JP2000327079A - 基板搬送用ボックス - Google Patents

基板搬送用ボックス

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JP2000327079A
JP2000327079A JP11143242A JP14324299A JP2000327079A JP 2000327079 A JP2000327079 A JP 2000327079A JP 11143242 A JP11143242 A JP 11143242A JP 14324299 A JP14324299 A JP 14324299A JP 2000327079 A JP2000327079 A JP 2000327079A
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JP
Japan
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box
substrate
inner box
outer box
substrates
Prior art date
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Pending
Application number
JP11143242A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shimada
浩司 島田
Masae Okada
正栄 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なる基板に対応できる基板搬送用
ボックスを提供する。 【解決手段】 基板の端部が当接する内側面にクッショ
ン材を配置してなる基板搬送用ボックスであって、ボッ
クス本体を有底の外箱10と筒状の内箱20の二重構造
とし、かつ内箱20を外箱10に対してスライド可能と
する。内箱20と外箱10の固定位置を変えることによ
り、1つのボックスだけで、しかも別部材を使用するこ
となく、サイズの異なる基板を収納して搬送することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板等からな
る矩形状の基板を複数枚まとめて収納した状態で搬送す
るために使用される基板搬送用のボックスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ガス放電表示パネルであるプラズ
マディスプレイパネルが実用に供されており、これは大
画面でしかもスペースを取らない所謂“壁掛けテレビ”
としてその将来性が期待されている。現在、このガス放
電表示パネルの基板には性能の点からガラス板が使用さ
れており、このガラス板には基板としての必要な機能を
持たせるために、パネルサイズに合わせて例えば電極、
障壁、蛍光面等の種々の加工が施されている。そして、
加工工程の途中で基板の切断加工を行うために別の工場
との間で移動させる時や、また加工を終えた基板を製品
として出荷する時には、効率の上から基板を複数枚まと
めて搬送する必要があり、この搬送に際しては、基板の
端部が当接する内側面にクッション材を配置したボック
スが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な加工途中の基板は、切断加工を行う工場への行き来で
サイズが異なったものとなり、また出荷する基板は、種
々のサイズのものを取り扱うことになる。これような事
態に対し、従来は、収納する基板のサイズ毎にボックス
を準備するか、或いは大きめのボックスとそれに付属す
る専用の追加部品を用いることで対応していた。このた
め、多数のボックスや追加部品が必要となることから、
スペースを取る上に管理が問題となっていた。
【0004】また、上記のようなプラズマディスプレイ
パネルに限らず、その他の加工基板についてもその取扱
い上において同様な問題点がある。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、サイズの
異なる基板に対応できる基板搬送用ボックスを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る基板搬送用ボックスは、基板の端部
が当接する内側面にクッション材を配置してなる基板搬
送用ボックスであって、ボックス本体を有底の外箱と筒
状の内箱の二重構造とし、かつ内箱を外箱に対してスラ
イド可能としたことを特徴とする。
【0007】さらに、内箱に設けるクッション材の少な
くとも一方に裏打ち板を設け、その裏打ち板が嵌まる複
数の溝を内箱の両側面に設けた構成にしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を説明しながら本発
明の実施の形態について述べる。
【0009】図1は本発明に係る基板搬送用ボックスの
一例を示す斜視図であり、同図の基板搬送用ボックス
は、外箱10と内箱20の二重構造からなるボックス本
体と、内箱20に被せられる蓋体30とで構成されてい
る。図2は外箱の底の部分を示す破断図であり、図3は
内箱の斜視図である。
【0010】ボックス本体の外箱10は有底であるが内
箱20の方は筒状であり、図1に示す如く内箱20は外
箱10に対してスライド可能になっている。この例で
は、内箱20における両側面の上下2箇所に補強土台2
1を介してスライドレール22を取り付けてあり、一
方、外箱10にはその内面に各スライドレール22に対
応してガイド11が取り付けてある。そして、スライド
レール22とガイド11が嵌まり合った状態で、内箱2
0は外箱10に対して出し入れするようにスライド可能
になっている。さらに、下側のスライドレール22には
係止穴22aが数箇所に形成されており、外箱10に取
り付けられたスライドストッパー12を係止穴22aの
一つに嵌入することで、内箱20を外箱10に対して所
定位置で固定するようになっている。
【0011】図2に示されるように、外箱10にはその
底に発泡プラスチック製のクッション材13が上下に2
