JP3233140B2 - 油圧式バルブタイミング調節装置 - Google Patents

油圧式バルブタイミング調節装置

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JP3233140B2
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睦 山内
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    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/3445Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34479Sealing of phaser devices

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関、いわ
ゆるエンジンの吸気弁と排気弁とのいずれか一方もしく
は両方の開閉のタイミングを変化させる油圧式バルブタ
イミング調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンのクランクシャフト
と同期回転するタイミングプーリやチェーンスプロケッ
トによってカムシャフトを駆動する際に、タイミングプ
ーリとカムシャフトとの間にベーン式のバルブタイミン
グ機構を設けることによって、クランクシャフトに対し
てカムシャフトを相対的に回転させ、クランクシャフト
の回転に対するカムシャフトの回転を遅角、進角させる
ことにより、吸気弁や排気弁の作動タイミングをエンジ
ンの回転に対してシフトして、排気ガスの低減や燃費の
向上を図るものが、特開平1−92504号公報、特開
平7−238815号公報、特開平9−13920号公
報などにより知られている。
【0003】さらに、例えば特開平9−60508号公
報に記載されているように、ベーンロータ内にスプリン
グにより付勢されたストッパピストンを設け、このスト
ッパピストンが嵌合するストッパ穴をハウジング部材に
設け、例えばエンジン始動直後などの油圧が所定の圧力
に達していない状態においては、ストッパピストンとス
トッパ穴とを嵌合させて、ハウジング部材とベーン部材
との衝突を防止すると共に、所定の圧力に達した場合に
は、ベーンロータ内を通って、遅角油圧室もしくは進角
油圧室に供給される油圧の分圧を用いてストッパピスト
ンを移動させ、ストッパ穴との嵌合を解除するものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の油圧式バルブタイミング調節装置は、ス
トッパピストン及び、スプリングをベーンロータ内に設
けているので、ベーンロータ、特に、そのベーン部分内
に摺動するストッパピストンを内蔵する必要があり、ベ
ーンの強度が低下していた。
【0005】また、ベーンロータの重心が移動して、ベ
ーンロータが変形することがあり、シール性を向上させ
るために、ハウジングとベーンロータのクリアランスを
小さくした場合には、ロータとハウジングが接触してし
まうことがあった。
【0006】また、遅角油圧室の油圧を用いてストッパ
ピストンを移動させる油圧室と、進角油圧室を用いてス
トッパピストンを移動させる油圧室とを、別々に設けて
いるので、無駄なスペースが生じていた。
【0007】また、遅角油圧室の油圧を用いてストッパ
ピストンを移動させる油圧室は、ストッパピストンの大
径部と小径部と径差による受圧面積差により、スプリン
グを移動させるため、油圧をストッパピストンの移動に
効率よく用いることができなかった。
【0008】本願発明に係る油圧式バルブタイミング調
節装置は、上述したような課題を解決するものであり、
装置の小型化を図り、ストッパピストンの移動を油圧に
より効率よく行うものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧式バ
ルブタイミング調節装置は、吸気弁もしくは排気弁を開
閉するカムを有するカムシャフトに駆動力を伝達する駆
動力伝達系に設けられる油圧式バルブタイミング調節装
置であって、シューが設けられたハウジング部材と、こ
のハウジング部材に対して相対回動可能に配置され、ベ
ーンが凸設されたロータと、このロータと上記ハウジン
グ部材との間に形成される油圧室と、上記シュー及び上
記ベーンに設けられ、円弧状の板ばねによりシール面方
向に付勢され上記油圧室間の油の移動を防止するシール
部材と、上記油圧室に油圧を供給する油路と、ハウジン
グ部材とベーンとのうちのどちらか一方に摺動可能に設
けられた凸部材と、ハウジング部材とベーンとのうちの
どちらか他方に設けられ、凸部材と係合可能な凹部と、
板ばねを所定範囲変位可能に保持する保持部材とを備
え、板ばねの両端の引掛け穴にシール部材に凸設された
凸部が差し込まれ係合されることにより、板ばねとシー
