JPH09123068A - 油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構 - Google Patents
油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構Info
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- JPH09123068A JPH09123068A JP30842795A JP30842795A JPH09123068A JP H09123068 A JPH09123068 A JP H09123068A JP 30842795 A JP30842795 A JP 30842795A JP 30842795 A JP30842795 A JP 30842795A JP H09123068 A JPH09123068 A JP H09123068A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ライナーを正転させた場合と、ライナーを逆
転させた場合の打撃トルクのレベルに差が生じることの
ない油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調
節機構を提供すること。 【解決手段】 ロータ4により回転されるライナー7
と、ライナー7の内部に配設した主軸8及び羽根9とか
らなる油圧式トルクレンチ1の打撃トルク発生装置5の
油量調節機構30において、羽根9の側端面が摺接する
ライナー上蓋71の、打撃トルク発生時に羽根9の側端
面によって閉鎖される位置に、貯油室31に連通する油
流路32を開口する。
転させた場合の打撃トルクのレベルに差が生じることの
ない油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調
節機構を提供すること。 【解決手段】 ロータ4により回転されるライナー7
と、ライナー7の内部に配設した主軸8及び羽根9とか
らなる油圧式トルクレンチ1の打撃トルク発生装置5の
油量調節機構30において、羽根9の側端面が摺接する
ライナー上蓋71の、打撃トルク発生時に羽根9の側端
面によって閉鎖される位置に、貯油室31に連通する油
流路32を開口する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧式トルクレン
チの打撃トルク発生装置の油量調節機構に関するもので
ある。
チの打撃トルク発生装置の油量調節機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】トルクレンチの打撃トルク発生装置とし
て、騒音と振動が小さい油圧式の打撃トルク発生装置を
使用した油圧式トルクレンチが、開発され、実用化され
るに至っている。図5は、この油圧式トルクレンチの一
例を示したもので、油圧式トルクレンチ11は、高圧空
気の供給、停止を行うメインバルブ12と正逆回転の打
撃トルクを選択的に発生させるための正逆回転切換バル
ブ13を有し、バルブ12,13を介して送気される高
圧空気により回転トルクを発生するロータ14を駆動す
るようにし、そして、ロータ14の回転トルクを打撃ト
ルクに変換する油圧式の打撃トルク発生装置15を油圧
式トルクレンチ11のケース16内に設けるようしてい
る。油圧式の打撃トルク発生装置15は、ロータ14に
よって回転されるライナー17に形成した空洞内に作動
油を充填、密閉し、ライナー17内に同軸に嵌挿した主
軸18に1個(又は複数個)の羽根挿入溝を設け、羽根
挿入溝内に羽根19を嵌挿し、羽根19をばね20にて
常時主軸18の外周方向に付勢してライナー17の内周
面に当接するように構成する。そして、ロータ14によ
りライナー17を回転駆動することにより、ライナー1
7の内周面に形成した複数個のシール面と主軸18の外
周面に形成したシール面及び羽根19とが合致したと
き、主軸18に打撃トルクを発生させ、主軸18の先端
に係合したナット等を締め付け又は緩めるものである。
て、騒音と振動が小さい油圧式の打撃トルク発生装置を
使用した油圧式トルクレンチが、開発され、実用化され
るに至っている。図5は、この油圧式トルクレンチの一
例を示したもので、油圧式トルクレンチ11は、高圧空
気の供給、停止を行うメインバルブ12と正逆回転の打
撃トルクを選択的に発生させるための正逆回転切換バル
ブ13を有し、バルブ12,13を介して送気される高
圧空気により回転トルクを発生するロータ14を駆動す
るようにし、そして、ロータ14の回転トルクを打撃ト
ルクに変換する油圧式の打撃トルク発生装置15を油圧
式トルクレンチ11のケース16内に設けるようしてい
る。油圧式の打撃トルク発生装置15は、ロータ14に
よって回転されるライナー17に形成した空洞内に作動
油を充填、密閉し、ライナー17内に同軸に嵌挿した主
軸18に1個(又は複数個)の羽根挿入溝を設け、羽根
挿入溝内に羽根19を嵌挿し、羽根19をばね20にて
常時主軸18の外周方向に付勢してライナー17の内周
面に当接するように構成する。そして、ロータ14によ
りライナー17を回転駆動することにより、ライナー1
7の内周面に形成した複数個のシール面と主軸18の外
