JP2000326247A - 油圧式インパクトレンチの内圧調整装置 - Google Patents

油圧式インパクトレンチの内圧調整装置

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JP2000326247A
JP2000326247A JP11136568A JP13656899A JP2000326247A JP 2000326247 A JP2000326247 A JP 2000326247A JP 11136568 A JP11136568 A JP 11136568A JP 13656899 A JP13656899 A JP 13656899A JP 2000326247 A JP2000326247 A JP 2000326247A
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hydraulic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ室内に充填された作動油の温度の上
昇によるシリンダ室の内部圧力の異常上昇を緩和すると
ともに、作動油の温度に影響を受けることなく、常に正
確な衝撃力を得られるようにした油圧式インパクトレン
チの内圧調整装置を提供すること。 【解決手段】 油圧式インパクトレンチの内圧調整装置
を、油圧式インパクトレンチのシリンダ1内にシリンダ
室Cと独立して形成した、温度上昇によって体積が膨張
した作動油の一部を導入する圧力緩和室20と、シリン
ダ室Cと圧力緩和室20間を連通するように形成した作
動油通路16,17,19と、シリンダ1内に嵌挿した
出力軸4に形成したカム9と、このカム9と当接するこ
とにより、作動油通路16を選択的に閉鎖するようにし
た通路閉鎖弁10とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧式インパクト
レンチの内圧調整装置に関し、特に、油圧式インパクト
レンチにおいて、シリンダ室内に充填された作動油の温
度が上昇することによって体積が膨張しても、膨張した
作動油の一部を導入する圧力緩和室を設けることによ
り、シリンダ室の内部圧力の異常上昇を緩和し、作動油
の温度に影響を受けることなく、常に正確な衝撃力を得
られるようにした油圧式インパクトレンチの内圧調整装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧式インパクトレンチにおいて
は、出力軸の先端部にねじ締め工具等を取り付けてねじ
の締め付け等の作業を行うようにしている(例えば、実
公平1−29012号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧式イン
パクトレンチを用いてねじの締め付け等の作業を継続し
て行うようにすると、シリンダ室内に充填された作動油
の温度が上昇して体積が膨張することにより、シリンダ
室の内部圧力が異常上昇し、これによって、正確な衝撃
力が得られなくなるという問題があった。
【0004】これに対処するために、シリンダ室と独立
して、温度上昇によって体積が膨張した作動油の一部を
導入する圧力緩和室を形成するようにした油圧式インパ
クトレンチが提案されている(例えば、特許第2718
500号公報参照)。
【0005】この油圧式インパクトレンチにおいては、
衝撃力の発生時にシリンダ室の作動油が圧力緩和室に導
入されることにより衝撃力が低下することを防止するた
めに、シリンダ室と圧力緩和室間を連通するように形成
した作動油通路の一部を狭小に形成して、流通抵抗を増
すようにしている。
【0006】しかしながら、この油圧式インパクトレン
チにおける内圧調整装置は、温度上昇によって体積が膨
張した作動油の一部を圧力緩和室に導入することによ
り、シリンダ室の内部圧力の異常上昇を緩和することが
できるものの、衝撃力の発生時に、シリンダ室と圧力緩
和室間を連通するように形成した作動油通路を通って、
