JP2000316532A - 鮭科の生魚の調理方法及びその調理品 - Google Patents

鮭科の生魚の調理方法及びその調理品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明では、揚げ調理された鮭科の生魚の見
栄えをよくし、外観上も新鮮さ、生きの良さをアピール
することができる鮭科の生魚の調理方法及びその調理品
を提供する。 【解決手段】 鮭科の生魚1を前後方向に沿って切り開
く開き工程と、開かれた前記生魚1の血合いを含む臓物
除去工程と、臓物が取り去られた前記生魚1を脱水する
脱水工程と、脱水された前記生魚1の表面に小麦粉を付
着する小麦粉付着工程と、小麦粉が付着された前記生魚
1を揚げ処理する1次揚げ処理工程とを経て、前記生魚
1を円弧状に曲成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鮭科の生魚の調理
方法及びその調理品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、虹鱒、山女、アマゴ、岩魚、
銀鮭その他の鮭科の生魚を揚げ調理して、家庭でこれら
を食したり、飲食店等でこれらを提供することが行われ
ている。この場合、生の魚を単に揚げ調理したものを皿
に盛り付けたり、冷凍食品等一定の調理を加えたものを
飲食店や小売店に搬送し、最終的な揚げ調理は、飲食店
や前記小売店から購入した消費者が家庭で行って、これ
らを皿へ盛り付けることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の調理方
法では、生魚を切り身にして調理したり、生魚をそのま
まの形で調理したものでも見栄えが悪く、外観上の新鮮
さが損なわれてしまっていた。
【0004】そこで、本発明では、揚げ調理された鮭科
の生魚の見栄えをよくし、外観上も新鮮さ、生きの良さ
をアピールすることができるとともに、頭から尾まで食
べられ、カルシウムの補給がされやすい鮭科の生魚の調
理方法及びその調理品を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、鮭
科の生魚を調理する方法であって、生魚をその前後方向
に沿って切り開く開き工程と、開かれた前記生魚の臓物
を取り去る臓物除去工程と、臓物が取り去られた前記生
魚を脱水する脱水工程と、脱水された前記生魚の表面に
小麦粉を付着する小麦粉付着工程と、小麦粉が付着され
た前記生魚を揚げ処理する1次揚げ処理工程と、を備
え、前記生魚を円弧状に曲成するように調理する鮭科の
生魚の調理方法により上記課題を解決する。
【0006】本発明によれば、鮭科の生魚、特に虹鱒
を、あたかも、水面から飛び跳ねたままの状態で揚げ調
理したように調理でき、外観において生きのよい新鮮な
ものとすることができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1記載の鮭科
の生魚の調理方法において、前記1次揚げ処理工程の後
に、1次揚げ処理された前記生魚を乾燥する乾燥工程
と、乾燥された前記生魚を冷凍する冷凍工程とを備えた
ことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、揚げ調理された生魚から
油分、水分を取り除くことができ、円弧状に揚げ調理さ
れた鮭科の生魚を円弧状形状を保ち、かつ、鮮度を保ち
ながら保存できる。調理された場所とは異なる飲食店や
小売店などに搬送することができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項2記載の鮭科
の生魚の調理方法において、前記冷凍工程の後に、前記
生魚を再度揚げ処理する2次揚げ処理工程を備えたこと
を特徴とする。
【0010】本発明によれば、請求項2記載の発明で、
油分、水分が取り除かれているので、再度揚げ調理する
ことで、カラッとした歯ざわりのよいものを調理するこ
とができる。
【0011】請求項4の発明では、請求項1乃至3いず
れかに記載の鮭科の生魚の調理方法において、前記臓物