周面に形成したシール面及び羽根19とが合致したと
き、主軸18に打撃トルクを発生させ、主軸18の先端
に係合したナット等を締め付け又は緩めるものである。
【0003】ところで、この種の油圧式トルクレンチの
場合、打撃トルク発生装置15のライナー17に形成し
た空洞内に充填した作動油のシール材として、一般に、
Oリングが使用されているが、このOリングは、作動油
により潤滑される必要があり、このため、打撃トルク発
生装置15は、僅かずつではあるが、ライナー17の外
部に作動油が漏洩するように構成されている。このよう
に、作動油の漏洩があるため、油圧式トルクレンチを使
用すると、ライナー17に形成した空洞内に充填されて
いる作動油の量が徐々に減少し、打撃トルクのレベルが
低下するため、従来の油圧式トルクレンチにおいては、
頻繁に作動油の補給を行う必要があり、これにより、作
業効率が低下するという問題点を有していた。
場合、打撃トルク発生装置15のライナー17に形成し
た空洞内に充填した作動油のシール材として、一般に、
Oリングが使用されているが、このOリングは、作動油
により潤滑される必要があり、このため、打撃トルク発
生装置15は、僅かずつではあるが、ライナー17の外
部に作動油が漏洩するように構成されている。このよう
に、作動油の漏洩があるため、油圧式トルクレンチを使
用すると、ライナー17に形成した空洞内に充填されて
いる作動油の量が徐々に減少し、打撃トルクのレベルが
低下するため、従来の油圧式トルクレンチにおいては、
頻繁に作動油の補給を行う必要があり、これにより、作
業効率が低下するという問題点を有していた。
【0004】図5に示した油圧式トルクレンチは、これ
に対処するために、ライナー17に油量調節機構21を
設けたものである。この油量調節機構21は、ライナー
17の胴部に中心軸と平行に貯油室21aを形成し、こ
の貯油室21aとライナー17に形成した空洞(所定の
方向にライナー17を回転駆動した場合に低圧室となる
側)とを油流路21bを介して連通するとともに、貯油
室21aの蓋21cと貯油室21a内に配設したピスト
ン21d間にばね21eを介在することにより、貯油室
21a内の油を所定圧で加圧するようにし、これによ
り、ライナー17に形成した空洞内に作動油を供給し、
ライナー17に形成した空洞内に常に所定量の作動油が
充填されるようにしたものである(図5に示した油圧式
トルクレンチの詳細は、実開昭62ー195469号公
報参照)。
に対処するために、ライナー17に油量調節機構21を
設けたものである。この油量調節機構21は、ライナー
17の胴部に中心軸と平行に貯油室21aを形成し、こ
の貯油室21aとライナー17に形成した空洞(所定の
方向にライナー17を回転駆動した場合に低圧室となる
側)とを油流路21bを介して連通するとともに、貯油
室21aの蓋21cと貯油室21a内に配設したピスト
ン21d間にばね21eを介在することにより、貯油室
21a内の油を所定圧で加圧するようにし、これによ
り、ライナー17に形成した空洞内に作動油を供給し、
ライナー17に形成した空洞内に常に所定量の作動油が
充填されるようにしたものである(図5に示した油圧式
トルクレンチの詳細は、実開昭62ー195469号公
報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の油圧
式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構
は、貯油室21aとライナー17に形成した空洞(所定
の方向にライナー17を回転駆動した場合に低圧室とな
る側)とを油流路21bを介して連通するようにしてい
るため、ライナー17を逆方向に回転駆動した場合に
は、貯油室21aとライナー17の高圧室とが油流路2
1bを介して連通され、ライナー17の高圧室内の作動
油が油流路21bを介して貯油室21a内に流入するこ
とになり、打撃トルクのレベルが低下するという問題点
を有していた。また、ライナー17の胴部に中心軸と平
行に貯油室21aを形成するようにしているため、貯油
室21aの容量に制約があった。さらに、貯油室21a
内に貯留されている油量を簡単に確認することができな
いため、貯油室21aの容量に制約があることと相俟っ
て、作動油の補給を早めに行う必要があり、このため、
作動油の補給のため作業効率が低下するという問題点を
完全には解消できなかった。
式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構
は、貯油室21aとライナー17に形成した空洞(所定
の方向にライナー17を回転駆動した場合に低圧室とな
る側)とを油流路21bを介して連通するようにしてい
るため、ライナー17を逆方向に回転駆動した場合に
は、貯油室21aとライナー17の高圧室とが油流路2
1bを介して連通され、ライナー17の高圧室内の作動
油が油流路21bを介して貯油室21a内に流入するこ
とになり、打撃トルクのレベルが低下するという問題点
を有していた。また、ライナー17の胴部に中心軸と平
行に貯油室21aを形成するようにしているため、貯油
室21aの容量に制約があった。さらに、貯油室21a
内に貯留されている油量を簡単に確認することができな
