JP2000322697A - 自動追従走行車における操舵制御装置 - Google Patents

自動追従走行車における操舵制御装置

Info

Publication number
JP2000322697A
JP2000322697A JP11129316A JP12931699A JP2000322697A JP 2000322697 A JP2000322697 A JP 2000322697A JP 11129316 A JP11129316 A JP 11129316A JP 12931699 A JP12931699 A JP 12931699A JP 2000322697 A JP2000322697 A JP 2000322697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
steering angle
preceding vehicle
steering
predicted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11129316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4073574B2 (ja
Inventor
Masato Ishiyama
眞人 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP12931699A priority Critical patent/JP4073574B2/ja
Publication of JP2000322697A publication Critical patent/JP2000322697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4073574B2 publication Critical patent/JP4073574B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/84Data processing systems or methods, management, administration

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動追従走行車を前走車の動きと同様に操舵
して前走車に対して精度良く追従させて走行させる。 【解決手段】 車両1aの先端部にレーダ波を発信し、
前走車から反射したレーダ波を受信するレーダ装置2か
らの受信信号に基づいて、前走車の相対位置を算出する
レーダ処理装置12を設ける。自車の操舵角を検出する
操舵角検出手段を設ける。操舵角に基づいて自車の走行
軌跡を予測する走行軌跡予測手段16を設ける。走行軌
跡予測手段16で予測された走行軌跡上に自車の予測位
置を求める予測位置算出手段17を設ける。レーダ装置
2により検出された前走車の位置と予測位置算出手段1
7で算出された自車の予測位置との距離誤差を求める距
離誤差算出手段18を設ける。距離誤差算出手段によっ
て算出された距離誤差に基づいて操舵角を補正する操舵
角補正手段19を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前走車に追従し
て走行する自動追従走行車における操舵制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、運転者により運転される
前走車に対して自動追従走行車を追従させる自動追従走
行システムが提案されている。この自動追従走行システ
ムによれば、2台目以降の車両における運転時の省力化
が図られる等の利点が得られる。この種の自動追従走行
システムに用いられる自動追従走行車としては、車両の
先端にレーダ装置が設けられ、このレーダ装置によって
前走車の位置を検出し、この前走車との車間距離を維持
するようにアクセル及びブレーキを制御し、また、前走
車が正面にくるように、前走車との相対位置に基づいて
操舵を制御するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
自動追従走行車にあっては、操舵の制御が、前走車との
相対位置の横方向偏差だけを補正するものであるので、
特に、前走車が旋回する場合などには、操舵のタイミン
グがずれて前走車の動きと食い違い、前走車の走行軌跡
に対してオーバーハングやアンダーハングを生じてしま
い、前走車の走行軌跡を正確に倣って走行することが困
難であった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、自動追従走行車を、前走車と同様に操舵させて、
前走車に対して精度良く追従させて走行させることが可
能な自動追従走行車における操舵制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の自動追従走行車における操舵制御装
置は、自動操舵装置によって前走車に追従して走行する
自動追従走行車における操舵制御装置であって、図に示
すように、自車Aの操舵角δcを検出する操舵角検出手
段と、操舵角δcに基づいて自車Aの走行軌跡を予測す
る走行軌跡予測手段16と、走行軌跡予測手段16で予
測された走行軌跡上に自車Aの予測位置(xc、yc)を
求める予測位置算出手段17と、レーダ装置2により検
