JP2000325927A - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

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JP2000325927A
JP2000325927A JP11140142A JP14014299A JP2000325927A JP 2000325927 A JP2000325927 A JP 2000325927A JP 11140142 A JP11140142 A JP 11140142A JP 14014299 A JP14014299 A JP 14014299A JP 2000325927 A JP2000325927 A JP 2000325927A
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drum
garbage
pedal
casing
filter plate
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Taneshige Tajiri
種重 田尻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペダルを足で踏む踏力を利用して生ごみと生
ごみを分解する分解菌を撹拌できるようにして電力を必
要とせず、省エネで環境に役立つ生ごみ処理機を提供す
ることにある。 【解決手段】 ドラム2とケーシング6内に回転自在に
設け、ドラム外周部2aに小孔2eを多数設け、ドラム
2に開口部2dを設け、ケーシング6に投入口6aを設
け、ドラム外周部2aに近接して湾曲したろ過板3を設
け、ろ過板3の下方に受皿4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ごみと生ごみを分
解する分解菌を所定空間に収容し、定期的に生ごみと分
解菌を撹拌できるようにして生ごみの分解を促進させる
ようにした生ごみ処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における生ごみ処理機は生ごみを分
解する分解菌と生ごみを生ごみ処理機に投入し、所定の
期間放置し、分解菌によって分解された生ごみを取り出
すものであった。従来の生ごみ処理機は単に生ごみと分
解菌を収容するものであったので、分解の途中で、分解
の終わったものだけを取り出すのは非常に困難であっ
た。よって、分解が完了する所定の期間までは放置して
おく必要があり、投入した生ごみの量が収容可能な最大
の量より少ない場合であっても、所定の期間放置し、取
り出した後に次の生ごみを投入しなければならなかっ
た。先に投入したものを残して追加投入を行った場合に
は、後から投入した時から所定の期間待って収容した全
部を取り出さなければならなかった。よって従来の生ご
み処理機に生ごみを投入後に新たに生ごみが出た場合に
は、別の容器に生ごみを収容して待っていなければなら
なかった。また、生ごみを分解する分解菌としては好気
性のものがよく使われていた。よって分解菌が生ごみを
分解させるには、適度に空気が送り込まれる必要があ
る。生ごみを分解させる槽に生ごみと分解菌を収容する
だけのものにおいては、収容された生ごみの内部又は底
に近い部分では通気性が悪くなるため、分解菌が有効に
働く量の空気が供給されなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は従来のこれらの問題点を解消し、生ごみを連
続投入して使用でき、生ごみと生ごみを分解する分解菌
を撹拌できるようにした環境に役立つ生ごみ処理機を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 生ごみを分解する分解菌と生ごみを収容する内部
空間を有するドラムを箱型のケーシング内に回転自在に
設け、処理されて細かくなった生ごみが通過できる小孔
又は開口を同ドラムの外周に多数設け、前記ドラムの外
周の一部を開口し、前記ケーシングにドラムの開口に連
通した蓋付投入口を設け、前記ドラムの外周に近接して
