JP2000317765A - 扉 - Google Patents

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JP2000317765A
JP2000317765A JP11130721A JP13072199A JP2000317765A JP 2000317765 A JP2000317765 A JP 2000317765A JP 11130721 A JP11130721 A JP 11130721A JP 13072199 A JP13072199 A JP 13072199A JP 2000317765 A JP2000317765 A JP 2000317765A
Authority
JP
Japan
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door
transparent plate
transparent
bolts
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11130721A
Other languages
English (en)
Inventor
Isanobu Sakai
勇伸 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
Application filed by Nippei Toyama Corp filed Critical Nippei Toyama Corp
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Publication of JP2000317765A publication Critical patent/JP2000317765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械を覆うカバーの窓の内側に設けられる
扉として、クーラント漏洩防止に優れた軽量扉を提供す
る。 【解決手段】扉の周縁部にスタッドボルトを溶接し、透
明板をスタッドボルトとナットで扉の開口部を覆うよう
に固定して窓を形成する。透明板の周囲にバリヤを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のカバー
の窓に設けられた扉、さらに詳しくは軽量化された扉に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は図示しない工作機械を覆うカバー
14の斜視図を示すものであるが、カバー14内におい
て工作機械によってワークの加工が切削油又は研削油を
供給しながら又は供給せずに行われている。このカバー
14によって上記の油又は切粉などが外部に飛散するこ
とが防止されて環境上、安全上の対策が実施されてい
る。そして、カバー14の内部を監視するために扉15
(開閉扉)、固定扉18(窓)が設けられている。な
お、扉15はワークの搬入搬出の機能も有する。
【0003】図4は、図3においてA―A線に沿って矢
印方向に見た断面部端面図であるが、図4において扉1
5はカバー14の開口部10を閉じているが、カバー1
4に沿って右方向に移動して開くように構成されてい
る。扉15には透明板8が、タッププレート12に螺合
されるボルト13によって押え板16で開口部11を覆
うように取り付けられている。
【0004】図5は、図4においてB−B線に沿って矢
印方向に見た切断部端面図であるが、図5において扉1
5にはタッププレート12が溶接され、該タッププレー
ト12にボルト用タップ17が設けられている。そし
て、図4に示すようにボルト13が押え板16を介して
タッププレート12のボルト用タップ17に螺合するこ
とにより、押え板16が透明板8を扉15に固定してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タップ
プレート12としては、ボルト13が充分に螺合して透
明板8をしっかりと固定するために、厚手のものを用い
る必要があり、したがって扉15は重くなりその開閉も
容易でなく、安全面で問題があった。また、タッププレ
ートはレーザ加工で形取りしなければ成らず、タッププ
レート12を溶接するのにだいぶ手間がかかり、扉自体
が重くなり、扉15及び固定扉18として取り付けるの
に持ち運びが容易でなかった。また、タッププレート1
2を溶接する際、熱で扉15が曲がってしまう恐れもあ
る。
【0006】そこで、本発明は、従来の扉の問題点を解
消し、軽量化した扉を提供して安全性及び低コストに資
することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために次の手段を採るものである。すなわち、
請求項1の発明は、工作機械を覆うカバーの窓の内側に
設けられた扉であって、該扉の開口部の周縁部に溶接さ
れたボルトにより透明板が前記扉の開口部を覆うように
取り付けられていることを特徴とする扉である。
【0008】次ぎに、請求項2の発明は、透明板の取付
部にクーラント漏洩防止のバリヤが設けられている請求
項1に記載の扉である。
【0009】また、請求項3の発明は、透明板がパッキ
ンを介して扉の周縁部に取り付けられている請求項1又
は2に記載の扉である。
【0010】さらに、請求項4の発明は、扉が開閉扉で
ある請求項1、2又は3に記載の扉である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下において本発明を図に示す実
施例に基づいて詳細に説明する。なお、図はあくまでも