除去工程は、前記生魚を水からあげた後0.5〜3.0
時間の範囲で完了されるようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明では、骨の収縮と魚肉の収縮とを程
よく一致させることができ、魚肉が骨から肉離れせず、
確実に生魚を円弧状に揚げ調理することができる。ま
た、水あげした後の比較的早い時期に血合いを取り除く
ことで、長期にわたり鮮度を保つことができる。
【0013】請求項5の発明では、請求項1乃至3いず
れかに記載の鮭科の生魚の調理方法において、前記1次
揚げ処理工程では、前記生魚を165〜180℃の範囲
に設定された油で4〜6分間揚げ処理するようにしたこ
とを特徴とする。
【0014】この発明では、生魚をきれいな円弧状に曲
成させることができる。
【0015】請求項6の発明では、請求項1乃至3いず
れかに記載の鮭科の生魚の調理方法において、前記1次
揚げ工程は、前記生魚を静電場雰囲気で揚げ調理すよう
にしたことを特徴とする。
【0016】本発明によれば、油の温度を約165℃ま
で上昇させれるだけで、生魚を円弧状に揚げ調理するこ
とができ経済的である。また揚げ調理された生魚は、油
切れがよく、カラッとした歯ざわりのよいものに仕上げ
ることができる。また、本発明によれば、魚を頭から骨
をも食べることができ、カルシウムを多く含む健康食品
となる。
【0017】請求項7の発明では、請求項2又は3記載
の鮭科の生魚の調理方法において、前記冷凍工程は、1
次揚げされた前記生魚を−30〜−10℃の範囲で冷凍
するようにしたことを特徴とする。
【0018】本発明では、魚肉の繊維を破壊することな
く冷凍でき、鮮度、旨み、円弧状の形状を園は拝辞させ
ることができる。
【0019】請求項8の発明では、請求項3記載の鮭科
の生魚の調理方法において、前記2次揚げ処理工程で
は、前記生魚を静電場雰囲気で揚げ処理するようにした
ことを特徴とする。
【0020】本発明においても、請求項6に記載した発
明と同様に揚げ調理された生魚は、油切れがよく、カラ
ッとした歯ざわりのよいものに仕上げることができる。
【0021】請求項9の発明では、前後方向に沿って切
り開かれ、かつ、内部の血合いを含む臓物が取り除かれ
た鮭科の生魚の調理品であって、前記生魚は、円弧状に
曲成されるよう揚げ調理された鮭科の生魚の調理品によ
り上記課題を解決する。
【0022】本発明によれば、虹鱒、山女、アマゴ、岩
魚その他の鮭科の生魚があたかも、水面から飛び跳ねた
ままの状態で挙げ調理されたように調理されているの
で、見た目に新鮮で食欲を掻き立てることができる。
【0023】請求項10の発明では、請求項9に記載の
鮭科の生魚の調理品において、前記鮭科の生魚は、体重
が30〜150gの範囲に成長していることを特徴とす
る。
【0024】請求項11の発明では、請求項9又は10
に記載の鮭科の生魚の調理品において、前記鮭科の生魚
が虹鱒であることを特徴とする。
【0025】請求項12の発明では、請求項11記載の
鮭科の生魚の調理品において、前記虹鱒は、生後7〜1
2箇月であることを特徴とする。
【0026】請求項10乃至12に記載された発明で
は、最もきれいな円弧を描く揚げ調理品を得ることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0028】図1は、本発明の揚げ調理方法により調理
された虹鱒1の調理品が皿2に盛られた状態を示してい
る。この図に示すように、揚げ調理された虹鱒1は、円
弧を描くように丸く曲がっており、水面から飛び跳ねた
ままの状態で調理されたように盛り付けられている。な
お、本発明の調理保方法で虹鱒1を、この図に示すよう
に虹鱒1を丸く曲成するには、生後7〜12箇月で、体
重が30〜150g、好ましくは、70g前後の生魚を
使用するとよい。
【0029】この図1に示す虹鱒は以下のようにして調
理される。
【0030】図2によれば、先ず、開き工程S1にて虹
鱒の生魚を、例えば、その背中部分から刃物を入れて背
開きし、次いで、臓物除去工程S2で虹鱒の内部の血合
いを含む臓物を取り去り、次いで、脱水工程S3で血合
