JP2000324103A - ミーティングシステムおよび情報記憶媒体 - Google Patents

ミーティングシステムおよび情報記憶媒体

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JP2000324103A JP11126855A JP12685599A JP2000324103A JP 2000324103 A JP2000324103 A JP 2000324103A JP 11126855 A JP11126855 A JP 11126855A JP 12685599 A JP12685599 A JP 12685599A JP 2000324103 A JP2000324103 A JP 2000324103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去のミーティング状況を、指示に応じて即
座に再生することのできるミーティングシステムおよび
情報記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 複数の入力装置としてのタブレット41
0−1〜4からIEEE1394バス300を介して配
信される配信データに基づき、ミーティングデータを生
成する液晶プロジェクタ200を設ける。液晶プロジェ
クタ200は、タブレット410ごとに配信データを記
憶部40に記憶し、ミーティング参加者による再生指示
に応じてタブレット410ごと、すなわち、ミーティン
グ参加者ごとにミーティングデータを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミーティングシス
テムおよびミーティング用の情報記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】従来の
ミーティングシステムにおいては、プレゼンテーション
を行う場合、ある一つの会場でプレゼンターが聴衆に対
して、パソコンとプロジェクタを用いてプレゼンテーシ
ョンを行っていた。
【0003】しかし、実際には、このような一方向のプ
レゼンテーションだけでなく、複数人がプレゼンテーシ
ョン画面に書き込みを行ったり、画面に書き込みを行っ
た場合に再度プレーバックしたり、プレゼンテーション
を行う者とプレゼンテーションを受ける者との双方向の
コミュニケーションが必要とされる場合がある。
【0004】このようなプレーバックの手法としては、
ビデオで撮影して再生するという手法も考えられるが、
会議中の1コマや、プレゼンテーション中の第何章とい
った一部分を再生するためには巻き戻しや早送りをしな
ければならず、迅速性に欠ける。
【0005】また、プレゼンテーションデータだけ、す
なわち、あらかじめアプリケーションソフトで作成した
データであれば、上記一部分の再生も比較的容易である
が、実際にプレゼンテーションを行った状況、例えば指
示棒の動きなどを再生することは不可能である。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、過去のミーティング状況を、指示
に応じて即座に再生することのできるミーティングシス
テムおよび情報記憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るミーティングシステムは、伝送路を介
して複数のデータ配信装置から配信データが配信され、
この配信データを反映したミーティングデータを生成す
るミーティングデータ生成装置を含むミーティングシス
テムにおいて、前記ミーティングデータ生成装置は、所
定のプレゼンテーション用データが記憶された記憶手段
に、受信した配信データを、前記データ配信装置ごとに
管理しながら記憶し、前記データ配信装置ごとの再生指
示に基づき、前記記憶手段から前記配信データおよび前
記プレゼンテーション用データの少なくとも一部を含む
ミーティングデータを読み出すためのデータ制御手段を
含むことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、ミーティング参加者等
は、過去のミーティングデータを指示により即座にプレ
ーバックすることができる。
【0009】また、データ配信装置ごとに管理しながら
記憶することにより、どのデータ配信装置からどのよう
な配信データを受信したか判別することができる。
【0010】さらに、データ配信装置ごとの配信データ
を反映したミーティングデータを再生することも可能に
なる。具体的には、例えば、複数のミーティング参加者
が個別の入力装置を用いて入力データを配信している場
合、各入力装置ごと、すなわち、ミーティング参加者ご
とにプレーバックすることができる。
【0011】なお、ここで、前記再生指示としては、具
体的には、例えば、ミーティング参加者またはプレゼン
ターによる所定の再生指示手段を用いた再生指示等が該
当する。
【0012】また、前記データ制御手段は、受信した配
信データを、所定の単位ごとに管理しながら記憶し、前
記再生指示により、前記ミーティングデータを所定の単
位ごとに読み出すことが好ましい。
【0013】ここで、前記所定の単位としては、例え
ば、章単位、節単位、ページ単位等を適用できる。すな
わち、例えば、ミーティング参加者が第3章の第2節の
部分の再生指示を行えば当該部分を即座にプレーバック
することができる。
【0014】また、前記ミーティングデータ生成装置
は、ミーティング状況を撮像するための撮像手段を含
み、前記データ制御手段は、撮像データを前記ミーティ
ングデータの一部として前記記憶手段に前記所定の単位
ごとに記憶し、前記データ制御手段は、前記再生指示に
基づき、前記記憶手段に記憶された前記ミーティングデ
ータを前記所定の単位ごとに読み出すことが好ましい。
【0015】ここで、ミーティング状況としては、例え
ば、説明者(プレゼンター)またはミーティング参加者
が、スクリーンの前やタブレット上において指示棒やレ
ーザーポインタや手指で指示した画像およびこれらの指
示が反映された画像等が該当する。
【0016】すなわち、撮像対象には再生されるプレゼ
ンテーションデータだけでなくミーティング参加者の指
示を反映した画像等も含まれるため、撮像結果によって
指示位置や指示内容を即座に再生することができ、ミー
ティングでの説明者とミーティング参加者とのやりとり
といったミーティング状況を適切に把握することができ
る。
【0017】同様に、ミーティング状況を録音するため
の録音手段を含み、前記データ制御手段は、録音データ
を前記ミーティングデータの一部として前記記憶手段に
所定の単位ごとに記憶することが好ましい。
【0018】ここで、ミーティング状況としては、例え
ば、説明者またはミーティング参加者の発話または会話
等が該当する。これによれば、音声も合わせて再生でき
るため、ミーティング状況をさらに適切に把握すること
ができる。
【0019】前記ミーティングデータ生成装置は、前記
読み出したミーティングデータを再生するための再生手
段を含むことが好ましい。
【0020】これによれば、読み出したミーティングデ
ータを、表示、投射、音声再生等によって再生すること
により、ミーティング参加者はミーティングデータを即
座に確認することができる。
【0021】前記ミーティングデータ生成装置は、前記
読み出したミーティングデータを他の処理装置へ向け伝
送するための伝送手段を含むことが好ましい。
【0022】これによれば、他の処理装置、例えば表示
装置、印刷装置等でミーティングデータを再生、印刷等
を実行することができる。
【0023】前記データ配信装置は、複数の入力装置を
含み、前記データ制御手段は、前記入力装置から配信さ
れる前記配信データを前記入力装置ごとに管理しながら
前記記憶手段に記憶し、前記再生指示により前記記憶手
段からミーティングデータを読み出すことが好ましい。
【0024】これによれば、各入力装置ごと、すなわ
ち、ミーティング参加者ごとにプレーバックすることが
できる。具体的には、例えば、ミーティング参加者がマ
ウスや、ペンタブレット等を用いて入力したデータを反
映したミーティングデータを再生することができ、誰が
どのような操作を行ったか即座に確認することができ
る。
【0025】ここで、前記ミーティングデータ生成装置
は、プロジェクタを含むことが好ましい。
【0026】これによれば、プロジェクタを用いること
により、大規模なミーティングにも対応したミーティン
グシステムを実現できる。
【0027】また、本発明に係る情報記憶媒体は、伝送
路を介して複数のデータ配信装置から配信データが配信
され、この配信データを反映したミーティングデータを
生成するための情報を記憶したコンピュータ読み取り可
能な情報記憶媒体において、前記情報は、プレゼンテー
ション用情報と、前記配信データを、前記データ配信装
置ごとに管理しながら記憶手段に記憶するための記憶用
情報と、再生指示により前記記憶手段から前記配信デー
タおよび前記プレゼンテーション用情報の少なくとも一
部を含むミーティングデータを読み出すための読み出し
用情報と、を含むことが好ましい。
【0028】本発明によれば、ミーティング参加者は、
過去のミーティングデータを指示により即座にプレーバ
ックすることができる。
【0029】また、前記読み出し用情報は、再生指示に
基づき、前記記憶手段に記憶された前記ミーティングデ
ータを前記データ配信装置ごとに読み出すための情報を
含むことが好ましい。
【0030】これによれば、どのデータ配信装置からど
のような配信データを受信したか判別することができ
る。
【0031】また、データ配信装置ごとの配信データを
反映したミーティングデータを再生することも可能にな
る。具体的には、例えば、複数のミーティング参加者が
個別の入力装置を用いて入力データを配信している場
合、各入力装置ごと、すなわち、ミーティング参加者ご
とにプレーバックすることができる。
【0032】また、前記情報は、ミーティング状況を撮
像するための情報を含み、前記記憶用情報は、撮像デー
タを前記ミーティングデータの一部として前記記憶手段
に所定の単位ごとに記憶するための情報を含み、前記読
み出し用情報は、前記再生指示に基づき、前記記憶手段
に記憶された前記ミーティングデータを前記所定の単位
ごとに読み出すための情報を含むことが好ましい。
【0033】ここで、ミーティング状況としては、例え
ば、説明者(プレゼンター)またはミーティング参加者
が、スクリーンの前やタブレット上において指示棒やレ
ーザーポインタや手指で指示した画像およびこれらの指
示が反映された画像等が該当する。
【0034】すなわち、撮像対象には再生されるプレゼ
ンテーションデータだけでなくミーティング参加者の指
示を反映した画像等も含まれるため、撮像結果によって
指示位置や指示内容を即座に再生することができ、ミー
ティングでの説明者とミーティング参加者とのやりとり
といったミーティング状況を適切に把握することができ
る。
【0035】同様に、ミーティング状況を録音するため
の録音用情報を含み、前記記憶用情報は、録音データを
前記ミーティングデータの一部として前記記憶手段に所
定の単位ごとに記憶するための情報を含むことが好まし
い。
【0036】ここで、ミーティング状況としては、例え
ば、説明者またはミーティング参加者の発話または会話
等が該当する。これによれば、音声も合わせて再生でき
るため、ミーティング状況をさらに適切に把握すること
ができる。
【0037】また、ここで、前記所定の単位としては、
例えば、章単位、節単位、ページ単位等を適用できる。
すなわち、例えば、ミーティング参加者が第3章の第2
節の部分の再生指示を行えば当該部分を即座にプレーバ
ックすることができる。
【0038】前記情報は、前記読み出した情報を再生す
るための情報を含むことが好ましい。
