JP2000325682A - ミシンの上糸巻取装置 - Google Patents

ミシンの上糸巻取装置

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JP2000325682A
JP2000325682A JP11142019A JP14201999A JP2000325682A JP 2000325682 A JP2000325682 A JP 2000325682A JP 11142019 A JP11142019 A JP 11142019A JP 14201999 A JP14201999 A JP 14201999A JP 2000325682 A JP2000325682 A JP 2000325682A
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spool
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rotating
winding
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Hiroshi Kotaki
浩志 小滝
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の目的は、扱い容易で確実に上糸の
巻取りが可能な上糸巻取装置を低コストで提供すること
である。 【解決手段】 ミシン本体に取り付けられ上糸を巻いた
糸駒9,10を保持する糸駒保持手段12と、該糸駒保
持手段12に保持された糸駒9,10を上糸を巻き取る
方向に回転駆動させる巻取りローラ16aと、巻取りロ
ーラ16aを作動させる第1巻取りスイッチ4、第2巻
取りスイッチ5と、ミシンの針板下で上糸を切断する糸
切装置の作動を検知する糸切装置作動検出手段と、糸切
装置の作動後の所定期間に前記操作手段を有効とする一
方、その他の期間に前記操作手段を無効とするマイクロ
コンピュータとを備えたミシンの上糸巻取装置2とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミシン針まで渡
る上糸を糸駒に巻き戻すミシンの上糸巻取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、上糸を取り替える場合などに、
ミシン針まで渡った上糸を糸駒に巻き戻す作業を必要と
するが、これを自動で行なう装置として、例えば、特開
平3−234288号に開示のミシンがある。この装置
は、上糸巻取り用モータの回転軸と糸立棒とを一方向ク
ラッチで連結すると共に、この糸立棒に糸駒を着脱可能
かつ空転しない状態に取り付けて構成される。また、糸
駒の近傍に上糸を検出する上糸検出器を備え、また、上
糸巻取り用モータを作動させる操作スイッチ等を備えて
なる。
【0003】上記装置によれば、糸駒は上記一方向クラ
ッチにより糸を繰出す方向に回転自在な状態にあり、糸
駒から引き出された上糸は、上糸検出器に通された後、
糸調子器や糸案内等を介してミシン針の針孔に通されて
縫製可能な状態となる。縫製動作の停止後、操作スイッ
チをオン操作すると、押え上げの状態と針棒の位置を検
出し、上糸巻取り可能な状態であれば上糸巻取り用モー
タを作動させて上糸を糸駒に巻取り、上糸端が上糸検出
器を通過して上糸の検出がなくなったら上糸巻取り用モ
ータを停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のミシンの上糸巻取り装置では、糸を巻き戻す際の確
認が、押え上げの状態と針棒の位置のみであったため、
例えば、被縫製物の位置を直すため布押えと針を上げた
状態で、操作スイッチをオン操作してしまうと、上糸が
被縫製物につながった状態なのに上糸巻取り用モータが
作動してしまい、上糸が切断される等の不具合を発生さ
せた。また、糸の巻戻しに、糸駒を回転させる1個のモ
ータ(上糸巻取り用モータ)のみの駆動力しか利用して
ないので、例えば、糸案内により案内される糸の経路に
鋭角な部分があって引き抜き抵抗が高かったり、或い
は、被縫製物や針孔から糸を引き抜くのに大きな抵抗が
掛かった場合などに、糸が引き戻せないといった不具合
を発生させることがあった。
【0005】また、糸駒をセットする際、糸駒と糸立棒
とが空転しないようにセットする必要があったため、使
用できる糸駒の種類が限られてしまい(中央の軸挿入孔
の径が大きなものは使用できなかったり)、また、セッ
ト不良を起こすと、糸の巻き戻しが上手くいかないとい
った不具合を発生させた。また、上糸を巻き取ったか否
