JP2000326855A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JP2000326855A
JP2000326855A JP13850199A JP13850199A JP2000326855A JP 2000326855 A JP2000326855 A JP 2000326855A JP 13850199 A JP13850199 A JP 13850199A JP 13850199 A JP13850199 A JP 13850199A JP 2000326855 A JP2000326855 A JP 2000326855A
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Japan
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electric motor
power steering
electric power
steering apparatus
electric
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JP13850199A
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Takashi Yoshida
崇 吉田
Akira Onuki
彰 大貫
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動モータの回転駆動時における首振振動を抑
制し、車室内への騒音の伝達によって運転者に与える不
快感を緩和することができる電動式パワーステアリング
装置の提供。 【解決手段】電動モータ19の頭部側であるモータ軸受
け部19Dの外周に装着係止した支持部材12と、該支
持部材12のボルト挿通穴12B,12Bおよび電動モ
ータ19の取り付け端部であるフランジ部19Bの各ボ
ルト挿通穴19C,19Cに挿通したボルト13,13
を、減速機ケース3の開口端面に形成された各ねじ穴3
A,3Aに螺合して締結した取付構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両の運転
者が舵取操作を行う時の操作力を軽減する構成とした電
動式パワーステアリング装置に関し、特に、電動モータ
の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両には、運転者の
舵取操作力を軽減させるために油圧式または電動式パワ
ーステアリング装置が搭載されている。そして、電動式
パワーステアリング装置としては、例えば、特開平7−
80850号公報に記載のものが知られている。
【0003】この従来例の電動式パワーステアリング装
置は、運転者の操舵力をアシストするアクチュエータと
して、電動モータが用いられるもので、この電動モータ
は、図8および図9に示すように、電動式パワーステア
リング装置のハウジング101に対し、電動モータ10
2における出力軸突出側端部外周に形成されたフランジ
部103を2本のボルト104で締結固定することによ
りその取り付けが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術にあっては、上述のように、電動モータをその先端部
において2本のボルトで締結した取り付け構造であった
ため、以下に述べるような問題点があった。即ち、運転
者の操舵力をアシストするために電動モータが回転駆動
すると、ボルトで締結固定された個所とは離れた位置で
電動モータの回転子が回転するため、その回転力によっ
てモータの首振り振動が発生し、この振動が車室内に伝
達されて騒音となり、運転者に不快感を与える。
【0005】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、電動モータの回転駆動時における首振振
動を抑制し、これにより、車室内に伝達される騒音によ
って運転者に与える不快感を緩和することができる電動
式パワーステアリング装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的達成のために
本発明請求項1記載の電動式パワーステアリング装置で
は、電動モータにより補助操舵力を付与する電動式パワ
ーステアリング装置において、前記電動モータが該電動
モータの少なくとも出力軸突出側端部とは反対側端部付
近で連結される連結部材により電動式パワーステアリン
グ装置本体に取り付けられている手段とした。
【0007】請求項2記載の電動式パワーステアリング
装置では、電動モータにより補助操舵力を付与する電動
式パワーステアリング装置において、前記電動モータが
該電動モータの少なくとも軸方向両端部付近でそれぞれ
連結される連結部材により電動式パワーステアリング装
置本体に取り付けられている手段とした。
【0008】請求項3記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1または2に記載の電動式パワーステ
アリング装置において、前記連結部材は3つ以上であ
り、前記電動モータの円周方向等間隔に設けられている
手段とした。
【0009】請求項4記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材は電動モー
タの少なくとも出力軸突出側端部とは反対側端部付近に
直接連結されている手段とした。