ル部材とが固定され、組立工程時に、シール部材から板
ばねが外れないものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1はこの実施の形態1における吸気バルブタイミング
装置周辺の概略を示した説明図である。この図におい
て、1は、吸気バルブタイミングを調節するための油圧
式のアクチュエータである。2は、クランクシャフトに
より回転させられているタイミングベルトが掛けられる
ことによりクランクシャフトと同期して回転するプーリ
ーである。3は、アクチュエータ1に接続され、プーリ
ー2の回転がアクチュエータ1を介することにより、遅
角、進角されて伝達されるカムシャフトである。4は、
カムシャフト3に固定され、カムシャフトと共に回転す
るカムである。5は、アクチュエータ1に供給される油
圧の制御を行うスプール式のオイルコントロールバルブ
である。このオイルコントロールバルブ5は、大気圧に
開放されているオイルパンから、エンジンの駆動力を用
いて加圧するオイルポンプを介して油が供給され、ポー
トA、Bの二つのポートの開閉及び供給油量の制御が可
能である。6は、カムシャフト3を回転自在に支持し、
シリンダーヘッドに固定された軸受けである。7は、カ
ムシャフト3及びロータに設けられ、ロータを遅角方向
に移動させる遅角油圧室に連通している第1油路であ
る。8は、カムシャフト3及びロータに設けられ、ロー
タを進角方向に移動させる進角油圧室に連通している第
2油路である。
【0011】図2はこの実施の形態1におけるアクチュ
エータ1の概略を示した説明図である。この図におい
て、11は、カムシャフト3に対して回転自在に配置さ
れたハウジングである。12は、ハウジング11に固定
されるケースである。13は、チップシール17(後
述)とケースとの間に設置され、チップシール17をロ
ータ20(後述)に押し付ける板バネ式のバックスプリ
ングである。14は、ケース12に固定されるカバーで
ある。15は、ハウジング11とケース12とカバー1
4とを固定するボルトである。ここで、ハウジング1
1、ケース12、カバー14とによりハウジング部材と
して構成される。16は、ボルト15とボルト穴との隙
間から外部への油の漏れを防止するO−リングである。
17は、バックスプリング13によりロータ20に押し
付けられ、ロータ20とケース12により区切られる油
圧室間の油の移動を防止するチップシールである。18
は、カバー14に取り付けられるプレートである。19
は、プレート18をカバー14に固定するサラネジであ
る。20は、カムシャフト3に固定され、ケース12に
対して相対的に回転可能に設置されたロータである。2
1は、ロータ20に設けられ、プランジャ23(後述)
と係合する凹部を有する円柱状のホルダである。22
は、ハウジング11とケース12との間から外部への油
の漏れを防止するためのO−リングである。23は、ス
プリング24(後述)の弾性力及びホルダ21内に導入
される油圧によりハウジング11内を摺動する凸部材と
してのプランジャ(ロックピン)である。24は、プラ
ンジャ23をロータ20方向に付勢するスプリングであ
る。25は、スプリング24による付勢力に抗する油圧
をプランジャ23にかけるための油圧を導入するプラン
ジャ油路である。26は、プランジャ23のスプリング
24側を常時大気圧にするための空気穴である。
【0012】図3は、この実施の形態1における、アク
チュエータ1とカムシャフト3の概略を示した説明図で
ある。この図において、27は、カムシャフト3とロー
タ20とを連結、固定するための連結ボルトである。2
8は、カムシャフト3とロータ20とをその回転軸にお
いて、連結、固定するための軸ボルトである。この軸ボ
ルト28は、カバー14に対して、回転可能に設けられ
ている。29は、軸ボルト28及びカムシャフト3内に
設けられ、プレート18の内側を大気圧と同圧にするた
めの空気穴である。
【0013】図4は、プランジャ油路25を介してプラ
ンジャ23に油圧がかけられた状態を示す説明図であ
る。この図に示されるように、プランジャ23は油圧に
よって、スプリング24を圧縮しつつハウジング11側
に押し付けられ、ホルダ21との係合が解かれ、ハウジ
ング11に対してロータ20が回転可能な状態とするこ
とができる。
【0014】図5は図3中のX−X断面を矢印方向から
見た説明図であり、図6は、スライドプレート40の移
動状態を示す説明図であり、図7は図3中のY−Y断面
を矢印方向からみた説明図であり、図8は図3中のZ−
Z断面を矢印方向からみた説明図である。これらの図に
おいて、30は、ボルト15が螺合されるボルト穴であ
る。31は、第1〜第4ベーン33〜36(後述)を遅
角方向に回転させるための扇柱状の遅角油圧室であり、
この遅角油圧室31は第1〜第4ベーン33〜36のそ
れぞれに対応して、ロータ20とケース12、カバー1
4、ハウジング11に囲まれて設けられている。また、