かの判定を上糸検出器による上糸の検出に基づき行なっ
ていたためコスト高であった。また、上糸検出器を省い
てタイマー等により巻取用モータを所定時間だけ回転さ
せて上糸の巻取りの判断をさせる構成にした場合、大き
い糸駒と小さい糸駒とでは糸立棒の1回転に巻戻せる糸
量が異なるため、小さい糸駒でも十分に上糸を巻き戻せ
るようにタイマー設定する必要があり、大きい糸駒を使
用した場合、巻き戻しが終わっているにも拘らず糸駒が
回転し続け、次の糸駒がセットできないと云う問題を発
生させる。
【0006】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、扱い容易で確実に上糸の巻取りが可能な上糸巻取
装置を低コストで提供することを目的としている。具体
的には、上糸の巻取りが可能となるミシンの状態確認が
確実に行なえたり、糸の抵抗が大きい場合でも糸の巻取
りが確実に行なえたり、多種多様な糸駒が使用可能で糸
駒のセットが通常のミシンと同様に簡単に行なえたり、
更に、糸の巻取り確認のための構成に糸検出器を必要と
せずコストの低減を図ることの可能なミシンの上糸巻取
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に示す手段の説明中、
かぎ括弧書きにより実施の形態に対応する構成を1例と
して例示する。実施の形態と同一の単語を使用している
場合には、符号のみ記す。上記課題を解決するため、請
求項1記載の発明は、ミシン本体に取り付けられ上糸を
巻いた糸駒〔9,10〕を保持する糸駒保持手段〔糸立
棒12、糸駒受け12b、軸部12a〕と、該糸駒保持
手段に保持された糸駒を上糸を巻き取る方向に回転駆動
させる回転手段〔巻取りローラ16a、巻取プーリ1
6、ベルト17、巻取駆動ギヤ18〕と、この回転手段
を操作により作動させる操作手段〔第1巻取りスイッチ
4、第2巻取りスイッチ5〕と、ミシンの針板下で上糸
を切断する糸切装置の作動を検知する糸切装置作動検出
手段〔マイクロコンピュータ〕と、糸切装置の作動後の
所定期間に前記操作手段を有効とする一方、その他の期
間に前記操作手段を無効とする制御手段〔マイクロコン
ピュータ〕とを備えたミシンの上糸巻取装置とした。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、上糸の
巻取りが可能か否かを判定するミシンの状態確認が確実
なものとなる。すなわち、従来では、押え上げと針棒の
位置とから上糸の巻取りが可能か否かの確認を行ってい
たので、上糸の切断が行なわれていない場合でも上糸の
巻取りが作動してしまうといった不具合があったのに対
し、この発明では、糸切装置の作動による上糸の切断後
に上糸の巻取りが可能となるので従来の不具合の発生が
防止される。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のミ
シンの上糸巻取装置において、ミシン主軸の回転を検出
するミシン回転検出手段〔マイクロコンピュータ〕を備
え、前記制御手段は、前記糸切装置の作動後からミシン
主軸が回転始めるまでの期間に前記操作手段を有効とす
る一方、ミシン主軸の回転により前記操作手段を無効と
して前記回転手段の駆動を制止する構成とした。
【0010】一般に、ミシンの主軸が回転してミシン針
が落とされると、上糸と下糸が結合して新たな縫目が形
成される。新たな縫目が形成されると、上糸は下糸と結
合しているので、上糸の巻取りが難しくなる。そこで、
この請求項2記載の発明によれば、上糸の巻取りを可能
とする期間を、糸切装置の作動後からミシン主軸の回転
開始までの期間としているので、間違いなく上糸の巻取
りが可能な期間とすることが出来ると共に、操作手段を
操作して上糸の巻取り動作を開始させるのに必要十分な
期間の長さを得ることが出来る。
【0011】請求項3記載の発明は、ミシン本体に取り
付けられ上糸を巻いた糸駒を保持する糸駒保持手段〔糸
立棒12、糸駒受け12b、軸部12a〕と、該糸駒保
持手段に保持された糸駒を上糸を巻き取る方向に回転駆
動させる回転手段〔巻取りローラ16a、巻取プーリ1
6、ベルト17、巻取駆動ギヤ18〕と、この回転手段
を操作により作動させる操作手段〔第1巻取りスイッチ
4、第2巻取りスイッチ5〕と、縫目に必要な糸量を一
針毎に糸駒側からミシン針側に繰り出す糸繰出し装置
〔110〕と、前記回転手段の駆動時に前記糸手繰り手
段を逆駆動させる制御手段〔マイクロコンピュータ〕と
を備えたミシンの上糸巻取装置とした。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、糸繰出
し装置の逆駆動を利用することで、例えば針孔や糸切断
