JP2000317289A - 二軸式連続ミキサ - Google Patents
二軸式連続ミキサInfo
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- JP2000317289A JP2000317289A JP11127117A JP12711799A JP2000317289A JP 2000317289 A JP2000317289 A JP 2000317289A JP 11127117 A JP11127117 A JP 11127117A JP 12711799 A JP12711799 A JP 12711799A JP 2000317289 A JP2000317289 A JP 2000317289A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二本の混合軸の回転を変更可能な構造とし、
かつ混合部材間のセルフクリーニングも行えるようにし
た二軸式連続ミキサを提供する。 【解決手段】 一端側に投入口１５を、他端側に排出口
１６を備えた混合槽２に回転する二本の平行な混合軸
３、３´を配設する。また、混合軸３、３´に略棒状の
混合部材１０を軸回りに所定角度ずつずらしながら軸方
向に所定間隔で螺旋状の配置となるように立設すると共
に、双方の混合軸３、３´に配設した混合部材１０はそ
れぞれ他方側の混合軸３、３´に配設した混合部材１０
間をすり抜けて回転するように配置する。
かつ混合部材間のセルフクリーニングも行えるようにし
た二軸式連続ミキサを提供する。 【解決手段】 一端側に投入口１５を、他端側に排出口
１６を備えた混合槽２に回転する二本の平行な混合軸
３、３´を配設する。また、混合軸３、３´に略棒状の
混合部材１０を軸回りに所定角度ずつずらしながら軸方
向に所定間隔で螺旋状の配置となるように立設すると共
に、双方の混合軸３、３´に配設した混合部材１０はそ
れぞれ他方側の混合軸３、３´に配設した混合部材１０
間をすり抜けて回転するように配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、泥土や飛
灰等に固化材等を混ぜ合せるなど、各種材料の混合に使
用される二軸式連続ミキサに関する。
灰等に固化材等を混ぜ合せるなど、各種材料の混合に使
用される二軸式連続ミキサに関する。
【０００２】
【従来の技術】二軸式連続ミキサでは、混合槽内の二本
の混合軸に取付けた混合部材が互いに衝突しないように
しながら同一面状を相反方向に回転するようにしている
のが一般的であり、そのために双方の混合軸の回転数が
同一であったり、また回転数比が一定であるなど、双方
の混合軸を連動して回転させている。
の混合軸に取付けた混合部材が互いに衝突しないように
しながら同一面状を相反方向に回転するようにしている
のが一般的であり、そのために双方の混合軸の回転数が
同一であったり、また回転数比が一定であるなど、双方
の混合軸を連動して回転させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は、泥土や飛灰に固化材等を混ぜ合せて改良土に再生す
るなど、ミキサの混合機能を利用しての種々の材料の混
合の要望があり、これら材料の混合方法は手探り状態の
ものも多く、従来の二軸式連続ミキサでは双方の混合軸
の回転数を変化させると混合部材が互いに衝突してしま
うなどの不都合等があって柔軟に対応することができな
いものとなっていた。また、処理する材料の中には付着
性のあるものも多々あり、このような付着性材料を混合
するにあたっては、混合部材に付着した材料を取り除く
ことのできるセルフクリーニング作用も重要な課題とな
っている。
は、泥土や飛灰に固化材等を混ぜ合せて改良土に再生す
るなど、ミキサの混合機能を利用しての種々の材料の混
合の要望があり、これら材料の混合方法は手探り状態の
ものも多く、従来の二軸式連続ミキサでは双方の混合軸
の回転数を変化させると混合部材が互いに衝突してしま
うなどの不都合等があって柔軟に対応することができな
いものとなっていた。また、処理する材料の中には付着
性のあるものも多々あり、このような付着性材料を混合
するにあたっては、混合部材に付着した材料を取り除く
ことのできるセルフクリーニング作用も重要な課題とな
っている。
【０００４】本発明は上記の点に鑑み、二本の混合軸の
回転を変更可能な構造とし、かつ混合部材間のセルフク
リーニングも行えるようにした二軸式連続ミキサを提供
することを課題とする。
回転を変更可能な構造とし、かつ混合部材間のセルフク
リーニングも行えるようにした二軸式連続ミキサを提供
することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、請求項１記載の二軸式連続ミキサにあっ
ては、一端側に投入口を、他端側に排出口を備えた混合
槽に回転する二本の平行な混合軸を配設する一方、該混
合軸に略棒状の混合部材を軸回りに所定角度ずつずらし
ながら軸方向に所定間隔で螺旋状の配置となるように立
設すると共に、双方の混合軸に配設した混合部材はそれ
ぞれ他方側の混合軸に配設した混合部材間をすり抜けて
回転するように配置したことを特徴としている。
決するために、請求項１記載の二軸式連続ミキサにあっ
