JP2000322266A - 一斉プログラム交換システム、一斉プログラム交換方法及び記録媒体 - Google Patents

一斉プログラム交換システム、一斉プログラム交換方法及び記録媒体

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JP2000322266A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバの互いに異なる複数種類の端末装置
に対する一斉プログラム交換を容易に行う技術の提供。 【解決手段】 上位装置100は、端末装置の各機種に
それぞれ対応した制御プログラムのモジュールを有し、
各端末装置130及び140は、それぞれ当該端末装置
の機種を示す機種情報を有し、上位装置から各端末装置
へ新しい更新プログラムを配布して端末装置のプログラ
ムと当該更新プログラムとのプログラム交換を行うにあ
たり、上位装置は、更新プログラムとともに、各モジュ
ールを各端末装置へ一斉に配布し、各端末装置は、機種
情報に対応したモジュールを読込み、モジュール読込み
後にプログラム交換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ等の上位装
置とクライアント等の端末装置とにより構成されたシス
テムにおいて、各端末装置のプログラムを一斉に交換す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クライアント/サーバ・システム
等において、上位装置と端末装置との通信中に、上位装
置に配信されている最新の端末用プログラムのバージョ
ンと、端末状のプログラミングのバージョンとを照合
し、これらバージョンどうしが一致しているか否かを判
断している。そして、バージョンどうしが不一致の場合
に、端末のプログラムを最新の端末用プログラムに更新
する、プログラム交換が実施されていた。なお、端末用
プログラムとしては、例えば、業務上アプリケーション
プログラム、ミドルウエア又はドライバが挙げられる。
【0003】ところで、クライアント/サーバ・システ
ムなどが大規模システムである場合、端末装置の一部分
を後から増設する場合が多い。例えば、数年間という長
期間をかけてリリースされた大規模システムにおいて
は、図1の左側上下部分又は中央上下部分にそれぞれ示
すように、各端末装置を同一のもとするべきである。
【0004】しかし、実際には、端末装置の改良などに
より、リリース期間内であっても、端末装置の購入時期
によって端末装置の構成部品が異なるものを用いざるを
得ない場合がある。その結果、図1の右側上下部分に示
すように、一つのシステムを複数種類の端末装置(端末
1及び端末2)で構成する端末装置の機種が異なり、端
末装置どうしでドライバが異なってしまうことがある。
特に、ドライバに相互互換性がない場合には、各端末装
置に単一モジュールを配信しても、端末装置によっては
プログラムを更新できなくなる場合がある。
【0005】そこで、クライアント/サーバ・システム
等において、各端末のプログラムを一斉に更新するため
の保守管理方式が、種々提案されている。例えば、文献
1:「特開平3−237530号公報」には、ネットワ
ークに接続されたホストコンピュータと、端末装置とし
ての複数のパーソナルコンピュータとからなるネットワ
ークシステムにおけるソフトウエアの保守方式が開示さ
れている。そして、この保守方式によれば、ソフトウエ
アに対する更新モジュールファイルと、更新対象リスト
ファイルとを予め作成しておき、更新対象の端末装置の
プログラムを更新する。
【0006】また、例えば、文献2:「特開平4−35
9345号公報」に開示の技術によれば、ホストコンピ
ュータに、各端末装置の情報を一括して管理する端末ソ
フト管理テーブルを設けておき、このテーブルに基づい
て、更新の必要な端末装置を判断して、端末装置のソフ
トウエアを交換している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献1
に開示の技術には、上述のように、更新モジュールファ
イルと更新対象リストファイルとを予め作成しておかな
ければならないという問題点があった。また、文献2に
開示の技術によれば、上述のように、配信が必要なソフ
トウエアの管理テーブルをホスト側に設けている。この
ため、例えば、ストレージカードを利用してデータ交換
を実施しようとしても、ホスト側で端末装置を識別する
ことができないという問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、ドライバの互いに異なる複数種類の端末
装置に対する一斉プログラム交換を容易に行う技術の提
供を目的とする。
【0009】なお、文献3:「特開平7−21100号
公報」には、サーバからクライアントへソフトウエアの
資源を同報配布する技術が開示されている。この技術に
よれば、サーバからクライアントへの配信が失敗した場
合にも、再配布の指向を行いプログラム交換を実施す
