JP2000324230A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

通信装置および通信方法

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JP2000324230A
JP2000324230A JP13281799A JP13281799A JP2000324230A JP 2000324230 A JP2000324230 A JP 2000324230A JP 13281799 A JP13281799 A JP 13281799A JP 13281799 A JP13281799 A JP 13281799A JP 2000324230 A JP2000324230 A JP 2000324230A
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JP13281799A
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Ko Sasaki
香 佐々木
Takekatsu Matsubara
武勝 松原
Takehito Wakatsuki
岳人 若月
Masatsugu Nakada
雅嗣 中田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者を正確に特定できる通信装置および通
信方法を提供する。 【解決手段】 あらかじめ複数の声紋データと個人デー
タとをデータベースに登録しておき、そのデータベース
内に、検知された発信者の声紋データと声紋の一致する
データが存在するか否かを判定する。そして、声紋の一
致/不一致をもとに、その発信者を特定する。通信相手
には、個人データの内、声紋の一致したデータに符合す
る個人データが通知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末を介して
送られてくる個人を特定するデータに基いて、その通信
の発信者を特定する通信装置および通信方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、公衆電話網、ISD
N(サービス総合ディジタルネットワーク)、自動車電
話網等の通信ネットワークを介して通信を行う通信装置
として、それぞれの通信ネットワークに、有線あるいは
無線によって接続された電話機、パーソナルコンピュー
タ、PDA(Personal Digital As
sistants:携帯型情報機器)等がある。
【0003】また、これらの通信装置を使用して通信を
行う際、受信側が発信者を特定する方式として、発信電
話番号通知サービス、パスワード登録等がある。さらに
は、発信電話番号通知を行っていない場合に対して、音
声データから発信者を特定する方式がある。
【0004】図7は、音声データから発信者を特定する
従来の方式に係る装置構成を示しており、同図におい
て、発信端末101(例えば、電話等、音声を拾うため
のマイクロホンを備えたもの)が発信操作をすると、音
声認識部112が、発信者のキーワード音声を音声デー
タとして認識する。そして、文字データ変換部113
が、この音声データを所定の文字データに変換する。
【0005】このように変換された文字データは、参照
・解析部114へ送られ、この参照・解析部114は、
あらかじめキーワード・データベース115に格納され
たキーワードに基いて、文字データとキーワードの参照
および解析を行う。そして、この解析結果をもとに発信
者を特定する。
【0006】一方、従来のパスワード登録方式では、図
7に示す装置と同様な装置を用いて発信者を特定してい
るが、その装置の場合、発信端末101として、パーソ
ナルコンピュータ等、マイクロホンが備えられていない
端末を使用する。そして、参照・解析部114が、この
端末より発信される発信者のキーワードと、キーワード
・データベース115に格納されたキーワードとを比較
(参照・解析)し、それに基いて発信者を特定してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成・方式を有する従来の通信装置には、以下のような
問題がある。すなわち、 (1)発信電話番号通知サービスは、発信電話(加入
者)を特定できても、実際の発信者を正確に特定できな
い (2)パスワードは、他人が使用することも可能である
ため、発信者が本人か、あるいは本人になりすました他
人であるかを正確に特定できない (3)パスワードは、発信者本人でも間違えたり、忘れ
る等の問題が考えられる
【0008】また、音声を利用して発信者を特定する方
法では、音声データを文字データに変換し、発信者を特
定するためのキーワードに基いて発信者を特定している
ため、 (4)パスワードと同様に発信者を正確に特定すること
はできないという問題もある。
【0009】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、電話番号、キーワ
ード等の特定のキーコードを使用せずに、発信者個人の
固有情報をもとに、その発信者を正確に特定する通信装
置および通信方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、収容された通信端末を介して通信相手と
通信を行う通信装置において、あらかじめ第1の声紋デ
ータと、それらに対応する個人データとを格納するデー
タベースと、上記通信端末に入力された音声より第2の