ては、一端側に投入口を、他端側に排出口を備えた混合
槽に回転する二本の平行な混合軸を配設する一方、該混
合軸に略棒状の混合部材を軸回りに所定角度ずつずらし
ながら軸方向に所定間隔で螺旋状の配置となるように立
設すると共に、双方の混合軸に配設した混合部材はそれ
ぞれ他方側の混合軸に配設した混合部材間をすり抜けて
回転するように配置したことを特徴としている。
【０００６】また、請求項２記載の二軸式連続ミキサに
あっては、前記混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の一
方側から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、貫
通孔の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺着
して混合部材を取付けたことを特徴としている。
あっては、前記混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の一
方側から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、貫
通孔の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺着
して混合部材を取付けたことを特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項１記載の二軸
式連続ミキサにあっては、混合軸に略棒状の混合部材を
所定間隔で螺旋状の配置となるように立設すると共に、
双方の混合軸に配設した混合部材はそれぞれ他方側の混
合軸に配設した混合部材間をすり抜けて回転するように
しており、これによって混合する泥土や飛灰の性状、例
えば、混合時の粘性や固さ等に応じて双方の混合軸を自
由な回転数にて運転でき、また双方の混合軸を逆転して
混合状態も変化させることもでき、処理する材料やその
混合状態を見ながら材料に合った最適の混合を追及する
ことができる。
式連続ミキサにあっては、混合軸に略棒状の混合部材を
所定間隔で螺旋状の配置となるように立設すると共に、
双方の混合軸に配設した混合部材はそれぞれ他方側の混
合軸に配設した混合部材間をすり抜けて回転するように
しており、これによって混合する泥土や飛灰の性状、例
えば、混合時の粘性や固さ等に応じて双方の混合軸を自
由な回転数にて運転でき、また双方の混合軸を逆転して
混合状態も変化させることもでき、処理する材料やその
混合状態を見ながら材料に合った最適の混合を追及する
ことができる。
【０００８】また、双方の混合軸に配設した混合部材は
それぞれ他方側の混合軸に配設した混合部材間をすり抜
けて回転するので、回転中にそれぞれの混合部材に付着
した材料を互いに除去するセルフクリーニングが行われ
る。なお、双方の混合軸の回転数をモータ減速比やイン
バータ等により違わせればセルフクリーニング作用の一
層の効果も期待できる。
それぞれ他方側の混合軸に配設した混合部材間をすり抜
けて回転するので、回転中にそれぞれの混合部材に付着
した材料を互いに除去するセルフクリーニングが行われ
る。なお、双方の混合軸の回転数をモータ減速比やイン
バータ等により違わせればセルフクリーニング作用の一
層の効果も期待できる。
【０００９】また、請求項２記載の二軸式連続ミキサに
あっては、混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の一方側
から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、貫通孔
の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺着して
混合部材を取付けるようにしているので、混合軸の貫通
孔を軸回りに所定角度ずつずらしながら軸方向に所定間
隔で穿設して混合部材を取付けると、混合部材が二条の
螺旋状配置となるように簡単に製作でき、また混合部材
も強固に固定できると共に、その取付け、取り外し作業
も簡単に行える。
あっては、混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の一方側
から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、貫通孔
の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺着して
混合部材を取付けるようにしているので、混合軸の貫通
孔を軸回りに所定角度ずつずらしながら軸方向に所定間
隔で穿設して混合部材を取付けると、混合部材が二条の
螺旋状配置となるように簡単に製作でき、また混合部材
も強固に固定できると共に、その取付け、取り外し作業
も簡単に行える。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係る二軸式連続ミキサの実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
【００１１】図中の１は泥土や飛灰等に固化材等を混合
する二軸式連続ミキサであって、混合槽２に二本の平行