る。しかしながら、文献3に開示の技術では、ドライバ
の互いに異なる複数種類の端末装置に対して、プログラ
ム交換を一斉に行うことについては何ら考慮されていな
かった。
【0010】また、文献4:「特開平8−171487
号公報」にも、モジュールを転送する技術が開示されて
いる。この技術によれば、モジュール内を細分化するこ
とにより、ファイル転送量の縮小とファイル転送時間の
短縮とを図っている。しかしながら、文献4に開示の技
術においても、文献3と同様に、ドライバの互いに異な
る複数種類の端末装置に対して、プログラム交換を一斉
に行うことについては何ら考慮されていなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明の請求項1に係る一斉プログラム交換システ
ムによれば、上位装置と複数機種の端末装置とにより構
成されたシステムであって、上位装置は、各機種にそれ
ぞれ対応した制御プログラムのモジュールを有し、端末
装置は、それぞれ当該端末装置の機種を示す機種情報を
有し、上位装置から各端末装置へ新しい更新プログラム
を配布し、端末装置のプログラムと当該更新プログラム
とのプログラム交換を行うにあたり、上位装置は、更新
プログラムとともに、各モジュールを各端末装置へ配布
し、各端末装置は、当該端末装置の有する機種情報に対
応したモジュールを読込み、モジュール読込み後にプロ
グラム交換を行う構成としてある。
【0012】このような構成によれば、各端末装置にお
いて当該端末装置の機種情報にそれぞれ対応したモジュ
ールを読込むので、ドライバの互いに異なる複数機種の
端末装置に対して、容易に一斉プログラム交換を行うこ
とができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、各端
末装置は、当該端末装置の有する機種情報に対応したモ
ジュールを読込むにあたり、当該端末装置の有する機種
情報の示す機種と、配布された各モジュールに対応する
機種とを照合し、照合結果が一致するモジュールを選択
して読込む構成としてある。このような構成とすれば、
各端末装置において、当該端末装置に対応するモジュー
ルを容易に読込むことができる。
【0014】また、請求項3記載の発明によれば、各端
末装置は、当該端末装置の有する機種情報に対応したモ
ジュールを読込むにあたり、特定機種に対応するモジュ
ールをいったん読込み、当該端末装置の有する機種情報
の示す機種と当該特定機種とを照合し、照合結果が不一
致の場合に、当該機種情報の示す機種に対応するモジュ
ールを読込む構成としてある。
【0015】このような構成とすれば、特定機種の端末
装置は、機種情報を持つ必要がなく、非特定機種装置の
端末装置のみに機種情報を持たせることができる。した
がって、請求項3の発明は、例えば、特定機種の端末装
置が大多数を占め、非特定機種の端末装置が少数である
場合に適用して好適である。
【0016】また、請求項4記載の発明によれば、上位
装置は、更新プログラムとともに、各モジュールを配布
するにあたり、当該更新プログラム及び各モジュールを
記録媒体に格納し、当該記録媒体を各端末装置へ配布す
る構成としてある。このようにすれば、レジストカード
などの記憶媒体により、容易に一斉プログラム交換を実
現することができる。
【0017】また、本発明の請求項5記載の一斉プログ
ラム交換方法によれば、上位装置と複数機種の端末装置
とにより構成されたシステムにおいて、上位装置から各
端末装置へ新しい更新プログラムを配布し、端末装置の
プログラムと当該更新プログラムとのプログラム交換を
行うにあたり、上位装置に、各機種にそれぞれ対応した
制御プログラムのモジュールを格納しておき、各端末装
置に、それぞれ当該端末装置の機種を示す機種情報を格
納しておき、更新プログラムとともに、各モジュールを
各前記端末装置へ一斉に配布し、当該端末装置の有する
機種情報に対応したモジュールを読込み、モジュール読
込み後にプログラム交換を行う方法としてある。
【0018】このような方法によれば、各端末装置にお
いて当該端末装置の機種情報にそれぞれ対応したモジュ
ールを読込むので、ドライバの互いに異なる複数機種の
端末装置に対して、容易に一斉プログラム交換を行うこ
とができる。
【0019】また、本発明の請求項6記載の記録媒体に
よれば、上位装置から複数機種の端末装置へ、更新プロ
グラムとともに一斉に配布された、各機種にそれぞれ対
応した制御プログラムのモジュールのうち、当該端末装
置の機種に対応したモジュールを読込む処理と、モジュ
ール読込み後にプログラム交換を行う処理とを端末装置
のコンピュータに実行させるプログラムを記録してあ
る。本発明の記録媒体に記録されたプログラムを端末装
置のコンピュータに読み込ませて実行させることによ
り、ドライバの互いに異なる複数機種の端末装置に対し
て、容易に一斉プログラム交換を行うことが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態
