JP2000324183A - 通信装置と通信方法 - Google Patents

通信装置と通信方法

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JP2000324183A
JP2000324183A JP2000089509A JP2000089509A JP2000324183A JP 2000324183 A JP2000324183 A JP 2000324183A JP 2000089509 A JP2000089509 A JP 2000089509A JP 2000089509 A JP2000089509 A JP 2000089509A JP 2000324183 A JP2000324183 A JP 2000324183A
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Hui-Ling Lou
ルー フイ−リン
Deepen Sinha
シンハ ディーペン
Carl-Erik Wilhelm Sundberg
ウィルヘルム サンドバーグ カール−エリック
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    • H04H20/30Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information by a single channel
    • HELECTRICITY
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    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/02Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
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    • HELECTRICITY
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    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/18Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system in band on channel [IBOC]
    • H04H2201/186AM digital or hybrid

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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PAC技術に基づいてデジタル通信のAMバ
ンドを有効に活用してIBOC−AM系が採用されてい
る隣接領域において、隣接チャネル干渉を処理するシス
テムおよび方法を提供すること。 【解決手段】 本発明によれば、例えばAM周波数バン
ドの一部を含む多重周波数バンドを介して信号を通信す
る際に、マルチストリーム符号化を実行し、これにより
信号の情報記述部分をそれぞれが含む複数のデジタル表
示が得られる。本発明の一実施例においては、表示のう
ちの少なくとも1つ(「コア表示」と称する)はコア情
報を含み、残りのノンコア表示(「強化表示」と称す
る)は強化情報を含む。このコア情報は、強化情報より
も信号をより一般的に表示する。各表示はそれに割り当
てられた周波数バンドを介して送信され、それによりマ
ルチストリーム伝送を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル変調信号
を通信するシステムと方法に関し、特にデジタル変調信
号を通信するために振幅変調(amplitude-modulation=
AM)周波数バンドの一部を含む多重バンドを用いたシ
ステムと方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信技術の爆発的な進展によ
り、デジタルオーディオ情報,デジタルビデオ情報およ
び/またはデータを通信するためのバンド幅の需要が常
に高まっている。
【0003】例えば、デジタルオーディオ情報を通信す
るために効率よくバンド幅を用いるために、知覚オーデ
ィオ符号化(perceptual audio coding =PAC)技術
が開発されてきた。このPAC技術の詳細は、米国特許
第5,285,498号(出願日1994年2月8日、
発明者Johnston)と、米国特許第5,040,217号
(出願日1991年8月13日、発明者Brandenburg et
al. )に開示されている。
【0004】このようなPAC技術によれば、オーディ
オ情報を表すオーディオ信号の時間領域のブロックの連
続した各々のブロックを周波数領域で符号化している。
具体的に説明すると、各ブロックの周波数領域の表現
は、コーダー(符号化器)のバンドに分割され、各バン
ドは擬似音響条件に基づいて、オーディオ情報が大幅に
圧縮できるよう、そしてオーディオ情報がより単純なデ
ジタルフォーマット(例えばPCMフォーマットで表現
される場合よりも少ない数のビットでオーディオ情報)
を表すことができるように個別に符号化されている。
【0005】近年産業界は、デジタル通信も効率よく行
えるようにするために、既存のアナログAM周波数バン
ドを用いるアイデアを集中的に検討し始めている。しか
し、デジタル通信に対し追加のキャパシティを与えるた
めに、AMバンドに対する何らかの変更が、AMラジオ
放送と同一のバンド上で無線局により生成されるアナロ
グAM信号に大きな影響を及ぼさないようにする必要が
ある。
【0006】米国においては、AMラジオ放送によりカ
バーされる領域は、少なくとも20kHz離れた異なる
AMキャリア周波数が割り当てられる。具体的に説明す
ると、周波数が正確に20kHz離れている隣接する領
域に割り当てられたAMキャリア信号は、「第2隣接す
るキャリア信号」と称する。同様にキャリア信号が10
kHz離れている場合には、この隣接する領域に割り当
てられたAMキャリアは、「第1隣接キャリア」と称す
る。
【0007】デジタルオーディオ情報を通信するために
AMバンドのバンド幅を用いるチャネルAM上のインバ
ンド系(“hybrid IBOC-AM”と称する)が提案されてい
る。この提案された系においては、オーディオ情報を表
すデジタル変調信号は、アナログホストキャリアに中心
を有する例えば30kHzのデジタルバンドを占有す
る。このデジタル変調信号のスペクトラムのパワーレベ
ルは、各端部においてデジタルバンド幅の10kHzの
サブバンドに亘って等しい高さとなるようにされてい
る。
【0008】しかし、実行する際にはこのような2つの
IBOC−AM系は、2つの隣接する領域でそれぞれ採
用される可能性が高く、そしてそれに割り当てられたホ
ストAMキャリアは20kHz離れている。このような
場合、それぞれのホストAMキャリアに中心を有するデ
ジタル通信用の30kHzのデジタルバンドは、互いに
10kHzだけオーバラップして、これによりその各領
域に好ましくない「隣接チャネル干渉」が引き起こされ
る。
【0009】特にこのような干渉は「第2隣接チャネル
干渉」と称するが、その理由はこの場合の主要な干渉キ
ャリアは第2隣接キャリアから構成されているからであ
る。例えば、この第2隣接チャネル干渉は、各隣接する
領域、特にその共通の境界線に近い領域の部分におい
て、デジタル通信を劣化させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、PA
C技術に基づいてデジタル通信のAMバンドを有効に活
用してIBOC−AM系が採用されている隣接領域にお
いて、隣接チャネル干渉を処理するシステムおよび方法
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
AM周波数バンドの一部を含む多重周波数バンドを介し
て信号を通信する際に、マルチストリーム符号化を実行
し、これにより信号の情報記述部分をそれぞれが含む複
数のデジタル表示が得られる。このデジタル表示の少な
くとも1つに含まれる情報は、1つおきの表示に含まれ
るそれとは異なる。
【0012】本発明の一実施例においては、表示のうち
の少なくとも1つ(「コア表示」と称する)はコア情報
を含み、残りのノンコア表示(「強化表示」と称する)
は強化情報を含む。このコア情報は、強化情報よりも信
号をより一般的に表示する。各表示はそれに割り当てら
れた周波数バンドを介して送信され、それによりマルチ
ストリーム伝送を実現する。
【0013】前記の信号は、周波数バンドのある部分が
IBOC−AM系の場合に、上記した第1または第2の
隣接チャネルキャリアにより引き起こされた第1または
第2の隣接チャネル干渉により、周波数バンドのある部
分が大きな影響を受ける場合には、デジタル表示の全て
あるいはそのサブセットを用いて再生される。この再生
された信号の品質は使用された実際の表示により変動す
る。
【0014】コア表示のみを用いて再生された信号は、
最低の許容可能なデジタル品質しか有さない。このコア