いため、貯油室21aの容量に制約があることと相俟っ
て、作動油の補給を早めに行う必要があり、このため、
作動油の補給のため作業効率が低下するという問題点を
完全には解消できなかった。
【0006】本発明は、上記従来の油圧式トルクレンチ
の打撃トルク発生装置の油量調節機構の有する問題点に
鑑み、ライナーを正転させた場合と、ライナーを逆転さ
せた場合の打撃トルクのレベルに差が生じることのない
油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機
構を提供することを目的とする。また、本発明は、貯油
室の容量に制約がなく、必要に応じて容量を大きく設計
することができる油圧式トルクレンチの打撃トルク発生
装置の油量調節機構を提供することを目的とする。さら
に、本発明は、貯油室内に貯留されている油量を簡単に
確認することができる油圧式トルクレンチの打撃トルク
発生装置の油量調節機構を提供することを目的とする。
の打撃トルク発生装置の油量調節機構の有する問題点に
鑑み、ライナーを正転させた場合と、ライナーを逆転さ
せた場合の打撃トルクのレベルに差が生じることのない
油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機
構を提供することを目的とする。また、本発明は、貯油
室の容量に制約がなく、必要に応じて容量を大きく設計
することができる油圧式トルクレンチの打撃トルク発生
装置の油量調節機構を提供することを目的とする。さら
に、本発明は、貯油室内に貯留されている油量を簡単に
確認することができる油圧式トルクレンチの打撃トルク
発生装置の油量調節機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ロータにより回転されるライナーと、ラ
イナーの内部に配設した主軸及び羽根とからなる油圧式
トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構にお
いて、羽根の側端面が摺接するライナー蓋体の、打撃ト
ルク発生時に羽根の側端面によって閉鎖される位置に、
貯油室に連通する油流路を開口したことを特徴とする。
め、本発明は、ロータにより回転されるライナーと、ラ
イナーの内部に配設した主軸及び羽根とからなる油圧式
トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構にお
いて、羽根の側端面が摺接するライナー蓋体の、打撃ト
ルク発生時に羽根の側端面によって閉鎖される位置に、
貯油室に連通する油流路を開口したことを特徴とする。
【0008】打撃トルク発生時に羽根の側端面によって
貯油室に連通する油流路が閉鎖されるため、貯油室とラ
イナーの高圧室とが油流路を介して連通することにより
ライナーの高圧室内の作動油が油流路を介して貯油室内
に流入することがなく、ライナーを正転させた場合と、
ライナーを逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差が
生じることがない。
貯油室に連通する油流路が閉鎖されるため、貯油室とラ
イナーの高圧室とが油流路を介して連通することにより
ライナーの高圧室内の作動油が油流路を介して貯油室内
に流入することがなく、ライナーを正転させた場合と、
ライナーを逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差が
生じることがない。
【0009】この場合において、ライナー蓋体の後背部
に貯油室を形成することができ、これにより、貯油室の
容量に制約がなく、必要に応じて容量を大きく設計する
ことができる。なお、後背部に貯油室を形成するライナ
ー蓋体は、ライナー上蓋、ライナー下蓋のいずれでもよ
い。
に貯油室を形成することができ、これにより、貯油室の
容量に制約がなく、必要に応じて容量を大きく設計する
ことができる。なお、後背部に貯油室を形成するライナ
ー蓋体は、ライナー上蓋、ライナー下蓋のいずれでもよ
い。
【0010】また、貯油室内の油を加圧するピストンの
端部を打撃トルク発生装置の外に導出し、端部の突出量
によって貯油室内の油量を確認できるようにすることが
でき、これにより、作動油を補給すべき時期を正確に知
ることができる。
端部を打撃トルク発生装置の外に導出し、端部の突出量
によって貯油室内の油量を確認できるようにすることが
でき、これにより、作動油を補給すべき時期を正確に知
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油圧式トルクレン
チの打撃トルク発生装置の油量調節機構を図示の実施例
に基づいて説明する。
チの打撃トルク発生装置の油量調節機構を図示の実施例
に基づいて説明する。
【0012】図1〜図3は、本発明の油圧式トルクレン
チの打撃トルク発生装置の油量調節機構の第1実施例を
示す。本実施例の油圧式トルクレンチ自体の基本構造
は、後述の油量調節機構30を除き、図5に示す従来の
油圧式トルクレンチと同様のもので、油圧式トルクレン
チ1は、高圧空気の供給、停止を行うメインバルブ2と
正逆回転の打撃トルクを選択的に発生させるための正逆
回転切換バルブ3を有し、バルブ2,3を介して送気さ
