JP2000319583A - 光硬化型導電ペースト - Google Patents

光硬化型導電ペースト

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JP2000319583A
JP2000319583A JP11125307A JP12530799A JP2000319583A JP 2000319583 A JP2000319583 A JP 2000319583A JP 11125307 A JP11125307 A JP 11125307A JP 12530799 A JP12530799 A JP 12530799A JP 2000319583 A JP2000319583 A JP 2000319583A
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electroconductive paste
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Yasuhiro Endo
康博 遠藤
Yasuo Kagami
康夫 加賀美
Toru Maruyama
徹 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光照射によって硬化するという光硬化型導電ペ
ーストの利点を注目して基材側の限定を無くし、塗工性
を高め、得られた導電層などの耐屈曲性を向上させ、光
硬化型導電ペーストを用いた良好な導電層形成が行なえ
るようにする。 【解決手段】比表面積が100m2 /g以上、見掛け比
重が50g/l以下、平均一次粒径が30nm以下のシ
リカと、軟化点100℃以下で分子量1000〜500
00の飽和ポリエステル樹脂と、ガラス転移点−30℃
以下のポリビニルエーテル樹脂と、軟化点100℃以上
のフェノキシ樹脂との少なくとも一つを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗工性および耐屈曲
性を改善した光硬化型導電ペーストに関するものであ
り、例えば、非接触IC製品のアンテナ形成を始めとす
るRF−ID(Radio Frequency ID
entification)用アンテナ形成、プリント
回路基板の回路形成および層間接続導電層形成、ディス
プレイ装置の電極形成、ICチップ接続用の半田代替材
などに利用できる光硬化型導電ペーストに関するもので
ある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、導電ペーストを
用いた導電層形成には、熱による硬化を常法としてい
て、用いられる熱硬化型導電ペーストは一般的には溶剤
を含有し、溶剤の揮発、あるいは(溶剤揮発に加えて)
フェノール樹脂やポリエステル樹脂などを使用してなる
バインダー用樹脂の硬化により性能が発現するものとな
っている。この熱による硬化は150℃以上の加熱と数
10分オーダーの処理時間を要していたため、工程時間
が長く基材の劣化も避けられないものとなっている。
【0003】一方、光硬化型導電ペーストを用いること
も行われているが、この光硬化型樹脂は硬い硬化物を形
成するには脆く、耐屈曲性に劣っている。さらに、モノ
マーは反応性が高いが塗工後の滲み出しが著しく、オリ
ゴマーは硬化物は柔軟性を有するが塗工時に高粘度なた
めに版からの抜けが悪くなるので塗工上のバランスが設
定し難いという欠点を有するものとなっている。そこで
本発明は上記事情に鑑み、光照射によって早期に硬化す
るという光硬化型導電ペーストの利点を注目して基材側
の限定を無くし、塗工性を高め、得られた導電層などの
耐屈曲性を向上させるようにすることを課題とし、光硬
化型導電ペーストを用いた良好な導電層形成が行なえる
ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、比表面積が100m2 /g以上、
見掛け比重が50g/l以下、平均一次粒径が30nm
以下のシリカと、軟化点100℃以下で分子量1000
〜50000の飽和ポリエステル樹脂と、ガラス転移点
−30℃以下のポリビニルエーテル樹脂と、軟化点10
0℃以上のフェノキシ樹脂との少なくとも一つを含有し