この遅角油圧室31は、第2油路8に連通し、この第2
油路8から油圧が供給されるものである。32は、第1
〜第4ベーン33〜36を進角方向に回転させるための
進角油圧室であり、この進角油圧室32は第1〜第4ベ
ーン33〜36のそれぞれに対応して、ロータ20とケ
ース12、カバー14、ハウジング11に囲まれて設け
られている。また、この進角油圧室32は、第1油路7
に連通し、この第1油路7から油圧が供給されるもので
ある。この進角油圧室32、遅角油圧室31に供給され
る油圧に応じて、ロータ20がハウジング11に対して
相対移動し、それぞれの油圧室の体積が変化するもので
ある。33は、ロータ20から外径方向に凸設された第
1ベーンであり、この第1ベーン33のハウジング11
側にはホルダ21が嵌め込まれていて、カバー14側に
は連通油路39(後述)が凹設されており、さらに、こ
の連通通路39の途中には移動溝41(後述)が凹設さ
れ、この移動溝41からホルダ21を通ってハウジング
11側までプランジャ油路25が貫通されている。
【0015】34〜36は、それぞれロータ20から外
径方向に凸設されている第2〜第4ベーンである。ま
た、第1〜第4ベーンのケース12と当接する部位に
は、チップシール42が設けられている。37は、ロー
タ20の中心部分であるベーン支持体である。38は、
ケース12から内径方向に凸設されているシューであ
り、このシュー38にはボルト15が挿入されるボルト
穴30が設けられ、また、ベーン支持体37と当接する
部位には、チップシール17が設けられている。39
は、第1ベーン33の両側の進角油圧室32と遅角油圧
室31とを連通する連通油路である。40は、連通油路
39の途中に設けられた移動溝41(後述)内を移動す
るスライドプレートであり、このスライドプレート40
によって、連通通路39は連通が分断されており、進角
油圧室32と遅角油圧室31との間で油漏れがないよう
にされている。また、このスライドプレート40は進角
油圧室32の油圧が高いときには、図6のように、遅角
油圧室41側に移動し、遅角油圧室31の油圧が高いと
きには、図5のように、進角油圧室42側に移動するも
のである。
【0016】41は、連通油路39の途中に凹設された
移動溝であり、この移動溝41の途中にプランジャ油路
25が連通している。ここで、スライドプレート40
が、図6に示されるように、遅角油圧室41側に移動し
た際には、プランジャ油路25は進角油圧室42と連通
し、また、スライドプレート40が、図5のように、進
角油圧室42側に移動した際には、プランジャ油路25
は、遅角油圧室42と連通するものである。42は、第
1〜第4ベーン33〜36のそれぞれに設けられ、各ベ
ーンとケース12との間をシールして、油漏れを防止す
るチップシールである。また、図5、図7、図8中の矢
印は、タイミングベルトなどによるアクチュエータ1全
体の回転方向を示している。
【0017】次に、動作について説明する。まず、エン
ジンが停止した状態においては、ロータ20の位置は、
図5に示されるような最大遅角位置(すなわち、ハウジ
ングに対して、進角方向に最大に相対回動した位置)に
あり、オイルポンプからオイルコントロールバルブ5に
供給される油圧が低く、または、大気圧であり、第1、
第2油路7,8に油圧が供給されず、したがって、プラ
ンジャ油路25に油圧が供給されないので、図3に示す
ように、プランジャ23は、スプリング24の付勢力に
より、ホルダ21に押し付けられ、プランジャ23とホ
ルダ21とは係合している。
【0018】次に、エンジンが始動すると、オイルポン
プが稼動し、オイルコントロールバルブ5に供給される
油圧が上昇し、ポートAを介して遅角油圧室31に油圧
が供給される。このとき、遅角油圧室31の油圧によっ
て、スライドプレート40が進角油圧室32側に移動
し、遅角油圧室31とプランジャ油路25とが連通し
て、プランジャ23が押圧されて、ハウジング11側に
移動し、プランジャ23とロータ20との係合が解除さ
れる。しかしながら、遅角油圧室32に油圧が供給され
ているので、各ベーン33〜36が遅角方向のシュー3
8に当接、押圧されている状態であり、プランジャ23
による係合が解除されても、ハウジング11とロータ2
0とは遅角油圧室31の油圧により押し付け合い、振動
や衝撃を低減、解消することができる。このように、遅
角油圧室31の油圧を用いて、プランジャ32を移動さ
せることができるので、エンジンが始動し、所定の油圧
(スライドプレート40及びプランジャ23が移動可能
な油圧)が生じれば、プランジャ23とロータ20との
係合を解除され、ロータ20を進角させる必要が生じた
際に、即座に対応することができるものである。
【0019】次に、ロータ20を進角させるために、ポ
ートBが開けられると、第1油路7を介して進角油圧室
32に油圧が加えられる。そして、進角油圧室32から
連通油路39に油圧が伝わり、スライドプレート40が
