JP2000327269A - タワークレーンのスインクレバー支持ロープ収納検出表示装置 - Google Patents

タワークレーンのスインクレバー支持ロープ収納検出表示装置

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JP2000327269A
JP2000327269A JP11135153A JP13515399A JP2000327269A JP 2000327269 A JP2000327269 A JP 2000327269A JP 11135153 A JP11135153 A JP 11135153A JP 13515399 A JP13515399 A JP 13515399A JP 2000327269 A JP2000327269 A JP 2000327269A
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rope
guide roller
lever
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wire rope
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Sakae Fukai
栄 深井
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タワーブームの上部に設けたガイドローラフ
レームに設けた、スインクレバー支持ロープがガイドロ
ーラに確実に収まったことを検出する検出器からの検出
信号を上部旋回体の運転席に表示するスインクレバー支
持ロープ収容検出表示装置の提供。 【解決手段】 ガイドローラフレームの先端に設けた略
U字形のローラブラケットの一方のブラケット片にスイ
ンクレバー支持ロープ検出用の検出器を設け、この検出
器からの検出信号を運転席に設けた表示装置で表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タワークレーンに
おいて、作業用ジブを折りたたむ際に、作業用ジブを起
伏するスインクレバー支持ロープが、タワーブームの上
部のガイドローラフレームに設けられたガイドローラに
確実に収まってガイドされているかどうかの収納状態を
検出表示するようにしたタワークレーンのスインクレバ
ー支持ロープ収納検出表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の大規模化、高層化、作業
の省力化に伴って移送用の作業機として、より高所の作
業現場への資材の移送、及びより遠くの作業現場へ資材
等の移送する必要からタワークレーンが多く利用されて
いる。このタワークレーンは、下部走行体とその上に装
架された上部旋回体とからなり、この上部旋回体に起伏
可能に立設されたタワーブームの上端部に起伏自在に設
けられた作業用ジブとからなっている。
【0003】前記上部旋回体の上には、動力装置やオペ
レータによって操作される各種の操作装置、及びこれら
の操作装置によって駆動制御される駆動装置や制御装
置、タワーブーム起伏用ウインチ、ジブ起伏用ウイン
チ、吊下げ用ウインチ、Aフレームが設けられると共
に、上部旋回体に支持されたタワーブームは、上部旋回
体に設けられたタワーブーム起伏用ウインチのタワーブ
ーム起伏用ロープの巻き取りによって起伏が行われる。
【0004】更に、タワーブームの上端部に起伏自在に
設けられた作業用ジブは、作業用ジブの先端と、タワー
ブームの上端部に基端が枢支された側面視略三角形のス
イングレバーの一端とが、作業用ジブ支持ロープによっ
て連結されており、スイングレバーの他の一端に連結さ
れたスイングレバー支持ロープは、上部旋回体に設けら
れたジブ起立用ウインチによるスイングレバーの回動に
より作業用ジブ支持ロープを介して作業用ジブを上下方
向に起伏するようになっている。
【0005】一方、作業用ジブの先端部に設けたシーブ
を経て吊下げ用ロープによって吊りフックが吊下げられ
ており、上部旋回体上の吊下げ用ウインチにより資材の
吊上げ・吊下げが行われる。
【0006】また、タワークレーンにおいて、より高
所、より遠くの作業現場へ資材等を移送するため、タワ
ークレーンのタワーブームに中間タワーブームを継ぎ足
して高さを高くしたり、また、より遠くの作業現場へ資
材等を移送するため、作業用ジブを長尺のものと交換し
たり、または、作業用ジブに中継ぎ用のジブとしての中
間ジブを介装することによって作業用ジブ全体の長さを
所要長さに延長して長尺の作業用ジブとして対応してい
る。