ていることを特徴とする光硬化型導電ペーストを提供し
て、上記課題を解消するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。まず、本発明の光硬化型導電ペー
ストは、導電性粉末、光硬化性樹脂組成物、塗工
性・屈曲性改良材を必須成分としている。 導電性粉末としては、金属粉末、とりわけ銀粉末が代
表的である。さらには抵抗値や半田食われ性のコントロ
ールのため、銀以外の導電性金属、たとえば金、白金、
パラジウム、ロジウムなどの粉末を添加してもよい。こ
れらの導電性粉末は、印刷性や焼結性を良好にコントロ
ールするため平均粒径、比表面積、タップ密度などの各
種形状の異なる粉末を二種以上混合して用いてもよい。
好ましくは、(1)不定形あるいは樹枝状とよばれるも
のの中で、平均粒径0.05〜1.0μm、比表面積
0.5〜5.0m2 /g、タップ密度0.3〜1.0g
/cm3 のものと、(2)鱗片状あるいはフレーク状と
呼ばれるものの中で、平均粒径1.0〜10.0μm、
比表面積0.5〜5.0m2 /g、タップ密度1.0〜
5.0g/cm3 のものとを必須成分とし、(1)と
(2)を60/40〜95/5の重量比で、全導電性粉
末中80%以上含まれるような配合のものを用いるのが
好ましい。また、粉末のペースト中の有機組成物との親
和性を向上させて、ペースト中での粉末の分散性を向上
させるために、粉末の製造工程中あるいは製造後に粉末
の表面の処理を行うことも好ましく行われる。表面処理
剤は、界面活性剤や有機化合物を用いることができる。
【0006】光硬化性樹脂組成物としては、(A)光
照射により活性種を発生させる光開始剤と、(B)その
活性種と反応する官能基を有する光反応性樹脂とを、重
量比0.01/100〜10/100で配合したものを
必須成分とする。(A)の光開始剤としては公知のもの
が使用できるが、芳香族スルホニウム塩化合物、芳香族
ホスホニウム塩化合物、芳香族ヨードニウム塩化合物、
ジアゾニウム塩化合物、及び鉄アレーン錯体化合物ある
いはそれらの組み合わせによる、カチオン活性種を発生
するものが好ましい。(B)の光反応性樹脂としては公
知のものが使用できるが、脂環式エポキシ化合物、オキ
セタン化合物、アルケンオキシド化合物、グリシジルエ
ーテル化合物、ビニルエーテル化合物などが好ましい。
また、いずれの場合にも二種以上を混合して用いてもよ
い。これらの樹脂全体の粘度は、導電性粉末との混練や
ペーストの印刷特性を保持するために、25℃で1〜5
000mPa・s(cpoise)が好ましいが、10
〜2000mPa・s(cpoise)がより好まし
い。また、反応性をコントロールするために、フェノチ
アジン誘導体、キサントン誘導体、チオキサントン誘導
体、アミノ安息香酸誘導体、アントラセン、フェナント
レン、ペリレンなどの多環芳香族化合物、あるいはそれ
らの組み合わせなどの光増感剤、あるいはヒドロキシ化
合物、アミノ化合物、イミダゾール類、オニウム塩化合
物などの反応助剤を添加してもよい。この場合、添加量
は(A)の重量に対して、0.01〜100%が好まし
い。
【0007】の塗工性・屈曲性改良材としては、比表
面積が大きく見掛け比重と平均粒径が小さい無機物ある
いはガラス転移点が低い高分子化合物が挙げられる。具
体的には、 (i)比表面積が100m2 /g以上、見掛け比重が5
0g/l以下、平均一次粒径が30nm以下のシリカ
(例えば、日本アエロジル株式会社製 AEROSIL
200CF、同300CF) (ii)軟化点100℃以下で分子量1000〜500
00の飽和ポリエステル樹脂(例えば、東洋紡績株式会
社製 バイロン500、同130) (iii)ガラス転移点−30℃以下のポリビニルエー
テル樹脂(例えば、BASF社製 ルトナールM40、
同A25) (iv)軟化点100℃以上のフェノキシ樹脂(ビスフ
ェノール化合物とエピクロルヒドリンから誘導されるオ
リゴマーあるいはポリマーをさす)(例えば、油化シェ
ルエポキシ株式会社製 エピコート1010、同401
0P) が挙げられる。これらはそれぞれ、(i)は凝集力およ
び羽毛状の構造による擬似的架橋構造形成により、(i
i)と(iii)はインキ全体の粘度を上げ皮膜のTg
を下げることにより、(iv)は末端架橋による実質的
