜2.0μmであり、結晶形が
アナタースである強凝集性酸化チタンと、シリコーンエ
ラストマー球状粉体以外の球状樹脂粉末とを配合した化
粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明感のある白色
を有する酸化チタンと光の拡散能力に優れる球状樹脂粉
末を配合することで、透明感がありながら、小じわを目
立たなくさせ、かつ自然な塗布色を持つ化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、隠蔽性素材として用いられている
顔料級酸化チタンを用いて製剤の透明感を得る場合に
は、タルクやマイカなどの体質顔料と少量の顔料級酸化
チタンを用いて透明感を出すのが一般的であるが、隠蔽
力が不足しがちでつきが悪く、つやがでるなどの問題を
持っていた。これに対して我々は特願平9−34710
4号にて、特定の強凝集性酸化チタンが透明感のある白
色を有していること、そして配合製品が自然で適度な白
色を有すること、そしてこの強凝集性酸化チタンをうま
く利用すれば透明感のある化粧料が得られることを報告
した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特定の
強凝集性酸化チタンの透明感を製品にて効果的に引き出
すためには、タルクやマイカなどの体質顔料で透明化を
図る必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題を解決すべく、球状樹脂粉末の光拡散性に着目して
検討を行った結果、特願平9―347105号にて示し
たように、シリコーンエラストマー球状粉体が効果的に
光を拡散させ、強凝集性酸化チタンの性能を引き出す効
果に優れていることを見出したが、さらに検討を行った
結果、シリコーンエラストマー球状粉体以外でも形状が
球状の樹脂パウダーであれば、光の拡散性に優れ、本発
明の強凝集性酸化チタンの透明感を製品にてより強く引
き出すことが可能であることを見いだした。さらに、こ
うして得られた化粧料は均一に付着し、美しい、自然な
塗布色となることも見出した。
【0005】即ち、第1の本発明は、一次粒子径が0.
001〜0.15μm、かつ二次粒子径が0.6〜2.
0μmであり、結晶形がアナタースである強凝集性酸化
チタンと、シリコーンエラストマー球状粉体以外の球状
樹脂粉末とを配合した化粧料にある。
【0006】第2の本発明は、強凝集性酸化チタン粒子
表面がAl、Si、Zr、Ti、Znからなる群より選
ばれる少なくとも1種の元素の含水酸化物および/また
は酸化物で被覆されていることを特徴とする上記の化粧
料にある。
【0007】第3の本発明は、強凝集性酸化チタン粒子
表面がシリコーン化合物、シラン化合物、金属石鹸、フ
ッ素化合物、水溶性高分子化合物、N−アシル化リジン
からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機物で被覆
されていることを特徴とする上記の化粧料にある。
【0008】第4の本発明は、球状樹脂粉末がナイロ
ン、ポリアルキルシルセスキオキサン、ポリメチルメタ
クリレート、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合
体、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、アクリルアミド樹脂
およびそれらの共重合体または複合体から選ばれること
を特徴とする上記の化粧料にある。
【0009】第5の本発明は、強凝集性酸化チタンと球
状樹脂粉末の配合量が化粧料の総量に対して、強凝集性
酸化チタンが1〜25重量%、球状樹脂粉末が1〜30
重量%であることを特徴とする上記の化粧料にある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明で用いる強凝集性酸化チタ
ンは、一次粒子径が0.001〜0.15μm、かつ二
次粒子径が0.6〜2.0μmであり、結晶形がアナタ
ースである強凝集性酸化チタンである。この強凝集性酸
化チタンとは、通常工業的に用いる条件で機械的分散を
行っても容易に一次粒子まで解砕されず、ほとんどが二
次粒子として残るものを言う。光の散乱能は媒体に分散
された状態、即ち二次粒子径によって決まるため、二次
粒子径が上記範囲であると、可視光に対して透明感が生
じ、かつ超微粒子酸化チタンのように青色光を優先的に
散乱することがないため、青味感のない自然な色調を与
える。さらに、強凝集性と雖も比表面積は一次粒子径に
応じて大きいため、二次粒子径が同程度で、かつ一次粒
子径が大きい場合と比べ、紫外線の吸収能はかなり高く
なる。
【0011】本発明において一次粒子径は、以下の方法
で求めたものとする。まず、粉体0.5gを石川式攪拌
らい潰機(株式会社石川工場製)にて10分間粉砕した
後、透過型電子顕微鏡写真を撮影する。その写真から、
一次粒子径をParticle Analyzer(カールツアイス株式会
社製)にて測定し、算出された重量平均径をもって一次
粒子径とする。次に二次粒子径についてであるが、これ
は粉体を水中に分散させ、堀場製作所製レーザ回折/散
乱式粒度分布装置LA−910にて計測した場合のメジ
アン径で表すものとする。上記でいう粉体を水中に分散
させる方法としては、イオン交換水にヘキサメタリン酸
ナトリウムを溶解して1.0%の水溶液とし、この水溶
液17.0gと粉体17.0gを0.5mmジルコンビ
ーズ40gとともに容量140ccのガラス製マヨネー
ズ瓶に加え、ペイントシェーカー分散を5分間行った後
に上記方法で二次粒子径を計測することとする。尚、顔
料級酸化チタン(一次粒子径0.15〜0.3μm)や
超微粒子酸化チタン(一次粒子径0.01〜0.05μ
m)の二次粒子径をこの方法で求めた場合においても一