【0007】そして、これらの中間タワーブームの継ぎ
足しや、中間ジブを介装するため、先ず、ウインチを操
作してスインクレバー支持ロープをゆるめて作業用ジブ
を折りたたみ、次いで、タワーブーム起伏用ウインチを
操作してタワーブーム起伏用ロープを緩め、タワーブー
ムは作業用ジブを抱きかかえた状態で地上に倒し、この
地上に倒れた状態で中間タワーブームの継ぎ足しや、作
業用ジブの交換、中間ジブの介装と云った作業を行って
いる。
【0008】この継ぎ足しや交換・介装作業が終了の
後、再び、タワークレーンとして使用するため、タワー
ブーム起伏用ウインチを操作してタワーブーム起伏用ロ
ープを巻取ることにより、タワーブームは作業用ジブを
抱きかかえた状態で立上げ、次いで、ウインチを操作し
てスインクレバー支持ロープを巻取ることにより、作業
用ジブを適宜の作業位置まで立上げている。
【0009】この上部旋回体上のスイングレバー用ウイ
ンチの操作によりスインクレバー支持ロープをゆるめて
作業用ジブを折りたたむ際、このスインクレバー支持ロ
ープ14とガイドローラフレーム15の略U字形のロー
ラブラケット16に設けられたガイドローラ20との関
係について、図5、6により説明すると、作業用ジブ4
を起伏させるスインクレバー支持ロープ14が、タワー
ブーム3の上端部に設けられたガイドローラフレーム1
5の略U字形のローラブラケット16のガイドフランジ
181に当接して、ガイドローラ20に正しくガイドさ
れて、確実に収まって支持されることにより、作業用ジ
ブ4を折りたたむことができる。このようにローラブラ
ケット16の先端に形成されたガイドフランジ181
は、作業用ジブ4の折りたたみ時にスインクレバー支持
ロープ14が、ガイドローラ20にはまり込むべき軌跡
から外れかかった際に、該ロープ14をガイドローラ2
0に正しくガイドするようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
公知のタワークレーンにおいて、ウインチを操作してス
インクレバー支持ロープをゆるめて作業用ジブを折りた
たむ際に、作業用ジブを起伏させるスインクレバー支持
ロープが、タワーブームの上部に設けたガイドローラフ
レームのガイドローラに確実に収まって支持されていな
いと、該ロープが、ガイドローラによって正しくガイド
されないことから、急激に作業用ジブが倒れ込んでしま
ったり、または、スインクレバー支持ロープが、ローラ
ブラケットのロープガイド部材に噛み込まれてしまっ
て、作業用ジブを折りたたむことができない状態になっ
てしまう恐れがあった。
【0011】従来、該ロープがガイドローラに確実にガ
イドされているか否かの確認は、上部旋回体の運転席の
オペレータが、ガイドローラを保持するブラケットの先
端が拡がったロープガイド部材間にロープがガイドロー
ラに収まったかどうかの状態を運転席からの目視により
確認しているだけであった。このようにオペレータの運
転席からの目視による確認であることから、その目視に
よる確認も確実なものとは云えず、天候の悪いときや夜
間の作業において、照明により照らされているとは云
え、確実に目視確認することができなかった。このた
め、作業用ジブの折りたたみ時に上述のような事故の発
生する危険性があった。
【0012】そこで、本発明は、上述した課題によりな
されたもので、ロープのガイドローラに確実にガイドさ
れているか否かの状態をオペレータの運転席からの目視
による確認に頼ることなく、タワーブームの上部に設け
たガイドローラフレームのガイドローラに、スインクレ
バー支持ロープが確実に収まったことを検出する検出器
を設け、この検出器からの検出信号を上部旋回体の運転
席の表示装置に表示することにより、オペレータが、タ
ワーブームの上部に設けたガイドローラフレームのガイ
ドローラにスインクレバー支持ロープが確実に収まった
ことを確認するようにしたタワークレーンのスインクレ
バー支持ロープ収容検出表示装置を提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、タワーブーム上
端部に回動可能なスインクレバーを有し、前記スインク
レバーを介して接続されるワイヤロープによって前記タ
ワーブーム上端部に設けられる作業用ジブを回動し、前
記タワーブームの上端部に前記スイングレバーの回動に
伴って前記ワイヤロープを支持する支持フレームを備
え、前記支持フレームには、前記ワイヤロープが支持フ
レームによる支持状態にあるか否かを検出する検出装置
を備え、運転室にこの検出装置からの検出信号に基づ
き、前記ワイヤロープが支持フレームによる支持状態に