【0039】これによれば、読み出したミーティングデ
ータを、表示、投射、音声再生等によって再生すること
により、ミーティング参加者はミーティングデータを即
座に確認することができる。
【0040】前記情報は、前記読み出した情報を他の処
理装置へ向け伝送するための情報を含むことが好まし
い。
【0041】これによれば、他の処理装置、例えば表示
装置、印刷装置等でミーティングデータを再生、印刷等
を実行することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態に係るミーテ
ィングシステムの好適な実施例について図面を参照しつ
つ説明する。
【0043】本実施の形態に係るミーティングシステム
としては、例えば、複数の表示装置と入力装置を双方向
への接続性を有する通信路またはシステムバスで接続し
たミーティングシステム等がある。より具体的には、例
えば、あるミーティング参加者が、表示装置の投影また
は表示する画面を示しながら、同時に、別のミーティン
グ参加者が、入力装置を用いて画面に表示される画像に
情報を付加するミーティングシステム、単体としても適
用可能なミーティングシステムが複数存在し、遠隔地に
それぞれ配置され、各ミーティングシステム間が通信経
路で同期的に接続され、遠隔地の参加者が同じミーティ
ングに参加する事を支援するミーティングシステム等が
ある。
【0044】(ミーティングシステムの構成についての
説明)図1は、本実施の形態の一例に係るミーティング
システムの概略図である。
【0045】図1に示すように、ミーティングシステム
は、入力装置400と、出力装置600と、ミーティン
グデータを生成するミーティングデータ生成手段として
機能するとともに、ミーティングデータを再生するミー
ティングデータ再生手段としても機能するミーティング
データ処理装置2と、処理装置700を含んで構成され
ており、これらの装置は、高速な伝送路であるIEEE
1394バス300を介して接続されている。
【0046】ミーティングデータ処理装置2は、入力装
置400から配信データが配信され、この配信データに
基づきミーティングデータを生成し、出力装置600へ
向け生成したミーティングデータを送信するほか、処理
装置700とも配信データの送受信を行う。
【0047】具体的には、入力装置400としては、例
えば、タブレット、マウス、キーボード、スキャナ、デ
ジタルカメラ、情報携帯端末、携帯電話、指示棒等が該
当する。なお、入力装置400がミーティングデータ処
理装置2へ配信する情報(配信データ)としては、例え
ば、タブレットでデジタイズされた座標情報、タブレッ
ト上のポインティングデバイスの移動の軌跡をデジタイ
ズした情報、マウス装置の軌跡を座標化した情報、キー
ボード入力された文字情報、サンプリングされた画素情
報、デジタイズされた音声情報等が該当する。また、出
力装置600としては、例えば、ディスプレイ、情報携
帯端末、プリンタ等が該当する。
【0048】また、ミーティングデータ処理装置2とし
ては、例えば液晶プロジェクタ等が該当し、処理装置7
00としては、例えば、PC(パーソナルコンピュー
タ)や、WS(ワークステーション)、NC(ネットワ
ークコンピュータ)、サーバ装置、ホスト装置等が該当
する。
【0049】すなわち、これらの装置は複数のミーティ
ング参加者により1つのミーティングの場において用い
られ、これらの装置が相互に関連してミーティングデー
タの生成および再生が行われ、1つのミーティングシス
テムが構成される。
【0050】なお、PC等のコンピュータとしての処理
装置700はミーティングシステムの必須の構成ではな
い。処理装置700の構成要素としては、プロセッサ、
ROM、RAM、二次記憶装置などであるが、いずれも
ミーティングデータ生成装置の構成要素の一部とみなし
てもよい。装置全体の可搬性、再利用性等を考慮の上
で、別筐体に格納した結果として、処理装置700が分
離した形で記述している。
【0051】ミーティングシステムは、1つの机を囲ん
でミーティングが行われるような小規模なミーティング
だけでなく、複数国間での会議のような遠隔地の複数の
装置を相互接続したミーティングにおいても適用され
る。
【0052】まず、1台の液晶プロジェクタを中心とし
た小規模なミーティングでの実施形態について説明し、
次に複数の装置が関連する遠隔地間のミーティングでの
実施形態について説明していく。
【0053】(ミーティング状況の説明)図2は、本実
施の形態の一例に係るミーティング状況の説明図であ
る。
【0054】ここでは、ミーティングデータ処理装置2
としての液晶プロジェクタ200により図1に示すミー
ティングデータ44がスクリーン1020に投射され、
プレゼンター1000が指示棒1010を用いてプレゼ
ンテーションを行っている。
【0055】一方、ミーティング参加者1002は、入
力装置400としてのタブレット410を用いて、デー
タを入力している。入力されたデータは、IEEE13
94バス300を介して液晶プロジェクタ200の通信
用インタフェース部30に配信され、液晶プロジェクタ
200は配信されたデータに基づき、ミーティングデー
タ44の一部を構成するポイントデータ1012を投射
する。
【0056】ここで、ポイントデータ1012とは、例
えば、投射されている画像の一部に文字を書き入れる文
字データ、投射されている画像の一部に図形を書き入れ
る図形データ、投射されている画像中の文字に下線を引
く下線データ、投射されている画像の一部を○で囲む○
データ等が該当する。
【0057】ミーティング参加者1002は、プレゼン
テーションデータに加えて、タブレット410によるポ
イントデータ1012を見ることになる。
【0058】実際のミーティングの場では、ミーティン
グ中においても、プレゼンテーションデータのうち第何
章の第何節かを特定し、プレゼンター1000の動きも
含めてもう一度見たい場合や、ミーティング参加者10
02が指摘した箇所を確認したい場合等がある。
【0059】このような場合、PCのアプリケーション
プログラムで作成したプレゼンテーションデータであれ
ば、プレゼンテーションデータだけであれば第何章の第
何節といったことを指定して再生することは可能であ
る。しかし、この方法はミーティング参加者1002が
タブレット410を用いて付加した情報や、付加した時
刻を再生することはできない。
【0060】また、ミーティング全体をビデオ等で撮影
して再生することは可能であるが、第何章の第何節とい
ったことを指定して再生するには早送りや巻き戻しをし
なければならないため時間がかかる上、複数のミーティ
ング参加者がいる場合に特定のミーティング参加者10
02が指摘した箇所だけを再生することは不可能であ
る。
【0061】これらのことが実現できれば、多様で効率
的なミーティングを行うことができる。
【0062】これらのことを実現するため、本実施の形
態に係る液晶プロジェクタ200は、図1に示すよう
に、PCとしての処理装置700を用いて生成されたプ
レゼンテーションデータに、説明者等の指示する画像等
を撮像する撮像部60、ミーティングでの会話等を録音
してデジタイズする録音部70、入力装置400等を用
いて情報を付加し、当該情報を個々の装置に割り当てた
アドレスに結びつけて管理テーブル42を用いて管理し
ながらミーティングデータ44として記憶部40に記憶
している。
【0063】次に、本実施の形態に係るミーティングシ
ステムについてより具体的に説明する。
【0064】図3は、本実施の形態の一例に係るミーテ
ィングシステムの構成図である。
【0065】図3に示すように、4人のミーティング参
加者1002がそれぞれタブレット410−1〜4を操
作してデータ入力を行う場合、各タブレット410ごと
に入力データを記憶部40に記憶する。
【0066】同様に説明者であるプレゼンター1000
の発言は、録音部70によって録音され、ミーティング
参加者1002の会話や発言は、各ミーティング参加者
1002ごとに設けられた録音手段である音声デジタイ
ズ装置72によってサンプリングされ、音声メモとし
て、プレゼンター1000およびミーティング参加者1
002ごとに記憶部40に記憶される。
【0067】なお、録音部70、音声デジタイズ装置7
2−1〜4、タブレット410−1〜4には、重複のな
い機器アドレスが割り当てられている。
【0068】また、音声情報の一部は、予め登録された
所定のキーワードに関しては音声認識される。音声認識
結果は、ミーティングデータへの付加情報として文字コ
ード変換して記録されたり、装置制御命令として解釈さ
れる。後者の場合、あらかじめ登録した「早送り」、
「巻き戻し」等の用語は、液晶プロジェクタ200の動
作制御を行う制御命令に翻訳され、図1に示す制御部9
0に入力される。
【0069】また、図1に示す生成部10により生成さ
れて記憶部40に記憶されたミーティングデータ44
は、図1に示す再生部20により各プレゼンター100
0や、各ミーティング参加者1002ごとに再生され
る。
【0070】次に、ミーティングデータ44について詳
細に説明する。
【0071】(ミーティングデータの説明)図4は、本
実施の形態に係るミーティングデータ44および管理テ
ーブル42のデータ構造の一例を示す概略図である。
【0072】ミーティングデータ44は、[ミーティン
グデータ開始]タグから[ミーティングデータ終了]タ
グまでに、データフィールドを複数個含む電子ファイル
である。
【0073】また、ミーティングデータ44は、あらか
じめ準備された固定的なプレゼンテーションデータ14
20と、ミーティング状況に応じて変化する可変的な付
加データ1440とを含む。プレゼンテーションデータ
1420は、通常は、PCのOSのファイルシステムで
管理され、二次記憶装置としての記憶部40に保持され
る。
【0074】一方、付加データ1440は、液晶プロジ
ェクタ200の組み込みOSの機能により動作する制御
部90により管理され、記憶部40に記憶される。
【0075】さらに、ミーティングデータ44は、ミー
ティングの所定の単位毎に、ラベルによる識別がなされ
る。
【0076】ここで、所定の単位としては、例えば、章
単位、節単位、表示されるシートのページ単位等が該当
する。例えば、章単位、節単位という単位を適用した場
合、第何章の第何節という指示が可能となり、プレゼン
テーションにおいては特に効果的な指示が可能となる。
【0077】図4に示すように、本実施の形態に係るプ
レゼンテーションデータ1420は、第1章、第1節、
1ページのように、各単位でラベル付けがされている。
また、プレゼンテーションデータ1420の[画像]タ
グ等には、付加データの画像データのアドレスを示すポ
インタが設けてあることにより、結果として、ミーティ
ングデータ42全体が第何章、第何節、何ページという
指定によりデータを読み出すことが可能になっている。
なお、図中、符号の矢印を除き、矢印はポインタの所在
とその指し示す箇所の一例を示す。
【0078】また、例えば、ページ単位という単位を適
用した場合、印刷配布される資料の単位と1対1に対応
する。PCを用いたプレゼンテーションでは、1枚のシ
ートの部分に、動画像や音声メモを付加することが可能
であるが、これはあくまで一つのページを形成するフレ
ームがあり、それを形成するデータの一部に、動作を含
む部分が包含されると解釈できる。
【0079】PC印刷の分野で公知の技術の一つに、ド
キュメントの体裁および印刷情報を記述できる言語(ペ
ージ記述言語)があり、広く普及したものの一つにAd
obe社のPostScript言語がある。ミーティ
ングデータ44の記述は、このPostScript言
語の記述を想定すると理解しやすい。すなわち、ページ
単位に、画像情報、文字情報等を、プログラム言語で記
述する手法を適用できる。
