JP2000326260A - 釘抜き用工具 - Google Patents
釘抜き用工具Info
- Publication number
- JP2000326260A JP2000326260A JP11140958A JP14095899A JP2000326260A JP 2000326260 A JP2000326260 A JP 2000326260A JP 11140958 A JP11140958 A JP 11140958A JP 14095899 A JP14095899 A JP 14095899A JP 2000326260 A JP2000326260 A JP 2000326260A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- nail
- wood
- chisel
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単且つ迅速に釘抜きできる釘抜き用工具を
提供する。 【解決手段】 釘抜き用工具1は、軸部1aの先端にタ
ガネ部1bが形成され、タガネ部1bの先端面の中央に
V形ノッチ1dが形成され、軸部1aの中間部に凸部1
eが形成されている。軸部1aを振動工具に挿入して装
着し、木材に打込まれている釘の頭の近傍にタガネ部1
bの先端面を接触させ、振動工具を起動させるとタガネ
部1bが振動によって木材中に貫入する。釘の軸部がV
形ノッチ1dに係合したときに振動工具を停止し、釘抜
き用工具の先端を支点として振動工具を下降させ、凸部
1eを支点として釘を木材から引き抜く。
提供する。 【解決手段】 釘抜き用工具1は、軸部1aの先端にタ
ガネ部1bが形成され、タガネ部1bの先端面の中央に
V形ノッチ1dが形成され、軸部1aの中間部に凸部1
eが形成されている。軸部1aを振動工具に挿入して装
着し、木材に打込まれている釘の頭の近傍にタガネ部1
bの先端面を接触させ、振動工具を起動させるとタガネ
部1bが振動によって木材中に貫入する。釘の軸部がV
形ノッチ1dに係合したときに振動工具を停止し、釘抜
き用工具の先端を支点として振動工具を下降させ、凸部
1eを支点として釘を木材から引き抜く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釘抜き機に関す
るものであり、特に、動力を用いて作業の容易化を図っ
た釘抜き機に関するものである。
るものであり、特に、動力を用いて作業の容易化を図っ
た釘抜き機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
釘抜き作業は一般にバールを用いて行い、木材に打込ま
れている釘の頭をバールの先端部のV形ノッチで捉える
ために、バールの角部分をハンマー等で叩いて釘の頭の
下へバールの先端部を差し込み、その後にバールを梃子
のように回動して釘を抜き取っているが、釘打ち作業に
較べればはるかに手間がかかる作業である。
釘抜き作業は一般にバールを用いて行い、木材に打込ま
れている釘の頭をバールの先端部のV形ノッチで捉える
ために、バールの角部分をハンマー等で叩いて釘の頭の
下へバールの先端部を差し込み、その後にバールを梃子
のように回動して釘を抜き取っているが、釘打ち作業に
較べればはるかに手間がかかる作業である。
【0003】したがって、例えば、コンクリート打設用
木製型枠の解体作業等のように多数の釘を抜き取る場合
は、多大な労力と時間を要し、より容易迅速に釘を抜き
取ることができる手段が望まれる。
木製型枠の解体作業等のように多数の釘を抜き取る場合
は、多大な労力と時間を要し、より容易迅速に釘を抜き
取ることができる手段が望まれる。
【0004】そこで、釘抜き作業の能率を向上するため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
は上記課題を解決することを目的とする。
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、電気または圧力流
体を動力源としてチゼルやハンマービット等の工具を高
速往復運動させる振動工具に用いる工具であって、軸状
体の先端部をタガネ形状とし、先端面にV形ノッチを形
成し、軸部の中間部から横方向へ突出する凸部を形成し
た釘抜き用工具を提供するものである。
達成するために提案するものであり、電気または圧力流
体を動力源としてチゼルやハンマービット等の工具を高
速往復運動させる振動工具に用いる工具であって、軸状
体の先端部をタガネ形状とし、先端面にV形ノッチを形
成し、軸部の中間部から横方向へ突出する凸部を形成し
た釘抜き用工具を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は釘抜き用工具1を示し、円
形断面の軸部1aの先端部に一般のバールと同様な形状
のタガネ部1bが形成され、後端の近傍には振動工具の
ビット保持部内に挿入されるフランジ1cが形成されて
いる。タガネ部1bの先端面の中央には釘の軸部に係合
させるためのV形ノッチ1dが形成されていて、軸部1
aの中間部には軸線に対して横方向(図において下)へ
突出する凸部1eが形成されている。
図に従って詳述する。図1は釘抜き用工具1を示し、円
形断面の軸部1aの先端部に一般のバールと同様な形状
のタガネ部1bが形成され、後端の近傍には振動工具の
ビット保持部内に挿入されるフランジ1cが形成されて
いる。タガネ部1bの先端面の中央には釘の軸部に係合
させるためのV形ノッチ1dが形成されていて、軸部1
aの中間部には軸線に対して横方向(図において下)へ
突出する凸部1eが形成されている。
【0007】図2は、ハツリ作業等に用いる空気圧振動
工具2に釘抜き用工具1を装着した状態を示している。
空気圧振動工具2の構造は周知のものであるので図示は
省略するが、ケーシング3内のシリンダにプランジャを
内蔵し、コンプレッサから供給される圧力空気によりプ
