JP2000317864A - 材木印字装置 - Google Patents

材木印字装置

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JP2000317864A
JP2000317864A JP11123116A JP12311699A JP2000317864A JP 2000317864 A JP2000317864 A JP 2000317864A JP 11123116 A JP11123116 A JP 11123116A JP 12311699 A JP12311699 A JP 12311699A JP 2000317864 A JP2000317864 A JP 2000317864A
Authority
JP
Japan
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timber
printing
rollers
ink jet
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP11123116A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Niwa
健夫 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレカット用材木に歪みのない文字を印字す
る。 【解決手段】 仕口加工が施された材木を、動力によっ
て自ら回転する複数のローラあるいは回転ドラムで支
持、搬送しながら、下側からインクジェット印字する材
木印字装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレカット用材木
の位置情報を印字するための印字装置である。
【0002】
【従来の技術】近年の家屋の大半はプレカット工法と呼
ばれる工法で建築されている。この工法は、横架材や柱
材の継手、仕口を予め加工しておき、この横架材や柱材
を現場にて組み立てるのである。組立のためには、どの
横架材が他のどの横架材や柱材と組合せられるのか、を
表した位置情報が必要になり、このような位置情報は、
横架材や柱材の側面や仕口付近に印字されるのである。
このような位置情報の印字は、自動化が進み、例えば特
開昭62−297079号公報や特開平3−82501
号公報に開示がある。これらの従来技術では、印字はイ
ンクジェットにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−82501号公報の技術では、ベルトの下にインク
ジェットの吹き出し口があり、ベルトが材木によって撓
んでしまい、印字面がインクジェットに対して垂直にな
らず、印字が歪んでしまうという問題が見られた。
【0004】また、特開昭62−297079号公報で
は、ラインの横側にインクジェット装置が設けられてい
るが、インクを吹きつけても重力によってインクが垂れ
てしまい、印字が見えなくなる場合があった。そこで特
開平9−259344号公報に記載されているように、
インクジェットをライン搬送面の下側であってローラの
間に配置して、搬送される材木の側面にピンチローラを
押しあてて搬送しながら印字する方法が提案されてい
る。ところが、図3に示すように材木2の側面には仕口
3が加工がなされており、仕口3にピンチローラが当た
ると材木2がラインの搬送方向に対して左右に揺れてし
まい、印字が崩れてしまうという問題が新たに発生して
しまった。本発明は、仕口加工が施された材木でも鮮明
な印字が可能な印字装置を提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、〜から
なる。 仕口加工が施された材木を下から支え、動力によって
自ら回転する複数のローラからなる搬送ラインと、該搬
送ラインの搬送面より下側であって、前記ローラとロー
ラとの間にインクジェット印字部を有する材木印字装
置。
【0006】前記印字部の両側のローラは同一の動力
源によって回転するに記載の材木印字装置。
【0007】仕口加工が施された材木を下から支え、
動力によって回転する回転ドラムおよびベルトを有する
コンベアを複数備えてなる搬送ラインと、該搬送ライン
の搬送面より下側に配設されてなり、前記コンベアとコ
ンベアとの間であって、回転ドラムと他のコンベアの回
転ドラムとの間に設けられたインクジェット印字部を有
する材木印字装置。
【0008】前記印字部の両側の回転ドラムは、同一
の動力源により回転するに記載の材木印字装置。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本願発明の印字装置につ
いて詳細に説明する。最初に図1を基に説明する。図1
の装置1は、材木の搬送手段を持つ。この搬送手段とし
ては、ローラ5であり、各ローラ5はモータ等の駆動源
7によって自ら回転して、材木2を搬送する。
【0010】即ち、複数のローラ5は材木2を下から支
えことになるため、材木2の自重でローラ5と材木2と
の間で滑りが発生せず、材木2の慣性により搬送速度に
誤差が生じることがない。搬送された材木2は、センサ
4によってインクジェット印字部に到達したことが確認
される。
【0011】印字部は、インクジェット6を有し、イン
クジェット6は、図示しない制御装置により制御され
て、インクを噴射することによって材木2の下面に文字
を印字する。前記センサ4としては、赤外線センサ、X
線センサなどを使用できる。また、センサ4はインクジ
ェット6の制御装置と連動しているため、材木2が印字
部に到達したことが確認されると、搬送速度に適合した
信号がインクジェットに送信され、インクが噴射されて
印字が行われる。
【0012】インクジェット6は、ローラ5とローラ5
との間であって、材木2の搬送面(材木2とローラ5が
接触する面)よりも下側に設けられており、印字は材木
2が2つのローラ5で水平に支持された状態で下側から
行われる。このため、インクの噴射方向は常に印字面に
対して垂直に保たれ、材木をベルトコンベアのベルトに
載置しながら印字した場合のような文字の歪みがない。
【0013】また、印字は、搬送ラインの下側から行う
ため、搬送ラインの横側から行う場合のように重力でイ
ンクが垂れたりしない。さらに、側面をピンチローラで
抑えた場合のように、仕口加工3が施された面の凹凸が
原因となって材木2が搬送方向に対して左右に揺れて文
字が歪むという問題も解消される。
【0014】なお、材木2の下側面、換言すればローラ
5と接触する面にも仕口加工がなされる場合もあるが、
このような場合、材木はインクジェットの吹き出し方向
(即ち上下方向)に揺動するため、文字の歪みは全く見
