JP3114564U - 釘打機に取り付けて使用する釘打ち込み深さ調整具 - Google Patents

釘打機に取り付けて使用する釘打ち込み深さ調整具 Download PDF

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Abstract

【課題】打ち残し部分34を設けて釘31が打てる、釘打機21に取り付けて使用する釘打ち込み深さ調整具を提供する。
【解決手段】(イ)筒1の上底2と下底3を貫く孔11と孔12を設ける。
(ロ)孔11と孔12は連結されていて、その断面形状は凸形である。
(ハ)孔11は、釘打機21の釘射出部22の先端部23が挿入できる形状である。
(ニ)孔12は円柱形状で、釘射出部22の釘射出口24から射出された釘31が移動できる位置に設ける。
【選択図】図6

Description

この考案は、エアーコンプレッサーによる圧縮空気を利用した釘打機21で板32に釘31を打ち付ける場合、釘打機21に取り付けて使用する、釘打ち込み深さ調整具に関するものである。
従来のエアーコンプレッサーによる圧縮空気を利用した釘打機21は、次の工程で釘31が板32に打ち込まれる。(図6参照)
1:釘射出口24を板32に直接押し付ける。
2:引き金(図示しない)を引く。
3:釘31全体が釘打機21の釘射出口24から出るまで、圧縮空気の力によって、釘31の頭をピストン25(バネの場合もある)が押し続ける。
この様に、釘射出口24を板32に直接押し付けるため、板32と釘打機21の釘射出口24の間の隙間がなく、釘31本体がほとんど板32に打ち込まれる。
釘31本体がほとんど板32に打ち込まれるため、色々な欠点が生じる。
この色々な欠点の主な例を説明する。
(イ)造作サイディング33等の仕上げ材に釘31を打ち込む場合であるが、釘打機21を使用すると、板32の種類(桧・杉など)、板32の状態(節、曲がり、含水率、温度など)によって、図1のように、釘31が板32に打ち込まれ過ぎて、サイディング33に窪み(傷)35を生じてしまう危険がある。
この危険を考えると、釘打機21を使うことができなくなるので、釘31をハンマーで1本ずつ打ち付けていくことになる。この作業工程が実に大変である。釘31を釘入れ袋から手で1本取り出し、その釘31をハンマーで打ち付ける。1本目の釘31が打ち終わると、釘入れ袋から手で2本目の釘31を取り出し、その釘31をハンマーで打ち付ける。この様な工程で作業を続ける訳だが、作業効率が極端に落ちてしまう。
(ロ)コンクリート型枠(パネル)の作製であるが、これを図3、図4で説明する。
1:まず、得ようとするコンクリートの形に合わせた型枠A41,B42,C43・・・をベニヤ板(51,52,53・・・)と桟木(61,62,63、・・・)で作製する。型枠A41を作製するには、ベニヤ板51と桟木61,62を用意し、ベニヤ板51の両端にそれぞれ桟木61,62を、釘打機21で釘31を打ち付ける。この様にして、型枠A41,B42,C43・・を作製する。(図3)
2:型枠A41,B42を連結する場合、型枠A41の桟木62と型枠B42の桟木63を連結させれば良いので、桟木62と桟木63を、釘打機21で釘31を打ち付ける。この様にして、型枠A41,B42,C43・・を連結させていく。(図4)
3:次に、型枠A41,B42,C43・・に諸部品を組み合わせて、コンクリート枠を完成させ、その中に生コンクリートを流し込む。
4:流し込んだ生コンクリートが乾いたら、連結した型枠A41,B42,C43・・を解体する。つまり、桟木と桟木を連結させている釘31を抜き取っていかなければならない。これは実に手間のかかる大変な作業である。それは、釘打機21を使用して釘31を打ち込むため、釘31本体がほとんど板32に打ち込まれてしまい、釘抜き具(バール)が使用しにくいからである。
この解体作業を考えると、釘打機21を使わずに、釘31をハンマーで1本ずつ打ち付けていくことになる。手作業であれば、打ち残し部分34を設けながら釘31を打っていくことができるからである。この作業工程が実に大変である。釘31を釘入れ袋から手で1本取り出し、その釘31をハンマーで打ち付ける。1本目の釘31が打ち終わると、釘入れ袋から手で2本目の釘31を取り出し、その釘31をハンマーで打ち付ける。この様な工程で作業を続ける訳だが、作業効率が極端に落ちてしまう。
つまり、釘打機21を使っても、使わなくても、作業効率が極端に落ちてしまう。
本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
図5で示すように、
(イ)筒1の上底2と下底3を貫く孔11と孔12を設ける。
(ロ)孔11と孔12は連結されていて、その断面形状は凸形である。
(ハ)孔11は、釘打機21の釘射出部22の先端部23が挿入できる形状である。
(ニ)孔12は円柱形状で、釘射出部22の釘射出口24から射出された釘31が移動できる位置に設ける。
本考案は、以上のごとく構成された、筒状の釘打ち込み深さ調整具である。
本考案により、次の効果を生む。
板32に釘31を打ち付ける場合、本考案を釘打機21に取り付けることによって、打ち残し部分34を設けて、釘31を打ち込むことができるようになる。
本考案は、単に打ち残し部分34を設けて、釘31を打ち込むことができるだけではない。孔12の円柱形状の高さ13を長くすれば、釘31の打ち込み深さが浅くなり(打ち残し部分34が長くなる)、逆に、孔12の円柱形状の高さ13を短くすれば、釘の打ち込み深さが深くなる(打ち残し部分34が短くなる)からである。これは、釘31がピストン25から離れれば離れる程、板32に打ち込む力が弱まるためである。この原理を利用して、孔12の円柱形状の高さ13が異なる本考案を複数用意すれば、釘の打ち込み深さを希望する深さで実現できることになる。