ドラムの外周に沿うように湾曲し且つ表面に小孔又は開
口を多数備えたろ過板を設け、同ろ過板の下方に前記ド
ラムの外周とろ過板の小孔又は開口を通過した処理後の
生ごみを受ける受皿を設け、ドラムを回転させる駆動機
構を設けた生ごみ処理機 2) 駆動機構がペダルの踏力で駆動するようにした前
記1)記載の生ごみ処理機 3) 駆動機構は、ペダルを踏み込んでドラムを所定の
角度まで回転させた後にペダルの踏み込みを開放すると
ドラムの開口が自動的にケーシングの投入口に合う位置
に戻るようドラムが回転するようにした前記2)記載の
生ごみ処理機 4) ドラムの側方に足踏み用のペダルを設け、ペダル
に索体又は帯状体の一端を取り付けてドラムの回転軸の
ホイールに索体又は帯状体を係合させ、索体又は帯状体
の他端をばねを介して固定し、ペダルを踏み込むと索体
又は帯状体が引かれてドラムを所定の角度まで回転させ
て且つばねの付勢力を増加させ、ペダルを開放するとば
ねの付勢力によってドラムの開口をケーシングの投入口
の位置まで戻すように逆回転させ、且つペダルをばねの
付勢力によって常に上方に引き上げる駆動機構の構造と
した前記3)記載の生ごみ処理機 5) ケーシング内の内部の空気を外部に排出する排気
装置を設けた前記1)〜4)いずれかに記載の生ごみ処
理機 にある。
【0005】
【作用】本発明では、ケーシングの蓋を開き投入口に生
ごみと分解菌を投入すると、ドラムの開口から生ごみと
分解菌はドラムの内部空間に移動し収容される。この状
態で駆動機構によってドラムを回転させる。このドラム
の回転によってドラム内部に収容した生ごみと分解菌を
撹拌し、分解菌が十分な分解を行えるように空気を供給
することができる。また分解した粒状のものをふるい落
とすようにしてドラムの小孔又は開口及びろ過板の小孔
又は開口から受皿内へ落下させる。駆動機構がペダルの
踏力で駆動するようにしたものは、ペダルの踏力を利用
することにより電力を使用せず簡単な構造で強い力を得
ることができる。駆動機構はペダルを踏み込んでドラム
を所定の角度まで回転させた後にペダルの踏み込みを開
放するとドラムの開口が自動的にケーシングの投入口に
合う位置に戻るようドラムが回転するようにしたもの
は、ドラムの開口をケーシング投入口に合う位置まで戻
すことによって、次に生ごみを投入口に入れるとスムー
ズに生ごみがドラムの内部空間に移動するようにでき
る。ドラムの側方に足踏み用のペダルを設け、ペダルに
索体又は帯状体の一端を取り付けてドラムの回転軸のホ
イールに索体又は帯状体を係合させ、索体又は帯状体の
他端をばねを介して固定したものは、ペダルを踏み込む
と索体又は帯状体が引かれてドラムを所定の角度まで回
転させて且つばねの付勢力を増加させ、ペダルを開放す
るとばねの付勢力によってドラムの開口をケーシングの
投入口の位置まで戻すように逆回転させ、且つペダルを
ばねの付勢力によって常に上方に引き上げるようにす
る。ケーシング内の内部の空気を外部に排出する排気装
置を設けたものは、ドラム内に収容した生ごみの臭いを
強制的に生ごみ処理機の外部に排出する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の生ごみ処理機の駆動方法
としては電力、踏力、水力、手動によるものなどがあ
り、どのようなものでもかまわない。生ごみ処理機を室
内に設置する場合には、生ごみ処理機内の空気を換気で
きるようにダクト等によって生ごみ処理機内と室外を連
通させるのが好ましい。ペダルの踏力でドラムを回転さ
せるものとしては、歯車の組み合せを利用するもの、チ
ェーンとスプロケットを使用するものなどがあり、安価
で耐久性のあるものが望ましい。ドラムは内部が空間と
なる円筒物であり、外周に小孔又は開口を多数設けるも
のであるが、円筒の側壁部分は、円盤を設けてドラム内
に収容した生ごみ及び分解菌がドラムの外に出ないよう
にしてもよく、又、円筒の側壁部分はフレームにして、
円筒の側方に別体で側壁を設けるようにしてもよい。ド
ラムの外周部分は、湾曲したものや傾斜させたものでも
かまわない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して具体
的に説明する。図1〜10に示すのは、外周にパンチン