【0080】当該プログラム言語の中に、ピクセルの集
合による画素を内包する記述が可能である。ミーティン
グデータ44の記述言語の場合は、この概念を一歩進め
て、プログラム記述によって、サンプリングされた音声
を再生する部分、アニメーションを再生する部分を内包
する。汎用のプログラム言語でありインタープリタを用
いて処理されるものの公知例としてBASIC言語があ
るが、ページ単位での画像の記述等の概念を含んでいな
い点では、PostScript言語と仕様を異にする
が、音声データの再生、アニメーションの再生などの用
途には好適である。
【0081】本実施形態では、双方の特徴を少しずつ備
えるインタープリタ言語としてJAVA言語を実施例に
挙げているに過ぎない。JAVA言語の場合、例えば、
AWT(Abstracted Window Too
ls)やSwing等の処理系に依存しない様に抽象化
された描画のためのクラス定義がある。なお、JAVA
は、米国SunMicrosystems社の商標であ
る。
【0082】アプリケーションソフトウェアは、クラス
の機能を利用して所望の処理を行うための機能を実現す
る。
【0083】例えば、描画クラスの内の直線発生機能を
利用したい場合、直線発生機能の実行を要求する命令語
が、前記クラスへのメッセージ発生を受け持つ。この命
令語を含むプログラム片を実行することで、例えば図1
に示す変換部50内の仮想機械500としてJAVA仮
想機械が実装されていれば、任意の処理系の上で、直線
画素を描画することが可能となる。同様に、単位時間当
たりに複数回の描画を行う画像生成のプログラムを与え
れば、アニメーションの再現が可能となる。
【0084】また、音声データも、同様に、音声のサン
プリングデータの処理をJAVA言語で記述している。
【0085】これら、プログラムは、人間が読解可能な
いわゆる高級言語と呼ぶ文字コード記述されたソースコ
ードのレベルで開発、記憶される。なお、ミーティング
データ44の記述は、JAVA言語に限られるものでは
ない。例えば、本出願人による特開平6−4498のP
ASCAL言語に基づく言語等の各種の高級言語を適用
できる。
【0086】また、特開平6−4498の図1が開示す
るように、このような高級言語記述されたプログラム
は、コンパイラによって、中間言語インタープリタが解
釈し実行可能な中間言語オブジェクトに変換される。本
実施の形態では、このような手順で発生された中間言語
オブジェクトをミーティングデータ44として用いる。
【0087】図4では、[ページ開始]タグから[ペー
ジ終了]タグまでが1つのシートに関連付けられた単位
である。この1つの処理単位には[画像]タグ、[音
声]タグが格納される。[画像]タグは、一連の可変長
フィールドのラベルとなっている。可変長フィールドに
は、上述のように、高級言語記述からコンパイルされた
結果生成された中間言語記述によって、描画命令が格納
される。また、ピクセルの集合として表現される静止画
像データも、画素転送の描画命令に結び付られて可変長
フィールドに格納される。
【0088】[音声]タグについても同様に、可変長フ
ィールドにデータが格納される。
【0089】なお、図4のプレゼンテーションデータ1
420および付加データ1440は、一般のコンピュー
タ上の電子ファイルと同様に書き換え可能である。
【0090】付加データ1440の書き換え部分は、
[付加データ開始]タグから[付加データ終了]タグに
囲まれた可変長のデータ部に記憶される。この可変長の
データ部には、タブレット等によって付加される画像デ
ータや、マイク等によって付加される音声データが格納
される。
【0091】画像データは、[画像データ開始]タグか
ら[画像データ終了]タグまでの間に記憶され、音声デ
ータは、[音声データ開始]タグから[音声データ終
了]タグまでの間に記憶される。
【0092】なお、本実施例では、原始プレゼンテーシ
ョンデータ(プレゼンテーションデータ1420)に、
ミーティング時に付加される各種の付加データ1440
を付加したデータをミーティングデータ44と呼び、原
始プレゼンテーションデータと区別している。どちらも
コンピュータで処理可能な電子ファイルである。
【0093】具体的には、音声デジタイズ装置72に入
力された音声データは、音声デジタイズ装置72に内蔵
されたマイクアンプ部にて認識可能なレベルに増幅され
た後、音声デジタイズ装置72に内蔵されたサンプリン
グ処理部によってデジタル信号にサンプリングされる。
このデータはアプリケーションソフトウェアに基づき制
御部90によってミーティングデータ44の一部である
付加データ1440として記憶部40に記憶される。
【0094】記憶部40には、プレゼンテーションデー
タ1420および配信された付加データ1440を含む
ミーティングデータ44のほか、制御部90により用い
られるデータ管理のための管理テーブル42等が記憶さ
れている。
【0095】管理テーブル42は、入力装置400等の
装置を識別して管理するためのテーブルであり、装置を
識別するためのID、装置名、当該装置の使用者を識別
するためのデータを含む。
【0096】例えば、プレゼンター1000が指示棒1
010を用いて操作した結果は、付加データ1440の
一部として記憶部40に記憶される。この画像データ
は、装置IDと結びつけられて記憶されるため、例え
ば、プレゼンター1000の動作を再現する場合は、管
理テーブル42から辿って付加データ1440に記憶さ
れた当該画像データを再現することができる。
【0097】また、付加データ1440として画像デー
タに時刻データを付加することにより、時刻を指定して
ミーティングデータ42を再現することも可能となる。
【0098】このように、本実施の形態によれば、第何
章といった指定により即座にミーティング状況を再現で
きるとともに、プレゼンター1000やミーティング参
加者1002といった個別の指定や、時刻の指定等によ
って選択的にミーティング状況を再現することができ
る。
【0099】次に、入力装置400の役割について説明
する。入力装置400の1つであるタブレット410
は、デジタイズユニット、座標検出処理部、I/Oコン
トローラ、IEEE1394バスクラスドライバを含ん
で構成されている。
【0100】タブレット410のI/Oコントローラ
は、SBP−2プロトコルのtarget側node
capabilityを実装している。一方、液晶プロ
ジェクタ200のI/Oコントローラは、SBP−2プ
ロトコルのinitiator側node capab
ilityを実装したSBP−2ドライバを制御する。
【0101】SBP−2ドライバによって、液晶プロジ
ェクタ200のローカルメモリである記憶部40は、共
有メモリとしてIEEE1394バス300に公開され
る。
【0102】タブレット410側のIEEE1394バ
スクラスドライバによって、液晶プロジェクタ側のIE
EE1394バスクラスドライバと、IEEE1394
−1995で規定されているバスレベルのトランザクシ
ョンが行われる。このトランザクションを通じ、タブレ
ット410は、IEEEバスクラスドライバを通じてS
BP−2ドライバにログインし、前記共有メモリ空間へ
のアクセス許可を得る。
【0103】ログインが許容された場合、タブレット4
10がIEEE1394バスクラスドライバを通じてロ
グアウト処理を行うまで、液晶プロジェクタ側の共有メ
モリ空間である記憶部40は、タブレット410からア
クセスが可能となる。
【0104】タブレット410に対して、ミーティング
参加者1002が行ったポインティング動作は、デジタ
イズユニットで位置検出された上、座標検出処理部で相
対位置換算が行われ、ポインティング座標と、一連の軌
跡データとして変換される。上述したSBP−2プロト
コルの動作によって、このポインティング座標データお
よび軌跡データは、液晶プロジェクタ200が提供する
共有メモリ空間に記憶される。
【0105】共有メモリ空間は、液晶プロジェクタ20
0から見た場合、ローカルメモリ空間である。このた
め、液晶プロジェクタ200は、組み込みOSのカーネ
ルによって、必要に応じて仮想機械500のプロセスま
たはスレッドの管理するメモリ空間に、この共有空間を
割り付けたり、コピーすることができる。別の観点でみ
れば、液晶プロジェクタ200の仮想機械500のプロ
セスまたはスレッドからは、タブレット410の上の使
用者のポインティング動作の軌跡が、随時監視(モニタ
ー)できることになる。
【0106】次に、実際のミーティングシステムでのミ
ーティングデータ生成処理について説明する。
【0107】(ミーティングシステムでの処理手順につ
いての説明)図5は、本実施の形態の一例に係るミーテ
ィングシステムでの処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【0108】ミーティングが開始されると、ミーティン
グデータ生成処理が開始され、ミーティングが終了する
までミーティングデータ生成処理は行われる。
【0109】まず、ミーティングが開始され、ミーティ
ングが終了する前であれば(ステップ2)、制御部90
により記憶部40にミーティングデータ44が記憶され
ていく(ステップ4)。
【0110】PC等により生成されたプレゼンテーショ
ンデータが記憶部40に記憶されている場合(ステップ
6)、再生部20によって制御部90により記憶部40
から読み出されたプレゼンテーションデータ1420が
再生される(ステップ8)。
【0111】すなわち、液晶プロジェクタ200により
プレゼンテーションデータが投射され、音声がある場合
は音声も再生される。
【0112】プレゼンテーションデータがない場合(ス
テップ6)は外部的には何もせずに内部処理を続行す
る。
【0113】また、外部入力データがある場合(ステッ
プ10)、制御部90は、入力元ごとに入力データを管
理しながら記憶部40に記憶する(ステップ12)。
【0114】具体的には、例えば、タブレット410か
ら配信される描画指示情報等を含む配信データが配信さ
れた場合、配信データのほか、当該タブレット410の
識別情報等も併せて記憶することにより入力元ごとに管
理テーブル42を用いて管理しながら記憶する。
【0115】なお、配信データ等の一部は付加データ1
440として記憶される。また、付加データ1440と
しては、タブレット410から入力されるデータだけで
なく、図2に示す撮像部60による撮像範囲1060に
含まれる撮像データも含まれる。すなわち、プレゼンタ
ー1000が指示棒1010や手指を用いて指示した画
像の位置データは等も付加データ1440として記憶さ
れる。
【0116】このようにしてミーティングデータ44が
生成される。
【0117】外部入力データがない場合(ステップ1
0)は、外部的には何もせずに内部処理を続行する。
【0118】また、ミーティング参加者1002からリ
モコン等の再生指示手段が操作されて再生指示が出され
た場合(ステップ14)、制御部90は、再生指示の指
定によって所定単位ごとにミーティングデータ44を読
み出す(ステップ16〜20)。
【0119】例えば、再生指示が入力元ごとという指定
であれば(ステップ16)、入力元ごとにミーティング
データ44を再生する(ステップ18)。
【0120】また、再生指示が入力元ごとでないという
指定であれば(ステップ16)、指定された部分のミー
ティングデータを再生する(ステップ20)。具体的に
は、例えば、制御部90は、プレゼンテーションデータ
1420に対応した第何章第何節が指定されたか判別
し、当該部分に対応したミーティングデータ44を記憶
部40から読み出す。これにより、再生部20は当該部
分を再生すれば、指定された部分のデータ再生が可能と
なる。
【0121】もちろん、入力元ごとか指定部分という2