油圧により押圧され、遅角油圧室31側に移動する。こ
のスライドプレート40の移動によって、プランジャ油
路25は連通油路39の進角油圧室32側に連通し、進
角油圧室32からプランジャ油路25へ油圧が伝えら
れ、この油圧によって、図4に示すように、プランジャ
23がスプリング24の付勢力に抗してハウジング11
側に移動し、プランジャ23とホルダ21との係合が解
除される。このプランジャ23とホルダ21との係合が
解除された状態で、ポートB、ポートAの開閉で供給油
量を調節することにより、遅角油圧室31、進角油圧室
32の油圧を調節し、ハウジング11の回転に対して、
ロータ20の回転を進角、遅角させることができる。例
えば、最大限に進角させた場合には、図6に示すよう
に、各ベーン33〜36が遅角油圧室31側のシュー3
8に当接した状態で回転する。また、遅角油圧室31の
油圧を進角油圧室32の油圧より大きくした場合には、
ロータ20はハウジング11に対して遅角方向に回転す
る。このように、遅角油圧室31及び進角油圧室32へ
の供給油圧を調節して、ハウジング11に対するロータ
20の遅角、進角を調節することができる。
【0020】このオイルコントロールバルブ5の供給油
圧は、ハウジング11に対するロータ20の相対回転角
度を検出するポジションセンサと、オイルポンプによる
加圧の量を決定するクランク角センサとからの信号によ
りCPUで演算され、フィードバック制御される。
【0021】ここで、プランジャ油路25及びホルダ2
1はロータ20側に設けられていて、プランジャ23は
ハウジング11側に設けられているので、ロータ20が
ハウジング11に対して回転するにしたがって、プラン
ジャ油路25とプランジャ23との位置関係が変化して
することとなる。まず、ロータ20が最大進角位置にあ
る場合には、図9に示されるように、プランジャ23は
プランジャ油路25からの油圧によって、押圧されてい
る。その後、ロータ20がハウジング11に対して回転
すると、プランジャ23のロータに対する位置はずれて
いくが、プランジャ油路25の開口部43と、プランジ
ャ23の収納されているプランジャ収容部44の開口部
45とが連通している間は、プランジャ油路25からの
油圧によって、押圧され続けることとなる。この状態か
ら、さらにロータ20が進角した場合には、ハウジング
11側に設けられたプランジャ23の一部が進角油圧室
32に露出し、図11に示されるように進角油圧室32
の油圧によってプランジャ23は押圧されるようにな
る。
【0022】ここで、この実施の形態1においては、オ
イルコントロールバルブ5として、スプール弁式のもの
が用いられているが、このオイルコントロールバルブ5
のスプールは、常時スプリングによって付勢されて初期
位置に保持されている。この初期位置からスプールを移
動させる際には、併設されたソレノイドに電流を供給す
ることにより、スプールにスプリングの付勢力に抗する
方向に力を発生し、移動するように構成されている。ま
た、このオイルコントロールバルブ5は、ソレノイドに
電流が流されていないときの初期位置では、ポートAが
開状態となるようにし、ソレノイドに電流が流されてス
プールが移動すると、ポートBが開状態となるように、
設定されている。すなわち、ソレノイドに電流が供給さ
れていないときにはロータは遅角側に移動し、ソレノイ
ドに電流が供給されると、ロータは進角側へ移動するこ
ととなる。これは、ロータが進角側に移動した状態より
ロータが遅角側に移動した状態の方が頻度が高いことか
ら、頻度の高い状態においてソレノイドに電流を流す必
要がないようにして、ソレノイドに電流を流す頻度を減
少し、電磁石の温度上昇、絶縁皮膜の破損などを防止す
るためのものである。
【0023】実施の形態2. 上記実施の形態1において、図2に示されるように、チ
ップシール17は、バックスプリング13により付勢さ
れている。同じように、チップシール42もバックスプ
リング13と同様なスプリングにより付勢されている。
しかしながら、図12に示されるように、バックスプリ
ング13はチップシール17に固定や係合されていない
ので、アクチュエータ1に組み込まれる前には、チップ
シール17からバックスプリング13がはずれてしまい
もう一度付け直して組み立てる必要が生じたり、外れた
まま取り付けてしまいチップシール17によるシール性
能の低下を招くことがあった。
【0024】図13、図14、図15、図16は、この
実施の形態2におけるチップシールとバックスプリング
とを示す正面及び下面図である。まず、図13におい
て、100はチップシール、101は円弧状の板ばねで
あるバックスプリング、102はチップシール100に
凸設された凸部、103はバックスプリング101の両
端に設けられた引掛け穴である。ここで、バックスプリ
ング101の引掛け穴103に凸部102が差し込まれ
係合させることにより、バックスプリング101とチッ
プシール100とを固定させることができ、アクチュエ