表示に加えて強化表示を用いて再生された信号は、高い
品質を有する。後者の場合、強化表示を多く用いること
により品質が向上する。しかし、コア表示がない場合に
は、許容可能なデジタル品質の信号は再生することがで
きない。
【0015】かくして、本発明の一態様によれば、少な
くとも許容できるデジタル品質を有するような信号を再
生する機会を向上させるために、干渉の影響を最も受け
づらい周波数バンドが伝送用のコア表示に割り当てられ
る。これにより、例えば従来のIBOC−AMシステム
に比較して、上記のマルチストリーム伝送系を実現する
IBOC−AMシステムは、チャネル条件の悪化に対し
頑強性を向上させ、さらにデジタル通信の緩やかなる劣
化を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明はAMラジオ放送用に放送
局により現在使用されている。振幅変調(AM)周波数
バンドの一部を含む多重周波数バンドを介してデジタル
通信を行う技術である。図1には、現在提案されている
従来技術のインバンドオンチャネルAM(IBOC−A
M)(「ハイブリッドIBOC−AM」として知られて
いる)の系を示し、デジタルオーディオ情報のデジタル
変調信号表示が30kHzの幅でラジオ放送用の周波数
cを有するラジオアナログホストAMキャリアに中心
を有するデジタルバンド101を占有する。
【0017】ラジオ放送を含むアナログAM信号(図示
せず)は、(fc−5)kHzと(fc+5)kHzの範
囲のサブバンドを占有している。マルチキャリアモデム
を用いて均一な伝送パワーを有するデジタル変調信号を
送信し、その結果パワープロファイル103は、fc
対し対称で、デジタルバンド101に亘って均一な信号
スペクトラムを有する。例えば、マルチキャリアモデム
によるデジタル送信は、直交周波数分割多重化(orthog
onal frequency division multiplexed =OFDM)に
従い、これはまた「ディスクリートマルチトーン」とし
ても知られている。
【0018】しかし、ホストAMキャリアがそれぞれ割
当てられた20kHz離れた2つの隣接する領域に提案
されたIBOC−AM系を用いることは、「第2隣接チ
ャネル干渉」を引き起こす可能性がある。このような干
渉は、各隣接する領域でデジタル通信を劣化させ、特に
その境界に近い領域部分においてはデジタル通信の品質
を劣化させる。
【0019】図2は、本発明のIBOC−AM通信シス
テムで使用される送信機201を示す。本発明のシステ
ムは、隣接するチャネル干渉がデジタル変調信号に悪影
響を及ぼすが、その周波数がfcであるアナログホスト
AMキャリアが割り当てられた領域内のAM周波数バン
ドを介して、オーディオ情報を表すデジタル変調信号を
効果的に通信するのに用いられる。
【0020】オーディオ情報を通信し、隣接するチャネ
ル干渉、特に第2の隣接チャネル干渉を本発明に従って
処理するために、デジタルバンド101を用いるために
マルチストリーム符号化がIBOC−AMシステム内で
実行され、オーディオ情報を含むオーディオ信号を表す
多重ビットストリームを生成し、そしてこのビットスト
リームは、それぞれデジタルバンド101内の個々のサ
ブバンドを介して送信される。
【0021】オーディオ信号は、サブバンドの一部が隣
接するチャネル干渉および/または他のチャネル悪条件
により悪影響を受けるような場合には、受信したビット
ストリームの全てあるいはそのサブセットを用いて再生
される。SN比あるいは知覚的な測定に基づいた受信信
号の品質は、使用された受信ビットストリームで変動す
る。一般的に、より多くの受信ビットストリームが使用
される場合には、再生された信号のオーディオ品質は向
上する。従来提案されたシステムに比較して、本発明の
システムはチャネル悪条件に対して頑強さを向上させ、
かつデジタル通信の劣化をより緩やにすることができ
る。
【0022】例えば本発明の一実施例においては、3個
のビットストリームを用いて本発明によるオーディオ情
報を含むオーディオ信号を通信している。この3個のビ
ットストリーム1つは、「Cストリーム」と称するコア
オーディオ情報を表し、他の2個のビットストリーム
は、「E1ストリーム」と称する第1強化オーディオ情
報と、「E2ストリーム」と称する第2強化オーディオ
情報とを表す。
【0023】マルチストリーム符号化のデザインは、以
下に述べるようになっているために、Cストリームのみ
に基づいて再生されたオーディオ情報は、有効ではある
が最低の受け入れ可能な品質しか有さず、E1ストリー
ムあるいはE2ストリームのいずれかと組み合わせたC
ストリームに基づいて再生されたオーディオ信号は、比
較的高い品質を保持している。E1ストリームとE2スト
リームの両方と組み合わせたCストリームに基づいて再
生したオーディオ信号は、最高品質を有している。しか
し、E1ストリームおよび/またはE2ストリームのみに
基づいて再生されたオーディオ信号は、利用可能なもの
ではない。
【0024】かくして本発明の一態様によれば、最小コ
アオーディオ情報を表すCストリームは、図3の(fc
−5)kHzと(fc+5)kHzの間のサブバンド3
03を介して送信され、このサブバンドは第2の隣接チ
ャネル干渉に対し耐性を有する。第1強化オーディオ情
報を表すE1ストリームは、(fc−15)kHzと(f
c−5)kHzの間のサブバンド305を介して送信さ
れ、これは第2隣接チャネル干渉の影響を受け、第2強
化オーディオ情報を表すE2ストリームは、(fc+5)
kHzと(fc+15)kHzの間のサブバンド307
を介して送信され、これは同じく第2隣接チャネル干渉
の影響を受ける。
【0025】かくして、最小コアオーディオ情報は、第
2隣接チャネル干渉に耐えて再生可能であり、そしてそ
れぞれのサブバンド305,307が第2隣接チャネル
干渉により大きな影響を受けるか否かによってE1スト
リームとE2ストリームのいずれかにより強化される。
【0026】図2に戻って、送信機201により送信さ
れるべきオーディオ情報を含むアナログオーディオ信号
a(t)は、組込型オーディオ符号化器203に与えら
れる。これについて次に説明する。マルチストリーム符
号化に基づいた組込型オーディオ符号化器203は、リ
ード線209a,209b,209cの上にそれぞれア
ナログ信号を表すCストリーム、E1ストリーム、E2
トリームを生成する。
【0027】Cストリーム、E1ストリーム、E2ストリ
ームのビットレートは、Mkd/秒、S1kb/秒、S
2kb/秒である。例えば、組込型オーディオ符号化器
203が48kb/秒のオーディオ符号化器の場合に
は、M,S1,S2はそれぞれ16,16,16に設定
される。これらのビットレートは、ストリームの全てが
成功裏に受信される場合には、その結果得られた再生信
号の品質は、(M+S1+S2)kb/秒の従来の非組
込型のオーディオ符号化器により生成された1つのスト
リームの品質に等しくなるよう選択される。
【0028】同様に、CストリームとE1ストリームま
たはE2ストリームの組合せに基づいて再生された信号
の品質は、(M+S1)kb/秒または(M+S2)k
b/秒での従来の非組込型のオーディオ符号化器により
生成された1つのストリームの品質に近い。さらにま
た、CストリームとE1ストリームまたはE2ストリーム
との組合せに対応する品質は、アナログAM信号の品質
よりも遙かに高い。
【0029】リード線209a上のCストリーム、リー
ド線209b上のE1ストリーム、リード線209c上
のE2ストリームは、それぞれアウターチャネル符号化
器215a、アウターチャネル符号化器215b、アウ
ターチャネル符号化器215cに与えられる。アウター
チャネル符号化器215aは公知の順方向エラー修正符
号化技術(例えば、リードソロモン符号化技術、あるい
は循環冗長チェック(cyclic redundancy check =CR
C)二進ブロック符号化技術)に従ってCストリームを
符号化して、送信後のCストリーム中のエラーの修正お
よび/または検出を行う。
【0030】このCストリームは、所定数のビットを有
するブロック毎のベースでアウターチャネル符号化器2
15aにより処理される。従来方法によれば、アウター
チャネル符号化器215aは、各対応するブロックに符
号化することにより得られたリードソロモンチェックシ
ンボルにアペンドする。同様に、アウターチャネル符号
化器215bおよび215cはそれぞれブロック毎のベ
ースでE1ストリームとE2ストリームを処理し、リード
ソロモンチェックシンボルをエラー修正および/または
エラー検出の目的でストリームの対応するブロックにア
ペンドする。
【0031】リードソロモン符号化されたCストリーム
と、リードソロモン符号化されたE 1ストリームと、リ
ードソロモン符号化されたE2ストリームは、それぞれ
トレリス符号化器221a,221b,221cに与え
られる。トレリス符号化器221aは、リードソロモン
符号化されたCストリームをシンボルインターバル毎の
ベース(リードソロモンチェックシンボルとは異なる)
で処理する。ここで、シンボルインターバルは所定の持
続期間T1を有する。
【0032】従来公知の方法でトレリス符号化器221