れる高圧空気により回転トルクを発生するロータ4を駆
動するようにし、そして、ロータ4の回転トルクを打撃
トルクに変換する油圧式の打撃トルク発生装置5を油圧
式トルクレンチ1のケース6内に設けるようにしてい
る。
チの打撃トルク発生装置の油量調節機構の第1実施例を
示す。本実施例の油圧式トルクレンチ自体の基本構造
は、後述の油量調節機構30を除き、図5に示す従来の
油圧式トルクレンチと同様のもので、油圧式トルクレン
チ1は、高圧空気の供給、停止を行うメインバルブ2と
正逆回転の打撃トルクを選択的に発生させるための正逆
回転切換バルブ3を有し、バルブ2,3を介して送気さ
れる高圧空気により回転トルクを発生するロータ4を駆
動するようにし、そして、ロータ4の回転トルクを打撃
トルクに変換する油圧式の打撃トルク発生装置5を油圧
式トルクレンチ1のケース6内に設けるようにしてい
る。
【0013】油圧式の打撃トルク発生装置5は、ロータ
4によって回転されるライナー7に形成した空洞内に作
動油を充填、密閉し、ライナー7内に同軸に嵌挿した主
軸8に1個又は複数個の羽根挿入溝を設け、羽根挿入溝
内に羽根9をそれぞれ嵌挿し、羽根9をばね10にて常
時主軸8の外周方向に付勢してライナー7の内周面に当
接するように構成する。そして、ロータ4によりライナ
ー7を回転駆動することにより、ライナー7の内周面に
形成した複数個のシール面と主軸8の外周面に形成した
シール面及び羽根9とが合致したとき、主軸8に打撃ト
ルクを発生させ、主軸8の先端に係合したナット等を締
め付け又は緩めるものである。
4によって回転されるライナー7に形成した空洞内に作
動油を充填、密閉し、ライナー7内に同軸に嵌挿した主
軸8に1個又は複数個の羽根挿入溝を設け、羽根挿入溝
内に羽根9をそれぞれ嵌挿し、羽根9をばね10にて常
時主軸8の外周方向に付勢してライナー7の内周面に当
接するように構成する。そして、ロータ4によりライナ
ー7を回転駆動することにより、ライナー7の内周面に
形成した複数個のシール面と主軸8の外周面に形成した
シール面及び羽根9とが合致したとき、主軸8に打撃ト
ルクを発生させ、主軸8の先端に係合したナット等を締
め付け又は緩めるものである。
【0014】なお、本実施例においては、図2に示すよ
うに、主軸9を嵌挿するライナー7の内部に形成した空
洞の内周面に山形状に突出した4個のシール面を形成
し、このうち、羽根9の先端部が接してライナー7の内
部に形成した空洞をシールする2個のシール面71は、
相互に180°回転対称となる位置に、主軸8に形成し
たシール面82が接してライナー7の内部に形成した空
洞をシールする他の2個のシール面72は、それぞれの
シール面72が前記2個の相互に180°回転対称のシ
ール面71の略中間で、かつ、各シール面72が相互に
180°回転非対称となる位置に設けるようにしてい
る。
うに、主軸9を嵌挿するライナー7の内部に形成した空
洞の内周面に山形状に突出した4個のシール面を形成
し、このうち、羽根9の先端部が接してライナー7の内
部に形成した空洞をシールする2個のシール面71は、
相互に180°回転対称となる位置に、主軸8に形成し
たシール面82が接してライナー7の内部に形成した空
洞をシールする他の2個のシール面72は、それぞれの
シール面72が前記2個の相互に180°回転対称のシ
ール面71の略中間で、かつ、各シール面72が相互に
180°回転非対称となる位置に設けるようにしてい
る。
【0015】また、ライナー7の内部に同軸に配設され
る主軸8には、2個の羽根9を羽根挿入溝81に嵌挿す
るとともに、周面に山形状に突出した2個のシール面8
2を形成する。そして、2個の羽根9は、相互に180
°回転対称となる位置に、2個のシール面82は、それ
ぞれのシール面82が前記2個の相互に180°回転対
称の羽根9の略中間で、かつ、各シール面82が相互に
180°回転非対称となる位置で、かつ、ライナー7に
形成した2個のシール面72と接してライナー7の内部
に形成した空洞をシールすることができる位置に設け
る。
る主軸8には、2個の羽根9を羽根挿入溝81に嵌挿す
るとともに、周面に山形状に突出した2個のシール面8
2を形成する。そして、2個の羽根9は、相互に180
°回転対称となる位置に、2個のシール面82は、それ
ぞれのシール面82が前記2個の相互に180°回転対
称の羽根9の略中間で、かつ、各シール面82が相互に
180°回転非対称となる位置で、かつ、ライナー7に
形成した2個のシール面72と接してライナー7の内部
に形成した空洞をシールすることができる位置に設け
る。
【0016】これにより、本実施例の打撃トルク発生装
置5は、ロータ4によりライナー7を回転駆動すること
により、ライナー7のシール面71と主軸8の羽根9の
先端とが合致し、ライナー7のシール面72と主軸8の
シール面82とが合致したとき、ライナー7の内部の空
洞は高圧室Hと低圧室Lの4室(ただし、高圧室H同士
は、羽根挿入溝81を介して連通している。)となり、
これにより、主軸8にライナー7の1回転(主軸8に対
する相対的な1回転)につき1回の間欠的な打撃トルク
を発生させることができる(図2(a))。また、ロー
タ4を逆転した場合には、主軸8に先とは逆方向のライ