装置、被縫製物などから上糸を抜く際に掛かる糸抵抗が
大きい場合でも、確実に上糸を引き抜いて巻き取ること
が出来る。
【0013】請求項4記載の発明は、ミシン本体に取り
付けられ上糸を巻いた糸駒を保持する糸駒保持手段〔糸
立棒12、糸駒受け12b、軸部12a〕と、該糸駒保
持手段に保持された糸駒を上糸を巻き取る方向に回転駆
動させる回転手段〔巻取りローラ16a、巻取プーリ1
6、ベルト17、巻取駆動ギヤ18〕とを備えたミシン
の上糸巻取装置において、前記回転手段は、回転駆動す
る回転部材〔巻取りローラ16a〕と、該回転部材が前
記糸駒における糸の巻かれる外周面側から当該糸駒に当
接する位置まで、前記回転部材と前記糸駒との位置を相
対移動させる移動手段〔押えローラ作動体29、押えロ
ーラ作動ステッピングモータ33、押えローラ移動体2
1,26、押えローラ取付板19,24、押えローラ2
0…,25…〕とからなり、前記回転部材が前記糸駒に
当接して回転駆動することで当該糸駒を回転させる構成
とした。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、糸駒を
回転させるのに、糸駒に挿通される軸の回転に頼ること
がないので、多種多様な糸駒を使用することが出来るし
(糸駒中央の軸挿入孔の径が異なっていても使用可能で
あるし)、また、その固定状態に特別な制約もないので
糸駒のセットが容易である。また、糸駒の糸の巻かれて
いる部分に回転部材が当接し、この回転部材が回転駆動
することで糸駒が回転するので、回転部材の回転量に基
づき上糸の巻取り量を検出することが出来る。つまり、
糸駒の回転量だけでは、糸駒に上糸が少ししか巻かれて
いない場合と多く巻かれている場合とで、径が異なって
くるため、糸の巻取り量は検出できないが、この発明の
構成によれば糸駒の径が異なった場合でもそれに関係な
く上糸の巻取り量を検出することが出来る。それゆえ、
上糸の巻き取り完了か否かの判定が、回転部材の回転量
に基づいて行なうことが出来る。従って、従来、上糸の
巻取り完了を検出するために上糸検出器を必要としてい
たのに対して、この発明ではこの上糸検出器を省くこと
ができ、コストの低減を図ることが出来る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載のミ
シンの上糸巻取装置において、前記移動手段が、前記糸
駒を押して前記回転部材方向に移動させる押接部材〔押
えローラ20,20,25,25〕と、該押接部材を糸
駒方向に付勢する付勢手段〔引張バネ23〕と、前記押
接部材を糸駒方向に移動させる移動機構〔押えローラ移
動体21,26、押えローラ取付板19,24〕とを備
えた構成とした。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、糸駒保
持手段側を主に移動させ、駆動装置(モータ等)につな
がる回転部材側は主に固定させた構成なので、機構の単
純化を図ることが出来る。また、押接部材により糸駒を
押して回転部材方向に移動させる構成に、押接部材を糸
駒方向に付勢する付勢手段とを付加しているので、押接
部材の柔軟性により糸駒の大きさや糸駒に巻かれている
上糸量のばらつきに対して柔軟に対応することが出来
る。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載のミシンの上糸巻取装置において、前記糸駒保持手段
〔糸立棒12、糸駒受け12b、軸部12a〕が、糸駒
中央の軸挿入孔に係合する軸状部〔軸部12a〕とを有
し、この軸状部がその軸線を中心に回転自在な構成とし
た。
【0018】この請求項6記載の発明によれば、糸駒の
セットを通常のミシンと同様の容易さで行なうことが出
来る。糸駒の軸挿入孔の径が小さくて軸状部と糸駒とが
嵌合してしまった場合でも、軸状部自体が回転自在に設
けられているので、糸の繰出しおよび手繰りを妨げるこ
ともない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図11の図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明の実施の形態の上糸巻取装置2を備えたミ
シン1を示す斜視図である。図2は、上糸巻取装置2の
主用部分を示す拡大斜視図である。ミシン1の本体アー
ム部の前面には、第1の糸駒9の巻取りを起動させる第
1巻取りスイッチ4と、第2の糸駒10の巻取りを起動
させる第2巻取りスイッチ5、並びに、メッセージ表示
等を行なう液晶表示器1aが設けられている。
【0020】この実施の形態の上糸巻取装置2は、2個