者択一の選択だけでなく、2つを合わせて両方同時に選
択できるように構成することも可能である。
【0122】以上のようにしてミーティングデータの生
成処理および再生処理は行われる。以上は入力装置40
0としてタブレット410を用いた場合であるが、次に
入力装置400としてPC420を用いた場合について
説明する。
【0123】(入力装置としてPCを用いる場合のミー
ティングシステムの例)図6は、本実施の形態の他の一
例に係るミーティングシステムの機能ブロック図であ
る。
【0124】液晶プロジェクタ202と、外部記憶装置
240とがIEEE1394バス300を介して接続さ
れ、液晶プロジェクタ202とPC420とが光ファイ
バー網310を介して接続されている。
【0125】このようなミーティングシステムは、遠隔
地間を結んで会議が行われる場合等に用いられる。ここ
では、アメリカにあるPC420から日本にある液晶プ
ロジェクタ202に描画命令が出される場合を想定す
る。
【0126】すなわち、日本の会場で液晶プロジェクタ
200を用いたプレゼンテーションが行われており、ア
メリカにいるミーティング参加者1002は、PC42
0を用いてプレゼンテーション画面を表示しながら日本
の液晶プロジェクタ200で生成されるプレゼンテーシ
ョン画像に書き込みを行う例について説明する。
【0127】ここで、PC420は、プレゼンテーショ
ン画面の表示されるWebブラウザ、OS(オペレーテ
ィングシステム)、TCP/IP(Transmiss
sion Control Protocol/Int
ernet Protocol)、PPP(Point
to Point Protocol)等のソフトウ
ェアを有する制御部422と、ATMスイッチを有する
送受信部424とを含んで構成されている。
【0128】また、液晶プロジェクタ202は、CGI
(Common GatewayInterfac
e)、httpd(Hyper Text Trans
ferProtocol Daemon)、描画用AP
I(ApplicationProgramming
Interface)等のソフトウェアを有する生成部
12と、仮想機械502を有する変換部52と、分散O
Sカーネル、TCP/IP、PPP、デバイスドライバ
等のソフトウェアを有する制御部92と、送受信部(A
TMスイッチを含む)、IEEE1394バスクラスド
ライバを有する通信用インタフェース部32とを含んで
構成されている。
【0129】また、外部記憶装置240は、制御部29
0と、IEEE1394バスクラスドライバ等を有する
通信用インタフェース部292とを含んで構成されてい
る。
【0130】次に、本ミーティングシステムでのミーテ
ィングデータ生成処理について説明する。
【0131】まず、PC420の画面にはアメリカでの
プレゼンテーション画像が表示されている状態で、PC
420を操作するミーティング参加者1002が、画面
のWebブラウザ上でプレゼンテーション画像に対して
書き込みを行うための操作を行う。
【0132】この操作命令は、制御部422でTCP/
IP等のプロトコルに準拠した形式に変換されるととも
に、操作命令を含む配信データはコンパイラによってミ
ーティングデータ生成可能なデータ形式に変換できる形
式に変換され、送受信部424により光ファイバー網3
10を介して液晶プロジェクタ202へ向け送信され
る。
【0133】液晶プロジェクタ202では、送信された
配信データを通信用インタフェース部32で受信し、制
御部94により転送制御等が行われる。送信された配信
データは、仮想機械500を用いてミーティングデータ
生成可能なデータ形式に変換され、生成部12によりミ
ーティングデータが生成される。
【0134】PC420から配信された配信データおよ
び生成されたミーティングデータは、通信用インタフェ
ース部32によりIEEE1394バス300を介して
外部記憶装置240へ向け送信され、外部記憶装置24
0では送受信部292によって受信した配信データおよ
びミーティングデータを、制御部290により処理装置
ごとおよび所定単位ごとに管理しながら記憶する。
【0135】また、生成されたミーティングデータは、
液晶プロジェクタ202を用いて日本の会場で表示され
るとともに通信用インタフェース部32によりPC42
0へ向け送信される。PC420では受信したミーティ
ングデータを再び画面に表示する。
【0136】これらの送受信処理およびデータ伝送は、
ミーティングデータのような大きなデータを伝送するに
も関わらず、IEEE1394バス302および光ファ
イバー網310を用いているため、きわめて高速に行わ
れる。
【0137】これにより、米国にいるミーティング参加
者1002は、日本のプレゼンテーション会場にいて液
晶プロジェクタ202を操作するのと同様の感覚で遠隔
地から液晶プロジェクタ202を操作できる。
【0138】また、配信データおよびミーティングデー
タは、外部記憶装置240に記憶されており、かつ、P
C420と外部記憶装置240との間も高速な伝送路で
接続されているため、PC420からの操作に応じて所
望の部分を即座に再生できる。
【0139】したがって、遠隔地間でミーティングを行
う場合でも迅速にミーティングデータをプレーバックす
ることのできるミーティングシステムを実現できる。
【0140】さらに、ミーティングのジャーナル(履
歴)を記憶する外部記憶装置240をプロジェクタ20
2と別体にすることにより、外部記憶装置240を構成
するハードディスクをRAID(Redundant
Array of Inexpensive Disk
s)構成にしてデータの信頼性を高めるとともに大容量
の記憶容量を確保する場合も、液晶プロジェクタ202
自体の大きさを変更しなくて済み、汎用性の高い液晶プ
ロジェクタ202を実現できる。
【0141】このようにミーティングデータを記憶する
ための記憶装置を、液晶プロジェクタ202と別体にし
た場合でも、液晶プロジェクタ202と外部記憶装置2
40との間の通信はきわめて高速に行われるため、性能
上の問題はほとんどない。
【0142】以上は、入力装置400としてPC420
を用いた例であるが、次に、入力装置400としてサー
バ装置を用いて配信データを配信する場合について説明
する。
【0143】(データ配信装置としてサーバ装置を用い
る場合のミーティングシステムの例)図7は、本実施の
形態の他の一例に係るミーティングシステムの機能ブロ
ック図である。
【0144】本実施例でのミーティングシステムは、ミ
ーティングデータを再生する液晶プロジェクタ200と
サーバ装置100とを含んで構成されている。
【0145】液晶プロジェクタ200は、上述した液晶
プロジェクタ200と同様のものである。
【0146】サーバ装置100は、表示用データ、制御
用データ、部品オブジェクト等の記憶された記憶部10
2と、送受信部104と、記憶部102および送受信部
104のデータ伝送を制御する制御部106とを含んで
構成されている。
【0147】ここで、表示用データとしては、例えば、
画像データ、プレゼンテーションデータ、ミーティング
データ等が該当し、制御用データとしては、具体的に
は、例えば、デバイスドライバ、座標等の描画範囲を指
定するためのデータ、線や円等の描画するオブジェクト
種別を指定するためのデータ等が該当する。
【0148】特に、画像データは2種類の形式で生成さ
れることを意識して処理系を設計する必要がある。第1
の種類は、画像全体が画素の集合として形成される場合
である。自然画像の写真をイメージスキャナー装置でサ
ンプリングした場合、個々のピクセルは階調を伴うカラ
ーデータとして、また、画像全体はこのピクセルの集合
として定義できる。
【0149】第2の種類は、何らかの命令語から画素が
発生される場合である。例えば、直線、ベジエ曲線、円
弧等の組み合せによって図形表現を行う処理系におい
て、直線発生命令(一般には描画開始座標、終端座標、
線幅を指定する)は、対象となる処理系の解像度や座標
系に合わせて、点列を発生し、画素形成することで図形
の一部を描画する。
【0150】多くの場合、コンピュータ装置の画像表示
システムは、前者のピクセルの集合による図形表現とと
もに、後者の命令語による図形表現を行う。また、アウ
トラインフォントを用いた文字の発生は、元の文字形状
が、直線・曲線の描画命令で記述されているため、後者
の例に属する。後述するが、命令語による画素発生は、
複数の液晶プロジェクタを用いて、広い範囲の領域に描
画する応用例で、分散処理を必要とする好適な例であ
る。
【0151】画素の発生を何らかの描画命令で行う場
合、その操作を行うプログラムが必要であり、かつ、こ
のプログラムが、対象となるプロセッサを包含するハー
ドウェアの上で実行可能な形式であることが必要であ
る。本実施形態ではこのようなプログラムの実行単位を
「部品オブジェクト」と呼んでいる。
【0152】部品オブジェクトは、画像の生成または再
生を行うためのソフトウェアの一部分となるものであ
る。具体的には、例えばJAVAアプレットやJAVA
Beans等が該当する。
【0153】例えば、サーバ装置100がWebサーバ
であり、記憶部102に種々のミーティングデータ生成
用のデータが記憶されている形態を想定する。
【0154】液晶プロジェクタ200は、サーバ装置1
00からデバイスドライバ、JAVAアプレット等をダ
ウンロードできる。
【0155】これにより、液晶プロジェクタ200は容
易に機能拡張することができる。すなわち、新たな形態
のミーティングを開催する必要が生じた場合に、ミーテ
ィングの主催者がサーバ装置100に必要な情報を記憶
し、ミーティング参加者1002は、サーバ装置100
から必要な情報を液晶プロジェクタ200に組み入れる
ことにより、迅速に新たな形態のミーティングに対応す
ることができる。
【0156】具体的には、例えば、現状では液晶プロジ
ェクタ200に画面の一部に線が引ける機能がある場合
に、画面の一部を○で囲む機能を有する部品オブジェク
トを受信し、ミーティングデータ生成用プログラムに組
み込んで画面の一部を○で囲む機能を追加することがで
きる。
【0157】また、ハードウェアではなく、ソフトウェ
アを用いて機能拡張できるため、液晶駆動回路等の簡略
化を行うことができる。すなわち、一般に、液晶プロジ
ェクタにおいては、画像データは、ADコンバータでデ
ジタル信号に変換され、第1のフレームメモリに画像情
報が記憶される。その後、画像情報は、デジタルフィル
タ回路によりコンボリューションされ、第2のフレーム
メモリに記憶される。そして、液晶コントローラによっ
て液晶ライトバルブに表示するため、第2のフレームメ
モリ内の画像データは一定のサイクルで読み出される。
【0158】なお、ここで、コンボリューションとは、
画像のフィルタリング技術の1つであり、画像の鮮鋭さ
に応じてタップ係数を変化させ、画質を変化させるため
のものである。
【0159】これらの駆動回路においては、入力される
画像データの違い等により位相差による画像劣化が生じ
るが、この位相差を少なくするためには、高性能なPL
L回路等が必要となる。また、複数台の解像度の異なる
液晶プロジェクタを相互に接続することを想定した場
合、画像の補完を行うための画像処理によるスケーリン
グ回路が必要となるが、このような画像処理は画像劣化
を生じるものである。
【0160】一方、本実施形態のように、仮想機械50
0の実装された液晶プロジェクタ200の各部を動作さ
せるアプリケーションソフトウェアを用いて、液晶プロ
ジェクタ200に入力される画像データに対して、液晶
の画素数に応じてデータ変換を行うようにすれば、スケ
ーリング回路による画像処理に伴う画像劣化を生じさせ
ることなく、フレームメモリを複数設ける必要もないた
め、回路構成を簡略化することができる。