ータ1の組み立て時に、チップシール100からバック
スプリング101が外れることがなくなる。図14にお
いて、110はチップシール、111は円弧状の板ばね
であるバックスプリング、112はチップシール110
に設けられた切れ込み部である。ここで、バックスプリ
ング111の両端を切れ込み部112に差し込むことに
より、バックスプリング101とチップシール100と
を固定させることができ、アクチュエータ1の組み立て
時に、チップシール100からバックスプリング101
が外れることがなくなる。
【0025】図15において、120はチップシール、
121は円弧状の板ばねであるバックスプリング、12
2はチップシール120に凸設された凸部、123はバ
ックスプリング121の両端に設けられた引掛け穴であ
る。ここで、バックスプリング121の引掛け穴123
に凸部122が差し込まれ係合させることにより、バッ
クスプリング121とチップシール120とを固定させ
ることができ、アクチュエータ1の組み立て時に、チッ
プシール120からバックスプリング121が外れるこ
とがなくなる。さらに、図12に示されるチップシール
17においては、チップシール17の両端に凸部を設け
て、バックスプリング121に力がかかって変形した際
に、チップシール17の両端の凸部に当接することによ
り、バックスプリング13の変形量を制限しているが、
この図15に示されるチップシール120においては、
凸部122によって行っている。
【0026】図16において、130はチップシール、
131は二つの円弧をつなぎあわせた波状の板ばねであ
るバックスプリング、132はチップシール130に凹
状に設けられたビス穴、133はバックスプリング13
1の二つの円弧をつないでいる部分に設けられたビス
穴、134は二つのビス穴132、133に差し込まれ
るビスである。ここで、ビス134によってバックスプ
リング131はチップシール130に確実に固定される
ので、バックスプリング131とチップシール130と
を固定させることができ、アクチュエータ1の組み立て
時に、チップシール130からバックスプリング131
が外れることがなくなる。
【0027】実施の形態3. この実施の形態3は上記実施の形態1における略長方形
状をしているスライドプレート40についての変形例で
ある。図17、図18、図19はこの実施の形態3にお
けるロータ20を示す説明図である。まず、図17にお
いて、140は扇形状のスライドプレート、141は連
通油路39の途中に凹設され、スライドプレート140
が所定角度の範囲、回転摺動する扇形状の移動溝、14
2は、プランジャ油路25の開口面積を広げるために設
けられた開口溝である。ここで、スライドプレート14
0は連通油路39を介して遅角油圧室31及び進角油圧
室32の油圧を受けて移動溝141内を回転し、このス
ライドプレート140の回転角度によって、開口部14
2は、遅角油圧室31もしくは進角油圧室32側に開口
し、プランジャ油路25へ油圧が伝えられるものであ
る。
【0028】図18において、150は角の丸い略長方
形状のスライドプレート、151は連通油路39の途中
に凹設され、スライドプレート150が所定角度の範
囲、回転摺動する扇形状の移動溝、152は、プランジ
ャ油路25の開口面積を広げるために設けられた開口溝
である。ここで、スライドプレート150は連通油路3
9を介して遅角油圧室31及び進角油圧室32の油圧を
受けて移動溝151内を回転し、このスライドプレート
150の回転角度によって、開口溝152は、遅角油圧
室31もしくは進角油圧室32側に開口し、プランジャ
油路25へ油圧が伝えられるものである。図19におい
て、160は円形状のスライドプレート、161は連通
油路39の途中に凹設され、スライドプレート160が
所定の範囲摺動移動するの移動溝、162は、プランジ
ャ油路25の開口面積を広げるために設けられた開口溝
である。ここで、スライドプレート160は連通油路3
9を介して遅角油圧室31及び進角油圧室32の油圧を
受けて移動溝161内を摺動移動し、このスライドプレ
ート160の移動位置によって、開口溝162は、遅角
油圧室31もしくは進角油圧室32側に開口し、プラン
ジャ油路25へ油圧が伝えられるものである。
【0029】実施の形態4. 上記各実施の形態においては、ハウジング側にプランジ
ャを設けたものにおいて、進角、遅角油路を連通する油
路を設けるものを示したが、この実施の形態4は、ロー
タ側にプランジャを設けた場合に、進角、遅角油路を連
通する油路を設けるものについて説明する。図20、2
1は、この実施の形態4のプランジャ周りの上面、側面
を示す説明図である。これらの図において、170はロ
ータ、171はプランジャ、172は遅角油圧室、17
3は進角油圧室、174はスプリング、175は空気
穴、176はハウジング内に設けられた遅角側連通路、
177はハウジング内に設けられた進角側連通路、17