の糸駒9,10がセット可能であり、何れの糸駒9,1
0を使用した場合でも上糸の巻き取りが可能なものとな
っている。この上糸巻取装置2は、上糸を巻いた第1お
よび第2の糸駒9,10を保持する糸駒保持手段(糸立
棒12、糸駒受け12b、軸部12a)、糸駒9,10
を上糸を巻き取る方向に回転駆動させる回転手段(巻取
りローラ16a、巻取プーリ16、ベルト17、巻取駆
動ギヤ18)、この回転手段を作動させる操作手段(第
1巻取りスイッチ4、第2巻取りスイッチ5)、縫目に
必要な糸量を一針毎に糸駒側からミシン針側に繰り出す
上糸繰出し装置110、自動糸切装置の作動の検知やミ
シン上軸(主軸)の回転の検出ならびに上糸巻取装置2
の駆動制御を行なうマイクロコンピュータ等を備えて構
成される。
【0021】図3は、同、上糸巻取装置のローラと片側
の糸駒の部分を側方から眺めた図である。糸駒9がセッ
トされる糸立棒12は、糸駒受け12bと軸部12aと
からなる。糸立棒軸部12aは中空になっており、糸立
棒軸13が通されてEリング止めされている。よって、
糸立棒12は糸立棒軸13に対して回転可能となってい
る。糸巻当て座11は、中心に穴が設けられており、糸
立棒軸部12aに着脱可能であり、糸立棒12にセット
した糸駒9が外れないように押える役目を果たす。糸立
棒軸13は、糸立棒スライド体14にEリング止めされ
ており、糸立棒スライド体14は糸立棒スライド軸15
に、回転・摺動可能に取り付けられている。第2の糸駒
10がセットされる糸立棒12についても同様の構成で
ある。
【0022】両方の糸縦棒スライド体14,14(図7
参照)は、糸立棒スライド軸取付板39の曲げ部39
a,39b方向に付勢されて位置決めされている。巻取
プーリ16は、巻取駆動ギヤ18とベルト17で連動し
ている。巻取駆動ギヤ18は図示略の巻取ステッピング
モータと連動している。
【0023】図4〜6は、上糸巻取装置2における糸駒
9,10を移動させる糸駒移動機構を示す三面図であ
り、図4はその平面図、図5は正面図、図6は側方図で
ある。押えローラ20,20は、押えローラ取付板19
に回転可能に取り付けられている(図4〜図6参照)。
押えローラ取付板19は、押えローラ移動体21に摺動
可能に取付けられており、押えローラ取付板19と押え
ローラ移動体21との間には引張バネ23が掛けられて
おり、押えローラ取付板19はローラ16a側に付勢さ
れて位置決めされている。押えローラ移動体21は、2
本のガイド軸36,37に摺動可能に取り付けられてお
り、引張バネ22によって押えローラ20が糸駒9から
離れる方向に付勢されている。
【0024】押えローラ作動体29は、ガイド軸36,
37に摺動可能に取り付けられており、押えローラ作動
プーリ31と押えローラ作動ギヤ32との間に張られた
タイミングベルト30の一部が固定されている。押えロ
ーラ作動ギヤ32は、押えローラ作動ステッピングモー
タ33と連動しており、押えローラ作動ステッピングモ
ータ33が回転すると、押えローラ作動体29が左右方
向に移動するよう構成されている。また、押えローラ取
付板19には、遮蔽板35が固定されており、押えロー
ラ作動体29に固定された押えローラ検出基板36のフ
ォトインターラプタ36aのスリット内に入り込んでい
る。押えローラ25,25に関する構成については、上
記の構成とほぼ同様のものであり説明を省略する。
【0025】つまり、上記巻取りローラ16aが回転部
材を、上記の押えローラ作動体29、押えローラ作動ス
テッピングモータ33、押えローラ移動体21,26、
押えローラ取付板19,24、押えローラ20…,25
…が移動手段を、押えローラ20,20,25,25が
押接部材を、引張バネ23が押接部材を糸駒方向に付勢
する付勢手段を、押えローラ移動体21,26、押えロ
ーラ取付板19,24が押接部材を糸駒方向に移動させ
る移動機構を、それぞれ構成している。
【0026】図7は、糸駒から糸を縫製部側に導くため
の糸案内の構成を説明する上糸巻取装置の平面図、図8
は、一方の糸駒が移動する状態を示す上糸巻取装置の部
分平面図である。第1糸案内7は、先端に糸を案内する
ための案内穴7aとスリット7fとが形成されている長
いアーム状の部材で、図示略の取付板に支点7eを中心
に回転可能に取付けられている。第1糸案内7の中腹部
には長穴7bが形成されており、この長穴7bに第1糸
案内作動板40の作動軸40bが入っている。第1糸案
内作動板40は図示略の取付板に回転可能に取り付けら
れており、逆の端部には接触軸40aがかしめられてい
る。第1糸案内作動板作動軸40bには引張バネ45が
掛けられており、第1糸案内7は縫製時の位置方向へ付
