JP2006275876A - 材料試験機 - Google Patents

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貴浩 關
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Abstract

【課題】 テーブル上に支柱を介してクロスヘッドを配置するともとに、そのクロスヘッドの上下方向の位置を変更可能な構造を持つ材料試験機において、試験機の上方に生じるデッドスペースをなくすることができ、例えば格納時や輸送時における所要スペースを小さくすることのできる材料試験機を提供する。
【解決手段】 テーブル1上に設けた複数の支柱4a,4bとクロスヘッド5とを一体化し、その各支柱4a,4bを、テーブル1に設けられた上下動機構7によって上下動させる構造を採用することにより、クロスヘッド5を昇降させることによって試験機の全高が変化し、格納時や輸送時における所要スペースを小さくすることを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は材料試験機に関し、更に詳しくは、テーブル上に複数の支柱を介してクロスヘッドを配置した構造の材料試験機に関する。
材料試験機においては、一般に、掴み具や圧盤などの一対の試験用治具に試験片を装着し、一方の治具を負荷用のアクチュエータにより変位を与えることによって試験片に負荷を加える。
このような材料試験機において、負荷用のアクチュエータとして例えば油圧シリンダや空圧シリンダのような直動型のアクチュエータを用いる場合には、図5に正面図を例示するように、テーブル51上に複数の支柱52を介してクロスヘッド53を配置するとともに、そのテーブル51とクロスヘッド53のいずれか一方、例えばテーブル51に油圧シリンダ等のアクチュエータ54を固定した構造が多用されている(例えば特許文献1参照)。
この構造において、アクチュエータ54のピストン54aとクロスヘッド53にそれぞれ掴み具等の治具55a,55bを装着し、これらの間に試験片Wを取り付けてアクチュエータ54を駆動することによって、試験片Wに負荷を加える。
クロスヘッド53は昇降機構(図示せず)によって支柱52をガイドとして上下方向に移動させることができるようになっており、このクロスヘッド53を適宜に位置決めすることにより、試験片Wの長短に対応できるようになっている。なお、複数の支柱52の頂部を互いにクロスヨーク(固定されたクロスヘッド)で連結したものも知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平9−15989号公報 特開2003−65918号公報
ところで、上記した従来の構造においては、支柱52をガイドとしてクロスヘッド53を昇降させるため、試験機の高さ(全高)は設置面から支柱52の頂部であって、クロスヘッド53の位置に係わらず一定となる。そのため、使用時、あるいは格納時や輸送時においても常に最大高さ分の空間が必要であり、殆どの場合において高さ方向にデッドスペースが生じてしまうという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、テーブル上に支柱を介してクロスヘッドを配置するとともに、そのクロスヘッドの上下方向位置を変更可能な材料試験機において、上記したデッドスペースを解消することをその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明の材料試験機は、テーブル上に複数の支柱を介してクロスヘッドを配置し、そのテーブルとクロスヘッドのいずれか一方の部材に負荷用のアクチュエータを取り付けるとともに、そのアクチュエータと他方の部材との間に試験片を装着して、上記アクチュエータの駆動により試験片に対して負荷を加える材料試験機において、上記複数の支柱とクロスヘッドとが一体化されているとともに、その各支柱が、上記テーブルに設けられた上下動機構により上下動するように構成されていることによって特徴づけられる(請求項1)。
ここで、本発明においては、上記上下動機構を、上記テーブルに回転自在に支持された複数のねじと、これらの各ねじに同期した回転を与える回転駆動機構と、これらの各ねじに螺合し、かつ、上記各支柱に固定された複数のナットによって構成すること(請求項2)ができる。
本発明は、支柱をガイドとしてクロスヘッドを上下動させるのではなく、支柱ごとクロスヘッドを上下動させることによって、課題を解決しようとするものである。
すなわち、本発明においては、クロスヘッドを複数の支柱と一体化するとともに、その各支柱をテーブルに設けた上下動機構によって上下動させる構成としている。この構成によれば、支柱を上下動させることによってクロスヘッドが上下動する。従って、クロスヘッドの位置に応じて試験機の高さが変化し、上方にデッドスペースが生じない。
本発明によれば、クロスヘッドを昇降させることによって試験機の高さが変化し、支柱をガイドとしてクロスヘッドが昇降する従来の試験機のように上方にデッドスペースが生じることがなく、特に試験機の格納時や輸送時においてその所要スペースを小さくすることが可能となる。
また、請求項2に係る発明のように、テーブル側に回動自在に支持され、回転駆動機構により回転が与えられる複数のねじと、支柱側に固定され、これらの各ねじに螺合するナットによって支柱の上下動機構を構成すると、各ねじを回転させない限り支柱は昇降せず、従って支柱を固定し忘れても支柱並びにクロスヘッドが落下するおそれがなくなるという利点がある。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の正面図であり、図2はそのA−A断面図である。また、図3には支柱4a,4bとその上下動機構7を主体に抽出した要部斜視図を示す。なお、この図3は図1の裏面側から見た斜視図である。