いを含む臓物が取り去られた虹鱒をまとめて布袋に収容
してこの布袋ごと脱水機に入れて脱水し、更に、小麦粉
付着工程S4でこれら虹鱒の表面に小麦粉を付着し、そ
の後、1次揚げ処理工程S5にて、フライヤーで1次揚
げ処理を行っている。この工程S5を終えた時点で、虹
鱒は円弧を描くように曲がった状態になる。
【0031】これら虹鱒を飲食店等に搬送して使う場
合、円弧を描くように曲がった状態を保ちつつ新鮮さを
も確保するため、1次揚げ処理工程S5終了後、乾燥機
で虹鱒を乾燥する乾燥工程S6を経て、次いで、冷凍工
程S7において、これら虹鱒を冷凍庫に収容して冷凍し
ている。そして冷凍された虹鱒を飲食店等に搬送S8
し、各飲食店等で再度揚げ処理を行って(2次揚げ処理
工程S9を経て)、調理された虹鱒を皿に盛り付けてい
る。
【0032】図3から図6を参照し、この調理工程の詳
細を説明する。
【0033】図3は、開き工程で背中部分1aから開か
れた虹鱒1の血合い1b,1bを含む臓物を取り去る工
程の1実施形態を示している。背開きされた虹鱒1は、
その腹部1cに長手方向に沿って血合い1b,1bが存
在している。本実施形態では、真空ポンプ3aで吸引す
るバキューム装置3でこの血合い1b,1bを吸い取っ
ている。バキューム装置3は先端に細長い筒状の吸引ノ
ズル3bを備えたホース3cを備え、このホース3cの
根元部分3dは、真空ポンプ3aに取付けられている。
吸引ノズル3bの先端を虹鱒の血合い1b,1bに沿っ
て移動させ、血合い1b,1bを吸い取っている。この
血合い取りを含む臓物除去工程は、虹鱒を養殖用の池や
生簀等からあげ、この時から、0.5〜3.0時間の範
囲、好ましくは2時間前後に完了するように行うとよ
い。この時間の範囲より早い時間またはこの時間を過ぎ
てから血合い取りを含む臓物除去を行うと、骨の収縮と
魚肉の収縮とは一致せず魚肉が骨から肉離れを起こし、
きれいに円弧を描かないが、この時間の範囲内で行う
と、骨と魚肉の収縮をほぼ一致させることができ、肉離
れを起こさず、虹鱒をきれいな円弧状に調理することが
できる。なお、血合い取りは、バキューム装置で吸い取
る方法には、限定されず、他の方法で行っても構わな
い。
【0034】血合い及び臓物が取り去られた虹鱒は、複
数まとめて布袋5に収容され、図4に示すような遠心脱
水機4に布袋5ごと入れられ、虹鱒から水分を脱水す
る。この遠心脱水機4は、外郭を成すケース6と、この
ケース6の底部6aにスプリング70,70を介して取
付けられた駆動用のモータ7と、モータ7の中心から上
方に向けて延びるように設けられた回転軸7aと、回転
軸7aの上端に固定され、回転軸7aと一体となって回
転する筒状の脱水籠8と、ケース6との脱水籠8の間に
配された筒状の水受け籠9とを備えている。水受け籠9
の底部9aの中心には回転軸7aが貫通する貫通孔9b
が設けられ、回転軸7aはこの貫通孔9bを貫通してモ
ータ7と脱水籠8とを連結している。虹鱒が収容された
布袋5は、脱水籠8の内部に入れられ、この脱水籠8は
モータ7により回転され、このときの遠心力により水分
が飛ばされ、布袋5内の虹鱒は脱水される。
【0035】なお、布袋5の大きさは、脱水籠8の大き
さに合わせて適切なものを選ぶとよい。また、脱水籠8
がバランス良く回転するよう布袋5の中に収容する虹鱒
の量や、布袋5の脱水籠8内での配置位置など適切に行
う。なお、脱水中に布袋5から虹鱒が飛び出すことがな
いよう布袋5の開口部5aを紐5b等で結わえておくと
よい。ただし、脱水は、この図に示す脱水機により行う
ことに限る必要はなく、他の方法で行ってもよい。
【0036】脱水工程で脱水された虹鱒は、その後、表
面に小麦粉がまんべんなく付着される工程を経て、図5
に示すようなフライヤー10で1次揚げ処理される。こ
のフライヤー10は、外観が角張った箱型に形成されて
おり、食材を揚げ調理するための升のように形成された
油槽11と、この油槽11を下から支持する脚部12,
12と、フライヤー10の背面を成す直立するように設
けられた背面ケーシング13とから構成されている。ま
た、油槽11の前面部11aには、油温等を調整するた
