JP2000323005A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2000323005A
JP2000323005A JP11129089A JP12908999A JP2000323005A JP 2000323005 A JP2000323005 A JP 2000323005A JP 11129089 A JP11129089 A JP 11129089A JP 12908999 A JP12908999 A JP 12908999A JP 2000323005 A JP2000323005 A JP 2000323005A
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JP
Japan
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iron piece
frame
movable iron
circuit breaker
fixed iron
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JP11129089A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakayama
雅彦 中山
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉機構部と瞬時引き外し機構部との位置関
係を安定させて遮断特性のばらつきを小さくすると共
に、部品点数を削減する。 【解決手段】 操作ハンドル3、引き外し部材2等を組
み付け、可動鉄片を軸支して基台上に立設するフレーム
1に、可動鉄片5に対応する固定鉄片6を一体形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大電流発生時に回
路を遮断する回路遮断器に関し、詳しくはその大電流の
電流検知部材に可動鉄片と固定鉄片とを使用した回路遮
断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路遮断器及びその開閉装置を図
4,図5に示す。図4は回路遮断器の側面説明図、図5
は図4の開閉装置の説明図であり(a)は分解斜視図、
(b)は組立後の斜視図を示している。図において、2
6は主回路を入り切り操作する操作ハンドル、27a,
27bは接点、34,35は接続端子であり、大電流を
検知する電流検知部材は、バイメタル片20と、可動鉄
片21と固定鉄片22との組が設置されている。
【0003】開閉装置の組付けは、基台24上に金属製
のフレーム25をネジ31により立設し、そのフレーム
25に操作ハンドル26、及びそのトグル機構部等の開
閉機構部、そして引き外し部材28、回動レバー29、
可動鉄片21等の瞬時引き外し機構部の1部が組み付け
られている。また、固定鉄片22はバイメタル片20と
共に基台24上に直接ネジ32により組み付けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、操作ハンドル26等の開閉機構部と引き
外し部材28との取付位置関係は双方がフレームに組み
付けられているため一定であるが、電流検知部材の1つ
である固定鉄片22は直接基台24上に設置されている
ため、フレーム25に軸支されている引き外し部材28
との間で、部品公差、組み付け公差等により、相互の位
置関係が不安定になり、大電流発生時の開閉機構部の動
作時間にばらつきが生じ、安定した遮断特性を得ること
が難しかった。また、構成が複雑で部品点数が多く、組
立に多くの時間を要していた。
【0005】そこで、本発明は、開閉機構部と瞬時引き
外し機構部との位置関係を安定させて遮断特性のばらつ
きを小さくすると共に、部品点数を削減することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、主回路を操作ハンドルの操作に
より開閉する開閉機構部と、大電流発生時にその開閉機
構部を開動作させる瞬時引き外し機構部とを有する回路
遮断器であって、瞬時引き外し機構部が、大電流を検知
する電流検知部材と、その電流検知部材の検知動作によ
り開閉機構部を開動作させる引き外し部材とを有し、前
記電流検知部材が、引き外し部材を動作させる可動鉄片
とその可動鉄片を大電流による電磁相互作用で吸引する
固定鉄片とから成り、前記固定鉄片を可動鉄片が軸支さ
れたフレームに一体形成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を基に詳細に説明する。図1は本発明に係る
回路遮断器の開閉装置の分解斜視図を示し、フレーム1
に引き外し部材2、操作ハンドル3、及び引き外し部材
2を引き外し動作させる回動レバー4が軸支され、回動
レバー4には電流検知部材の1つである可動鉄片5が軸
支されている。フレーム1は金属製板体をプレス成形し
て形成され、略中央背部に可動鉄片5に対応する固定鉄
片6がコ字状に手前に折り曲げて形成され、回路遮断器
の基台9(図2示)に立設される。尚、8は引き外し部
材に係止するラッチレバーである。
【0008】開閉装置を基台に組み付けた回路遮断器の
側面説明図を図2に示す。図において、フレーム1は回
動レバー4等に隠れて確認することはできないが、図示
するように固定鉄片6をフレーム1に一体形成しても、
図4の従来の他の構成部材をほとんど変更することなく
組立ることができる。尚、14はバイメタル片、15は
電源接続端子、16は負荷接続端子であり、17aは可
動接点、17bは固定接点である。
【0009】このように、固定鉄片をフレームに一体化
することで、対応する可動鉄片と共に、引き外し部材を
軸支したフレームに組み付けるものであるから、位置関
係が安定化し、組立による性能のばらつきを小さくする
ことができる。また、固定鉄片をネジにより組み付ける
作業が必要無くなるので、部品点数を削減するとがで
き、ネジ締めの際の位置合わせ操作も必要なく、組立工
程を簡略化することができる。そのため、組み立てを自
動化することも容易である。また、固定鉄片の構成を変
更しても他の構成をほとんど変更すること無く組み立て
可能なため、変更に伴う他の部品の変更がほとんど必要
ないし、従来の製造設備の変更も軽微なものとすること
ができる。
【0010】図3は他の実施の形態を示し、(a)はフ
レームに操作レバーや引き外し部材を組み付ける様子、
(b)はフレームの平面図を示している。図3は2極遮
断器の引外素子2個の場合を示し、2個の固定鉄片を必
要としているが、フレーム11をU字状に形成し、その
両側に固定鉄片12を一体形成している。このように形
成することで、従来の2極遮断器に比べて更に部品点数
を削減することができ、組立工数も簡略化することがで
きる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、固定鉄片をフレームに一体化したので、従来よ
りフレームに軸支された可動鉄片と合わせて、位置関係
が安定化し、組立による性能のばらつきを小さくするこ
とができる。また、固定鉄片をフレームに一体形成する
ことで部品点数を削減することができ、組立工程を簡略
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示し、回路遮断器
の開閉装置の分解斜視図である。
【図2】図1の回路遮断器の側面説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す開閉装置の分解
斜視図である。
【図4】従来の回路遮断器の側面説明図である。
【図5】図4の回路遮断器の開閉装置を示し、(a)は
分解斜視図、(b)は組み付けた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1・・フレーム、2・・引き外し部材、3・・操作ハン
ドル、4・・回動レバー、5・・可動鉄片、6・・固定
鉄片、11・・フレーム、12・・固定鉄片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路を操作ハンドルの操作により開閉
    する開閉機構部と、大電流発生時にその開閉機構部を開
    動作させる瞬時引き外し機構部とを有する回路遮断器で
    あって、瞬時引き外し機構部が、大電流を検知する電流
    検知部材と、その電流検知部材の検知動作により開閉機
    構部を開動作させる引き外し部材とを有し、前記電流検
    知部材が、引き外し部材を動作させる可動鉄片とその可
    動鉄片を大電流による電磁相互作用で吸引する固定鉄片
    とから成り、前記固定鉄片を可動鉄片が軸支されたフレ
    ームに一体形成したことを特徴とする回路遮断器。
JP11129089A 1999-05-10 1999-05-10 回路遮断器 Pending JP2000323005A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353441A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Tempearl Ind Co Ltd 回路遮断器の瞬時引外し装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005353441A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Tempearl Ind Co Ltd 回路遮断器の瞬時引外し装置
JP4510528B2 (ja) * 2004-06-11 2010-07-28 テンパール工業株式会社 回路遮断器の瞬時引外し装置

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Effective date: 20051220

A02 Decision of refusal

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Effective date: 20060425