JP2000316048A - 通信回線を利用した電話番号使用状況調査提供装置及び方法 - Google Patents

通信回線を利用した電話番号使用状況調査提供装置及び方法

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JP2000316048A
JP2000316048A JP2000050830A JP2000050830A JP2000316048A JP 2000316048 A JP2000316048 A JP 2000316048A JP 2000050830 A JP2000050830 A JP 2000050830A JP 2000050830 A JP2000050830 A JP 2000050830A JP 2000316048 A JP2000316048 A JP 2000316048A
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克佳 長嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話番号使用者の信頼性を調査し、電話番号を
利用するサービス提供者の被害および郵便未着等の不都
合を防止できる、便利な電話番号使用状況提供システム
を提供する。 【解決手段】電話番号6の使用状態を定期的に調査し、
各調査結果をサーバ3のハードデスク7、14に記憶
し、現在および過去の調査情報の履歴を各電話番号毎に
記憶する。ユーザ1からインターネット2を介して電話
番号調査依頼を受けると、現在の調査情報と共に電話番
号履歴情報をユーザへ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話番号の過去、
現在の使用状況について専用コンピュータ装置を用いて
調査し、その結果をインターネット等の通信回線を利用
してユーザ側端末に提供する電話番号使用状況調査提供
装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大量顧客情報を所有し管理してい
る各企業、各種団体は、これまで顧客からの届け出によ
り顧客情報を更新していた。このため、各企業、各種団
体は、郵便物が返送されるとき、又は電話をかけて「現
在つかわれていません」「お客様の都合で取り外してい
ます」等のメッセージを聞く時に初めて相手の住所等が
変更されたことを知ることになる。ところでNTTで
は、お客様の希望(調査結果では案内を希望する者は全
体の45%であった)によって移転先(連絡先)電話番
号を3ヶ月程度は本人の希望(調査結果では案内を希望
する者は全体の45%であった)により交換機が案内す
るものの、案内期間が終了すると「現在使われていませ
ん」等のメッセージになる。
【0003】また、近年、コンピュータを使用し、電話
番号の使用状況を自動的に調査する電話番号発信コンピ
ュータ装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、住所や電話番号
等の変更を知る方法は、本人からの届けがある時以外は
住民票等で移転先住所を調査する方法、知人から知らせ
てもらう方法等、高いコストと時間のかかる調査方法以
外には無かった。また、従来使用されている電話番号発
信コンピュータ装置を使用し、一時的に電話の使用状況
を調査しても、既に該当電話番号が第三者に使用されて
いることもあり変更調査には効果がなかった。
【0005】また、最近、仮の住所に架空個人名または
架空法人名を使用して電話新設を申込む者、公衆電話番
号を自宅電話番号として申込む者がさらにカード会員の
申込みを行い、割賦で商品を購買する等の悪質詐欺グル
ープが多発している。このような不正行為を、申込受付
側は受付時に知る手段は無かった。
【0006】本発明は、電話番号の変更情報、使用状況
等電話番号の現在および過去の履歴を含む電話番号情報
を蓄積し、「住所、電話番号」調査時に短時間に簡単に
調査結果を提供できる、電話番号使用状況調査提供シス
テムを提供することである。
【0007】また、本発明は、蓄積された現在および過
去の履歴を含む電話番号情報をインターネット等の通信
回線を介し、要請に応じて端末側へ提供できる、電話番
号使用状況調査提供システムを提供することである。
【0008】また、本発明は、現在および過去の履歴を
含む電話番号情報は自動的に更新される、電話番号使用