な高分子量化により、目的とする塗工性と屈曲性の改良
に寄与している。これらは単独で用いても複合的に用い
てもよい。
【0008】導電性粉末の重量と、光硬化性樹脂組
成物及び塗工性・屈曲性改良材の重量和の比は、50
/50〜95/5が好ましく、より好ましくは55/4
5〜90/10である。また、この範囲内において、
光硬化性樹脂組成物と塗工性・屈曲性改良材の重量比
は、1/1〜99/1が好ましく、より好ましくは、3
/1〜80/1である。さらに、本発明の硬化を損なわ
ないような範囲で、公知の、シリカ、アルミナ、マイ
カ、炭素粉、顔料、染料、重合禁止剤、増粘剤、チキソ
トロピー剤、沈殿防止剤、酸化防止剤、分散剤、各種樹
脂、各種有機溶媒などを加えてもよい。
【0009】本発明の導電ペーストに添加できる樹脂と
して公知のものが使用可能である。例えば、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、キシレン樹脂、アル
キッド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、
ポリイミド樹脂、フラン樹脂、ウレタン樹脂、イソシア
ネート化合物、シアネート化合物などの熱硬化樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹
脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコー
ル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフ
ェニレンオキサイド、ポリスルフォン、ポリイミド、ポ
リエーテルスルフォン、ポリアリレート、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリ4フッ化エチレン、シリコーン樹
脂などの熱可塑性樹脂が挙げられ、一種または二種以上
の組み合わせも可能である。
【0010】本発明のペーストに添加できる溶剤は、公
知のものが使用可能である。ただし硬化反応の後に系内
への残存を避けるため、沸点は250℃以下が好まし
い。例えば、トルエン、シクロへキサン、メチルシクロ
へキサン、n−へキサン、ペンタンなどの炭化水素溶
媒、イソプロピルアルコール、ブチルアルコールなどの
アル コール類、シクロへキサノン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、イソホ
ロンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチルなどのエステル類、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジメチ
ルプロピレングリコールモノメチルエーテルなどのグリ
コールモノエーテル類およびそれらのアセテート化物、
さらに以上挙げた溶剤の一種ないしは二種以上の混合系
が挙げられるが、これらに限定されない。これらの添加
物の総和は、導電性粉末と光硬化性樹脂組成物と
塗工性・屈曲性改良材の重量和に対して35%以下が好
ましい。
【0011】本発明の導電ペーストの作製方法は、上記
の混合物をホモジナイザーなどの撹拌機で均質に撹拌混
合した後、3本ロールあるいはニーダーなどの混練機で
さらに均質に分散する方法が挙げられるがこれに限定さ
れない。本発明の導電ペーストの粘度は、塗布性および
塗布後の印刷厚みを適当なものとするためには1000
〜100万mPa・s(cpoise)が好ましく、よ
り好ましくは1万〜50万mPa・sである。
【0012】本発明のペーストを用いてスクリーン印
刷、オフセット印刷、あるいはコーターを用いるなど公
知の方法にてパターンを形成する基材としては、セラミ
ックおよびガラスをはじめ、無機繊維あるいは有機繊維
の織物あるいは不織布、紙、それらと熱硬化性樹脂ある
いは熱可塑性槻脂との複合材、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィン類、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリアリレートなどのポリエステル、ポリ
イミド、ポリアミド、ポリエーテルアミド、ポリイミド