声紋データを生成する手段と、上記データベース内に上
記第2の声紋データと声紋の一致するデータが存在する
か否かを判定する判定手段と、上記判定結果をもとに、
上記個人データの内、上記声紋の一致したデータに符合
する個人データを上記通信相手に送信する手段とを備え
る通信装置を提供する。
【0011】また、本発明は、収容された通信端末を介
して通信相手と通信を行う通信装置において、あらかじ
め第1の指紋データと、それらに対応する個人データと
を格納するデータベースと、上記通信端末の使用者の指
紋を検知する手段と、上記検知された指紋より第2の指
紋データを生成する手段と、上記データベース内に上記
第2の指紋データと指紋の一致するデータが存在するか
否かを判定する判定手段と、上記判定結果をもとに、上
記個人データの内、上記指紋の一致したデータに符合す
る個人データを上記通信相手に送信する手段とを備える
通信装置を提供する。
【0012】さらに、本発明は、収容された通信端末を
介して通信相手と通信を行う通信装置において、あらか
じめ第1の虹彩データと、それらに対応する個人データ
とを格納するデータベースと、上記通信端末の使用者の
虹彩を検知する手段と、上記検知された虹彩より第2の
虹彩データを生成する手段と、上記データベース内に上
記第2の虹彩データと虹彩の一致するデータが存在する
か否かを判定する判定手段と、上記判定結果をもとに、
上記個人データの内、上記虹彩の一致したデータに符合
する個人データを上記通信相手に送信する手段とを備え
る通信装置を提供する。
【0013】好ましくは、上記個人データ内に一致する
データがないと判定された場合、上記通信相手には、上
記使用者が不明の意を表すメッセージが送信される。
【0014】好ましくは、上記指紋は、上記通信端末の
使用者がその通信端末に触れることで検知される。
【0015】好ましくは、当該通信装置が上記データベ
ースを管理している。また、好ましくは、上記通信端末
が上記データベースを管理している。
【0016】さらには、上記個人データは、上記通信端
末より音声を媒体にして上記データベースに入力され
る。また、上記個人データは、上記通信端末より所定の
キー操作によって上記データベースに入力される。
【0017】好適には、上記判定手段は、上記判定結果
をもとに上記データベース内のデータ数を増やし、それ
らのデータを以降の判定処理に利用する。
【0018】他の発明は、通信装置に収容された通信端
末を介して、通信相手と通信を行う通信方法において、
あらかじめ第1の声紋データと、それらに対応する個人
データとをデータベースに格納する工程と、上記通信端
末に入力された音声より第2の声紋データを生成する工
程と、上記データベース内に上記第2の声紋データと声
紋の一致するデータが存在するか否かを判定する工程
と、上記判定結果をもとに、上記個人データの内、上記
声紋の一致したデータに符合する個人データを上記通信
相手に送信する工程とを備える通信方法を提供する。
【0019】また、他の発明は、通信装置に収容された
通信端末を介して、通信相手と通信を行う通信方法にお
いて、あらかじめ第1の指紋データと、それらに対応す
る個人データとをデータベースに格納する工程と、上記
通信端末の使用者の指紋を検知する工程と、上記検知さ
れた指紋より第2の指紋データを生成する工程と、上記
データベース内に上記第2の指紋データと指紋の一致す
るデータが存在するか否かを判定する工程と、上記判定
結果をもとに、上記個人データの内、上記指紋の一致し
たデータに符合する個人データを上記通信相手に送信す
る工程とを備える通信方法を提供する。
【0020】さらなる発明は、通信装置に収容された通
信端末を介して、通信相手と通信を行う通信方法におい
て、あらかじめ第1の虹彩データと、それらに対応する
個人データとをデータベースに格納する工程と、上記通
信端末の使用者の虹彩を検知する工程と、上記検知され
た虹彩より第2の虹彩データを生成する工程と、上記デ
ータベース内に上記第2の虹彩データと虹彩の一致する
データが存在するか否かを判定する工程と、上記判定結
果をもとに、上記個人データの内、上記虹彩の一致した
データに符合する個人データを上記通信相手に送信する
工程とを備える通信方法を提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。 実施の形態1.最初に、本発明の実施の形態1について
説明する。図1は、本実施の形態1に係る通信装置の主
要部の構成を示すブロック図である。同図において、本
通信装置100には、発信端末1として、例えば、電話
等、音声入力用のマイクロホンが備えられた端末、ある
いは、パーソナルコンピュータ等のマイクロホンのない
端末が接続されている。そして、この通信装置100
は、公衆回線網50を介して、通信相手端末である受信
端末5と通信を行う構成をとる。
【0022】なお、図1では、本通信装置に1台の通信
端末のみが接続されているが、複数台の端末を収容でき
ることは、言うまでもない。
【0023】図1に、その主要部を示すように、通信装
置100は、声紋認識装置2、声紋解析照合装置3、お
よび声紋データベース4によって構成されており、発信
端末1に内蔵されたマイクロホン(発信端末が電話機の
場合、送話器)が、通話者の音声を集音する。そして、
その音声が、声紋データとして、本装置内の声紋認識装
置2に送られる。
【0024】声紋認識装置2は、この声紋データを取り
込み、後述する方法で声紋データを認識する。また、声