シリンダ室の作動油が圧力緩和室に導入されることを完
全には阻止することができず、このため、衝撃力が低下
することを防止することができないという問題を依然と
して有していた。
【0007】本発明は、上記従来の油圧式インパクトレ
ンチにおける内圧調整装置の有する問題点に鑑み、シリ
ンダ室内に充填された作動油の温度の上昇によるシリン
ダ室の内部圧力の異常上昇を緩和するとともに、作動油
の温度に影響を受けることなく、常に正確な衝撃力を得
られるようにした油圧式インパクトレンチの内圧調整装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の油圧式インパクトレンチの内圧調整装置
は、油圧式インパクトレンチのシリンダ内にシリンダ室
と独立して形成した、温度上昇によって体積が膨張した
作動油の一部を導入する圧力緩和室と、シリンダ室と圧
力緩和室間を連通するように形成した作動油通路と、シ
リンダ内に嵌挿した出力軸に形成したカムと、該カムと
当接することにより、前記作動油通路を選択的に閉鎖す
るようにした通路閉鎖弁とより構成したことを特徴とす
る。
【0009】この油圧式インパクトレンチの内圧調整装
置は、油圧式インパクトレンチのシリンダ内にシリンダ
室と独立して形成した圧力緩和室に、温度上昇によって
体積が膨張した作動油の一部を導入するようにしている
ので、作動油の温度の上昇によるシリンダ室の内部圧力
の異常上昇を緩和することができるとともに、シリンダ
室と圧力緩和室間を連通するように形成した作動油通路
を選択的に閉鎖するようにした通路閉鎖弁を、シリンダ
内に嵌挿した出力軸に形成したカムに当接させて動作さ
せることにより、衝撃力の発生時に、シリンダ室と圧力
緩和室間を連通するように形成した作動油通路を通っ
て、シリンダ室の作動油が圧力緩和室に導入されること
を完全に阻止し、衝撃力が低下することを防止すること
ができる。
【0010】この場合において、カムを、通路閉鎖弁が
シリンダの回転により衝撃力が発生する直前に作動油通
路を閉鎖するとともに、衝撃力が発生した直後に作動油
通路を開放する形状に形成することができる。
【0011】これにより、衝撃力の発生時を除いて、作
動油通路を介してシリンダ室と圧力緩和室間を連通する
ことができ、圧力緩和室に、温度上昇によって体積が膨
張した作動油の一部を円滑に導入することができるの
で、作動油の温度の上昇によるシリンダ室の内部圧力の
異常上昇を確実に緩和することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油圧式インパクト
レンチの内圧調整装置の実施の形態を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1は、本発明の油圧式インパクトレンチ
における内圧調整装置を適用した打撃力発生装置を示
す。打撃力発生装置は、油圧式インパクトレンチのケー
シング(図示省略)内に収納し、エアーモータ、電動モ
ータ等の駆動装置(図示省略)によって回転駆動するよ
うにしたシリンダ1を備え、このシリンダ1内に、出力
軸4を回転可能に嵌挿するようにする。
【0014】出力軸4には、軸方向に溝を形成するとと
もに、この溝内に、ばね6の付勢力により出力軸4の外
周部に放射方向に突出するようにブレード5を嵌挿す
る。
【0015】シリンダ1のシリンダ室C内には、作動油
を充填し、パッキン等のシール材7を介して、シリンダ
蓋2を押さえねじ3にてシリンダ1側に固定するように
する。また、シリンダ蓋2を貫通する出力軸4とシリン
ダ蓋2との間には、Oリング等のシール材8を配設する
ようにする。そして、この作動油を封入するシリンダ室
Cの内部圧力は、初期状態では、大気圧に設定するよう
にする。
【0016】このシリンダ1には、作動油による打撃力
発生装置を備える。この衝撃力発生装置は、シリンダ1
内に形成した繭形をしたシリンダ室Cを形成し、駆動装
置によってシリンダ1を回転駆動することにより、シリ
ンダ室Cが、シリンダ1に形成したシール用突起部2