あるか否かを表示する表示装置を設けたことを特徴とす
るように構成したことを特徴とするものである。
【0014】また、上記の目的を達成するため、本発明
の請求項2に記載の発明は、支持フレームには、回転可
能に軸支されるガイドローラと、ガイドローラを回転可
能に挟持する一対のブラケットを有し、前記ブラケット
の一方には、前記ワイヤロープをガイドローラへ案内す
るロープガイド部が形成され、他方には前記検出装置を
備えたことを特徴とするもので、また、上記の目的を達
成するため、本発明の請求項3に記載の発明は、表示装
置は、前記検出装置によって検出される前記ワイヤロー
プの支持フレームへの支持状態の有無を一定時間表示す
ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は、タワークレーンの全体図、
図2は、作業用ジブの折りたたみ途中にあるタワークレ
ーンの全体図、図3は、本発明のガイドローラ部分の拡
大平面図、図4は、本発明のガイドローラ部分の拡大側
面図、図5は、従来例のガイドローラ部分の平面図、図
6は、従来例のガイドローラ部分の側面図である。
【0016】図1〜4により本発明のタワークレーンの
構成を説明すると、タワークレーンは、下部走行体1と
その上に旋回可能に装架された上部旋回体2とからなる
作業車両本体と、この作業車両本体の上部旋回体2に起
伏可能に立設されたタワーブーム3、このタワーブーム
の上端部31に起伏自在に設けられた作業用ジブ4とか
らなっている。
【0017】下部走行体1は、ホイール、クローラ等の
走行手段を有しており、この下部走行体1上には、旋回
装置を介して上部旋回体2が旋回可能に装架されてい
る。そして、上部旋回体2には、何れも図示されていな
いが、動力装置やオペレータによって操作される各種の
操作装置、及びこれらの操作装置によって駆動制御され
る駆動装置や制御装置、タワーブーム起伏用ウインチ、
ジブ起伏用ウインチ、吊下げ用ウインチ、Aフレーム5
が設けられている。上部旋回体2に支持されるタワーブ
ーム3は、上部旋回体2に設けられたタワーブーム起伏
用ウインチのタワーブーム起伏用ロープ6の巻き取りに
よって起伏が行われる。
【0018】タワーブームの上端部31に起伏自在に設
けられた作業用ジブ4は、作業用ジブの先端41と、タ
ワーブームの上端部31に基端が枢支された側面視略三
角形のスイングレバー7の一端71とは、作業用ジブ支
持ロープ8によって連結されている。そして、スイング
レバー7の他の一端72に連結されたスイングレバー支
持ロープ14は、図示されていないジブ起立用ウインチ
により巻取り・巻戻しされる。この上部旋回体2に設け
られたジブ起立用ウインチによりスインクレバー支持ロ
ープ14を巻取り・巻戻すことでスイングレバー7を回
動し、このスイングレバー7の回動により作業用ジブ支
持ロープ8を介して作業用ジブ4を上下方向に起伏する
ようになっている。
【0019】一方、作業用ジブの先端部41に設けたシ
ーブ9を経て吊下げ用ロープ10によって吊りフック1
1が吊下げられており、この吊下げ用ロープ10は、ガ
イドシーブ支持フレーム13のガイドシーブ131を経
て、上部旋回体2に設けられた図示されていない吊下げ
用ウインチによって巻取り・巻戻しされ、吊りフック1
1で資材の吊上げ・吊下げを行うものである。
【0020】また、タワーブームの上端部31には、作
業用ジブ4やスイングレバー7と共に吊上げロープ10
をガイドするガイドシーブ131を設けたガイドシーブ
支持フレーム13と、先端に作業用ジブ4の折りたたみ
時にスインクレバー支持ロープ14をガイドするガイド
ローラフレーム15、15とが取付けられている。この
タワーブームの上端部31に設けられたガイドローラフ
レーム15、15は、連結フレーム151で連結される
とともに、ガイドローラフレーム15、15の先端に
は、ローラブラケット片17とローラブラケット片18
とを有する略U字形のローラブラケット16、16が取
付けられている。
【0021】ローラブラケット片17の先端は、先端フ
ランジ171となっており、この先端フランジ171
に、取付けボルト21で検出器であるリミットスイッチ
レバー23を有するリミットスイッチ22が取付けられ
ている。また、もう一方のローラブラケット片18の先
端には、ガイドフランジ181が形成されており、この
ガイドフランジ181によって、作業用ジブの折りたた
み時にスインクレバー支持ロープ14がガイドローラ2
0に正しくガイドされるようになっている。
【0022】そして、作業用ジブの折りたたみ時にスイ
ンクレバー支持ロープ14が正しくガイドローラ20に