【0161】このようなアプリケーションソフトウェア
としては、例えば、仮想機械500を介して入力される
画像データの表示イメージをVRAMに展開し、VRA
M内の表示イメージを、液晶コントローラを通じて液晶
パネルに映す処理を行うソフトウェアを適用できる。
【0162】以上、液晶プロジェクタ200と入力装置
400を中心に説明してきたが、液晶プロジェクタ20
0と出力装置600についても同様な作用効果が奏され
る。
【0163】すなわち、例えば、液晶プロジェクタ20
0を用いてミーティングデータを生成し、通信用インタ
フェース部30を用いて出力装置600へ向け生成した
ミーティングデータを送信する。
【0164】ここで、出力装置600として、例えばプ
リンタを適用した場合、ミーティング参加者1002は
出力指示により、当該ミーティングデータを印刷するこ
とができる。
【0165】また、出力装置600として、例えばディ
スプレイを適用した場合、ミーティング参加者1002
は出力指示により、当該ミーティングデータを表示する
ことができる。
【0166】このような場合の出力指示も入力装置40
0ごとおよび所定の単位ごとに行うことができ、ミーテ
ィング参加者1002は自分の要求したミーティングデ
ータを指示により即座に得ることができる。
【0167】以上のように、液晶プロジェクタ200を
中心にミーティングシステムを構成することも可能であ
るが、制御装置を用いれば新たな形態のミーティングシ
ステムも実現可能になる。
【0168】(制御装置を用いたミーティングシステム
の例)図8は、制御装置900を用いたミーティングシ
ステムの概略図である。
【0169】伝送路であるIEEE1394バス300
で構成されるネットワークを介して、1台の制御装置9
00と、ミーティングデータ処理を行う複数の処理装置
が接続され、各処理装置間で配信データが送受信されて
ミーティングデータが生成される。
【0170】制御装置900は、記憶部910と、各処
理装置のネットワークとの接続状態を管理するとともに
記憶部40内のデータを管理する管理部920と、制御
装置900内のデータの伝送を制御する伝送制御部93
0とを含んで構成されている。
【0171】また、処理装置としては、例えば、情報携
帯端末402、スキャナ404、液晶プロジェクタ20
0、PC400、プリンタ602等の種々の装置が適用
される。
【0172】このような形態において、ミーティングデ
ータの処理は以下のように行われる。
【0173】図9は、制御装置900を用いたミーティ
ングシステムでの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0174】最初に制御装置900が起動してIEEE
1394バス300に接続している状態において、他の
処理装置もIEEE1394バス300に接続する(ス
テップ32)。
【0175】ある処理装置が接続すると、接続したこと
および当該処理装置が提供するサービスを示すパケット
を含む配信データが制御装置900に送られる。ここ
で、サービスとは各処理装置が提供する機能のことであ
る。
【0176】制御装置900は、上記パケットを含む配
信データを受信すると、管理部920を用いて登録済み
の提供サービスを記憶部910に記憶された管理テーブ
ルで確認し(ステップ34)、既に同一の提供サービス
が登録されている場合は優先度等を調整する(ステップ
36)。
【0177】管理部920は、提供サービス確認後、提
供サービスを管理テーブルに登録する(ステップ3
8)。
【0178】図10は、管理テーブル912の一例を示
す図である。
【0179】管理テーブル912には、主に、各処理装
置を識別するためのID、当該処理装置が提供するサー
ビス、当該処理装置の状態が記憶される。この識別用の
IDには、多数の処理装置がネットワークに接続した場
合でも重複しないID値が割り振られる。
【0180】制御装置900は、サービス要求を示すパ
ケットを含む配信データを受信すると(ステップ4
0)、管理部920を用いて管理テーブル912を検索
し、当該サービス要求に応答できるサービスを提供して
いる処理装置を検索する。
【0181】例えば、情報携帯端末402からミーティ
ングデータの一部を印刷して欲しいという要求が出され
た場合、制御装置900は、管理部920を用いて管理
テーブル912を検索して印刷というサービスを提供し
ている処理装置を探し、当該サービスを提供するプリン
タ602を見つけて状態を確認し処理できる状態にある
場合、伝送制御部930は、サービスを要求した情報携
帯端末402とサービスに応答するプリンタ602との
間の接続を確立する。
【0182】一旦接続を確立すれば制御装置900を介
在させずに要求する処理装置と応答する処理装置の間で
ミーティングデータ等の配信データを送受信することが
可能になる。
【0183】この場合は、例えば、接続確立後、情報携
帯端末402からミーティングデータの一部がプリンタ
602に送信され、プリンタ602が印刷というサービ
スを提供する(ステップ42)。
【0184】このように、制御装置900を用いれば、
サービスを一元管理でき、適用するミーティングの場に
併せて柔軟に処理装置を変更することのできるミーティ
ングシステムを実現できる。
【0185】このようなミーティングシステムにおいて
も制御装置900および各処理装置に仮想機械500を
実装することが好ましい。仮想機械500を適用するこ
とにより、配信データを送信する際に送り先の機種やO
S等を意識せずに済み、装置構成の自由度が増し、より
多様なミーティングを行えるようになるからである。
【0186】このような制御装置900と複数の処理装
置を接続する技術としては、例えば、米国SunMic
rosystems社によるJiniがあるが、制御装
置900の記憶部910に図4に示すミーティングデー
タ44を記憶して更新、管理できる点でJiniとは一
線を画する。
【0187】以上説明してきた例では、1台の処理装置
が1つのサービスを提供する例について説明してきた
が、次に、複数台のミーティングデータ再生装置が1つ
のサービスを提供する例、すなわち、分散処理を行いな
がらミーティングデータを再生する場合について説明す
る。
【0188】(分散処理についての説明)現在多くの商
用PCのOSの下で開発されるアプリケーションソフト
ウェアは、コンパイルによって、直接マイクロプロセッ
サが解釈可能な機械語への翻訳を行う。この手法におい
ては、一般的に、アプリケーションソフトウェアの開発
段階から当該アプリケーションソフトウェアが使用され
るマイクロプロセッサのアーキテクチャや、OSのサー
ビスルーチンとのプログラム間インターフェース(AP
I:Application Programming
Interfaceと呼ばれることが多い。)を意図
してプログラミングする必要がある。
【0189】ところで、本実施形態のミーティングシス
テムにおいては、液晶プロジェクタ200または処理装
置700として用いられるPCまたはWSを中心とし
て、ミーティングデータ44または原始プレゼンテーシ
ョンデータが翻訳、実行される。
【0190】液晶プロジェクタ200は、実際の商品化
の都度、使用者に最適な装置を適切な価格で提供する上
でも、あるマイクロプロセッサに限定して設計すること
はできないし、処理装置700に関しても同じことが言
える。また、処理装置700として、PCやWSを使う
場合だけでなく、外出先からの利用のように携帯情報端
末を使う場合も想定すべきである。
【0191】このような種々の仕様の異なるマイクロプ
ロセッサや、APIを異にするOSの混在環境を前提に
した場合、個々の環境の差を抽象化し、共通に利用可能
な環境を提供する目的で、仮想機械のインタープリタ
(例えば仮想機械500)を用いる。
【0192】仮想機械のインタープリタを用いるだけで
解決できる問題点は、主に異なるマシンアーキテクチャ
の差の吸収(実行環境の抽象化)という点である。
【0193】一方、ミーティングシステムで送受信され
る配信データは、動画像のような重いデータであり、か
つ、ミーティングが何時間にも及ぶ場合もあり大量のデ
ータが送受信される。
【0194】このような重くかつ大量のデータを効率よ
く扱うためには、仮想機械のインタープリタだけでな
く、高速な伝送路とともに各装置で動的に処理負荷を分
散する動的な分散処理を行う仕組みが必要になる。
【0195】図11は、分散して画像表示を行う場合の
画像表示を示す図であり、(A)は1台の液晶プロジェ
クタのみを用いる場合、(B)は4台の液晶プロジェク
タを用いて画像表示の例を示す。
【0196】1台の液晶プロジェクタ200で画像表示
を行う場合、液晶プロジェクタ200にミーティングデ
ータを配信するPCではUXGA表示、すなわち、16
00×1200ドットの表示が可能であるが、当該液晶
プロジェクタ200がXGA表示、すなわち、1024
×768ドットの表示までしか対応していない状態で、
プレゼンターの指示により、ポインタがPCでは表示可
能であるが液晶プロジェクタ200では表示不可能な座
標(1500、920)を示す場合がある。
【0197】このような場合、図11(A)に示すよう
に、実際には液晶プロジェクタ200では表示できな
い。このため、プレゼンターは自分の操作通りにポイン
タが動かないため効果的なプレゼンテーションが行えな
いことになる事態も生じうる。
【0198】このような事態を避けるため、図11
(B)に示すように、PCで表示対応している表示領域
をサポートできるように4台の液晶プロジェクタ200
を用いて、4つの画像1210−1〜4を分担して投射
することが可能である。
【0199】図12は、4台の液晶プロジェクタ200
−1〜4を用いて分散して画像表示を行う場合の模式図
である。
【0200】本来は1つの画像を分担して表示する場
合、どの装置がどこまでを担当するか決めておく必要が
ある。4台の液晶プロジェクタを用いて、ある画像を空
間的に分割して表示するのは、典型的な並列処理であ
る。原始プレゼンテーションファイルを、処理装置70
0のアプリケーションソフトウェアを用いて作成する段
階で、このような並列処理に適する並列構文を記述して
おくと処理上好都合である。特開平6−4498は、c
obegin、coendに包含される並列実行単位を
書いて翻訳する方法を開示しており、本実施形態にも適
用可能である。
【0201】図13は、仮想機械500を用いた場合の
通信方式を示す模式図であり、(A)は従来の通信方
式、(B)は本実施の形態に係る通信方式を示す図であ
る。
【0202】上述した動的な分散処理を行うために単純
に仮想機械500をプロジェクタ200に搭載しただけ
では、アプリケーションソフトウェア、すなわち、応用
層プログラム12を作成する段階でどの液晶プロジェク
タ200がどの描画領域を担当するか十分に意識して作
成する必要がある。
【0203】一般に、プログラムのある実行単位が並列
に処理されるためには、次の2つの条件を満たす必要が
ある。まず、第1に、OSを含め、対象プログラムの処
理系が、あるプログラム片、言い換えれば、実行単位を
平行して実行できる資源を持つことが必要であり、より
具体的には、並列化の個数に対応する独立したプロセッ
サ装置が必要である。第2に、対象プログラム自体が、
並列して実行可能な処理単位を持ち、それが処理系に判
断出来るように、記述されていることが必要である。
【0204】なお、本実施形態において「分散実行」と
は、並列実行の広い概念であり、ある処理単位を、別の
処理系に分散して実行した場合のうち、時間的に平行し
て処理することが望ましく、結果をある時点で同期する
必要がある特別な場合を「並列実行」と呼ぶ。
【0205】例えば、図13(A)に示すように、2台
の液晶プロジェクタ200−5、6をIEEE802.