られない。このように本発明の印字装置1によれば、鮮
明な文字を簡単な機構で印字することができるのであ
る。
【0015】本発明で使用する前記ローラ5は、中央部
分に窪みが設けられていることが望ましい。材木2の印
字面がローラ5と接触しないようにして、インクがロー
ラに転写しないようにするためである。窪みは溝状でも
よく円弧でもよい。窪みは最大で0.1〜5mm程度が
望ましい。深すぎると搬送される材木が傾いてしまうか
らである。インクジェット6の両側のローラ5は一つの
動力源で回転させることが望ましい。2つのローラ5の
回転を完全に同期させるためである。回転が同期しない
と搬送速度に狂いが発生して文字が歪んでしまう。
【0016】ついで図2に従って本発明の印字装置を説
明する。図2の印字装置は、搬送手段としてコンベア9
を使用する。コンベア9は、回転ドラム8と回転ドラム
8に係合されるベルト80からなる。材木2は、ベルト
80によりインクジェット印字部まで搬送されるのであ
る。即ち、ベルト80は材木2を下から支え、かつ材木
2の自重でベルト80と材木2との間で滑りが発生せ
ず、材木2の慣性力により搬送速度に誤差が生じること
がない。また、材木2は常にベルト80上に静止した状
態で搬送されるため、ベルト80と材木2の印字面が擦
れてベルトにインクが転写することがない。
【0017】搬送された材木2は、センサ4によって印
字部に到達したことが確認される。印字部は、インクジ
ェット6を有し、インクジェット6は、図示しない制御
装置により制御されて、インクを噴射することによって
材木2の下面に文字を印字する。
【0018】前記センサ4としては、赤外線センサ、X
線センサなどを使用できる。また、センサ4はインクジ
ェット6の制御装置と連動しているため、材木2が印字
部に到達したことが確認されると、搬送速度に適合した
信号がインクジェットに送信されてインクが噴射されて
印字が行われる。
【0019】インクジェット6は、回転ドラム8と回転
ドラム8の間であって、材木2の搬送面(材木2とベル
ト80が接触する面)よりも下側に設けられており、印
字は材木2が2つの回転ドラム8で水平に支持された状
態で下側から行われる。このため、常にインクの噴射方
向は印字面に対して垂直に保たれ、ベルトコンベアのベ
ルトに載置しながら印字した場合のような文字の歪みが
ない。
【0020】また、印字は、搬送ラインの下側から行う
ため、搬送ラインの横側から行う場合のように重力でイ
ンクが垂れたりしない。さらに、側面をピンチローラで
抑えた場合のように仕口3が加工された面の凹凸が原因
となって材木2が搬送方向に対して左右に揺れて文字が
歪むという問題も解消される。
【0021】なお、材木2の下側面、換言すればベルト
80と接触する面にも仕口加工がなされる場合もある
が、材木2をベルト80に載置したまま搬送するため、
材木2はベルト80上に静止した状態となり、ローラ5
で搬送する場合と異なり、材木2は揺動せず、文字の歪
みは全く見られない。このように本発明の装置10によ
れば、鮮明な文字を簡単に印字することができるのであ
る。
【0022】本発明で使用する前記ベルト80は、ラダ
ーベルト(はしご状のベルト)であることが望ましい。
材木2との接触面積を減らすことができ、印字面のイン
クの転写を防止することができるからである。ラダーベ
ルトは図4の構造を有することが望ましい。ラダーベル
トは両側に回転ドラム8と係合する金属チェーン81を
有し、その金属チェーン81に金属パイプ82がはしご
状に取り付けられてある。金属パイプ82の間は回転止
め83が形成されている。
【0023】回転止め83は、金属パイプ82の回転を
防止する。金属パイプ82が自由に回転すると材木2が
慣性で動いてしまい、搬送速度に誤差が生じ、その結果
文字に歪みが生じるからである。インクジェット6の両
側の2つの回転ドラム8は、一つの動力源で回転させる
ことが望ましい。2つの回転ドラムの回転を完全に同期
させるためである。回転が同期しないと搬送速度に狂い
が発生して文字が歪んでしまう。
【0024】このように、本発明の印字装置は、動力で
回転する支持体の間であって、搬送面より下側にインク
ジェットを配置して下側から印字を行うため、文字に歪
みがなく、装置自体の機構も極めて簡単なものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればイ
ンクジェットにより、文字の歪みがなく、鮮明な文字の
印字が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の模式図
【図2】本発明の印字装置の模式図
【図3】材木の仕口加工を表す模式図
【図4】ベルトの構造を表す模式図
【符号の説明】
1、10 本発明の材木印字装置 2 材木 3 仕口加工 4 センサ 5 ローラ 6 インクジェット 7 動力源(モータ) 8 回転ドラム 80 ベルト 81 チェーン 82 金属パイプ 83 回転止め 9 コンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕口加工が施された材木を下から支え、
    動力によって自ら回転する複数のローラからなる搬送ラ
    インと、該搬送ラインの搬送面より下側であって、前記
    ローラとローラとの間にインクジェット印字部を有する
    材木印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字部の両側のローラは同一の動力
    源によって回転する請求項1に記載の材木印字装置。
  3. 【請求項3】 仕口加工が施された材木を下から支え、
    動力によって回転する回転ドラムおよびベルトを有する
    コンベアを複数備えてなる搬送ラインと、該搬送ライン
    の搬送面より下側に配設されてなり、前記コンベアとコ
    ンベアとの間であって、回転ドラムと他のコンベアの回
    転ドラムとの間に設けられたインクジェット印字部を有
    する材木印字装置。
  4. 【請求項4】 前記印字部の両側の回転ドラムは、同一
    の動力源により回転する請求項3に記載の材木印字装
    置。
JP11123116A 1999-04-28 1999-04-28 材木印字装置 Pending JP2000317864A (ja)

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JP11123116A JP2000317864A (ja) 1999-04-28 1999-04-28 材木印字装置

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