紋データベース4には、声紋データと、それに対応する
データ(例えば、氏名等)があらかじめ格納されてい
る。そこで、声紋解析照合装置3は、取り込まれた声紋
データの声紋と声紋データベース4中の声紋データの声
紋とを比較・解析し、声紋が一致したデータについて
は、その対応データを受信端末5に送信する。
【0025】しかし、声紋の一致するデータがない場
合、声紋解析照合装置3は、「話者が不明」である意を
表すメッセージを、文字データや声紋データ等で受信端
末に送信する。この声紋解析照合装置3は、比較データ
とその結果を蓄積し、後に参照対象とすべき情報を増や
していく、いわゆる学習機能を有する。なお、受信端末
5は、例えば、スピーカを備える電話等の端末、あるい
は、パーソナルコンピュータ等、スピーカを有しない端
末である。
【0026】そこで、本実施の形態1に係る通信装置の
動作を詳細に説明する。図2は、本実施の形態1に係る
通信装置の動作を示すフローチャートである。同図のス
テップS1において、発信端末1に対して音声(具体的
には、個人を特定できる音声)が発っせられると、発信
端末1に内蔵されたマイクロホン等が、その音声を拾
い、それが声紋認識装置2へ送られる。そこで、声紋認
識装置2は、ステップS2で、声紋照合処理、すなわ
ち、入力された音声を声紋データとして認識するための
処理を実行する。なお、音声を声紋データとして認識す
る方法は、既知であるため、ここでは、その詳細な説明
を省略する。
【0027】より具体的には、声紋解析照合装置3は、
あらかじめ声紋データベース4に登録されている声紋デ
ータと、声紋認識装置2より入力された声紋データとを
比較する処理を行う。つまり、入力声紋データの声紋と
登録声紋データの声紋を比較して、両者の声紋が一致す
る声紋データがある場合(ステップS2で「OK」の場
合)、声紋解析照合装置3は、この声紋データベース4
に登録されている、一致した声紋データに対応するデー
タ(例えば、氏名等)を、受信端末5に送信する(ステ
ップS3)。
【0028】しかし、入力声紋データと登録声紋データ
との間に、声紋が一致する声紋データが存在しない場合
には(ステップS2で「NG」)、声紋解析照合装置3
は、「話者不明」の意味を表すメッセージを、データと
して受信端末5に送信する。これが、ステップS7にお
ける声紋不整合通知送信である。
【0029】ステップS4において、受信端末5は、上
記の受信データをもとに、その端末に内蔵されたスピー
カ(不図示)を介して音声通知、あるいは、端末上のデ
ィスプレイ画面(不図示)上に可視表示する等の方法
で、受信者に対して通信相手を通知する。
【0030】続くステップS5では、発信端末1と受信
端末5との間において、通信の接続を行うか否かが判断
され、通信が接続された場合、受信者は、ステップS6
で、通知結果の正否を声紋解析照合装置3に送信する。
そこで、声紋解析照合装置3は、受信した正否結果を認
識し、その結果と、声紋データベース4内の比較データ
を更新する。
【0031】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、あらかじめ登録された声紋データと発信者による声
紋データとを比較し、声紋の一致/不一致をもとに、そ
の発信者を特定して、受信者に通知することで、受信者
は、発信者電話番号通知を行っていない電話機(例え
ば、公衆電話)からの呼についても、その発信者を知る
ことができる。
【0032】つまり、声紋をもとに発信者を特定してい
るため、呼を発信している電話端末そのものではなく、
実際に発信をしている発信者個人を正確に知ることが可
能となり、受信者は、発信相手を知って、その呼に応答
すべきか否かを選択でき、不要な通信を行わずに済むと
いう効果がある。
【0033】さらには、本通信装置は、声紋をもとに発
信者を特定する構成をとるので、発信者は、電話番号の
通知機能(通知サービス)を使用せずに、通信相手に対
して発信者が誰であるかを通知できる。また、発信者を
特定するための基準として、パスワード等のキーワード
を使用していないため、他人による盗用がなく、正確に
本人を特定でき、さらには、発信者本人がキーワードを
間違えたり、忘れたりすることに対する防止になる。
【0034】<変形例>本発明は、上記実施の形態1に
限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種
々変形が可能である。図1では、本通信装置100が、
回線網50に直接、接続される形態で示されているが、
接続形態はこれに限定されず、例えば、本装置を、通信
回線に接続される通信端末、あるいは交換機等に内蔵す
るようにしてもよい。
【0035】また、声紋データベース4への声紋データ
の登録は、そのデータベースを、例えば、本通信装置が
接続される交換機、基地局、サーバー等で管理する場
合、サービスを行うセンター側と通信して、特定言語と
氏名等、所定の個人情報を音声入力することで行う。
【0036】さらには、声紋データベース4を通信端末
で管理するようにしてもよい。この場合、声紋データベ
ース4への声紋データ登録は、その管理を行う通信端末
に対して、特定の言語と氏名等の個人情報を音声入力し
て行うことになる。
【0037】なお、上記変形例に係る通信装置も、上記
実施の形態1に係る通信装置と同様の効果を奏すること
は、言うまでもない。
【0038】実施の形態2.以下、本発明に係る実施の
形態2について説明する。図3は、本実施の形態2に係
る通信装置の構成を示すブロック図である。なお、同図