つ横方向に設置されている。一方、図3に示されるよう
に、内箱20の下部には発泡プラスチックからなる溝付
きのクッション材23が設置されている。また内箱20
の上部では、裏打ち板24を設けた発泡プラスチックか
らなる溝付きのクッション材25が、側面に設けられた
溝26に裏打ち板24が嵌挿されることで所定位置に設
置される。図3の例では、内箱20の側面にそれぞれ3
本の溝26が形成されており、クッション材25はその
裏打ち板24により真中の位置に設置されている。この
上下のクッション材13,25に設けてある溝は同じ形
状であり、しかも同じ間隔で同じ本数ずつ設けてある。
【0012】蓋体30は内箱20の端部に形成された補
強枠27に被さるもので、その裏側には外箱10と同様
なクッション材(図示せず)が上下に2つ横方向に設置
されている。そして、蓋体30の側面には、内箱20の
補強枠27に設けた穴28に嵌合するラッチ31が取り
付けられている。
【0013】また、図1に示すように、外箱10と内箱
20にはそれぞれキャスター41が取り付けられ、外箱
10と蓋体30にはそれぞれ所要位置に取手42が取り
付けられている。
【0014】上記の構成からなるボックスに基板を収納
するに際しては、まず収納すべき基板のサイズに合わせ
てボックスの寸法を調節する。具体的には、外箱10に
対して内箱20をスライドさせ、所定の位置でスライド
ストッパー12を穴22aに嵌入する。また、内箱20
の中において裏打ち板24を所定の溝26に嵌挿するこ
とで上部のクッション材25をセットする。
【0015】このようにボックスの寸法を決めた後、基
板をボックスの側方から内箱20のクッション材13,
25の溝に沿うようにして挿入する。挿入した各基板は
外箱10の底にあるクッション材13に当接した状態と
なる。所定枚数の基板を挿入し終えてから、蓋体30を
被せてラッチ31で固定する。すると、蓋体30の裏に
あるクッション材が各基板を押圧するので、各基板は周
囲4辺をクッション材で押さえられた状態でボックス内
に収納される。そして、図示のボックスでは、所定枚数
の基板を収納した状態で、キャスター41により転がし
て移動することができる。
【0016】なお、内箱20の外箱10に対する固定位
置と、内箱20の側面に設ける溝26の位置は、収納す
る複数の基板サイズが選択できるように設計しておく必
要があることは言うまでもない。
【0017】また、長さだけが変わる基板を収納する場
合には、内箱を外箱に対してスライド可能にするだけで
よい。すなわち、内箱の中に設けるクッション材は両方
とも固定するタイプでよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板の
端部が当接する内側面にクッション材を配置してなる基
板搬送用ボックスであって、ボックス本体を有底の外箱
と筒状の内箱の二重構造とし、かつ内箱を外箱に対して
スライド可能としたものであるので、内箱と外箱の固定
位置を変えることにより、1つのボックスだけで、しか
も別部材を使用することもなく、サイズの異なる基板を
収納して搬送することができる。
【0019】さらに、内箱に設けるクッション材の少な
くとも一方に裏打ち板を設け、その裏打ち板が嵌まる複
数の溝を内箱の両側面に設けた形態にすることにより、
長さと幅の両方が異なる基板を収納して搬送することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板搬送用ボックスの一例を示す
斜視図である。
【図2】図1のボックスを構成する外箱の底の部分を示
す破断図である。
【図3】図1のボックスを構成する内箱の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 外箱 11 ガイド 12 スライドストッパー 13 クッション材 20 内箱 21 補強土台 22 スライドレール 22a 係止穴 23 クッション材 24 裏打ち板 25 クッション材 26 溝 27 補強枠 28 穴 30 蓋体 31 ラッチ 41 キャスター 42 取手
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/113 B65D 85/00 F 85/00 81/06 102A Fターム(参考) 3E061 AA01 AD04 DA02 3E066 AA03 AA80 CA01 DA01 FA13 HA04 JA04 KA01 NA43 3E067 AA12 AB41 AB94 AC04 AC11 BA05B BA05C BB17A BC06B BC06C BC07A EC33 EE38 FA04 GD03 GD10 3E068 AA33 AB04 AC05 BB02 BB11 BB17 CC02 CD03 DD14 DE03 DE13 EE01 EE40 3E096 AA06 BA15 CA02 DA02 DA05 DA08 DA30 EA03Y FA15 FA19 GA04 GA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の端部が当接する内側面にクッショ
    ン材を配置してなる基板搬送用ボックスであって、ボッ
    クス本体を有底の外箱と筒状の内箱の二重構造とし、か
    つ内箱を外箱に対してスライド可能としたことを特徴と
    する基板搬送用ボックス。
  2. 【請求項2】 基板の端部が当接する内側面にクッショ
    ン材を配置してなる基板搬送用ボックスであって、ボッ
    クス本体を有底の外箱と筒状の内箱の二重構造とし、か
    つ内箱を外箱に対してスライド可能にするとともに、内
    箱に設けるクッション材の少なくとも一方に裏打ち板を
    設け、その裏打ち板が嵌まる複数の溝を内箱の両側面に
    設けたことを特徴とする基板搬送用ボックス。
JP11143242A 1999-05-24 1999-05-24 基板搬送用ボックス Pending JP2000327079A (ja)

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