JP2000326285A - タイヤ切断装置 - Google Patents

タイヤ切断装置

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JP2000326285A
JP2000326285A JP11143098A JP14309899A JP2000326285A JP 2000326285 A JP2000326285 A JP 2000326285A JP 11143098 A JP11143098 A JP 11143098A JP 14309899 A JP14309899 A JP 14309899A JP 2000326285 A JP2000326285 A JP 2000326285A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力駆動源を用いずとも廃タイヤ等のホイ
ール未装着のタイヤを半径方向に切断して円周方向に多
分割するタイヤ切断装置を得る。 【解決手段】 切断対象のタイヤを転倒状態で載置する
載置盤と、該盤上のタイヤを予め定められた角度ずつ回
転させる寸動回転手段と、前記盤上に対面してタイヤの
ほぼ半径方向に沿った向きの刃先を有する切断刃と、該
切断刃を載置盤に近接離反させる方向に駆動する切断刃
駆動手段と、前記切断刃がタイヤから離れているときに
のみ寸動回転手段の動作を許容する切断刃制御手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば廃タイヤ等の
ホイール未装着のタイヤを半径方向に切断して円周方向
に多分割するタイヤ切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】廃タイヤは、摩耗が少ないと周縁に新た
なゴム層、ワイヤ層等を積層させて再生タイヤとしてリ
サイクルされる。しかしながら、激しく摩耗した廃タイ
ヤは、一部のものは、細かく破断されて素材リサイクル
にかけられ、また、一部のものは、同じく細かく破断さ
れて焼却処理される。
【0003】廃タイヤを細かく破断する従来の装置とし
ては、昇降する基台の下面側に複数の切断刃を放射状に
配して、この基台を下方の廃タイヤを載置させた載置台
に油圧力で押付けて細かく破断する装置があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の装置では、多数の切断刃で一度に廃タイヤを切断す
るため、切断刃を備えた基台を廃タイヤに押付ける油圧
力は膨大となり、膨大な油圧力に応じた装置構成のた
め、大型の油圧発生装置が必要となり、更に、油圧発生
装置のみでなく、切断装置自体が大型となる。また、廃
タイヤの切断片は基台に配置された切断刃の間隔に応じ
たものとなっている。
【0005】本発明は、高出力駆動源を用いずとも廃タ
イヤ等のホイール未装着のタイヤを半径方向に切断して
円周方向に多分割するタイヤ切断装置を得ることを目的
とする。また、大きさの相違するタイヤであっても切断
片の大きさを自由に変更可能なタイヤ切断装置を得るこ
とを別の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本請求項1に記載された
発明に係るタイヤ切断装置は、切断対象のタイヤを転倒
状態で載置する載置盤と、該盤上のタイヤを予め定めら
れた角度ずつ回転させる寸動回転手段と、前記盤上に対
面してタイヤのほぼ半径方向に沿った向きの刃先を有す
る切断刃と、該切断刃を載置盤に近接離反させる方向に
駆動する切断刃駆動手段と、前記切断刃がタイヤから離
れているときにのみ寸動回転手段の動作を許容する切断
刃制御手段とを備えたものである。
【0007】本請求項2に記載された発明に係るタイヤ
切断装置は、請求項1に記載されたタイヤ切断装置にお
いて、前記載置盤は、載置されたタイヤの周方向の回転
を支持する複数のローラを備え、前記寸動回転手段が、
