JP2000326389A - 押出機 - Google Patents
押出機Info
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- JP2000326389A JP2000326389A JP11136823A JP13682399A JP2000326389A JP 2000326389 A JP2000326389 A JP 2000326389A JP 11136823 A JP11136823 A JP 11136823A JP 13682399 A JP13682399 A JP 13682399A JP 2000326389 A JP2000326389 A JP 2000326389A
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- JP
- Japan
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- material supply
- hopper
- extruder
- supply port
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/68—Barrels or cylinders
- B29C48/684—Barrels or cylinders having adaptable feed or discharge locations, e.g. for varying the amount of kneading by changing hopper position or discharge exit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第２の原料供給用のホッパや注入用の単管の
組み換え作業やメンテナンス作業が容易で、設置する押
出機の所要スペースを最少限とすると共に余分なメンテ
ナンススペースを不要とする押出機を提供する。 【解決手段】 別の原料を供給又は溶剤を注入するため
の第２の原料供給口をスクリュ軸方向に沿って複数設け
た押出機において、前記第２の原料供給口に接続される
ホッパ３０と、このホッパ３０をスクリュ軸方向に移動
可能に支持する２節リンク機構４０と、この２節リンク
機構４０およびホッパ３０を移動させるときに前記第２
の原料供給口に対し接離可能な移動支持機構５０とを具
備する押出機としたので、前記第２の原料供給口位置を
変更するときは、ホッパ３０を、前記原料供給装置の移
動支持機構５０により離反させ、そののち、前記２節リ
ンク機構４０により変更する第２の原料供給口位置まで
スクリュ軸方向に移動させ、しかるのち、前記移動支持
機構５０により接近、接続するため、作業が容易にな
る。
組み換え作業やメンテナンス作業が容易で、設置する押
出機の所要スペースを最少限とすると共に余分なメンテ
ナンススペースを不要とする押出機を提供する。 【解決手段】 別の原料を供給又は溶剤を注入するため
の第２の原料供給口をスクリュ軸方向に沿って複数設け
た押出機において、前記第２の原料供給口に接続される
ホッパ３０と、このホッパ３０をスクリュ軸方向に移動
可能に支持する２節リンク機構４０と、この２節リンク
機構４０およびホッパ３０を移動させるときに前記第２
の原料供給口に対し接離可能な移動支持機構５０とを具
備する押出機としたので、前記第２の原料供給口位置を
変更するときは、ホッパ３０を、前記原料供給装置の移
動支持機構５０により離反させ、そののち、前記２節リ
ンク機構４０により変更する第２の原料供給口位置まで
スクリュ軸方向に移動させ、しかるのち、前記移動支持
機構５０により接近、接続するため、作業が容易にな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機のシリンダ
元部にある原料供給口から供給された原料が溶融混練さ
れシリンダ先端から押出されるときに、原料供給口とシ
リンダ先端との中間部に別の原料を供給又は溶剤を注入
するための第２の原料供給口（以下単に供給口という）
を設けた押出機に関する。
元部にある原料供給口から供給された原料が溶融混練さ
れシリンダ先端から押出されるときに、原料供給口とシ
リンダ先端との中間部に別の原料を供給又は溶剤を注入
するための第２の原料供給口（以下単に供給口という）
を設けた押出機に関する。
【０００２】
【従来の技術】 この種の押出機では、樹脂ペレット等
の樹脂原料に、種類の異なる樹脂原料を供給し練り合わ
せたり、種類の異なる溶融された原料や溶剤等の液体を