において、図1に示す、上記実施の形態1に係る通信装
置と同一構成要素には同一符号を付し、ここでは、それ
らの説明を省略する。
【0039】本通信装置は、便宜上、図3に示すよう
に、通信装置200−1,200−2に分けることがで
き、これらの内、通信装置200−1は、画像解析照合
装置7と指紋データベース8からなり、また、通信装置
200−2は、指紋読み取り装置6を備える。
【0040】本通信装置に特徴的なのは、通信装置20
0−2内の指紋読み取り装置6が、直接、発信端末1に
収容され、それが発信者の指紋を読み取って、その情報
を発信端末1に取り込むことである。また、発信端末1
は、同時に、通信装置200−1内の画像解析照合装置
7にも接続されており、通信装置200−1全体が、公
衆回線網50を介して、通信相手端末である受信端末5
に接続されている。
【0041】指紋読み取り装置6は、発信者である発信
端末1の使用者の指紋を読み取り、それを指紋パターン
として画像解析照合装置7へ送る。なお、発信者の指紋
を読み取る方法は、公知の技術を使用する。よって、こ
こでは、それについては詳述しない。
【0042】指紋データベース8には、あらかじめ指紋
パターンと、それに対応するデータ(例えば、氏名等)
が格納されており、複数の人間の指紋を画像データベー
スとして格納する機能を有する。そして、画像解析照合
装置7は、指紋読み取り装置6で読み取られた指紋パタ
ーンと、指紋データベース8中の指紋パターンとを比較
し、その内容を解析する。
【0043】上記の比較・解析の結果、指紋パターンが
一致したデータについては、画像解析照合装置7が、そ
の対応データを、回線網50を介して、文字データや音
声データ等で受信端末5に送信する。しかし、両者間に
指紋パターンの一致するデータがない場合は、「話者が
不明」である意を表すメッセージを、同じく、文字デー
タや音声データ等で受信端末5に送信する。
【0044】なお、画像解析照合装置7は、いわゆる学
習機能を有しており、比較データとその結果を蓄積し
て、後に参照対象とする情報を増やすよう機能する。
【0045】そこで、以下、本実施の形態2に係る通信
装置の動作を詳細に説明する。図4は、本実施の形態に
係る通信装置の動作を示すフローチャートである。本通
信装置では、最初に、指紋読み取り装置6で検知された
発信者の指紋が、画像データとして認識され、そのデー
タが、発信端末1を介して、画像解析照合装置7に送ら
れる。これが、図4のステップS11における指紋デー
タ入力/送信処理である。
【0046】続くステップS12では、指紋データベー
ス8に登録されている指紋パターンと、指紋読み取り装
置6から送られてきた画像データとを比較する指紋照合
処理が実行される。つまり、画像解析照合装置7は、入
力画像データと登録画像データを比較して、指紋として
一致する画像データがある場合、指紋データベース8に
登録されている、一致した画像データに対応するデータ
(例えば、氏名等)を、回線網50を介して、受信端末
5に送信する(ステップS13)。
【0047】しかし、両データを比較して、指紋として
一致する画像データがない場合には、ステップS17
で、発信者が「不明」の意味を表すメッセージを受信端
末5へ送信する。なお、この受信端末5は、ステップS
14において、内蔵するスピーカ(不図示)を使用し
て、受信データを音声通知したり、あるいは、端末上の
ディスプレイ(不図示)に画面表示する等の機能を有し
ており、これによって、受信者は通信相手を知る。
【0048】次のステップS15で、受信者は、発信端
末1と受信端末5との間において、通信接続を行うか否
かを判断する。その結果、通信が接続された場合、受信
者は、ステップS16において、通知結果の正否を画像
解析照合装置7に送信する。そこで、画像解析照合装置
7は、受信した正否結果を認識し、その結果と、指紋デ
ータベース8内の比較データを更新する。
【0049】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、あらかじめ登録された、指紋情報としての画像デー
タと、発信者自身の指紋に対応する画像データとを比較
し、指紋として一致する画像データの存在の有無をもと
に、その発信者を特定して、その結果を受信者に通知す
ることで、受信者は、発信者電話番号通知を行っていな
い電話機(例えば、公衆電話)からの呼についても、そ
の発信者を正確に知ることができ、結果として、その相
手に応じて呼に応答できるため、不要な通信を行わずに
済む、という効果がある。
【0050】また、本実施の形態に係る通信装置は、指
紋をもとに発信者を特定する構成をとるので、発信者に
とっては、自己の電話番号を通知せずに、通信相手に発
信者を通知することができる。
【0051】さらに、本通信装置は、パスワード等のキ
ーワードを発信者特定の基準にしていないため、他人に
よる盗用がなく、正確に本人の特定ができ、また、発信
者本人がキーワードを間違えたり、忘れたりすることを
防止できる。
【0052】<変形例>本発明は、上記実施の形態2に
限定されず、この発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々変形が可能である。図3では、通信装置200
−1が、回線網50に直接、接続される形態をとってい
るが、接続形態はこれに限定されず、上記実施の形態1
と同様、本装置を、通信回線に接続される通信端末、あ
るいは交換機等に内蔵するようにしてもよい。
【0053】また、指紋データベース8への指紋データ