【0010】請求項5記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材がボルトで
構成されている手段とした。
【0011】請求項6記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項5に記載の電動式パワーステアリング
装置において、前記連結部材を構成するボルトの頭部が
前記電動モータにおける出力軸突出側端部とは反対側端
部付近に直接もしくは支持部材を介して間接的に係止さ
れる一方、ボルトのねじ部が電動式パワーステアリング
装置本体に螺合して締結することにより、電動モータが
電動式パワーステアリング装置本体に取り付けられてい
る手段とした。
【0012】請求項7記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材がボルトお
よびナットで構成されている手段とした。
【0013】
【作用】本発明請求項1記載の電動式パワーステアリン
グ装置では、上述のように、前記電動モータが該電動モ
ータの少なくとも出力軸突出側端部とは反対側端部付近
で連結される連結部材により電動式パワーステアリング
装置本体に取り付けられた構成したことで、電動モータ
の回転駆動時における首振振動が抑制され、これによ
り、車室内に伝達される騒音によって運転者に与える不
快感が緩和される。
【0014】請求項2記載の電動式パワーステアリング
装置では、上述のように、前記電動モータが該電動モー
タの少なくとも軸方向両端部付近でそれぞれ連結される
連結部材により電動式パワーステアリング装置本体に取
り付けられた構成としたことで、電動モータの回転駆動
時における首振振動が抑制され、これにより、車室内に
伝達される騒音によって運転者に与える不快感が緩和さ
れると共に、電動モータにおける出力軸突出側端部の固
定手段を別に設ける必要がなく、これにより、取付構造
が簡略化される。
【0015】請求項3記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1または2に記載の電動式パワーステ
アリング装置において、前記連結部材は3つ以上であ
り、前記電動モータの円周方向等間隔に設けられている
構成としたことで、あらゆる方向の振動を抑制すること
ができる。
【0016】請求項4記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材は電動モー
タの少なくとも出力軸突出側端部とは反対側端部付近に
直接連結されている構成としたことで、その他の支持部
材等を介することなしに電動モータの取り付けが行わ
れ、これにより、部品点数が削減される。
【0017】請求項5記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材がボルトで
構成されることで、電動モータの取り外しが容易に行え
る。
【0018】請求項6記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項5に記載の電動式パワーステアリング
装置において、前記連結部材を構成するボルトの頭部が
前記電動モータにおける出力軸突出側端部とは反対側端
部付近に直接もしくは支持部材を介して間接的に係止さ
れる一方、ボルトのねじ部が電動式パワーステアリング
装置本体に螺合して締結することにより、電動モータが
電動式パワーステアリング装置本体に取り付けられてい
る構造としたことで、電動モータの取り付け作業が容易
に行える。
【0019】請求項7記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材がボルトお
よびナットで構成されたことで、電動式パワーステアリ
ング装置本体等へのねじ穴加工作業が省略される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (発明の実施の形態1)まず、本発明の実施の形態1の
電動式パワーステアリング装置の構成を図1および図2
に基づいて説明する。両図において、1は車両のエンジ
ンルーム(図示せず)等に配置される電動式パワーステ
アリング装置のハウジング(本体)で、該ハウジング1
は、操舵軸6が回転可能に取付けられる軸取付筒2と、
駆動装置18が取付けられる減速機ケース3とによって
構成され、鋳造等の手段を用いて一体成形されている。
【0021】前記操舵軸6は、軸取付筒2内に上側軸受
10、下側軸受11を用いて回転可能に設けられ、上端
側が蓋体4を通して軸取付筒2外に突出し、その突出端
側には車両のステアリングハンドルがステアリングコラ
ム(いずれも図示せず)等を用いて連結されている。ま
た、この操舵軸6は、その軸方向中間部に従動ギヤ9が
設けられている。
【0022】図において7はピニオンで、該ピニオン7
は、操舵軸6の下端部外周に形成されていて、ラック1
4と噛合し、操舵軸6からの操舵力をラック14側へと
伝えるものである。
【0023】前記従動ギヤ9は、ベベルギヤ(傘歯車)
として構成され、駆動ギヤ22と噛合状態に保持されて
いる。そして、従動ギヤ9は駆動ギヤ22側からの回転
をほば直交する方向の回転に変換すると共に、この回転
力をー定の減速比で減速し、操舵軸6側に大トルクの操
舵力を伝える構成となっている。
【0024】前記駆動装置18は、操舵軸6から径方向
に離れた位置で減速機ケース3の先端側に取付けられた
電動モータ19と、該電動モータ19の出力軸5に連結