アミド、ポリアセタール、ポリエーテルスルホン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリスルホン、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリ塩化ビニ
ル、シリコーンゴム、天然ゴム、合成ゴムなどに代表さ
れるプラスチックなどの公知のものを使用することが出
来る。またこれらの基材の表面には、塗布性や定着性を
改善するために、カップリング剤処理やプライマー処理
などの化学的処理や、コロナ放電処理、プラズマ処理、
紫外線処理、研磨処理などの物理的処理を施してもよ
い。
【0013】本発明の導電ペーストを用いて基材上にパ
ターンを形成するには、公知の方法を用いてよいが、通
常スクリーン印刷法等で塗布する。この場合、印刷厚み
はスクリーンの材質(ポリエステル、ポリアミド、ある
いはステンレスなど)、メッシュ及び張力、ペーストの
粘度を調整することによによって任意に制御できるが、
5〜100μmであり、さらに好ましい厚みは10〜8
0μmである。
【0014】本発明の導電ペーストを硬化する光源とし
ては、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、無電極放電ランプ、
エキシマランプ、メタルハライドランプ、キセノンラン
プ、各種レーザー、半導体レーザーなど公知のものを使
用することが出来るが、300〜500nmの波長域に
比較的多くエネルギー強度分布を持つ高圧水銀灯および
メタルハライドランプが特に好ましい。光源ランプ強度
は40W/cm以上が好ましく、より好ましくは80W
/cm以上である。光硬化に要する積算光量は、好まし
くは300〜500nmの波長域で100〜50000
mJ/cm2 、より好ましくは500〜10000mJ
/cm2 である。また照射時の揮発成分除去のために排
気および除害施設を併設することがより好ましい.硬化
後の特性をさらに向上するために、光照射前、光照射後
あるいは光照射と同時に、基材が、着色、熱収縮、軟
化、脆化、炭化などの著しい劣化をしない限りにおい
て、オーブン内加熱、熱風吹きつけ、赤外線あるいはマ
イクロ波照射などを利用して、加熱処理を併用しても構
わない。基材劣化を防ぐため、加熱温度は、150℃以
下が好ましく、加熱時間は15分以内が好ましい。
【0015】以下、本発明の光硬化型導電ペーストの作
製、およびそれらを用いてパターンを印刷し、光硬化を
行う実施例について説明する。ただしこれらの実施例に
本発明の範囲が限定されるものではない。 実施例1〜13 表1に示したような配合で、まず光硬化性樹脂組成物と
塗工性・屈曲性改良材を混合し、遮光した室温下で30
分以上撹拌、均一化する。必要であれば加熱して溶解す
る。室温まで戻した後、光開始剤を加えて撹拌・均一化
し、さらに銀粉を混合して次に、撹拌機混合し、さらに
ニーダーで高剪断混練を行うことにより、本発明の光硬
化型導電ペーストを得る。上記の導電ペーストを用い
て、180メッシュ乳剤厚15μmのスクリーン版で1
mm幅×1m長のパターンを基材上に、スクリーン印刷
を行った。印刷層の厚みは約15μmであった。基材と
して使用した紙は、日本製紙株式会社製NPI−55で
ある。ポリエチレンテレフタレートフィルムは、東レ株
式会社製ルミラーSを用いた。硬化反応は、160W/
cmのメタルハライドランプを、1100mW/cm2
(株式会社トプコン製 UVR−T35により測定)の
条件で、7m/min.のコンベア式照射装置で5回照
射して行った。使用した基材には著しい着色、熱収縮、
軟化、脆化、炭化などの劣化はいずれの場合にもみられ
なかった。表面抵抗は、硬化後のパターン両端間の抵抗
を測定して求めた。結果を表1に示す。塗工性は、イン
キの伸び、版の抜け、細線ピッチ、再現性等の総合的な
観点から、非常に良好=◎ 良好=○ 問題有り=△
塗工不可=× で判定した。屈曲性試験は、断面積約2
0kg、2kgの円柱型分銅を用いて、25℃下、R=
0、内折り30秒荷重→30秒放置→外折り30秒荷重
→1分放置→抵抗値測定という手順とし、抵抗値変化
が、+5%以下=◎、+5%超+10%以下=○、+1
0%超+20%以下=△、+20%超あるいは断線=×