の登録は、そのデータベースを、例えば、本通信装置が
接続される交換機、基地局、サーバー等で管理する場
合、サービスを行うセンター側と通信して、指紋読み取
り装置6から指紋を入力する。そして、氏名等の個人情
報については、発信端末1がマイクロホンを有する場合
には、そのマイクロホンを使って音声入力し、また、発
信端末1がマイクロホンを有しない型の端末であれば、
不図示のキーボード、あるいは、その端末上のテンキー
を使用して個人情報を入力する。
【0054】さらなる変形例として、指紋データベース
8を通信端末で管理するようにしてもよい。この場合
も、指紋読み取り装置6から指紋を入力し、その管理を
行う通信端末を介して、指紋データベース8に指紋デー
タを登録する。このとき、氏名等の個人情報は、発信端
末1がマイクロホンを有する場合には、そのマイクロホ
ンを使って音声入力し、また、発信端末1がマイクロホ
ンを有しないときには、不図示のキーボード、あるい
は、その端末上のテンキーを使用して個人情報を入力す
る。
【0055】また、指紋読み取り装置6への指紋の入力
は、上記実施の形態2では、その指紋読み取り装置6が
有する指紋読み取りセンサ(不図示)に対して、直接、
行っているが、これに限定されず、例えば、指紋センサ
だけを発信端末1のハンドセット1aの握り部に単独に
設け、通話者がハンドセットを握ると、その指紋を取得
して、指紋読み取り装置6へ送るよう構成してもよい。
【0056】なお、上記変形例に係る通信装置も、上記
実施の形態2に係る通信装置と同様の効果を奏すること
は、言うまでもない。
【0057】実施の形態3.以下、本発明に係る実施の
形態3について説明する。図5は、本実施の形態3に係
る通信装置の構成を示すブロック図である。なお、同図
において、図1に示す、上記実施の形態1に係る通信装
置と同一構成要素には同一符号を付し、ここでは、それ
らの説明を省略する。
【0058】本通信装置は、図3に示す、上記実施の形
態2と同様、便宜上、図5に示すように、通信装置30
0−1,300−2に分けることができ、これらの内、
通信装置300−1は、画像解析照合装置10と虹彩パ
ターン・データベース11によって構成され、また、通
信装置300−2は、虹彩読み取り装置9を備える。
【0059】本実施の形態に係る通信装置の特徴は、通
信装置300−2内に、発信端末1の使用者の虹彩を読
みとるための虹彩読み取り装置9を備えたことである。
つまり、指紋読み取り装置6が、直接、発信端末1に収
容され、それが発信者の虹彩を読み取って、その情報を
発信端末1に取り込む。この発信端末1は、同時に、通
信装置300−1内の画像解析照合装置10にも接続さ
れており、通信装置300−1全体が、公衆回線網50
を介して、通信相手端末である受信端末5に接続されて
いる。
【0060】虹彩パターン・データベース11は、あら
かじめ、複数人の虹彩パターンと、それに対応するデー
タ(例えば、氏名等)が格納された画像データベースで
あり、画像解析照合装置10は、虹彩読み取り装置9で
読み取った虹彩パターンを、虹彩パターン・データベー
ス11中の虹彩パターンと比較し、それを解析する。そ
して、虹彩パターンが一致したデータについては、その
対応データを、回線網50を介して、文字データや音声
データ等の形で、受信端末5に送信する。
【0061】しかし、虹彩パターンが一致するデータが
ない場合には、「話者が不明」の意を表すメッセージ
を、文字データや音声データ等で受信端末5に送信す
る。ここでも、画像解析照合装置10は学習機能を有し
ており、比較データとその結果を蓄積し、次回以降の比
較処理で使用する情報を増やしていく。
【0062】そこで、以下、本実施の形態3に係る通信
装置の動作を詳細に説明する。図6は、本実施の形態に
係る通信装置の動作を示すフローチャートである。本通
信装置では、最初のステップS21において、虹彩読み
取り装置9で検知された発信者の虹彩パターンが、画像
データとして認識され、その画像データが、発信端末1
を介して、画像解析照合装置10へ送信される。
【0063】その結果、画像解析照合装置10は、ステ
ップS22で虹彩照合処理、つまり、送られてきた画像
データと、虹彩パターン・データベース11に登録され
ている画像データとを比較する。つまり、画像解析照合
装置10は、入力画像データと登録画像データを比較し
て、虹彩パターンとして一致する画像データがある場
合、虹彩パターン・データベース11に登録されてい
る、一致した画像データに対応するデータ(例えば、氏
名等)を受信端末5に送信する(ステップS23)。
【0064】しかし、ステップS22における照合処理
の結果、虹彩パターンとして一致する画像データがない
場合には、「話者が不明」の意味を表すメッセージを受
信端末5に送信する(ステップS27における「虹彩不
整合通知送信処理」)。受信端末5は、これらの結果を
受けて、その受信データを端末使用者に、スピーカ(不
図示)を介して音声通知したり、あるいはディスプレイ
(不図示)上に画面表示する等して、受信者に通信相手
を通知する(ステップS24)。
【0065】ステップS25では、受信者が、発信端末
1と通信の接続を行うか否かを判断する。その結果、通
信が接続された場合、受信者は、ステップS26におい
て、通知結果の正否を画像解析照合装置10に送信す
る。そして、画像解析照合装置10は、受信した正否結
果を認識し、その結果と、虹彩パターン・データベース
11内の比較データを更新する。