出された前走車Bの位置(xb、yb)と予測位置算出手
段17で算出された自車Aの予測位置(xc、yc)との
距離の差である距離誤差△Lを求める距離誤差算出手段
18と、距離誤差算出手段18によって算出された距離
誤差△Lに基づいて操舵角δcを補正する補正操舵角△
δを求める操舵角補正手段19とを有することを特徴と
している。なお、自車Aは、その進行方向をX方向と
し、それと直交する横方向をY方向としている。
【0006】つまり、前走車Bの相対位置(xb、yb)
を求め、この相対位置(xb、yb)と自車Aの予測走行
軌跡上の所定点である予測位置(xc、yc)との距離誤
差△Lを求め、この距離誤差△Lに基づいて操舵角δc
が補正される。
【0007】このように、前走車Bの相対位置(xb、
yb)と自車Aの予測位置(xc、yc)との距離誤差△
Lに基づいて、操舵角δcが補正されるので、例えば、
前走車Bが旋回する場合には、この前走車Bの動きと同
様に操舵させて旋回させることができる。これにより、
従来のように、前走車Bの相対位置の横方向偏差だけを
単に補正するように操舵を制御するものと比較して、前
走車Bの走行軌跡に滑らかに追従させることができ、前
走車Bに対する追従性を大幅に向上させることができ
る。
【0008】請求項2記載の自動追従走行車における操
舵制御装置は、請求項1記載の自動追従走行車における
操舵制御装置において、操舵角補正手段19が、さら
に、前走車Bの進行方位と予測位置での自車の進行方位
との方位誤差△θを算出し、方位誤差△θに基づいて補
正操舵角を求めることを特徴としている。
【0009】このように、前走車Bの相対位置(xb、
yb)と自車Aの予測位置(xc、yc)との距離誤差△
Lだけでなく、この距離誤差△Lとともに前走車Bの前
走車相対速度(vxb、vyb)と自車Aの予測位置(x
c、yc)における予測の自車相対速度(vxc、vyc)と
の相対速度誤差である方位誤差△θに基づいて求められ
た補正操舵角△δによって操舵角δcが補正されるの
で、自車Aの追従精度をさらに高めることができ、従来
のように、前走車Bの相対位置の横方向偏差だけを単に
補正するように操舵を制御するものと比較して、オーバ
ーハングやアンダーハングなく、前走車Bに追従させる
ことができ、前走車Bに対する追従性を大幅に向上させ
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動追従走行車に
おける操舵制御装置の実施の形態例を説明する。図1に
おいて、符号1は、自動追従走行車である。この自動追
従走行車1は、その車両1aの先端部にレーダ装置2が
設けられている。このレーダ装置2は、レーダ波を発信
し、前走車の後端部設けられた鏡面処理されたプレート
である図示しないリフレクタに反射させてその反射した
レーダ波を所定角度範囲にてスキャンするもので、この
レーダ装置2における受信信号が、コントローラ11の
後述するレーダ処理装置12に出力され、このレーダ処
理装置12によって、前走車の距離及び方位がリアルタ
イムに補足されるようになっている。つまり、レーダの
反射波の帰ってくる時間と方向で、前走車までの距離L
Aと方位θを検出し、その距離、方位データ(LA、θ)
を位置座標(Xb、Yb)へ座標変換するようになって
いる。なお、このレーダ処理装置12では、前走車以外
の物体との識別も行うようになっている。
【0011】このコントローラ11は、前記レーダ処理
装置12と、このレーダ処理装置12にて求められた前
走車の位置データに基づいて、前走車との車間距離を目
標車間距離とすべく目標アクセル開度データ及び目標ブ
レーキ圧データを出力する目標加速度算出手段13と、
目標アクセル開度データに基づいて、アクセル制御信号
を出力するアクセル指令手段14と、目標ブレーキ圧デ
ータに基づいて、ブレーキ制御信号を出力するブレーキ
指令手段15と、各種センサ(例えば、ヨーレートジャ
イロ、車速センサ、自車の操舵角を検出する操舵角セン
サ(操舵角検出手段)、アクセル開度センサ、ブレーキ
圧センサ等)からのデータに基づいて、自車の走行軌跡
を予測する走行軌跡予測手段16と、この走行軌跡予測
手段16で予測された走行軌跡上に自車の予測位置を求
める予測位置算出手段17と、前記レーダ装置12によ
り検出された前走車の位置と予測位置算出手段17で算
出された自車の予測位置との距離の差である距離誤差を
求める距離誤差算出手段18と、距離誤差算出手段18
によって算出された距離誤差に基づいて操舵角を補正す
る補正操舵角を求め、目標操舵角を算出する操舵角補正
手段19と、この操舵角補正手段19によって算出され
た目標操舵角に基づいて、操舵制御信号を出力する操舵
指令手段20とから構成されている。
【0012】また、自動追従走行車1には、自動アクセ
ル装置21及び自動ブレーキ装置22が設けられてお
り、自動アクセル装置21には、コントローラ11のア
クセル指令手段14からのアクセル制御信号が入力さ
れ、自動ブレーキ装置22には、ブレーキ指令手段15
からのブレーキ制御信号が入力されるようになってい
る。そして、自動アクセル装置21では、アクセル制御
信号に基づいて、車両1aの駆動モータを駆動し、自動
ブレーキ装置22では、ブレーキ制御信号に基づいて、
車両1aの各車輪Wに設けられたブレーキ装置を作動さ
せるようになっている。
【0013】また、車両1aの前輪Wfには、そのドラ