めの操作パネル15が設けられている。一方、油槽11
の内部には、食用油が収容され、この食用油の鮮度を長
期にわたり確保するため、静電場を形成させている。そ
のため、油槽11内には電極16が設けられ、この電極
16は外部の高圧トランス17と接続棒18及びコード
19を介して接続されている。接続棒18は、コード1
9の端部に取付けられ、電極16の隅部に立設されてい
る。なお、高圧トランス17は、コード19cを介して
設けられたプラグ19bを図示しない電源に接続して作
動される。なお、脚部12,12は、平板がフライヤー
10の両側部で対向するように上下方向に立設してお
り、この両脚部12,12の間には、油槽11から排出
される食用油を収容するタンク14が配されている。
【0037】虹鱒は、かかるフライヤー10の油槽11
の食用油に浸漬され、4分〜6分間揚げ処理される。こ
の際、油の温度を165〜180℃、好ましくは、17
0℃に設定して揚げ処理するとよい。この工程を終えた
虹鱒は、その前後方向の軸線が側方に向けて円弧を描く
ように丸くなり、水面から飛び跳ねた状態のまま揚げ処
理されたように調理され、外観上生きの良いものに仕上
げることができる。なお、この実施形態対では、静電場
雰囲気で揚げ処理を行っているので、虹鱒をからっとし
た、歯ざわりのよいものに調理することができる。
【0038】図5に示すフライヤーで1次揚げ処理され
た虹鱒は、図6に示す乾燥装置20で染み込んだ油分を
取り去るため乾燥される。図6に示す乾燥装置20は、
外郭を成す箱体21の内部に平板状の棚22‥22が上
下方向に3段に配されており、各棚22‥22の上に
は、円弧状に揚げ処理された虹鱒1‥1が並べて配され
ている。この乾燥装置20は、図の左上の部分に空気を
内部に取り込むための吸気口23が形成され、この吸気
口23の内部には、内部に乾燥した空気を送風するため
のファン装置24が設けられている。内部に取り込まれ
た空気は、吸気口23の下側に形成された排気口25か
ら乾燥装置20の外部に排出される。なお、乾燥工程で
使用される乾燥装置は、この図に示す装置には限定され
ず、他の乾燥装置で行っても構わない。
【0039】これら乾燥された虹鱒1‥1は、図示しな
い冷凍庫で、冷凍される。この際、−30〜−10℃、
好ましくは、−25〜−15℃、更に好ましくは、−2
0℃で冷凍するとよい。この冷凍工程を経ると内部に残
留していた水分が更に排出される。冷凍工程を経た後、
虹鱒は冷凍車等を利用して、小売店や飲食店に配送され
る。
【0040】そして、最終的に消費される家庭や飲食店
で、再度揚げ処理される2次揚げ処理がなされ、その
後、皿に盛り付けされる。盛り付けられた虹鱒は、皿の
上で前後方向の軸線が側方に向け円弧を描くように丸く
なっており、あたかも、水面から飛び跳ねた魚をそのま
まの状態で揚げ処理されたように調理されている(図1
参照)。
【0041】なお、以上の実施形態は、最もきれいに曲
成される虹鱒を例に説明したが、これには限定されず、
山女、アマゴ、岩魚、銀鮭その他の鮭科の生魚を使用し
てもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の鮭科の生後の調理方法によれ
ば、あたかも、魚が水面から飛び跳ねたような状態のま
まで調理できるので、新鮮な鮭科の生魚を外観において
も生きのよいものに見せることができ、消費者の食欲を
増すことができる。また、1次揚げ処理の後、乾燥、冷
凍の工程を経ているので、丸く曲成されたままの状態を
長時間保つことができ飲食店等に搬送することもでき、
飲食店等で再度揚げ処理を行えば、調理仕立ての魚を盛
り付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる鮭科の生魚の調理方法で調理さ
れた虹鱒が皿に盛られた状態を示す斜視図。
【図2】本発明の鮭科の生魚の調理方法の工程を流れ
図。
【図3】臓物除去工程の1実施形態の概要を示す図。
【図4】脱水工程に使用される脱水機の1実施形態を示
す縦断面図。
【図5】1次揚げ工程で使用される1実施形態にかかる
静電場フライヤーの斜視図。