グ材を用いた内部空間を有するドラムを箱型のケーシン
グ内に回転自在に設け、ドラムの一部を開口し、ケーシ
ングに投入口を設け、ドラムの外周に沿うろ過板を設
け、ろ過板の下方に受皿を設け、ペダルの踏力でドラム
を回転させる駆動装置を設け、ドラムを駆動装置で所定
の角度まで回転させた後にドラムの開口が自動的にケー
シングの投入口に合う位置に戻るようドラムが回転する
ようにし、ドラムの側方に足踏み用ペダルを設け、ペダ
ルに索体の一端を取り付けてドラムの回転軸のホイール
に索体を係合させ、索体のもう一端をばねに取り付け、
ペダルをばねの付勢力によって索体を介して常に上方に
引き上げ、処理機本体の内部の空気を外部に排出する排
気装置を設けた生ごみ処理機の例である。図1は実施例
の生ごみ処理機の説明図である。図2は実施例の生ごみ
処理機のドラムの平面図である。図3は実施例の生ごみ
処理機のろ過板の横断面図である。図4は実施例の生ご
み処理機の正面図である。図5は図4のA−A断面図で
ある。図6は図4のB−B断面図である。図7は実施例
の生ごみ処理機の平面図である。図8は実施例の生ごみ
処理機の側面図である。図9は実施例の生ごみ処理機の
ドラムの回転動作を示す説明図である。図10は実施例
の生ごみ処理機の説明図である。図中、1は生ごみ処理
機、2はドラム、2aはドラム外周部、2bはドラム側
壁、2cは回転軸、2dは開口部、2eは小孔、3はろ
過板、3aは小孔、4は受皿、5は駆動装置、5aはペ
ダル、5bはワイヤー、5c,5dは回転車、5eはス
プリング、6はケーシング、6aは投入口、6bはペダ
ル止め部、7は蓋、8はローラー、9は排気装置、9a
は太陽電池、9bはバッテリー、9cは排気ファン、9
dは排気ダクトである。実施例ではまず図1〜8に示す
ように箱型のケーシング6にドラム2を回転自在に取り
付ける。ドラム2は円筒形状になっていて、回転軸2c
に所定の間隔をあけて円盤形のドラム側壁2bを二枚取
り付け、二枚のドラム側壁2bの外周をつなぐようにし
て、パンチング材を取り付けてドラム外周部2aとして
いる。パンチング材には所定の間隔で小孔2eが多数設
けられている。さらにドラム外周部2aの一箇所には、
ドラム2の内部空間を外部に開放する開口部2dを設け
る。このドラム2の回転軸2cを回転自在にケーシング
6の内部に取り付けるようにしてドラム2を取り付け
る。次に図5に示すようにドラム2の上端から所定の位
置までのドラム外周部2aを覆うようにしてろ過板3を
設ける。ろ過板3のドラム2を覆わない部分は、ドラム
の開口部2dとほぼ同じ大きさにする。ろ過板3には、
小孔3aが多数設けられている。図5に示すようにろ過
板3の両端は、ドラム2の開口部2dへの投入口6aを
形成するようにしてケーシング6に向かって接する形状
となっている。ろ過板3の両端部分が接する部分のケー
シング6は投入口6aが外部に開放できるよう開閉する
蓋7を設ける。次に図4,5に示すようにケーシングの
下部の正面を開口し、ろ過板3の下方に位置するように
受皿4を開口に挿入するようにして設ける。よって受皿
4はケーシング6の開口から出し入れ自在となる。さら
にケーシング6の前面及び後面は下面に行くに従って前
面と後面の距離が短くなるようテーパを設ける。テーパ
の下端部分は受皿4の前後壁面より内側になるようにす
る。次に図6に示すように駆動装置を設ける。まず、図
4,6に示すようにドラム2の側方で且つ、ケーシング
6の下部にペダル5aを先端がケーシング6から突出す
るようにして所定の範囲で揺動自在となるように設け
る。ペダル5aは、下方ではケーシング6の底面に当っ
て止まり、上方ではケーシング6のペダル止め部6bに
当って止まることで所定の範囲で揺動自在にしている。
また、ケーシング6のペダルが突出する部分は、ケーシ
ング6の内側に凹む形状にすることでペダル5aの先端
がケーシング6から大きく突出しないようにしている。
次にドラム2の回転軸2cに回転車5cを設け、回転軸
2cより後方で且つ下方に回転車5dを設ける。次に回
転車5dよりさらに後方の上部にスプリング5eを設け
る。スプリング5eは上端を固定し、下端にはワイヤー
5bを取り付ける。ワイヤー5bは下方に向かい回転車