前記載置盤に載置されたタイヤを周内外方向から挟持す
る一組の挟持ローラと、該挟持ローラの一方を回転駆動
するローラ駆動手段と、前記タイヤを予め定められた角
度ずつ回転させるようにローラ駆動手段を制御する制御
手段とを備えたものである。
【0008】本請求項3に記載された発明に係るタイヤ
切断装置は、請求項2に記載された一組の挟持ローラの
うち、タイヤの内周側に位置する方の挟持ローラを傾倒
可能にしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、切断対象のタ
イヤを転倒状態で載置する載置盤と、該盤上のタイヤを
予め定められた角度ずつ回転させる寸動回転手段と、前
記盤上に対面してタイヤのほぼ半径方向に沿った向きの
刃先を有する切断刃と、該切断刃を載置盤に近接離反さ
せる方向に駆動する切断刃駆動手段と、前記切断刃がタ
イヤから離れているときにのみ寸動回転手段の動作を許
容する切断刃制御手段とを備えたものであるため、高出
力駆動源を用いずとも廃タイヤ等のホイール未装着のタ
イヤを半径方向に切断して円周方向に多分割するタイヤ
切断装置を得ることができる。
【0010】即ち、本発明では、載置盤上のタイヤに対
して、切断刃駆動手段によってタイヤに押圧された切断
刃がタイヤを半径方向に切断して第1の切断が行われ
る。この第1の切断の後、切断刃は切断刃駆動手段によ
って待機位置へ戻り、寸動回転手段によって、タイヤを
予め定められた角度回転させる。そして、切断刃による
第2の切断が行われ、第1の切断端面と第2の切断端面
とで分断されたタイヤ切断片がタイヤから分離し、例え
ば、載置盤に設けた切欠から落下させ、下方に配した収
納ボックスに納めることができる。その後、寸動回転手
段によるタイヤの回転が行われる。この切断刃による切
断と寸動回転手段によるタイヤの回転とを繰り返すこと
により、タイヤは円周方向に多分割される。
【0011】これにより、廃タイヤ等を円周方向に多分
割切断を行うことができ、廃タイヤを分割切断を行うこ
とにより、廃タイヤの保管スペースを低減し、運送を容
易にし、処理リサイクルを容易にすることができる。
【0012】本発明の切断刃駆動手段は、切断刃を載置
盤に近接離反させる方向に駆動するものであればよい。
例えば、載置盤に対して垂直方向に切断刃を昇降させる
昇降手段や、タイヤ切断面内に支点を配した切断刃を回
転駆動させる駆動手段等が挙げられる。
【0013】本発明の切断刃は少なくとも一枚又は一組
であればよく、従って、小出力の油圧力で充分に切断刃
として機能することができる。よって、タイヤ切断装置
としては小型化が可能である。
【0014】本発明の寸動回転手段は、切断刃がタイヤ
から離れているときにのみ盤上のタイヤを予め定められ
た角度ずつ回転させるものであればよい。例えば、載置
盤自体を寸動回転させるものや、切断刃自身を寸動回転
させるもの等が挙げられる。しかし、載置盤上に載置さ
せたタイヤ自体を寸動回転するものが駆動系としては簡
略化される。
【0015】そこで、好ましい本発明では、載置盤に載
置されたタイヤを周内外方向から挟持する一組の挟持ロ
ーラと、該挟持ローラの一方を回転駆動するローラ駆動
手段と、タイヤを予め定められた角度ずつ回転させるよ
うにローラ駆動手段を制御する制御手段とを備える。こ
れにより、大きさの相違するタイヤであっても切断片の
大きさを自由に変更可能となる。
【0016】即ち、載置されたタイヤの周方向の回転を
支持する複数のローラが配された載置盤上にタイヤを載
置させ、挟持ローラでタイヤを周内外方向から挟持さ
せ、切断刃駆動手段によってタイヤに押圧された切断刃
がタイヤを半径方向に切断して第1の切断が行われる。
この第1の切断の後、制御手段によりローラ駆動手段を
制御してタイヤを予め定められた角度に寸動回転させ
る。そして、切断刃による第2の切断が行われ、第1の
切断端面と第2の切断端面とで分断されたタイヤ切断片