注入して、複合原料を製造している。この場合、原料の
性質、或いは種々の運転条件の違いにより第２の供給口
の位置を都度変更している。
の樹脂原料に、種類の異なる樹脂原料を供給し練り合わ
せたり、種類の異なる溶融された原料や溶剤等の液体を
注入して、複合原料を製造している。この場合、原料の
性質、或いは種々の運転条件の違いにより第２の供給口
の位置を都度変更している。
【０００３】第２の供給口に供給用のホッパを設けたも
のを図６に示す。シリンダ１にはスクリュ４が挿着され
ている。そして、シリンダ先端には原料押出用のノズル
３を設けるとともに、シリンダ１の元部である供給バレ
ル１ａに第１の原料供給口２と、この第１の原料供給口
２とシリンダ先端との中間部に第２の原料供給口をバレ
ル１ｂ，１ｃ，１ｄのそれぞれに設ける。本図ではホッ
パ５ｄをバレル１ｄに取り付けて樹脂原料を供給し、バ
レル１ｂ，１ｃにはそれぞれ栓体５ｂ，５ｃを取り付け
ている。そしてホッパと栓体を組み換えて第２の供給口
の位置を変更する。
のを図６に示す。シリンダ１にはスクリュ４が挿着され
ている。そして、シリンダ先端には原料押出用のノズル
３を設けるとともに、シリンダ１の元部である供給バレ
ル１ａに第１の原料供給口２と、この第１の原料供給口
２とシリンダ先端との中間部に第２の原料供給口をバレ
ル１ｂ，１ｃ，１ｄのそれぞれに設ける。本図ではホッ
パ５ｄをバレル１ｄに取り付けて樹脂原料を供給し、バ
レル１ｂ，１ｃにはそれぞれ栓体５ｂ，５ｃを取り付け
ている。そしてホッパと栓体を組み換えて第２の供給口
の位置を変更する。
【０００４】この従来例として特公昭５５−３８２５８
号公報を図７に示す。溶融しにくい硬質樹脂原料と溶融
しやすい軟質樹脂原料とを練り合せて複合原料を製造す
るベント型押出機では、先ず硬質樹脂原料をシリンダ１
２の元部にある図示せぬ主投入口の上部の主定量供給ホ
ツパに投入する。一方、軟質樹脂原料を投入する位置を
第２窓孔１５から第３窓孔１６へ変更するに当り、第３
窓孔１６の栓体１９を外して、その窓孔にスクリュ等か
らなるスクリュ押込み装置２３ａ付きの副定量供給ホッ
パ２３を取り付けたベント兼用投入口１７を取付け、取
り外した栓体１９で第２窓孔１５を閉鎖して第３窓孔１
６に軟質樹脂原料を投入するようにセットする（図７の
状態）。逆に、第１窓孔１４の栓体１９を外し、その窓
孔にベント兼用投入口１７を取付けて軟質樹脂原料の投
入部を第１窓孔１４にセットするというようにして軟質
樹脂原料を投入する窓孔を選択できる。
号公報を図７に示す。溶融しにくい硬質樹脂原料と溶融
しやすい軟質樹脂原料とを練り合せて複合原料を製造す
るベント型押出機では、先ず硬質樹脂原料をシリンダ１
２の元部にある図示せぬ主投入口の上部の主定量供給ホ
ツパに投入する。一方、軟質樹脂原料を投入する位置を
第２窓孔１５から第３窓孔１６へ変更するに当り、第３
窓孔１６の栓体１９を外して、その窓孔にスクリュ等か
らなるスクリュ押込み装置２３ａ付きの副定量供給ホッ
パ２３を取り付けたベント兼用投入口１７を取付け、取
り外した栓体１９で第２窓孔１５を閉鎖して第３窓孔１
６に軟質樹脂原料を投入するようにセットする（図７の
状態）。逆に、第１窓孔１４の栓体１９を外し、その窓
孔にベント兼用投入口１７を取付けて軟質樹脂原料の投
入部を第１窓孔１４にセットするというようにして軟質
樹脂原料を投入する窓孔を選択できる。
【０００５】また、第２の供給口に注入用の単管を設け
たものは、図８に示すように、第１の原料供給口２とシ
リンダ先端の中間部に第２の原料供給口をバレル１ｂ，
１ｃ，１ｄのそれぞれに設ける。本図ではバレル１ｂ，
１ｃ，１ｄに、それぞれバルブ６ｂ，６ｃ，６ｄと単管
７ｂ，７ｃ，７ｄを取り付けて、バルブ操作により溶融
原料や溶剤の注入口位置を変更する。
たものは、図８に示すように、第１の原料供給口２とシ
リンダ先端の中間部に第２の原料供給口をバレル１ｂ，
１ｃ，１ｄのそれぞれに設ける。本図ではバレル１ｂ，
１ｃ，１ｄに、それぞれバルブ６ｂ，６ｃ，６ｄと単管
７ｂ，７ｃ，７ｄを取り付けて、バルブ操作により溶融
原料や溶剤の注入口位置を変更する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
第２の原料供給口の取付位置は組み換え作業やメンテナ
ンス作業を考慮してバレル上方ではなく、水平方向に取
り付けられている。そして、その際には供給用のホッパ
や注入用の単管を取付、取り外しするため、これらを含
む押出機の所要スペースを大きくすると共にメンテナン
ススペースを必要とした。
第２の原料供給口の取付位置は組み換え作業やメンテナ
