JPH0724877A - 射出成形機のパージ排出機能付ノズル - Google Patents

射出成形機のパージ排出機能付ノズル

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JPH0724877A
JPH0724877A JP19182493A JP19182493A JPH0724877A JP H0724877 A JPH0724877 A JP H0724877A JP 19182493 A JP19182493 A JP 19182493A JP 19182493 A JP19182493 A JP 19182493A JP H0724877 A JPH0724877 A JP H0724877A
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JP
Japan
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nozzle
flow path
end side
communication
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JP19182493A
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Inventor
Shuichi Yokoyama
修一 横山
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1753Cleaning or purging, e.g. of the injection unit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機のパージ排出機能付ノズルの提
供。 【構成】 ノズル3内に、基端側流路10と先端側流路
11との間に両流路10,11と交差するバルブ収容空
間3aが形成されると共に、バルブ収容空間3aに、連
通用流路4a,15,18及びパージ用流路4a,1
4,19が形成されるバルブ体4,20が位置変更可能
に挿入され、バルブ体4,20に連通位置b,d,fを
採らせることにより、両10,11が連通用流路4a,
15,18を介して連通して、連通流路12が構成さ
れ、バルブ体4,20にパージ位置a,e,gを採らせ
ることにより、基端側流路10がパージ用流路4a,1
4,19に連通して、パージ流路13が構成される。 【効果】 パージシャッタを省略することが可能とな
り、スペースが取れない射出成形機に対して有効であ
る。溶融材料が粘着する恐れがなく、全自動無人化運転
に対し効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機のパージ排
出機能付ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】射出成形機において、加熱
筒及びスクリュを交換することなく材料替え(パージン
グ)を行う場合、可塑化及び射出工程を複数回行つて射
出成形機内の以前の溶融材料を排出している。この作業
は所謂から打ちと称され、例えば図14に示すように射
出成形機のノズル63からパージシャッタ55に向けて
溶融材料64を射出させて行われる。パージシャッタ5
5は、その裏面に設けた一対のコロ56,57が、ベッ
ド52上に設けた固定盤51の一対のガイドレール5
3,54に摺動自在に案内されて移動可能である。すな
わち、固定盤51に設けた復動式の移動用シリンダ装置
58のピストンロッド59が、パージシャッタ55に結
合されているので、移動用シリンダ装置58の作動によ
つてパージシャッタ55が矢印A方向に往復移動する。
【0003】一方、パージシャッタ55の下方に位置さ
せて、排出シュータ60がベッド52上に傾斜させて配
設され、排出シュータ60の下端の下方に水槽62が配
設されている。パージングに際しては、射出成形機のノ
ズル63とパージシャッタ55とを対向させた状態で、
ノズル63の先端からパージ樹脂等の溶融材料64を射
出させる。溶融材料64は、パージシャッタ55に衝突
した後に落下し、排出シュータ60上を滑走して水槽6
2内に収容される。ノズル63がオープンノズルでな
く、開閉弁を備える場合には、この開閉弁を開放させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の射出成形機におけるパージングにあつては、
ノズル63に射出用の流路しか形成されておらず、ノズ