な混合軸３、３´を貫通し、混合槽２の支持台４に固定
した軸受５により回転自在に支持している。
する二軸式連続ミキサであって、混合槽２に二本の平行
な混合軸３、３´を貫通し、混合槽２の支持台４に固定
した軸受５により回転自在に支持している。
【００１２】混合軸３、３´の一端部には減速機６、６
´を介して駆動用モータ７、７´を取り付け、駆動用モ
ータ７、７´の駆動によって混合軸３、３´を各々独立
して所望の回転数で回転可能にしている。なお、駆動用
モータ７、７´にインバータを取付けて混合軸３、３´
の回転数を自在に変更できるようにしておいても良い。
また、混合軸３、３´の他端部には混合軸３、３´を互
いに同期速度で回転させることができるように二点鎖線
で示すようにギヤ８、８´を装着可能なようにしておけ
ば同期回転も可能となる。
´を介して駆動用モータ７、７´を取り付け、駆動用モ
ータ７、７´の駆動によって混合軸３、３´を各々独立
して所望の回転数で回転可能にしている。なお、駆動用
モータ７、７´にインバータを取付けて混合軸３、３´
の回転数を自在に変更できるようにしておいても良い。
また、混合軸３、３´の他端部には混合軸３、３´を互
いに同期速度で回転させることができるように二点鎖線
で示すようにギヤ８、８´を装着可能なようにしておけ
ば同期回転も可能となる。
【００１３】混合軸３、３´への混合部材の取付けは、
図４に示すように、軸芯に対して直交する方向に貫通孔
９を穿設すると共に、断面略六角形で所定長さの略棒状
の混合部材１０に段差１０ａを形成してその端部に雄ね
じ１１を刻設する一方、該雄ねじ１１に螺合する雌ねじ
１２を端部に刻設して段差１０ａを形成した混合部材１
０の二本を一対として用意し、前記貫通孔９のに一方側
から雄ねじ１１を刻設した混合部材１０を挿入する一
方、貫通孔９の他方側から雌ねじ１２を刻設した混合部
材１０を挿入して螺着して取付ける。
図４に示すように、軸芯に対して直交する方向に貫通孔
９を穿設すると共に、断面略六角形で所定長さの略棒状
の混合部材１０に段差１０ａを形成してその端部に雄ね
じ１１を刻設する一方、該雄ねじ１１に螺合する雌ねじ
１２を端部に刻設して段差１０ａを形成した混合部材１
０の二本を一対として用意し、前記貫通孔９のに一方側
から雄ねじ１１を刻設した混合部材１０を挿入する一
方、貫通孔９の他方側から雌ねじ１２を刻設した混合部
材１０を挿入して螺着して取付ける。
【００１４】前記混合部材１０は混合軸３、３´の軸回
りに適宜角度ずつずらしながら軸方向に所定間隔で螺旋
状の配置となるように立設しており、図示例では隣接す
る一対の混合部材１０をそれぞれ６０度ずつずらしなが
ら配置しており、これによって混合部材１０を二条の螺
旋状の配置とし、この螺旋状配置の混合部材１０のスク
リュ−作用によって材料を移動させるようにしている。
りに適宜角度ずつずらしながら軸方向に所定間隔で螺旋
状の配置となるように立設しており、図示例では隣接す
る一対の混合部材１０をそれぞれ６０度ずつずらしなが
ら配置しており、これによって混合部材１０を二条の螺
旋状の配置とし、この螺旋状配置の混合部材１０のスク
リュ−作用によって材料を移動させるようにしている。
【００１５】また、双方の混合軸３、３´に配設する混
合部材１０は他方の混合軸３、３´の混合部材１０間の
間隙をすり抜けるように配置し、混合軸３、３´が回転
して混合部材１０を回転させるとき、対向する混合軸
３、３´の混合部材１０が互いに接触せず、かつ、混合
部材１０間の間隙を通過するようにしている。
合部材１０は他方の混合軸３、３´の混合部材１０間の
間隙をすり抜けるように配置し、混合軸３、３´が回転
して混合部材１０を回転させるとき、対向する混合軸
３、３´の混合部材１０が互いに接触せず、かつ、混合
部材１０間の間隙を通過するようにしている。
【００１６】なお、混合部材の１０の形状については、
前記のように断面略六角形に限定されるものでなく、混
合しようとする材料や用途に応じて、例えば、図５に示
すように、平板状混合部材１３を取付部材１４を介して
ボルト止めしたものや、その他、断面が円形や半円形を
したもの等、種々の断面形状のものを採用することがで
きる。
前記のように断面略六角形に限定されるものでなく、混
合しようとする材料や用途に応じて、例えば、図５に示
すように、平板状混合部材１３を取付部材１４を介して
ボルト止めしたものや、その他、断面が円形や半円形を
したもの等、種々の断面形状のものを採用することがで
きる。
【００１７】１５は材料を投入する投入口であって、混
合槽２の駆動用モータ７、７´側の上部に配設してい
る。１６は材料を排出する排出口であって、混合槽２の
駆動用モータ７、７´側と反対側の下部に配設してお
り、投入口１５より投入した材料を混合槽２内に所定時
間滞留させた後、排出口１６から排出するようにしてい
る。
合槽２の駆動用モータ７、７´側の上部に配設してい
る。１６は材料を排出する排出口であって、混合槽２の
駆動用モータ７、７´側と反対側の下部に配設してお
り、投入口１５より投入した材料を混合槽２内に所定時
間滞留させた後、排出口１６から排出するようにしてい
る。
【００１８】しかして、上記二軸式連続ミキサにより泥
土や飛灰に固化材等を混ぜ合せる場合には、先ず、試験
的に混合槽２内に材料を投入して双方の混合軸３、３´