ンス作業を考慮してバレル上方ではなく、水平方向に取
り付けられている。そして、その際には供給用のホッパ
や注入用の単管を取付、取り外しするため、これらを含
む押出機の所要スペースを大きくすると共にメンテナン
ススペースを必要とした。
【０００７】本発明は、押出機のシリンダ元部にある第
１の原料供給口とその原料が溶融混練されて押出される
シリンダ先端との中間部に別の原料を供給又は溶剤を注
入するための第２の原料供給口をスクリュ軸方向に沿っ
て複数設けた押出機において、供給用のホッパや注入用
の単管の組み換え作業やメンテナンス作業が容易で、設
置する押出機の所要スペースを最少限とすると共に余分
なメンテナンススペースを不要とする押出機を提供する
ことにある。
１の原料供給口とその原料が溶融混練されて押出される
シリンダ先端との中間部に別の原料を供給又は溶剤を注
入するための第２の原料供給口をスクリュ軸方向に沿っ
て複数設けた押出機において、供給用のホッパや注入用
の単管の組み換え作業やメンテナンス作業が容易で、設
置する押出機の所要スペースを最少限とすると共に余分
なメンテナンススペースを不要とする押出機を提供する
ことにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による押出機は、シリンダの元部にある第１の
原料供給口から原料をシリンダ内へ導入し、この原料を
シリンダ内に挿着されたスクリュによりシリンダ先端部
へ移送しながら溶融、混練押出すると共に、前記第１の
原料供給口とシリンダ先端との中間部に別の原料を供給
又は溶剤を注入するための第２の原料供給口をスクリュ
軸方向に沿って複数設けた押出機において、前記第２の
原料供給口に着脱可能に接続されるホッパ又は単管と、
このホッパ又は単管を前記第２の原料供給口に対し接離
する方向へ移動可能に支持する機構と、前記ホッパ又は
単管をスクリュ軸方向に移動可能に支持するリンク機構
とを具備する押出機とした。
の本発明による押出機は、シリンダの元部にある第１の
原料供給口から原料をシリンダ内へ導入し、この原料を
シリンダ内に挿着されたスクリュによりシリンダ先端部
へ移送しながら溶融、混練押出すると共に、前記第１の
原料供給口とシリンダ先端との中間部に別の原料を供給
又は溶剤を注入するための第２の原料供給口をスクリュ
軸方向に沿って複数設けた押出機において、前記第２の
原料供給口に着脱可能に接続されるホッパ又は単管と、
このホッパ又は単管を前記第２の原料供給口に対し接離
する方向へ移動可能に支持する機構と、前記ホッパ又は
単管をスクリュ軸方向に移動可能に支持するリンク機構
とを具備する押出機とした。
【０００９】この押出機によれば、前記第２の原料供給
口位置を変更するときは、前記ホッパ又は単管を、前記
移動支持機構により離反させ、そののち、前記リンク機
構により変更する第２の原料供給口位置までスクリュ軸
方向に移動させ、しかるのち、前記移動支持機構により
接近、接続するため、作業が容易になる。
口位置を変更するときは、前記ホッパ又は単管を、前記
移動支持機構により離反させ、そののち、前記リンク機
構により変更する第２の原料供給口位置までスクリュ軸
方向に移動させ、しかるのち、前記移動支持機構により
接近、接続するため、作業が容易になる。
【００１０】また、前記ホッパ又は単管は前記第２の原
料供給口の動きに追従して、スクリュ軸方向に移動可能
に接続されている押出機とした。
料供給口の動きに追従して、スクリュ軸方向に移動可能
に接続されている押出機とした。
【００１１】この押出機によれば、前記ホッパ又は単管
と前記第２の原料供給口とは、スクリュ軸方向に対し移
動可能に支持されることから、前記シリンダの加熱冷却
による前記第２の原料供給口位置のスクリュ軸方向移動
が生じても、その動きに追従して円滑な押出機による複
合原料の製造が行える。
と前記第２の原料供給口とは、スクリュ軸方向に対し移
動可能に支持されることから、前記シリンダの加熱冷却
による前記第２の原料供給口位置のスクリュ軸方向移動
が生じても、その動きに追従して円滑な押出機による複
合原料の製造が行える。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図１ないし図５を参照して説明する。なお、図６に示し
た従来の押出機と同一部分には同一符号を付して説明を
省略する。
図１ないし図５を参照して説明する。なお、図６に示し
た従来の押出機と同一部分には同一符号を付して説明を
省略する。
【００１３】図１は、シリンダ１のバレル１ｃの上方に
投入口２６を介してホッパ３０が接続され、バレル１