勢され、第2糸案内6の曲げ部6aに当接して位置決め
されている。
【0027】第2糸案内6には、第1の糸駒9からの糸
を案内するためのスリット6eを持った案内穴6cと、
第2の糸駒10からの糸を案内するためのスリット6f
を持った案内穴6dとが形成されている。押えローラ移
動体21には、第1糸案内作動板接触軸40aと当接し
て第1糸案内作動板40を回転させるためのカム部21
aが形成されている。第1糸案内8は、先端に糸を案内
するためのスリット8fを持った案内穴8a(図2)が
形成されていて、図示略の取付板に支点8eを中心に回
動可能に固定されており、ねじりバネ46により縫製時
の位置方向へ付勢されて第2糸案内6の曲げ部6bに当
接して位置決めされている。
【0028】第1糸案内8には長穴8bが形成されてお
り、その長穴8bには第1糸案内作動板41の作動軸4
1aが入っている。第1糸案内作動板41は図示略の取
付板に支点41bを中心に回動可能に取り付けられてお
り、作動軸41aの逆側の端部は連結ピン41cを介し
て第1糸案内リンク42に連結され、該第1糸案内リン
ク42は連結ピン43bを介して第1糸案内作動腕43
と連動している。第1糸案内作動腕43は、支点43c
を中心に回転可能な状態で図示略の取付板に取り付けら
れており、第1糸案内リンク42が連結してない側に
は、接触軸43aがかしめられている。また、押えロー
ラ移動体26には第1糸案内作動腕接触軸43aと当接
して第1糸案内作動腕43を回転させるためのカム部2
6aが形成されている。
【0029】図9は、糸繰出し装置110を示すミシン
アーム部の斜視図、図10は、糸繰出し装置110の詳
細を示す拡大斜視図である。上糸繰出し装置110は、
繰出しステッピングモータ100、モータ取付板10
1、繰出しローラ102、補助ローラ103、補助ロー
ラ取付板105、補助ローラ浮し板107および引張バ
ネ108等を備えて構成され、従来公知の構成である。
繰出しステッピングモータ100の出力軸には繰出しロ
ーラ102が固定されている一方、補助ローラ浮し板1
07は押え上げ機構に連動して回動するようフレーム
(図示略)に取り付けられている。補助ローラ浮し板1
07の一端には補助ローラ取付板105には2個の補助
ローラ103が回転可能に取り付けられている。また、
補助ローラ取付板105には、長穴105aが形成され
ていてモータ取付板101に立設された支持ピン104
に対して摺動自在に装着されている。
【0030】前記補助ローラ浮し板107には、引張バ
ネ108が掛けられ、繰出しローラ102に補助ローラ
103を押し付ける方向に付勢しており、縫製中には繰
出しローラ102と補助ローラ103に挟まれた上糸を
繰出しステッピングモータ100を所定量回転させるこ
とにより、針側に繰出すようになっている。また、上記
のとおり、補助ローラ浮し板107は、図示略の押え上
げ機構に連動しており、押え上げ状態では、繰出しロー
ラ102と補助ローラ103が離れて繰出しローラ10
2と補助ローラ103の間に上糸をセットできるように
なる。
【0031】巻取ステッピングモータ(図示略)や押え
ローラ作動ステッピングモータ33等は、ミシン1のア
ーム部内に設けられたマイクロコンピュータ(図示略)
によって制御されている。また、ミシンの上軸 (図
示略)に取り付けられた上軸検出器(図示略)によっ
て、上軸の位相等検出するようになっている。
【0032】図11は、ミシンの制御部により行なわれ
る上糸巻取処理の手順を示すフローチャートである。次
に、上記ミシンの上糸巻取装置2の動作について図11
のフローチャートに従って説明する。巻取り前の状態
は、糸駒9より引き出された上糸uが、第1糸案内7の
案内穴7a、第2糸案内6の案内穴6cに通された後、
第3糸案内3に掛けられて、図示略の糸調子器、天秤、
針先の穴へと通された状態である。更に上糸uの先端
は、ミシンに設けられた自動糸切断装置(図示略)によ
り切断されている。
【0033】巻取りスイッチ4がオン操作されると(ス
テップS1)、先ず、マイクロコンピュータの糸切フラ
グが立っているかを確認する(ステップS2)。この糸
切フラグは、上記の自動糸切断装置の作動と同時に立
ち、上軸の回転によってクリアされるようにプログラム
されている。すなわち、糸切フラグが立っているとき
は、自動糸切りが行われて針穴より出ている上糸uの先
端は切断されていることを示し、フラグがクリアされて
いるときは、縫いが行なわれて上糸uが布につながって
いる場合、又は、手回しなどによって上糸uが引っ掛か
った状態になっている場合など、上糸uを巻取ることが
出来ない状態であることが想定できる。