aは、トレリス符号に従って受信したビットストームを
符号化していわゆる符号化ゲインを有する通信システム
を構成し、これはソースビットレートあるいは付加され
た放送バンド幅を犠牲にすることなく、付加的なノイズ
のようなランダムなチャネル損傷に対する耐性を向上さ
せる形で行われる。具体的に説明すると、トレリス符号
化器221aはトレリス符号に従って冗長性を受信ビッ
トストリームに導入して、図5の受信機503での最大
ゆう度復号化技術の使用が可能となる。
【0033】この冗長性は、余分のビットの形態を採
る。各シンボルインターバルの間、トレリス符号化器2
21aは符号化ワードを構成し、この符号化ワードは、
受信したリードソロモン符号化Cストリームから冗長性
ビットを含み、そしてこれを用いて従来設計の信号点配
置からシンボルを選択する。トレリス符号化器221a
から選択されたシンボルは、インタリーバ227aによ
りインタリーブされてシンボルを擬似ランダム化する。
【0034】K11の各タイムフレームの間、マルチチ
ャネルモデム230aは公知のOFDM系に従って、イ
ンタリーバ227aからK1個のシンボルを処理する。
ここでK1は所定数である。公知の方法によりマルチチ
ャネルモデム230aは、K1個のシンボルに対応する
1個のパルス成形キャリア、即ちデジタル変調信号を
生成する。かくして得られたパルス成形キャリアは、送
信回路235aによりサブバンド303を介してパワー
プロファイル309を具備して送信される。送信回路2
35aは、例えば無線周波数(RF)アップコンバータ
とパワー増幅器とアンテナとを含む。
【0035】同様に、各シンボルインターバルT2の間
トレリス符号化器221bは受信したリードソロモン符
号化E1ストリームから冗長性ビットを含む符号化ワー
ドを構成し、これを用いて第2の所定の信号点配置から
シンボルを選択する。ここでT2は、所定の期間を表
す。かくして得られた選択されたシンボルのシーケンス
はインタリーバ227bによりインタリーブされ、シン
ボルを擬似ランダム化する。
【0036】K22の各タイムフレームの間、マルチチ
ャネルモデム230bは公知のOFDM系に従ってイン
タリーバ227bからK2個のシンボルを処理する。こ
こで、K2は所定の数である。公知の方法でマルチチャ
ネルモデム230bは、K2個のシンボルに対応するK2
個のパルス成形キャリア、即ちデジタル変調信号を生成
する。かくして得られたパルス成形キャリアは、送信回
路235bによりサブバンド305を介してパワープロ
ファイル311を有して送信される。
【0037】同様に、各シンボルインターバルT3
間、トレリス符号化器221cは受信したリードソロモ
ン符号化E2ストリームから冗長性ビットを含む符号化
ワードを構成し、これを用いて第3の所定の信号点配置
からシンボルを選択する。ここで、T3は所定の期間を
表す。かくして得られた選択されたシンボルのシーケン
スは、インタリーバ227cによりインタリーブされた
シンボルを擬似ランダム化する。
【0038】K33の各タイムフレームの間、マルチチ
ャネルモデム230cは公知のOFDM系に従ってイン
タリーバ227bからK3個のシンボルを処理する。こ
こでK3は、所定の数である。公知の方法でマルチチャ
ネルモデム230bは、K3個のシンボルに対応するK3
個のパルス成形キャリア、即ちデジタル変調信号を生成
する。かくして得られたパルス成形キャリアは、送信回
路235cによりサブバンド307を介してパワープロ
ファイル313を有して送信される。E1ストリームと
2ストリームが等しい場合、そしてS1=S2の場合
には、T2=T3、K2=K3である。
【0039】入力オーディオ信号a(t)上で前述のマ
ルチストリーム符号化を実行する組込型オーディオ符号
化器203について次に説明する。図4において、a
(t)に応答して組込型オーディオ符号化器203内の
A/Dコンバータ405は従来方法によりa(t)をデ
ジタル化してa(t)のPCMサンプルを与える。この
PCMサンプルは、フィルタバンク409と知覚モデル
プロセッサ411の両方に与えられる。フィルタバンク
409は、このサンプルを時間領域ブロックに分割し
て、各ブロックに対し修正ディスクリートコサイン変換
(modified discrete cosine transform=MDCT)を
実行してそれに対する周波数領域の表示を与える。
【0040】このような周波数領域の表示は、この場合
においては0から6kHzの周波数範囲になるよう、ロ
ーパスフィルタ(LPE)413によりバンド幅が制限
される。かくしてMDCTの係数は、量子化の符号化バ
ンドに従って量子化器415によりグループ分けされ
る。これらの符号化バンドは、0から6kHzに制限さ
れてはいるが、人間の聴覚系の公知の限界バンドを近似
している。量子化器415は、同一の量子化ステップサ
イズでもってある符号化バンドに対応するMDCT係数
を量子化する。
【0041】知覚モデルプロセッサ411は、オーディ
オ信号サンプルを解析して各符号化バンドに対する適宜
の量子化レベル(即ち、ステップサイズ)を決定する。
この量子化レベルは、ある符号化バンド内のオーディオ
信号がノイズをいかに押さえるかの評価に基づいて決定
される。量子化器415は、無損失コンプレッサ419
に対して量子化されたMDCT係数を生成し、そして本
発明の場合、量子化係数に基づいて従来のハフマン(Huf
fman)圧縮プロセスを実行する。その結果、リード線2
09a上にCストリームが得られる。
【0042】無損失コンプレッサ419の出力は、レー
トループプロセッサ425を介して量子化器415に与
えられる。従来方法に基づいて、レートループプロセッ
サ425は量子化器415の出力を調整してCストリー
ムのビットレートが目標レート(この場合、Mkb/
秒)に維持されるようにする。
【0043】この実施例においては、E1ストリームと
2ストリームは組込型オーディオ符号化器203によ
り生成され、例えば4.5kHzから10kHzの範囲
のオーディオ信号の高周波成分に関するスペクトラム情
報を含む再生された信号の品質を向上させる。このため
に、量子化器415から得られた量子化MDCT係数
は、フィルタバンク409のMDCT出力から加算器4
29により減算される。
【0044】その結果得られた差分信号は、デュプリケ
ータ431により複製され、その後バンドパスフィルタ
(BPF)423,433により4.5から10kHz
の範囲にバンド幅が制限される。各量子化器443,4
53は、フィルタ処理された差分信号のコピーを受け取
り、所定のステップサイズに従ってこの受信した信号を
量子化する。
【0045】量子化器443,453は、スカラ量子化
器あるいは多元量子化器であり、相補型の量子化対を含
んでもよい。相補型のスカラ量子化器は、V. Vaishampa
yan著の“Design of Multiple Description of Scalar
Quantizers,”IEEE Transactions on Information Theo
ry, Vol. 39, No. 3, May 1993, pp. 821-834を参照の
こと。一般的に、一対の相補型スカラ量子化器は、それ
ぞれ次の符号化関数f 1とf2により定義される。
【数1】
【0046】ここで、Rは実軸を表し、m1=2S1、m
2=2S2、ここでS1とS2はそれぞれ量子化器443
と453のビットレートを表す。f1、f2に対するそれ
ぞれの量子化値xi,yjの各々に関して実軸上に範囲あ
るいは位置(x,y)があり、この範囲の全ての値は、
iまたはyjに量子化される。
【0047】従来技術においては、相補関係にある
1,f2からのxiとyjの間の相関関係を利用して(x
i,yj)に対する「中心復号化」として知られているジ
ョイント復号化を脱量子化器内で実行して、歪みあるい
は量子化エラーを最小にするよう最適な復号化値zk
実現している。中心復号化関数 ,は、脱復号化器内で
行われ、以下のように表すことができる。
【数2】
【0048】その関連する区分の間のオーバラップに応
じて、全ての(xi、yj)が有効な復号化可能な組合せ
であるとは限らない。Q1,Q2,Q−をそれぞれf1
2と中心復号化関数_,に関連する平均歪みとし、
1,f2が等しく、即ちS1=S2=Sと仮定する。Q
1<2-2SでQ2<2-2Sとし、Q−を状態Q1になるよう
に最小にして、Q2≦Qとして、Qは所定の歪み値とす
ると、Q−の値は常に以下の制限よりも大きくなる。
【数3】
【0049】即ち、相補型のスカラ量子化器を用いるこ
とは最大3dBのゲインが得られ、これは個別のスカラ
量子化器のみを用いた場合に比較すると、最大3dBの
ゲインが得られる。
【0050】しかし、中心復号化に関連する平均歪みQ
 ̄は、用いられる相補型の量子化器が従来のようなスカ
ラ量子化器ではなく、多次元量子化器である場合には改
善することができる。この実施例においては、量子化器
443と453は、相補型の多元量子化器である。好ま
しくはこれらは不均一多元格子量化器である。
【0051】相補型の不均一多次元格子量子化器の使用
の利点をさらに確認するために、量子化を行うための二
次元領域の正方格子を用いる従来の均一二次元格子量子
化器を考える。図11Aは、X1軸とX2軸により規定