ランジャを高速往復運動させ、ビット保持部4に装着さ
れている釘抜き用工具1等の工具の後端面をプランジャ
が連続的に打撃するものである。
工具2に釘抜き用工具1を装着した状態を示している。
空気圧振動工具2の構造は周知のものであるので図示は
省略するが、ケーシング3内のシリンダにプランジャを
内蔵し、コンプレッサから供給される圧力空気によりプ
ランジャを高速往復運動させ、ビット保持部4に装着さ
れている釘抜き用工具1等の工具の後端面をプランジャ
が連続的に打撃するものである。
【0008】図3及び図4は釘抜き用工具1による釘抜
き工程を示し、図3に示すように、木材5に打込まれて
いる釘Nの頭の近傍に釘抜き用工具1のタガネ部1bの
先端面を接触させ、釘抜き用工具1の方向を釘Nの頭H
nの直下の軸部Snに向ける。そして、空気圧振動工具
のトリガスイッチを押すと、空気圧振動工具が起動して
釘抜き用工具1が振動によって木材5中に貫入する。
き工程を示し、図3に示すように、木材5に打込まれて
いる釘Nの頭の近傍に釘抜き用工具1のタガネ部1bの
先端面を接触させ、釘抜き用工具1の方向を釘Nの頭H
nの直下の軸部Snに向ける。そして、空気圧振動工具
のトリガスイッチを押すと、空気圧振動工具が起動して
釘抜き用工具1が振動によって木材5中に貫入する。
【0009】釘抜き用工具1が進行して釘Nの軸部Sn
が釘抜き用工具1のV形ノッチ1dに係合したときに空
気圧振動工具を停止し、空気圧振動工具を釘抜き用工具
1の先端を支点として木材5の面に向かって下降させる
と、図4に示すように、釘抜き用工具1の凸部1eが木
材5の上面に接し、凸部1eを支点として梃子の作用に
より釘抜き用工具1の先端が釘Nの頭Hnを押し上げ、
釘Nが木材から浮上する。そして、さらに空気圧振動工
具を下方向へ回動させることにより、釘Nが木材から引
き抜かれる。
が釘抜き用工具1のV形ノッチ1dに係合したときに空
気圧振動工具を停止し、空気圧振動工具を釘抜き用工具
1の先端を支点として木材5の面に向かって下降させる
と、図4に示すように、釘抜き用工具1の凸部1eが木
材5の上面に接し、凸部1eを支点として梃子の作用に
より釘抜き用工具1の先端が釘Nの頭Hnを押し上げ、
釘Nが木材から浮上する。そして、さらに空気圧振動工
具を下方向へ回動させることにより、釘Nが木材から引
き抜かれる。
【0010】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の釘抜き用
工具を振動工具に装着して作業すれば、振動工具により
釘抜き用工具を木材に打込み、振動工具を梃子のように
回動して釘を引き抜くことができる。したがって、従来
のバールをハンマー等によって打込む作業が不要とな
り、労力が大幅に軽減され、作業時間も著しく短縮され
て、釘抜き作業の能率が著しく向上する。
工具を振動工具に装着して作業すれば、振動工具により
釘抜き用工具を木材に打込み、振動工具を梃子のように
回動して釘を引き抜くことができる。したがって、従来
のバールをハンマー等によって打込む作業が不要とな
り、労力が大幅に軽減され、作業時間も著しく短縮され
て、釘抜き作業の能率が著しく向上する。
【図1】本発明の釘抜き用工具の実施形態を示し、
(a)は側面図、(b)は平面図である。
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図2】釘抜き用工具を装着した空気圧振動工具の側面
図。
図。
【図3】釘抜き用工具の打込み工程を示す解説図。
【図4】打込み後の抜取り工程を示す解説図。
1 釘抜き用工具 1a 軸部 1b タガネ部 1c フランジ 1d V形ノッチ 1e 凸部 2 空気圧振動工具 5 木材 N 釘 Hn 頭 Sn 軸部
Claims (1)
- 【請求項1】 電気または圧力流体を動力源としてチゼ
ルやハンマービット等の工具を高速往復運動させる振動
工具に用いる工具であって、軸状体の先端部をタガネ形
状とし、先端面にV形ノッチを形成し、軸部の中間部に
軸状体のてこ支点となる凸部を形成した釘抜き用工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11140958A JP2000326260A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 釘抜き用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11140958A JP2000326260A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 釘抜き用工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000326260A true JP2000326260A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15280782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11140958A Pending JP2000326260A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 釘抜き用工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000326260A (ja) |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11140958A patent/JP2000326260A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071017 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080304 |