5,26,27,28と、出力軸4に支持したブレード
5及び出力軸4に形成したシール用突起部29,30と
によって仕切られることにより、シリンダ室Cの形状に
よって、隣り合わせに高圧室と低圧室が形成され、この
状態でさらに駆動装置によってシリンダ1を回転駆動す
ることにより、出力軸4に衝撃力が発生するようにして
いる。
【0017】この衝撃力発生装置の作動原理は、上記実
公平1−29012号公報に記載のものと同様である
が、図2を用いて簡単に説明する。高圧非発生時(打撃
力非発生時)を示す図2(B)において、出力軸4に対
して、シリンダ1が矢印方向に回転すると、図2(A)
に示すように、シリンダ室Cは、シリンダ1に形成した
シール用突起部25,26,27,28と、出力軸4に
支持したブレード5及び出力軸4に形成したシール用突
起部29,30とによって仕切られる。この場合、シリ
ンダ室Cの形状によって、仕切られたシリンダ室Cに
は、隣り合わせに高圧室Aと低圧室Bが形成され、この
状態でさらにシリンダ1を回転駆動すると、出力軸4に
衝撃力が発生するようになる。そして、出力軸4に対し
て、シリンダ1が矢印方向にさらに回転すると、シリン
ダ1に形成したシール用突起部25,26,27,28
と、出力軸4に支持したブレード5及び出力軸4に形成
したシール用突起部29,30とが離れ、シリンダ室C
は、1つの室となり、図2(B)の状態となる。以下、
この動作を繰り返すことにより、ねじの締め付け等の作
業を行うことができる。
【0018】ところで、本実施例においては、シリンダ
室Cと独立して、温度上昇によって体積が膨張した作動
油の一部を導入する圧力緩和室20を形成するようにし
ている。この圧力緩和室20は、図1〜図3に示すよう
に、シリンダ1内に、シリンダ室Cと独立して、例え
ば、シリンダ1内にシリンダ軸と平行に形成し、シリン
ダ室Cと圧力緩和室20間を作動油通路16,18,1
9を介して連通するようにし、かつ、圧力緩和室20内
にはスプール14をばね15の付勢力の下に嵌挿するよ
うにしている。また、スプール20の外周には、スプー
ル20が圧力緩和室20を摺動移動する際に、圧力緩和
室20内の作動油が漏洩しないように、また、スプール
20が円滑に移動できるように、Oリング等のシール材
14Sを嵌合するようにする。これにより、シリンダ室
C内に充填された作動油の温度が上昇することによって
体積が膨張しても、膨張した作動油の一部は、シリンダ
室Cから、作動油通路16,18,19を介して、ばね
15を圧縮してスプール14を移動させることにより、
圧力緩和室20に導入され、作動油の温度の上昇による
シリンダ室Cの内部圧力の異常上昇を緩和することがで
きる。
【0019】また、圧力緩和室20の底部、すなわち、
シリンダ蓋2側は大気に開放するようにする。具体的に
は、シリンダ蓋2と、このシリンダ蓋2を固定する押さ
えねじ3にそれぞれ連通孔21,22を、相互に連通す
るように穿設することにより、スプール14が圧力緩和
室20を摺動移動する際に、スプール14の底部に圧力
がかからないようにし、これにより、スプール14を円
滑に移動できるようにしている。
【0020】さらに、本実施例においては、シリンダ室
Cと圧力緩和室20間を連通する作動油通路16,1
8,19、具体的には、作動油通路16に、作動油通路
16を選択的に閉鎖するようにした通路閉鎖弁10を配
設するようにしている。この通路閉鎖弁10は、シリン
ダ1にねじ込むようにした弁座を形成した弁体13と対
向して、かつ、弁体13に嵌挿したばね12にて、弁座
から離間する方向に付勢して配設するようにする。
【0021】そして、通路閉鎖弁10の先端は、シリン
ダ室Cに形成した軸受室D内に突出させ、出力軸4の軸
端の外周面に形成したカム9に当接することにより、摺
動操作されるようにする。また、通路閉鎖弁10の基端
には、パッキン11を取り付け、パッキン11を弁体1
3に形成した弁座に押圧させることにより、作動油通路
16を確実に閉鎖できるようにする。なお、弁体13の
外周には、作動油が漏洩しないように、Oリング等のシ
