JP2000318580A - ワイパのアタックアングル測定方法及び装置 - Google Patents

ワイパのアタックアングル測定方法及び装置

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JP2000318580A
JP2000318580A JP11131320A JP13132099A JP2000318580A JP 2000318580 A JP2000318580 A JP 2000318580A JP 11131320 A JP11131320 A JP 11131320A JP 13132099 A JP13132099 A JP 13132099A JP 2000318580 A JP2000318580 A JP 2000318580A
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JP
Japan
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angle
wiper
wiping
attack angle
distance
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Application number
JP11131320A
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English (en)
Inventor
Yasushi Imai
康 今井
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 払拭角度に対するワイパブレードのガラス面
に対するアタックアングルを測定するためのワイパのア
タックアングル測定方法をワイパの払拭動作に連動して
自動化する。 【解決手段】 ワイパアーム1の先端部に取付けられた
ワイパブレード中央部3bに、その払拭方向の両側でガ
ラス面に対する距離を検知する一対の距離センサ15、
15aを取付け、ワイパアーム1の基部に、払拭角度を
検知するように回転角センサ17を取付け、距離センサ
15、15aの検知距離をa及びbとし、距離センサ1
5、15a間の離間距離をcとして、θ=tan
−1{(a−b)/c}よりアタックアングルθを自動
演算し、ワイパの払拭角度を変化させることにより、回
転角センサ17が検知した回転角に対するアタックアン
グルθの変化データを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイパブレードの
ガラス面に対するアタックアングル、即ち接触角度を払
拭範囲について測定するためのワイパのアタックアング
ル測定方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の測定行うためには、図4に示す
ように、指針7を備えてワイパブレード中央部3に装着
されるブラケット7aと、このブラケットに回転自在に
取付けられた目盛8aを有する方形状の目盛板8を備え
た治具が用いられている。払拭範囲のアタックアングル
の測定に際しては、払拭角度を例えば10°ピッチでガ
ラス面にプロットしておき、その位置ごとにワイパアー
ムを止めて、目盛板8の下縁をガラス面9に当てた状態
で指針7のゼロ目盛からのずれを読取とる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、測定時間
が長くなり、細かい角度ピッチ単位の測定は困難であ
り、さらに高精度の測定は期待できない。加えて、ワイ
パを停止させた静的測定となるのために、ワイパHiモ
ード等で生じるオーバーラン位置での測定は困難であ
る。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、ワイパ
の払拭動作に連動して、払拭角度にに対するワイパブレ
ードのガラス面に対するアタックアングルを自動的に測
定するためのワイパのアタックアングル測定方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、ワイパブレードのガラ
ス面に対するアタックアングルを払拭範囲について測定
するためのワイパのアタックアングル測定方法におい
て、ワイパアームの先端部に取付けられたワイパブレー
ド中央部に、その払拭方向の両側でガラス面に対する距
離を検知する一対の距離センサを取付け、ワイパアーム
の基部に、払拭角度を検知するように回転角センサを取
付け、距離センサの検知距離をa及びbとし、距離セン
サ間の離間距離をcとして、下記の式(1)よりアタッ
クアングルθを自動演算し、ワイパの払拭角度を変化さ
せることにより、回転角センサが検知した回転角に対す
るアタックアングルθの変化データを作成することを特
徴とする。
【0006】 θ=tan−1{(a−b)/c}………(1)
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態によるワイパのアタックアングル測定方法を実施
する装置を説明する。ワイパアーム1の先端部には、ブ
レードゴム3aを備えたワイパブレード3のブレード中
央部3bが取付けられている。ワイパアーム1のアーム
基部1aは、回転駆動軸に取付けられてその往復回動に
より、ワイパブレード3にガラス面9に対する払拭動作
を行わせる。
【0008】アタックアングル測定装置は、断面方形の
ブレード中央部3bに着脱自在に装着されるブラケット
10の払拭方向の両側に取付けられて、ガラス面9に対
する距離を検知する一対の距離センサ15、15aと、
払拭角度θfを測定するためにアーム基部1aに着脱自
在に装着されるブラケット20に取付けられた回転角セ
ンサ17と、距離センサ15、15aの検知距離をa及
びbとし、これらの距離センサ間の離間距離をcとし
て、前述の式(1)によりアタックアングルθを演算す
るCPU利用の演算手段18と、回転角センサ17が検
知した回転角信号及び演算手段18の演算結果であるア
タックアングルθのデータを入力として払拭角度θfに
対するアタックアングルθの変化データを作成して、記
録紙19aに記録するデータ出力手段としてのレコーダ
19とを備えている。
【0009】ブラケット10は、図2に示すように、そ
の曲げ弾性を呈する両側の互いに平行な挟持面11で断
面方形のブレード中央部3bの側面を挟持することによ
り、この互いに平行な側面に沿ってガラス面9までの近
接距離を距離センサ15、15aに測定させる。この種
の距離センサとしては例えば過電流式の測定範囲が0〜
5mm程度の既に製品化されている非接触変位計を用い
ることができる。一方、ブラケット20は、回転角セン
サ17の中心の回転部がアーム基部1aの回転中心部に
圧接するように、アーム21でセットされる。データ出
力手段としては、画面表示を行う表示装置、或は演算手
段18も併せて構成するパソコンでも良い。
【0010】測定に際しては、ブラケット10の挟持面
11でブレード中央部3bのブレード側面を挟持させ、
ブラケット20のアーム21の基部22を回転角センサ
17の中心部がアーム基部1aの回転中心部に圧接する
ように、フードのエッジ29に取付ける。
【0011】ワイパを停止位置から作動させると共にレ
コーダ19も動作を開始させると、回転角センサ17は
払拭角度θfの角度信号をレコーダ19に供給する。一
方、距離センサ15、15aの距離a、bの検知信号
は、演算手段18で逐次サンプリングされ、演算された
アタックアングルθを指示する信号がレコーダ19に供
給される。これにより、図3に示す払拭角範囲5にわた
り、レコーダ19には払拭角θfを横軸としてサンプリ
ング速度に対応した頻度でアタックアングルθの変化デ
ータが、図1に示すように記録紙19a上に作成され
る。
【0012】したがって、ブレード3がガラス面9に平
行に対面する状態からのいずれかの側へのずれを指示す
る角度データが実質上連続的に記録される。尚、アタッ
クアングルθが電圧レベルの変化するアナログ信号とし
て供給される場合、完全に連続的に測定される。また、
例えばワイパ組付けの基準位置に払拭角θfを固定し
て、アタックアングルθを連続測定することもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ワイパの払拭角度に対
するアタックアングルが連続的・高精度・短時間で自動
測定可能となる。センサの検知精度に対応して測定デー
タの信頼性を向上させ得る。ワイパを実際に作動させた
状態での測定が可能となるために、実現象の解析に有効
であり、したがってびびり性・作動音・払拭性・反転性
等の背反する性能を妥協させたワイパの最適状態の装着
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるワイパのアタックア
ングル測定装置の構成を示す図である。
【図2】同装置の距離センサの装着状態を説明する断面
図である。
【図3】同ワイパのアタックアングル測定装置の測定動
作を説明する図である。
【図4】従来の測定方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 ワイパアーム 3 ワイパブレード 15、15a 距離センサ 17 回転角センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパブレードのガラス面に対するアタ
    ックアングルを払拭範囲について測定するためのワイパ
    のアタックアングル測定方法において、 ワイパアームの先端部に取付けられたワイパブレード中
    央部に、その払拭方向の両側でガラス面に対する距離を
    検知する一対の距離センサを取付け、 前記ワイパアームの基部に、払拭角度を検知するように
    回転角センサを取付け、 前記距離センサの検知距離をa及びbとし、前記距離セ
    ンサ間の離間距離をcとして、下記の式よりアタックア
    ングルθを自動演算し、 θ=tan−1{(a−b)/c} ワイパの払拭角度を変化させることにより、前記回転角
    センサが検知した回転角に対するアタックアングルθの
    変化データを作成することを特徴とするワイパのアタッ
    クアングルの測定方法。
  2. 【請求項2】 ワイパブレードのガラス面に対するアタ
    ックアングルを払拭範囲について測定するためのワイパ
    のアタックアングル測定装置において、 ワイパアームの先端部に取付けられたワイパブレード中
    央部に、その払拭方向の両側でガラス面に対する距離を
    検知するように取付けられる一対の距離センサと、 前記ワイパアームの基部に、払拭角度を検知するように
    取付けられる回転角センサと、 前記距離センサの検知距離をa及びbとし、前記距離セ
    ンサ間の離間距離をcとして、下記の式よりアタックア
    ングルθを演算する演算手段と、 θ=tan−1{(a−b)/c} ワイパを払拭作動させた際の前記回転角センサの検知信
    号及び前記演算手段の演算結果を入力として払拭角度に
    対するアタックアングルの変化データを作成して、作成
    データを表示もしくは記録するデータ出力手段とを備え
    たことを特徴とするワイパのアタックアングルの測定装
    置。
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