JP2000316228A - スネークレス支持材及びケーブル線路 - Google Patents

スネークレス支持材及びケーブル線路

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JP2000316228A
JP2000316228A JP11121977A JP12197799A JP2000316228A JP 2000316228 A JP2000316228 A JP 2000316228A JP 11121977 A JP11121977 A JP 11121977A JP 12197799 A JP12197799 A JP 12197799A JP 2000316228 A JP2000316228 A JP 2000316228A
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JP
Japan
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cable
cleat
snakeless
support member
laid
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Pending
Application number
JP11121977A
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English (en)
Inventor
Shigeru Shimomuro
茂 下室
Takahiro Ishikawa
孝裕 石川
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スネーク取り作業を必要とせずに布設後の熱伸
縮を可能にし、ケーブル布設の作業効率の向上を図れ
る、スネークレス支持材及びケーブル線路の提供。 【解決手段】クリートと受け金物との組み合わせで、ク
リートの台座にケーブル通過方向と直交する方向のスリ
ットを設け、このスリットに受け金物を相対スライド可
能に挿入した。また、受け金物にクリートのガイドピン
を通すスライド用ガイド穴を設けた。このようなスネー
クレス支持材を使用して、ケーブルを直線状に布設し、
布設後のケーブルをその伸び出しに付随してスネーク状
に変形し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル用支持技術
の分野に属し、特に熱伸縮の大きい電力ケーブルをクリ
ート及び受け金物で支持するこの種の支持材及びケーブ
ル線路に関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルは、通電;運転時のジュー
ル熱が顕著に起こり、気象の変化;温度変化をも伴っ
て、ケーブル軸方向の熱伸縮が大きく生じており、この
ための対策として、図5に示すようなスネーク布設、即
ちケーブル1を延線後、ケーブル1に対して図示するよ
うな正弦派形状1′の曲がり取り;スネーク取り作業を
行い、スネークの各変曲点において、受け金具上に取り
付けたクリート2で固定していた。このスネークの移動
幅(図5において横方向の振幅)の変化によりケーブル
の熱伸縮を吸収しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術;
図5では、ケーブルの熱伸縮を吸収するために、スネー
ク移動幅(図5において横方向の振幅)を計算し、その
計算結果に基づきスネーク取り作業を行う必要があり、
ケーブル布設の作業効率の点でネックとなっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、スネーク取り作
業を必要とせずに布設後の熱伸縮を可能にし、ケーブル
布設の作業効率の向上を図れるスネークレス支持材及び
ケーブル線路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により提供するス
ネークレス支持材(第一手段)は、クリートと受け金物
との組み合わせからなり、前記クリートの台座にケーブ
ル通過方向と直交する方向のスリットを設け、このスリ
ットに前記受け金物を相対スライド可能に挿入したもの
である。
【0006】また、本発明によれば、クリートと受け金
物との組み合わせからなり、前記受け金物に前記クリー
トのガイドピンを通すスライド用ガイド穴を有した、ス
ネークレス支持材(第二手段)を提供する。
【0007】さらに、本発明により提供するケーブル線
路は、ケーブル通過方向と直交する方向にスライド可能
に設置したクリートを通してケーブルを直線状に布設
し、布設後のケーブルをその伸び出しに付随してスネー
ク状に変形し得るようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るスネークレ
ス支持材の好ましい実施例を示したもので、図2にクリ
ートを、図3に受け金物を具体的に示している。この実
施例は、本発明の第一手段及び第二手段を具体化したも
のである。
【0009】この実施例のスネークレス支持材は、クリ
ート10と受け金物18との組み合わせからなり、クリ
ート10は、据え付け側クリート部材11とスプリング
セット側クリート部材12とをスプリングを介してボル
ト13で連結したスプリング付クリートからなる。
【0010】しかして、クリート10は、その据え付け
側クリート部材11において、図2に具体的に示したよ
うに台座部分にケーブル通過方向と直交する方向のスリ
ット17を設けており、またそのスリット17を有する