5dに係合させて上方で且つ前方にターンさせ、次に回
転車5cに係合させて下方で且つ前方にターンさせてワ
イヤー5bのもう一端をペダル5aに取り付ける。ワイ
ヤー5bの回転車5c,5dと係合する範囲部分には、
ワイヤー5bに沿って所定の間隔で金具が設けられてお
り、回転車5c,5dの外周面にはこの金具と係合する
歯部分を設けて、すべりなくワイヤー5bと回転車5
c,5dを係合させている。実施例ではこのようにして
駆動装置5を構成している。次に排気装置9を設ける。
図1,5,6,8に示すようにケーシング6の後面上部
にケーシング6の内部と外部を連通する排気ダクト9d
を設ける。この排気ダクト9dによって外部と連通した
ケーシング6の内部側に電動の排気ファン9cを設け
る。排気ファン9cの図示しないスイッチはケーシング
6の外表面に位置するよう取り付ける。次にバッテリー
9bを設けて排気ファン9cにスイッチを介するように
接続する。次にバッテリー9bに太陽電池9aを接続す
る。実施例ではこのようにして排気装置を構成する。ケ
ーシング6の下面の2箇所には回転自在なローラー8を
設ける。また、ドラム2は、図5に示すように開口部2
dが投入口6aと連通する回転位置となるようスプリン
グ5eがワイヤー5bを引いてペダル5aがケーシング
6のペダル止め部6bに当たるようにする。この生ごみ
処理機1を使用するには、図5に示すようにケーシング
6の蓋7を開けて、投入口6aに分解菌を加えた生ごみ
20を投入する。投入口6aにはドラム2の開口部2d
の位置が合うようにしているので、生ごみ20はドラム
2の開口部2dからドラム2の内部に自重で移動してい
く。生ごみ20を投入口6に投入したならば、蓋7を閉
める。このように生ごみ処理機1内に投入する際のみ蓋
7を開けるようにすることで、臭いが生ごみ処理機の周
囲できつくて、使用する人が生ごみ処理機に近づきたく
ないようなことをなくす。ドラム2の内部に収容した生
ごみ20は分解菌によって分解されて粉状になってい
く。生ごみ20の水分は、ドラム2の外周部2aの多数
の小孔2eから下方に自重でろ過板3の内周に移動し、
ろ過板3の多数の小孔3aからさらに下方に自重で移動
して落下する。ろ過板より落下した水分は受皿4内に落
下して受けられる。よって生ごみ20の水分が生ごみ処
理機1から外部に漏れ出すようなことはない。生ごみを
生ごみ処理機に投入して所定の期間が経過したならば、
足でペダル5aを踏む。ペダル5aが足で踏まれると図
9(a)に示すようにペダル5aは一端が軸支され他端
を踏まれて位置が下がることによって揺動することにな
る。ペダル5aにはワイヤー5bの一端が取りつけられ
ているので、ペダル5aの端の位置が下がることによっ
てワイヤー5bは引かれることになる。ワイヤー5bは
ドラム2の回転軸2cに取り付けた回転車5cに係合し
ているのでワイヤー5bが引かれることによって回転す
る。ワイヤー5bには所定の間隔で金具が取り付けられ
ており、回転車5cの歯部分と係合しているので、すべ
ることなく、係合部分のワイヤー5bの移動量を回転角
に換算した角度の分回転する。実施例では、約270°
回転する。図9(b)に示すようにドラムが約270°
回転すると、ドラム内の生ごみ20は撹拌されて適度に
新しい空気にさらされ、撹拌後適度に空気を含むように
なる。これによって分解菌が分解を進めるのに必要な空
気を供給することができる。また、このようにして撹拌
されることによって分解菌によって分解されて粉状にな
ったものは、ふるいにかけられるようにしてドラム2の
小孔2eから落ち、ろ過板3の小孔3aから落ちて受皿
4に集められる。この際に、小孔2eはドラム外周とろ
過板は所定の間隔になっているので、分解されて粉状に
なったもの同士が凝固しているような場合には、ドラム
外周部2aとろ過板3ですり合わされるように破砕され
て粉状になって小孔3aより受皿4へ落下する。また、
このようにドラム外周部2aとろ過板3がすり合わされ
るように動くことによって、ドラム外周部2aとろ過板
3の間に分解されて粉状になった物がたまらないように
することで、ドラム外周部2aとろ過板3の目詰りを防
止することができる。また、ケーシング6の前面・後面