ール材23を嵌合するようにする。
【0022】出力軸4の軸端の外周面に形成したカム9
は、通路閉鎖弁10がシリンダ1の回転により衝撃力が
発生する直前に、通路閉鎖弁10の先端を押圧操作し
て、作動油通路16を閉鎖するとともに、衝撃力が発生
した直後に、通路閉鎖弁10の先端の押圧操作を解除し
て、作動油通路16を開放する形状に形成するようにす
る。これにより、シリンダ室Cと圧力緩和室20間を連
通するように形成した作動油通路16を、通路閉鎖弁1
0により選択的に閉鎖することができ、衝撃力の発生時
に、シリンダ室Cと圧力緩和室20間を連通するように
形成した作動油通路16,18,19を通って、シリン
ダ室Cの作動油が圧力緩和室20に導入されることを完
全に阻止し、衝撃力が低下することを防止することがで
きるものとなる。
【0023】また、カム9を、通路閉鎖弁10がシリン
ダ1の回転により衝撃力が発生する直前に作動油通路1
6を閉鎖するとともに、衝撃力が発生した直後に作動油
通路16を開放する形状に形成することにより、衝撃力
の発生時を除いて、作動油通路16,18,19を介し
てシリンダ室Cと圧力緩和室20間を連通することがで
き、圧力緩和室20に、温度上昇によって体積が膨張し
た作動油の一部を円滑に導入することができるので、作
動油の温度の上昇によるシリンダ室Cの内部圧力の異常
上昇を確実に緩和することができるものとなる。
【0024】以下、本発明の油圧式インパクトレンチの
内圧調整装置の動作について説明する。高圧非発生時
(打撃力非発生時)を示す図2(B)においては、図3
(B)に示すように、出力軸4の軸端の外周面に形成し
たカム9は、通路閉鎖弁10の先端を押圧操作せず、作
動油通路16が開放されるため、これにより、シリンダ
室C内に充填された作動油の温度が上昇することによっ
て体積が膨張しても、膨張した作動油の一部は、シリン
ダ室Cから、作動油通路16,18,19を介して、ば
ね15を圧縮してスプール14を移動させることによ
り、圧力緩和室20に導入され、作動油の温度の上昇に
よるシリンダ室Cの内部圧力の異常上昇を緩和すること
ができる。
【0025】そして、出力軸4に対して、シリンダ1が
矢印方向に回転すると、図2(A)に示すように、シリ
ンダ室Cは、シリンダ1に形成したシール用突起部2
5,26,27,28と、出力軸4に支持したブレード
5及び出力軸4に形成したシール用突起部29,30と
によって仕切られ、出力軸4に衝撃力が発生するように
なる。このとき、図3(A)に示すように、出力軸4の
軸端の外周面に形成したカム9は、通路閉鎖弁10の先
端を押圧操作して、作動油通路16を閉鎖するため、衝
撃力の発生時に、シリンダ室Cと圧力緩和室20間を連
通するように形成した作動油通路16,18,19を通
って、シリンダ室Cの作動油が圧力緩和室20に導入さ
れることを完全に阻止し、衝撃力が低下することを防止
することができる。
【0026】そして、出力軸4に対して、シリンダ1が
矢印方向にさらに回転すると、シリンダ1に形成したシ
ール用突起部25,26,27,28と、出力軸4に支
持したブレード5及び出力軸4に形成したシール用突起
部29,30とが離れ、シリンダ室Cは、1つの室とな
り、図2(B)の状態となる。このとき、出力軸4の軸
端の外周面に形成したカム9は、通路閉鎖弁10の先端
の押圧操作を解除して、作動油通路16を開放するた
め、これにより、シリンダ室C内に充填された作動油の
温度が上昇することによって体積が膨張しても、膨張し
た作動油の一部は、シリンダ室Cから、作動油通路1
6,18,19を介して、ばね15を圧縮してスプール
14を移動させることにより、圧力緩和室20に導入さ
れ、作動油の温度の上昇によるシリンダ室Cの内部圧力
の異常上昇を緩和することができる。
【0027】以下、この動作を繰り返すことにより、作
動油の温度に影響を受けることなく、常に正確な衝撃力
を得て、ねじの締め付け等の作業を高精度に行うことが
できる。
【0028】
【発明の効果】本発明の油圧式インパクトレンチの内圧