における一斉プログラム交換のための処理は、プログラ
ムに制御されたコンピュータにより実行される。このプ
ログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録
媒体としては、例えば、磁気ディスク、半導体メモリ、
その他の任意の、コンピュータで読み取り可能なものを
使用することができる。
【0021】[第一実施形態]まず、図2を参照して、
本発明の一斉プログラム交換システム及び一斉プログラ
ム交換方法の第一実施形態について説明する。図2は、
第一実施形態の一斉プログラム交換システムを説明する
ためのブロック図である。図2に示すように、このシス
テムは、上位装置100と、端末1と表示した第一機種
の端末装置130と、端末2と表示した第二機種の端末
装置140とにより構成されている。なお、図2では、
端末1及び端末2をそれぞれ一つずつ代表して示してい
るが、実際には、端末1及び端末2はそれぞれ複数ずつ
設けられている。
【0022】上位装置100は、CPU101、RAM
102、ROM103、I/O104、PCカードスロ
ット部105及び記憶装置106を備えている。そし
て、この記憶装置106には、各端末装置へ配布される
端末プログラム107が格納されている。また、第一機
種の端末装置(端末1)130は、CPU131、RA
M132、ROM133、I/Oパターン134、PC
カードスロット部135及び記憶装置136を備えてい
る。そして、この記憶装置136には、上位装置100
から配布された端末プログラム137が格納されてい
る。また、第二機種の端末装置(端末2)140は、C
PU141、RAM142、ROM143、I/Oパタ
ーン144、PCカードスロット部145及び記憶装置
146を備えている。そして、この記憶装置146に
は、上位装置100から配布された端末プログラム14
7が格納されている。
【0023】さらに、ここで、図3に、上位装置100
と、各端末装置130及び140の装置記憶部106、
136及び146の内部の端末プログラム107、13
7及び147としての内部のソフトウエアの概念図を示
す。図3に示すように、上位装置100の装置記憶部
(上位装置格納エリア)106には、機種識別情報30
1、バージョン情報307、アプリケーションプログラ
ム(AP)302、プログラム交換を実行させるミドル
ウエア(MW)、ドライバやレジストリ等のオペレーテ
ィングシステム(OS)304、端末1用のドライバや
レジストリ等のモジュール305、及び、端末2用のド
ライバやレジストリ等のモジュール306が格納されて
いる。このように、上位装置100は、第一及び第二の
各機種にそれぞれ対応した制御プログラムのモジュール
305及び306を有している。
【0024】また、図3に示すように、第一機種の端末
装置130の装置記憶部(端末1格納エリア)136に
は、機種識別情報321、バージョン情報327、アプ
リケーションプログラム(AP)302、プログラム交
換を実行させるミドルウエア(MW)、ドライバやレジ
ストリ等のオペレーティングシステム(OS)304、
及び、端末1用のドライバやレジストリ等のモジュール
305が格納されている。そして、機種識別情報321
は、この端末装置130の機種が、第一機種であること
を示している。
【0025】また、図3に示すように、第二機種の端末
装置140の装置記憶部(端末2格納エリア)146に
は、機種識別情報341、バージョン情報347、アプ
リケーションプログラム(AP)302、プログラム交
換を実行させるミドルウエア(MW)、ドライバやレジ
ストリ等のオペレーティングシステム(OS)304、
及び、端末2用のドライバやレジストリ等のモジュール
306が格納されている。そして、機種識別情報341
は、この端末装置140の機種が、第二機種であること
を示している。
【0026】次に、図4を参照して、上位装置100か
ら各端末装置130及び140へそれぞれ新しい更新プ
ログラムを配布し、各端末装置130及び140のプロ
グラム交換を行う例について説明する。図4は、第一実
施形態の一斉プログラム交換システムにおける交換動作
を説明するためのフローチャートである。図4に示すよ
うに、まず、データ交換処理を行う(S401)。
【0027】このデータ交換処理にあたっては、上位装
置100から更新プログラムとともに各モジュールを各
端末装置130及び140へ一斉に配布する。すなわ
ち、上位装置100のPCカードスロット部105に、
ストレージカード160(図1参照。)を差込み、装置
記憶部106内の端末プログラム107を、このストレ
ージカード160にコピーする。そして、このストレー
ジカード160を、端末装置130及び140のPCカ
ードスロット部135及び145にそれぞれ差し込むこ
とにより、各端末装置130及び140は、上記装置1
00とのデータ交換処理開始状態となる(S401)。
【0028】次に、各端末130及び140のMW30
3に含まれるプログラム交換用プログラムが、ストレー
ジカード160のSCバージョン情報307と、端末装