イブシャフトに、自動操舵装置23が設けられており、
この自動操舵装置23には、コントローラ11の操舵指
令手段20からの操舵制御信号が入力されるようになっ
ている。そして、この自動操舵装置23では、操舵各制
御信号に基づいて、車両1aの前輪Wfを操舵するよう
になっている。
【0014】なお、自動アクセル装置21、自動ブレー
キ装置22及び自動操舵装置23には、それぞれアクセ
ル開度センサ、ブレーキ圧センサ及び操舵角センサが設
けられ、これらセンサによって、アクセル開度、ブレー
キ圧及び操舵角が検出されるようになっている。このよ
うに、上記自動追従走行車1は、コントローラ11によ
って、アクセル、ブレーキ及び操舵が制御されて、前走
車に追従して走行するようになっている。
【0015】次に、コントローラ11による具体的な制
御について、図2及び図3に示すフローチャート図に沿
って説明する。なお、ここでは、自動追従走行車1を自
車Aとし、この自車Aが追従する車両を前走車Bとして
説明する。まず、図2のフローチャートに沿って車間距
離の制御について説明する。図4及び図5に示すよう
に、前走車Bが旋回し、レーダ装置2による検出範囲O
内にて、自車Aの正面から前走車Bが逸れた状態にて、
レーダ処理装置12では、レーダ装置2の受信信号に基
づいて、自車Aに対する前走車Bの前走車相対位置(x
b、yb)が求められる(ステップS1)。なお、図5に
おいて、自車Aは、その進行方向をX方向とし、それと
直交する横方向をY方向としている。
【0016】そして、このレーダ処理装置12にて求め
られた前走車相対位置(xb、yb)の位置データは、目
標加速度算出手段13に出力される。
【0017】目標加速度算出手段13では、予め設定さ
れた設定車間距離の情報に基づいて、前走車Bとの目標
車間距離LApが算出され(ステップS2)、その後、こ
の目標車間距離LApと測定した車間距離LAとから目標
アクセル開度θの算出及び目標ブレーキ圧Pの算出(ス
テップS3)が行われる。ここで、目標アクセル開度θ
及び目標ブレーキ圧Pは、それぞれ次式によって算出さ
れる。
【0018】 目標アクセル開度:θ=GA×(LA−LAp) 但し、GA:アクセル開度ゲイン 目標ブレーキ圧 :P=GP×(LA−LAp) 但し、GP:ブレーキ圧ゲイン
【0019】そして、上式にて算出された目標アクセル
開度θは、目標アクセル開度データとしてアクセル指令
手段14に出力されると、このアクセル指令手段14か
らアクセル制御信号が自動アクセル装置21に出力さ
れ、この自動アクセル装置21が目標アクセル開度θに
て作動される(ステップS4)。
【0020】また、算出された目標ブレーキ圧Pは、目
標ブレーキ圧データとしてブレーキ指令手段15に出力
されると、このブレーキ指令手段15からブレーキ制御
信号が自動ブレーキ装置22に出力され、この自動ブレ
ーキ装置22が目標ブレーキ圧Pにて作動される(ステ
ップS4)。
【0021】ここで、前走車Bとの車間距離LAが予め
設定された設定車間距離LApよりも大きい場合は、目標
アクセル開度θにて自動アクセル装置21が作動されて
自車Aが加速され、これとは逆に、前走車Bとの車間距
離LAが予め設定された設定車間距離LApよりも小さい
場合は、目標ブレーキ圧Pにて自動ブレーキ装置22が
作動されて自車Aが減速される。
【0022】次に、図3のフローチャートに沿って操舵
角の制御について説明する。レーダ処理装置12にて前
走車相対位置(xb、yb)が求められ(ステップS1
1)、その位置データは、距離誤差算出手段18に出力
される。距離誤差算出手段18では、レーダ処理装置1
2から時系列的に入力される自車Aに対する前走車Bの
前走車相対位置(xb、yb)の位置データを時間微分す
ることにより、つまり、前回検出した位置座標(Xn-
1、Yn-1)と今回検出した位置座標(Xn、Yn)との変
化量(Xn-Xn-1、Yn-Yn-1)から前走車Bの相対速度
である前走車相対速度(vxb、vyb)が算出される(ス
テップS12)。
【0023】また、操舵角センサからの操舵角のデータ
に基づいて、走行軌跡予測手段16では、自車Aの走行
軌跡を予測し、その予測データを予測位置算出手段17
に出力する。さらに、予測位置算出手段17では、予測
データに基づいて、予測された走行軌跡上に自車Aの予
測位置である自車予測位置(xc、yc)を求め、その予
測位置データを距離誤差算出手段18へ出力する。
【0024】その後、この距離誤差算出手段18では、
予測位置データを時間微分することにより自車Aの相対
速度である自車相対速度(vxc、vyc)が算出される
(ステップS13)。なお、予測走行軌跡上の自車予測
位置(xc、yc)としては、前走車Bに最も近接した点
が用いられる。
【0025】さらに、距離誤差算出手段18では、前走
車相対位置(xb、yb)と自車予測位置(xc、yc)と
の距離誤差△L及び前走車相対速度(vxb、vyb)と自
車相対速度(vxc、vyc)との相対速度誤差である方位
誤差△θが算出される(ステップS14)。ここで、こ
れら距離誤差△L、方位誤差△θは、次式によって算出
される。
【0026】距離誤差:△L=±√{(xc−xb)2
(yc−yb)2} 方位誤差:△θ=vyc/vxc−vyb/vxb
【0027】次いで、この距離誤差算出手段18にて求
められた上記距離誤差△L及び方位誤差△θは、操舵角
補正手段19へ出力される。そして、この操舵角補正手