状況調査提供システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電話番号使用状
況調査提供装置は、インターネット等通信回線を介して
端末と電気的に接続され、端末から送信された電話番号
調査依頼データを受信するサーバと、サーバと電気的に
接続され、電話番号調査依頼データに従って調査対象電
話番号の使用状況調査を実行する電話番号発信コンピュ
ータ装置と、を備えている。
【0010】また本発明の電話番号使用状況調査提供装
置は、複数の電話番号に対応して各電話番号の履歴情報
を記憶する履歴情報記憶手段と、ISDNに接続され、
複数の電話番号の使用状況調査を実行し、収集された各
電話番号の収集データを前記履歴情報記憶手段に履歴情
報として記憶する、電話番号発信コンピュータ装置と、
を備えている。
【0011】本発明の電話番号使用状況調査方法は、少
なくとも所望調査対象の電話番号を含む電話番号調査依
頼データを入力端末から送信する段階と、端末から送信
された電話番号調査依頼データを受信する段階と、電話
番号調査依頼データに従って、調査対象電話番号の使用
状況調査を、ISDNを介して実行する段階と、調査の
結果得られた電話番号使用状況データを履歴情報として
蓄積すると共に前記端末へ出力する手段と、を含む。
【0012】また本発明の電話番号使用状況調査方法
は、電話番号発信コンピュータ装置からISDNを介し
て複数の電話番号の使用状況調査を実行する段階と、使
用状況調査の結果得られた電話番号使用状況データを履
歴情報として各電話番号ごとに記憶する段階と、を含
む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明による電話番号使用状況調査
提供装置の全体構成を示す図である。図1に示すよう
に、ユーザ(ユーザ側端末またはパソコン)1はインタ
ーネット2等の通信回線を介してインターネットサーバ
(以下サーバという)3に接続されている。このサーバ
3は随時調査用の電話番号発信コンピュータ装置4に接
続されている。電話番号発信コンピュータ装置4はNT
Tのデジタル交換機5に接続され、交換機5はISDN
の電話回線を介して一般の加入電話6に接続されてい
る。前記サーバ3内に設けられたサーバ用のコンピュー
タ8はハードデスク7を含み、該ハードデスク7には各
電話番号毎にその現在の履歴情報および電話番号履歴情
報が記憶される。
【0015】図1の太線により囲んで示す電話番号使用
状況調査提供装置は、多数の加入電話番号のデータ収集
を定期的または任意の指定された時期に一括して行うた
めに構成されている。サーバ3のコンピュータ11に含
まれるハードデスク14には、国内に存在する全ての電
話番号情報を記憶するための電話番号テーブルが備えら
れている。コンピュータ11は、n個の電話番号発信コ
ンピュータ装置121、122、123、…、12nに並列
に接続されている。各電話番号発信コンピュータ装置1
2はNTTのデジタル交換機13に接続され、そして各
電話番号発信コンピュータ装置が担当する加入電話番号
の調査を行う。
【0016】電話番号テーブルには、まず、NTTが公
開している市外局番、市内局番を基に初期の電話番号情
報が記憶される。現在の市外局番、市内局番の数は全国
で約16,700局番が存在している。例えば市外局番
が「03」で市内局番が「3359」のときは加入者番
号0000から9999の連続番号とし追加する。03
−3359−0000から03−3359−9999の
連続番号が作成される。これを全国の局番に対して作成
することで初期電話番号テーブルが作成される。従っ
て、事前に調査されるべき全国の使用中、将来使用可能
な電話番号(現在未使用の電話番号)の数は約1億6千
700万件であり、この結果、調査対象電話番号も同数
となる。又新設あるいは削除される局番情報はNTTが
適時インターネットのホームページ等で事前に公開して
いるので、電話番号テーブルに随時、新設電話番号情報
として追加、あるいは削除される。初期の電話番号情報
または追加の新設電話番号情報を電話番号テーブルに記
憶させるには、自動読取り装置等を使用した従来周知の
方法により容易に実施できる。
【0017】電話番号情報調査は、専用の電話番号発信
コンピュータ装置4、121、122、123、…、12n
とISDN回線を用いて適時調査対象電話番号に発信
し、デジタル通信によりNTT交換機5、13が知らせ
る理由表示を収集する。この電話番号発信コンピュータ