ル63の前方にパージ排出するようになるため、溶融材
料64を受け止めるパージシャッタ55が必要となり、
また、高速・多量にパージ排出する場合には、ノズル6
3とパージシャッタ55との間にある程度の距離が必要
となる。更に、パージング効率を向上させるためなど
で、溶融温度が低く粘着性が高い溶融材料64を使用す
る場合には、パージシャッタ55に付着し、滑落し難く
なる。このような場合、パージシャッタ55に付着防止
剤を塗布するか、パージシャッタ55を冷却する装置が
必要となる。更に、パージシャッタ55の下方に排出シ
ュータ60を備える場合には、排出シュータ60に、パ
ージ樹脂等の溶融材料64が滑落可能な傾斜角度を与え
なければならないため、下部に障害物がある場合には、
コンベア等の強制排出装置が必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、
次の通りである。請求項1の発明は、加熱筒1の先端部
に取付けられ、溶融材料9が流通する中心軸線方向の連
通流路12と、ノズル3の側方に開口するパージ流路1
3とを選択的に切換え可能に備える射出成形機のパージ
排出機能付ノズルであつて、ノズル3内に中心軸線方向
の基端側流路10と先端側流路11とが形成され、該基
端側流路10と先端側流路11との間に両流路10,1
1と交差するバルブ収容空間3aが形成されると共に、
該バルブ収容空間3aに、連通用流路4a,15,18
及びパージ用流路4a,14,19が形成されるバルブ
体4,20が位置変更可能に挿入され、該バルブ体4,
20に連通位置b,d,fを採らせることにより、前記
基端側流路10と先端側流路11とが連通用流路4a,
15,18を介して連通して、前記連通流路12が構成
され、該バルブ体4,20にパージ位置a,e,gを採
らせることにより、前記基端側流路10がパージ用流路
4a,14,19に連通して、前記パージ流路13が構
成されることを特徴とする射出成形機のパージ排出機能
付ノズルである。また、請求項2の発明は、バルブ体4
が、バルブ収容空間3aに中心軸線回りの回動自在に挿
入され、連通位置b,dを採らせることにより、基端側
流路10と先端側流路11とを連通する連通用流路4
a,15と、パージ位置a,eを採らせることにより、
基端側流路10とノズル3の側方とを連通するパージ用
流路4a,14とを備えると共に、バルブ体4を回動駆
動するシリンダ装置6が備えられることを特徴とする請
求項1の射出成形機のパージ排出機能付ノズルである。
そして、バルブ体4,20に、基端側流路10を遮断す
る遮断位置cを備えさせることができる。また、ノズル
3に、バルブ体4のパージ用流路4aと接続可能なパー
ジ孔16を形成することができる。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、バルブ体4,20に
連通位置b,d,fを採らせることにより、基端側流路
10と先端側流路11とが連通用流路4a,15,18
を介して連通して、中心軸線方向の連通流路12が構成
されるので、加熱筒1内の溶融材料9をノズル3の先端
から射出することができる。また、バルブ体4,20に
パージ位置a,e,gを採らせることにより、基端側流
路10がパージ用流路4a,14,19に連通して、ノ
ズル3の側方に開口するパージ流路13が構成されるの
で、加熱筒1内の溶融材料9をノズル3の側方にパージ
排出することができる。
【0007】請求項2の発明によれば、バルブ体4がバ
ルブ収容空間3aに中心軸線回りの回動自在に挿入され
ているので、シリンダ装置6によつてバルブ体4を回動
駆動することによつて、バルブ体4に、連通位置b,d
又はパージ位置a,eを選択的に採らせることができ
る。連通位置b,dを採らせることにより、基端側流路
10と先端側流路11とを連通用流路4a,15を介し
て連通することができ、また、パージ位置a,eを採ら
せることにより、基端側流路10とノズル3の側方とを
パージ用流路4a,14を介して連通することができる
ので、請求項1の発明と同様の作用を得ることができ
る。
【0008】そして、バルブ体4,20に、基端側流路
10を遮断する遮断位置cを備えさせれば、シャットオ
フ装置として機能させることができる。また、ノズル3
に、バルブ体4のパージ用流路4aと接続可能なパージ
孔16を形成すれば、基端側流路10がパージ用流路4
aに繋がつてパージ流路13が構成される際、パージ用
流路4aが更にパージ孔16に繋がつて、ノズル3の側