はテーパ状にしているのでドラムの回転時に前後方向に
分解されて粉状になったものが飛び散るような場合にも
テーパ状にした前面・後面に沿って落下して受皿4に集
められる。また、ドラム2が回転することによってドラ
ム2の開口部2dから生ごみが出てしまう場合にもろ過
板3で受けられるので、分解されていない生ごみが受皿
に落下してしまうようなことはない。また、ワイヤー5
bは、回転車5dで上方に向ってターンさせ、スプリン
グ5eに取り付け、スプリング5eの別の端に固定され
ているので、スプリングが引かれて伸びることによって
付勢力が増加する。このようにしてペダル5bを足で踏
んでドラム2を約270°回転させた図9(b)の状態
にしたならば、足をペダル5bから開放する。ペダル5
bが自由な状態になるとスプリング5eの付勢によって
ワイヤー5bが戻すように引かれる。ワイヤー5bが戻
るように引かれることによってドラム2は約270°回
転した位置から元の位置に戻るよう逆回転する。このド
ラムの回転によってさらに生ごみ20の撹拌が進む。ワ
イヤー5bとドラム2の回転車5cはすべりなく係合し
ているので、ペダル5aが元の位置に戻って図9(a)
の状態と同じ図9(c)の状態、つまり上方に引かれて
ケーシング6のペダル止め部6bに当たる状態となるこ
とによって、ドラム2は開口部2dが投入口6aと合う
位置まで戻ることになる。よって、次に生ごみを生ごみ
処理機1に投入する際もドラム2の開口部2dは投入口
6aと合う位置に自動的になっていることになる。よっ
てドラムの位置合わせ等の必要がなく便利である。ま
た、ペダル5aを踏んだ状態で生ごみを投入したとして
も、生ごみは、投入口6aを形成した部分のろ過板とド
ラム2のドラム外周部2aで支えられ、小さい空隙であ
るドラム外周部2aとドラムに沿ったろ過板3の間から
落ちてしまうようなことはない。よって操作は容易であ
る。さらに、生ごみを追加して生ごみ処理機1に投入す
る場合や、生ごみといっしょに投入され分解できずに残
ったものを取り出す場合には、排気ファン9cのスイッ
チを入れる。スイッチが入ると、排気ファン9cが回転
して排気ダクト9dから排気を強制的に行う。よって蓋
7を開けても強い臭いを感じなくて済む。この排気ファ
ン9cは、太陽電池9aで充電したバッテリー9bを電
源として使用するので、通常の電源を必要としない。よ
ってエネルギーの節約を行える。このようにして処理
し、受皿4に集められた分解後のものは、受皿4を前方
に向って引き出すことによって簡単に取り出せるので、
庭の肥料や土として使用すればよいので、家庭内で生ご
みが処理でき、ごみとして出さずに済む。よって環境の
保全に役立たせることができる。また、足踏み式にした
ことで非常に手軽に用いることができる。このように本
実施例の生ごみ処理機では、生ごみの分解されたものか
ら、ドラムを回転させることで、ふるいにかけられるよ
うにして受皿へ落下してたまる。よって、先に入れた生
ごみの分解が完了するのを待つことなく、次の生ごみを
投入すればよい。よって別の場所に次に投入する生ごみ
をためておく必要がなく、連続的に処理することができ
る。また、生ごみ処理機は電動や手回し式にしてもよ
い。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、生ごみを連続投入して
使用でき、生ごみと生ごみを分解する分解菌を撹拌でき
るようにした環境に役立つ生ごみ処理機にできる。駆動
機構がペダルの踏力で駆動するようにしたものは、安価
でかつ手軽に用いることができる。駆動機構はペダルを
踏み込んでドラムを所定の角度まで回転させた後にペダ
ルの踏み込みを開放するとドラムの開口が自動的にケー
シングの投入口に合う位置に戻るようドラムが回転する
ようにしたものは、容易に使用できる生ごみ処理機にで
きる。ドラムの側方に足踏み用のペダルを設け、ペダル
に索体又は帯状体の一端を取り付けてドラムの回転軸の
ホイールに索体又は帯状体を係合させ、索体又は帯状体
の他端をばねを介して固定したものは、簡単な構成でコ
ストを抑制し、足踏みで確実にドラムを所定の位置に回
転させかつ戻すようにできる。ケーシング内の内部の空