装置はひとつの電話番号に対し平均3〜5秒で調査を完
了することができ、装置1台当たり24電話回線を接続
することができる。連続運転の場合は相手交換機の負担
を緩和するため、1電話番号の調査完了後2秒の停止を
各回線毎に行っている。よって1電話番号の調査を完了
するスピードは平均5秒程度である。従って装置1台当
たり1ヶ月間に最低1000万件の電話番号の調査がで
き、1ヶ月間に約1億6千700万件を調査するには約
17台(n=17)の電話番号発信コンピュータ装置を
設けることにより国内の電話番号使用状況調査を完了で
きる。なお、電話番号調査対象とする地域は全国である
必要はなく任意の地域を指定でき、指定した地域の電話
設置数に対処できる数の電話番号発信コンピュータ装置
を設ければ良い。
【0018】図2は上述したひとつの電話番号発信コン
ピュータ装置をさらに詳細に説明するブロック図であ
る。電話番号発信コンピュータ装置は、コンピュータ本
体21と、ディスプレイ22と、キーボード23と、デ
ジタルサービス・ユニット(DSU)24を含む。コン
ピュータ本体21は、CPU25、メモリ26、ハード
デスク27、ISDN通信専用の音声ボード28、FD
D(フロッピーデスク)29、光デスク(MO)30を
含む。音声ボード28には24回線の電話端子が接続さ
れる。この音声ボード28からはJT−Q931に規定さ
れた音声情報の他、非制限デジタル情報の出力も可能で
あり、電話番号発信コンピュータ装置は音声情報または
非制限デジタル情報のいずれかのモードにより出力す
る。デジタルサービス・ユニット24は1から12まで
の12セットのユニットからなり、コンピュータ本体2
1側と24回線により、ISDN回線網31と12回線
により接続される。キーボード23は電話番号使用状況
調査を行う時期、例えば1ヶ月に1回定期的に調査を行
う指示を入力でき、また調査を行う任意の時期を指定で
きる。さらに、キーボード23は、電話番号発信コンピ
ュータ装置が担当する電話番号のエリアを指定でき、サ
ーバ3へ所望の情報を送ることができる。また、キーボ
ード23の操作によりFDD29、光デスク30へ調査
された所望の電話番号情報を記憶できるほか、ディスプ
レイ22へ表示できる。また、サーバ3を介して送られ
るユーザからの電話番号調査依頼に応答して依頼された
電話番号へ音声ボード28、デジタルサービス・ユニッ
ト24を介して発信される。
【0019】図3はISDN電話回線上で電話番号を発
信したとき交換機から返送される理由表示の代表例であ
る。デジタル交換機からの理由表示はCCITT勧告を
基にTTC標準によりJT−Q931に規定された回線交
換呼の基本的呼制御手順に従う。NTTはINSネット
サービスの技術資料において理由表示を公開している。
電話番号発信コンピュータ装置はデジタル交換機との呼
制御メッセージ(呼設定、応答、呼出、切断、開放)を
利用してJT−Q931(レイヤー3)情報を収集する
こととなる。デジタル交換機からの理由表示には「00
1:欠番」、「016:正常」、「022:加入者番号
変更」、「028:無効番号」、等があり、これらを必
要な種類に分類し、同時に調査した処理日、時間等をコ
ンピュータのハードディスク7、12に登録する。ま
た、調査情報は電話番号発信コンピュータ装置のハード
デスク27にも記憶できる。
【0020】交換機からの理由表示には大別される「使
用中電話番号」と「未使用電話番号」のほかに、「A:
使用中電話番号であっても都合取り外し電話番号」、
「B:未使用電話番号であっても(移転先メッセージ案
内中電話番号)、(連絡先メッセージ案内中電話番
号)」、さらに「C:(番号誤りメッセージ案内中電話
番号)、(現在使われていませんメッセージを案内中電
話番号)」、「D:前回調査で未使用電話番号が今回使
用中になった電話番号」等が存在するが特に重要な理由
は上記の中でA、B、Dである。
【0021】上記Aについては料金の未払い者がほとん
どであり、各種申し込みに関する信用情報になる。さら
にBについては後日「現在使われていません」、「もう
一度お掛けなおし下さい」等のメッセージになってしま
うので移転先電話番号、連絡先電話番号を案内している
期間に収集しておくことで後日連絡できなくなった相手
先の電話番号を知ることができる。またDの該当電話番
号を記載し申込んできた顧客に対しては、審査に慎重を
期すべき電話番号となる。これらは重要な情報である。
【0022】上記収集された調査時での「電話番号、理
