JP2000326307A - 角のみ機のバイス機構 - Google Patents

角のみ機のバイス機構

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JP2000326307A
JP2000326307A JP11140985A JP14098599A JP2000326307A JP 2000326307 A JP2000326307 A JP 2000326307A JP 11140985 A JP11140985 A JP 11140985A JP 14098599 A JP14098599 A JP 14098599A JP 2000326307 A JP2000326307 A JP 2000326307A
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JP
Japan
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vise
wood
base
screw
contact
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Pending
Application number
JP11140985A
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English (en)
Inventor
Hiromi Ozawa
広身 小沢
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角のみ機が木材からずれるのを防止し、角穴
を真直に加工し穴位置がずれないようにすることであ
る。 【解決手段】 木材15を挟持するバイス8上部に上下
動部材10を設け、ベース1下面に当接させる。これに
より、バイス8はスクリュー12、上下動部材10,1
0で3点支持され、バイス8のがたつきが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角のみ機のバイス
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図4、図5を用いて説明す
る。角のみ機で木材15上に角穴16を加工する場合、
木材15上に角のみ機をのせ、バイス7を木材15の側
面に当接させる。ハンドル11でスクリュー12を回転
させ、この推力によりバイス8を移動させて木材15に
当接させる。バイス8にはシャフト14を設け、ベース
1に穴1aを設け、穴1aにシャフト14を貫通させる
ことでバイス8の回転を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バイス7,8の挟持力
は、スクリュー12の推力×スクリュー12とバイス8
摺動面の摩擦係数である。この挟持力が角のみ5の推力
より小さいと、バイス8はシャフト14とベース1の穴
1aのガタ分だけ動いてしまう。また、幅の狭い木材を
挟持すると、バイス8とベース1の幅方向の間隔が広が
り、回転防止シャフト14に曲げモーメントが発生しバ
イス8が回転し、角のみ機が木材15からずれ角穴を真
直に加工できない又は穴位置がずれるなどの問題があっ
た。
【0004】これを防止するため、ベース1の穴1aの
径を小さくすると、バイス8がスムーズに移動しない。
また、シャフト14を太くすると、重量が増え、角のみ
機の持ち運びが不便になるなどの問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、バイスのがたつきを防止し挟持力を向上さ
せることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベース上に
一端が垂設され、他端がブリッジを介し連結された複数
のコラムと、コラムと平行方向に角のみが固定され、コ
ラムに摺動自在に取付けられたヘッド部及びベース下に
一方の面が木材の側面に当接し、他方の面が前記一方の
面に対向して配設し摺動自在で固着可能に形成された一
対のバイスを有する角のみ機において、ベース下面に当
接する上下動部材をバイス上部に設けることにより達成
される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図3に
より説明する。図1は角のみ機の正面図、図2は図1の
A−A線断面図、図3は図1の側面図である。
【0008】ベース1上に2本のコラム2を垂設し、コ
ラム2はブリッジ3により連結固定されている。ヘッド
部4がコラム2と同方向になるように配設され、角のみ
5の一端を固定している。角のみ5を有したヘッド部4
は、モーター6により昇降する。ベース1下には一対の
バイス7,8を配設している。木材15の側面にバイス
7が当接し、木材15の他方の面に対向してバイス8が
配設されている。バイス8にはスクリュー12と増し締
めレバー13が設けられ、バイス7,8とベース1によ
りバイス機構を構成して木材15を挟持する。
【0009】バイス8上部の両端にそれぞれ上下動部材
10を上下動自在にねじ嵌合させ、上下動部材10にナ
ット9をねじ嵌合させる。上下動部材10先端はベース
1下面に当接するように調整し、設定した位置をナット
9で固定する。
【0010】上記構成において、木材15上に角のみ機
をのせ、バイス7を木材15の側面に当接させる。次に
ハンドル11を回しスクリュー12を回転させ、この推
力によりバイス8を移動させて木材15に当接させ、増
し締めレバー13により固定する。このとき、バイス8
はスクリュー12、上下動部材10,10で3点支持さ
れ、バイス8のがたつきは防止できる。また、幅の狭い
木材を挟持する場合でも、曲げモーメントは発生せず、
スクリュー12の推力をそのままバイス7,8の挟持力
として伝えることができる。
【0011】次にモータ6を起動し、角のみ5を有した
ヘッド部4を下降させ、木材15に角穴16を加工す
る。この場合でも、バイス8はスクリュー12、上下動
部材10で3点支持されることで、角のみ5の推力によ
り角のみ機が持ち上げられることはなく、角穴を真直に
加工でき、穴位置のずれを防止できる。
【0012】また、バイス8のシャフト14が不要とな
り、従来より軽量な角のみ機にできる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ベース下面に当接する
上下動部材をバイス上部に設けたことにより、バイスは
スクリュー、上下動部材で保持され、バイスのがたつき
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す角のみ機の正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】従来の角のみ機の正面図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【符号の説明】
7,8…バイス、9…ナット、10…上下動部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に一端が垂設され、他端がブリ
    ッジを介し連結された複数のコラムと、コラムと平行方
    向に角のみが固定され、コラムに摺動自在に取付けられ
    たヘッド部及びベース下に一方の面が木材の側面に当接
    し、他方の面が前記一方の面に対向して配設し摺動自在
    で固着可能に形成された一対のバイスを有する角のみ機
    において、ベース下面に当接する上下動部材をバイス上
    部に設けたことを特徴とする角のみ機のバイス機構。
JP11140985A 1999-05-21 1999-05-21 角のみ機のバイス機構 Pending JP2000326307A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI395649B (zh) * 2010-07-27 2013-05-11 Guan Wen Chen 快拆式修邊機
CN109968471A (zh) * 2019-03-06 2019-07-05 余孟财 一种家具木材加工切槽机械

Cited By (3)

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TWI395649B (zh) * 2010-07-27 2013-05-11 Guan Wen Chen 快拆式修邊機
CN109968471A (zh) * 2019-03-06 2019-07-05 余孟财 一种家具木材加工切槽机械
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