説明のためのものであって、本発明の精神を逸脱しない
限り多少の変更は許容される。
【0012】図1は扉1の切断部端面図であるが、同図
において扉1の周縁部2にボルト例えばスタッドボルト
4が溶接されており、このスタッドボルト4にはパッキ
ン6を介して透明板8がナット7により締め付けられて
いる。なお、5は、クーラントが扉1と透明板8との間
に直接あたりその間を通り開口部3から外部に排出する
のを防止するバリヤである。
【0013】透明板8は、透明樹脂、透明硝子など内部
の状態が見える材料で形成される。また、ボルトの例と
しては、スタッドボルトの他に丸棒の表面にねじを切っ
たものが挙げられる。なお、スタッドボルトには植え込
みボルト、立て込みボルトなど名称如何に拘らず機能を
果たすものが含まれる。また、ボルトの数は、適宜必要
に応じて採用する。パッキン6を用いるのが漏洩防止の
ために好ましい。パッキン6の材料としては、ネオプレ
ンゴム、シリコンゴム、フッソゴムなどの耐油性ゴムが
クーラントによる影響を受けにくいために好ましい。
【0014】バリヤ5は透明板8の取付部9の所に設け
られている。この取付け状態は、図1を矢印方向に見た
平面図である図2に示されている。バリヤ5の材質はク
ーラントの影響を受けないものであればどのようなもの
でも良い。材質の例として、金属なかでもステンレス、
アルミニュウムなどが挙げられる。また、バリヤ5の形
状としては、図2に示すようなものの他、予め一体もの
として製作したもの等が挙げられる。この場合にはいう
までもないが、薄物板金の許容曲げ内で加工するのが好
ましい。
【0015】この扉は、通常、開閉扉として使用される
が、固定扉即ち窓として用いてもよい。この場合には、
図3に示すカバー14に直接ボルトを溶接して透明板8
をナット7で固定しても良い。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、重量のあるタ
ッププレートを用いることがなくなるので軽量化された
扉が得られる。また、タッププレートを用いることがな
くなるので、透明窓を大きくすることができ、内部の様
子を充分に把握することができ、作業能率が向上する。
さらに、扉をカバー14に取り付けるのに、持ち運び
も、取付けも容易になり、作業の簡易化が図られる。ま
た、タッププレートを透明窓に沿って溶接することも不
必要となり、作業能率の向上、コスト低減を図ることが
できる。なお、当然のことながら、クーラント漏洩も防
止される。また、タッププレート溶接による歪も防止で
き、見栄えも向上する。
【0017】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えてクーラントが外部に漏洩するのを防止す
ることができる。
【0018】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加えてクーラント漏洩防止がさらに達成され
る。
【0019】請求項4の発明によれば、請求項1、2又
は3の発明に加えて扉の開閉が容易になり、安全性が大
幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扉の切断部端面図である。
【図2】本発明に係る扉の平面図である。
【図3】従来の図示しない工作機械を覆うカバーの斜視
図である。
【図4】図3のA−A線に沿って矢印方向に見た切断部
端面図である。
【図5】図4においてB−B線に沿って矢印方向に見た
切断部端面図である
【符号の説明】
1 扉 2 周縁部 3 開口部 4 スタッドボルト 5 バリヤ 6 パツキン 7 ナット 8 透明板 9 透明板の取付部 10 開口部 11 開口部 12 タッププレート 13 ボルト 14 カバー 15 扉 16 押え板 17 ボルト用タップ 18 固定扉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械を覆うカバーの窓の内側に設けら
    れた扉であって、該扉の開口部の周縁部に溶接されたボ
    ルトにより透明板が前記扉の開口部を覆うように取り付
    けられていることを特徴とする扉。
  2. 【請求項2】透明板の取付部にクーラント漏洩防止のバ
    リヤが設けられている請求項1に記載の扉。
  3. 【請求項3】透明板がパッキンを介して扉の周縁部に取
    り付けられている請求項1又は2に記載の扉。
  4. 【請求項4】扉が開閉扉である請求項1、2又は3に記
    載の扉。
JP11130721A 1999-05-12 1999-05-12 Pending JP2000317765A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004314254A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Nippei Toyama Corp 工作機械
US7547270B1 (en) * 2008-04-08 2009-06-16 Cincinnati Machine, Llc Machine tool with optimally positioned operator station
KR101368077B1 (ko) 2012-01-13 2014-02-27 현대위아 주식회사 공작기계용 커버
JP2021160034A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 ブラザー工業株式会社 被覆構造及び工作機械

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