次粒子径と同じ値となるとは限らず、凝集粒子の値が得
られる場合もあるが、せいぜい一次粒子径が2〜3個凝
集しているのみであり、概算0.5μm以下となる。
【0012】以上の方法で粒子径が規定されるが、本発
明の強凝集性酸化チタンは一次粒子径が0.001〜
0.15μm、好ましくは0.01〜0.1μm、かつ
二次粒子径が0.6〜2.0μmであることを特徴とす
る。一次粒子径が0.15μmを超えると、強凝集性酸
化チタンが得られ難く、また紫外線吸収能が低下する。
一次粒子径が0.001μm未満では、酸化チタンの結
晶性が悪くなり、酸化チタン本来の物性が損なわれる。
また、二次粒子径が0.6μm未満では、顔料級酸化チ
タンと同等の隠蔽性を有するようになり、強凝集性酸化
チタンの有する適度な透明性と自然な風合いが得られな
い。さらに、二次粒子径が2.0μmを超えるものは実
質的に得られ難く、また壊れやすくなり強凝集性とはな
り難い。
【0013】以上は、本発明の強凝集性酸化チタンの特
徴を一般的に説明したものだが、この特徴をより具体的
にかつ簡便に表す指標を述べる。即ち、本発明の強凝集
性酸化チタンは、以下の方法で酸化チタン含有塗膜を作
製し、色差計で測定したとき、L値が35〜50、b値
が−10〜0であることを特徴とする。
【0014】 [酸化チタン含有塗膜作成および塗色測定方法] 1.インキ化調整方法 <ミルベース>〜140ccのガラス製マヨネーズ瓶使用〜 酸化チタンサンプル 10.0g ベッコゾール J−524−IM−60(*) 12.0g 溶剤(キシロール/n−ブタノール=4/1) 12.0g 0.5mmΦジルコンビーズ 60.0g ペイントシェーカー 10分間分散 <安定化> ミルベース 34.0g ベッコゾール J−524−IM−60 12.0g ペイントシェーカー 5分分散 <レットダウン> 安定化品 2.3g ベッコゾール J−524−IM−60 16.9g 20% NCクリアラッカー 23.2g DBP(フタル酸ジ−n−ブチル) 1.1g 酢酸セロソルブ 0.8g ペイントシェーカー 5分分散. (*)大日本インキ化学工業製アルキドワニス (**)20% NC クリアラッカー 1/2RSNC(75% I.P.A.wet) 26.7wt% キシロール 12.2wt% n− ブタノール 9.8wt% 酢酸エチル 25.6wt% 酢酸ブチル 6.5wt% MIBK 19.2wt% 《塗料恒数》 アルキド/NC/DBP=9/4/1 P/B=3PHR
【0015】2.塗膜作成および塗色測定方法 モレストチャート紙にアプリケーターにて塗布(乾燥後
膜厚8μm)した後、自然乾燥して得られた塗膜につい
て、黒地上のカラーを色差計(スガ試験機製SMカラー
コンピューターSM−5型)にて測色する。
【0016】この方法で他の材料と比較すると、一般的
に、顔料級酸化チタンの場合は隠蔽力が大きく高い白色
度を有するためL値が50を超え、超微粒子酸化チタン
の場合は青色光の散乱によりb値が−10未満となる。
【0017】本発明で用いる強凝集性酸化チタンは、固
体触媒活性や光触媒活性を抑制する目的で、粒子表面
に、Al、Si、Zr、Ti、Znからなる群より選ば
れた少なくとも1種の元素の含水酸化物および/または
酸化物が被覆されていても良く、さらにこれらの処理と
同時、または単独でシリコーン化合物、シラン、金属石
鹸、フッ素化合物、水溶性高分子化合物、N−アシル化
リジン、ポリオール、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、
スチレン樹脂、ウレタン樹脂などからなる群より選ばれ
た少なくとも1種の有機物が被覆されていても良い。こ
れらの表面処理により、濡れ性の改善、耐皮脂性付与、
分散性の改良を適宜行うことができる。この内、メチル
ハイドロジェンポリシロキサン、トリメチルシロキシケ
イ酸、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性
シリコーンなどのシリコーン化合物、オクチルトリエト
キシシランなどのシラン類、ステアリン酸亜鉛などの金
属石鹸、パーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミ
ン塩、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、パーフルオロ
アルキルシランなどのフッ素化合物、デオキシリボ核
酸、ヒアルロン酸などの水溶性高分子化合物、N−ラウ
ロイルリジンなどのN−アシル化リジンで処理されたも
のは化粧料に配合時の上記特性に特徴があるため特に好
ましい。これら表面処理時の処理量としては、強凝集性
酸化チタン100重量部に対して0.3〜50重量部が
好ましく、さらに好ましくは1〜10重量部が好まし
い。
【0018】本発明で用いる強凝集性酸化チタンの製造
方法としては、例えば、以下の2段階の方法を用いるこ
とが出来る。 硫酸チタニル水溶液を、核の存在下、加熱加水分解す
る工程 加水分解生成物を600〜900℃の温度で焼成する
工程 出発原料となる硫酸チタニルは、通常、イルメナイト鉱
石を硫酸と反応させて製造することができる。これは酸
化チタン工業において蒸解と呼ばれるが、イルメナイト
鉱石に限らず、例えば、含水酸化チタンを蒸解しても良
い。この生成物を水で希釈し、必要に応じて不純物を除
去した後、加熱により加水分解を行う。この際、加水分
解反応を促進させ、かつ粒度や結晶性を調整する目的
で、酸化チタンの微結晶である核を添加する。こうして
得た加水分解生成物を濾過し、必要に応じて洗浄した
後、600〜900℃で焼成を行う。焼成温度がこの範
囲よりも低いと一次粒子径は小さくなるが強凝集とはな
らず、逆に高いと一次粒子径が大きくなり過ぎ、本発明
の酸化チタンが得られない。この後、必要に応じ粉砕、
整粒を行った後、常法によりAl、Si、Zr、Ti、