をそれぞれ異なった回転数で回転させたり、また同一回
転数によって回転させたりし、処理する材料の混合状態
を見ながら材料に合った最適の混合を追及してその回転
方法や回転数を見いだす。
土や飛灰に固化材等を混ぜ合せる場合には、先ず、試験
的に混合槽２内に材料を投入して双方の混合軸３、３´
をそれぞれ異なった回転数で回転させたり、また同一回
転数によって回転させたりし、処理する材料の混合状態
を見ながら材料に合った最適の混合を追及してその回転
方法や回転数を見いだす。
【００１９】回転数が決定されると混合軸３、３´をモ
ータ減速比やインバータ等によって所望の回転数により
回転させる。なお、混合軸３、３´の回転を同期させた
方が好ましい場合には、混合軸３、３´の端部に同期用
のギヤ８、８´を装着して噛合させて回転させるように
しても良い。
ータ減速比やインバータ等によって所望の回転数により
回転させる。なお、混合軸３、３´の回転を同期させた
方が好ましい場合には、混合軸３、３´の端部に同期用
のギヤ８、８´を装着して噛合させて回転させるように
しても良い。
【００２０】次に、投入口１５から材料の投入を開始す
ると、材料は螺旋状の配置とした混合部材１０によって
混合されながら移動していき、材料が混合槽２内の所定
レベルまで溜ると混合槽２下部の排出口１６を適宜量開
放して混合槽２内の材料の払い出しを行っていく。な
お、排出口１６からの払い出し量によって混合槽２内の
材料の滞留時間が決定されるために排出口１６の開度を
適宜調整すると共に、排出される材料の量に見合う量ず
つ投入口１５から新規材料を投入していく。
ると、材料は螺旋状の配置とした混合部材１０によって
混合されながら移動していき、材料が混合槽２内の所定
レベルまで溜ると混合槽２下部の排出口１６を適宜量開
放して混合槽２内の材料の払い出しを行っていく。な
お、排出口１６からの払い出し量によって混合槽２内の
材料の滞留時間が決定されるために排出口１６の開度を
適宜調整すると共に、排出される材料の量に見合う量ず
つ投入口１５から新規材料を投入していく。
【００２１】材料の混合時には双方の混合軸３、３´に
配設した混合部材１０はそれぞれ他方側の混合軸３、３
´に配設した混合部材１０間をすり抜けて回転するよう
になっており、粘性の高い材料や固化しやすい性状の材
料を混合する場合に材料が混合部材１０の間や混合軸
３、３´に付着しても他方側の混合部材１０が回転中に
それらを掻き取るセルフクリーニング作用を発揮する。
また、双方の混合軸３、３´の回転数をモータ減速比や
インバータ等により違わせたりするとセルフクリーニン
グ作用の一層の効果も期待できる。
配設した混合部材１０はそれぞれ他方側の混合軸３、３
´に配設した混合部材１０間をすり抜けて回転するよう
になっており、粘性の高い材料や固化しやすい性状の材
料を混合する場合に材料が混合部材１０の間や混合軸
３、３´に付着しても他方側の混合部材１０が回転中に
それらを掻き取るセルフクリーニング作用を発揮する。
また、双方の混合軸３、３´の回転数をモータ減速比や
インバータ等により違わせたりするとセルフクリーニン
グ作用の一層の効果も期待できる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１記載の二
軸式連続ミキサにあっては、一端側に投入口を、他端側
に排出口を備えた混合槽に回転する二本の平行な混合軸
を配設する一方、該混合軸に略棒状の混合部材を軸回り
に所定角度ずつずらしながら軸方向に所定間隔で螺旋状
の配置となるように立設すると共に、双方の混合軸に配
設した混合部材はそれぞれ他方側の混合軸に配設した混
合部材間をすり抜けて回転するように配置したので、材
料の粘性や固さ等に応じて双方の混合軸を自由な回転数
にて運転でき、また双方の混合軸を逆転して混合状態を
変化させることもでき、処理する材料やその混合状態を
見ながら材料に合った最適の混合を追及することができ
る。また、双方の混合軸に配設した混合部材はそれぞれ
他方側の混合軸に配設した混合部材間をすり抜けて回転
するので、回転中にそれぞれの混合部材間に付着した材
料を除去するセルフクリーニング作用を発揮することが
できる。
軸式連続ミキサにあっては、一端側に投入口を、他端側
に排出口を備えた混合槽に回転する二本の平行な混合軸
を配設する一方、該混合軸に略棒状の混合部材を軸回り
に所定角度ずつずらしながら軸方向に所定間隔で螺旋状
の配置となるように立設すると共に、双方の混合軸に配
設した混合部材はそれぞれ他方側の混合軸に配設した混
合部材間をすり抜けて回転するように配置したので、材
料の粘性や固さ等に応じて双方の混合軸を自由な回転数
にて運転でき、また双方の混合軸を逆転して混合状態を
変化させることもでき、処理する材料やその混合状態を
見ながら材料に合った最適の混合を追及することができ
る。また、双方の混合軸に配設した混合部材はそれぞれ
他方側の混合軸に配設した混合部材間をすり抜けて回転
するので、回転中にそれぞれの混合部材間に付着した材
料を除去するセルフクリーニング作用を発揮することが
できる。
【００２３】また、請求項２記載の二軸式連続ミキサに
あっては、混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の一方側