置のバージョン情報327及び347とをそれぞれ比較
する(S402)。なお、このプログラム交換用プログ
ラムは、上述したように、任意好適な記憶媒体により各
端末装置130及び140へ提供される。
【0029】比較の結果、SCバージョン情報307の
示すバージョンと、バージョン応報327及び347の
示すバージョンとが等しい場合には、処理を終了する
(S420)。一方、比較の結果、SCバージョン情報
307の示すバージョンと、バージョン応報327及び
347の示すバージョンとが異なる場合には、プログラ
ム交換が開始される(S403)。プログラム交換が開
始されると、ストレージカード160から、MW、AP
及びOSが各端末130及び140にコピーされる(S
410)。
【0030】次に、各端末装置130及び140内で、
プログラム交換実行プログラムが、当該端末装置の機種
別情報321及び341を参照して、各端末装置の機種
を識別する(S411)。識別の結果、第一機種と識別
された場合には、端末装置130は、端末1用のドライ
バ及びレジストリ305をコピーする(S412)。一
方、識別の結果、第二機種と識別された場合には、端末
装置140は、端末2用ドライバ及びレジスト306を
コピーする(S413)。このようにして、各端末装置
130及び140は、当該端末装置の有する機種情報に
対応したモジュールを読込む。
【0031】次に、モジュール読込み後、プログラム交
換を行う(S415)。各端末装置は、それぞれ機種に
対応したモジュールを得ているので、それぞれのモジュ
ールにより一斉にプログラム交換を実施することができ
る。そして、プログラム交換後データ交換処理を終了す
る(S420)。このようにレジストカードを介して、
各端末装置130及び140において当該端末装置の機
種情報にそれぞれ対応したモジュールを読込むので、ド
ライバの互いに異なる複数機種の端末装置に対して、容
易に一斉プログラム交換を行うことができる。
【0032】[第二実施形態]次に、図5を参照して、
本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態
では、通信回線を介してプログラムを配布する。このた
め、図5に示すように、上位装置100及び各端末装置
130及び140は、PCカードスロット部の代わり
に、通信制御部109、139及び149を備えてい
る。なお、第二実施形態では、第一実施形態と同一の構
成成分については、同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。なお、通信回線には、例えば、無線や赤
外線LANが含まれる。
【0033】次に、図6を参照して、第二実施形態の上
位装置100から各端末装置130及び140へそれぞ
れ新しい更新プログラムを配布し、各端末装置130及
び140のプログラム交換を行う例について説明する。
図6は、第二実施形態の一斉プログラム交換システムに
おける交換動作を説明するためのフローチャートであ
る。図6に示すように、ここでは、まず、上位装置10
0の通信制御部109と、端末装置130及び140の
通信制御部139及び149とをそれぞれLANケーブ
ルで接続し、上位装置100と端末装置130及び14
0とを通信可能状態として通信を開始する(S50
1)。
【0034】次に、各端末130及び140のMW30
3に含まれるプログラム交換用プログラムが、上位装置
100のSCバージョン情報307と、端末装置のバー
ジョン情報327及び347とをそれぞれ比較する(S
502)。比較の結果、SCバージョン情報307の示
すバージョンと、バージョン応報327及び347の示
すバージョンとが等しい場合には、処理を終了する(S
520)。一方、比較の結果、SCバージョン情報30
7の示すバージョンと、バージョン応報327及び34
7の示すバージョンとが異なる場合には、プログラム交
換が開始される(S503)。プログラム交換が開始さ
れると、上位装置100から、MW、AP及びOSが各
端末130及び140にコピーされる(S510)。
【0035】次に、各端末装置130及び140内で、
プログラム交換実行プログラムが、当該端末装置の機種
別情報321及び341を参照して、各端末装置の機種
を識別する(S511)。識別の結果、第一機種と識別
された場合には、端末装置130は、端末1用のドライ
バ及びレジストリ305をコピーする(S512)。一
方、識別の結果、第二機種と識別された場合には、端末
装置140は、端末2用ドライバ及びレジスト306を
コピーする(S513)。このようにして、各端末装置
130及び140は、当該端末装置の有する機種情報に
対応したモジュールを読込む。
【0036】次に、モジュール読込み後、プログラム交
換を行う(S515)。各端末装置は、それぞれ機種に
対応したモジュールを得ているので、それぞれのモジュ
ールにより一斉にプログラム交換を実施することができ
る。そして、プログラム交換後データ交換処理を終了す
