JP2000321163A - 分析装置におけるガス漏れ検出機構 - Google Patents

分析装置におけるガス漏れ検出機構

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JP2000321163A
JP2000321163A JP11134322A JP13432299A JP2000321163A JP 2000321163 A JP2000321163 A JP 2000321163A JP 11134322 A JP11134322 A JP 11134322A JP 13432299 A JP13432299 A JP 13432299A JP 2000321163 A JP2000321163 A JP 2000321163A
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gas
valve
analyzer
opening
carrier
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Yasuyuki Okamoto
康之 岡本
Akihiro Hirano
彰弘 平野
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Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分析装置のガス漏れの検査時間を短縮すると
ともに、ガス漏れ箇所の特定が容易にすることが可能な
分析装置におけるガス漏れ検出機構を提供する。 【解決手段】 キャリアガス源と、キャリアガス精製部
5と、試料を加熱してガスを抽出する抽出部6と、前記
ガスを検出するガス検出部7と、排気口とをこの順に直
列に接続し、前記ガスの検出に基づいて試料中の成分を
分析する分析装置において、前記キャリアガス源と前記
キャリアガス精製部5の間に第一開閉弁1を、前記キャ
リアガス精製部5と前記抽出部6の間に第二開閉弁2
を、前記抽出部6と前記ガス検出部7の間に第三開閉弁
3を、前記ガス検出部7と前記排気口の間に第四開閉弁
4をそれぞれ設け、また、第一開閉弁1と第二開閉弁2
の間、第二開閉弁2と第三開閉弁3の間、第三開閉弁3
と第四開閉弁4の間に、それぞれ圧力計8、9、10を
接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料中の成分を分
析するための分析装置におけるガス漏れ検出機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、金属やセラミックスなどの試料
に含まれる炭素や硫黄などの成分を定量分析するための
分析装置として、試料をガス抽出部で燃焼させて抽出し
たガスを、キャリアガス精製部で精製したキャリアガス
によりガス検出部へと送り、例えば赤外線吸収法によっ
て分析するものがある。
【0003】上記のような分析装置には、ガス漏れを検
出するための検出機構D’が設けられており、その従来
構成を図2に示している。ガス漏れ検出機構D’は、キ
ャリアガスKを供給するキャリアガス源(図示せず)、
キャリアガス精製部5、ガス抽出部6、ガス検出部7、
排気口(図示せず)がこの順で直列に接続してなるガス
ラインGLにおいて、前記キャリアガス源と前記キャリ
アガス精製部5の間に第一開閉弁1を、前記キャリアガ
ス精製部5と前記ガス抽出部6の間に第二開閉弁2を、
前記抽出部6と前記ガス検出部7の間に第三開閉弁3
を、前記ガス検出部7と前記排気口の間に第四開閉弁4
をそれぞれ設け、また、第一開閉弁1と第二開閉弁2の
間に、圧力計8を設けている。
【0004】さらに、前記ガスラインGLには、一端が
第二開閉弁2と第三開閉弁3の間に、他端が第二開閉弁
2と第三開閉弁3の間にそれぞれ接続されるバイパスラ
インBLが設けられていて、このバイパスラインBLに
は、三方切換弁11とこの三方切換弁11に接続される
圧力計9が設けられている。なお、前記三方切換弁11
は、ONの状態では、圧力計9と前記抽出部6とが連通
し、OFFの状態では、圧力計9と前記ガス検出部7と
が連通するように設けられている。
【0005】上記の構成によるガス漏れ検出機構D’を
用いたガス漏れの検出は、まず、第一開閉弁1を閉じ、
第二開閉弁2、第三開閉弁3、第四開閉弁4を開けてガ
スラインGL中のガスを排気し、排気が終われば、第四
開閉弁4だけを閉めて、上流側から送られるガスを、ガ