8はスライドプレート、179は移動溝、181はハウ
ジング内に設けられた凹部、182はロータ170内に
設けられ、プランジャ171が摺動する摺動孔である。
【0030】図20は、プランジャ171がハウジング
側の凹部181に係合している状態を示している。この
状態で、遅角油圧室172又は進角油圧室173に油圧
が供給されれば、遅角側連通路176又は進角側連通路
177を介して、スライドプレート178を移動溝17
9内で移動させ、凹部181と連通し、プランジャ17
1がスプリング174の付勢力に抗して押下され、凹部
181との係合が解除される。その後、進角油圧室17
3に油圧が供給されるとロータ170はハウジングに対
して相対回転し、図21に示されるような状態となる。
【0031】上記実施の形態4において、図22に示す
ように、凹部181と移動溝179との間にプランジャ
通路183を設けるようにすれば、スライドプレート1
78とを小さくすることができ、更には、移動溝179
も小さくでき、ハウジングの小型化を図ることができ
る。
【0032】実施の形態5. 上記実施の形態1においては、スライドプレートをハウ
ジング側に設けていたが、この実施の形態5において
は、ロータ20内に設けるものである。図23、図25
において、190はロータ20に圧入されるホルダ、1
91は遅角油圧室31とホルダ190とを連通する遅角
側連通路、192は進角油圧室32とホルダ190とを
連通する進角側連通路、193は球形のスライドプレー
ト、194はスライドプレート193の移動する移動
室、195は移動室194とプランジャ収容部44とを
連通させるプランジャ連通路である。ここで、進角油圧
室32又は遅角油圧室31から進角側連通路192又は
遅角側連通路191を介して、移動室194に油圧が供
給されると、スライドプレート193が移動室194内
を移動し、プランジャ連通路195が進角油圧室32又
は遅角油圧室31と連通し、プランジャ23が押圧さ
れ、スプリング24に抗して移動する。
【0033】この実施の形態5においては、スライドプ
レートが球形のものを示したが、図24に示すように、
円柱状のものでもよい。
【0034】このように、実施の形態5は、スライドプ
レートをロータ内に収納できるので、装置の小型化を図
ることができるものである。
【0035】上記各実施の形態においては、ロータが4
個のベーンを有していたが、ベーンは1個以上あれば何
個でもよい。
【0036】また、上記各実施の形態においては、プー
リをハウジングに、カムシャフトをロータに固定してい
るが、逆に、プーリをロータに、カムシャフトをハウジ
ングに固定してもよい。
【0037】また、上記各実施の形態においては、吸気
弁の開閉タイミングを調節するバルブタイミング装置に
ついて説明したが、排気弁の開閉タイミングを調節する
ものに用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明に係る油圧式バルブタイミング
調節装置は、油圧室間の油の移動を防止するシール部材
と、このシール部材をシール面方向に付勢する円弧状の
板ばねと、この板ばねを所定範囲変位可能に保持する保
持部材とを設けたものであるので、組立工程時に、シー
ル部材から板ばねが外れてしまうことがなく、組み立て
を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における吸気バルブ
タイミング装置周辺の概略を示した説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるアクチュエ
ータ1の概略を示した説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるアクチュエ
ータ1とカムシャフト3の概略を示した説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるプランジャ
油路25を介してプランジャ23に油圧がかけられた状
態を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるアクチュエ
ータ1とカムシャフト3の図3中のX−X断面を矢印方
向から見た説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるスライドプ
レート40の移動状態を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1におけるアクチュエ
ータ1とカムシャフト3の図3中のY−Y断面を矢印方
向からみた説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1におけるアクチュエ
ータ1とカムシャフト3の図3中のZ−Z断面を矢印方
向からみた説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1におけるプランジャ