ナーの1回転(主軸8に対する相対的な1回転)につき
1回の間欠的な打撃トルクを発生させることができる
(図2(b))。なお、この打撃トルク発生装置5の詳
細は、実公平1ー29012号公報参照。
置5は、ロータ4によりライナー7を回転駆動すること
により、ライナー7のシール面71と主軸8の羽根9の
先端とが合致し、ライナー7のシール面72と主軸8の
シール面82とが合致したとき、ライナー7の内部の空
洞は高圧室Hと低圧室Lの4室(ただし、高圧室H同士
は、羽根挿入溝81を介して連通している。)となり、
これにより、主軸8にライナー7の1回転(主軸8に対
する相対的な1回転)につき1回の間欠的な打撃トルク
を発生させることができる(図2(a))。また、ロー
タ4を逆転した場合には、主軸8に先とは逆方向のライ
ナーの1回転(主軸8に対する相対的な1回転)につき
1回の間欠的な打撃トルクを発生させることができる
(図2(b))。なお、この打撃トルク発生装置5の詳
細は、実公平1ー29012号公報参照。
【0017】油圧式トルクレンチ1は、油量調節機構3
0を備えている。この油量調節機構30は、ライナー上
蓋71の後背部に貯油室31を形成し、この貯油室31
とライナー7に形成した空洞とを油流路32を介して連
通するとともに、貯油室31に配設したピストン34に
より貯油室32内の油を所定圧で加圧するようにピスト
ン34をばね35により付勢し、これにより、ライナー
7に形成した空洞内に作動油を供給し、ライナー7に形
成した空洞内に常に所定量の作動油が充填されるように
するものである。
0を備えている。この油量調節機構30は、ライナー上
蓋71の後背部に貯油室31を形成し、この貯油室31
とライナー7に形成した空洞とを油流路32を介して連
通するとともに、貯油室31に配設したピストン34に
より貯油室32内の油を所定圧で加圧するようにピスト
ン34をばね35により付勢し、これにより、ライナー
7に形成した空洞内に作動油を供給し、ライナー7に形
成した空洞内に常に所定量の作動油が充填されるように
するものである。
【0018】この場合において、油流路32は、羽根9
の側端面が摺接するライナー上蓋71の、打撃トルク発
生時に羽根9の側端面によって閉鎖される位置に開口す
ることにより、貯油室31とライナー7の高圧室Hとが
油流路32を介して連通することによりライナー7の高
圧室H内の作動油が油流路32を介して貯油室31内に
流入することがなく、ライナー7を正転させた場合と、
ライナー7を逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差
が生じることが防止できる。
の側端面が摺接するライナー上蓋71の、打撃トルク発
生時に羽根9の側端面によって閉鎖される位置に開口す
ることにより、貯油室31とライナー7の高圧室Hとが
油流路32を介して連通することによりライナー7の高
圧室H内の作動油が油流路32を介して貯油室31内に
流入することがなく、ライナー7を正転させた場合と、
ライナー7を逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差
が生じることが防止できる。
【0019】ところで、油量調節機構30の貯油室31
に作動油を補給する場合には、図3(b)に示すよう
に、貯油室31の蓋33を外し、ピストン34の端部3
4aをばね35の付勢力に抗して打撃トルク発生装置5
の外に導出させ、ピストン34の端部34aに形成した
環状の溝34bにファスナー36を係止することによ
り、貯油室31が所定の容量となるように保持した状態
で作動油を注入する。その後、図3(c)に示すよう
に、蓋33を装着し、溝34bからファスナー36を外
し、ピストン34により貯油室32内の油を所定圧で加
圧し、作動油の注入作業を完了する。
に作動油を補給する場合には、図3(b)に示すよう
に、貯油室31の蓋33を外し、ピストン34の端部3
4aをばね35の付勢力に抗して打撃トルク発生装置5
の外に導出させ、ピストン34の端部34aに形成した
環状の溝34bにファスナー36を係止することによ
り、貯油室31が所定の容量となるように保持した状態
で作動油を注入する。その後、図3(c)に示すよう
に、蓋33を装着し、溝34bからファスナー36を外
し、ピストン34により貯油室32内の油を所定圧で加
圧し、作動油の注入作業を完了する。
【0020】この場合において、ピストン34の端部3
4aの突出量によって貯油室31内の油量を確認できる
ように、打撃トルク発生装置5の外に導出するピストン
34の端部34aの突出量を設定することが望ましい。
また、貯油室31内の油量を確認し易くするために、ピ
ストン34の端部34aに形成した環状の溝34bを着
色し、この溝34bの位置を基準として、貯油室31内
の油量を確認するようにすることもできる。
4aの突出量によって貯油室31内の油量を確認できる
ように、打撃トルク発生装置5の外に導出するピストン
34の端部34aの突出量を設定することが望ましい。
また、貯油室31内の油量を確認し易くするために、ピ
ストン34の端部34aに形成した環状の溝34bを着
色し、この溝34bの位置を基準として、貯油室31内
の油量を確認するようにすることもできる。
【0021】ところで、この種の油圧式の打撃トルク発