された二次元領域460を示す。この領域460は、Vo
ronoi 領域、即ちセル、例えばセル467,469を含
む正方格子を有し、その長さはΔで示される。ここでΔ
は所定の値を示す。図11Aに示すようにこれらのセル
は、領域460内に均質(均一)に分配してそれぞれ異
なる符号で識別される。
【0052】量子化プロセスで従来公知のように、従来
の量子化器はサンプルポイントが入るセルを特定する符
号を入力サンプル点(x1,x2)に割当てる、ここで
x1∈X1とx2∈X2である。例えば、0≦x1<Δ
と、0≦x2<Δを有するサンプル点は、それぞれ符号
特定のセル467に入る。さらにまたΔ≦x1<2Δ
と、Δ≦x2<2Δのサンプル点は、符号識別セル46
9に割り当てられる。かくして実際に各符号割当ては、
コードブックを検査することにより行われる。
【0053】上記の従来の量子化器は、Δ2に比例する
平均歪みを加え、これが2-2Sに比例する。多次元の場
合には、Sはサンプルレートにより乗算されたビット/
サンプル/次元の数を表す。
【0054】前述したように、本発明の一実施例におい
ては、量子化器443,453は相補型の不均一多次元
格子量子化器である。例えば二次元の場合には、量子化
器443,453はそれぞれ二次元領域470と490
内の非均一矩形格子である。図11Bに示すように、領
域460と同様に領域470は、X1軸とX2軸により
規定される。しかし、領域460とは異なり、領域47
0は Voronoi領域(即ちセル例えばセル467と46
9)を有する。しかしこれらは、異なる形状をしてお
り、領域470を通じて非均一である。
【0055】例として領域470内の矩形のセルの垂直
方向の境界は、x1=0,0.5Δ,2.0Δ,2.5
Δ,4.0Δ…でX1と交差し、0.5Δと1.5Δの
間で交互に垂直方向の境界で分離している。他方では領
域470内の矩形のセルの水平方向の境界は、x2=
0,1.5Δ,2.0Δ,3.5Δ,4.0Δ…でX2
と交差して、水平方向の境界は1.5Δと0.5Δの間
で分離されている。
【0056】量子化プロセスにおいては、量子化器44
3は同一の点が入る符号特定セルを入力サンプル点(x
1,x2)に割当てる。例えば、0≦x1<0.5Δ、
0≦x2<1.5Δを有するサンプルポイントは、符号
識別セル477に割り当てられる。さらにまた、0.5
Δ≦x1<2.0Δ、1.5Δ≦x2<2.0Δを有す
るサンプルポイントは、符号識別セル479に割当てら
れる。
【0057】量子化器443に対し相補的になっている
量子化器453の領域490内の矩形の格子を設計する
一例は、それぞれ領域470に垂直方向境界と水平方向
境界を与え領域490に水平行境界と垂直方向境界を採
用することである。図11Cは、異なる形状のセル49
1と499を含む、その結果得られた非均一の領域49
0を示す。
【0058】量子化プロセスにおいて、量子化器453
はサンプルポイントが入るセルを特定する符号を入力サ
ンプル点(x1,x2)に割当てる。例えば、0≦x1
<1.5Δ、0≦x2<0.5Δを有するサンプルポイ
ントは、符号識別セル497に割り当てられる。さらに
1.5Δ≦x1<2.0Δ、0.5Δ≦x2<2.0Δ
を有するサンプルポイントは、符号識別セル499に割
り当てられる。
【0059】量子化器443,453の個々の1つに対
する平均歪みは、1.25ε2-2Sに等しい。ここでε
は、量子化器へ入力される入力信号の確率密度関数に依
存する定数であり、Sはこの場合16kb/sである。
しかし、量子化器443,453は相補的な量子化器で
あることに起因して、それぞれ量子化器443,453
からの量子化値に対する中心復号化は、脱量子化器内で
行われる。二次元中心復号化に関連する平均歪みQは、
最大0.25ε2-2Sである。即ち、相補的な量子化器
443,453は二次元中心復号化でもって実現された
場合にはその対応するスカラ復号化に対して歪みが6d
B改善される。
【0060】三次元以上の相補型量子化器の等価格子
は、二次元の量子化器と同様にして得られる。しかし、
三次元以上においては、各相補型量子化器において、非
均一の非矩形(即ち、非超立体)を用いるとより利点が
ある。
【0061】図4に戻って、量子化器443からの量子
化信号は無損失コンプレッサ445に与えられ、この無
損失コンプレッサ445は無損失コンプレッサ419と
同様にこの量子化信号に対しビット圧縮を実行して、そ
の結果E1ストリームをリード線209b上に出力す
る。このE1ストリームは、量子化器443にレートル
ーププロセッサ447を介して戻されて、E1ストリー
ムのビットレートをその目標レート(この場合、S1=
16kb/秒)に維持する。
【0062】同様に、量子化器453からの量子化信号
は無損失コンプレッサ455に与えられ、この量子化信
号に対しビット圧縮を実行して、その結果E2ストリー
ムをリード線209c上に出力する。このE1ストリー
ムは量子化器453にレートループプロセッサ457を
介して戻されて、E2ストリームのビットレートをその
目標レート(この場合、S2=16kb/秒)に維持す
る。
【0063】図5において、受信機503は組込型オー
ディオ符号化器203がそれぞれサブバンド303,3
05,307を介して送信した信号を受信する。Cスト
リーム,E1ストリーム,E2ストリームに対応する受信
信号は、それぞれ受信回路507a,507b,507
cにより処理され、これらの回路は上記の送信回路23
5a,235b,235cに対する逆関数を実行する。
【0064】受信回路507aの出力は、送信されたK
1個のパルス成形キャリアを含み、これがディモジュレ
ータ509aに与えられる。従って、ディモジュレータ
509aは、コアオーディオ情報を含むシンボルのシー
ケンスを生成する。この生成されたシンボルは、ディイ
ンタリーバ513aで脱インタリーブされ、このディイ
ンタリーバ513aは上記のインタリーバ227aの逆
関数を実行する。
【0065】脱インターリーブされたシンボルとトレリ
ス符号化器221a内で用いられた信号点配置に基づい
てトレリス復号化器517aは、従来方法により公知の
ビタービアルゴリズムに従って、どれが最も可能性高く
送信されたシンボルであるかを決定し、これによりリー
ドソロモンチェックシンボルを組み込んだCストリー
ム、即ちリードソロモン符号化Cストリームを再生す
る。
【0066】他のアウタチャネル復号化器519aは、
リードソロモン符号化のCストリームビットのブロック
からリードソロモンチェックシンボルを抽出して、Cス
トリームビットの対応するブロックと組み合わされたリ
ードソロモンチェックシンボルを検査する。Cストリー
ムビットの各ブロックはエラーを含んでいる、その理由
はチャネルの不完全性、即ちサブバンド303で送信さ
れた信号と干渉を起こしているからである。
【0067】各ブロックのエラーの数は、使用された実
際のリードソロモン符号化技術に依存するしきい値より
も小さく、そして小さい場合にはアウタチャネル復号化
器519aは、ブロック内のエラーを修正できる。しか
し、各ブロック内のエラーの数がしきい値よりも大きく
かつエラーがアウタチャネル復号化器519aにより検
出された場合には、アウタチャネル復号化器519aは
エラー検出を示す第1フラグを合成プロセッサ527に
発行する。その後、アウタチャネル復号化器519aは
組込型オーディオ復号化器530に再生されたCストリ
ームを与える。
【0068】同様に、受信回路507bの出力は、送信
されたE1ストリームに対応するK2個のパルス成形キャ
リアを含み、これがディモジュレータ509bに与えら
れる。従って、ディモジュレータ509bは、コアオー
ディオ情報を含むシンボルのシーケンスを生成する。こ
の生成されたシンボルは、ディインタリーバ513bで
脱インタリーブされ、このディインタリーバ513bは
上記のインタリーバ227bの逆関数を実行する。
【0069】脱インターリーブされたシンボルとトレリ
ス符号化器221b内で用いられた信号点配置に基づい
てトレリス復号化器517bは、従来方法により公知の
ビタービアルゴリズムに従って、どれが最も可能性高く
送信されたシンボルであるかを決定し、これによりリー
ドソロモンチェックシンボルを組み込んだE1ストリー
ム、即ちリードソロモン符号化E1ストリームを再生す
る。
【0070】他のアウタチャネル復号化器519bは、
リードソロモン符号化のE1ストリームビットのブロッ
クからリードソロモンチェックシンボルを抽出して、E
1ストリームビットの対応するブロックと組み合わされ
たリードソロモンチェックシンボルを検査する。E1
トリームビットの各ブロックはエラーを含んでいる、そ
の理由はチャネルの不完全性、即ちサブバンド305で
送信された信号と干渉を起こしているからである。
【0071】各ブロックのエラーの数が使用された実際
のリードソロモン符号化技術に依存するしきい値よりも
小さい場合には、アウタチャネル復号化器519bは、
ブロック内のエラーを修正できる。しかし、各ブロック
内のエラーの数がしきい値よりも大きくかつエラーがア
ウタチャネル復号化器519bにより検出された場合に
は、アウタチャネル復号化器519bはエラー検出を示
す第2フラグを合成プロセッサ527に発行する。その
後、アウタチャネル復号化器519bは組込型オーディ