がタイヤから分離し、制御手段によるタイヤの寸動回転
が行われる。この切断刃による切断と寸動回転手段によ
るタイヤの回転を繰り返すことにより、タイヤは円周方
向に多分割される。
【0017】本発明の一組の挟持ローラは、ホイール未
装着のタイヤを周内外方向から挟持するため、大きさの
相違するタイヤであってもタイヤの周内外方向から挟持
して、挟持ローラの一方を駆動するローラ駆動手段によ
って、切断刃に対して盤上のタイヤを予め定められた角
度ずつ回転させることができる。
【0018】また、本発明のローラ駆動手段を制御する
制御手段は、タイヤを予め定められた角度回転させるよ
うに制御するものであればよく、例えば、切断されるタ
イヤの大きさに応じて、ローラ駆動手段によって駆動さ
れるローラの回転量を任意に設定可能とすることによ
り、任意の角度に回転させるものでもよい。この場合、
ローラの回転量を任意に設定可能とすることにより、分
割数、切断片の大きさを自由に決められる。
【0019】更に、一組の挟持ローラ及びローラ駆動手
段は、好ましくは切断刃に対してタイヤの寸動回転方向
の上流側近傍位置に配される。これにより、第1の切断
によって生じたタイヤの切断端面がほぼ1周して挟持ロ
ーラに挟持されなくなるまで制御手段によって分割数、
切断片の大きさを自由に決められることになる。
【0020】また、好ましくは、切断刃に対してタイヤ
の進行方向の下流側近傍に配された一組の挟持ローラの
更に下流側にタイヤの切断端面を検知するセンサを設
け、載置されたタイヤの切断作業を終了させるようにし
てもよい。
【0021】更に、好ましくは、切断刃と一組の挟持ロ
ーラとローラ駆動手段とは比較的近傍に配されるため、
この組をタイヤの対向位置やタイヤに対して各々対向す
る4カ所等に配して切断作業時間を短縮してもよい。
【0022】本発明の好ましい例としては、一組の挟持
ローラのうち、タイヤの内周側に位置する方の挟持ロー
ラを傾倒可能にする。これにより、タイヤの載置盤上へ
の載置が容易となる。尚、一方の挟持ローラの傾倒動作
については、手動で行うようにしてもよく、電動機や流
体圧等の駆動源の駆動力によって行ってもよい。
【0023】
【実施例】図1は本発明のタイヤ切断装置の一実施例の
構成を示す正面図である。図2は図1の平面図である。
図3は図1の側面図である。図に示す通り、ホイール未
装着のタイヤ(1) を載置させる載置盤(3) が基台(2) 上
に配備されている。
【0024】基台(2) にはフレーム(4) が立設され、そ
のフレーム(4) には、刃物ユニット(11)が装着されてい
る。刃物ユニット(11)は、油圧ユニット(8) の油圧によ
って駆動する油圧シリンダ(9) によって、切断刃駆動手
段として機能し、フレーム(4) 側部に設けられたリニア
ガイド(12)に沿って昇降する。尚、フレーム(4) の正面
側部には破線で示した操作盤(10)が設けられている。
【0025】リニアガイド(12)の下方の刃物ユニット(1
1)の上刃(13)の対向位置には、固定刃(14)が設置されて
いる。これら上刃(13)と固定刃(14)とは、切断刃として
機能し、刃物ユニット(11)の上刃(13)の昇降動作によっ
て固定刃(14)と上刃(13)との間に位置するタイヤを切断
する。尚、油圧シリンダ(9) による刃物ユニット(11)の
昇降動作の作動上下端は、フレーム(4) の側壁の上端リ
ミットスイッチ(31)、下端リミットスイッチ(32)で検出
している。
【0026】載置盤(3) には、対向する2本とこれらに
直交する1本とのフリーローラ(5)が配置されている。
また、フレーム(4) の下方、即ち対向していない1本の
フリーローラ(5) の対向位置には、駆動ギアモータ(23)
によって駆動される駆動ローラ(24)が立設されている。
【0027】駆動ローラ(24)の対向位置には、傾動ロー
ラ(25)が設けられ、載置盤(3) 上にタイヤ(1) を載置さ