3バス192で接続した場合、イメージ的には、各応用
層プログラム12−5、6がお互いを意識した接続が確
立されることになる。最初に原始プレゼンテーションデ
ータの解釈を開始する液晶プロジェクタ200−5は、
プログラムのステートメント中に自己の表示範囲を超え
た部分を検出した場合、その部分を液晶プロジェクタ2
00−6と分散処理しようと試みる。
【0206】この時、具体的な動作としては、液晶プロ
ジェクタ200の組み込みOSの伝送制御プログラムを
読み取った制御部が、IEEE802.3バス192に
より液晶プロジェクタ200−6への接続回線を開き、
分散処理の対象範囲を伝送する。
【0207】応用層プログラム12−5は、組み込みO
Sのサービスルーチンを用いて、ネットワークの接続、
回線のオープン、処理部分の伝送という処理を順次実行
する必要がある。他方の応用層プログラム12−6は、
同じくネットワークの接続、回線のオープンの許容、処
理部分の受信というサーバ側の処理を実行することが求
められる。
【0208】複数の液晶プロジェクタを利用するのに、
これだけの処理を求められるとしたら、原始プレゼンテ
ーションファイルとして記述された応用層プログラム1
2−5、6の仕様は複雑なものとなり、毎回実行環境に
合わせて専用に書き下すことが必要となる。
【0209】上述したように、ここで見る応用層プログ
ラム12とは、実はプレゼンテーション資料作成のため
の別の応用層プログラムが生成した、原始プレゼンテー
ションデータである。図4で例示したとおり、原始プレ
ゼンテーションデータの中身は、仮想機械500が実行
する中間言語オブジェクトの命令語の集合と解釈でき
る。
【0210】利用を簡便にするためには、応用層プログ
ラムには、最初からある程度の並列処理を前提に複数の
並列構文を交えて記述しておき、実行環境が並列処理を
許す場合は、並列実行できるように設計することが必要
である。代わりに、仮想機械500が、実行段階におい
て、動的かつ自律的に他の仮想機械と通信しあい、処理
を分散してもよい。
【0211】前者のあらかじめ複数の並列処理構文を記
述する手法としては、本出願人による特開平6−449
8で開示されている中間言語インタープリタ間の通信方
式を実装することが可能である。
【0212】また、後者の実行段階において、動的かつ
自律的に他の仮想機械と通信し合う方式としては、例え
ば、JAVA仮想機械を用いて実現する手法、マルチエ
ージェントによる手法等を適用できる。
【0213】このような手法を用いることにより、16
台、64台等と液晶プロジェクタの台数を増やしていっ
た場合でも、原始プレゼンテーションデータを再度作り
直す必要はない。
【0214】本実施の形態では、図13(B)に示すよ
うに、各ノード間のメモリ資源の遠隔アクセスを実現す
るIEEE1394バス300を適用する。
【0215】本出願人による特開平6−4498で開示
されている中間言語インタープリタ間の通信方式を実装
する方式の場合は、ある液晶プロジェクタ200−1の
仮想機械500−1のマスター側インタープリタは、ロ
ード段階において、他の液晶プロジェクタ装置200−
2のメモリ空間上で実行されるプロセスであるスレーブ
側インタープリタの作業領域に中間言語記述されたオブ
ジェクトコードを読み込み、次にスタック初期化データ
を読み込み、このデータの指示に従いスタックに初期状
態のデータを格納しスタックポインタを設定する。
【0216】次に、テーブル初期化データを読み込み、
実行時ブロック管理テーブル、共有資源管理テーブルの
内容を初期設定する一連の動作を行う。こうした動作
は、RS232Cシリアル回線等を用いた通信や、UN
IX系のOSに普通に見られるネットワークファイルシ
ステムなどのトランスポート層以上に実装した上位層プ
ロトコルの助けを借りて実現する事は不可能ではない。
しかし、現実的な処理速度でリモートメモリアクセスを
行う上では、IEEE1394のバストランザクション
を用いて実装する必要がある。
【0217】これによって、応用層プログラム12−
1、2を作成する際に描画担当領域等を意識せずに作成
でき、イメージ的には、応用層プログラム12−1、2
から1段下がった仮想機械500同士で仮想的な接続が
確立されたようになる。
【0218】次に、仮想機械500としてJAVA仮想
機械を用いた場合の本実施の形態に係る分散処理につい
て詳述する。
【0219】図14は、本実施の形態に係る分散処理を
行う場合の機能ブロック図である。
【0220】液晶プロジェクタ200−1は、データ配
信装置である他の液晶プロジェクタ200−2等から配
信される配信データを、生成または再生可能なデータ形
式に変換するための仮想機械500の実装された変換部
50と、入力装置400から変換部50で変換可能な配
信データを受信するための通信用インタフェース部30
とを含む。
【0221】また、液晶プロジェクタ200は、変換部
50で変換された配信データに基づきミーティングデー
タを生成する生成部10と、生成したミーティングデー
タを記憶部40に他の液晶プロジェクタ200ごとかつ
所定単位ごとに管理しながら記憶し、他の液晶プロジェ
クタ200ごとかつ所定単位ごとにミーティングデータ
を読み出す制御部90と、読み出されたミーティングデ
ータを再生する再生部20とを含む。
【0222】なお、記憶部40には、プレゼンテーショ
ン用データおよび配信された配信データを含むミーティ
ングデータ44のほか、制御部90により用いられる管
理用デーブル42等が記憶されている。
【0223】また、記憶部40は、他の液晶プロジェク
タ200等から通信用インタフェース部30を介してア
クセス可能となっている。
【0224】次に、本実施の形態で用いられる仮想機械
500について説明する。
【0225】図15は、プロジェクタ200におけるソ
フトウェア部とハードウェア部の機能ブロック図であ
る。
【0226】ソフトウェア部は、音声処理用API(A
pplication Programming In
terface)および画像処理用APIを有する生成
部10と、複数の命令語、命令語へのディスパッチャ、
複数のデバイスドライバ、ランタイムライブラリを有す
る制御部90と、仮想機械500とを含んで構成されて
いる。
【0227】なお、音声処理用APIや、画像処理用A
PIに代えて音声処理用クラス、画像処理用クラスを実
装してもよい。
【0228】本実施の形態で用いられる仮想機械500
とは、共通のファイルフォーマットを読み、そこで指定
されている操作を行うことのできる手段を意味し、具体
的には、例えばJAVA仮想機械や、上述した特開平6
−4498に開示されている並列処理可能なインタープ
リタを実装した仮想機械等を適用できる。
【0229】JAVA仮想機械の実装方式としては、ソ
フトウェア部で実装するインタプリタ方式、コンパイラ
方式、ハードウェア部で実装する専用CPU方式等を適
用できるが、本実施の形態ではソフトウェア部に実装し
ている。
【0230】仮想機械500は、プログラムカウンタ、
スタックを1つずつ有する複数のスレッドと、ヒープ領
域を含んで構成されている。すなわち、スタック、ヒー
プ領域は作業領域であり、記憶部40としても機能す
る。
【0231】また、スレッドは複数あるため、いわゆる
マルチスレッド処理が可能である。これにより、分散処
理時の実行性能や、同時実行性を向上させることができ
る。
【0232】また、ハードウェア部は、表示部を含む再
生部20と、ビデオコントローラを有する制御部90
と、ビデオRAM(V−RAM)領域を有する記憶部4
0と、IEEE1394リンク層とIEEE1394物
理層を有する通信用インタフェース部30とを含んで構
成されている。
【0233】次に、複数の液晶プロジェクタ200−
1、2を用いた実際の表示処理について説明する。
【0234】液晶プロジェクタ200−1がマスターと
して機能し、液晶プロジェクタ200−2がスレーブと
して機能するものとする。
【0235】液晶プロジェクタ200−1は、画像12
10−1、すなわち、座標(0,0)〜座標(102
4,768)を描画しているものとする。この描画情報
は記憶部40に記憶されている。
【0236】2台目の液晶プロジェクタ200−2がI
EEE1394バス300に接続されると、マスターで
ある液晶プロジェクタ200−1と液晶プロジェクタ2
00−2が配信データを送受信するようになる。
【0237】この段階で、液晶プロジェクタ200―2
は、液晶プロジェクタ200−1が既に動作しているこ
とを判断することができるとともに、液晶プロジェクタ
200−1の記憶部40−1の描画情報を参照すること
により、液晶プロジェクタ200−1の担当している描
画領域を確認できる。
【0238】液晶プロジェクタ200−2は、この確認
後、自分の表示すべき画像情報を液晶プロジェクタ20
0−1の記憶部40−1から読み出して仮想機械500
で自装置で処理可能なデータ形式に変換し、V−RAM
領域に書き込み、ビデオコントローラを用いて表示部で
表示を行う。
【0239】上述したように、記憶部40内のスタック
領域はスレッドごとに存在する。マルチスレッド処理に
よってあるスレッド内のスタック領域が使用中であって
も、別のスレッドのスタック領域を使うことができるた
め、記憶部40を共有した場合でも同時実行性はほとん
ど低下しない。
【0240】また、IEEE1394バス300および
IEEE1394バスインタフェースを適用することに
より、配信データを高速に送受信することができるた
め、記憶部40を共有した場合でも、各液晶プロジェク
タ200は自分の記憶部40を参照するのと同じくらい
の速度で他の液晶プロジェクタ200の記憶部40を参
照することができる。
【0241】また、例えば、ある液晶プロジェクタ20
0はVGA表示、すなわち、640×480ドット表示
であり、他の液晶プロジェクタ200はSVGA表示、
すなわち、800×600ドット表示であり、さらに他
の液晶プロジェクタ200はXGA表示、すなわち、1
024×768ドット表示であるといったように表示能
力の異なる液晶プロジェクタ200が混在する場合もあ
る。
【0242】このような場合において、上述した座標
(1500、920)を表示しなければいけない場合で
も、異なる表示能力を有する液晶プロジェクタ200を
相互に接続して表示することができる。例えば、マスタ
ーの液晶プロジェクタ200がVGA表示であれば、全
部で9台の液晶プロジェクタ200を接続すれば、19
20×1440ドットの表示領域をカバーでき、座標
(1500、920)も表示することができるようにな
る。
【0243】このような場合でも、スレーブである液晶
プロジェクタ200がマスターである液晶プロジェクタ
200の記憶部40内の描画情報を参照することによ
り、表示能力を自動で調整することができる。
【0244】このように、効率的な分散処理によってミ
ーティングデータを生成できるため、重くかつ大量のミ
ーティングデータであっても快適に生成して再生でき、
即応性の高いミーティングシステムを実現できる。
【0245】なお、共有メモリ方式による分散処理の実
現方式だけでなく、このような分散処理をオブジェクト
配信方式によって行うことも可能である。
【0246】以上、ミーティングシステムを実現する手
法について説明してきたが、コンピュータ読み取り可能
な情報記憶媒体を用いて上述した作用効果を奏するミー
ティングシステムを実現することも可能である。
【0247】(情報記憶媒体についての説明)図16
は、本実施の形態の一例に係る情報記憶媒体の機能ブロ
ック図である。
【0248】情報記憶媒体1400は、コンピュータ1
200に読み取られるための格納情報1410に、上述
した種々の機能を実現するための情報を格納している。
【0249】コンピュータ1200は、他の処理装置1
100と通信回線1300を介して通信を行うための送
受信部1230と、各種データ、プログラム等を記憶す
る記憶部1240と、画像処理等を行う処理部1250
と、画像表示等のデータ再生を行う再生部1220と、
情報記憶媒体1400から情報を読み取る情報読み取り
部1290とを含んで構成されている。
【0250】これら各部のハードウェア構成としては、
例えば、送受信部1230としては、IEEE1394
インタフェースを有する通信機器、ATMスイッチ等、
記憶部1240としては、ROM、RAM等、再生部1