スラインGLおよびバイパスラインBLに充満させる。
そして、前記キャリアガス源と第一開閉弁1との間に設
けた圧力調節器(図示せず)で所定の圧力を決定させ、
全ての開閉弁1、2、3、4を閉じて、ガスラインGL
を、キャリアガス精製部5を含む区画、ガス抽出部6を
含む区画、ガス検出部7を含む区画の3つに区画し、圧
力計8、9により各区画の圧力の損失を1か所ずつ検査
するというものであった。また、第一開閉弁1と第四開
閉弁4だけを閉じた状態にして、圧力計8、9のどちら
か一方または両方を用いれば、装置全体の圧力損失を一
度に測定することも可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成では、圧力損失の検査を1か所ずつ行う場合、キャ
リアガス精製部5の圧力は圧力計8で測定できるが、ガ
ス抽出部6とガス検出部7の圧力の測定は、どちらも圧
力計9を用いなければならず、まず圧力計9をONの状
態にしてガス抽出部6の圧力を計測し、次に、圧力計9
をOFFの状態にしてガス検出部7の圧力を計測しなけ
ればならないことから、時間がかかり、また、全体を一
度に検査する場合には、時間を短縮することは可能だ
が、ガス漏れがある場合に、その箇所を特定することが
難しかった。
【0007】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、分析装置のガス漏れの検査時間を短
縮するとともに、ガス漏れ箇所の特定が容易にすること
が可能な分析装置におけるガス漏れ検出機構を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分析装置におけるガス漏れ検出機構は、キ
ャリアガス源と、キャリアガス精製部と、試料を加熱し
てガスを抽出する抽出部と、前記ガスを検出するガス検
出部と、排気口とをこの順に直列に接続し、前記ガスの
検出に基づいて試料中の成分を分析する分析装置におい
て、前記キャリアガス源と前記キャリアガス精製部の間
に第一開閉弁を、前記キャリアガス精製部と前記抽出部
の間に第二開閉弁を、前記抽出部と前記ガス検出部の間
に第三開閉弁を、前記ガス検出部と前記排気口の間に第
四開閉弁をそれぞれ設け、また、第一開閉弁と第二開閉
弁の間、第二開閉弁と第三開閉弁の間、第三開閉弁と第
四開閉弁の間に、それぞれ圧力計を接続した。
【0009】上記の構成により、分析装置のガス漏れの
検査時間を短縮するとともに、ガス漏れ箇所の特定が容
易にすることが可能な分析装置におけるガス漏れ検出機
構を提供することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図を参
照しながら説明する。図1は、分析装置におけるガス漏
れ検出機構Dの一例を示す回路図である。例えば金属や
セラミックスなどの試料に含まれる炭素や硫黄などの成
分を分析するための分析装置に設けられたガス漏れ検出
機構Dは、キャリアガス源(例えばガスボンベ、図示せ
ず)、このキャリアガス源から送られてくるキャリアガ
スK(例えば酸素)を精製するキャリアガス精製部5、
試料(図示せず)を加熱してガスを抽出するガス抽出部
6、前記ガスを検出するガス検出部7、排気口(図示せ
ず)がこの順で直列に接続されるガスラインGLにおい
て、前記キャリアガス源と前記キャリアガス精製部5の
間に第一開閉弁1を、前記キャリアガス精製部5と前記
抽出部6の間に第二開閉弁2を、前記抽出部6と前記ガ
ス検出部7の間に第三開閉弁3を、前記ガス検出部7と
前記排気口の間に第四開閉弁4をそれぞれ設け、また、
第一開閉弁1と第二開閉弁2の間に圧力計8を、第二開
閉弁2と第三開閉弁3の間に圧力計9を、第三開閉弁3
と第四開閉弁4の間に圧力計10をそれぞれ設けること
により構成される。
【0011】前記キャリアガス精製部5には、試薬管や
反応管(ともに図示せず)が設けられており、キャリア
ガス源から送られてくるキャリアガスK内の炭化水素な
どがここで除去されることになる。
【0012】次に、上記の構成によるガス漏れ検出機構
Dを用いて分析装置のガス漏れの検出をする手順につい
て説明する。あらかじめガスラインGL中の大気に開放
されるところは閉じて密閉状態にし、まず、第一開閉弁
1だけを閉じ、第二開閉弁2、第三開閉弁3、第四開閉
弁4を開けてガスラインGL中のガスを排気し、ガス圧
力を抜く。次に、第一開閉弁1、第二開閉弁2、第三開
閉弁3を開き、第四開閉弁4だけを閉じて、上流側から
送られるガスを、ガスラインGLに充満させ、ガス圧力