段19では、距離誤差△L及び方位誤差△θに基づい
て、自車Aの目標操舵角の補正操舵角△δが算出され、
現在の操舵角δcを、補正操舵角△δによって補正した
目標操舵角δ(δ=δc+△δ)が求められる(ステッ
プS15)。ここで、補正操舵角△δは、次式によって
算出される。
【0028】 補正操舵角 :△δ=GL×△L+Gθ×△θ 但し、GL:座標ゲイン、Gθ:相対速度ゲイン
【0029】そして、上式にて算出された補正操舵角△
δによって補正された目標操舵角δが目標操舵角データ
として操舵角指令手段20に出力されると、この操舵角
指令手段20から操舵制御信号が自動操舵装置23に出
力され、この自動操舵装置23が目標操舵角δにて制御
される(ステップS16)。
【0030】つまり、自車Aの座標を原点として、前走
車Bの相対位置(xb、yb)を求め、この相対位置(x
b、yb)を微分することにより相対速度(vxb、vyb)
を算出し、これら相対位置(xb、yb)及び前走車相対
速度(vxb、vyb)と自車Aの予測走行軌跡上の自車予
測位置(xc、yc)及びこの自車予測位置(xc、yc)
における予測の自車相対速度(vxc、vyc)とのそれぞ
れの誤差△L、△θを求め、これら誤差△L、△θから
補正操舵角△δを算出し、この補正操舵角△δによって
補正した目標操舵角δにて自動操舵装置23が制御され
る。
【0031】このように、上記自動追従走行車における
操舵制御装置によれば、前走車Bの相対位置(xb、y
b)と自車予測位置(xc、yc)との距離誤差△L及び
前走車Bの相対速度である前走車相対速度(vxb、vy
b)と自車予測位置(xc、yc)における予測の自車相
対速度(vxc、vyc)との相対速度の誤差である方位誤
差△θに基づいて求めた補正操舵角△δによって補正し
た目標操舵角δによって自動操舵装置23を制御するの
で、例えば、前走車Bが旋回する場合には、この前走車
Bの動きと同様に操舵させて旋回させることができる。
【0032】これにより、従来のように、前走車Bの相
対位置の横方向偏差だけを単に補正するように操舵を制
御するものと比較して、前走車Bの走行軌跡に滑らかに
追従させることができるとともに、オーバーハングやア
ンダーハングなく、前走車Bに追従させることができ、
前走車Bに対する追従性を大幅に向上させることができ
る。
【0033】なお、上記の例では、自車予測位置を、前
走車Bの相対位置(xb、yb)に最も近接した点(x
c、yc)としたが、この自車予測位置としては、予測走
行軌跡上であれば良く、例えば、図6に示すように、予
測走行軌跡上においてx座標が前走車Bと一致した点
(xd=xb)を自車予測位置(xd、yd)とし、距離誤
差△Lを、横方向の誤差だけで求めるようにしても良
い。つまり、この場合、△Lは、前走車Bのy座標yb
と所定点のy座標ydとの差(△L=yd−yb)とな
る。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の自動追
従走行車における操舵制御装置によれば、下記の効果を
得ることができる。請求項1記載の自動追従走行車にお
ける操舵制御装置によれば、前走車の相対位置と自車の
予測走行軌跡上の所定点である自車予測位置との距離誤
差に基づいて求められた補正操舵角によって操舵角が補
正されるので、例えば、前走車が旋回する場合には、こ
の前走車の動きと同様に操舵させて旋回させることがで
きる。これにより、従来のように、前走車の相対位置の
横方向偏差だけを単に補正するように操舵を制御するも
のと比較して、前走車の走行軌跡に滑らかに追従させる
ことができ、前走車に対する追従性を大幅に向上させる
ことができる。
【0035】請求項2記載の自動追従走行車における操
舵制御装置によれば、前走車の相対位置と自車の予測走
行軌跡上の所定点である自車予測位置との距離誤差だけ
でなく、この距離誤差とともに前走車の進行方位と自車
予測位置における自車の予測の進行方位との誤差である
方位誤差に基づいて求められた補正操舵角によって操舵
角が補正されるので、自車の追従精度をさらに高めるこ
とができ、従来のように、前走車の相対位置の横方向偏
差だけを単に補正するように操舵を制御するものと比較
して、オーバーハングやアンダーハングなく、前走車B
に追従させることができ、前走車に対する追従性を大幅
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の自動追従走行車におけ
る操舵制御装置の構成及び構造を説明する自動追従走行
車のコントローラの機能ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態の自動追従走行車におけ
る操舵制御装置を説明するコントローラによる制御の流
れ説明するフローチャート図である。
【図3】 本発明の実施の形態の自動追従走行車におけ
る操舵制御装置を説明するコントローラによる制御の流
れ説明するフローチャート図である。
【図4】 本発明の実施の形態の自動追従走行車におけ
る操舵制御装置による制御を説明する前走車及び自動追
従走行車の概略平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態の自動追従走行車におけ
る操舵制御装置による制御を説明する前走車と自動追従