された減速機20とによって大略構成され、舵取操作に
対応した操舵力を発生させるものである。
【0025】前記減速機20は、操舵軸6と電動モータ
19との間に位置して減速機ケース3内に収容された減
速機で、該減速機20は、減速機ケース3の底部側に嵌
着された複数本の締付ボルト21,21,…によって減
速機ケース3内に固定されている。また、減速機20の
出力側には、軸取付筒2内に向けて操舵軸6の径方向に
延びるギヤシャフト20Aが設けられている。そして、
該減速機20は、電動モータ19の回転を減速してギヤ
シャフト20Aから操舵軸6に、大きなトルクを伝達す
るものである。
【0026】前記駆動ギャ22は、減速機20のギヤシ
ャフト20Aの先端側に設けられていて、従動ギヤ9と
同様にベベルギヤにより構成され、減速機ケース3から
軸取付筒2内に突出している。そして、駆動ギヤ22は
操舵軸6側の従動ギヤ9に一定の減速比をもって噛合
し、減速機20と操舵軸6との間で回転方向を変換させ
るようになっている。
【0027】なお、操舵軸6の突出端側には、前記ステ
アリングコラムの途中等に位置してトルクセンサ(図示
せず)が設けられ、このトルクセンサは、車両の運転者
がステアリングハンドルを操作した時の舵取操作力をス
テアリングコラムの捩れ等として検出する。そして、ト
ルクセンサからの検出信号は舵取用のコントロールュニ
ット(図示せず)に出力され、該コントロールユニット
は検出信号に対応した騒動信号を電動モータ19に出力
するものである。
【0028】前記電動モータ19は、この発明の実施の
形態1では、ケーシング19A内に電磁クラッチ8を備
えた構造となっている。そして、電磁クラッチ8が設け
られると共に出力軸5が突出された端部側におけるケー
シング19Aの外周には、フランジ部19Bが突出形成
されていて、該フランジ部19Bには、2個所にボルト
挿通穴19C,19Cが形成されている。一方、この各
ボルト挿通穴19C,19Cと軸方向に対向する減速機
ケース3の開口端面には、ねじ穴3A,3Aが形成され
ている。
【0029】図において12は、支持部材である。この
支持部材12は、円板状に形成されていて、その中央部
に電動モータ19の頭部(出力軸5の突出側端部とは反
対側端部)に突出形成されたモータ軸受け部19Dの外
周に装着係止するための装着穴12Aが設けられると共
に、前記各ねじ穴3A,3Aとの軸方向対向位置には、
ボルト挿通穴12B,12Bが形成されている。そし
て、この支持部材12の各ボルト挿通穴12B,12B
および前記フランジ部19Bの各ボルト挿通穴19C,
19Cに挿通した長いボルト13,13を減速機ケース
3の開口端面に形成された各ねじ穴3A,3Aに螺合し
て締結することにより、減速機ケース3(電動式パワー
ステアリング装置本体)に対する電動モータ19の取り
付けが行われている。即ち、前記ボルト13,13と支
持部材12とで、請求の範囲の連結部材を構成させてい
る。
【0030】次に、この発明の実施の形態1の電動式パ
ワーステアリング装置の作用・効果を説明する。まず、
車両の運転者がステアリング操作を行うと、この操作力
をトルクセンサで検出し、この時の検出信号をコントロ
ールユニットへと出力する。そして、コントロールユニ
ットではステアリング操作に対応した駆動信号を電動モ
ータ19に出力することにより、該電動モータ19の出
力軸から回転力としての補助操舵力を発生させる。
【0031】そして、出力軸5の回転は減速機20によ
り減速され、該減速機20のギヤシャフト20Aに大ト
ルクの回転を伝えると共に、この回転が駆動ギヤ22、
従動ギヤ9を用いてさらに減速させることにより、操向
用車輪の舵取りを行うのに十分な操舵力を操舵軸6に与
えることができ、運転者の操舵操作力を確実に軽減させ
ることができる。
【0032】ここで、この発明の実施の形態1にあって
は、上述のように、長いボルト13,13と支持部材1
2とで構成される連結部材により、電動モータ19の軸
方向両端部を、電動式パワーステアリング装置本体を構
成する減速機ケース3に対し締結固定した取り付け構造
としたことで、以下のような作用・効果が得られる。
【0033】即ち、運転者の操舵力をアシストするため
に電動モータ19が回転駆動すると、取り付け端部とは
離れた位置で電動モータ19の回転子が回転するため、
その回転力によってモータの首振り振動を発生させる恐
れがある。
【0034】しかし、この発明の実施の形態1では、上
述のように、電動モータ19の頭部側であるモータ軸受
け部19Dの外周に装着係止した支持部材12と、該支
持部材12のボルト挿通穴12B,12Bおよび電動モ
ータ19の取り付け端部であるフランジ部19Bの各ボ
ルト挿通穴19C,19Cに挿通したボルト13,13
を、減速機ケース3の開口端面に形成された各ねじ穴3
A,3Aに螺合して締結した取付構造とすることによ
り、電動モータ19の回転駆動時における首振振動を抑
制し、これにより、車室内に伝達される騒音によって運
転者に与える不快感を緩和することができるようになる
という効果が得られる。ちなみに、図3は、周波数に対
する騒音レベル特性図であり、この図に示すよに、点線
で示す従来例に比べ、本願発明の実施の形態1は、実線
で示すように騒音レベルが大幅に低下している。
【0035】また、電動モータ19の取付端部側のフラ
ンジ部19Bに形成されたボルト挿通穴19C19C,
19Cにボルト13,13を挿通させた構成としたこと
により、電動モータ19における出力軸5の突出側端部