を、キャリアガス源と開閉弁1との間に設けられた圧力
調節器など(図示せず)で予め決定しておいた通常時に
おける装置の動作状態のときと同じにする。そして、全
ての開閉弁1、2、3、4を閉じることで、ガスライン
GLを3つに区画する。つまり、キャリアガス精製部5
を含む区画5’と、ガス抽出部6を含む区画6’と、ガ
ス検出部7を含む区画7’とが形成される。また、各区
画5’、6’、7’には、それぞれ圧力計8、9、10
が接続されている。こうして開閉弁1、2、3、4を閉
じてから、一定時間、圧力計8、9、10を用いて区画
5’、6’、7’の圧力を監視し、規定の圧力の範囲を
外れた場合には、その箇所を表示するようにし、そのよ
うな箇所がなければ異常なしという表示をするようにす
る。
【0013】以上の構成により、各区画5’、6’、
7’の圧力の損失を同時に検査するとともに、ガス漏れ
の箇所の特定を容易に行うことができる。
【0014】上記のガス漏れ検出機構Dは、試料中の炭
素や硫黄の分析を行う分析装置に用いられていたが、こ
れに限るものではなく、例えば、キャリアガスKにヘリ
ウムを用いて、試料中の窒素や酸素を分析を行う分析装
置や、キャリアガスKにアルゴンを用いて、試料中の水
素の分析を行う分析装置などに用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分析装置
におけるガス漏れ検出機構は、キャリアガス源と、キャ
リアガス精製部と、試料を加熱してガスを抽出する抽出
部と、前記ガスを検出するガス検出部と、排気口とをこ
の順に直列に接続し、前記ガスの検出に基づいて試料中
の成分を分析する分析装置において、前記キャリアガス
源と前記キャリアガス精製部の間に第一開閉弁を、前記
キャリアガス精製部と前記抽出部の間に第二開閉弁を、
前記抽出部と前記ガス検出部の間に第三開閉弁を、前記
ガス検出部と前記排気口の間に第四開閉弁をそれぞれ設
け、また、第一開閉弁と第二開閉弁の間、第二開閉弁と
第三開閉弁の間、第三開閉弁と第四開閉弁の間に、それ
ぞれ圧力計を接続してある。
【0016】上記の構成により、分析装置のガス漏れの
検査時間を短縮するとともに、ガス漏れ箇所の特定が容
易にすることが可能な分析装置におけるガス漏れ検出機
構を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における分析装置におけるガ
ス漏れ検出機構の構成を概略的に示す回路図である。
【図2】従来の分析装置におけるガス漏れ検出機構の構
成を概略的に示す回路図である。
【符号の説明】
1…第一開閉弁、2…第二開閉弁、3…第三開閉弁、4
…第四開閉弁、5…キャリアガス精製部、6…抽出部、
7…ガス検出部、8、9、10…圧力計、D…分析装置
におけるガス漏れ検出機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアガス源と、キャリアガス精製部
    と、試料を加熱してガスを抽出する抽出部と、前記ガス
    を検出するガス検出部と、排気口とをこの順に直列に接
    続し、前記ガスの検出に基づいて試料中の成分を分析す
    る分析装置において、前記キャリアガス源と前記キャリ
    アガス精製部の間に第一開閉弁を、前記キャリアガス精
    製部と前記抽出部の間に第二開閉弁を、前記抽出部と前
    記ガス検出部の間に第三開閉弁を、前記ガス検出部と前
    記排気口の間に第四開閉弁をそれぞれ設け、また、第一
    開閉弁と第二開閉弁の間、第二開閉弁と第三開閉弁の
    間、第三開閉弁と第四開閉弁の間に、それぞれ圧力計を
    接続してある分析装置におけるガス漏れ検出機構。
JP11134322A 1999-05-14 1999-05-14 分析装置におけるガス漏れ検出機構 Pending JP2000321163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007111351A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-04 Hitachi Kokusai Electric Inc. 半導体装置の製造方法
CN116253075A (zh) * 2023-05-15 2023-06-13 常州远大新材料科技股份有限公司 一种制备抹泥板的氰酸酯混合物原料储料罐

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