調整装置によれば、油圧式インパクトレンチのシリンダ
内にシリンダ室と独立して形成した圧力緩和室に、温度
上昇によって体積が膨張した作動油の一部を導入するよ
うにしているので、作動油の温度の上昇によるシリンダ
室の内部圧力の異常上昇を緩和することができるととも
に、シリンダ室と圧力緩和室間を連通するように形成し
た作動油通路を選択的に閉鎖するようにした通路閉鎖弁
を、シリンダ内に嵌挿した出力軸に形成したカムに当接
させて動作させることにより、衝撃力の発生時に、シリ
ンダ室と圧力緩和室間を連通するように形成した作動油
通路を通って、シリンダ室の作動油が圧力緩和室に導入
されることを完全に阻止し、衝撃力が低下することを防
止することができる。これにより、作動油の温度に影響
を受けることなく、常に正確な衝撃力を得ることができ
る油圧式インパクトレンチを簡易な構成で以て実現する
ことができる。
【0029】また、カムを、通路閉鎖弁がシリンダの回
転により衝撃力が発生する直前に作動油通路を閉鎖する
とともに、衝撃力が発生した直後に作動油通路を開放す
る形状に形成することにより、衝撃力の発生時を除い
て、作動油通路を介してシリンダ室と圧力緩和室間を連
通することができ、圧力緩和室に、温度上昇によって体
積が膨張した作動油の一部を円滑に導入することができ
るので、作動油の温度の上昇によるシリンダ室の内部圧
力の異常上昇を確実に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧式インパクトレンチの内圧調整装
置の一実施例を示し、(A)は正面縦断面図、(B)は
通路閉鎖弁部の拡大断面図である。
【図2】図1におけるI−I線断面図を示し、(A)は
高圧発生時(打撃力発生時)を示す説明図、(B)は高
圧非発生時(打撃力非発生時)を示す説明図である。
【図3】図1におけるII−II線断面図を示し、(A)は
高圧発生時(打撃力発生時)を示す説明図、(B)は高
圧非発生時(打撃力非発生時)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 シリンダ蓋 3 押さえねじ 4 出力軸 5 ブレード 6 ばね 7 パッキン 8 Oリング 9 カム 10 通路閉鎖弁 11 パッキン 12 持ち上げ用のばね 13 弁体 14 圧力調整用のスプール 15 コイルばね 16 作動油通路 17 作動油通路 18 作動油通路 19 作動油通路 20 圧力緩和室 21 連通孔 22 連通孔 23 パッキン 24 パッキン 25 連通孔 A 高圧室 B 低圧室 C シリンダ室 D 軸受室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式インパクトレンチのシリンダ内に
    シリンダ室と独立して形成した、温度上昇によって体積
    が膨張した作動油の一部を導入する圧力緩和室と、シリ
    ンダ室と圧力緩和室間を連通するように形成した作動油
    通路と、シリンダ内に嵌挿した出力軸に形成したカム
    と、該カムと当接することにより、前記作動油通路を選
    択的に閉鎖するようにした通路閉鎖弁とより構成したこ
    とを特徴とする油圧式インパクトレンチの内圧調整装
    置。
  2. 【請求項2】 カムを、通路閉鎖弁がシリンダの回転に
    より衝撃力が発生する直前に作動油通路を閉鎖するとと
    もに、衝撃力が発生した直後に作動油通路を開放する形
    状に形成したことを特徴とする請求項1記載の油圧式イ
    ンパクトレンチの内圧調整装置。
JP11136568A 1999-05-18 1999-05-18 油圧式インパクトレンチの内圧調整装置 Pending JP2000326247A (ja)

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Cited By (4)

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