【0034】このステップS2で糸切フラグがクリアさ
れていれば、ステップS8に行こうして本体前面に設け
られた液晶表示器1aに「針穴か出た上糸は切断されて
いますか?」の表示を行なう。フラグがクリアされてい
ても、電源投入直後、自動糸切後、少しだけミシンを手
回しした場合、更には、自動糸切装置を使用しないで手
挟みで糸を切断した場合など、巻取り可能な状態も想定
できるので、次のステップS9で巻取りスイッチ4の確
認を行ない、該巻取りスイッチ4が再度オン操作されて
いれば巻取動作の次のステップ(S3)に進み、オン操
作がなければこの上糸巻取り処理を終了する。
【0035】ステップS3では、押えローラ作動ステッ
ピングモータ33が正駆動を開始する。この駆動はタイ
ミングベルト30を介して押えローラ作動体29が移動
し、押えローラ作動体29に押されて押えローラ移動体
21と引張バネ23の力により、押えローラ取付板19
が一体的に移動する。押えローラ20が糸駒9に当接す
ると、糸駒9は圧縮バネの力に抗して移動する。糸駒9
が巻取プーリ16に当接すると押えローラ取付板19の
移動ができなくなる。この時点では、押えローラ作動ス
テッピングモータ33は停止せず、押えローラ移動体2
1は引張バネ23の力に抗してある程度移動し、押えロ
ーラ作動体29に固定された押えローラ検出基板36の
フォトインターラプタ36aが、押えローラ取付板19
に固定された遮蔽板35を過ぎた時点で停止する(ステ
ップS4,5)。この状態で、糸駒9はある程度の力で
巻取プーリ16に押付けられている。上記の構成にする
ことで、径の大きな糸駒から小さい糸駒まで、ある程度
の力で巻取プーリ16に押付けることが出来る。
【0036】また、上記押えローラ移動体21が移動す
ることにより、押えローラ移動体カム部21aと、第1
糸案内作動板接触軸40aとが当接し、第1糸案内作動
板40が回転することで第1糸案内7も回転し、図8の
2点鎖線(ダッシュ「’」付きの符号)で示した位置に
移動する。この状態で、繰出し装置110の繰出しステ
ッピングモータ100を縫製中に上糸を針側に繰出す方
向とは逆側に回転駆動する(ステップS6a)。それに
より、繰出しローラ102と補助ローラ103に引張バ
ネ108により強い力で挟まれている上糸は、針から糸
駒側へ確実に手繰られていく。
【0037】同時に、巻取ステッピングモータ(図示
略)を巻取方向に回転させると、上糸uは糸駒9に巻取
られていく。本発明に係る上糸巻取装置2は従来あった
上糸検出器を必要としないで糸経路内に残された上糸u
を巻取り後に停止することが出来る。なぜなら、巻取プ
ーリ16で直接糸駒9を回転させる方式であるため、大
きな糸駒でも小さい糸駒でも巻取プーリ16の回転毎に
糸駒に巻き取られる糸量はほぼ同一となるからである。
自動糸切り後に糸経路に残る上糸uを糸駒に巻取れるよ
うに設定された回転数だけ巻取りステッピングモータを
回転させた後(ステップS7)、押えローラ作動ステッ
ピングモータ33を正駆動に回転させた分だけ逆転させ
糸駒9への上糸の巻取りが完了する。第2の糸駒10の
巻取りについては、糸駒9の動作とほぼ同様であり説明
は省略する。
【0038】以上のように、この実施の形態のミシン1
の上糸巻取装置2によれば、上糸の巻取りが可能か否か
を判定するミシンの状態確認が確実なものとなる。すな
わち、従来では、押え上げと針棒の位置とから上糸の巻
取りが可能か否かの確認を行っていたので、上糸の切断
が行なわれていない場合でも上糸の巻取りが作動してし
まうといった不具合があったのに対して、この上糸巻取
装置2では、自動糸切装置の作動による上糸の切断後に
上糸の巻取りが可能となるので従来の不具合の発生が防
止される。
【0039】また、上糸の巻取りを可能とする期間を、
自動糸切装置の作動後からミシン主軸の回転開始までの
期間としているので、間違いなく上糸の巻取りが可能な
期間であると共に、第1巻取りスイッチ4又は第2巻取
りスイッチ5を操作して上糸の巻取り動作を開始させる
のに必要十分な期間の長さを得ることが出来る。
【0040】また、糸繰出し装置110の逆駆動を利用
することで、例えば針孔や糸切断装置、被縫製物などか
ら上糸を抜く際に掛かる糸抵抗が大きい場合でも、確実
に上糸を引き抜いて巻き取ることが出来る。
【0041】また、糸駒9,10を回転させるのに、糸
駒9,10に挿通される軸の回転に頼ることがないの
で、多種多様な糸駒を使用することが出来るし(糸駒中
央の軸挿入孔の径が異なっていても使用可能である
し)、また、その固定状態に特別な制約もないので糸駒
のセットが容易である。また、糸駒9,10の糸の巻か
れている部分に巻取りローラ16aが当接し、この巻取