オ復号化器530に再生されたE1ストリームを与え
る。
【0072】同様に、受信回路507cの出力は、送信
されたE2ストリームに対応するK3個のパルス成形キャ
リアを含み、これがディモジュレータ509cに与えら
れる。従って、ディモジュレータ509cは、コアオー
ディオ情報を含むシンボルのシーケンスを生成する。こ
の生成されたシンボルは、ディインタリーバ513cで
脱インタリーブされ、このディインタリーバ513cは
上記のインタリーバ227cの逆関数を実行する。
【0073】脱インターリーブされたシンボルとトレリ
ス符号化器221c内で用いられた信号点配置に基づい
てトレリス復号化器517cは、従来方法により公知の
ビタービアルゴリズムに従って、どれが最も可能性高く
送信されたシンボルであるかを決定し、これによりリー
ドソロモンチェックシンボルを組み込んだE2ストリー
ム、即ちリードソロモン符号化E2ストリームを再生す
る。
【0074】他のアウタチャネル復号化器519cは、
リードソロモン符号化のE2ストリームビットのブロッ
クからリードソロモンチェックシンボルを抽出して、E
2ストリームビットの対応するブロックと組み合わされ
たリードソロモンチェックシンボルを検査する。E2
トリームビットの各ブロックはエラーを含んでいる、そ
の理由はチャネルの不完全性、即ちサブバンド307で
送信された信号と干渉を起こしているからである。
【0075】各ブロックのエラーの数が使用された実際
のリードソロモン符号化技術に依存するしきい値よりも
小さい場合には、アウタチャネル復号化器519cは、
ブロック内のエラーを修正できる。しかし、各ブロック
内のエラーの数がしきい値よりも大きくかつエラーがア
ウタチャネル復号化器519cにより検出された場合に
は、アウタチャネル復号化器519cはエラー検出を示
す第3フラグを合成プロセッサ527に発行する。その
後、アウタチャネル復号化器519cは組込型オーディ
オ復号化器530に再生されたE2ストリームを与え
る。
【0076】組込型オーディオ復号化器530は組込型
オーディオ符号化器203の逆関数を実行して、受信し
たCストリーム,E1ストリーム,E2ストリームを組み
合わせて、a(t)に対応するオーディオ信号を再生す
る。しかし、合成プロセッサ527は、組込型オーディ
オ復号化器530でCストリームと組み合わせるのは、
1ストリームとE2ストリームのいずれかであるかを決
定する。このような決定はE1ストリームとE2ストリー
ムのデータの完全性の基準に基づいて行われる。
【0077】合成プロセッサ527はそのデータの完全
性の基準に基づいて、Cストリームの実現性を決定し、
受信機503からのCストリームに基づいてオーディオ
信号出力を制御する。そのために合成プロセッサ527
は、組込型オーディオ復号化器530内でのCストリー
ム,E1ストリーム,E2ストリームのそれぞれの使用の
決定を表す第1,第2,第3の制御信号を提供してオー
ディオ信号を再生する。
【0078】このような制御信号に応答して組込型オー
ディオ復号化器530は、(a)フルレートで動作して
全ての3つのストリームを用いてオーディオ信号を再生
する、(b)低ビットレートに変更してE1ストリーム
またはE2ストリームと組み合わせてCストリームを利
用してオーディオ信号を再生する、(c)最低のビット
レートで動作して、Cストリームのみを用いてオーディ
オ信号を再生する、(d)Cストリームに基づいてはオ
ーディオ信号を再生しないのいずれかを実行する。
(d)の事象を回避するために、このことは稀ではある
が、オーディオ信号を従来のアナログAM信号としてA
Mバンドを介して送信し、この事象(d)が発生したと
きに受信器内でこのアナログAM信号に基づいてオーデ
ィオ信号を再生するという応急回復措置がとられる。
【0079】合成プロセッサ527がCストリーム,E
1ストリーム,E2ストリームのいずれかがオーディオ信
号を再生する際に用いられたか、例えば合成プロセッサ
527により受信された第1と第2と第3のフラグがそ
れぞれ受信したCストリーム,E1ストリーム,E2スト
リーム内のビットエラーを表すかを決定する。対応する
ストリームが拒否されたり、あるいは「ミュート」され
るような実際の周波数しきい値はストリームのビットレ
ート出力品質要件等に依存する。
【0080】前述の措置は、モデム230a,230
b,230cの各々を周期的にトレーニングする間得ら
れる各サブバンドに関連する信号対干渉比率の予測値を
含む。これらのモデムはマルチレベルの信号処理を実行
し、チャネル条件の変動に応じて動作するために、既知
のシンボルを有するトレーニングシーケンスを用いてデ
ィモジュレータ509a,509b,509c内の量子
化とレベル調整を周期的に行う。このようなトレーニン
グシーケンスは、信号対干渉比率を決定するために用い
られる。
【0081】このような決定値(予測値)が受け入れ可
能なしきい値以下の場合には、合成プロセッサ527は
対応する復調器から例外的な信号を受信する。この例外
的信号に応答して、そしてかつ他の測定基準に応答し
て、合成プロセッサ527は復調器のストリームに関連
する制御信号を発して、組込型オーディオ復号化器53
0がストリームをミュートにさせるようにする。例外的
信号が、信号対干渉比率により影響されるストリームの
一部と時間的に整合する必要があるためには、遅延素子
535を用いて脱インタリーバと復号化器を通過する際
のストリームの一部に加えられる遅延を補償する。
【0082】本発明の一実施例においては、3個のスト
リーム即ちCストリームとE1ストリームとE2ストリー
ムを用いて送信されるべきオーディオ情報を表してい
る。しかし、これらのストリームの数は、3に限られる
ものではない。例えば、2個のデジタルサブバンド60
3と605を用いる二重ストリームのアプローチを図6
Aに示す。このアプローチは、許されたデジタルバンド
幅101に比べて狭い(即ち、この例では20kHz
の)場合に特に利点がある。
【0083】この二重ストリームアプローチにおいて
は、Cストリームはサブバンド603を介して送信さ
れ、Cストリームを強化するEストリーム(E1ストリ
ームまたはE2ストリームと同一)は、サブバンド60
3ではなくサブバンド605を介して送信されるが、こ
のE1ストリームはあるカバレッジ領域では大きな隣接
チャネル干渉を受ける。サブバンド605が甚大な隣接
チャネル干渉、例えば第1隣接チャネル干渉により被害
を受けたときにはEストリームはミュートにされ、オー
ディオ信号はCストリームだけに基づいて再生される。
【0084】サブバンド603が甚大な隣接チャネル干
渉を受け、サブバンド605がそうでもないようなカバ
レッジ領域においては、Cストリームはサブバンド60
5を介して送信され、Eストリームはサブバンド603
を介して送信される。しかし、オーディオ信号を再生す
る受信機が移動局であり、あるカバレッジ領域から別の
カバレッジ領域に移動する場合には、受信器内において
制御チャネルが上記の2つのサブバンド構成のうちどち
らかを使用するかを受信機に知らせるのが好ましい。こ
のような制御チャネルは、マルチレベルの信号処理モデ
ムの1つに組み込まれ、CストリームとEストリームを
モデム制御チャネルとして送信する。別の構成例とし
て、制御情報は組込型オーディオ符号化器のCストリー
ムまたはEストリームの一部にすることもできる。
【0085】この実施例においては、サブバンド603
と605はfcに対し対称である。しかし、Cストリー
ムとEストリームは図6Bまたは図6Cに示すように非
対称のサブバンドで送信することもできる。この2つの
ストリームの非対称アプローチは、干渉が図6Bのセグ
メント625の外側の5kHzまたは図6Cのセグメン
ト643に干渉が悪影響を及ぼす場合に利点がある。例
えば図6Bにおいては、CストリームとEストリームは
それぞれサブバンド623と625を介して32kb/
s,16kb/sで送信される。同様に図6Cにおいて
は、CストリームとEストリームはそれぞれサブバン6
45と643に介して32kb/s,16kb/sで送
信される。
【0086】さらにまた前述したように、Cストリーム
が得られるときには、デジタル品質を有するオーディオ
信号のみを再生することもできる。しかし、オーディオ
信号は、混合組合せアプローチに従ってホストアナログ
AM信号としてAMバンドを介して送信することもでき
る。この混合組合せアプローチにおいては、Cストリー
ムが失われたときには、少なくとも1つのEiストリー
ムが受信器内で再生され、Eiストリームを用いてアナ
ログオーディオ信号出力を強化する。ここでiは1以上
の整数を表す。例えば、Eiストリームを用いて高周波
成分および/またはステレオ成分をアナログ信号に加え
ることもできる。全てのEiストリームとCストリーム
が失われたときには、受信機はアナログオーディオ信号
出力のみを与えることができる。
【0087】図7は本発明による組合せアプローチを行
う受信機703を示す。上記のホストアナログAM信号
は、従来の方法によりAMディモジュレータ705を用
いて復調される。その結果得られたアナログオーディオ
信号をCストリームとEiストリームの全てがノイズお
よび/または干渉により大きく損傷した場合に、ホール