とロータとの位置関係を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態1におけるプランジ
ャとロータとの位置関係を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態1におけるプランジ
ャとロータとの位置関係を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態1におけるチップシ
ールとバックスプリングとを示す正面及び下面図であ
る。
【図13】 この発明の実施の形態2におけるチップシ
ールとバックスプリングとを示す正面及び下面図であ
る。
【図14】 この発明の実施の形態2におけるチップシ
ールとバックスプリングとを示す正面及び下面図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態2におけるチップシ
ールとバックスプリングとを示す正面及び下面図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態2におけるチップシ
ールとバックスプリングとを示す正面及び下面図であ
る。
【図17】 この発明の実施の形態3におけるスライド
プレートの移動状態を示す説明図である。
【図18】 この発明の実施の形態3におけるスライド
プレートの移動状態を示す説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態3におけるスライド
プレートの移動状態を示す説明図である。
【図20】 この発明の実施の形態4におけるプランジ
ャ周辺を示す説明図である。
【図21】 この発明の実施の形態4におけるプランジ
ャ周辺を示す説明図である。
【図22】 この発明の実施の形態4におけるプランジ
ャ周辺を示す説明図である。
【図23】 この発明の実施の形態5におけるプランジ
ャ周辺を示す説明図である。
【図24】 この発明の実施の形態5におけるプランジ
ャ周辺を示す説明図である。
【図25】 この発明の実施の形態5におけるプランジ
ャ周辺を示す説明図である。
【符号の説明】
1:アクチュエータ、2:プーリ、3:カムシャフト、
7:第1油路、8:第2油路、11:ハウジング、1
2:ケース、13:バックスプリング、14:カバー、
17:チップシール、20:ロータ、21:ホルダ、2
3:プランジャ、24:スプリング、25:プランジャ
油路、31:遅角油圧室、32:進角油圧室、33:第
1ベーン、34:第2ベーン、35:第3ベーン、3
6:第4ベーン、39:連通油路、40:スライドプレ
ート、42:チップシール、100:チップシール、1
10:チップシール、120:チップシール、130:
チップシール、101:バックスプリング、111:バ
ックスプリング、121:バックスプリング、131:
バックスプリング、140:スライドプレート、15
0:スライドプレート、160:スライドプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 力 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−331613(JP,A) 特開 平9−60508(JP,A) 実開 平2−72381(JP,U) 特表 平7−506885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 1/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁もしくは排気弁を開閉するカムを
    有するカムシャフトに駆動力を伝達する駆動力伝達系に
    設けられる油圧式バルブタイミング調節装置であって、 シューが設けられたハウジング部材と、 このハウジング部材に対して相対回動可能に配置され、
    ベーンが凸設されたロータと、 このロータと上記ハウジング部材との間に形成される油
    圧室と、 上記シュー及び上記ベーンに設けられ、円弧状の板ばね
    によりシール面方向に付勢され上記油圧室間の油の移動
    を防止するシール部材と、 上記油圧室に油圧を供給する油路と、 上記ハウジング部材と上記ベーンとのうちのどちらか一
    方に摺動可能に設けられた凸部材と、 上記ハウジング部材と上記ベーンとのうちのどちらか他
    方に設けられ、上記凸部材と係合可能な凹部と、 上記板ばねを所定範囲変位可能に保持する保持部材とを
    備え、上記板ばねの両端の引掛け穴に上記シール部材に凸設さ
    れた凸部が差し込まれ係合されることにより、上記板ば
    ねと上記シール部材とが固定され、 組立工程時に、シー
    ル部材から板ばねが外れないことを特徴とする油圧式バ
    ルブタイミング調節装置。
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