生装置5は、通常、長時間連続的に使用すると、ライナ
ー7に形成した空洞内に充填した作動油の温度が上昇し
て作動油が膨張し、作動に支障が生じることがある。こ
れを防止するために、膨張した作動油を吸収し、蓄積す
るアキュムレータを設けることが必要となるが、本実施
例の油圧式トルクレンチ1においては、油量調節機構3
0がアキュムレータの機能を備え、またその貯油室31
の容量も十分大きいため、アキュムレータを設ける必要
がないものである。
生装置5は、通常、長時間連続的に使用すると、ライナ
ー7に形成した空洞内に充填した作動油の温度が上昇し
て作動油が膨張し、作動に支障が生じることがある。こ
れを防止するために、膨張した作動油を吸収し、蓄積す
るアキュムレータを設けることが必要となるが、本実施
例の油圧式トルクレンチ1においては、油量調節機構3
0がアキュムレータの機能を備え、またその貯油室31
の容量も十分大きいため、アキュムレータを設ける必要
がないものである。
【0022】図4は、本発明の油圧式トルクレンチの打
撃トルク発生装置の油量調節機構の第2実施例を示す。
この実施例は、油量調節機構30を除き、上記の本発明
の第1実施例と基本的構造及び動作に差異はないため、
以下、その相違点についてのみ説明する。
撃トルク発生装置の油量調節機構の第2実施例を示す。
この実施例は、油量調節機構30を除き、上記の本発明
の第1実施例と基本的構造及び動作に差異はないため、
以下、その相違点についてのみ説明する。
【0023】この油量調節機構30は、ライナー下蓋7
2の後背部に貯油室31を形成し、この貯油室31とラ
イナー7に形成した空洞とを油流路32を介して連通す
るとともに、貯油室31に配設したピストン34により
貯油室32内の油を所定圧で加圧するようにピストン3
4をばね35により付勢し、これにより、ライナー7に
形成した空洞内に作動油を供給し、ライナー7に形成し
た空洞内に常に所定量の作動油が充填されるようにする
ものである。
2の後背部に貯油室31を形成し、この貯油室31とラ
イナー7に形成した空洞とを油流路32を介して連通す
るとともに、貯油室31に配設したピストン34により
貯油室32内の油を所定圧で加圧するようにピストン3
4をばね35により付勢し、これにより、ライナー7に
形成した空洞内に作動油を供給し、ライナー7に形成し
た空洞内に常に所定量の作動油が充填されるようにする
ものである。
【0024】この場合において、油流路32は、羽根9
の側端面が摺接するライナー下蓋72の、打撃トルク発
生時に羽根9の側端面によって閉鎖される位置に開口す
ることにより、貯油室31とライナー7の高圧室Hとが
油流路32を介して連通することによりライナー7の高
圧室H内の作動油が油流路32を介して貯油室31内に
流入することがなく、ライナー7を正転させた場合と、
ライナー7を逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差
が生じることが防止できる。
の側端面が摺接するライナー下蓋72の、打撃トルク発
生時に羽根9の側端面によって閉鎖される位置に開口す
ることにより、貯油室31とライナー7の高圧室Hとが
油流路32を介して連通することによりライナー7の高
圧室H内の作動油が油流路32を介して貯油室31内に
流入することがなく、ライナー7を正転させた場合と、
ライナー7を逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差
が生じることが防止できる。
【0025】ところで、油量調節機構30の貯油室31
に作動油を補給する場合には、ライナー7に形成した空
洞及び油流路32を介して貯油室31に連なる油流路3
7の蓋33を外し、ピストン34の端部34aをばね3
5の付勢力に抗して打撃トルク発生装置5の外に導出さ
せ、ピストン34の端部34aに形成した環状の溝34
bにファスナー36を係止することにより、貯油室31
が所定の容量となるように保持した状態で作動油を注入
する。その後、蓋33を装着し、溝34bからファスナ
ー36を外し、ピストン34により貯油室32内の油を
所定圧で加圧し、作動油の注入作業を完了する。
に作動油を補給する場合には、ライナー7に形成した空
洞及び油流路32を介して貯油室31に連なる油流路3
7の蓋33を外し、ピストン34の端部34aをばね3
5の付勢力に抗して打撃トルク発生装置5の外に導出さ
せ、ピストン34の端部34aに形成した環状の溝34
bにファスナー36を係止することにより、貯油室31
が所定の容量となるように保持した状態で作動油を注入
する。その後、蓋33を装着し、溝34bからファスナ
ー36を外し、ピストン34により貯油室32内の油を
所定圧で加圧し、作動油の注入作業を完了する。
【0026】なお、上記の各実施例は、ライナー7の2
個のシール面72及び主軸8の2個のシール面82を、
それぞれのシール面が相互に180°回転非対称となる
ように形成することにより、ライナー7の1回転につき
1回だけライナー7の2個のシール面72と主軸8の2
個のシール面82とが合致するようにし、これにより、
主軸8にライナー7の1回転につき1回の間欠的な打撃
トルクを発生させるようにしたものであるが、本発明の
油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置は、本実施例
のものに限定されず、ライナー7の2個のシール面72
及び主軸8の2個のシール面82を、それぞれのシール
面が相互に180°回転対称となるように形成すること
により、ライナー7の1回転につき2回ライナー7の2
個のシール面72と主軸8の2個のシール面82とが合
致するようにし、これにより、主軸8にライナー7の1
回転につき2回の間欠的な打撃トルクを発生させるよう
に構成することもできる。
個のシール面72及び主軸8の2個のシール面82を、
それぞれのシール面が相互に180°回転非対称となる
ように形成することにより、ライナー7の1回転につき
1回だけライナー7の2個のシール面72と主軸8の2
個のシール面82とが合致するようにし、これにより、
主軸8にライナー7の1回転につき1回の間欠的な打撃
トルクを発生させるようにしたものであるが、本発明の
油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置は、本実施例
のものに限定されず、ライナー7の2個のシール面72
及び主軸8の2個のシール面82を、それぞれのシール
面が相互に180°回転対称となるように形成すること
により、ライナー7の1回転につき2回ライナー7の2
個のシール面72と主軸8の2個のシール面82とが合
致するようにし、これにより、主軸8にライナー7の1
回転につき2回の間欠的な打撃トルクを発生させるよう
に構成することもできる。
【0027】また、ライナー7に形成するシール面の個
数並びに主軸8に配設する羽根の個数及びを主軸8に形
成するシール面の個数は、本実施例のものに限定され
ず、例えば、羽根の個数を1個又は3個以上とすること
もできる。
数並びに主軸8に配設する羽根の個数及びを主軸8に形
成するシール面の個数は、本実施例のものに限定され
ず、例えば、羽根の個数を1個又は3個以上とすること
もできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の油圧式トルクレンチの打撃トル
ク発生装置の油量調節機構によれば、貯油室とライナー
の高圧室とが油流路を介して連通することによりライナ
ーの高圧室内の作動油が油流路を介して貯油室内に流入
することがなく、ライナーを正転させた場合と、ライナ
ーを逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差が生じる
ことがなく、油圧式トルクレンチの出力効率及び精度を
向上することができる。
ク発生装置の油量調節機構によれば、貯油室とライナー
の高圧室とが油流路を介して連通することによりライナ
ーの高圧室内の作動油が油流路を介して貯油室内に流入
することがなく、ライナーを正転させた場合と、ライナ
ーを逆転させた場合の打撃トルクのレベルに差が生じる
ことがなく、油圧式トルクレンチの出力効率及び精度を
向上することができる。
【0029】また、ライナー蓋体の後背部に貯油室を形
成することにより、貯油室の容量に制約がなく、必要に
応じて容量を大きく設計することができる。
成することにより、貯油室の容量に制約がなく、必要に
応じて容量を大きく設計することができる。
【0030】また、貯油室内の油を加圧するピストンの
端部を打撃トルク発生装置の外に導出することにより、
端部の突出量によって貯油室内の油量を確認でき、これ
により、作動油を補給すべき時期を正確に知ることがで
き、作動油の補給に起因する作業効率の低下を最小限に
できる。
端部を打撃トルク発生装置の外に導出することにより、
端部の突出量によって貯油室内の油量を確認でき、これ
により、作動油を補給すべき時期を正確に知ることがで
き、作動油の補給に起因する作業効率の低下を最小限に
できる。
【0031】さらに、本発明の油圧式トルクレンチの打
撃トルク発生装置の油量調節機構は、アキュムレータの
機能を備え、また、貯油室の容量も貯油室をライナー蓋
体の後背部に形成した場合には十分大きく取ることがで
きるため、別途アキュムレータを設ける必要がなく、油
圧式トルクレンチの構造を簡略化することができる。
撃トルク発生装置の油量調節機構は、アキュムレータの
機能を備え、また、貯油室の容量も貯油室をライナー蓋
体の後背部に形成した場合には十分大きく取ることがで
きるため、別途アキュムレータを設ける必要がなく、油
圧式トルクレンチの構造を簡略化することができる。
【図1】本発明の第1実施例の打撃トルク発生装置の油
量調節機構を組み込んだ油圧式トルクレンチの全体図で
ある。
量調節機構を組み込んだ油圧式トルクレンチの全体図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例の打撃トルク発生装置の断
面図で、(a)は正転時、(b)は逆転時を示す。
面図で、(a)は正転時、(b)は逆転時を示す。
【図3】本発明の第1実施例の打撃トルク発生装置の油
量調節機構に対して作動油を補給する方法を示す説明図
である。
量調節機構に対して作動油を補給する方法を示す説明図
である。
【図4】本発明の第2実施例の打撃トルク発生装置の油
量調節機構を組み込んだ油圧式トルクレンチの全体図で
ある。