Znなどの元素の含水酸化物および/または酸化物を被
覆しても良い。
【0019】本発明で用いる酸化チタンが強凝集性であ
ることは、主として上述の製造方法に由来すると考えら
れる。強凝集性となるメカニズムの詳細は必ずしも明ら
かではないが、加水分解あるいは焼成工程における結晶
成長の段階で表面エネルギーが非常に大きくなる状態が
あり、その際に粒子同士が強く凝集するものと考えられ
る。
【0020】本発明で用いる強凝集性酸化チタンの具体
例としては、石原産業(株)より発売されているTTO
−A−1が挙げられる。
【0021】本発明で用いる強凝集性酸化チタンの化粧
料への配合量は、1〜25重量%が好ましい。1重量%
未満では隠ぺい力、透明感が不足し、25重量%を超え
ると透明感が失われて白浮きした感じとなる問題がある
場合がある。
【0022】本発明で用いるシリコーンエラストマー球
状粉体以外の球状樹脂粉末としては、化粧品に用いられ
る樹脂またはその複合物であって、その形状が球状であ
るものが挙げられる。尚、外観が球状であれば、その表
面に微細構造、例えば多孔質体や酸化チタンなどの無機
被覆層を持つものなども該当する。球状樹脂粉末の粒子
径としては、平均粒子径として0.1〜100μmの範
囲にあることが好ましい。平均粒子径が0.1μm未満
では光の散乱効果が不十分であり、また、100μmを
超えると肌への付着性に問題が生じる場合がある。球状
樹脂粉末の粒度分布はシャープであってもブロードであ
ってもかまわないが、製剤中に配合される球状樹脂粉末
全体として見たときには、粒度分布がブロードであるこ
とが好ましい。粒度分布がブロードであると、光の拡散
が効果的となり、強凝集性酸化チタンとの相乗効果によ
り、透明性と共に、しわやしみを隠す効果を高めること
ができる。
【0023】球状樹脂粉末としては、合成物であっても
天然物であっても構わず、例えば、ナイロン、ポリアル
キルシルセスキオキサン、ポリメチルメタクリレート、
アクリル酸樹脂、メタクリル酸樹脂、アクリル酸・メタ
クリル酸アルキル共重合体、スチレン樹脂、ウレタン樹
脂、アクリルアミド樹脂、アルギン酸塩およびそれらの
共重合体、または複合体から選ばれることが好ましく、
特に好ましくはナイロン、ポリアルキルシルセスキオキ
サン(ポリメチルシルセスキオキサンなど)、ポリメチ
ルメタクリレート、アクリル酸・メタクリル酸アルキル
共重合体、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、アクリルアミ
ド樹脂およびそれらの共重合から選ばれることが好まし
い。但し、本発明では、球状樹脂粉末のうち、シリコー
ンエラストマー球状粉体(例えば東レ・ダウコーニング
・シリコーン社製のトレフィルEシリーズ)については
除外するものとする。
【0024】本発明で用いる球状樹脂粉末は前記強凝集
性酸化チタン同様、各種の表面処理が行われていてもい
なくても構わない。本発明の化粧料におけるシリコーン
エラストマー球状粉体以外の球状樹脂粉末の配合量は、
1〜30重量%が好ましい。1重量%未満では強凝集性
酸化チタンの効果が十分には発揮できず、また、30重
量%を超えると付着性が悪くなってしまう場合がある。
【0025】本発明の化粧料では、上記の各成分以外
に、通常化粧料に用いられる粉体(顔料、色素、樹
脂)、油剤、フッ素化合物、樹脂、界面活性剤、紫外線
防御剤、抗酸化剤、粘剤、防腐剤、香料、保湿剤、生理
活性成分、塩類、溶媒、キレート剤、中和剤、pH調整
剤などの成分を同時に配合することができる。
【0026】粉体としては、例えば、赤色104号、赤
色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号などの
色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキな
どのレーキ色素、ナイロンパウダー、ウレタン樹脂パウ
ダー、ポリ弗化エチレンパウダー、シリコーンパウダ
ー、セルロースパウダーなどの非球状高分子粉体、黄酸
化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブ
ラック、群青、紺青などの有色顔料、非強凝集性酸化チ
タン、酸化セリウムなどの白色顔料、タルク、マイカ、
セリサイト、カオリンなどの体質顔料、雲母チタンなど
のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウムなど
の金属塩、シリカ、アルミナなどの無機粉体、微粒子酸
化チタン、微粒子酸化亜鉛、粒子酸化鉄、アルミナ処理
微粒子酸化チタン、シリカ処理微粒子酸化チタン、ベン
トナイト、スメクタイトなどが挙げられる。これらの粉
体の形状、大きさに特に制限はない。この内、本発明の
強凝集性酸化チタンと微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜
鉛などの無機系紫外線防御成分とを組み合わせて使用す
ることは、紫外線防御効果を向上させる上で好ましい。
【0027】また、上記の粉体は、従来公知の各種表面
処理、例えば、シリコーン処理、シラン処理、フッ素化
合物処理、油剤処理、金属石鹸処理、ワックス処理、N
−アシル化リジン処理、水溶性高分子化合物処理、樹脂
処理、金属酸化物処理、プラズマ処理、メカノケミカル
処理、粘剤処理などが行われていてもいなくても構わな
い。
【0028】油剤の例としては、セチルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサ
デシルアルコール、オクチルドデカノールなどの高級ア
ルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイ
ン酸などの脂肪酸、グリセリン、ソルビトール、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコールなどの多価アルコール、ミリスチン酸ミリスチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチ
ン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、
モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリ
ン酸オクチルなどのエステル類、流動パラフィン、ワセ
リン、スクワランなどの炭化水素、ラノリン、還元ラノ
リン、カルナバロウなどのロウ、ミンク油、カカオ脂、
ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オ
リーブ油などの油脂、エチレン・α−オレフィン・コオ
リゴマーなどが挙げられる。
【0029】また、別の形態の油剤の例としては、例え
ば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル
・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサ
ン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オ
ルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキ
サン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロ
キサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメ
チルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴムなどのシリ
コーン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッ
チ、フルオロカーボン、フルオロアルコール、フッ素化
シリコーンレジンなどのフッ素化合物が挙げられる。
【0030】界面活性剤としては、例えば、アニオン型
界面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活
性剤、ベタイン型界面活性剤などが挙げられる。
【0031】溶媒としては、精製水、エタノール、軽質
流動イソパラフィン、低級アルコール、エーテル類、L
PG、フルオロカーボン、N−メチルピロリドン、フル
オロアルコール、パーフルオロポリエーテル、代替フロ
ン、揮発性シリコーンなどが挙げられる。
【0032】また、有機系の紫外線防御剤である紫外線
吸収剤の例としては、例えば、パラメトキシケイ皮酸2
−エチルヘキシル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エ
チルヘキシル、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
−5−硫酸、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、p−メトキシハイドロケイ皮酸ジエタノ
ールアミン塩、パラアミノ安息香酸(以後、PABAと
略す)、サリチル酸ホモメンチル、メチル−O−アミノ
ベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,
3−ジフェニルアクリレート、オクチルジメチルPAB
A、サリチル酸オクチル、2−フェニル−ベンズイミダ
ゾール−5−硫酸、サリチル酸トリエタノールアミン、
3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェニン、2,2’,4,4’−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−N−オクトキシベンゾフェノン、4−イソプロ
ピルジベンゾイルメタン、ブチルメトキシジベンゾイル
メタン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレン)
−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオン酸
2−エチルヘキシルやこれらの高分子誘導体などが挙げ
られる。これらの紫外線吸収剤も強凝集性酸化チタンや
無機系紫外線防御成分と併用して用いると製品の紫外線
防御能を向上させるのに効果的である。
【0033】抗酸化剤の例としては、例えば、トコフェ
ロール類、SOD、フェノール類、テルペン類、ブチル
ヒドロキシトルエン、ビタミンC、ビタミンE、カテキ
ン類、グルコース、ヒアルロン酸、β−カロチン、テト
ラヒドロクルクミン、茶抽出物、ゴマ抽出物、アントシ
アニン、配糖体などの植物系等の抗酸化剤など従来公知
の物質を用いることができる。
【0034】生理活性成分としては、皮膚に塗布した場
合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられ
る。例えば、美白成分、抗炎症剤、老化防止剤、スリミ
ング剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、
抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン
類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、
細胞賦活剤などが挙げられる。その中でも、天然系の植
物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が好ましい。本発
明では、これらの生理活性成分を1種または2種以上配
合することが好ましい。