由表示、年月日、時間」等はハードディスク7、12に
記憶登録され、当該処理を定期的または随時に行うこと
で電話番号履歴情報となる。この履歴情報は電話番号の
調査を依頼してきたユーザに対し、インターネット等を
利用して送信される。また現在の情報を知りたいユーザ
に対しては、前述した電話番号発信コンピュータ装置を
瞬時起動し、交換機からの理由表示を収集しユーザに返
信することもできる。また調査依頼された電話番号の調
査依頼時の情報と共にその電話の過去の履歴情報をユー
ザに返送できる。
【0023】図4は、ハードデスクに記憶される電話番
号履歴情報のレイアウトおよび電話番号履歴情報の例示
である。電話番号履歴情報レイアウトに示すように、1
回の調査毎に調査対象である「電話番号」と、調査時に
判明した移転先あるいは連絡先電話番号である「新加入
者番号」と、交換機から返送される「理由表示」と、
「調査年月日」と、交換機から返信されるレイヤーに関
する「その他レイヤー情報」とが記憶されて登録され
る。また、電話番号履歴情報の例として電話番号「03
−3359−0906」が調査され、各調査ごとに上述
したレイアウトに調査情報が順次記憶保存されて履歴情
報として蓄積される。注目すべきことは電話番号が移転
され、連絡先電話番号が判明してから、同連絡先電話番
号が次回の調査対象「電話番号」として登録される。
【0024】図5は、ハードデスク14に記憶される電
話番号に関連した法人・個人の属性情報レイアウトの例
示である。上述したように電話番号に関連するクレジッ
ト等の信用取引における不正申込みを検査する等の調査
に供するためである。この例では、「電話番号」と、電
話番号を所有する「法人名・個人名」と、住所、年齢等
の「属性情報」と、「地図リンク情報」と、信用を評価
するための「与信情報」と、これらに属さない「その
他」の情報とが記憶される。
【0025】図6は、市内・市外局番号に関連する住所
情報テーブルの例示である。「電話番号」を所有してい
る「法人名・個人名」および住所、郵便番号はNTTか
ら提供される情報により取得可能である。しかし、調査
において判明した移転先電話番号(連絡先電話番号)等
の移転先住所は特定できない。ところで、NTTは市外
局番、市内局番がどの地域に使われているかを、市外局
番と市内局番と共に住所情報を公開しているので、この
情報を利用することは可能である。都道府県、市区町村
は勿論、町、丁目まで特定できる地域もある。そこで、
移転先電話番号等は、その市外局番、市内局番からある
一定の地域に転居したことが判明する。図6において、
「電話番号市外・市内局番」と、この局番に関連する
「住所候補」(この例では1からnの候補)が記憶され
る記憶領域が設けられている。
【0026】また、移転先電話番号等で移転先住所の住
所エリアが判明することも重要である。周知の住宅地図
システムとリンクすることで移転先住所エリアを地図上
に表示でき、該当するエリア内の顧客名から移転先住所
を容易に探す事ができる。特にナビゲーションシステム
等とリンクして住所の特定に利用できる。図6において
上記「電話番号市外・市内局番」、「住所候補」の他に
「地図リンク情報」、「郵便番号」を記憶する領域が設
けられている。図6に示すようなテーブルは例えばサー
バ3のハードデスクに設けられる。
【0027】また、NTTの電話番号検索サービス(A
NGEL−LINE)においてNTTが公開するソフト
ウェア情報を利用するソフトを作成することにより手動
操作によらない方法が可能となる。この方法によれば移
転先電話番号と顧客名と住所エリア情報を与えることに
よりNTT電話帳データベースを直接自動検索し、移転
先電話番号の住所を特定できるシステムへの応用もでき
る。住所を特定できた顧客に関しては、これまでのよう
な住民票閲覧は全く不要となる。
【0028】図7は、周知の住宅地図システムとリンク
することにより移転先住所エリアを地図と共に表示した
画面表示例である。例えばユーザは画面上の入力操作ボ
タンを操作することにより、図5に記憶された「法人名
・個人」情報をその「属性情報」と共にサーバ3のハー
ドデスクから読出し、文字情報として自己の画面上に表
示できる。また、ユーザは入力操作ボタンを操作するこ
とにより図5あるいは図6に示される所要の情報を取出
すことができる。さらに、住宅地図システムとのリンク
により、図7に示すように、「住所候補」情報を対応す
るエリアの地図と共にユーザの画面上に表示でき、そこ