走行車との位置関係を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の自動追従走行車におけ
る操舵制御装置による制御を説明する前走車と自動追従
走行車との位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 自動追従走行車 2 レーダ装置 16 走行軌跡予測手段 17 予測位置算出手段 18 距離誤差算出手段 19 操舵角補正手段 A 自車 B 前走車 xb、yb 相対位置 xc、yc 自車予測位置(予測位置) xd、yd 自車予測位置(予測位置) vxb、vyb 前走車相対速度(進行方位) vxc、vyc 自車相対速度(進行方位) △L 距離誤差 △θ 方位誤差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05D 1/02 B60R 21/00 624D // B62D 113:00 624G 137:00 Fターム(参考) 3D032 CC16 CC20 DA04 DA22 DA23 DA25 DA32 DA33 DA47 DA77 DA88 DA99 DC03 DD02 EB04 FF01 FF07 GG01 3D044 AA45 AC26 AC31 AC59 AD00 AD12 AD21 AE21 5H180 AA01 CC14 CC27 EE02 LL09 5H301 AA03 CC06 GG17 GG19 JJ01 LL03 LL07 LL11 LL14 QQ08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前走車の位置を検出するレーダ装置から
    の受信信号に基づいて前記前走車の相対位置を検出し、
    前走車に追従して走行する自動追従走行車における操舵
    角制御装置であって、 自車の操舵角を検出する操舵角検出手段と、 該操舵角に基づいて自車の走行軌跡を予測する走行軌跡
    予測手段と、 該走行軌跡予測手段で予測された走行軌跡上に自車の予
    測位置を求める予測位置算出手段と、 レーダ装置により検出された前走車の位置と予測位置算
    出手段で算出された自車の予測位置との距離の差である
    距離誤差を求める距離誤差算出手段と、 該距離誤差算出手段によって算出された距離誤差に基づ
    いて操舵角を補正する補正操舵角を求める操舵角補正手
    段とを有することを特徴とする自動追従走行車における
    操舵制御装置。
  2. 【請求項2】 前記操舵角補正手段は、さらに、前走車
    の進行方位と予測位置での自車の進行方位との方位誤差
    を算出し、該方位誤差に基づいて補正操舵角を求めるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動追従走行車における
    操舵制御装置。
JP12931699A 1999-05-10 1999-05-10 自動追従走行車における操舵制御装置 Expired - Fee Related JP4073574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12931699A JP4073574B2 (ja) 1999-05-10 1999-05-10 自動追従走行車における操舵制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12931699A JP4073574B2 (ja) 1999-05-10 1999-05-10 自動追従走行車における操舵制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000322697A true JP2000322697A (ja) 2000-11-24
JP4073574B2 JP4073574B2 (ja) 2008-04-09

Family

ID=15006572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12931699A Expired - Fee Related JP4073574B2 (ja) 1999-05-10 1999-05-10 自動追従走行車における操舵制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4073574B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318485A (ja) * 1999-05-07 2000-11-21 Honda Motor Co Ltd 自動追従走行車における操舵制御装置
US6640182B2 (en) 2001-05-16 2003-10-28 Fujitsu Ten Limited Method and apparatus for correcting a curve radius
JP2007283910A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 障害物回避制御装置及び障害物回避制御プログラム
JP2009202708A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd 操舵支援装置
JP2013107571A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Toyota Motor Corp 追従制御装置