ｂ，１ｄはそれぞれ栓体２５ｂ、２５ｄで閉鎖された２
軸押出機を示す。図２は図１のＡ−Ａ断面を示し、バレ
ル１ｃに嵌合されたブロック２４が投入口２６とともに
ボルト２７により結合されている。また、投入口２６の
ボルト２７用の挿通孔は次に述べる皿ばねが外れない程
度に大きくしてある。ここで、バレル１ｃと投入口２６
との位置ずれを生じたときや、シリンダ１の加熱冷却に
よりバレル１ｃがスクリュ軸方向に動く場合に対応する
ために、２８の皿ばねは前記ボルト２７と一対で用いら
れる。このためバレル１ｃと投入口２６との位置ずれが
数mm生じても、皿ばね２８の押圧力で吸収されることに
なる。また、ホッパ３０と投入口２６も同様に結合され
ているが、皿ばね２８はどちらかのみに設けることもで
きる。
投入口２６を介してホッパ３０が接続され、バレル１
ｂ，１ｄはそれぞれ栓体２５ｂ、２５ｄで閉鎖された２
軸押出機を示す。図２は図１のＡ−Ａ断面を示し、バレ
ル１ｃに嵌合されたブロック２４が投入口２６とともに
ボルト２７により結合されている。また、投入口２６の
ボルト２７用の挿通孔は次に述べる皿ばねが外れない程
度に大きくしてある。ここで、バレル１ｃと投入口２６
との位置ずれを生じたときや、シリンダ１の加熱冷却に
よりバレル１ｃがスクリュ軸方向に動く場合に対応する
ために、２８の皿ばねは前記ボルト２７と一対で用いら
れる。このためバレル１ｃと投入口２６との位置ずれが
数mm生じても、皿ばね２８の押圧力で吸収されることに
なる。また、ホッパ３０と投入口２６も同様に結合され
ているが、皿ばね２８はどちらかのみに設けることもで
きる。
【００１４】図３は図１のＢ−Ｂ断面を示し、バレル１
ｂにブロック２４が嵌合され、栓体２５ｂとともにボル
ト２７により閉鎖されていることを示す。２８の皿ばね
とボルト２７は、バレルと投入口２６との組み換え時に
一対で取付、取り外しされる。
ｂにブロック２４が嵌合され、栓体２５ｂとともにボル
ト２７により閉鎖されていることを示す。２８の皿ばね
とボルト２７は、バレルと投入口２６との組み換え時に
一対で取付、取り外しされる。
【００１５】まず、図４に示すように原料供給装置６０
は投入口２６、ホッパ３０、２節リンク機構４０および
移動支持機構５０から構成されている。
は投入口２６、ホッパ３０、２節リンク機構４０および
移動支持機構５０から構成されている。
【００１６】ホッパ３０は逆円錐状の受け３０ａとその
中心に挿通され、投入口２６を貫通して、スクリュ４の
近傍まで挿通されている押込みスクリュ３０ｂを備えて
いる。また、ホッパ３０の上蓋部には原料を供給するた
めの供給口３０ｄと、押込みスクリュ３０ｂを回転駆動
する減速機付き電動機３０ｃが設けられている。従っ
て、種類の異なる樹脂ペレット、着色樹脂ペレットやフ
ィラーを押込みスクリュ３０ｂにより確実に供給でき
る。
中心に挿通され、投入口２６を貫通して、スクリュ４の
近傍まで挿通されている押込みスクリュ３０ｂを備えて
いる。また、ホッパ３０の上蓋部には原料を供給するた
めの供給口３０ｄと、押込みスクリュ３０ｂを回転駆動
する減速機付き電動機３０ｃが設けられている。従っ
て、種類の異なる樹脂ペレット、着色樹脂ペレットやフ
ィラーを押込みスクリュ３０ｂにより確実に供給でき
る。
【００１７】さらに、図４のように投入口２６およびホ
ッパ３０は、２節リンク機構４０により上下および水平
方向に移動可能に支持されている。４２は投入口２６お
よびホッパ３０を取り付けた第１アームを示し、この第
１アーム４２と第２アーム４４とは第１軸４６を介し
て、それぞれに回動できる。そして、第２軸５６は固定
ブラケット５８の案内部５８ａ，５８ｂを介して固定軸
を形成している。
ッパ３０は、２節リンク機構４０により上下および水平
方向に移動可能に支持されている。４２は投入口２６お
よびホッパ３０を取り付けた第１アームを示し、この第
１アーム４２と第２アーム４４とは第１軸４６を介し
て、それぞれに回動できる。そして、第２軸５６は固定
ブラケット５８の案内部５８ａ，５８ｂを介して固定軸
を形成している。
【００１８】移動支持機構５０として、固定ブラケット
５８には減速機付き移動装置５２が取り付けられ、この
出力軸には第２軸５６がガイドバー５４を介して一軸上
に連結されている。そして、図５（ｂ）に示す減速機付
き移動装置５２の手動ハンドル５２ａを回して第２軸５
６およびガイドバー５４を固定ブラケット５８の案内部
に沿って、移動支持させることができる。従って、この
移動に伴って投入口２６、ホッパ３０および２節リンク
機構４０はバレル１ｃに対し接離できる。
５８には減速機付き移動装置５２が取り付けられ、この