方に開口する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1〜図4は本発明の第1実施例に係る射
出成形機のパージ排出機能付ノズルを示す。図1中にお
いて符号1は加熱筒を示し、加熱筒1の中には前後進可
能にスクリュ2が組み込まれ、また、加熱筒1の先端部
には、ノズル3が着脱自在に取付けられている。ノズル
3の中心軸線方向には、基端側流路10及び先端側流路
11が形成され、両流路10,11の間には、両流路1
0,11とほぼ直交して交差するバルブ収容空間3aが
形成されている。バルブ収容空間3aは、円形断面を有
してノズル3を貫通しており、バルブ体であるロータリ
ーバルブ4が挿入されている。
【0010】このロータリーバルブ4の外周面には、ほ
ぼ180度の角度範囲に延びる半環状溝4aが形成さ
れ、また、ノズル3には、バルブ収容空間3aに接続さ
せて、パージ孔16が形成されている。半環状溝4a
は、ロータリーバルブ4を図3に示す連通位置bに回動
させることにより、両流路10,11と連通して連通流
路12の一部を構成し、また、図1に示すパージ位置a
に回動させることにより、先端側流路11を遮断し、か
つ、基端側流路10とノズル3のパージ孔16とを接続
し、基端側流路10とノズル3の側面とを連通してパー
ジ流路13の一部を構成する。従つて、半環状溝4a
は、連通用流路兼パージ用流路として機能する。パージ
流路13の下方には、パージ受8が設置される。
【0011】このようなロータリーバルブ4は、リンク
5を介してシリンダ装置6に接続され、パージ位置aと
連通位置bとの間で回動可能である。図2に示すように
具体的には、一対のリンク5の基端部が、それぞれナッ
ト5aによつてロータリーバルブ4の各端部に固着さ
れ、両リンク5の先端部にロッド5bが架設され、ロッ
ド5bの中央部にシリンダ装置6のピストンロッド6a
が相対回動自在に結合されている。シリンダ装置6はブ
ラケット7を介してノズル3に固定されているが、加熱
筒1に固定することもできる。シリンダ装置6は、油圧
又は空気圧によつて駆動される。
【0012】次に、上記第1実施例の作用について説明
する。通常の射出成形は、ロータリーバルブ4を図3に
示す連通位置bに回動させて行われる。すなわち、ピス
トンロッド6aに突出作動を与え、両リンク5に図1上
にて反時計回り方向の回動を与え、両リンク5と一体の
ロータリーバルブ4に連通位置bを採らせる。これによ
り、基端側流路10、半環状溝4a及び先端側流路11
が繋がり、連通流路12を構成する。但し、基端側流路
10とパージ孔16との接続は、遮断されている。この
状態で、加熱筒1内の樹脂等の溶融材料9は、スクリュ
2によつて押出され、ノズル3の基端側流路10から半
環状溝4aを通つて先端側流路11に流入し、ノズル3
の先端から射出されるので、溶融材料9がノズル3の先
端に接続させた図外の金型によつて成形される。
【0013】また、パージングを行う場合には、から打
ち作業を行う。から打ち作業に際しては、シリンダ装置
6によつてロータリーバルブ4に図1に示すパージ位置
aを採らせる。すなわち、ピストンロッド6aに没入作
動を与え、両リンク5に図1上にて時計回り方向の回動
を与え、両リンク5と一体のロータリーバルブ4にパー
ジ位置aを採らせる。これにより、ロータリーバルブ4
によつて先端側流路11が遮断され、かつ、基端側流路
10、半環状溝4a及びノズル3のパージ孔16が繋が
り、ノズル3の側方に開口するパージ流路13を構成す
る。この状態で、加熱筒1内の樹脂等の溶融材料9は、
スクリュ2によつて押出され、基端側流路10から半環
状溝4aを通つてパージ孔16に流入し、ノズル3の側
方からパージ排出され、パージ受8に受け入れられる。
【0014】また、ロータリーバルブ4に図4に示す遮
断位置cを採らせれば、ロータリーバルブ4をシャット
オフ装置として機能させることができる。その際、半環
状溝4aは、先端側流路11及びノズル3のパージ孔1
6の両者と繋がらず、基端側流路10のみに繋がつてい
る。従つて、ロータリーバルブ4によつて、基端側流路
10のみならず先端側流路11及びパージ孔16の全て
が遮断されている。このようにして、加熱筒1内の溶融
材料9が基端側流路10から流出することが阻止される
ので、シャットオフ装置として機能する。
【0015】図5〜図9は本発明の第2実施例に係る射
出成形機のパージ排出機能付ノズルを示し、第1実施例
と実質的に同一の部分には同一の符合を付してそれらの
説明は省略する。この実施例にあつては、ロータリーバ
ルブ4に、連通用流路である径方向の貫通孔15を形成