気を外部に排出する排気装置を設けたものは、臭いを強
く感じずに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の生ごみ処理機の説明図である。
【図2】実施例の生ごみ処理機のドラムの平面図であ
る。
【図3】実施例の生ごみ処理機のろ過板の横断面図であ
る。
【図4】実施例の生ごみ処理機の正面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】実施例の生ごみ処理機の平面図である。
【図8】実施例の生ごみ処理機の側面図である。
【図9】実施例の生ごみ処理機のドラムの回転動作を示
す説明図である。
【図10】実施例の生ごみ処理機の説明図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理機 2 ドラム 2a ドラム外周部 2b ドラム側壁 2c 回転軸 2d 開口部 2e 小孔 3 ろ過板 3a 小孔 4 受皿 5 駆動装置 5a ペダル 5b ワイヤー 5c 回転車 5d 回転車 5e スプリング 6 ケーシング 6a 投入口 6b ペダル止め部 7 蓋 8 ローラー 9 排気装置 9a 太陽電池 9b バッテリー 9c 排気ファン 9d 排気ダクト 20 生ごみ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを分解する分解菌と生ごみを収容
    する内部空間を有するドラムを箱型のケーシング内に回
    転自在に設け、処理されて細かくなった生ごみが通過で
    きる小孔又は開口を同ドラムの外周に多数設け、前記ド
    ラムの外周の一部を開口し、前記ケーシングにドラムの
    開口に連通した蓋付投入口を設け、前記ドラムの外周に
    近接してドラムの外周に沿うように湾曲し且つ表面に小
    孔又は開口を多数備えたろ過板を設け、同ろ過板の下方
    に前記ドラムの外周とろ過板の小孔又は開口を通過した
    処理後の生ごみを受ける受皿を設け、ドラムを回転させ
    る駆動機構を設けた生ごみ処理機。
  2. 【請求項2】 駆動機構がペダルの踏力で駆動するよう
    にした請求項1記載の生ごみ処理機。
  3. 【請求項3】 駆動機構は、ペダルを踏み込んでドラム
    を所定の角度まで回転させた後にペダルの踏み込みを開
    放するとドラムの開口が自動的にケーシングの投入口に
    合う位置に戻るようドラムが回転するようにした請求項
    2記載の生ごみ処理機。
  4. 【請求項4】 ドラムの側方に足踏み用のペダルを設
    け、ペダルに索体又は帯状体の一端を取り付けてドラム
    の回転軸のホイールに索体又は帯状体を係合させ、索体
    又は帯状体の他端をばねを介して固定し、ペダルを踏み
    込むと索体又は帯状体が引かれてドラムを所定の角度ま
    で回転させて且つばねの付勢力を増加させ、ペダルを開
    放するとばねの付勢力によってドラムの開口をケーシン
    グの投入口の位置まで戻すように逆回転させ、且つペダ
    ルをばねの付勢力によって常に上方に引き上げる駆動機
    構の構造とした請求項3記載の生ごみ処理機。
  5. 【請求項5】 ケーシング内の内部の空気を外部に排出
    する排気装置を設けた請求項1〜4いずれかに記載の生
    ごみ処理機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866516B1 (ko) 2007-04-19 2008-11-03 주식회사 홈닉스 대용량 음식물 쓰레기 처리장치
KR100984836B1 (ko) 2008-06-23 2010-10-01 코오롱건설주식회사 쓰레기수거시스템의 용적제한형 쓰레기투입구
KR20190030353A (ko) * 2017-09-14 2019-03-22 김정헌 친환경 음식물 분쇄기
CN113716238A (zh) * 2021-09-18 2021-11-30 曲阜市人民医院 一种医疗儿科临床用防感染装置

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