る(S520)。このように通信回線を介して、各端末
装置130及び140において当該端末装置の機種情報
にそれぞれ対応したモジュールを読込むので、ドライバ
の互いに異なる複数機種の端末装置に対して、容易に一
斉プログラム交換を行うことができる。
【0037】[第三実施形態]次に、本発明の第三実施
形態について説明する。一般に、大規模システムにおい
ては、大多数の端末装置が初期に集中して導入され、少
数の端末装置が後から追加導入される場合が多い。この
ため、初期導入の端末装置とドライバ互換性のない追加
導入の端末装置は、少数となることが多い。そこで、第
三実施形態では、初期導入の端末装置に対応するモジュ
ールを全ての端末装置に読込ませた後、追加導入に端末
装置に対してだけ再度対応するモジュールを上書きす
る。以下、具体的に説明する。
【0038】第三実施形態におけるシステム構成は、い
ったん全端末に第一基主要のモジュールを読込ませるの
で、第一機種の端末装置130が、機種情報を有する必
要がなく、第二機種の端末装置140のみに機種情報を
有している(図示せず)。なお、第三実施形態のシステ
ム構成は、第一機種の端末装置130が機種情報を有し
ない点を除いては、上述した第二実施形態と同一である
ので、その詳細な説明を省略し、図7を参照して、一斉
プログラム交換方法の一例について説明する。
【0039】まず、上述の第二実施形態と同様にして、
上位装置100と端末装置130及び140とを通信可
能状態として通信を開始する(S601)。次に、第二
実施形態と同様にして、上位装置100のSCバージョ
ン情報307と、端末装置のバージョン情報327及び
347とをそれぞれ比較する(S602)。比較の結
果、バージョンどうしが等しい場合には、処理を終了す
る(S620)。一方、比較の結果、バージョンどうし
が異なる場合には、プログラム交換が開始される(S6
03)。
【0040】プログラム交換が開始されると、各端末装
置130及び140は、当該端末装置の有する機種情報
に対応したモジュールを読込むにあたり、特定機種に対
応するモジュールをいったん読込む。すなわち、上位装
置100から、MW、AP及びOSに加えて、端末1用
のドライバ及びレジストリが各端末130及び140に
コピーされる(S604)。
【0041】次に、各端末装置130及び140内で、
MWのプログラム交換実行プログラムが、当該端末装置
の機種別情報321及び341を第一機種と照合して、
各端末装置の機種を識別する(S605)。識別の結
果、第一機種と識別された場合には、端末装置130
は、既に読込んだ端末1用のドライバ及びレジストリに
よりプログラム交換を実施する(S608)。
【0042】一方、識別の結果、第二機種と識別された
場合には、端末装置140は、上位装置100から、さ
らに、端末2用ドライバ及びレジストをコピーして、既
に読込んでいた端末1用ドライバ及びレジストに上書き
する(S606)。このようにして、第二機種の端末装
置140も、機種に対応したモジュールを読込むことが
できる。
【0043】次に、モジュール読込み後、第二機種の端
末装置140もプログラム交換を行う(S608)。各
端末装置は、それぞれ機種に対応したモジュールを得て
いるので、それぞれのモジュールにより一斉にプログラ
ム交換を実施することができる。そして、プログラム交
換後データ交換処理を終了する(S620)。
【0044】上述した実施の形態においては、本発明を
特定の条件で構成した例について説明したが、本発明
は、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した
実施の形態においては、端末の機種を第一及び第二の二
機種とした例について説明したが、本発明では、機種の
種類は二種類に限定されない。したがって、本発明は、
例えば、三種類以上の機種についても適用することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各端末装置において当該端末装置の機種情報に
それぞれ対応したモジュールを読込むので、ドライバの
互いに異なる複数機種の端末装置に対して、容易に一斉
プログラム交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の一斉プログラム交換システムの
構成例を説明するためのブロック図である。
【図2】第一実施形態の一斉プログラム交換システムを
構成する上位装置及び端末装置の構成を説明するための
ブロック図である。
【図3】第一実施形態の一斉プログラム交換システムに
おける装置記憶部内のソフトウエアの概念図である。
【図4】第一実施形態の一斉プログラム交換システムに
おける交換動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】第二実施形態の一斉プログラム交換システムを
構成する上位装置及び端末装置の構成を説明するための
ブロック図である。
【図6】第二実施形態の一斉プログラム交換システムに
