JP2000320002A - 建物ユニット及びユニット建物 - Google Patents

建物ユニット及びユニット建物

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JP2000320002A
JP2000320002A JP11130241A JP13024199A JP2000320002A JP 2000320002 A JP2000320002 A JP 2000320002A JP 11130241 A JP11130241 A JP 11130241A JP 13024199 A JP13024199 A JP 13024199A JP 2000320002 A JP2000320002 A JP 2000320002A
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JP
Japan
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balcony
building
unit
wall panel
living room
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Pending
Application number
JP11130241A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Otomo
隆史 大友
Hideaki Miki
英敬 三木
Makoto Okamoto
誠 岡本
Makiko Iwata
牧子 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルコニー部の大きさや設置箇所に自由度の
増大化を図ることのできる建物ユニットを提供する。 【解決手段】 壁パネル11により区分された居室部1
0とバルコニー部12が設けられ、壁パネル11の一部
が居室部10側に後退することによりバルコニー部12
の一部が引き込みバルコニー部13とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、建物ユニット、及
び複数個の建物ユニットが結合されて構築されたユニッ
ト建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特許第2557168号
公報等に記載されているように、バルコニー部及びバル
コニー部に連続される引き込みバルコニー部が設けられ
た建物ユニット、及び複数個の建物ユニットが結合され
て構築されたユニット建物が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バルコニー部及びこのバルコニー部に連続される引き込
みバルコニー部が設けられた建物ユニットにおいては、
バルコニー部及びバルコニー部に連続される引き込みバ
ルコニー部の幅の大きさは建物ユニットの幅の大きさに
一致するものであって、バルコニー部及び引き込みバル
コニー部の大きさや設置箇所の自由度は限定されるもの
であり、多様な顧客の要望には対応し難いものであっ
た。
【0004】本発明は、従来の建物ユニットにおける、
このような問題点に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、従来の建物ユニットにおける問題
点を解消し、バルコニー部及び引き込みバルコニー部の
大きさや設置箇所に自由度の増大化を図ることのできる
建物ユニット及びユニット建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明の建物ユニットは、壁パネ
ルによって区分された居室部とバルコニー部が設けら
れ、前記壁パネルの一部が居室側に後退していることに
よりバルコニー部の一部が引き込みバルコニー部とされ
ていることを特徴とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明のユニット建物
は、請求項1記載の建物ユニットが複数個並設されて構
築されたユニット建物であって、複数個の建物ユニット
のバルコニー部及び引き込みバルコニー部がそれぞれ連
続していることを特徴とするものである。
【0007】又、請求項3記載の本発明のユニット建物
は、請求項2記載のユニット建物であって、上記の建物
ユニットと、この建物ユニットの居室部側に隣接する他
の建物ユニットに跨がって梁が設けられていることを特
徴とするものである。
【0008】又、請求項4記載の本発明のユニット建物
は、請求項2記載のユニット建物であって、前記後退し
て壁パネルの少なくとも一部が複数個の建物ユニットに
跨がっていることを特徴とするものである。
【0009】本発明において、建物ユニットの材質とし
ては、特に限定されないが、例えば、木質梁や型鋼から
なる骨組みに適宜壁材が取付けられたもの等使用でき
る。
【0010】又、請求項1記載の本発明において、壁パ
ネルの材質としては、従来から壁パネルの材質として使
用されているものが使用できるものであって、特に限定
されないが、例えば、木質や型鋼からなる枠材に適宜表
面材が取付けられたもの等が使用できる。
【0011】〔作用〕請求項1記載の本発明の建物ユニ
ットにおいては、壁パネルによって区分された居室部と
バルコニー部が設けられ、前記壁パネルの一部が居室側
に後退していることによりバルコニー部の一部が引き込
みバルコニー部とされているので、通常のバルコニー部
と引き込みバルコニー部を1個の建物ユニットに設けた