ガイドされて支持される際に、リミットスイッチ22の
リミットスイッチレバー23にスインクレバー支持ロー
プ14が当接することによって、スインクレバー支持ロ
ープ14がガイドローラ20に正しくガイドされている
旨の収容状態の検出信号を発し、この時発せられる検出
信号は、リミットスイッチ22に接続された配線コード
24を通じて、上部旋回体2の運転席に設けられたスイ
ンクレバー支持ロープ収容検出表示装置に送られ、該ロ
ープ14がガイドローラ20に確実にガイドされている
ことを音声または光等の収容検出表示装置により上部旋
回体2の運転席のオペレータに表示する。
【0023】次に、このように構成されたタワークレー
ンを、より高所、より遠くの作業現場へ資材等を移送す
るために、タワークレーンのタワーブーム3に中間タワ
ーブームを継ぎ足すため、また、より遠くの作業現場へ
資材等を移送するために、作業用ジブ4を長尺のものと
したり、また、作業用ジブ4に中継ぎ用のジブとしての
中間ジブを介装するために、上部旋回体2上の図示され
ていないウインチを操作してスインクレバー支持ロープ
14をゆるめてスイングレバー7を回動させると、この
スイングレバー7の回動と共に作業用ジブ4はタワーブ
ーム3側へ折りたたまれる。
【0024】そして、この作業用ジブ4のタワーブーム
3側への折りたたみの途中で、図2に示すように、スイ
ンクレバー支持ロープ14は、略U字形のローラブラケ
ット16のローラブラケット片17の先端フランジ17
1に取付けられたリミットスイッチ22のリミットスイ
ッチレバー23と当接して、このリミットスイッチレバ
ー23をガイドローラ20側に押しやりながらガイドロ
ーラ20と当接支持されるようになる。
【0025】なお、もう一方のローラブラケット片18
の先端に形成されたガイドフランジ181は、作業用ジ
ブの折りたたみ時にスインクレバー支持ロープ14が、
ガイドローラ20にはまり込むべき軌跡から外れかかっ
た際に、該ロープ14をガイドローラ20に正しくガイ
ドするようになっている。
【0026】このスインクレバー支持ロープ14が、リ
ミットスイッチ22のリミットスイッチレバー23をガ
イドローラ20側に押しやる際、リミットスイッチ22
は、スインクレバー支持ロープ14がローラブラケット
片17、18間に設けられたガイドローラ20に正しく
ガイドされている旨の収容状態の検出信号を発し、この
検出信号は配線コード24を通じて、上部旋回体2の運
転席に設けられた収容検出表示装置に送られて表示さ
れ、該ロープ14がガイドローラ20に確実にガイドさ
れていることを上部旋回体2の運転席のオペレータに知
らせる。ここで、上部旋回体2の運転席に設けられた収
容検出表示装置として、音声または光等を用いた表示手
段を用いることができる。なお、表示手段は、回路中に
保持回路を設けてリミットスイッチ22の作動後一定時
間作動させ、運転席のオペレータに確実にスインクレバ
ー支持ロープ14がガイドローラ20に正しくガイドさ
れている旨の検出信号を知らせることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタワーク
レーンのスインクレバー支持ロープ収納検出表示装置
は、本発明の請求項1に記載の発明は、タワーブーム上
端部に回動可能なスインクレバーを有し、前記スインク
レバーを介して接続されるワイヤロープによって前記タ
ワーブーム上端部に設けられる作業用ジブを回動し、前
記タワーブームの上端部に前記スイングレバーの回動に
伴って前記ワイヤロープを支持する支持フレームを備
え、前記支持フレームには、前記ワイヤロープが支持フ
レームによる支持状態にあるか否かを検出する検出装置
を備え、運転室にこの検出装置からの検出信号に基づ
き、前記ワイヤロープが支持フレームによる支持状態に
あるか否かを表示する表示装置を設けることにより、運
転席のオペレータに、ガイドローラにスインクレバー支
持ロープが正しくガイドされている旨を表示する。この
ため、従来のように運転席からのオペレータの目視確認
に頼ることなく、天候の悪いときの作業や夜間の作業に
おいても、確実にガイドローラにスインクレバー支持ロ
ープが正しくガイドされているのを運転席の収容検出表
示装置で確認できるので、運転席のオペレータは、運転
席で作業用ジブの折りたたみ作業にのみ専念することが
できる。
【0028】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
前記支持フレームには、回転可能に軸支されるガイドロ
ーラと、ガイドローラを回転可能に挟持する一対のブラ
ケットを有し、前記ブラケットの一方には、前記ワイヤ