バック信号として用いる。このCストリームとEiスト
リームに対応するデジタル変調された信号は、それぞれ
受信用サブシステム711−1から711−Nに与えら
れる。ここで、Nは使用されるストリームの全数を表
す。ただし、i<Nである。
【0088】各受信サブシステムは、受信回路507a
と、ディモジュレータ509aとディインタリーバ51
3aとトレリス復号化器517aとアウタチャネル復号
化器519aと類似の構成要素を有するシステムを含
む。受信用サブシステム711−1から711−Nは、
組込型オーディオ復号化器530と同様に組込型オーデ
ィオ復号化器713にそれぞれのストリームを与える。
各受信サブシステムは、合成プロセッサ725に対応す
るストリーム内の信号対干渉比に対する例外信号とビッ
トエラーに関するフラグとを与える。
【0089】合成プロセッサ527と同様に合成プロセ
ッサ725は制御信号を組込型オーディオ復号化器71
3に与え、それぞれのフラグと例外信号の周波数により
支持されたそのデータの完全性に応じて、それに与えら
れるストリームのいずれかをミュートする。しかし、C
ストリームが得られない場合には、合成プロセッサ72
5は合成コントローラ731に対し、生き残ったEi
トリームのいずれかにより強化され再生したアナログオ
ーディオ信号を出力させる。このために残った強化スト
リームは、遅延素子707を用いてアナログオーディオ
信号と時間的に整合させる。アナログオーディオ信号の
振幅は、合成コントローラ731に入る前にゲイン制御
装置709により調整される。
【0090】図8はCストリームが失われた場合の合成
コントローラ731の構造を示す。この実施例において
は、組込型オーディオ復号化器713からの生き残った
強化ストリームは、それぞれ信号レベルRとLを有する
ステレオ信号を表す。これらのステレオ信号を用いてゲ
イン制御装置709からの信号レベルAを有するモノラ
ルなオーディオ信号を強化し、そしてAをRとLでバラ
ンスさせる。このモノラルなオーディオ信号は、ローパ
スフィルタ803により処理され、そこから高周波成分
をフィルタ除去する。加算器805はこのフィルタ処理
された信号に、以下に説明するように強化用のステレオ
信号から得られた高周波成分を加える。
【0091】このステレオ信号は、以下の式に従って、
マトリクスプロセッサ809により処理される。
【数4】 ここで、M′,K′はそれぞれマトリクスプロセッサ8
09の第1出力と第2出力の信号レベルを表す。この第
1出力は、ハイパスフィルタ(HPF)813によりフ
ィルタ処理されて前述の高周波成分を加算器805に与
える。このようにして信号レベルM″を有する加算器8
05からの和信号は、ディマトリクスプロセッサ817
に与えられる。
【0092】この時点において、ハイパスフィルタ81
3とローパスフィルタ803は、パワー的にバランスの
とれた(相補的な)フィルタであり、それぞれの特徴を
図9に示す。プロット903,905は、それぞれロー
パスフィルタ803,ハイパスフィルタ813の周波数
応答を表す。
【0093】図8に戻って、マトリクスプロセッサ80
9からの第2出力は、ローパスフィルタ815によりフ
ィルタ処理されて信号レベルK″を有するフィルタ処理
された信号にする。このフィルタ処理された信号は、上
記の和信号と共に以下の式を用いてディマトリクスプロ
セッサ817により処理される。 R′=M″−K″ L′=M″−K″ ここで、R′とL′はそれぞれ合成コントローラ731
からのステレオオーディオ信号出力の右側チャネル成分
と左側チャネル成分の信号レベルを表す。
【0094】さらにまた本発明の実施例においては、相
補型の量子化器を用いて通信用に等しい強化ビットスト
リーム、例えばE1ストリームとE2ストリームを生成す
る。しかし、前述したように当業者は、通信用に等しい
Cストリーム(例えば、C1ストリームとC2ストリー
ム)を生成するために同様な相補型の等化器を用いるこ
ともできる。例えば、本発明の他の実施例においては、
a(t)は本発明により符号化処理されて、強化ビット
ストリームとC1ストリームとC2ストリームをそれぞれ
8kb/s,20kb/s,20kb/sで生成する。
【0095】さらにまた、本発明の実施例においては、
例えばサブバンド303を用いてCストリームを転送し
ている。さらにまた、コアオーディオ情報に対し、頑強
性をさらに与えるためにCストリームあるいは等価なC
ストリームの複写版を伝送するためにサブバンド303
をさらに分割することもできる。
【0096】さらにまた、上記のマルチストリーム符号
化系は、fc(例えば、fc±5kHz,fc±10kH
z,fc±15kHz,fc±20kHz)において、ア
ナログホストAMキャリアを包囲する様々なサイズのデ
ジタルバンドに適用可能である。
【0097】さらにまた、本発明のマルチストリーム符
号化系は、オーディオ情報のみならず、テキスト,グラ
フィック,ビデオ等の他の情報の通信にも適用できる。
【0098】さらにまた、本発明のマルチストリーム符
号化系と組合せ技術は、ハイブリッドIBOC AMシ
ステムおよび他のシステム、例えばハイブリッドIBO
CFMシステム,通信衛星放送システム,インタネット
ラジオシステム,TV放送システム等にも適用できる。
【0099】さらにまた、本発明のマルチストリーム符
号化系は、前記したリードソロモン符号化系以外のチャ
ネル符号化、例えば、Bose-Chandhuri-Hocquenghem(B
CH)符号化等と共に等しくないエラー保護(unequal
error protection=UEP)の感受性クラスを有するか
否かに関わらず用いることができる。
【0100】さらにまた、本発明の実施例においては、
マルチチャネルモデム230a,230b,230c
は、OFDM系を実現できる。さらにまた当業者はこの
ようなモデムで周波数分割多重化トーン系,時分割多重
化(TDM)系あるいはCDM系等の他の系を用いるこ
とができる。
【0101】さらにまた、本発明のマルチ符号化アプロ
ーチにおける個々のビットストリームの伝送に用いられ
る周波数サブバンドは、連続している必要はない。さら
にまた、別のサブバンドに適用されるチャネル符号化技
術とインタリービングの技術は同じである必要はない。
【0102】さらにまた各周波数バンドは、公知のTD
MA系における周波数サブバンドを時共有することによ
り、あるいはCDMA系における周波数サブバンドを符
号共有することにより、あるいはサブバンドを同様に区
分するに従って、別の方法により周波数サブバンドを共
有することにより多重ビットストリームを伝送できる。
【0103】本発明のマルチストリーム符号化アプロー
チにおいて、デジタル変調された信号のパワープロファ
イルは、伝送バンドに亘って均一である必要はない。図
10は、このような均一でないパワープロファイルの例
を示し、同図においてサブバンドfc−5kHzからfc
+5kHzのパワープロファイルは、同一のサブバンド
を占有するホストアナログAM信号とデジタル変調され
た信号の干渉を低減するためのバンドの残りの中のそれ
に比較すると低い。
【0104】さらにまた組込型オーディオ符号化器20
3と、受信機503と703は個々の機能ブロックによ
り実行される様々な送信器機能と受信機機能の形で説明
している。しかし、これらの機能の1つあるいは複数の
ものは、これらのブロックの1つあるいは複数のものの
機能を適宜プログラムしたプロセッサを用いて実現する
ことにより実行することもできる。
【発明の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】従来のAM周波数バンドを介して送信されるデ
ジタル変調信号のパワープロファイルを表す図
【図2】本発明によりAM周波数バンドのオーディオ情
報スルーバンドを含む多重ビットストリームを伝送する
送信機のブロック図
【図3】それぞれのサブバンドを介して送信される多重
ビットストリームを表すデジタル変調信号のパワープロ
ファイルを表す図
【図4】多重ビットストリームを生成する組み込まれた
オーディオコーダーのブロック図
【図5】オーディオ情報を再生する受信機のブロック図
【図6】A 2個のサブバンドを介して送信されるオー
ディオ情報を含む2個のビットストリームを表すデジタ
ル変調信号のパワープロファイルを表す図 B 非対称サブバンドの第1の組を介して送信されるオ
ーディオ情報を含む2個のビットストリームを表すデジ
タル変調信号のパワープロファイルを表す図 C 非対称サブバンドの第2の組を介して送信されるオ
ーディオ情報を含む2個のビットストリームを表すデジ
タル変調信号のパワープロファイルを表す図
【図7】本発明の合成(組合せ)のアプローチによりオ
ーディオ情報を再生する受信機のブロック図
【図8】図7の受信機の合成コントローラのブロック図
【図9】図8の合成コントローラの第1と第2のフィル
ターの周波数応答を表す図
【図10】AM周波数バンドを介して送信される多重ビ
ットストリームを表すデジタル変調信号の非均一のパワ
ープロファイルを表す図
【図11】A 従来の量子化器が量子化プロセスを実行
するのに基づいた均一多元格子を表す図 B 第1の相補量子化器が量子化プロセスを実行するの