せ、傾動ローラ(25)を立設させることにより、傾動ロー
ラ(25)がタイヤ(1) の内周に当接し、タイヤ(1) の外周
が駆動ローラ(24)に当接して、一組の挟持ローラとして
機能する。
【0028】尚、傾動ローラ(25)は載置盤(3) 前方に設
けられた傾転ハンドル(26)によって操作する。これら傾
動ローラ(25)及び傾転ハンドル(26)は傾転ローラ台(21)
に保持されている。更に、傾転ローラ台(21)は載置盤上
を水平方向にスライドできる機構を有し、タイヤのサイ
ズに合わせた任意の位置で水平台ロック(28)及び垂直台
ロック(27)により固定することができる。
【0029】即ち、タイヤ(1) を載置盤(3) に載置させ
る際には、傾転ハンドル(26)を垂直方向に回動し、傾動
ローラ(25)を載置盤(3) 下方に収納して、載置盤(3) 上
へタイヤ(1) の載置を阻害しないようにする。更に、載
置盤(3) 上へのタイヤ(1) の載置が終了した際には、傾
転ハンドル(26)を水平に回動し、傾動ローラ(25)を垂設
させる。この場合に、傾転ローラ台(21)をスライドさせ
ることにより、タイヤのサイズに合わせて傾動ローラ(2
5)の垂設位置を変えることができ、傾動ローラ(25)をタ
イヤの内周縁に当接させた後、垂直台ロック(27)及び水
平台ロック(28)をロック状態として固定する。
【0030】載置盤(3) 上のタイヤ(1) は傾動ローラ(2
5)を立設させた場合には、傾動ローラ(25)と、駆動ロー
ラ(24)とで保持され、更に、リニアガイド(12)の下方に
設置されたサイドガイド(22)で切断位置をずらさないよ
うに保持される。これにより、大きさの相違するタイヤ
であっても載置盤(3) 上に載置される。
【0031】本実施例のタイヤ切断装置では、傾転ロー
ラ(25)を倒した状態で、タイヤ(1)を盤(3) に載せた
後、タイヤ(1) を駆動ローラ(24)とサイドガイド(22)に
押し当てて、傾転ローラ台(21)を適切な位置に、垂直台
ロック(27)及び水平台ロック(28)で固定することによ
り、傾転ローラ台(21)に設けた傾転ハンドル(26)で、傾
転ローラ(25)を直立させ、タイヤ(1) を傾転ローラ(2
5)、駆動ローラ(24)、サイドガイド(22)で保持して切断
の準備が終了する。
【0032】操作盤(10)の操作によって、内部の制御手
段にタイヤ分割数や大きさに応じて、駆動ローラ(24)の
回転量を設定して、運転を開始する。
【0033】運転は、刃物ユニット(11)に固定された上
刃(13)をシリンダ(9) で下降させ、フレーム(4) に固定
された固定刃(14)とによりタイヤ(1) を切断する。切断
終了後、刃物ユニット(11)が上昇すると共に、駆動ロー
ラ(24)が設定量回転し、次の切断位置にタイヤ(1) がセ
ットされる。再び刃物ユニット(11)を下降させ、タイヤ
(1) を切断する。この切断サイクルを繰り返し、タイヤ
(1) を円周方向に多分割切断する。
【0034】切断されたタイヤは、盤(3) 下に設置され
た収納箱(6) 内に落下し、回収される。駆動ローラ(24)
に対してタイヤの寸動回転方向の上流側近傍位置に配置
された位置センサ(33)により、タイヤ切断端面が認識さ
れ、タイヤの切断作業を終了させる指令を操作盤(10)内
部の制御手段に発する。
【0035】ところで、本実施例のタイヤ切断装置で
は、傾転ローラ(25)の立設及び位置決めを、傾転ハンド
ル(26)の手動による回動及び傾転ローラ(25)を保持した
傾転ローラ台(21)の手動によるスライドで行っている
が、これらの動作をモータや油圧等の駆動源による駆動
とセンサによる制御とで行ってもよい。
【0036】例えば、タイヤを載置盤に載せた後、油圧
によって傾転ローラを立設させ、この傾転ローラを保持
した傾転ローラ台を油圧によってスライドさせ、傾転ロ
ーラをタイヤ内周縁に押圧させる。押圧させる際の油圧
力が所定の圧力を越えることを圧力センサで関知するこ