本考案を取り付ければ釘打機21を使用することができ、造作サイディング33等の仕上げ材に釘31を打ち込んでも、打ち残し部分34を生じることになる。そして、釘打機21を使用した後は、打ち残し部分34をハンマーで打ち付けていけば良い。
こうすれば、造作サイディング33等の仕上げ材を窪ませない(傷つけない)ようにすることができ、かつ、釘31をハンマーで1本ずつ打ち付けていくときの、釘31を釘入れ袋から手で1本ずつ取り出す工程が省け、作業効率を高めることができる。
本考案を取り付ければ釘打機21を使用することができ、コンクリート型枠(パネル)の作製では、桟木と桟木を連結させる釘31に打ち残し部分34を設けることができ、かつ、解体作業に釘抜き具(バール)が使用しやすくなり、作業効率を高めることができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を説明する。(図5)
(イ)筒1の上底2と下底3を貫く孔11と孔12を設ける。
(ロ)孔11と孔12は連結されていて、その断面形状は凸形である。
(ハ)孔11は、釘打機21の釘射出部22の先端部23が挿入できる形状である。
(ニ)孔12は円柱形状で、釘射出部22の釘射出口24から射出された釘31が移動できる位置に設ける。
本考案は以上の構成よりなっている。それを次に詳しく説明する。
(イ)の「筒1の上底2と下底3を貫く孔11と孔12を設ける。」を説明する。
孔11は、釘打機21の釘射出部22の先端部23を挿入するためである。孔12は、釘射出部22の釘射出口24から射出された釘31を移動させるためである。
(ロ)の「孔11と孔12は連結されていて、その断面形状は凸形である。」を説明する。
孔11に、釘打機21の釘射出部22の先端部23を挿入し、釘射出口24から釘31を射出する。当然ながら、釘射出部22の先端部23の大きさは、釘31より大きいので、この形状になる。
(ハ)の「孔11は、釘打機21の釘射出部22の先端部23が挿入できる形状である。」を説明する。
釘射出部22やその先端部23の形状はメーカによって異なるが、釘射出口24から釘31を射出する構造は共通している。
そこで、孔11の形状は、釘打機21の釘射出部22の先端部23が挿入できる形状にする。
つまり、釘射出部22の先端部23の形状が円柱状であれば、孔11の形状は円柱形状にし、先端部23の形状が角柱状であれば、孔11の形状は角柱形状にする。
(ニ)の「孔12は円柱形状で、釘射出部22の釘射出口24から射出された釘31が移動できる位置に設ける。」を説明する。
釘31は、釘射出部22の釘射出口24から射出されるので、その釘31がスムーズに安定して移動できる位置に孔12を設けるようにし、孔12の形状は円柱形状にする。
次に、孔11に釘射出部22の先端部23を挿入し易くし、孔11から釘射出部22の先端部23が外れにくくする必要がある。
この方法として、次のものが考えられるが、1が望ましい。
1:孔11の内壁と釘射出部22の先端部23の外壁との間に適度の摩擦を生じさせるため、本考案、あるいは、孔11の内壁の材質を、やや弾力のある硬質性のプラスチックにする。
2:図示しないが、孔11の内壁や釘射出部22の先端部23の外壁に粘着力の弱い粘着剤を施す。
3:図示しないが、釘射出部22の先端部23の材質が鉄の場合、孔11に磁力が働くように、筒1の外側に磁石を設ける。
4:図示しないが、筒1の外側から孔11に通じる孔を1以上設け、その孔に雌ネジを切り、孔11に挿入した釘射出部22の先端部23を雄ネジで抑え付ける。
使用例
本考案は、次のように使用する。(図6)
1:孔11に、釘打機21の釘射出部22の先端部23を挿入する。
2:釘31を打ちたい所に本考案の上底2を当てる。
3:釘打機21の引き金(図示しない)を引く。
他の実施例
釘打機21の中には、図7のように、安全装置である筒状プッシュレバー26が、釘打機21の釘射出部22を覆う形状になっていて、筒状プッシュレバー26を板に押し付けると、安全装置が解除されて引き金(図示しない)を引くことができるものがある。この様な筒状プッシュレバー26が設けられている釘打機21では、筒状プッシュレバー26を孔11に挿入すればよい。
は、打ち込み過ぎの釘の状態を示す側面断面図である。 は、打ち残し部分が生じた釘の状態を示す側面断面図である。 は、コンクリート型枠をベニヤ板と桟木で作製しようとしている斜視図である。 は、コンクリート型枠A,B,Cを連結した正面図である。 は、本考案の側面断面図である。 は、本考案の使用例の側面断面図である。 は、本考案の他の実施例の側面断面図である。
符号の説明
1 筒 2 上底 3 下底 11 孔 12 孔
13 孔12の円柱形状の高さ 21 釘打機 22 釘射出部
23 先端部 24 釘射出口 25 ピストン 26 筒状プッシュレバー
31 釘 32 板 33 サイディング 34 打ち残し部分
35 窪み(傷) 41 型枠A 42 型枠B 43 型枠C
51,52,53 ベニヤ板 61,62,63,64,65,66 桟木

Claims (1)

  1. (イ)筒1の上底2と下底3を貫く孔11と孔12を設ける。
    (ロ)孔11と孔12は連結されていて、その断面形状は凸形である。
    (ハ)孔11は、釘打機21の釘射出部22の先端部23が挿入できる形状である。
    (ニ)孔12は円柱形状で、釘射出部22の釘射出口24から射出された釘31が移動できる位置に設ける。
    以上のごとく構成された、筒状の釘打ち込み深さ調整具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114423159A (zh) * 2021-12-24 2022-04-29 江西一诺新材料有限公司 一种印刷电路板用种pin治具

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