【0066】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、あらかじめデータベースに登録された、画像データ
としての虹彩パターンと、発信者個人の虹彩についての
虹彩パターンとを比較し、虹彩パターンの一致/不一致
をもとに発信者を特定して、その結果を受信者に通知す
ることで、受信者は、公衆電話等、発信電話番号通知を
行っていない電話機からの呼についても、発信を行って
いる電話機ではなく、発信者自身を正確に知ることがで
きる。その結果、相手に応じた対応ができ、不要な通信
を行わずに済む、という効果がある。
【0067】また、本実施の形態に係る通信装置は、発
信者の虹彩をもとに、その発信者を特定する構成をとる
ため、発信者としては、自己の電話番号を知らせずに、
通信相手に発信者を通知できる。さらには、パスワード
等のキーワードを発信者特定の基準としていないため、
それが他人によって盗用される心配がなく、正確に本人
と特定でき、同時に、発信者本人がキーワードを間違え
たり、忘れたりすることを防止できる。
【0068】<変形例>本発明は、上記実施の形態3に
限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、
種々変形が可能である。図5では、通信装置300−1
が、回線網50に直接、接続される形態をとっている
が、接続形態はこれに限定されず、上記実施の形態1,
2と同様、本装置を、通信回線に接続される通信端末、
あるいは交換機等に内蔵するようにしてもよい。
【0069】また、虹彩パターン・データベース11へ
の虹彩パターンの登録は、そのデータベースを、例え
ば、本通信装置が接続される交換機、基地局、サーバー
等で管理するとした場合、サービスを行うセンター側と
通信して、虹彩読み取り装置9から虹彩を入力する。こ
のとき、氏名等の個人情報は、発信端末1がマイクロホ
ンを有する場合には、そのマイクロホンを使って音声入
力し、また、発信端末1がマイクロホンを有しない型の
端末であれば、不図示のキーボード、あるいは、その端
末上のテンキーを使用して個人情報を入力する。
【0070】さらには、虹彩パターン・データベース1
1を通信端末で管理するようにしてもよい。この場合
も、虹彩読み取り装置9から虹彩を入力し、その管理を
行う通信端末を介して、虹彩パターン・データベース1
1に虹彩パターンを登録する。氏名等の個人情報につい
ては、発信端末1がマイクロホンを有する場合には、そ
のマイクロホンを使って音声入力し、また、発信端末1
がマイクロホンを有しないときには、不図示のキーボー
ド、あるいは、その端末上のテンキーを使用して個人情
報を入力する。
【0071】なお、言うまでもなく、上記変形例に係る
通信装置も、上記実施の形態3に係る通信装置と同様の
効果を奏する。
【0072】上記実施の形態1〜3に係る通信装置で
は、回線網として公衆電話回線網を使用した例を挙げて
いるが、これに限定されず、例えば、専用線やインター
ネット等でもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
収容された通信端末を介して通信相手と通信を行う通信
装置において、あらかじめ第1の声紋データと、それら
に対応する個人データとを格納するデータベースと、上
記通信端末に入力された音声より第2の声紋データを生
成する手段と、上記データベース内に上記第2の声紋デ
ータと声紋の一致するデータが存在するか否かを判定す
る判定手段と、上記判定結果をもとに、上記個人データ
の内、上記声紋の一致したデータに符合する個人データ
を上記通信相手に送信する手段とを備えることで、発信
中の通信端末そのものではなく、発信者個人を正確に知
ることができ、受信者は、発信相手を知って、その呼に
応答すべきか否かを選択できるため、不要な通信を行わ
ずに済む。
【0074】また、本発明によれば、収容された通信端
末を介して通信相手と通信を行う通信装置において、あ
らかじめ第1の指紋データと、それらに対応する個人デ
ータとを格納するデータベースと、上記通信端末の使用
者の指紋を検知する手段と、上記検知された指紋より第
2の指紋データを生成する手段と、上記データベース内
に上記第2の指紋データと指紋の一致するデータが存在
するか否かを判定する判定手段と、上記判定結果をもと
に、上記個人データの内、上記指紋の一致したデータに
符合する個人データを上記通信相手に送信する手段とを
備えることで、指紋をもとに発信者を特定して、その発
信者を正確に知ることができ、相手に応じて呼に応答で
きるため、不要な通信を行わずに済む。
【0075】さらに、本発明は、収容された通信端末を
介して通信相手と通信を行う通信装置において、あらか
じめ第1の虹彩データと、それらに対応する個人データ
とを格納するデータベースと、上記通信端末の使用者の
虹彩を検知する手段と、上記検知された虹彩より第2の
虹彩データを生成する手段と、上記データベース内に上
記第2の虹彩データと虹彩の一致するデータが存在する
か否かを判定する判定手段と、上記判定結果をもとに、
上記個人データの内、上記虹彩の一致したデータに符合
する個人データを上記通信相手に送信する手段とを備え
るので、端末装置ではなく、発信者自身を正確に知るこ
とができ、その結果、相手に応じた対応ができるため、
不要な通信を行わずに済む。
【0076】また、上記個人データ内に一致するデータ
がないと判定された場合、上記通信相手には、上記使用
者が不明の意を表すメッセージを送信することで、受信
側において、発信者の素性等を的確に把握できる。