出力軸には第２軸５６がガイドバー５４を介して一軸上
に連結されている。そして、図５（ｂ）に示す減速機付
き移動装置５２の手動ハンドル５２ａを回して第２軸５
６およびガイドバー５４を固定ブラケット５８の案内部
に沿って、移動支持させることができる。従って、この
移動に伴って投入口２６、ホッパ３０および２節リンク
機構４０はバレル１ｃに対し接離できる。
【００１９】ここで、原料供給装置６０による第２の原
料供給口位置変更方法を図５に示す。まず、変更先バレ
ルの栓体を取り外すと共に変更元バレルの投入口２６を
取り外す。それから移動支持機構５０の手動ハンドル５
２ａを、スクリュ４やバレルから離反する方向であっ
て、ホッパ３０の押込みスクリュ３０ｂがスクリュ４軸
方向に移動してもバレルに干渉しない位置まで回す。そ
の後、２節リンク機構４０によりスクリュ軸方向にホッ
パ３０を変更先バレルまで移動し、今度は手動ハンドル
５２ａを逆に回して接近させ、ボルト２７および皿ばね
２８により、変更先バレルに接続する。変更元バレルは
栓体で閉鎖する。図５（ａ）はバレル１ｄに切り換えた
状態を、（ｂ）はバレル１ｃに切り換えた状態を、
（ｃ）はバレル１ｂに切り換えた状態を示している。こ
のように、原料供給装置６０により、迅速かつ容易に変
更作業が行える。
料供給口位置変更方法を図５に示す。まず、変更先バレ
ルの栓体を取り外すと共に変更元バレルの投入口２６を
取り外す。それから移動支持機構５０の手動ハンドル５
２ａを、スクリュ４やバレルから離反する方向であっ
て、ホッパ３０の押込みスクリュ３０ｂがスクリュ４軸
方向に移動してもバレルに干渉しない位置まで回す。そ
の後、２節リンク機構４０によりスクリュ軸方向にホッ
パ３０を変更先バレルまで移動し、今度は手動ハンドル
５２ａを逆に回して接近させ、ボルト２７および皿ばね
２８により、変更先バレルに接続する。変更元バレルは
栓体で閉鎖する。図５（ａ）はバレル１ｄに切り換えた
状態を、（ｂ）はバレル１ｃに切り換えた状態を、
（ｃ）はバレル１ｂに切り換えた状態を示している。こ
のように、原料供給装置６０により、迅速かつ容易に変
更作業が行える。
【００２０】また、シリンダ１の加熱冷却により原料供
給口の軸方向移動が生じたときは、２節リンク機構４０
の第１アーム４２および第２アーム４４が第１軸４６お
よび第２軸５６を介して回動する。さらに、前述した皿
ばね２８の押圧力と協働してその動きに追従できる。こ
のため、前記シリンダの加熱冷却による第２の原料供給
口位置のスクリュ軸方向移動が生じても円滑な押出機に
よる複合原料の製造が行える。
給口の軸方向移動が生じたときは、２節リンク機構４０
の第１アーム４２および第２アーム４４が第１軸４６お
よび第２軸５６を介して回動する。さらに、前述した皿
ばね２８の押圧力と協働してその動きに追従できる。こ
のため、前記シリンダの加熱冷却による第２の原料供給
口位置のスクリュ軸方向移動が生じても円滑な押出機に
よる複合原料の製造が行える。
【００２１】更に、押込みスクリュ３０ｂや受け３０ａ
のメンテナンス作業は、図５（ｂ）に示すように２節リ
ンク機構４０により第２軸５６を中心として回動して、
メンテナンスがやり易く、しかも押出機の所要スペース
外の位置まで容易に移動できる。
のメンテナンス作業は、図５（ｂ）に示すように２節リ
ンク機構４０により第２軸５６を中心として回動して、
メンテナンスがやり易く、しかも押出機の所要スペース
外の位置まで容易に移動できる。
【００２２】本実施例はホッパの場合を説明したが、溶
剤等の液体を注入する単管の場合では従来例のようなバ
ルブを不要とすると共にバルブまでの残存する液体が混
入することもない。
剤等の液体を注入する単管の場合では従来例のようなバ
ルブを不要とすると共にバルブまでの残存する液体が混
入することもない。
【００２３】また、本実施例の第２の原料供給口はシリ
ンダ上方に設けてあるが、水平方向に設けた場合でも同
様である。
ンダ上方に設けてあるが、水平方向に設けた場合でも同
様である。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明の押出機によれ
ば、供給用のホッパや注入用の単管の組み換え作業やメ
ンテナンス作業が容易で、設置する押出機の所要スペー
スを最少限とすると共に余分なメンテナンススペースを
不要にすることができる。
ば、供給用のホッパや注入用の単管の組み換え作業やメ
ンテナンス作業が容易で、設置する押出機の所要スペー
スを最少限とすると共に余分なメンテナンススペースを
不要にすることができる。
【００２５】
【図１】本発明の押出機の実施の形態を示す正面図。