すると共に、貫通孔15から周方向に若干位置をずらせ
てパージ用流路14を形成する。パージ用流路14は、
図6に示すようにロータリーバルブ4の外周から半径方
向に延在する径方向部14aと、ロータリーバルブ4の
中心軸線方向の一端に開口する中心軸線方向部14b
と、両部14a,14bを接続するL字状の接続部14
cとからなる。接続部14cは、貫通孔15を迂回する
ために設けられ、径方向部14a及び中心軸線方向部1
4bの延長上に貫通孔15が位置している。
【0016】なお、パージ用流路14は、中心軸線方向
部14bの先端、つまりロータリーバルブ4の水平方向
の一方の側面に開口しているため、図8に示すように中
心軸線方向部14bの先端にシュータ17の上端を臨ま
せ、シュータ17の下端部の下方に、パージ受8を設置
してある。
【0017】次に、上記第2実施例の作用について説明
する。通常の射出成形は、ロータリーバルブ4を図5に
示す連通位置dに回動させて行われる。これにより、基
端側流路10、貫通孔15及び先端側流路11が繋が
り、連通流路12を構成する。この状態で、加熱筒1内
の樹脂等の溶融材料9は、スクリュ2によつて押出さ
れ、ノズル3の基端側流路10から貫通孔15を通つて
先端側流路11に流入し、ノズル3の先端から射出され
るので、溶融材料9がノズル3の先端に接続させた図外
の金型によつて成形される。
【0018】また、パージングに伴うから打ち作業に際
しては、シリンダ装置6によつてロータリーバルブ4に
図7に示すパージ位置eを採らせる。これにより、ロー
タリーバルブ4によつて先端側流路11が遮断され、か
つ、基端側流路10がパージ用流路14に繋がり、ノズ
ル3の側方、具体的にはロータリーバルブ4の側面に開
口するパージ流路13を構成する。この状態で、加熱筒
1内の樹脂等の溶融材料9は、スクリュ2によつて押出
され、基端側流路10からパージ用流路14に流入し、
パージ用流路14の中心軸線方向部14bからパージ排
出され、パージ受8に受け入れられる。
【0019】また、ロータリーバルブ4に図9に示す遮
断位置cを採らせれば、ロータリーバルブ4をシャット
オフ装置として機能させることができる。その際、基端
側流路10及び先端側流路11は、ロータリーバルブ4
によつて遮断され、加熱筒1内の溶融材料が基端側流路
10から流出することが阻止されるので、シャットオフ
装置として機能が得られる。
【0020】図10,図11は、ロータリーバルブ4の
他の構造例を示し、バルブ収容空間3aに、直線状をな
す連通用流路18及びL字状をなすパージ用流路19が
形成されるバルブ体20が位置変更可能に挿入されてい
る。パージ用流路19は、バルブ体20の中心軸線方向
(図上にて左右方向)の一方の側面に開口している。こ
のバルブ体20は、中心軸線方向にのみ移動するので、
バルブ体20及びバルブ収容空間3aに、円形以外の異
形断面を適合するように与えることが可能である。しか
して、溶融材料9が流通する中心軸線方向の連通流路1
2が、加熱筒1の先端部に取付けられるノズル3におい
て、基端側流路10、連通用流路18及び先端側流路1
1によつて構成可能であり、また、ノズル3の側方に開
口するパージ流路13が、基端側流路10及びパージ用
流路19によつて構成可能であり、バルブ体20を中心
軸線方向に移動させて連通流路12とパージ流路13と
を選択的に切換え可能である。
【0021】本構造例によれば、図11に示すようにバ
ルブ体20に連通位置fを採らせることにより、基端側
流路10と先端側流路11とが連通用流路18を介して
連通し、また、図12に示すようにバルブ体20にパー
ジ位置gを採らせることにより、先端側流路11を遮断
し、かつ、基端側流路10がパージ用流路19に連通す
る。また、バルブ体20に図13に示す遮断位置cを採
らせれば、ロータリーバルブ4をシャットオフ装置とし
て機能させることができる。かくして、本構造例によつ
ても、前記実施例と同様の作用を得ることができる。な
お、バルブ体20を中心軸線方向に移動させる手段とし
て、シリンダ装置、ラックアンドピニオン等を付属させ
ることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る射出成形機のパージ排出機能付ノズルによ
れば、パージ排出が、ノズルの前方から行われず、広い
空間を確保し易いノズルの側方から所定の方向に向けて
行われるため、パージシャッタを省略することが可能と
なり、ノズル後退代の少ない、或いはノズル下部が狭
く、シュータ等を設置するスペースが取れない等の射出
成形機に対して有効である。更に、溶融粘度が低く粘着
性の高い溶融材料であつても、パージシャッタが不要と
なるため、粘着する恐れがなく、パージ排出時のトラブ
ルが解消され、全自動無人化運転に対し多大の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る射出成形機のパー
ジ排出機能付ノズルを示す断面図。
【図2】 同じくロータリーバルブの取付け状態を示す
断面図。
【図3】 同じく作用説明図。
【図4】 同じく作用説明図。
【図5】 本発明の第2実施例に係る射出成形機のパー
ジ排出機能付ノズルの要部を示す断面図。
【図6】 同じくロータリーバルブの取付け状態を示す
断面図。
【図7】 同じく作用説明図。
【図8】 同じく作用説明図。
【図9】 同じく作用説明図。
【図10】 他の構造例に係るバルブ体を示す断面図。
【図11】 他の構造例に係るバルブ体を示す断面図。
【図12】 同じく作用説明図。
【図13】 同じく作用説明図。
【図14】 従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1:加熱筒、2:スクリュ、3:ノズル、3a:バルブ
収容空間、4:ロータリーバルブ(バルブ体)、4a:
半環状溝(連通用流路兼パージ用流路)、5:リンク、
6:シリンダ装置、8:パージ受、9:溶融材料、1
0:基端側流路、11:先端側流路、12:連通流路、
13:パージ流路、14,19:パージ用流路、16:
パージ孔(パージ用流路)、15:貫通孔(連通用流
路)、17:シュータ、18:連通用流路、20:バル
ブ体、a,e,g:パージ位置、b,d,f:連通位
置、c:遮断位置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱筒(1)の先端部に取付けられ、溶
    融材料(9)が流通する中心軸線方向の連通流路(1
    2)と、ノズル(3)の側方に開口するパージ流路(1
    3)とを選択的に切換え可能に備える射出成形機のパー
    ジ排出機能付ノズルであつて、ノズル(3)内に中心軸
    線方向の基端側流路(10)と先端側流路(11)とが
    形成され、該基端側流路(10)と先端側流路(11)
    との間に両流路(10,11)と交差するバルブ収容空
    間(3a)が形成されると共に、該バルブ収容空間(3
    a)に、連通用流路(4a,15,18)及びパージ用
    流路(4a,14,19)が形成されるバルブ体(4,
    20)が位置変更可能に挿入され、該バルブ体(4,2
    0)に連通位置(b,d,f)を採らせることにより、
    前記基端側流路(10)と先端側流路(11)とが連通
    用流路(4a,15,18)を介して連通して、前記連
    通流路(12)が構成され、該バルブ体(4,20)に
    パージ位置(a,e,g)を採らせることにより、前記
    基端側流路(10)がパージ用流路(4a,14,1
    9)に連通して、前記パージ流路(13)が構成される
    ことを特徴とする射出成形機のパージ排出機能付ノズ
    ル。
  2. 【請求項2】 バルブ体(4)が、バルブ収容空間(3
    a)に中心軸線回りの回動自在に挿入され、連通位置
    (b,d)を採らせることにより、基端側流路(10)
    と先端側流路(11)とを連通する連通用流路(4a,
    15)と、パージ位置(a,e)を採らせることによ
    り、基端側流路(10)とノズル(3)の側方とを連通
    するパージ用流路(4a,14)とを備えると共に、バ
    ルブ体(4)を回動駆動するシリンダ装置(6)が備え
    られることを特徴とする請求項1の射出成形機のパージ
    排出機能付ノズル。
  3. 【請求項3】 バルブ体(4,20)に、基端側流路
    (10)を遮断する遮断位置(c)を備えることを特徴
    とする請求項1又は2の射出成形機のパージ排出機能付
    ノズル。
  4. 【請求項4】 ノズル(3)に、バルブ体(4)のパー
    ジ用流路(4a)と接続可能なパージ孔(16)が形成
    されていることを特徴とする請求項1,2又は3の射出
    成形機のパージ排出機能付ノズル。
JP19182493A 1993-07-07 1993-07-07 射出成形機のパージ排出機能付ノズル Pending JPH0724877A (ja)

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