の固定手段を別に設ける必要がないから、取付構造を簡
略化することができるようになる。
【0036】また、支持部材12を用いることにより、
締結ボルトを長いボルト13,13に代えることで、既
存の電動モータ19をそのまま用いることができる。ま
た、ボルト13,13で締結固定した構造としたことに
より、電動モータ19の取り外しが容易に行えるように
なる。
【0037】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する、なお、この他の実施の形態の説明にあたって
は、前記発明の実施の形態1と同様の部分はその図示お
よび説明を省略し、もしくは同様の構成部分には同一の
符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説
明する。
【0038】(発明の実施の形態2)この発明の実施の
形態2の電動式パワーステアリング装置は、図4および
図5に示すように、前記電動モータ19を、3本のボル
ト13,13,13で締結することにより取り付けを行
うようにしたものであり、この3本のボルト13,1
3,13は、図5に示すように、円周方向等間隔に設け
られている。従って、電動モータ19におけるあらゆる
方向の振動を抑制することができるようになるという効
果が得られる。
【0039】(発明の実施の形態3)この発明の実施の
形態3の電動式パワーステアリング装置は、図6および
図7に示すように、電動モータ19における頭部側のケ
ーシング19A自体にボルト挿通穴19E,19Eを形
成し、このボルト挿通穴19E,19Eおよびフランジ
部19Bのボルト挿通穴19C,19Cを挿通させたボ
ルト13,13を締結することにより、前記支持部材1
2を用いることなしに電動モータ19の取り付けを行う
ようにしたものである。従って、部品点数の削減によ
り、コストを低減することができるようになるという効
果が得られる。
【0040】以上、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明してきたが、具体的は構成はこれらの発明の実施
の形態に限られるものではない。例えば、発明の実施の
形態では、電磁クラッチ8を一体に備えた電動モータ1
9を用いた例を示したが、電磁クラッチが別体に設けら
れたものや、電磁クラッチを有しない電動モータを用い
る場合にも、本発明を適用することができる。
【0041】また、発明の実施の形態では、ボルト13
を減速機ケース3の開口端面に形成された各ねじ穴3
A,3Aに螺合することにより締結した取付構造とした
が、ボルトおよびナットで締結固定する構造とすること
により、減速機ケース3の開口端面にねじ穴3Aを加工
する作業を省略することができるようになる。
【0042】また、発明の実施の形態では、ボルト13
によりフランジ部19Bも同時に連結しその周方向移動
を規制するようにしたが、別体の締結部材によりその移
動を規制しもしくは締結固定するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明請求
項1記載の電動式パワーステアリング装置では、電動モ
ータが該電動モータの少なくとも出力軸突出側端部とは
反対側端部付近で連結される連結部材により電動式パワ
ーステアリング装置本体に取り付けられた手段としたこ
とで、電動モータの回転駆動時における首振振動が抑制
され、これにより、車室内に伝達される騒音によって運
転者に与える不快感を緩和できるようになるという効果
が得られる。
【0044】請求項2記載の電動式パワーステアリング
装置では、電動モータが該電動モータの少なくとも軸方
向両端部付近でそれぞれ連結される連結部材により電動
式パワーステアリング装置本体に取り付けられた手段と
したことで、電動モータの回転駆動時における首振振動
が抑制され、これにより、車室内に伝達される騒音によ
って運転者に与える不快感が緩和されると共に、電動モ
ータにおける出力軸突出側端部の固定手段を別に設ける
必要がなく、これにより、取付構造を簡略化することが
できるようになるという効果が得られる。
【0045】請求項3記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1または2に記載の電動式パワーステ
アリング装置において、前記連結部材は3つ以上であ
り、前記電動モータの円周方向等間隔に設けられている
手段としたことで、あらゆる方向の振動を抑制すること
ができるようになる。
【0046】請求項4記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜3のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材は電動モー
タの少なくとも出力軸突出側端部とは反対側端部付近に
直接連結されている手段としたことで、その他の支持部
材等を介することなしに電動モータの取り付けが行わ
れ、これにより、部品点数を削減できるようになる。
【0047】請求項5記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材がボルトで
構成されている手段としたことで、電動モータの取り外
しが容易に行えるようになる。
【0048】請求項6記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項5に記載の電動式パワーステアリング
装置において、前記連結部材を構成するボルトの頭部が
前記電動モータにおける出力軸突出側端部とは反対側端