台座部分にガイドピン14をスリットに直交するように
貫通配置してなるものである。15はガイドピン通し穴
である。
【0011】一方、受け金物18には、クリートを固定
するアーム部分にガイドピンのための長穴;スライド用
ガイド穴19を設けている。20は取り付け用穴であ
る。
【0012】このように各部を構成したスネークレス支
持材は、受け金物18のアーム部分を据え付け側クリー
ト部材11のスリット17に挿入し、クリート側のガイ
ドピン14を受け金物のスライド用ガイド穴19に貫通
させ、図1のように組み立てられる。
【0013】このように構成されたスネークレス支持材
を、その受け金物18の取り付け用穴20を利用して壁
などに固定することにより、ケーブルの布設方向と直交
する方向に伸長するように据え付け、この受け金物18
上に設置された据え付け側クリート部材11上にケーブ
ルを通過させ、上側からスプリングセット側クリート部
材12を組み合わせてボルト13で締め付けることによ
りケーブルを把持することができ、このようにしたクリ
ートはケーブルの熱膨張による伸び出しとともに受け金
物18に沿ってケーブルと直交する方向にスライドする
ものである。ケーブル布設方向;長手方向に対しては従
来通り拘束できる。
【0014】図3は、本発明に係るケーブル線路の実施
例を示したもので、前述のように構成されたスネークレ
ス支持材30をケーブル布設ルート上に設置し、このス
ネークレス支持材30を通してケーブル31を直線状に
布設するものである。そして、直線状に布設されたケー
ブル31は、その通電;線路運転後のジュール熱により
軸方向に伸び出した時、クリート間で拘束されるケーブ
ル部分が軸方向と直交する方向;図面上左右方向に変形
使用するが、この時スネーク支持材のクリートがケーブ
ルとともにスライドし、以て、図示31′のようにスネ
ーク状に変形して、ケーブルの伸び出し分を吸収するの
である。以後のケーブルの熱伸縮は、当該スネークの振
幅の大きさで吸収させるのである。
【0015】尚、スネークレス支持材は、他のクリート
及び受け金物全般に適用可能である。また、ケーブル受
け碍子にガイドピンを取り付け得るようにし、左右の移
動幅を制限することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ス
ネーク取り作業を必要とせずに布設後の熱伸縮を可能に
し、ケーブル布設の作業効率の向上を図れるスネークレ
ス支持材及びケーブル線路を提供するという所期の目的
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスネークレス支持材の実施例を示
す部分断面化した正面図。
【図2】図1のスネークレス支持材におけるクリートを
具体的に示し、(イ)は部分断面化した正面図、(ロ)
は側面図、(ハ)は底面図。
【図3】図1のスネークレス支持材における受け金物を
具体的に示し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図。
【図4】本発明に係るケーブル線路の実施例を示す説明
図。
【図5】従来のスネーク取りケーブル線路の例を示す説
明図。
【符号の説明】
10 クリート 11 据え付け側クリート部材 12 スプリングセット側クリート部材 13 ボルト 14 ガイドピン 15 ガイドピン通し穴 17 スリット 18 受け金物 19 スライド用ガイド穴 30 スネークレス支持材 31 ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリートと受け金物との組み合わせからな
    り、前記クリートの台座にケーブル通過方向と直交する
    方向のスリットを設け、このスリットに前記受け金物を
    相対スライド可能に挿入した、スネークレス支持材。
  2. 【請求項2】クリートと受け金物との組み合わせからな
    り、前記受け金物に前記クリートのガイドピンを通すス
    ライド用ガイド穴を有した、スネークレス支持材。
  3. 【請求項3】ケーブル通過方向と直交する方向にスライ
    ド可能に設置したクリートを通してケーブルを直線状に
    布設し、布設後のケーブルをその伸び出しに付随してス
    ネーク状に変形し得るようにした、ケーブル線路。
JP11121977A 1999-04-28 1999-04-28 スネークレス支持材及びケーブル線路 Pending JP2000316228A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101982914A (zh) * 2010-09-21 2011-03-02 中国北车股份有限公司大连电力牵引研发中心 一种线缆固定夹
CN103963129A (zh) * 2014-05-07 2014-08-06 赵咪咪 一种木材剥皮机的料仓限位装置
KR101484722B1 (ko) * 2012-12-28 2015-01-20 대한전선 주식회사 지중 전력케이블용 고정 클리트 어셈블리
CN107339512A (zh) * 2017-08-25 2017-11-10 国网山西省电力公司太原供电公司 蛇形敷设电缆夹具

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CN103963129B (zh) * 2014-05-07 2015-10-07 谢娟 一种木材剥皮机的料仓限位装置
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