テーブル1には負荷用のアクチュエータ、例えば空圧シリンダ2が取り付けられており、その空圧シリンダ2のピストンロッド2aはテーブル1を貫通して上方に伸び、その上端部に下側の掴み具3aが装着されている。テーブル1の上には2本の支柱4a,4bを介してクロスヘッド5が支持されており、このクロスヘッド5には、ロードセル6を介して上側の掴み具3bが装着されている。試験片W(図1において図示せず、後述する図4参照)はこれらの掴み具3a,3bにその両端部が把持された状態で試験に供され、空圧シリンダ2を駆動して下側の掴み具3aを変位させることによって負荷が加えられる。
各支柱4a,4bは、それぞれテーブル1を貫通して当該テーブル1に対して上下方向に移動自在に支持されており、上下動機構7によって上下動させることができるようになっている。
すなわち、テーブル1にはその左右両側にそれぞれブラケット8a,8bが固定されており、この各ブラケット8a,8bにそれぞれ軸受9a,9bを介して鉛直方向に伸びるねじ10a,10bが回動自在に支持されている。前記した各支柱4a,4bの下端部には、それぞれ各ねじ10a,10bに螺合するナット11a,11bが刻まれたブロック12a,12bが固定されている。また、これらの各ねじ10a,10bの頂部には、それぞれ傘歯車13a,13bが固着されている。
ブラケット8a,8bにはまた、軸受14a,14bにより水平のシャフト15が回転自在に支持されている。このシャフト15の一端にはハンドル16が設けられているとともに、各ねじ10a,10bの頂部の傘歯車13a,13bに噛み合う傘歯車17a,17bが固着されている。
また、テーブル1の両側面には、それぞれ支柱4a,4bの位置を固定するためのロック機構18a,18bが設けられている。
以上の構成において、ハンドル16を回転させることにより、シャフト15を介して各傘歯車17a,17bが回転し、これらに噛み合う傘歯車13a,13bが回転して各ねじ10a,10bが回転する。これらの各ねじ10a,10bはそれぞれ支柱4a,4bに固定されているブロック12a,12bに刻まれたナット11a,11bにねじ込まれているので、各ねじ10a,10bの回転によりブロック12a,12bが上下動して支柱4a,4b並びにクロスヘッド5が上下動する。ハンドル16の回動によりクロスヘッド5を任意の高さに移動させた後、ロック機構18a,18bを操作することにより、その位置にクロスヘッド5を固定することができる。
図1〜図3はクロスヘッド5を最上部に位置させた状態で示すものであり、図4に使用状態における正面図を示すように、試験片Wの長さに応じてクロスヘッド5を下降させた状態では、クロスヘッド5は支柱4a,4bごと下降するが故に、試験機の全高が低くなり、従来のように上方にデッドスペースが生じない。
従って、例えば試験機の格納時や輸送時においては、その全高を自由に低くさせることが可能となり、格納や輸送のために必要な空間をを従来の試験機に比して大幅に小さくすることができる。
また、この実施の形態によると、上下動機構7はテーブル1の下で、かつ、テーブル1の後方に配置され、オペレータが作業するテーブル1の上並びに前方、更にはテーブル1の上方に伸びる支柱4a,4bの近辺には存在しないため、クロスヘッド5の昇降に伴う巻き込み等の危険を抑制することもできる。
更に、以上のようにねじ10a,10bとナット11a,11bを用いた上下動機構7の採用により、ロック機構18a,18bの操作を忘れた場合でも、支柱4a,4b並びにクロスヘッド5は落下せず、安全性の点において有利である。
ここで、以上の実施の形態においては、ハンドル16を回すことによってねじ10a,10bを回転させ、クロスヘッド5を昇降させた例を示したが、ハンドル16に代えて電動機を設け、その電動機の駆動によりねじ10a,10bを回転させてクロスヘッド5を昇降させるように構成してもよい。
また、以上のようなねじ10a,10bとナット11a,11bを用いた機構のほか、油・空圧シリンダなどの直動型アクチュエータを用いて支柱とクロスヘッドを昇降させるように構成することもできる。
更に、以上の実施の形態では負荷用のアクチュエータとして空圧シリンダ2を用い、その空圧シリンダ2をテーブル1側に固定した例を示したが、空圧シリンダに代えて油圧シリンダを用いることもできるとともに、そのアクチュエータをクロスヘッド5側(クロスヘッド5の上方)に固定してもよいことは勿論である。
本発明の実施の形態の正面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施の形態における支柱4a,4bとその上下動機構7を主体に抽出した要部斜視図である。 本発明の実施の形態の使用状態の例を現す正面図である。 負荷用のアクチュエータとして油圧シリンダや空圧シリンダ等の直動型のアクチュエータを用いた従来の材料試験機の構成例を示す正面図である。
符号の説明
1 テーブル
2 空圧シリンダ
3a,3b 掴み具
4a,4b 支柱
5 クロスヘッド
7 上下動機構
8a,8b ブラケット
9a,9b,14a,14b 軸受
10a,10b ねじ
11a,11b ナット
12a,12b ブロック
13a,13b.17a.17b 傘歯車
15 シャフト
16 ハンドル
18a,18b ロック機構
W 試験片

Claims (2)

  1. テーブル上に複数の支柱を介してクロスヘッドを配置し、そのテーブルとクロスヘッドのいずれか一方の部材に負荷用のアクチュエータを取り付けるとともに、そのアクチュエータと他方の部材との間に試験片を装着して、上記アクチュエータの駆動により試験片に対して負荷を加える材料試験機において、
    上記複数の支柱とクロスヘッドとが一体化されているとともに、その各支柱が、上記テーブルに設けられた上下動機構により上下動するように構成されていることを特徴とする材料試験機。
  2. 上記上下動機構が、上記テーブルに回転自在に支持された複数のねじと、これらの各ねじに同期した回転を与える回転駆動機構と、これらの各ねじに螺合し、かつ、上記各支柱に固定された複数のナットによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の材料試験機。
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