220としては、ディスプレイ、モニター、投射機器
等、処理部1250としては、CPU、画像処理プロセ
ッサ等を適用できる。
【0251】また、情報記憶媒体1400としては、例
えば、レーザー光により情報を読み取らせるCDROM
やDVDROM等、磁気により情報を読み取らせるハー
ドディスクや、メモリ等を適用できる。
【0252】なお、情報記憶媒体1400を情報読み取
り部1290に直接接続するのではなく、通信回線13
00を介してサーバ装置にある格納情報1410をコン
ピュータ1200にダウンロードさせて読み取らせるこ
とも可能である。
【0253】また、伝送路である通信回線1300とし
ては、例えば、IEEE1394バス、光ファイバー等
を適用できる。
【0254】ここで、例えば、上述したジャーナル機能
を実現する場合、格納情報1410は、伝送路である通
信回線1300を介して複数の処理装置1100から配
信データが配信され、この配信データを反映したミーテ
ィングデータを生成するための情報であって、プレゼン
テーション用情報と、前記配信データを、前記処理装置
1100ごとに管理しながら記憶部1240に記憶する
ための記憶用情報と、ミーティング参加者による再生指
示により記憶部1240から前記配信データおよび前記
プレゼンテーション用情報の少なくとも一部を含むミー
ティングデータを読み出すための読み出し用情報とを含
んで構成する。
【0255】これによれば、ミーティング参加者は、過
去のミーティングデータを指示により即座にプレーバッ
クすることができる。
【0256】また、前記読み出し用情報は、再生指示に
基づき、記憶部1240に記憶された前記ミーティング
データを処理装置1100ごとに読み出すための情報を
含むことが好ましい。
【0257】これによれば、どの処理装置1100から
どのような配信データを受信したか判別することができ
る。
【0258】また、処理装置1100ごとの配信データ
を反映したミーティングデータを再生することも可能に
なる。具体的には、例えば、複数のミーティング参加者
が個別の入力装置を用いて入力データを配信している場
合、各入力装置ごと、すなわち、ミーティング参加者ご
とにプレーバックすることができる。
【0259】また、格納情報1410は、ミーティング
状況を撮像するための情報を含み、前記記憶用情報は、
撮像データを前記ミーティングデータの一部として記憶
部1240に所定の単位ごとに記憶するための情報を含
み、前記読み出し用情報は、前記再生指示に基づき、記
憶部1240に記憶された前記ミーティングデータを前
記所定の単位ごとに読み出すための情報を含むことが好
ましい。
【0260】これによれば、ミーティング状況の撮像結
果を即座に再生することができる。撮像対象には再生さ
れるプレゼンテーションデータだけでなくプレゼンター
の動きも含まれるため、ミーティング状況を適切に把握
することができる。
【0261】同様に、格納情報1410は、ミーティン
グ状況を録音するための録音用情報を含み、前記記憶用
情報は、録音データを前記ミーティングデータの一部と
して前記記憶手段に所定の単位ごとに記憶することが好
ましい。
【0262】これによれば、音声も合わせて再生できる
ため、ミーティング状況をさらに適切に把握することが
できる。
【0263】ここで、前記所定の単位としては、例え
ば、章単位、節単位、ページ単位等を適用できる。すな
わち、例えば、ミーティング参加者が第3章の第2節の
部分の再生指示を行えば当該部分を即座にプレーバック
することができる。
【0264】また、格納情報1410は、前記読み出し
た情報を再生するための情報を含むことが好ましい。
【0265】これによれば、読み出したミーティングデ
ータを、表示、投射、音声再生等によって再生すること
により、ミーティング参加者はミーティングデータを即
座に確認することができる。
【0266】また、格納情報1410は、前記読み出し
た情報を処理装置1100へ向け伝送するための情報を
含むことが好ましい。
【0267】これによれば、処理装置1100、例えば
表示装置、印刷装置等でミーティングデータを再生、印
刷等を実行することができる。
【0268】また、上述した相互接続性を向上させるた
めには、格納情報1400を以下のように構成すればよ
い。
【0269】例えば、格納情報1410を、仮想機械5
00を実装し、受信した配信データを、仮想機械500
を用いて解釈するための解釈用情報と、この解釈結果に
基づき、前記ミーティングデータを生成するための生成
用情報とを含んで構成する。
【0270】これによれば、配信データの形式を共通化
して当該配信データを自装置で解釈可能な形式に変換す
る仮想機械500を用いることにより、処理装置間11
00およびコンピュータ1200間でのデータのやりと
りが容易となる。これにより、種々の処理装置を柔軟に
入れ替えることのできるミーティングシステムを実現で
きる。
【0271】また、別の構成として、格納情報1410
を、仮想機械500で解釈可能な配信データを生成する
ための情報と、生成した配信データを配信するための情
報とを含んで構成する。
【0272】これによれば、配信データの形式を共通化
し、他の処理装置1100での仮想機械500で解釈可
能な配信データ生成、配信することにより、当該配信デ
ータを受信した処理装置は、配信データの配信装置の機
種やメーカー等を意識せずに配信データを処理すること
ができる。したがって、各処理装置1100間でのデー
タのやりとりが容易となる。これにより、ミーティング
で使用される種々の処理装置1100を柔軟に入れ替え
ることのできるミーティングシステムを実現できる。
【0273】さらに、別の構成として、格納情報141
0は、プレゼンテーション用情報と、複数の入力手段を
有する前記処理装置から配信される前記入力データを含
む前記解釈が行われた状態の配信データを、前記入力手
段ごとに管理しながら記憶手段に記憶するための記憶用
情報と、再生指示により前記記憶手段から前記入力デー
タおよび前記プレゼンテーション用情報の少なくとも一
部を含むミーティングデータを再生するための再生用情
報とを含んで構成する。
【0274】これによれば、ミーティング参加者は、過
去のミーティングデータを指示により即座にプレーバッ
クすることができる。
【0275】また、前記記憶用情報は、前記入力データ
を含む前記解釈が行われた状態の配信データを、処理装
置1100ごとに管理しながら記憶部1240に記憶す
るための情報を含み、前記再生用情報は、前記再生指示
により前記記憶手段から前記配信データおよび前記プレ
ゼンテーション用情報の少なくとも一部を含むミーティ
ングデータを前記処理装置ごとに再生するための情報を
含むことが好ましい。
【0276】これによれば、ミーティング参加者は、過
去のミーティングデータを処理装置ごとに再生する指示
を行うことにより、処理装置1100ごとにプレーバッ
クすることができる。
【0277】具体的には、例えば、複数のミーティング
参加者が個別の入力装置を用いて入力データを配信して
いる場合、各入力装置ごと、すなわち、ミーティング参
加者ごとにプレーバックすることができる。
【0278】また、格納情報1410は、ミーティング
状況を撮像するための情報を含み、前記記憶用情報は、
撮像結果を含む前記配信データを記憶部1410に所定
の単位ごとに記憶するための情報を含み、前記再生用情
報は、前記再生指示に基づき、記憶部1410に記憶さ
れた前記撮像結果を含む配信データを前記所定の単位ご
とに再生するための情報を含むことが好ましい。
【0279】これによれば、ミーティング状況の撮像結
果を即座に再生することができる。撮像対象には再生さ
れるプレゼンテーションデータだけでなくプレゼンター
が指示した画像等の付加情報も含まれるため、ミーティ
ング状況を適切に把握することができる。
【0280】なお、ここで、前記所定の単位としては、
例えば、章単位、節単位、ページ単位等を適用できる。
すなわち、例えば、ミーティング参加者が第3章の第2
節の部分の再生指示を行えば当該部分を即座にプレーバ
ックすることができる。
【0281】また、前記配信データは、画像データ、画
像生成用オブジェクト、画像生成制御用オブジェクト、
画像表示用オブジェクト、画像表示制御用オブジェクト
のうち少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0282】これによれば、ミーティングで用いられる
種々のデータを効率よくやりとりできるミーティングシ
ステムを実現できる。
【0283】また、前記伝送路は、IEEE1394バ
スを含んで構成されていることが好ましい。
【0284】これによれば、各処理装置間で配信データ
等を高速にやりとりできる。特に、画像データ等は伝送
データ量が多いが、IEEE1394バスを適用するこ
とによりリアルタイム処理も容易に行うことができる。
【0285】以上が、相互接続性を向上させるための格
納情報1410の構成であるが、次に、分散処理による
データ処理効率の向上を図るための格納情報1410の
構成について説明する。
【0286】例えば、格納情報1410を、伝送路であ
る通信回線1300を介して接続された複数の処理装置
1100間で、仮想機械500で解釈可能な共通形式の
配信データを送受信して分散処理しながらミーティング
データを生成するための情報であって、記憶部1240
を他の処理装置1100と共有するための通信用インタ
フェース部30を実装するための情報を含んで構成す
る。
【0287】これによれば、各処理装置1100からア
クセス可能な記憶部1240を提供することができる。
このような記憶方式を実現することにより、特に分散処
理において効果的である。
【0288】ここで、前記伝送路は、IEEE1394
バスであって、前記通信用インタフェース部は、IEE
E1394バスインタフェースであることが好ましい。
【0289】これによれば、各処理装置1100は、あ
たかも自装置の記憶領域にアクセスするように当該共有
された記憶部1240に高速にアクセスすることができ
る。
【0290】また、別の構成として、格納情報1410
を、伝送路である通信回線1300を介して接続された
複数の処理装置1100間で、仮想機械500で解釈可
能な共通形式の配信データを送受信して分散処理しなが
らミーティングデータを生成するための情報として構成
し、前記共通形式の配信データを生成するための情報
と、各処理装置1100がアクセス可能な記憶部を有す
る少なくとも1台の処理装置1100へ向け前記生成し
た配信データを送信するための情報とを含んで構成す
る。
【0291】これによれば、共通形式の配信データを生
成して共有形態の記憶手段に記憶することにより、各処
理装置は、当該記憶部にアクセスして配信データを取得
することが可能となり、分散処理において特に効果的で
ある。
【0292】例えば、配信データとしてJAVAアプレ
ットを適用する場合、複数の処理装置が同時に記憶手段
に記憶されたJAVAアプレットをダウンロードでき、
仕様変更や機能拡張等を容易に行うことができる。
【0293】ここで、前記伝送路は、IEEE1394
バスであることが好ましい。
【0294】これによれば、各処理装置は、あたかも自
装置の記憶領域にアクセスするように共有された記憶手
段に高速にアクセスすることができる。
【0295】また、別の構成として、格納情報1410
を、伝送路を介して接続された複数の処理装置1100
間で、仮想機械500で解釈可能な共通形式の配信デー
タを送受信して分散処理しながらミーティングデータを
再生するための情報として構成し、各処理装置1100
がアクセス可能であって前記ミーティングデータの記憶
された記憶部を有する少なくとも1台の処理装置110
0に対して、前記記憶部に記憶された前記ミーティング
データを読み取るための読み取り用情報と、読み取った
画像データを再生するための再生用情報とを含んで構成
することが好ましい。
【0296】また、ここで、前記読み取り用情報は、読
み取り要求を示す配信データを生成し、前記共通形式の
配信データに変換するための情報と、変換した配信デー
タを、前記記憶部を有する処理装置1100へ向け送信
し、当該処理装置1100からミーティングデータを含
む配信データを受信するための情報とを含み、前記再生
用情報は、仮想機械500を実装するための情報と、受
信した配信データに基づき、仮想機械500を用いて配