部付近に直接もしくは支持部材を介して間接的に係止さ
れる一方、ボルトのねじ部が電動式パワーステアリング
装置本体に螺合して締結することにより、電動モータが
電動式パワーステアリング装置本体に取り付けられてい
る手段としたことで、電動モータの取り付け作業が容易
に行えるようになる。
【0049】請求項7記載の電動式パワーステアリング
装置では、請求項1〜4のいずれかに記載の電動式パワ
ーステアリング装置において、前記連結部材がボルトお
よびナットで構成されている手段としたことで、電動式
パワーステアリング装置本体等へのねじ穴加工作業を省
略できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の電動式パワーステアリン
グ装置を示す縦断正面図である。
【図2】発明の実施の形態1の電動式パワーステアリン
グ装置を示す電動モータ側側面図である。
【図3】発明の実施の形態1の電動式パワーステアリン
グ装置における効果を示す周波数に対する騒音レベル特
性図である。
【図4】発明の実施の形態2の電動式パワーステアリン
グ装置を示す要部の正面図である。
【図5】発明の実施の形態2の電動式パワーステアリン
グ装置を示す電動モータ側側面図である。
【図6】発明の実施の形態3の電動式パワーステアリン
グ装置を示す要部の正面図である。
【図7】発明の実施の形態3の電動式パワーステアリン
グ装置を示す電動モータ側側面図である。
【図8】従来例の電動式パワーステアリング装置を示す
要部の正面図である。
【図9】従来例の電動式パワーステアリング装置を示す
電動モータ側側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング(本体) 2 軸取付筒 3 減速機ケース 3A ねじ穴 4 蓋体 5 出力軸 6 操舵軸 7 ピニオン 8 電磁クラッチ 9 従動ギヤ 10 上側軸受 11 下側軸受 12 支持部材(連結部材) 13 ボルト(連結部材) 2A 装着穴 12B ボルト挿通穴 18 駆動装置 19 電動モータ 19A ケーシング(本体) 19B フランジ部 19C ボルト挿通穴 19D モータ軸受け部 19E ボルト挿通穴 20 減速機 20A ギヤシャフト 21 取付ボルト 22 駆動ギヤ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータにより補助操舵力を付与する
    電動式パワーステアリング装置において、 前記電動モータが該電動モータの少なくとも出力軸突出
    側端部とは反対側端部付近で連結される連結部材により
    電動式パワーステアリング装置本体に取り付けられてい
    ることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 電動モータにより補助操舵力を付与する
    電動式パワーステアリング装置において、 前記電動モータが該電動モータの少なくとも軸方向両端
    部付近でそれぞれ連結される連結部材により電動式パワ
    ーステアリング装置本体に取り付けられていることを特
    徴とする電動式パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材は3つ以上であり、前記電
    動モータの円周方向等間隔に設けられていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の電動式パワーステアリ
    ング装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は電動モータの少なくとも
    出力軸突出側端部とは反対側端部付近に直接連結されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    電動式パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記連結部材がボルトで構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電動
    式パワーステアリング装置。
  6. 【請求項6】 前記連結部材を構成するボルトの頭部が
    前記電動モータにおける出力軸突出側端部とは反対側端
    部付近に直接もしくは支持部材を介して間接的に係止さ
    れる一方、ボルトのねじ部が電動式パワーステアリング
    装置本体に螺合して締結することにより、電動モータが
    電動式パワーステアリング装置本体に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の電動式パワーステ
    アリング装置。
  7. 【請求項7】 前記連結部材がボルトおよびナットで構
    成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の電動式パワーステアリング装置。
JP13850199A 1999-05-19 1999-05-19 電動式パワーステアリング装置 Pending JP2000326855A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111923997A (zh) * 2015-04-17 2020-11-13 株式会社电装 驱动装置

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