で判定した。
【0016】
【表1】
【0017】銀粉/ E−20:株式会社徳力本店製シルベストE−20、 TCG−7:株式会社徳力本店製シルベストTCG−7 光反応性樹脂/ KS−800:旭電化工業株式会社製アデカオプトマー
KS−800(エポキシ樹脂と芳香族スルホニウム塩化
合物との混合物)、 UVR−6105:ユニオンカーバイド社製CYRAC
URE UVR−6105(3,4−エポキシシクロへ
キシルメチル−3,4−エポキシシクロへキシルカルボ
キシレート)、 リモネンジオキシド:Elf Atochem社製リモ
ネンジオキシド(1−メチル−4−(2−メチルオキシ
ラニル)−7−オキサビシクロ[4,1,0]へプタ
ン)、 BEO−60E:新日本理化株式会社製リカレジンBE
O−60E(エチレンオキシド変性ビスフェノールA型
エポキシ)、 XDO:東亞合成株式会社製XDO(1,4−ビス
[(3−エチル−3−オキセタニルメトキシ)メチル]
ベンゼン) 光開始剤/ SP−170:旭電化工業株式会社製アデカオプトマー
SP−170(芳香族スルホニウム塩化合物)、 CP−66:旭電化工業株式会社製アデカオプトンCP
−66(芳香族スルホニウム塩化合物) 塗工性・屈曲性改良材/ アエロジル200CF:日本アエロジル株式会社製シリ
カ アエロジル200CF、 バイロン500(比表面積200m2 /g.見掛け比重
30g/l.一次粒子平均径12nm):東洋紡績株式
会社製ポリエステル バイロン500(軟化点−20〜
10℃、分子量5000〜25000)、 ルトナールM40:BASF社製ポリビニルメチルエー
テル ルトナールM40(ガラス転移点−49℃)、 エピコート4010P:油化シェルエポキシ株式会社製
エポキシ エピコート4010P(軟化点135℃)
【0018】比較実施例1〜6 表2に示したような配合で、実施例1〜13と同様に光
硬化型導電ペーストを作成し、印刷・硬化後に、評価を
行った。
【0019】
【表2】
【0020】表1と表2との対比によって比較実施例1
から6より上記実施例1から13のものが良好であるこ
とが判明した。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光硬化型
導電ペーストによれば、比表面積が100m2 /g以
上、見掛け比重が50g/l以下、平均一次粒径が30
nm以下のシリカと、軟化点100℃以下で分子量10
00〜50000の飽和ポリエステル樹脂と、ガラス転
移点−30℃以下のポリビニルエーテル樹脂と、軟化点
100℃以上のフェノキシ樹脂との少なくとも一つを含
有していることを特徴とするものである。これによっ
て、光照射により早期に硬化するメリットに加えて、こ
の光硬化型導電ペーストの塗工性と耐屈曲性とが大幅に
改善されて、0.20μm以下の細ピッチの回路形成や
50μm以下の厚さのプラスチック、紙基材への適用も
可能になり、その回路形成やプラスチック、紙などの基
材への回路形成などが極めて簡単になるなど、実用性に
優れた効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 CE051 DB021 DB261 DD001 DF061 FA011 FA061 HA066 HA446 JB16 JC17 JC29 JC38 KA03 KA20 MA13 MA14 NA20 PA17 PB09 PC08 PC10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】比表面積が100m2 /g以上、見掛け比
    重が50g/l以下、平均一次粒径が30nm以下のシ
    リカと、軟化点100℃以下で分子量1000〜500
    00の飽和ポリエステル樹脂と、ガラス転移点−30℃
    以下のポリビニルエーテル樹脂と、軟化点100℃以上
    のフェノキシ樹脂との少なくとも一つを含有しているこ
    とを特徴とする光硬化型導電ペースト。
JP11125307A 1998-09-30 1999-04-30 光硬化型導電ペースト Pending JP2000319583A (ja)

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