ことになり、両者の防水仕上を工場で一括して行えるな
ど現地工数が削減できる。
【0012】又、請求項2記載の本発明のユニット建物
においては、複数個の建物ユニットのバルコニー部及び
引き込みバルコニー部がそれぞれ連続しているので、バ
ルコニー部及び引き込みバルコニー部が複数個の建物ユ
ニットに跨がらせた恰好となり、バルコニー部及び引き
込みバルコニー部の大きさや位置の自由度が向上する。
【0013】又、請求項3記載の本発明のユニット建物
においては、建物ユニットと、この建物ユニットの居室
部側に隣接する他の建物ユニットに跨がって梁が設けら
れているので、建物ユニットの境界部分の柱や壁を省略
することができ、広い居室を得ることができる。
【0014】又、請求項4記載の本発明のユニット建物
においては、後退して壁パネルの少なくとも一部が複数
個の建物ユニットに跨がっているので、建物ユニットを
跨がる後退壁パネルの任意の位置に開口を設けることが
でき、開口も建物ユニットを跨がらせることができ、そ
の大きさや位置の自由度が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の建物ユニット
の一例を示す斜視図である。
【0016】図1において、1は建物ユニットであり、
建物ユニット1には壁パネル11によって区分された居
室部10とバルコニー12が設けられ、壁パネル11の
一部が居室部10の側に後退することによりバルコニー
12の一部が引き込みバルコニー部13とされている。
バルコニー部12の前縁には手摺121が設けられてい
る。14は側壁、15は引き込みバルコニー部13の側
壁、16は引き込みバルコニー部13の後方の後退壁1
7の開口部に設けられた開閉戸である。
【0017】図1に示す本発明の建物ユニット1は叙上
の構造を備えているので、使用に際しては、図2に示す
ように、建物ユニット1の後方に居室用建物ユニット2
を接続することにより居室の前方に引き込みバルコニー
部13及びバルコニー部12を形成することができる。
図1において、5は建物ユニット1の上に設けられた屋
根ユニットである。
【0018】引き込みバルコニー部13の幅の大きさは
壁パネル11の前面壁111の長さL2の大きさを変更
することにより変更できる。尚、建物ユニット1及び居
室用建物ユニット2の長さL1は5400mm、建物ユ
ニット1の壁パネル11の長さL2は900mm、バル
コニー部12の突出長さL3は900mm、引き込みバ
ルコニー部13の奥行きの長さL4は900mm、引き
込みバルコニー部13の後方の後退壁17から建物ユニ
ット1の後端部までの長さL5は400mm、居室用建
物ユニット2の奥行きの長さL6は2200mmであ
る。
【0019】図3は本発明の建物ユニットの他の一例を
示す斜視図、図4は図3に示す建物ユニットの使用態様
を示す断面図である。図3、4に示す本発明において
は、2個の建物ユニット1a、1aが左右に接続され、
2個の建物ユニット1a、1aには、その壁パネル11
によって区分された居室部10とバルコニー12が設け
られ、壁パネル11の一部が居室部10の側に後退する
ことによりバルコニー部12の一部が引き込みバルコニ
ー部13とされている。
【0020】図3に示す本発明の建物ユニット1aは叙
上の構造を備えているので、使用に際しては、図4に示
すように、2個の建物ユニット1a、1aの後方に2個
の居室用建物ユニット2a、2aを接続することにより
2個の居室用建物ユニット2a、2aの前方に2個の建
物ユニット1a、1aに跨がるバルコニー部12及び引
き込みバルコニー部13を形成することができる。
【0021】引き込みバルコニー部13の幅の大きさは
壁パネル11の前面壁111の長さL2を変更すること
により変更できる。
【0022】図5は本発明の建物ユニットの更に異なる
他の一例を示す斜視図である。図5に示す本発明におい
ては、2個の建物ユニット1b、1bが左右に接続さ
れ、2個の建物ユニット1b、1bには、その壁パネル
11によって区分された居室部10とバルコニー12が
設けられ、壁パネル11の一部が居室部19の側に後退
することによりバルコニー部12の一部が引き込みバル
コニー部13とされている。
【0023】図5に示す本発明の建物ユニット1bは叙
上の構造を備えているので、使用に際しては、図5、6
に示すように、2個の建物ユニット1b、1bの後方に
2個の居室用建物ユニット2b、2bを接続することに
より2個の居室用建物ユニット2b、2bの前方に2個
の建物ユニット10b、10bに跨がるバルコニー部1
2及び引き込みバルコニー部13を形成することができ
る。3は2個の建物ユニット10b、10bの引き込み
バルコニー13、13の奥の後退壁17の端部の上端と
居室用建物ユニット2b、2bの後壁21bの側端の上
端とを連結する補強用梁材である。
【0024】引き込みバルコニー部13の幅の大きさは
壁パネル11の前面壁111の長さL2を変更すること
により変更できる。
【0025】図7は本発明の建物ユニットの更に異なる
他の一例を示す分解斜視図、図8は図7のVIII−V
III線における断面図である。
【0026】図7、8に示す本発明においては、2個の
建物ユニット1c、1cが左右に接続され、2個の建物
ユニット1c、1cには、その壁パネル11によって区
分された居室部10とバルコニー12が設けられ、壁パ
ネル11の一部が居室部10の側に後退することにより
バルコニー部12の一部が引き込みバルコニー部13と
されている。
【0027】双方の後退壁15の後端同士間に壁パネル