おける交換動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】第三実施形態の一斉プログラム交換システムに
おける交換動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 上位装置 101、131、141 CPU 102、132、142 RAM 103、133、143 ROM 104、134、144 I/O 105、135、145 PCカードスロット部 106、136、146 装置記憶部 107、137、147 端末プログラム 109、139、149 通信制御部 130 第一機種の端末装置(端末1) 140 第二機種の端末装置(端末2) 160 ストレージカード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置と複数機種の端末装置とにより
    構成されたシステムであって、 前記上位装置は、各機種にそれぞれ対応した制御プログ
    ラムのモジュールを有し、 各前記端末装置は、それぞれ当該端末装置の機種を示す
    機種情報を有し、 前記上位装置から各前記端末装置へ新しい更新プログラ
    ムを配布し、端末装置のプログラムと当該更新プログラ
    ムとのプログラム交換を行うにあたり、 前記上位装置は、前記更新プログラムとともに、各前記
    モジュールを各前記端末装置へに配布し、 各前記端末装置は、当該端末装置の有する前記機種情報
    に対応した前記モジュールを読込み、前記モジュール読
    込み後に前記プログラム交換を行うことを特徴とする一
    斉プログラム交換システム。
  2. 【請求項2】 各前記端末装置は、当該端末装置の有す
    る前記機種情報に対応した前記モジュールを読込むにあ
    たり、 当該端末装置の有する前記機種情報の示す機種と、配布
    された各モジュールに対応する機種とを照合し、照合結
    果が一致するモジュールを選択して読込むことを特徴と
    する請求項1記載の一斉プログラム交換システム。
  3. 【請求項3】 各前記端末装置は、当該端末装置の有す
    る前記機種情報に対応した前記モジュールを読込むにあ
    たり、 特定機種に対応する前記モジュールをいったん読込み、 当該端末装置の有する前記機種情報の示す機種と当該特
    定機種とを照合し、照合結果が不一致の場合に、当該機
    種情報の示す機種に対応するモジュールを読込むことを
    特徴とする請求項2記載の一斉プログラム交換システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記上位装置は、前記更新プログラムと
    ともに、各前記モジュールを配布するにあたり、 当該更新プログラム及び各モジュールを記録媒体に格納
    し、当該記録媒体を各前記端末装置へ配布することを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の一斉プログラム交換
    システム。
  5. 【請求項5】 上位装置と複数機種の端末装置とにより
    構成されたシステムにおいて、前記上位装置から各前記
    端末装置へ新しい更新プログラムを配布し、端末装置の
    プログラムと当該更新プログラムとのプログラム交換を
    行うにあたり、 前記上位装置に、各機種にそれぞれ対応した制御プログ
    ラムのモジュールを格納しておき、 各前記端末装置に、それぞれ当該端末装置の機種を示す
    機種情報を格納しておき、 前記更新プログラムとともに、各前記モジュールを各前
    記端末装置へ一斉に配布し、 当該端末装置の有する前記機種情報に対応した前記モジ
    ュールを読込み、 前記モジュール読込み後に前記プログラム交換を行うこ
    とを特徴とする一斉プログラム交換方法。
  6. 【請求項6】 上位装置から複数機種の端末装置へ、更
    新プログラムとともに一斉に配布された、各機種にそれ
    ぞれ対応した制御プログラムのモジュールのうち、当該
    端末装置の機種に対応したモジュールを読込む処理と、 前記モジュール読込み後に前記プログラム交換を行う処
    理とを端末装置のコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260149A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Toshiba Tec Corp プログラムダウンロード方法,プログラムダウンロードシステム,プログラムダウンロード装置及び端末装置
JP2013156756A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Keyence Corp ハンディターミナル更新システム、ハンディターミナル、データ更新装置及びハンディターミナル更新方法

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