から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、貫通孔
の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺着して
混合部材を取付けたので、混合軸に取付ける混合部材を
二条の螺旋状配置となるように簡単に製作でき、また混
合部材も強固に固定できると共に、その取付け、取り外
し作業も簡単に行うことができる。
あっては、混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の一方側
から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、貫通孔
の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺着して
混合部材を取付けたので、混合軸に取付ける混合部材を
二条の螺旋状配置となるように簡単に製作でき、また混
合部材も強固に固定できると共に、その取付け、取り外
し作業も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る二軸式連続ミキサの一実施例を示
す一部切り欠き正面図である。
す一部切り欠き正面図である。
【図２】図１の一部切り欠き平面図である
【図３】図１のＡ−Ａ線矢視図である。
【図４】混合部材の取付けを構造を示す図である。
【図５】混合部材の他の実施例を示す斜視図である
１…二軸式連続ミキサ ２…混合槽 ３、３´…混合軸 ７、７´…駆動用モー
タ １０…混合部材 １５…投入口 １６…排出口
タ １０…混合部材 １５…投入口 １６…排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4G056 AA01 AA25 CC07 CC09 CD08 CD41 4G078 AA01 AA13 AA17 AB20 BA01 BA07 DA01 DB02 DB03
Claims (2)
- 【請求項１】一端側に投入口を、他端側に排出口を備え
た混合槽に回転する二本の平行な混合軸を配設する一
方、該混合軸に略棒状の混合部材を軸回りに所定角度ず
つずらしながら軸方向に所定間隔で螺旋状の配置となる
ように立設すると共に、双方の混合軸に配設した混合部
材はそれぞれ他方側の混合軸に配設した混合部材間をす
り抜けて回転するように配置したことを特徴とする二軸
式連続ミキサ。 - 【請求項２】前記混合軸に貫通孔を穿設し、該貫通孔の
一方側から雄ねじを刻設した混合部材を挿入する一方、
貫通孔の他方側から雌ねじを刻設した混合部材を挿入螺
着して混合部材を取付けたことを特徴とする請求項１記
載の二軸式連続ミキサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127117A JP2000317289A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 二軸式連続ミキサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127117A JP2000317289A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 二軸式連続ミキサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000317289A true JP2000317289A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14952037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11127117A Pending JP2000317289A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 二軸式連続ミキサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000317289A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006116410A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Fujisash Co | 混練機 |
| US20100284237A1 (en) * | 2007-10-02 | 2010-11-11 | Yusuke Takemoto | Kneading apparatus |
| JP2012026138A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Assist:Kk | 攪拌式融雪装置 |
| JP2012213770A (ja) * | 2006-10-23 | 2012-11-08 | Wenger Manufacturing Inc | 個別に駆動される高速混合軸を持つ改良された前段調整機 |
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