【図２】本発明の押出機の要部を示す図で、図１のＡ−
Ａ断面図。
Ａ断面図。
【図３】本発明の押出機の要部を示す図で、図１のＢ−
Ｂ断面図。
Ｂ断面図。
【図４】本発明の押出機の実施の形態を示す図で、図１
の側面図。
の側面図。
【図５】本発明による押出機の第２の供給口切り換え状
態を示す図であり、（ａ）はバレル１ｄに切り換えた状
態を、（ｂ）はバレル１ｃに切り換えた状態を、（ｃ）
はバレル１ｂに切り換えた状態を示す図。
態を示す図であり、（ａ）はバレル１ｄに切り換えた状
態を、（ｂ）はバレル１ｃに切り換えた状態を、（ｃ）
はバレル１ｂに切り換えた状態を示す図。
【図６】従来の押出機を示す図。
【図７】従来の押出機の要部を示す断面図。
【図８】他の従来の押出機を示す図。
１ シリンダ ２６ 投入口 ３０ ホッパ ４０ ２節リンク機構 ４２ 第１アーム ４４ 第２アーム ４６ 第１軸 ５０ 移動支持機構 ５２ 減速機付き移動装置 ５４ ガイドバー ５６ 第２軸 ５８ 固定ブラケット
Claims (2)
- 【請求項１】 シリンダの元部にある第１の原料供給口
から原料をシリンダ内へ導入し、この原料をシリンダ内
に挿着されたスクリュによりシリンダ先端部へ移送しな
がら溶融、混練押出すると共に、前記第１の原料供給口
とシリンダ先端との中間部に別の原料を供給又は溶剤を
注入するための第２の原料供給口をスクリュ軸方向に沿
って複数設けた押出機において、 前記第２の原料供給口に着脱可能に接続されるホッパ又
は単管と、 このホッパ又は単管を前記第２の原料供給口に対し接離
する方向へ移動可能に支持する機構と、 前記ホッパ又は単管をスクリュ軸方向に移動可能に支持
するリンク機構とを具備することを特徴とする押出機。 - 【請求項２】 前記ホッパ又は単管は前記第２の原料供
給口の動きに追従して、スクリュ軸方向に移動可能に接
続されていることを特徴とする請求項１記載の押出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11136823A JP2000326389A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11136823A JP2000326389A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 押出機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326389A true JP2000326389A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15184352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11136823A Pending JP2000326389A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 押出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326389A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041946A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 抜止め部材の挿入装置及び抜止め部材の挿入方法 |
| JP2019528194A (ja) * | 2016-08-17 | 2019-10-10 | コペリオン ゲーエムベーハー | 着色されたプラスチック融解物及び着色されていないプラスチック融解物を製造するための装置及び方法 |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP11136823A patent/JP2000326389A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041946A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 抜止め部材の挿入装置及び抜止め部材の挿入方法 |
| JP2019528194A (ja) * | 2016-08-17 | 2019-10-10 | コペリオン ゲーエムベーハー | 着色されたプラスチック融解物及び着色されていないプラスチック融解物を製造するための装置及び方法 |
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