JP2017061279A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士重工業株式会社 操舵支援制御装置
CN106891886A (zh) * 2015-12-18 2017-06-27 通用汽车有限责任公司 用于自动驾驶的位置误差估计和实现方式
KR101762236B1 (ko) * 2015-02-24 2017-07-27 한화지상방산 주식회사 주행 장치 및 주행 장치의 주행 제어 시스템
JP2017202774A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 日産自動車株式会社 運転支援方法及び運転支援装置
CN107792079A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 福特全球技术公司 利用路径预测的自主车辆
JP2018199433A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 三菱電機株式会社 自動操舵制御装置および操舵制御方法
CN110036353A (zh) * 2016-10-31 2019-07-19 马涅蒂-马瑞利公司 用于跟踪路线的地面车辆中的自适应控制方法和系统,尤其是在自动驾驶场景中
CN110799402A (zh) * 2017-06-27 2020-02-14 本田技研工业株式会社 车辆控制装置
CN111537967A (zh) * 2020-05-09 2020-08-14 森思泰克河北科技有限公司 一种雷达偏转角修正方法、装置及雷达终端
CN112859825A (zh) * 2019-11-26 2021-05-28 财团法人车辆研究测试中心 自动驾驶协控系统与控制方法
JP2021111121A (ja) * 2020-01-10 2021-08-02 いすゞ自動車株式会社 走行制御装置及び走行制御方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06300581A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Fuji Heavy Ind Ltd 車輛の軌道追従制御装置
JPH07296291A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Nippon Soken Inc 車両用走行路検出装置
JPH09183383A (ja) * 1995-10-31 1997-07-15 Honda Motor Co Ltd 自動ステアリング制御装置
JPH10100738A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Honda Motor Co Ltd 自動追従車および自動追従システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06300581A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Fuji Heavy Ind Ltd 車輛の軌道追従制御装置
JPH07296291A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Nippon Soken Inc 車両用走行路検出装置
JPH09183383A (ja) * 1995-10-31 1997-07-15 Honda Motor Co Ltd 自動ステアリング制御装置
JPH10100738A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Honda Motor Co Ltd 自動追従車および自動追従システム

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318485A (ja) * 1999-05-07 2000-11-21 Honda Motor Co Ltd 自動追従走行車における操舵制御装置
US6640182B2 (en) 2001-05-16 2003-10-28 Fujitsu Ten Limited Method and apparatus for correcting a curve radius
JP2007283910A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 障害物回避制御装置及び障害物回避制御プログラム
JP4600339B2 (ja) * 2006-04-17 2010-12-15 株式会社豊田中央研究所 障害物回避制御装置及び障害物回避制御プログラム
JP2009202708A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd 操舵支援装置
JP2013107571A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Toyota Motor Corp 追従制御装置
KR101762236B1 (ko) * 2015-02-24 2017-07-27 한화지상방산 주식회사 주행 장치 및 주행 장치의 주행 제어 시스템