とにより、傾転ローラ(25)の立設及び位置決めを終了す
る。
【0037】本発明のタイヤ切断装置の別の実施例の要
部の構成を示す説明図である。図に示す通り、切断刃駆
動手段として、タイヤ切断面内に支点を配した切断刃を
回転駆動させる実施例を示す。即ち、載置盤(43)に対し
て立設したフレーム(44)に支点(42)を有した切断刃(45)
を油圧シリンダ(46)で回転駆動するものである。
【0038】図1〜図3の実施例に示したものでは、リ
ニアガイド(12)を用いて刃物ユニット(11)を昇降させて
いたが、本実施例では、リニアガイドを用いるものより
も安価に作製でき、しかも高さを低くすることが可能と
なる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、高出力駆動
源を用いずとも廃タイヤ等のホイール未装着のタイヤを
半径方向に切断して円周方向に多分割するタイヤ切断装
置を得ることができる。また、大きさの相違するタイヤ
であっても切断片の大きさを自由に変更可能なタイヤ切
断装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ切断装置の一実施例の構成を示
す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】本発明のタイヤ切断装置の別の実施例の要部の
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
(1) …タイヤ、 (2) …基台、 (3) …載置盤、 (4) …フレーム、 (5) …フリーローラ、 (6) …収納箱、 (8) …油圧ユニット、 (9) …シリンダ、 (10)…操作盤、 (11)…刃物ユニット、 (12)…リニアガイド、 (13)…上刃、 (14)…固定刃、 (21)…傾転ローラ台、 (22)…サイドガイド、 (23)…駆動ギアモータ、 (24)…駆動ローラ、 (25)…傾動ローラ、 (26)…傾転ハンドル、 (27)…垂直台ロック、 (28)…水平台ロック、 (31)…上端リミットスイッチ、 (32)…下端リミットスイッチ、 (33)…位置センサ、 (41)…タイヤ、 (42)…支点、 (43)…載置盤、 (44)…フレーム、 (45)…切断刃、 (46)…油圧シリンダ、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断対象のタイヤを転倒状態で載置する
    載置盤と、 該盤上のタイヤを予め定められた角度ずつ回転させる寸
    動回転手段と、 前記盤上に対面してタイヤのほぼ半径方向に沿った向き
    の刃先を有する切断刃と、 該切断刃を載置盤に近接離反させる方向に駆動する切断
    刃駆動手段と、 前記切断刃がタイヤから離れているときにのみ寸動回転
    手段の動作を許容する切断刃制御手段とを備えたことを
    特徴とするタイヤ切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたタイヤ切断装置に
    おいて、 前記載置盤は、載置されたタイヤの周方向の回転を支持
    する複数のローラを備え、 前記寸動回転手段が、 前記載置盤に載置されたタイヤを周内外方向から挟持す
    る一組の挟持ローラと、 該挟持ローラの一方を回転駆動するローラ駆動手段と、 前記タイヤを予め定められた角度ずつ回転させるように
    ローラ駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とするタイヤ切断装置。
  3. 【請求項3】 前記一組の挟持ローラのうち、タイヤの
    内周側に位置する方の挟持ローラを傾倒可能にしたこと
    を特徴とする請求項2に記載されたタイヤ切断装置。
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