【0035】これらの成分の例としては、例えば、アシ
タバエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテ
アエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキ
ス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキ
ス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキ
ス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキ
ス、オウレンエキス、オオムギエキス、オトギリソウエ
キス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オ
レンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解エラ
スチン、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモ
ギエキス、甘草エキス、カルカデエキス、カキョクエキ
ス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキ
ス、グアノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、ク
ララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、
クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲ
ンチアナエキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキ
ス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキ
ス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サ
イコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボン
ソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウ
エキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキ
ス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキ
ス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、シラカバエ
キス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウ
サンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノ
コギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキ
ス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエ
キス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、
茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキ
ス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエ
キス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、
納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラ
エキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、パ
セリエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエ
キス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、
フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエ
キス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロ
ポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミント
エキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキ
ス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキ
ス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ヤ
グルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキ
ス、ユズエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラ
ベンダーエキス、リンゴエキス、レタスエキス、レモン
エキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリ
ーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキ
スなどを挙げることができる。
【0036】また、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒ
アルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウ
ム、コラーゲン、エラスチン、加水分解卵殻膜などの生
体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリド
ンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿
成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コ
レステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε−ア
ミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチ
ン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチ
ゾンなどの抗炎症剤、ビタミンA,B2,B6,C,D,
E,パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸ア
ミド、ビタミンCエステルなどのビタミン類、アラント
イン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−
アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸などの活性成
分、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸などの細胞賦
活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行
促進剤、レチノール、レチノール誘導体などの創傷治癒
剤、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキス、イオ
ウ、エラグ酸、リノール酸、トラネキサム酸、グルタチ
オンなどの美白剤、セファランチン、カンゾウ抽出物、
トウガラシチンキ、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエ
キス、塩酸ピリドキシン、dl−α−トコフェロール、
酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸、ニコチン
酸誘導体、パントテン酸カルシウム、D−パントテニル
アルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビ
オチン、アラントイン、イソプロピルメチルフェノー
ル、エストラジオール、エチニルエステラジオール、塩
化カプロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェン
ヒドラミン、タカナール、カンフル、サリチル酸、l−
メントール、モノニトログアヤコール、レゾルシン、γ
−アミノ酪酸などが挙げられる。
【0037】本発明の化粧料としては、ファンデーショ
ン、白粉、アイシャドウ、アイライナー、チーク、口
紅、ネイルカラーなどのメイクアップ化粧料、サンスク
リーン剤、化粧下地料、サンタン剤などの基礎化粧料な
どが挙げられる。この内、特にファンデーションが好適
である。
【0038】本発明の化粧料の剤型としては、固型状、
二層状、油中水型エマルション、水中油型エマルショ
ン、ジェル状、ムース状、油性、粉末状、スプレーなど
従来公知の剤型を使用することができる。特に、ファン
デーション用途としては、固型状、固型エマルション
状、ジェル状、油中水型エマルション、水中油型エマル
ション、油性などが好ましい。
【0039】
【実施例】以下、製造例および実施例にて本発明を具体
的に説明する。尚、粒子径などの測定方法は前記記載の
方法を用いた。また、化粧料の評価は、以下の方法と基
準に従って実施した。
【0040】[官能特性評価]専門パネラー10名を用
いて、試作品(化粧料)の官能特性を評価した。評価項
目としては、「透明感があるか」、「自然な感じでのカ
バー力があるか」、「小じわが目立たないか」、「均一
感があるか」の4項目で行った。各項目において「優れ
る」と回答した場合を+5点、「劣る」と回答した場合
を0点とし、その間を計4段階で評価し、全員の点数の
合計を以て評価結果とした。従って、点数が高いほど、
評価が高いことを示す。
【0041】実施例1 下記の処方にてファンデーションを得た。尚、強凝集性
酸化チタンとしては石原産業社製のTTO−A−1(シ
リカとアルミナで被覆処理品)をN―ラウロイル―L―
リジン(味の素社製アミホープLL)にて5重量%被覆
処理したものを用いた。石原産業社製TTO−A−1
は、一次粒子径=0.047μm、二次粒子径=0.8
7μm、L値=41.9、a値=−1.2、b値=−
7.5の性状のものである。球状樹脂粉末としては球状
ウレタン樹脂ビーズ(平均粒子径6μm)と球状ポリメ
チルシルセスキオキサン粉末(平均粒子径5μm)を用
いた。N−ラウロイル−L−リジン5重量%処理酸化チ
タンの酸化チタンとしては、一次粒子径0.3μmの顔
料級酸化チタンを用いた。また、配合量の単位は重量%
である。
【0042】 [表1] 成分A N−ラウロイル−L−リジン処理強凝集性酸化チタン 12.5 N−ラウロイル−L−リジン処理酸化チタン 4.0 球状ウレタン樹脂ビーズ 12.0 球状ポリアルキルシルセスキオキサン粉末 3.0 ミリスチン酸亜鉛処理マイカ 10.0 N−ラウロイル−L−リジン処理板状硫酸バリウム 10.0 ミリスチン酸亜鉛処理セリサイト 残 量 シリコーン処理微粒子酸化チタン 1.0 シリコーン処理微粒子酸化亜鉛 1.0 シリコーン処理着色顔料 2.0 (ベンガラ、黒鉄、黄酸化鉄 混合物) 成分B スクワラン 4.5 ジメチルポリシロキサン(20cs) 2.2 流動パラフィン 4.0 パラメトキシケイ皮酸オクチル 1.0 防腐剤 適 量 抗酸化剤(ウーロン茶エキス) 0.1