4が設けられている。41は壁パネル4の開口部42に
設けられた開閉戸である。
【0028】引き込みバルコニー部13の幅の大きさは
壁パネル11の前面壁111の長さL2を変更すること
により変更できる。
【0029】以上、本発明を図示の実施の形態により説
明したが、本発明の具体的な構成は、この実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0030】例えば、引き込みバルコニー13の上方に
天窓付きの屋根ユニットを取付けるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の建物ユニットに
おいては、壁パネルによって区分された居室部とバルコ
ニー部が設けられ、前記壁パネルの一部が居室側に後退
していることによりバルコニー部の一部が引き込みバル
コニー部とされているので、通常のバルコニー部と引き
込みバルコニー部を1個の建物ユニットに設けたことに
なり、両者の防水仕上を工場で一括して行えるなど現地
工数が削減できる。
【0032】又、請求項2記載の本発明のユニット建物
においては、複数個の建物ユニットのバルコニー部及び
引き込みバルコニー部がそれぞれ連続しているので、バ
ルコニー部及び引き込みバルコニー部が複数個の建物ユ
ニットに跨がらせた恰好となり、バルコニー部及び引き
込みバルコニー部の大きさや位置の自由度が向上する。
【0033】又、請求項3記載の本発明のユニット建物
においては、建物ユニットと、この建物ユニットの居室
部側に隣接する他の建物ユニットに跨がって梁が設けら
れているので、建物ユニットの境界部分の柱や壁を省略
することができ、広い居室を得ることができる。
【0034】又、請求項4記載の本発明のユニット建物
においては、後退して壁パネルの少なくとも一部が複数
個の建物ユニットに跨がっているので、建物ユニットを
跨がる後退壁パネルの任意の位置に開口を設けることが
でき、開口も建物ユニットを跨がらせることができ、そ
の大きさや位置の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物ユニットの一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す本発明の建物ユニットの使用態様を
示す断面図。
【図3】本発明の建物ユニットの他の一例を示す斜視
図。
【図4】図3に示す本発明の建物ユニットの使用態様を
示す断面図。
【図5】本発明の建物ユニットの更に異なる他の一例の
使用態様を示す斜視図。
【図6】図5に示す本発明の建物ユニットの使用態様を
示す断面図。
【図7】本発明の建物ユニットの更に異なる他の一例を
示す斜視図。
【図8】図7のVIII−VIII線における断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 建物ユニット 10 居室部 11 前面壁 12 バルコニー部 121 手摺 13 引き込みバルコニー部 14 側壁 15、17 後退壁 16 開閉戸 2、2a、2b 居室ユニット 3 補強用梁材 4 壁パネル 5 屋根ユニット
フロントページの続き (72)発明者 岩田 牧子 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルによって区分された居室部とバ
    ルコニー部が設けられ、前記壁パネルの一部が居室側に
    後退していることによりバルコニー部の一部が引き込み
    バルコニー部とされていることを特徴とする建物ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物ユニットが複数個並
    設されて構築されたユニット建物であって、複数個の建
    物ユニットのバルコニー部及び引き込みバルコニー部が
    それぞれ連続していることを特徴とするユニット建物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のユニット建物であって、
    上記の建物ユニットと、この建物ユニットの居室部側に
    隣接する他の建物ユニットに跨がって梁が設けられてい
    ることを特徴とするユニット建物。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のユニット建物であって、
    前記後退して壁パネルの少なくとも一部が複数個の建物
    ユニットに跨がっていることを特徴とするユニット建
    物。
JP11130241A 1999-05-11 1999-05-11 建物ユニット及びユニット建物 Pending JP2000320002A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012175816A1 (en) * 2011-06-23 2012-12-27 Profin Oy Wall element
JP2014190061A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toyota Home Kk 建物

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WO2012175816A1 (en) * 2011-06-23 2012-12-27 Profin Oy Wall element
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