信データを変換し、ミーティングデータを再生するため
の情報と含んで構成する。
【0297】これによれば、共通形式の配信データを用
いることにより、OSやメーカーの違いを吸収して画像
提供側の装置種別によらずに画像データを受信して表示
することができる。
【0298】また、別の構成として、格納情報1410
を、伝送路を介して接続された複数の処理装置1100
間で、仮想機械500で解釈可能な共通形式の配信デー
タを送受信して分散処理しながらミーティングデータを
生成するための情報として、他の処理装置1100に対
して所定のサービスを要求するための要求用情報と、他
の処理装置1100に対して所定のサービスを提供する
ための提供用情報と、を含んで構成する。
【0299】ここで、前記要求用情報は、前記所定のサ
ービスの要求を示す配信データを生成し、前記共通形式
の配信データに変換するための情報と、変換した配信デ
ータを他の処理装置へ向け送信するための情報とを含
み、前記提供用情報は、仮想機械500を実装するため
の情報と、他の処理装置からサービス要求を示す配信デ
ータを受信し、仮想機械500を用いて変換するための
情報と、変換した配信データに基づき、当該サービスを
提供可能かどうか判断するための情報と、当該サービス
が提供可能な場合は当該サービスを提供するための情報
とを含む。
【0300】これによれば、各処理装置は、お互いに情
報を交換しながら画像処理を分担して行うことができ
る。例えば、プロジェクタから印刷サービスを要求すれ
ば、印刷サービスを提供可能なプリンタがこれに応答し
て印刷が行われる。
【0301】このような分散処理も仮想機械500を用
いるとともに配信データを共通形式として各処理装置1
100間でのデータのやりとりを容易にすることにより
実現できる。
【0302】また、前記配信データは、ミーティングデ
ータ、ミーティングデータ生成用オブジェクト、ミーテ
ィングデータ生成制御用オブジェクト、ミーティングデ
ータ再生用オブジェクト、ミーティングデータ再生制御
用オブジェクトのうち少なくとも1つを含むことが好ま
しい。
【0303】これによれば、これらのデータやオブジェ
クトは共通形式に統一されているため、分散処理におけ
る各種の画像処理の汎用性を高めることができる。
【0304】また、前記伝送路は、IEEE1394バ
スを含んで構成されていることが好ましい。
【0305】これによれば、各処理装置1100は、あ
たかも自装置の記憶領域にアクセスするように上述した
共有された記憶手段に高速にアクセスすることができ
る。また、各処理装置は、上述した情報交換を高速に行
うことができ、処理速度を上げることができる。
【0306】(変形例)なお、本発明の適用は上述した
実施例に限られず、種々の変形例に対して適用可能であ
る。
【0307】例えば、上述した伝送路としては、IEE
E1394バス300を適用した例について説明した
が、高速な伝送路であれば種々のものを適用できる。具
体的には、例えば、ファイバーチャネルや、衛星通信路
等を適用できる。
【0308】また、上述した実施例では、2台のミーテ
ィングデータ再生装置(液晶プロジェクタ200)を用
いた分散処理について説明したが、2台のミーティング
データ生成装置や、ミーティングデータ生成装置とミー
ティングデータ再生装置とで分散処理することも本発明
の適用範囲に含まれる。
【0309】また、プレゼンテーションに用いるデータ
としては、サンプリングされた音声、音声認識結果とし
て得られる文字コード、タブレット等のデジタイズ装置
上で、手書き文字認識された文字コード等の二次的な情
報の付加が重要である。これらの認識処理には、信号処
理系の演算機能に優れたDSP(Digital Si
gnal Processor)を用いると、高速な処
理を期待できる。上述した実施例から明らかな通り、本
発明に係る分散処理は、仮想機械インタープリタ間の通
信と自律的な処理分散に頼っている。
【0310】従来の方式下であれば、DSPの利用の為
には、アプリケーションソフトウェア(応用層プログラ
ム)が、DSP固有の特殊な機械語を生成し、DSPシ
ステムに配信して実行を任せる必要があった。しかし、
本発明を用いれば、IEEE1394バスを介して接続
されたDSPシステムの上に、仮想機械インタープリタ
を実装し、処理分散に加える事が可能である。結果とし
て、応用層プログラムである原始プレゼンテーションフ
ァイルを書き換えずに、DSPの優れた計算能力という
資源を利用可能である。
【0311】さらに、上述したように、本発明を実現す
るためのプログラミング言語はJAVAに限られない。
仮想機械の機械語を生成でき、プロセッサ資源の利用を
多重化する処理を、前記機械語の段階でサポートできる
言語は多数存在する。このような言語においては、本発
明における上述した描画命令の記述と同様の記述ができ
る。本発明は、描画命令語を生成するまでに用いられる
高級言語レベルの構文、字句解析の仕様に依存すること
なく各種の言語を用いて実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の一例に係るミーティングシステ
ムの概略図である。
【図2】本実施の形態の一例に係るミーティング状況の
説明図である。
【図3】本実施の形態の一例に係るミーティングシステ
ムの構成図である。
【図4】本実施の形態に係るミーティングデータおよび
管理テーブルのデータ構造の一例を示す概略図である。
【図5】本実施の形態の一例に係るミーティングシステ
ムでの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態の他の一例に係るミーティングシ
ステムの機能ブロック図である。
【図7】本実施の形態の他の一例に係るミーティングシ
ステムの機能ブロック図である。
【図8】制御装置を用いたミーティングシステムの概略
図である。
【図9】制御装置を用いたミーティングシステムでの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図10】管理テーブルの一例を示す図である。
【図11】分散して画像表示を行う場合の画像表示を示
す図であり、(A)は1台の液晶プロジェクタのみを用
いる場合、(B)は4台の液晶プロジェクタを用いて画
像表示の例を示す図である。
【図12】4台の液晶プロジェクタを用いて分散して画
像表示を行う場合の模式図である。
【図13】仮想機械を用いた場合の通信方式を示す模式
図であり、(A)は従来の通信方式、(B)は本実施の
形態に係る通信方式を示す図である。
【図14】本実施の形態に係る分散処理を行う場合の機
能ブロック図である。
【図15】プロジェクタにおけるソフトウェア部とハー
ドウェア部の機能ブロック図である。
【図16】本実施の形態の一例に係る情報記憶媒体の機
能ブロック図である。
【符号の説明】
10 生成部 20 再生部 30 通信用インタフェース部 40 記憶部 50 変換部 60 撮像部 70 録音部 90 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 BE07 BG06 5K030 GA18 HB02 HC14 JT02 KA02 LD08 LE01 9A001 DD15 FF03 JJ12 JJ15 JJ32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して複数のデータ配信装置か
    ら配信データが配信され、この配信データを反映したミ
    ーティングデータを生成するミーティングデータ生成装
    置を含むミーティングシステムにおいて、 前記ミーティングデータ生成装置は、所定のプレゼンテ
    ーション用データが記憶された記憶手段に、受信した配
    信データを、前記データ配信装置ごとに管理しながら記
    憶し、前記データ配信装置ごとの再生指示に基づき、前
    記記憶手段から前記配信データおよび前記プレゼンテー
    ション用データの少なくとも一部を含むミーティングデ
    ータを読み出すためのデータ制御手段を含むことを特徴
    とするミーティングシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記データ制御手段は、受信した配信データを、所定の
    単位ごとに管理しながら記憶し、前記再生指示により、
    前記ミーティングデータを所定の単位ごとに読み出すこ
    とを特徴とするミーティングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ミーティングデータ生成装置は、 ミーティング状況を撮像するための撮像手段を含み、 前記データ制御手段は、撮像データを前記ミーティング
    データの一部として前記記憶手段に前記所定の単位ごと
    に記憶し、 前記データ制御手段は、前記再生指示に基づき、前記記
    憶手段に記憶された前記ミーティングデータを前記所定
    の単位ごとに読み出すことを特徴とするミーティングシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記ミーティングデータ生成装置は、前記読み出したミ
    ーティングデータを再生するための再生手段を含むこと
    を特徴とするミーティングシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記ミーティングデータ生成装置は、前記読み出したミ
    ーティングデータを他の処理装置へ向け伝送するための
    伝送手段を含むことを特徴とするミーティングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記データ配信装置は、複数の入力装置を含み、 前記データ制御手段は、前記入力装置から配信される前
    記配信データを前記入力装置ごとに管理しながら前記記
    憶手段に記憶し、前記再生指示により前記記憶手段から
    ミーティングデータを読み出すことを特徴とするミーテ
    ィングシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記ミーティングデータ生成装置は、プロジェクタを含
    むことを特徴とするミーティングシステム。
  8. 【請求項8】 伝送路を介して複数のデータ配信装置か
    ら配信データが配信され、この配信データを反映したミ
    ーティングデータを生成するための情報を記憶したコン
    ピュータ読み取り可能な情報記憶媒体において、 前記情報は、 プレゼンテーション用情報と、 前記配信データを、前記データ配信装置ごとに管理しな
    がら記憶手段に記憶するための記憶用情報と、 再生指示により前記記憶手段から前記配信データおよび
    前記プレゼンテーション用情報の少なくとも一部を含む
    ミーティングデータを読み出すための読み出し用情報
    と、 を含むことを特徴とする情報記憶媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記読み出し用情報は、再生指示に基づき、前記記憶手
    段に記憶された前記ミーティングデータを前記データ配
    信装置ごとに読み出すための情報を含むことを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項8、9のいずれかにおいて、 前記情報は、ミーティング状況を撮像するための情報を
    含み、 前記記憶用情報は、撮像データを前記ミーティングデー
    タの一部として前記記憶手段に所定の単位ごとに記憶す
    るための情報を含み、 前記読み出し用情報は、前記再生指示に基づき、前記記
    憶手段に記憶された前記ミーティングデータを前記所定
    の単位ごとに読み出すための情報を含むことを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかにおいて、 前記情報は、前記読み出した情報を再生するための情報
    を含むことを特徴とする情報記憶媒体。
  12. 【請求項12】 請求項8〜11のいずれかにおいて、 前記情報は、前記読み出した情報を他の処理装置へ向け
    伝送するための情報を含むことを特徴とする情報記憶媒
    体。
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