りローラ16aが回転駆動することで糸駒9,10が回
転するので、巻取りローラ16aの回転量に基づき上糸
の巻取り量を検出することが出来る。従って、従来、上
糸の巻取り完了を検出するために上糸検出器を必要とし
ていたのに対して、この発明ではこの上糸検出器を省く
ことができ、コストの低減を図ることが出来る。
【0042】また、糸立棒12側を主に移動させ、駆動
装置(巻取ステッピングモータ)につながる巻取りロー
ラ16aや巻取プーリ16側は主に固定させた構成なの
で、機構の単純化を図ることが出来る。また、押えロー
ラ20,20,25,25を糸駒9,10方向に付勢し
ているので、糸駒の大きさや糸駒に巻かれている上糸量
のばらつきに対して柔軟に対応することが出来る。
【0043】また、糸駒9,10のセットを通常のミシ
ンと同様の容易さで行なうことが出来ると共に、糸立棒
12の軸部12aが回転自在な構成なので、糸駒9,1
0の軸挿入孔の径が小さくて軸部12aと糸駒9,10
とが嵌合してしまった場合でも、軸部12a自体が回転
自在に設けられているので、糸の繰出しおよび手繰りを
妨げることもない。
【0044】なお、本発明は、この実施の形態の上糸巻
取装置2に限られるものでなく、例えば、この実施の形
態では2個の糸駒に対応する装置になっているが、1個
の糸駒のみに対応する装置としても良い。また、巻取装
置2の作動を許すタイミングに関する発明に関しては、
糸駒を回転させる機構はどのようなものを用いても対応
する効果が得られる。その他、上糸巻取装置の各機構や
その動作内容、並びに、処理内容は、この実施の形態に
示す細部に限られるものでなく、適宜変更可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、上糸の巻
取りが可能か否かを判定するミシンの状態確認が確実な
ものとなる。すなわち、従来では、押え上げと針棒の位
置とから上糸の巻取りが可能か否かの確認を行っていた
ので、上糸の切断が行なわれていない場合でも上糸の巻
取りが作動してしまうといった不具合があったのに対し
て、この発明では、糸切装置の作動による上糸の切断後
に上糸の巻取りが可能となるので従来の不具合の発生が
防止される。
【0046】請求項2記載の発明によれば、上糸の巻取
りを可能とする期間を、糸切装置の作動後からミシン主
軸の回転開始までの期間としているので、間違いなく上
糸の巻取りが可能な期間であると共に、操作手段を操作
して上糸の巻取り動作を開始させるのに必要十分な期間
の長さを得ることが出来る。
【0047】請求項3記載の発明によれば、糸繰出し装
置の逆駆動を利用することで、例えば針孔や糸切断装
置、被縫製物などから上糸を抜く際に掛かる糸抵抗が大
きい場合でも、確実に上糸を引き抜いて巻き取ることが
出来る。
【0048】請求項4記載の発明によれば、糸駒を回転
させるのに、糸駒に挿通される軸の回転に頼ることがな
いので、多種多様な糸駒を使用することが出来るし(糸
駒中央の軸挿入孔の径が異なっていても使用可能である
し)、また、その固定状態に特別な制約もないので糸駒
のセットが容易である。また、糸駒の糸の巻かれている
部分に回転部材が当接し、この回転部材が回転駆動する
ことで糸駒が回転するので、回転部材の回転量に基づき
上糸の巻取り量を検出することが出来る。従って、従
来、上糸の巻取り完了を検出するために上糸検出器を必
要としていたのに対して、この発明ではこの上糸検出器
を省くことができ、コストの低減を図ることが出来る。
【0049】請求項5記載の発明によれば、糸駒保持手
段側を主に移動させ、駆動装置(モータ等)につながる
回転部材側は主に固定させた構成なので、機構の単純化
を図ることが出来る。また、押接部材を糸駒方向に付勢
して柔軟にしているので、糸駒の大きさや糸駒に巻かれ
ている上糸量のばらつきに対して柔軟に対応することが
出来る。
【0050】請求項6記載の発明によれば、糸駒のセッ
トを通常のミシンと同様の容易さで行なうことが出来
る。糸駒の軸挿入孔の径が小さくて軸状部と糸駒とが嵌
合してしまった場合でも、軸状部自体が回転自在に設け
られているので、糸の繰出しおよび手繰りを妨げること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の上糸巻取装置を備えたミ
シンの斜視図である。
【図2】同、上糸巻取装置の主用部分を拡大して示す斜
視図である。
【図3】同、上糸巻取装置のローラと片側の糸駒の部分
を側方から眺めた図である。
【図4】同、上糸巻取装置における糸駒を移動させる糸
駒移動機構を示す平面図である。
【図5】図4の糸駒移動機構の正面図である。