【0077】上記指紋を、上記通信端末の使用者がその
通信端末に触れることで検知するので、その検知が確実
かつ容易に行える。
【0078】さらには、当該通信装置が上記データベー
スを管理することで、データの集中管理ができる。ま
た、上記通信端末が上記データベースを管理すること
で、個々の端末に応じたデータを管理できる。
【0079】さらには、上記個人データを、上記通信端
末より音声を媒体にして上記データベースに入力するこ
とで、データ入力が容易になる。また、上記個人データ
を、上記通信端末より所定のキー操作によって上記デー
タベースに入力することで、音声入力機能のない端末か
らもデータを容易に入力できる。
【0080】さらには、上記判定手段が、上記判定結果
をもとに上記データベース内のデータ数を増やし、それ
らのデータを以降の判定処理に利用するので、過去の処
理結果をそれ以降の処理に生かす学習機能を実現でき
る。
【0081】また、他の発明によれば、通信装置に収容
された通信端末を介して、通信相手と通信を行う通信方
法において、あらかじめ第1の声紋データと、それらに
対応する個人データとをデータベースに格納する工程
と、上記通信端末に入力された音声より第2の声紋デー
タを生成する工程と、上記データベース内に上記第2の
声紋データと声紋の一致するデータが存在するか否かを
判定する工程と、上記判定結果をもとに、上記個人デー
タの内、上記声紋の一致したデータに符合する個人デー
タを上記通信相手に送信する工程とを備えることで、発
信中の通信端末そのものではなく、発信者個人を正確に
知ることができ、受信者は、発信相手を知って、その呼
に応答すべきか否かを選択できるため、不要な通信を行
わずに済む。
【0082】他の発明によれば、通信装置に収容された
通信端末を介して、通信相手と通信を行う通信方法にお
いて、あらかじめ第1の指紋データと、それらに対応す
る個人データとをデータベースに格納する工程と、上記
通信端末の使用者の指紋を検知する工程と、上記検知さ
れた指紋より第2の指紋データを生成する工程と、上記
データベース内に上記第2の指紋データと指紋の一致す
るデータが存在するか否かを判定する工程と、上記判定
結果をもとに、上記個人データの内、上記指紋の一致し
たデータに符合する個人データを上記通信相手に送信す
る工程とを備えることで、指紋をもとに発信者を特定し
て、その発信者を正確に知ることができ、相手に応じて
呼に応答できるため、不要な通信が発生しない。
【0083】さらに、他の発明によれば、通信装置に収
容された通信端末を介して、通信相手と通信を行う通信
方法において、あらかじめ第1の虹彩データと、それら
に対応する個人データとをデータベースに格納する工程
と、上記通信端末の使用者の虹彩を検知する工程と、上
記検知された虹彩より第2の虹彩データを生成する工程
と、上記データベース内に上記第2の虹彩データと虹彩
の一致するデータが存在するか否かを判定する工程と、
上記判定結果をもとに、上記個人データの内、上記虹彩
の一致したデータに符合する個人データを上記通信相手
に送信する工程とを備えることで、端末装置ではなく、
発信者自身を正確に知ることができ、相手に応じた対応
と、不要な通信の回避ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1に係る通信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2に係る通信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態3に係る通信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】 従来の方式に係る装置構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1,101…発信端末、2…声紋認識装置、3…声紋解
析照合装置、4…声紋データベース、5,105…受信
端末、6…指紋読み取り装置、7…画像解析照合装置、
8…指紋データベース、9…虹彩読み取り装置、10…
画像解析照合装置、11…虹彩パターン・データベー
ス、50…公衆回線網、100,200−1,200−
2,300−1,300−2…通信装置、112…音声
認識部、113…文字データ変換部、114…参照・解
析部、115…キーワード・データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若月 岳人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中田 雅嗣 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K036 EE13 JJ04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容された通信端末を介して通信相手と
    通信を行う通信装置において、 あらかじめ第1の声紋データと、それらに対応する個人
    データとを格納するデータベースと、 前記通信端末に入力された音声より第2の声紋データを
    生成する手段と、 前記データベース内に前記第2の声紋データと声紋の一
    致するデータが存在するか否かを判定する判定手段と、 前記判定結果をもとに、前記個人データの内、前記声紋
    の一致したデータに符合する個人データを前記通信相手