に基づいた第1の不均一多元格子を表す図 C 第2の相補量子化器が量子化プロセスを実行するの
に基づいた第2の不均一多元格子を表す図
【符号の説明】
201 送信機 203 組込型オーディオ符号化器 209 リード線 215 アウターチャネル符号化器 221 トレリス符号化器 227 インタリーバ 230 マルチチャネルモデム 235 送信回路 303,305,307 サブバンド 309,311,313 パワープロファイル 405 A/Dコンバータ 409 フィルタバンク 411 知覚モデルプロセッサ 413 ローパスフィルタ 415,443,453 量子化器 419,445,455 無損失コンプレッサ 423,433 バンドパスフィルタ 425,447,457 レートループプロセッサ 429 加算器 431 デュプリケータ 503,703 受信機 507 受信回路 509 ディモジュレータ 513 ディインタリーバ 517 トレリス復号化器 519 アウタチャネル復号化器 527 合成プロセッサ 530 組込型オーディオ復号化器 535 遅延素子 603,605,623 サブバンド 705 AMディモジュレータ 707 遅延素子 709 ゲイン制御装置 711 受信用サブシステム 713 組込型オーディオ復号化器 725 合成プロセッサ 731 合成コントローラ 803,815 ローパスフィルタ 805 加算器 809 マトリクスプロセッサ 813 ハイパスフィルタ 817 ディマトリクスプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 1/00 H04J 1/00 (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 フイ−リン ルー アメリカ合衆国、07974 ニュージャージ ー、マーレイ ヒル、イーサン ドライブ 41、アパートメント 1エー (72)発明者 ディーペン シンハ アメリカ合衆国、07928 ニュージャージ ー、チャサム、ノー アベニュー 169 (72)発明者 カール−エリック ウィルヘルム サンド バーグ アメリカ合衆国、07928 ニュージャージ ー、チャサム、ヒッコリー プレイス エ ー−11 25

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つあるいは複数の周波数バンドを介し
    て信号を通信する装置において、 (A) 信号を表す情報をそれぞれが含む複数の表示を
    生成する生成器と、 前記複数の表示の少なくとも1つの表示は、他の表示に
    含まれる情報とは異なる情報を含み、前記各表示は前記
    周波数バンドの1つに関連し、 (B) 各表示をこの表示に関連する周波数バンドを介
    して送信する送信回路とを有することを特徴とする通信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数バンドは、無線放送用に使用
    されるキャリア周波数を含むことを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリア周波数は、AMキャリア周
    波数であることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数バンドは、複数の周波数バン
    ドを含み、この周波数バンドの少なくとも2つは互いに
    連続していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記情報は、オーディオ情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記情報は、順方向エラー修正符号化技
    術に従って符号化されることを特徴とする請求項1記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記順方向エラー修正符号化技術は、リ
    ードソロモン符号化技術を含むことを特徴とする請求項
    6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの表示は、前記表示
    のうち第2の表示よりもより記述的であることを特徴と
    する請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記周波数バンドは、干渉に曝され、 前記少なくとも1つの表示に関連する周波数バンドは、
    他の周波数バンドよりも干渉により影響を受けることが
    少ないことを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 信号を受信する装置において、 (A) 1つあるいは複数の周波数バンドを介して信号
    の情報記述を含む複数の表示を受信する受信回路と、 (B) 前記表示の選択された1つあるいは複数のもの
    を用いて信号を再生する再生回路と、を有し、 前記少なくとも1つの表示は、他の表示に含まれる情報
    とは異なる情報を含み、各表示は前記周波数バンドの1
    つに関連し、各表示は前記表示に関連する周波数バンド
    を介して受信され、 前記再生された信号は、選択された表示に依存する品質
    を有することを特徴とする信号受信装置。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの表示は、前記表
    示のうち第2の表示よりもより記述的であることを特徴
    とする請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記周波数バンドは、干渉に曝され、 前記少なくとも1つの表示に関連する周波数バンドは、
    他の周波数バンドよりも干渉により影響を受けることが
    少ないことを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の表示は、信号のAMバージ
    ョンを含むことを特徴とする請求項10記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記再生回路は、信号のAMバージョ
    ンを復調するAM復調器を含むことを特徴とする請求項
    13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記選択された表示は、信号のAMバ
    ージョンと少なくとも1つの表示のいずれかを含むこと
    を特徴とする請求項13記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記周波数バンドは、無線放送用に使
    用されるキャリア周波数を含むことを特徴とする請求項
    10記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記キャリア周波数は、AMキャリア
    周波数であることを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記情報は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って符号化されることを特徴とする請求項10
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記順方向エラー修正符号化技術は、
    リードソロモン符号化技術を含むことを特徴とする請求
    項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記情報は、オーディオ情報を含むこ
    とを特徴とする請求項10記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記周波数バンドは、複数の周波数バ
    ンドを含み、この周波数バンドの少なくとも2つは互い
    に連続していることを特徴とする請求項10記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 前記品質は、知覚的なベースの基準の
    関数であることを特徴とする請求項10記載の装置。
  23. 【請求項23】 (A) 信号を表す複数の表示を干渉
    に曝される1つあるいは複数の周波数バンドを介して受
    信する受信回路と、 (B) 周波数バンドに影響する干渉に起因する選択さ
    れた表示の崩壊の基準に基づいて少なくとも1つの表示
    を選択するプロセッサと、 (C) 前記選択された表示に応答して信号を再生する
    再生回路とを有し、前記各表示は周波数バンドの1つに
    関連づけられ、各表示はこの表示に関連する周波数バン
    ドを介して受信され、を有することを特徴とする受信装
    置。
  24. 【請求項24】 前記周波数バンドは、複数の周波数バ
    ンドを含み、この周波数バンドの少なくとも2つは互い
    に連続していることを特徴とする請求項23記載の装
    置。
  25. 【請求項25】 前記情報は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って符号化されることを特徴とする請求項23