JP2017061279A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士重工業株式会社 操舵支援制御装置
US10023227B2 (en) 2015-09-25 2018-07-17 Subaru Corporation Steering assistance control apparatus
CN106891886B (zh) * 2015-12-18 2019-07-16 通用汽车有限责任公司 用于自动驾驶的位置误差估计和实现方式
CN106891886A (zh) * 2015-12-18 2017-06-27 通用汽车有限责任公司 用于自动驾驶的位置误差估计和实现方式
JP2017202774A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 日産自動車株式会社 運転支援方法及び運転支援装置
CN107792079A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 福特全球技术公司 利用路径预测的自主车辆
CN110036353A (zh) * 2016-10-31 2019-07-19 马涅蒂-马瑞利公司 用于跟踪路线的地面车辆中的自适应控制方法和系统,尤其是在自动驾驶场景中
CN110036353B (zh) * 2016-10-31 2022-08-09 马涅蒂-马瑞利公司 用于控制地面车辆横向运动的方法和系统
JP2018199433A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 三菱電機株式会社 自動操舵制御装置および操舵制御方法
US10549776B2 (en) 2017-05-29 2020-02-04 Mitsubishi Electric Corporation Automatic steering control apparatus and steering control method
CN110799402A (zh) * 2017-06-27 2020-02-14 本田技研工业株式会社 车辆控制装置
CN112859825A (zh) * 2019-11-26 2021-05-28 财团法人车辆研究测试中心 自动驾驶协控系统与控制方法
JP2021111121A (ja) * 2020-01-10 2021-08-02 いすゞ自動車株式会社 走行制御装置及び走行制御方法
CN111537967A (zh) * 2020-05-09 2020-08-14 森思泰克河北科技有限公司 一种雷达偏转角修正方法、装置及雷达终端

Also Published As

Publication number Publication date
JP4073574B2 (ja) 2008-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9796416B2 (en) Automated driving apparatus and automated driving system
JP4073574B2 (ja) 自動追従走行車における操舵制御装置
US8190330B2 (en) Model based predictive control for automated lane centering/changing control systems
JP4190660B2 (ja) 自動追従走行システム
US10077072B2 (en) Vehicle steering device and vehicle steering control method with reduced lateral speed
US7308345B2 (en) Steering assistance method and device for a motor vehicle
JP2016203894A (ja) 自動運転車両システム
JP3759282B2 (ja) 自動走行車
JP2000357299A (ja) 車両の走行安全装置
JP2008094131A (ja) 車両用走行制御装置
CN112298179B (zh) 一种四轮驱动车辆自动跟车的控制方法及系统
US5828968A (en) Method of controlling automatically driven motor vehicle
JPH09183383A (ja) 自動ステアリング制御装置
JP2000322689A (ja) 自動追従走行システム
JP4639545B2 (ja) 車両用操舵制御装置
JP4134885B2 (ja) カーブ推定装置およびこれを用いた走行制御装置
JPH10100738A (ja) 自動追従車および自動追従システム
JP5045097B2 (ja) 走行支援装置
CN110962928B (zh) 一种确定车辆方向盘转角的方法及装置
CN105589460A (zh) 一种控制运动车体的方法及装置
JPH11120497A (ja) 車両のコースアウト防止装置
JP2001006100A (ja) 自動追従走行システム
JP2000318485A (ja) 自動追従走行車における操舵制御装置
JPH10172099A (ja) 自動追従制御方法
JPH1178951A (ja) 車両用操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees