JP2000317974A - 合成樹脂製容器およびパネル類とその製法 - Google Patents
合成樹脂製容器およびパネル類とその製法Info
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Abstract
備え、高品質で軽量かつコストの安い合成樹脂製容器お
よびパネル類の製法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂シートを2段熱成形することに
よりえられた容器およびパネル状の表面層材と該表面層
材の裏面にガラス繊維強化または非強化のABS樹脂ま
たはAS樹脂を射出成形してえられた外殻補強層とから
なる合成樹脂製容器およびパネル類の製法。
Description
びパネル類の製法に関する。
強度を有する合成樹脂製の洗面器、洗面用もしくはキッ
チン用シンクまたは浴槽などの容器類および洗面用もし
くは浴槽用のカウンター、エプロン、壁パネル、間仕切
りパネルなどのパネル類を容易に製造しうる製法に関す
る。
より浴槽や洗面カウンターとして、ガラス繊維で補強さ
れた不飽和ポリエステル品の容器内面がゲルコート層で
平滑にされたものや、ガラス繊維をマット状にし、それ
にポリエステル樹脂を含浸させ、板状にしたものを原料
として加圧成形したものがある。しかし常時温水を用い
る浴槽の場合、水分で加水分解をうけて使用後数年を経
過すると、吃水線の部分のガラス繊維が表面に露出して
粗状を呈し、これに汚れが付着して拭き取り難い状態に
なる。
て、アクリル樹脂板を熱成形し、裏面より不飽和ポリエ
ステル樹脂をガラス繊維とともに吹き付けて硬化させる
か、ガラス繊維のマットまたは布状品を不飽和ポリエス
テルの樹脂液で裏打ちして硬化させたものがある。しか
しかかる製品は加工技術が不完全な時は空気を抱き込
み、使用時に中の空気が膨脹して「ふくれ」を生じるな
ど、品質が不安定であり、手加工であるため量産するの
が困難である。またアクリル樹脂とガラス繊維強化不飽
和ポリエステルとの線膨脹係数の差が大きいため厳しい
高温←→冷却のテストを繰り返せばひび割れなどの現象
を生じやすくなる。
平8−90688号公報および特開平10−22595
5号公報において、合成樹脂シートを熱成形することに
よりえられた容器状の内面層材と、該内面層材の裏面に
熱可塑性樹脂を射出成形してえられた外殻補強層とから
なる合成樹脂製容器類が提案されている。これらの容器
類は加水分解の心配がなく、マンファクターの要素が少
いので品質上の問題がなく、さらには量産性が高く、か
つリサイクル性にすぐれるなどの利点がある。
層はたとえガラス繊維で強化された熱可塑性樹脂を使用
してもガラス繊維長が短いため不飽和ポリエステル/ガ
ラス繊維によるものより剛性が低く厳しい耐熱テストに
耐えるには、外殻補強層肉厚を従来技術の場合より大き
くするか、またはガラス繊維添加量を高濃度にする必要
がある。その結果必然的に容器およびパネル類の製品重
量が重くなり、現地取付け施工時の運搬や作業性に大き
く支障をきたすことになる。一方大幅なコストダウンを
達成するためには、厳しい耐熱テストを満足する品質を
確保した上で、より薄い合成樹脂シートで熱成形品を作
るとか、外殻補強層の肉厚をより薄くすることが必要で
あるが、そのためには、成形品の肉厚分布を少くできる
熱成形技術が必要であり、また、外殻補強層に使用する
熱可塑性樹脂は高温時の剛性が高い材料組成であること
が要求される。さらには、浴槽などの容器類にはレベル
調整脚受けを設けたものがあるが、このような付属する
脚部やボス部も外殻補強層を射出成形する際に一体成形
することが望ましい。しかしながら特開平8−9068
8号公報および特開平10−225955号公報記載の
方法ではこれらの要求を満足させることはできない。
ストに耐える強度および剛性を備え、高品質で軽量かつ
コストの安い合成樹脂製容器およびパネル類の製法を提
供することを目的とする。
およびパネル類の製法は、合成樹脂シートを2段熱成形
することによりえられた該表面層材の裏面に熱可塑性樹
脂(ガラス繊維強化または非強化のABS樹脂またはA
S樹脂)を射出成形してえられた外殻補強層とからなる
合成樹脂製容器およびパネル類の製法であることを特徴
としており、その第一の態様は、前記表面層材の(最初
の)熱成形において、合成樹脂シートをクランプユニッ
トにクランプする工程と、前記合成樹脂シートを加熱お
よび軟化させたのちクランプユニットをシートを延展す
る方向へ拡大移動する工程と、熱成形用プラグを途中ま
で下降させながら、前記拡大したクランプユニットを縮
少する方向に移動する工程と、熱成形用金型を突き上げ
て容器およびパネル状の表面層材を成形する工程とから
なり、薄い合成樹脂シートを用いて成形品肉厚の均一な
該表面層材がえられることを特徴としている。
薄い層厚でも厳しい耐熱テストに耐える強度を有する外
殻補強層に構築するもので、具体的には該外殻補強層用
の熱可塑性樹脂(ABS樹脂またはAS樹脂など)が樹
脂組成物を構成する単一または複数の種類の熱可塑性樹
脂と、長繊維のガラス繊維マスターバッチを所定の比率
に計量および混合して射出成形機中で溶融混練し、直接
射出成形することにより、従来技術で射出成形されたも
のより長い繊維長のガラス繊維で強化され、この結果強
度のすぐれた該外殻補強層がえられることを特徴として
いる。また薄い層厚にすることにより、該射出成形時の
溶融樹脂の流動性が低下して、射出成形性が悪化するた
め、前記表面層材を射出成形用金型に載置した後、寸開
した状態で該金型を閉じて、前記外殻補強層となる熱可
塑性溶融樹脂を射出成形し、続いて該金型を完全閉止す
るまで圧縮することで、薄肉でも充分な流動性を確保
し、すぐれた強度を有する層厚の薄い外殻補強層がえら
れることを特徴としている。
れた前記表面層材を射出成形用金型の雄型に載置したの
ち、該表面層材と該金型の雄型とのあいだのキャビティ
に熱可塑性溶融樹脂を射出成形し、該熱可塑性樹脂の樹
脂温度および射出二次圧力により、該表面層材を軟化さ
せるとともに該金型の雄型に沿って再度熱成形すること
において、該金型の雄型に真空路を設け、該表面層材を
該雄型に配置したのち該金型を真空引きすることによ
り、真空成形で成形された該表面層材と高精度に機械加
工された雄型との寸法精度の違いにより生じる隙間を充
分に嵌合させたのち、該熱可塑性溶融樹脂を射出成形
し、しわや割れのない高品質の合成樹脂製容器およびパ
ネルがえられることを特徴としている。加えて、浴槽な
どの容器類の底面やアームレストに施される滑り止めの
凹凸形状を該金型の雄型に設け、該表面層材を該金型の
雄型に沿って再度熱成形することにより、従来技術の熱
成形ではえられないシャープな形状で滑り止め効果のす
ぐれた滑り止めを有する合成樹脂製容器およびパネル類
がえられることを特徴としている。
補強用リブなどの厚肉部分を有する合成樹脂製容器およ
びパネル類の製法であって、前記外殻補強層の熱可塑性
溶融樹脂を射出したのち、その脚受け部またはリブ部の
厚肉部分のみ、射出成形用金型のキャビティーと熱可塑
性樹脂とのあいだに成形品裏面側より不活性ガスを圧入
して加圧および冷却し、脚受け部またはリブ部などの厚
肉部の表面にひけを生じることなく、付属部品や補強部
材を一体成形することができ、薄肉ながら高剛性である
高品質の容器およびパネル類がえられることを特徴とし
ている。
泡性樹脂を使用し、該熱可塑性溶融樹脂を射出成形用金
型のキャビティ容量よりもやや少ない量を射出(ショー
トショット)したのち発泡させることにより、脚受け部
またはリブ部などの厚肉部の表面に、ひけを生じること
なく、付属部品や補強部材を一体成形できることを特徴
としている。この場合の発泡倍率は、成形品の強度や該
金型の形状の再現性を考慮して、1.1倍未満にするこ
とが望ましい。
明の合成樹脂製容器およびパネル類とその製法を説明す
る。
工程概念を示す説明図であり、図8〜11は本発明の製
法にかかわる真空成形工程の一実施の形態を示す説明
図、図12〜15は本発明の製法にかかわる射出成形工
程の一実施の形態を示す説明図、図16〜22は本発明
の製法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す
説明図である。
について説明する。大別すると図1〜3に示す真空成形
工程と図4〜7に示す射出成形工程とからなる。すなわ
ち図1に示すように合成樹脂シートであるアクリル樹脂
シート1を真空成形機のクランプ3に取り付けたのち、
アクリル樹脂シート1を加熱軟化させ、真空成形用金型
2を用いて矢印A方向に真空引きし、図2および3に示
すように冷却後、該真空成形用金型2から容器状の表面
層素形材4を矢印B方向へ抜き取る。ついで図4に示す
ように該表面層素形材4を射出成形用金型の雄型5に被
せたのち、図5に示すように該雄型5を雌型6の方へ移
動させて、該雄型5と該雌型6を締め付ける。この型締
めが完了したのち、図6に示すように加熱溶融状態の熱
可塑性樹脂7をゲート8から該表面層素形材4と該雌型
6とのあいだのキャビティ9へ射出する。その結果射出
樹脂温度と射出圧力によって、該表面層素形材4は軟化
し、該雄型5に圧着されて再熱成形される。そして冷却
後図7に示すように離型することにより、表面層材10
と外殻補強材11とが一体成形された容器類をうること
ができる。
かかわるものであり、図8〜11に基いて説明する。
1を真空成形機のクランプ3に取り付ける。真空成形機
の加熱用ヒーター12でアクリル樹脂シート1を160
〜200℃に加熱および軟化させたのち、図9に示すよ
うにクランプ3を矢印C方向すなわちアクリル樹脂シー
ト1を延展する方向へ移動拡大する。つぎに図10に示
すように成形用プラグ13を任意の位置まで下降させた
のち、ほぼ同時に一旦拡大したクランプ3を矢印D方向
の縮少方向へ移動する。つづいて図11に示すように真
空成形用金型2を任意の位置まで上昇させて矢印A方向
に真空引きし、表面層素形材4の形状に熱成形する。
とくに制限はないが、本発明はより薄い板厚の合成樹脂
シートを使って肉厚分布のより均一な熱成形品をうるこ
とに特徴があり、アクリル樹脂シート1の板厚は4ミリ
メートル以下が適している。真空成形機にはクランプ3
は長手方向と短手方向の2セットがあるが、矢印C方向
に移動するのは、アクリル樹脂シート1を延展する方向
であれば、長手方向または短手方向のいずれか一方のセ
ットを移動しても、また2セットを両方とも移動しても
構はない。また、図10および11に示す成形用プラグ
13の下降、クランプ3の縮少方向への移動、真空成形
用金型2の上昇および矢印A方向への真空引きの四種類
の動作はほぼ同時でも、少しづつ遅延させる平行動作で
も可能であり、表面層素形材4の形状により、その動作
のタイミングおよび下降および上昇の高さなどは任意に
調整することができる。
(三菱レーヨン(株)製)を用いて、成形品寸法が75
0幅×1,400長さ×530深さ(ミリメートル)の
浴槽形状の表面層素形材を図8〜11に示す方法で熱成
形を行った。主たる成形条件を下記に示す。
した。測定した結果を表1に示す。
れ用いて、クランプの拡大および縮小を行なわずに通常
の真空成形を行った。成形品の肉厚を実施例1と同じ方
法で測定した結果を表1に示す。
板厚3ミリメートルの薄いアクリル樹脂シートを用いて
も、最少肉厚が厚く、かつ成形品全体の肉厚変動の少な
い、より均一な肉厚の製品であることが認められる。
かかわるものであり、図5〜7、12に基いて説明す
る。
形材4を射出成形用金型の雄型5に被せたのち、該雄型
5と該雌型6を締め付ける。つぎに、外殻補強層11用
の熱可塑性樹脂として、それぞれの原料ホッパーに準備
された樹脂(A)14、樹脂(B)15、樹脂(C)1
6ならびに長繊維のガラス繊維マスターバッチ17を所
定の比率になるよう重量計量式混合機18にてそれぞれ
独立に計量の上混合し、その混合物を射出成形機19の
中で溶融混練し、直接射出成形することにより、樹脂の
熱劣化が少なくかつより長いガラス繊維で強化されたす
ぐれた強度の外殻補強層11を成形する。
アクリル樹脂との接着性にすぐれるABS樹脂またはA
S樹脂が望ましく、ABS樹脂の場合は樹脂(A)14
と樹脂(B)15がAS樹脂で、樹脂(C)16がゴム
質重合体の濃度の高いABS樹脂から構成される。前記
長繊維のガラス繊維マスターバッチ17は5〜10ミリ
メートルのガラス繊維と結合したAS樹脂またはABS
樹脂とからなり、そのガラス繊維の濃度が50%〜90
%であることが望ましい。また重量計量式混合機18に
て混合された熱可塑性樹脂中のガラス繊維の含有量は、
剛性と成形性のバランス上10〜30重量%程度が望ま
しく、加えてABS樹脂の場合はゴム質重合体の含有量
は5〜30重量%が望ましい。射出成形機19に特に制
限はないが、ミキシングノズルやダルメージタイプスク
リューを用いることが望ましく、また射出成形温度は一
般のABS樹脂、AS樹脂より10〜30℃高くするこ
とが望ましい。
と雌型6を締め付けるときに、完全に締め付けるのでは
なく寸開(図14の寸開E参照)した状態に保持してお
き、前記熱可塑性樹脂を射出成形する。この場合成形品
の形状によっては、雄型5と雌型6の間の金型パーティ
ング面からの射出成形時の樹脂流れを防止するため、シ
ール機構を設けることが必要である。射出中または射出
終了後直ちに射出成形機の油圧機構(図示せず)を用い
て該雄型5と該雌型6を完全閉止して射出圧力を充分か
つ均一にかけることにより、長繊維ガラス繊維で強化さ
れた流動性の低い熱可塑性樹脂の流動を支援し、層厚の
薄い外殻補強層11でも容易に射出成形される。なお、
この製法は層厚の薄い外殻補強層に対してすべて必要な
ものではなく、表面層素形材4の形状によっては採用し
なくても構わない。
業(株)製)と樹脂組成が同一である本発明の製法で得
られるABSと一般的なガラス繊維強化のABS(すな
わちR240A)ならびにガラス繊維で強化しないAB
Sを比較例として選びそれぞれの材料の曲げ強度、曲げ
弾性率、アイゾット衝撃強度および成形品中のガラス繊
維の繊維長を測定した結果を表2に示す。
示すJISの方法に準じて測定した。 ・曲げ強度 JIS K−7203 ・曲げ弾性率 JIS K−7203 ・アイゾット衝撃強度 JIS K−7110 ノッ
チ付 2.平均ガラス繊維長は走査型電子顕微鏡で測定した成
形品中の200本のガラス繊維の長さの重量平均値であ
る。
組成はR240Aと同一)およびAS樹脂、さらに比較
例として実施例2で採用したR240A(旭化成工業
(株)製)からなる寸法が750幅×1,400長さ×
550深さ(ミリメートル)でかつ側壁肉厚の異なる浴
槽について、浴槽に関するJIS規格(JIS A17
18)の中の煮沸試験を実施し、煮沸試験前と煮沸試験
最終サイクルにおける常温満水時の浴槽側壁中心部の寸
法の変化(すなわち変形量)を測定した結果を表3に示
す。
の条件はつぎの通り。 〔{80℃×8時間)+排水}/1サイクル〕×12サ
イクル 2.常温満水時変形量とは煮沸試験開始前と煮沸試験最
終サイクル(すなわち12サイクル目)における図23
の測定点P1、P2それぞれの寸法変化量の平均値であ
る。
ラス繊維強化ABSは、ガラス繊維で強化されていない
非強化ABSに比較して機械的特性は大幅に向上し、曲
げ強度や曲げ弾性率が約2倍程度となり、外殻補強層を
構築する熱可塑性樹脂として充分に使用可能な性能を有
している。しかしながら、本発明の製法によるガラス繊
維強化ABSはこの一般的なガラス繊維強化ABSよ
り、成形品中のガラス繊維長さが長くかつゴム成分の熱
劣化が少ないので、表2の結果では、曲げ強度と曲げ弾
性率が約1割アップ、アイゾット衝撃強度は約3割アッ
プと期待通り強度物性が向上している。また表3に示す
ように本発明の製法によるABS樹脂およびAS樹脂を
外殻補強層とした浴槽は、浴槽の側壁肉厚を10mmよ
り7.5mmに薄くしてもJIS煮沸試験前後の常温満
水時変形量はR240A(旭化成工業(株)製)の10
mmの場合とほとんど変らず、元々一般的なガラス繊維
強化のABSなどを使用した場合でもかなり剛性にすぐ
れた浴槽が得られるが、本発明の製法を用いて曲げ弾性
率の高い熱可塑性樹脂で外殻層を補強することにより、
さらにそれ以上側壁肉厚を薄くすることが可能となり、
軽量で低コストの浴槽が得られることがわかった。
高品質の容器およびパネル類がえられる製法にかかわる
ものであり、図16〜19に基いて説明する。
18に示すように真空路20を設け、別に設置する真空
ポンプ(図示せず)に連結しておく。真空路20の寸法
は、穴形状の場合直径0.5〜3.0mm、スリット形
状の場合幅0.05〜0.5mmとし、原則として周辺
部に連続または不連続状に設ける。
載置したのち、図17に示すように真空ポンプを稼動し
て真空引きを行い、真空成形で成形された表面層素形材
4と高精度に機械加工された雄型5との寸法精度の違い
により生じる表面層素形材4と雄型5との隙間を密着さ
せる。ついで図18に示すように雄型5を雌型6の方へ
移動して該金型を締め付け、外殻補強層11を射出成形
する。この射出成形時の樹脂温度および射出二次圧力に
より、再度の熱成形が雄型5に沿って円滑に行われ、し
わや割れのない容器およびパネル類がえられる。また図
19に示すように底面部などに滑り止めを必要とする容
器類の製造において、前記雄型5に滑り止め21の凹凸
形状を設けておく。射出成形による成形品は真空成形の
それより高度な金型再現性(転写性)がえられるため、
外殻補強層11の射出成形により表面層素形材4が雄型
5に沿って再熱成形されるときに滑り止め21がシャー
プな形状に成形され、滑り止め効果のすぐれた滑り止め
を有する容器類がえられる。
や補強用リブなどを一体成形する製法にかかわるもので
あり、図20〜21に示すような底面の裏面にレベル調
整脚受け22のついた容器類について説明する。
の裏面に外殻補強層の熱可塑性溶融樹脂を射出充填した
のち、図21に示されるように、雌型6のレベル調整脚
受け22のキャビティーと熱可塑性樹脂とのあいだに成
形品裏面側から加圧された不活性ガス23を圧入する。
不活性ガス23は加圧ガス源(図示せず)から、雌型6
に設けたガス圧入ピン24に供給する。加圧ガスとして
は窒素などの不活性ガスが望ましく、加圧ガスの圧力は
30〜150kgf/cm2である。また熱可塑性樹脂
を射出してから加圧ガスを圧入するまでの遅延時間は、
厚肉部分の厚さや形状によって調整される。この加圧ガ
スは雌型6の該脚受け22のキャビティーと熱可塑性樹
脂とのあいだに圧入および保持され、これによって成形
品の他の面を金型キャビティー内面に押し付けられ、部
分的に厚肉となっているレベル調整脚受け22の表面に
ひけを生じることなく、一体成形することができ、付属
部品を後付けする余分の手間をはぶくことができる。
に設ける必要のある寸法が750幅×1400長さ×5
50深さ(ミリメートル)で、表面層材がアクリル樹
脂、外殻補強層材がガラス繊維強化ABS樹脂からなる
浴槽を、本発明の製法により、射出成形を行なった。
〜D5および高さ(または厚さ)t1〜t3の寸法は次の
とおりである。(単位:ミリメートル) D1:18φ、D2:23φ、D3:65φ、D4:82
φ、D5:88φ、t1:5、t2:7.5、t3:3.5 主な成形条件を下記に示す。
た結果を表4に示す。
調整脚受け22の厚肉部分に不活性ガス23を圧入する
ことなく通常の射出成形を行なった。浴槽の外観を表面
層材側から肉眼にて判断した結果を表4に示す。
品は、外観が良好で、ひけのほとんどない浴槽であっ
た。従来ひけの問題で脚受けなどの付属部品を一体成形
することができなかったが、本発明によって、それが可
能となった。
の製法として図22に示すようなリブ補強したパネル類
について説明する。
面素形材4の強度を確保するため、裏面に熱可塑性樹脂
を射出成形して補強リブを設けようとすると、たとえば
補強リブの寸法が厚さ2.5〜3.0ミリメートル、高
さ30ミリメートルの場合には通常の射出成形法では、
補強リブ部の表面に大きなひけが発生し、著しく外観が
損なわれる。これに対し本発明の製法では、熱可塑性樹
脂として発泡性樹脂を使用し、該発泡性溶融樹脂を射出
成形用金型のキャビティ容量の90〜95%程度の少な
い量を射出する。そののち、不活性加圧ガスを注入し
(図示せず)金型キャビティー面に発泡性溶融樹脂を密
着させたのち、不活性加圧ガスを放出して発泡倍率1.
1倍未満程度にまで発泡させる。この結果補強リブ部の
表面にひけのない薄肉ながら強度にすぐれるカウンター
エプロンを得ることができる。
る熱可塑性樹脂に最適な発泡剤であればとくに限定され
ない。代表例としてはたとえばアゾジカルボンアミド、
重炭酸ナトリウムなどの化学発泡剤、炭酸ガス、ブタン
などの物理発泡剤があげられるが、ABS樹脂やAS樹
脂に対してはファインブロー(三菱化学(株)製)を使
用することが望ましい。また添加量は該発泡剤の種類や
希望する発泡倍率などによって異なるので一概に決定す
ることができないが、本発明の製法では熱可塑製樹脂に
対し0.2〜1.0%(重量)となるように調整するこ
とが好ましい。
塑性アクリル樹脂の注形によるキャストアクリル板また
は押出しで作られるアクリル板などであるが、中でも部
分架橋されたキャストアクリル板は表面硬度、耐薬品性
および熱成形性にすぐれているので、本発明においては
好適に使用しうるものである。アクリル樹脂シートの板
厚にはとくに制限はないが、本発明は薄い板厚のシート
を使って肉厚分布のより均一な熱成形品をうることに特
徴があり、使用するアクリル樹脂シートの板厚は4ミリ
メートル以下が適しており、とくに3ミリメートル以下
が望ましい。
明に着色されたものおよび着色されたもののいずれも使
用できる。透明のアクリル樹脂シートで成形し、外殻補
強層に用いる熱可塑性樹脂に着色または石目調やマーブ
ルなどの模様に仕上がる着色剤とフィラーを混合して、
これを射出すれば、該熱可塑性樹脂がガラス繊維で強化
された樹脂であっても、アクリル樹脂シートの成形品に
よる金型の断熱効果により、ガラス繊維やフィラー類が
浮き出ないきれいな表面外観を呈し、表面の透明層を透
して、外殻補強層の色調や石目調などの模様が深味のあ
る色調で透視でき、一段と高級品のイメージの製品をう
ることができる。またアクリル樹脂シートとして透明ま
たは半透明に着色されたものを用い、外殻補強層の少く
とも第1層に半透明に着色されたAS樹脂または透明性
樹脂を用いると、淡い深味のある大理石調のイメージの
製品をうることができる。
ABS樹脂、AS樹脂、耐衝撃性ポリスチロール樹脂、
ポリカーボネート、オレフィン系樹脂、変性ポリフェニ
レンエーテル樹脂などを用いることができるが、これら
の樹脂のうちアクリル樹脂との融着性がすぐれているA
BS樹脂およびAS樹脂が好ましい。
ス繊維強化または非強化の熱可塑性樹脂またはガラス繊
維強化の熱硬化性樹脂を外殻補強層に用いた容器および
パネル類の金具類を除去して破砕したリサイクル材を、
ABS樹脂またはAS樹脂と混合し、サンドイッチ成形
による該外殻補強層の内部層(コア層)に、または二層
成形による該外殻補強層の第二層である最外層に使用す
ることができる。
える強度および剛性を備え、高品質で軽量かつコストの
安い合成樹脂製容器およびパネル類の製法を提供するこ
とができる。また材料が熱可組成樹脂であることから、
容易にリサイクルできる。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる基本の工程概念を示す説明図である。
にかかわる真空成形工程の一実施の形態を示す説明図で
ある。
にかかわる真空成形工程の一実施の形態を示す説明図で
ある。
法にかかわる真空成形工程の一実施の形態を示す説明図
である。
法にかかわる真空成形工程の一実施の形態を示す説明図
である。
法にかかわる射出成形工程の一実施の形態を示す説明図
である。
法にかかわる射出成形工程の一実施の形態を示す説明図
である。
法にかかわる射出成形工程の一実施の形態を示す説明図
である。
法にかかわる射出成形工程の一実施の形態を示す説明図
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法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す説明
図である。
法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す説明
図である。
法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す説明
図である。
法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す説明
図である。
法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す説明
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法にかかわる射出成形工程の他の実施の形態を示す説明
図である。
す説明図である。
を示す説明図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 合成樹脂シートを2段熱成形することに
よりえられた容器およびパネル状の表面層材と該表面層
材の裏面にガラス繊維強化または非強化のABS樹脂ま
たはAS樹脂を射出成形してえられた外殻補強層とから
なる合成樹脂製容器およびパネル類の製法。 - 【請求項2】 前記表面層材の熱成形において、薄い板
厚の合成樹脂シートをまずクランプユニットにクランプ
して、合成樹脂シートを加熱および軟化させたのちクラ
ンプユニットをシートを延展する方向へ拡大移動し、熱
成形用金型を突き上げて、より均一な薄肉の表面層材を
成形する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記外殻補強層用の熱可塑性樹脂が、樹
脂組成物を構成する単一または複数の種類の熱可塑性樹
脂と長繊維のガラス繊維マスターバッチを、所定の比率
に計量および混合して射出成形機中で溶融混練し、直接
射出成形することによりえられたすぐれた強度の熱可塑
性樹脂からなる請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 前記樹脂組成物がAS樹脂のみであるか
または1〜2種類のAS樹脂とゴム質重合体の濃度の高
いABS樹脂からなる請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記長繊維のガラス繊維マスターバッチ
が5〜10ミリメートルのガラス繊維と結合したAS樹
脂またはABS樹脂とからなり、そのガラス繊維の濃度
が50〜90%(重量)である請求項3または4記載の
方法。 - 【請求項6】 前記表面層材を射出成形用金型に載置し
たのち、寸開した状態で該金型を閉じて、該外殻補強層
となる熱可塑性溶融樹脂を射出成形し、続いて該金型を
完全閉止するまで圧縮して成形することからなる請求項
1、2、3、4または5記載の方法。 - 【請求項7】 前記表面層材を載置する射出成形用金型
の雄型に真空路を設け、該表面層材と該金型を真空引き
により充分に嵌合させたのち、前記外殻補強層の熱可塑
性樹脂を射出成形することからなる請求項1、2、3ま
たは6記載の方法。 - 【請求項8】 前記表面層材を載置する射出成形用金型
の雄型に滑り止めの形状を設け、前記熱可塑性樹脂の射
出成形時に、該表面層材を再度熱成形することにより、
シャープな形状で滑り止め効果のすぐれた滑り止めを有
する請求項1、2、3、6または7記載の方法。 - 【請求項9】 レベル調整脚受けや補強用リブなどの厚
肉部分を有する合成樹脂製容器およびパネル類の製法で
あって、前記外殻補強層の熱可塑性溶融樹脂を射出した
のち、その脚受けやリブなどの厚肉部分のみ、射出成形
用金型のキャビティーと熱可塑性樹脂とのあいだに成形
品裏面側より不活性ガスを圧入して加圧および冷却し、
厚肉部分の表面にひけを生じることなく一体成形するこ
とからなる請求項1、2、3、7または8記載の方法。 - 【請求項10】 前記外殻補強層の熱可塑性樹脂が発泡
性樹脂であり、該外殻補強層の熱可塑性溶融樹脂を射出
したのち、発泡倍率1.1倍未満に発泡させ厚肉の表面
にひけを生じることなく一体成形することからなる請求
項9記載の方法。 - 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、前記合成樹脂シートが
透明または半透明に着色されたアクリル樹脂シートであ
り、前記外殻補強層の熱可塑性樹脂が着色されてなるま
たは石目調などの模様に仕上がる着色剤とフィラーを混
入してなる合成樹脂製容器およびパネル類。 - 【請求項12】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、前記合成樹脂シートが
着色されたアクリル樹脂シートである合成樹脂製容器お
よびパネル類。 - 【請求項13】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、前記外殻補強層の熱可
塑性樹脂が、ガラス繊維強化または非強化のABS樹脂
またはAS樹脂からなる合成樹脂製容器およびパネル
類。 - 【請求項14】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、前記表面層材が着色さ
れた透明または半透明のアクリル樹脂であり、前記熱可
塑性樹脂からなる外殻補強層の少くとも第1層が半透明
に着色されたAS樹脂または透明性樹脂である淡い深味
のある大理石調の合成樹脂製容器およびパネル類。 - 【請求項15】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、前記射出成形用金型の
雄型に滑り止めの形状を設け、前記外殻補強層の射出成
形時に前記表面層材を再度熱成形することにより、くっ
きりした形状で滑り止め効果のすぐれた滑り止めを有す
る合成樹脂製容器およびパネル類。 - 【請求項16】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、成形品の中のガラス繊
維の平均繊維長さが400〜1000μmである外殻補
強層からなる合成樹脂製容器およびパネル類。 - 【請求項17】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の製法により製造された合成樹脂
製容器およびパネル類であって、前記外殻補強層を薄肉
化し、これに補強用リブを一体成形して強度を保持する
ことからなる合成樹脂製容器およびパネル類。
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KR102250797B1 (ko) * | 2019-12-30 | 2021-05-12 | 케이비아이동국실업 주식회사 | 자동차 내장재의 성형방법 및 이에 의한 자동차 내장재 |
CN116494444A (zh) * | 2023-06-26 | 2023-07-28 | 北京玻钢院复合材料有限公司 | 树脂浇注体用随形可调成型模具、其制备方法及使用方法 |
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- 1999-05-10 JP JP12905899A patent/JP3966644B2/ja not_active Expired - Lifetime
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