    に送信する手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 収容された通信端末を介して通信相手と
    通信を行う通信装置において、 あらかじめ第1の指紋データと、それらに対応する個人
    データとを格納するデータベースと、 前記通信端末の使用者の指紋を検知する手段と、 前記検知された指紋より第2の指紋データを生成する手
    段と、 前記データベース内に前記第2の指紋データと指紋の一
    致するデータが存在するか否かを判定する判定手段と、 前記判定結果をもとに、前記個人データの内、前記指紋
    の一致したデータに符合する個人データを前記通信相手
    に送信する手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 収容された通信端末を介して通信相手と
    通信を行う通信装置において、 あらかじめ第1の虹彩データと、それらに対応する個人
    データとを格納するデータベースと、 前記通信端末の使用者の虹彩を検知する手段と、 前記検知された虹彩より第2の虹彩データを生成する手
    段と、 前記データベース内に前記第2の虹彩データと虹彩の一
    致するデータが存在するか否かを判定する判定手段と、 前記判定結果をもとに、前記個人データの内、前記虹彩
    の一致したデータに符合する個人データを前記通信相手
    に送信する手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 前記個人データ内に一致するデータがな
    いと判定された場合、前記通信相手には、前記使用者が
    不明の意を表すメッセージが送信されることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記指紋は、前記通信端末の使用者がそ
    の通信端末に触れることで検知されることを特徴とする
    請求項2記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 当該通信装置が前記データベースを管理
    していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記通信端末が前記データベースを管理
    していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記個人データは、前記通信端末より音
    声を媒体にして前記データベースに入力されることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 前記個人データは、前記通信端末より所
    定のキー操作によって前記データベースに入力されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信
    装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記判定結果をもと
    に前記データベース内のデータ数を増やし、それらのデ
    ータを以降の判定処理に利用することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 通信装置に収容された通信端末を介し
    て、通信相手と通信を行う通信方法において、 あらかじめ第1の声紋データと、それらに対応する個人
    データとをデータベースに格納する工程と、 前記通信端末に入力された音声より第2の声紋データを
    生成する工程と、 前記データベース内に前記第2の声紋データと声紋の一
    致するデータが存在するか否かを判定する工程と、 前記判定結果をもとに、前記個人データの内、前記声紋
    の一致したデータに符合する個人データを前記通信相手
    に送信する工程とを備えることを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 通信装置に収容された通信端末を介し
    て、通信相手と通信を行う通信方法において、 あらかじめ第1の指紋データと、それらに対応する個人
    データとをデータベースに格納する工程と、 前記通信端末の使用者の指紋を検知する工程と、 前記検知された指紋より第2の指紋データを生成する工
    程と、 前記データベース内に前記第2の指紋データと指紋の一
    致するデータが存在するか否かを判定する工程と、 前記判定結果をもとに、前記個人データの内、前記指紋
    の一致したデータに符合する個人データを前記通信相手
    に送信する工程とを備えることを特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 通信装置に収容された通信端末を介し
    て、通信相手と通信を行う通信方法において、 あらかじめ第1の虹彩データと、それらに対応する個人
    データとをデータベースに格納する工程と、 前記通信端末の使用者の虹彩を検知する工程と、 前記検知された虹彩より第2の虹彩データを生成する工
    程と、 前記データベース内に前記第2の虹彩データと虹彩の一
    致するデータが存在するか否かを判定する工程と、 前記判定結果をもとに、前記個人データの内、前記虹彩
    の一致したデータに符合する個人データを前記通信相手
    に送信する工程とを備えることを特徴とする通信方法。
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