【図6】乾燥工程で使用される1実施形態にかかる乾燥
装置の縦断面図
【符号の説明】
1 虹鱒 1a 背中部分 1b 血合い 3 バキューム装置 4 遠心脱水機 5 布袋 10 静電場フライヤー 20 乾燥装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢花 功 長野県東筑摩郡明科町大字七貴5592−20 有限会社カワグチ内 Fターム(参考) 4B011 KA01 KE03 KE06 KE24 4B042 AC09 AD18 AE10 AG16 AH01 AK12 AP01 AP05 AP17 AP18 AP23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鮭科の生魚を調理する方法であって、 生魚をその前後方向に沿って切り開く開き工程と、 開かれた前記生魚の臓物を取り去る臓物除去工程と、 臓物が取り去られた前記生魚を脱水する脱水工程と、 脱水された前記生魚の表面に小麦粉を付着する小麦粉付
    着工程と、 小麦粉が付着された前記生魚を揚げ処理する1次揚げ処
    理工程と、 を備え、前記生魚が円弧状に曲成するように調理するこ
    とを特徴とする鮭科の生魚の調理方法。
  2. 【請求項2】 前記鮭科の生魚の調理方法は、前記1次
    揚げ処理工程の後に1次揚げ処理された前記生魚を乾燥
    する乾燥工程と、 乾燥された前記生魚を冷凍する冷凍工程と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の鮭科の生魚の調理方法。
  3. 【請求項3】 前記鮭科の生魚の調理方法は、前記冷凍
    工程の後に、前記生魚を再度揚げ処理する2次揚げ処理
    工程を備えたことを特徴とする請求項2記載の鮭科の生
    魚の調理方法。
  4. 【請求項4】 前記臓物除去工程は、前記生魚を水から
    あげた後0.5〜3.0時間の範囲で完了されるように
    したことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の
    鮭科の生魚の調理方法。
  5. 【請求項5】 前記1次揚げ処理工程では、前記生魚を
    165〜180℃の範囲に設定された油で4〜6分間揚
    げ処理するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3
    いずれかに記載の鮭科の生魚の調理方法。
  6. 【請求項6】 前記1次揚げ工程は、前記生魚を静電場
    雰囲気で揚げ調理すようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至3いずれかに記載の鮭科の生魚の調理方法。
  7. 【請求項7】 前記冷凍工程は、1次揚げされた前記生
    魚を−30〜−10℃の範囲で冷凍するようにしたこと
    を特徴とする請求項2又は3記載の鮭科の生魚の調理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記2次揚げ処理工程では、前記生魚を
    静電場雰囲気で揚げ処理するようにしたことを特徴とす
    る請求項3記載の鮭科の生魚の調理方法。
  9. 【請求項9】 前後方向に沿って切り開かれ、かつ、内
    部の血合いを含む臓物が取り除かれた鮭科の生魚の調理
    品であって、前記生魚は、円弧状に曲成されるよう揚げ
    調理されたことを特徴とする鮭科の生魚の調理品。
  10. 【請求項10】 前記鮭科の生魚は、体重が30〜15
    0gの範囲に成長していることを特徴とする請求項9に
    記載の鮭科の生魚の調理品。
  11. 【請求項11】 前記鮭科の生魚が虹鱒であることを特
    徴とする請求項9又は10に記載の鮭科の生魚の調理
    品。
  12. 【請求項12】 前記虹鱒は、生後7〜12箇月である
    ことを特徴とする請求項11記載の鮭科の生魚の調理
    品。
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