【0043】成分Aをヘンシェルミキサーを用いて混合
した後、事前に混合しておいた成分Bを加えてさらによ
く混合し、アトマイザーを用いて粉砕した。ついで、メ
ッシュを通したものを金型を用いて金皿に打型して製品
を得た。
【0044】比較例1(強凝集性酸化チタンを用いない
場合の例) 実施例1のN―ラウロイル―L―リジン処理強凝集性酸
化チタンの代わりに、N−ラウロイル−L−リジン5重
量%処理酸化チタン(一次粒子径0.3μm:顔料級酸
化チタン)を用いた他は全て実施例1と同様にして製品
を得た。
【0045】比較例2(球状樹脂粉末を用いない場合の
例) 実施例1の球状樹脂粉末(球状ウレタン樹脂ビーズと球
状ポリアルキルシルセスキオキサン粉末)の代わりに、
ミリスチン酸亜鉛5重量%処理セリサイトを用いた他は
全て実施例1と同様にして製品を得た。
【0046】比較例3(強凝集性酸化チタンと球状樹脂
粉末を用いない場合の例) 実施例1のN―ラウロイル―L―リジン処理強凝集性酸
化チタンの代わりに、N−ラウロイル−L−リジン5重
量%処理酸化チタン(一次粒子径0.3μm:顔料級酸
化チタン)を用い、球状樹脂粉末の代わりに、ミリスチ
ン酸亜鉛5重量%処理セリサイトを用いた他は全て実施
例1と同様にして製品を得た。
【0047】以下に、実施例および比較例の評価結果を
示す。
【0048】 [表2] 透明感 自然な感じでのカバー力 小じわが目立たない 均一感がある ------------------------------------------------------------------- 実施例1 44 45 43 43 比較例1 4 2 5 3 比較例2 30 31 25 33 比較例3 0 0 0 0
【0049】表2より、本発明の実施例は比較例と比べ
て、透明感、自然な感じでのカバー力があり、小じわが
目立ちにくく、化粧の均一感に優れていることが判る。
比較例1は強凝集性酸化チタンの代わりに、顔料級酸化
チタンを用いた例であるが、カバー力が強くなりすぎ、
透明感が失われてしまった。比較例2は球状樹脂パウダ
ーの代わりにセリサイトを用いた例であるが、透明感、
自然な感じでのカバー力など各評価共に実施例と比べる
と劣っていた。比較例3は強凝集性酸化チタンも球状樹
脂パウダーも共に用いなかった場合の例であるが、全て
の項目について評価は劣っていた。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、透明感の
ある白色を有する強凝集性酸化チタンと光の拡散能力に
優れる球状樹脂粉末を配合することで、透明感がありな
がら、小じわを目立たなくさせ、かつ自然な塗布色を持
つ化粧料が得られることは明らかである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次粒子径が0.001〜0.15μ
    m、かつ二次粒子径が0.6〜2.0μmであり、結晶
    形がアナタースである強凝集性酸化チタンと、シリコー
    ンエラストマー球状粉体以外の球状樹脂粉末とを配合し
    た化粧料。
  2. 【請求項2】 強凝集性酸化チタン粒子表面がAl、S
    i、Zr、Ti、Znからなる群より選ばれる少なくと
    も1種の元素の含水酸化物および/または酸化物で被覆
    されている請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 強凝集性酸化チタン粒子表面がシリコー
    ン化合物、シラン、金属石鹸、フッ素化合物、水溶性高
    分子化合物、N−アシル化リジンからなる群より選ばれ
    る少なくとも1種の有機物で被覆されていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 球状樹脂粉末がナイロン、ポリアルキル
    シルセスキオキサン、ポリメチルメタクリレート、アク
    リル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン樹
    脂、ウレタン樹脂、アクリルアミド樹脂およびそれらの
    共重合体または複合体から選ばれることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 強凝集性酸化チタンと球状樹脂粉末の配
    合量が化粧料の総量に対して、強凝集性酸化チタンが1
    〜25重量%、球状樹脂粉末が1〜30重量%であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに1項に記載の
    化粧料。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004046237A1 (ja) * 2002-11-19 2004-06-03 Asahi Glass Company, Limited 複合微粒子およびその製造方法
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KR101050719B1 (ko) 2009-06-01 2011-07-20 이스트힐(주) 실리콘수지 코팅 이산화티탄 복합입자와 그의 제조방법 및 이를 포함하는 화장료 조성물
JP2013544830A (ja) * 2010-12-06 2013-12-19 ロレアル 粉末状化粧品組成物
KR101396297B1 (ko) * 2007-09-28 2014-05-16 (주)아모레퍼시픽 실리콘계 수지로 코팅된 이산화티탄 코팅 분체 및 이의제조방법

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