ロープをガイドローラへ案内するロープガイド部が形成
され、他方には前記検出装置を備えることにより、確実
にガイドローラにスインクレバー支持ロープが正しくガ
イドできると共に、運転席のオペレータに、ガイドロー
ラにスインクレバー支持ロープが正しくガイドされてい
る旨を表示することができる。
【0029】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
表示装置は、リミットスイッチの作動後一定時間作動す
るものであることから、運転席のオペレータに確実にス
インクレバー支持ロープ14がガイドローラ20に正し
くガイドされている旨の検出信号を知らせることができ
る、と云う効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】タワークレーンの全体図、
【図2】作業用ジブの折りたたみ途中にあるタワークレ
ーンの全体図、
【図3】本発明のガイドローラ部分の拡大平面図、
【図4】本発明のガイドローラ部分の拡大側面図、
【図5】従来例のガイドローラ部分の平面図、
【図6】従来例のガイドローラ部分の側面図。
【符号の説明】
1 上部旋回体、 2 下部走行体、 3 タワーブー
ム、 4 作業用ジブ、5 Aフレーム、 6 タワー
ブーム起伏用ロープ、 7 スイングレバー、8 作業
用ジブ支持ロープ、 9 シーブ、10 吊上げロー
プ、11 吊りフック、 12 ガイドシーブ支持フレ
ーム、121 ガイドシーブ、 13 ガイドシーブ支
持フレーム、131 ガイドシーブ、 14 スイング
レバー支持ロープ、15 ガイドローラフレーム、 1
6 略U字形のローラブラケット、17 ローラブラケ
ット片、 171 先端フランジ、18 ローラブラケ
ット片、 181 ガイドフランジ、19 ピン、 2
0 ガイドローラ、 21 取付けボルト、22 リミ
ットスイッチ、 23 リミットスイッチレバー、24
配線コード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タワーブーム上端部に回動可能なスインク
    レバーを有し、前記スインクレバーを介して接続される
    ワイヤロープによって前記タワーブーム上端部に設けら
    れる作業用ジブを回動し、前記タワーブームの上端部に
    前記スイングレバーの回動に伴って前記ワイヤロープを
    支持する支持フレームを備え、前記支持フレームには、
    前記ワイヤロープが支持フレームによる支持状態にある
    か否かを検出する検出装置を備え、運転室にこの検出装
    置からの検出信号に基づき、前記ワイヤロープが支持フ
    レームによる支持状態にあるか否かを表示する表示装置
    を設けたことを特徴とするタワークレーンのスインクレ
    バー支持ロープ収納検出表示装置。
  2. 【請求項2】前記支持フレームには、回転可能に軸支さ
    れるガイドローラと、ガイドローラを回転可能に挟持す
    る一対のブラケットを有し、前記ブラケットの一方に
    は、前記ワイヤロープをガイドローラへ案内するロープ
    ガイド部が形成され、他方には前記検出装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のタワークレーンのスイ
    ンクレバー支持ロープ収納検出表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示装置は、前記検出装置によって検
    出される前記ワイヤロープの支持フレームへの支持状態
    の有無を一定時間表示することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のタワークレーンのスインクレバー支持ロ
    ープ収納検出表示装置。
JP11135153A 1999-05-17 1999-05-17 タワークレーンのスインクレバー支持ロープ収納検出表示装置 Pending JP2000327269A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108046142A (zh) * 2018-01-18 2018-05-18 上海振华重工(集团)股份有限公司 一种钢丝绳导绳装置及桅杆式起重机
CN113128077A (zh) * 2021-05-25 2021-07-16 上海建工四建集团有限公司 一种群塔竖向爬升策划数字仿真优化方法

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