量調節機構を組み込んだ油圧式トルクレンチの全体図で
ある。
【図5】従来の打撃トルク発生装置の油量調節機構を組
み込んだ油圧式トルクレンチの全体図である。
み込んだ油圧式トルクレンチの全体図である。
1 油圧式トルクレンチ 2 メインバルブ 3 正逆回転切換バルブ 4 ロータ 5 打撃トルク発生装置 7 ライナー 71 ライナー上蓋(ライナー蓋体) 72 ライナー下蓋(ライナー蓋体) 8 主軸 9 羽根 30 油量調節機構 31 貯油室 32 油流路 33 蓋 34 ピストン 34a 端部 34b 溝 35 ばね 36 ファスナー 37 油流路 H 高圧室 L 低圧室
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータにより回転されるライナーと、ラ
イナーの内部に配設した主軸及び羽根とからなる油圧式
トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構にお
いて、羽根の側端面が摺接するライナー蓋体の、打撃ト
ルク発生時に羽根の側端面によって閉鎖される位置に、
貯油室に連通する油流路を開口したことを特徴とする油
圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機
構。 - 【請求項2】 ライナー蓋体の後背部に貯油室を形成し
たことを特徴とする請求項1記載の油圧式トルクレンチ
の打撃トルク発生装置の油量調節機構。 - 【請求項3】 貯油室内の油を加圧するピストンの端部
を打撃トルク発生装置の外に導出し、前記端部の突出量
によって貯油室内の油量を確認できるようにしたことを
特徴とする請求項1又は2記載の油圧式トルクレンチの
打撃トルク発生装置の油量調節機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30842795A JPH09123068A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30842795A JPH09123068A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123068A true JPH09123068A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17980928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30842795A Pending JPH09123068A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置の油量調節機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09123068A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361570A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Uryu Seisaku Ltd | 油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置 |
JP2012076165A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hitachi Koki Co Ltd | オイルパルス工具 |
JP2014094417A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-22 | Max Co Ltd | オイルパルス工具の圧力緩和機構 |
JP2016203322A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 日立工機株式会社 | 打撃工具 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP30842795A patent/JPH09123068A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361570A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Uryu Seisaku Ltd | 油圧式トルクレンチの打撃トルク発生装置 |
JP2012076165A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hitachi Koki Co Ltd | オイルパルス工具 |
JP2014094417A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-22 | Max Co Ltd | オイルパルス工具の圧力緩和機構 |
JP2016203322A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 日立工機株式会社 | 打撃工具 |
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