    記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記基準は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って選択された表示の中のエラーの検出のカウ
    ントの関数であることを特徴とする請求項25記載の装
    置。
  27. 【請求項27】 前記基準は、選択された表示に関連す
    る周波数バンドにより与えられた信号対干渉比率の関数
    であることを特徴とする請求項23記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記複数の表示は、信号のAMバージ
    ョンを含むことを特徴とする請求項23記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記再生回路は、信号のAMバージョ
    ンを復調するAM復調器を含むことを特徴とする請求項
    28記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記周波数バンドは、無線放送用に使
    用されるキャリア周波数を含むことを特徴とする請求項
    23記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記キャリア周波数は、AMキャリア
    周波数であることを特徴とする請求項30記載の装置。
  32. 【請求項32】 1つあるいは複数の周波数バンドを介
    して信号を通信する方法において、 (A) 信号を表す情報をそれぞれが含む複数の表示を
    生成するステップと、 前記複数の表示の少なくとも1つの表示は、他の表示に
    含まれる情報とは異なる情報を含み、 (B) 各表示を前記周波数バンドの1つに割り当てる
    ステップと、 (C) 前記各表示をこの表示に関連する周波数バンド
    を介して送信するステップとを有することを特徴とする
    通信方法。
  33. 【請求項33】 前記周波数バンドは、無線放送用に使
    用されるキャリア周波数を含むことを特徴とする請求項
    32記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記キャリア周波数は、AMキャリア
    周波数であることを特徴とする請求項32記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記周波数バンドは、複数の周波数バ
    ンドを含み、この周波数バンドの少なくとも2つは互い
    に連続していることを特徴とする請求項33記載の方
    法。
  36. 【請求項36】 前記情報は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って符号化されることを特徴とする請求項32
    記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記順方向エラー修正符号化技術は、
    リードソロモン符号化技術を含むことを特徴とする請求
    項36記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記少なくとも1つの表示は、前記表
    示のうち第2の表示よりもより記述的であることを特徴
    とする請求項32記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記周波数バンドは、干渉に曝され、 前記少なくとも1つの表示に関連する周波数バンドは、
    他の周波数バンドよりも干渉により影響を受けることが
    少ないことを特徴とする請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 信号を受信する方法において、 (A) 1つあるいは複数の周波数バンドを介して信号
    の情報記述を含む複数の表示を受信するステップと、 (B) 前記表示の選択された1つあるいは複数のもの
    を用いて信号を再生するステップと、 を有し、 前記少なくとも1つの表示は、他の表示に含まれる情報
    とは異なる情報を含み、各表示は前記周波数バンドの1
    つに関連し、各表示は前記表示に関連する周波数バンド
    を介して受信され、 前記再生された信号は、選択された表示に依存する品質
    を有することを特徴とする信号受信方法。
  41. 【請求項41】 前記少なくとも1つの表示は、前記表
    示のうち第2の表示よりもより記述的であることを特徴
    とする請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記周波数バンドは、干渉に曝され、 前記少なくとも1つの表示に関連する周波数バンドは、
    他の周波数バンドよりも干渉により影響を受けることが
    少ないことを特徴とする請求項41記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記複数の表示は、信号のAMバージ
    ョンを含むことを特徴とする請求項40記載の方法。
  44. 【請求項44】 (C)信号のAMバージョンを復調す
    るステップを含むことを特徴とする請求項43記載の方
    法。
  45. 【請求項45】 前記選択された表示は、信号のAMバ
    ージョンと少なくとも1つの表示のいずれかを含むこと
    を特徴とする請求項43記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記周波数バンドは、無線放送用に使
    用されるキャリア周波数を含むことを特徴とする請求項
    10記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記キャリア周波数は、AMキャリア
    周波数であることを特徴とする請求項46記載の方法。
  48. 【請求項48】 前記情報は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って符号化されることを特徴とする請求項40
    記載の方法。
  49. 【請求項49】 前記順方向エラー修正符号化技術は、
    リードソロモン符号化技術を含むことを特徴とする請求
    項40記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記情報は、オーディオ情報を含むこ
    とを特徴とする請求項49記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記周波数バンドは、複数の周波数バ
    ンドを含み、この周波数バンドの少なくとも2つは互い
    に連続していることを特徴とする請求項40記載の方
    法。
  52. 【請求項52】 前記品質は、知覚的なベースの基準の
    関数であることを特徴とする請求項40記載の方法。
  53. 【請求項53】 (A) 信号を表す複数の表示を干渉
    に曝される1つあるいは複数の周波数バンドを介して受
    信するステップと、 (B) 周波数バンドに影響する干渉に起因する選択さ
    れた表示の崩壊の基準に基づいて少なくとも1つの表示
    を選択するステップと、 (C) 前記選択された表示に応答して信号を再生する
    ステップとを有し、前記各表示は周波数バンドの1つに
    関連づけられ、各表示はこの表示に関連する周波数バン
    ドを介して受信され、を有することを特徴とする受信方
    法。
  54. 【請求項54】 前記周波数バンドは、複数の周波数バ
    ンドを含み、この周波数バンドの少なくとも2つは互い
    に連続していることを特徴とする請求項53記載の方
    法。
  55. 【請求項55】 前記情報は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って符号化されることを特徴とする請求項53
    記載の方法。
  56. 【請求項56】 前記基準は、順方向エラー修正符号化
    技術に従って選択された表示の中のエラーの検出のカウ
    ントの関数であることを特徴とする請求項55記載の方
    法。
  57. 【請求項57】 前記基準は、選択された表示に関連す
    る周波数バンドにより与えられた信号対干渉比率の関数
    であることを特徴とする請求項53記載の方法。
  58. 【請求項58】 前記複数の表示は、信号のAMバージ
    ョンを含むことを特徴とする請求項53記載の方法。
  59. 【請求項59】 (D) 信号のAMバージョンを復調
    するステップを更に有することを特徴とする請求項58
    記載の方法。
  60. 【請求項60】 前記周波数バンドは、無線放送用に使
    用されるキャリア周波数を含むことを特徴とする請求項
    53記載の方法。
  61. 【請求項61】 前記キャリア周波数は、AMキャリア
    周波数であることを特徴とする請求項60記載の方法。
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