【図6】図4の糸駒移動機構の側方図である。
【図7】糸駒から糸を縫製部側に導くための糸案内の構
成を説明する上糸巻取装置の平面図である。
【図8】一方の糸駒が移動する状態を示す上糸巻取装置
の部分平面図である。
【図9】糸繰出し装置を示すミシンアーム部の斜視図で
ある。
【図10】同、糸繰出し装置の詳細を示す拡大斜視図で
ある。
【図11】ミシンの制御部により行なわれる上糸巻取処
理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ミシン 2 上糸巻取装置 4,5 第1および第2巻取りスイッチ(操作
手段) 9,10 糸駒 12,12 糸立棒(糸駒保持手段) 16a 巻取りローラ(回転手段:回転部材) 18 巻取駆動ギヤ(回転手段) 19,24 押えローラ取付板(移動手段) 21,26 押えローラ移動体(移動手段) 20…,25… 押えローラ(移動手段) 29 押えローラ作動体(移動手段) 33 押えローラ作動ステッピングモータ(移動手
段) 20,20,25,25 押えローラ(押接部材) 22,23 引張バネ(付勢手段) 21,26 押えローラ移動体(移動機構) 19,24 押えローラ取付板(移動機構)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン本体に取り付けられ上糸を巻いた
    糸駒を保持する糸駒保持手段と、 該糸駒保持手段に保持された糸駒を上糸を巻き取る方向
    に回転駆動させる回転手段と、 この回転手段を操作により作動させる操作手段と、 ミシンの針板下で上糸を切断する糸切装置の作動を検知
    する糸切装置作動検出手段と、 糸切装置の作動後の所定期間に前記操作手段を有効とす
    る一方、その他の期間に前記操作手段を無効とする制御
    手段とを備えたミシンの上糸巻取装置。
  2. 【請求項2】 ミシン主軸の回転を検出するミシン回転
    検出手段を備え、 前記制御手段は、前記糸切装置の作動後からミシン主軸
    が回転始めるまでの期間に前記操作手段を有効とする一
    方、ミシン主軸の回転により前記操作手段を無効として
    前記回転手段の駆動を制止することを特徴とする請求項
    1記載のミシンの上糸巻取装置。
  3. 【請求項3】 ミシン本体に取り付けられ上糸を巻いた
    糸駒を保持する糸駒保持手段と、 該糸駒保持手段に保持された糸駒を上糸を巻き取る方向
    に回転駆動させる回転手段と、 この回転手段を操作により作動させる操作手段と、 縫目に必要な糸量を一針毎に糸駒側からミシン針側に繰
    り出す糸繰出し装置と、 前記回転手段の駆動時に前記糸繰出し装置を逆駆動させ
    る制御手段とを備えたことを特徴とするミシンの上糸巻
    取装置。
  4. 【請求項4】 ミシン本体に取り付けられ上糸を巻いた
    糸駒を保持する糸駒保持手段と、 該糸駒保持手段に保持された糸駒を上糸を巻き取る方向
    に回転駆動させる回転手段とを備えたミシンの上糸巻取
    装置において、 前記回転手段は、 回転駆動する回転部材と、 該回転部材が前記糸駒における糸の巻かれる外周面側か
    ら当該糸駒に当接する位置まで、前記回転部材と前記糸
    駒との位置を相対移動させる移動手段とからなり、 前記回転部材が前記糸駒に当接して回転駆動することで
    当該糸駒を回転させることを特徴とするミシンの上糸巻
    取装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、 前記糸駒を押して前記回転部材方向に移動させる押接部
    材と、 該押接部材を糸駒方向に付勢する付勢手段と、 前記押接部材を糸駒方向に移動させる移動機構とから構
    成されることを特徴とする請求項4記載のミシンの上糸
    巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記糸駒保持手段は、糸駒中央の軸挿入
    孔に係合する軸状部とを有し、この軸状部がその軸線を
    中心に回転自在に構成されていることを特徴とする請求
    項4又は5記載のミシンの上糸巻取装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103560262A (zh) * 2013-09-26 2014-02-05 珠海华冠电子科技有限公司 电池卷绕机的卷针控制机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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