でユーザは地図を目視して住所を特定することが可能と
なる。
【0029】ユーザ1が随時調査を要求するとき、サー
バ3は電話番号発信コンピュータ装置4を起動する。随
時調査は、ユーザが電話番号の現在の使用状況を知りた
いときに実行される。ユーザ側に表示されたインターネ
ット2を介したサービス画面において、ユーザ1は所定
のメニューバーを選択し所定の入力をすると、その調査
要求情報がサーバ3に伝送される。サーバ3に伝送され
た調査要求情報は所定の方法で電話番号発信コンピュー
タ装置4を起動し瞬時に該当電話番号を発信し、交換機
からの理由表示等を収集し瞬時に切断する。この時、図
4に示すように、収集された理由表示等は該当電話番号
と調査年月日と共に記録される。一旦記録された情報は
サーバ3側に伝送され、さらにユーザ1に伝送されるこ
とで瞬時に、簡単に調査対象の電話番号の使用状況を知
ることができる。
【0030】ユーザが電話番号履歴を知りたいときは上
記と同様にユーザ画面において、所定のメニューバーを
選択し所定の入力をする。その後サーバ3側にその情報
が伝送され、サーバ3に記憶されている該当電話番号履
歴をサーバが検索し瞬時に返信する。その結果、ユーザ
1は調査対象の電話番号履歴を知ることができる。
【0031】次に電話番号履歴情報の収集方法について
説明する(図1の定時処理部分である)。この処理は1
ヶ月に1回または2ヶ月に1回等定期的に実施される。
電話番号発信コンピュータ装置12により調査する内容
はデジタル電話回線における電話番号発信の結果、TT
C標準のJT−Q931により規定されている理由表示
(図3参照)を、デジタル交換機13を介して収集する
ことであり、理由表示収集後作業は完了して瞬時に電話
切断となる。したがって電話番号の相手方と会話するこ
とはなく、電話リングを鳴動することもない。上記全電
話番号テーブルを調査することで図2の理由表示等が各
電話番号に対し判明し、さらにその調査した「年月日、
メッセージ情報に含まれる移転先電話番号」等を所定の
手順でサーバ3のハードディスク14に記録することが
できる。さらにこの調査を定期的に行うことで電話番号
の変更情報が蓄積され、順次サーバの電話番号履歴情報
が充実し完成する。
【0032】
【発明の効果】本発明の電話番号使用状況提供装置およ
び方法によれば、電話番号の現在の使用状況情報を得る
ことができ、さらに過去の情報として電話番号履歴情報
を蓄えることができる。電話番号は常に生きて変化して
おり、休止の電話番号であっても1ヶ月後に使用される
場合もあるので、この変化に対応して既に第三者が使用
している電話番号情報、移転案内の終了した情報等、最
も正確な現在の電話番号使用状況を提供でき、電話番号
管理に最適に利用できる。
【0033】本電話番号使用状況の提供を受けるユーザ
は、顧客情報管理を正確にできる。例えば、現時点はも
とより、過去においても電話番号が未使用になった顧客
に対して郵便物の発送を中断する対策を講じる結果、郵
便物の未着による経費を大幅に節減できる。又悪質な各
種申込者の対策としては、「1ヶ月から2ヶ月以内に電
話番号を新設した対象者に不正が多く発生している」現
象を考慮し、電話番号履歴情報の年月日からどの電話が
いつ新設されたかを知ることができるので、該当する申
込者を排除できる。さらに「電話番号が使用中であるが
都合取り外しの場合は料金未納者が殆どである」現象を
考慮し、現在の電話番号情報を知ることにより、該当者
に対しては慎重な審査をし、カード入会、割賦販売等に
おける代金延滞候補者を排除する対策を講じることがで
き、結果的に代金延滞を減少させることができる。
【0034】ユーザは身近にある端末からインターネッ
トを介して簡単にアクセスして電話番号使用状況調査の
結果を即時に得られるで、従来のような高価な機器を購
入して装置を設置し独自に電話使用状況調査を行うシス
テムは不要となり、大幅な事務改善、コストの削減、瞬
時の対応、効率的運用を実現できる。例えば各社が大量
に所有する顧客情報を独自に「電話番号発信コンピュー
タ装置」等を利用して調査する必要はなく、各社の大幅
なコスト負担を軽減でき、NTT交換機への負担も軽減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるインターネットを
利用した電話番号使用状況提供システムの概略構成図で
ある。
【図2】図1に示す電話番号発信コンピュータ装置の概
略構成図である。
【図3】デジタル交換機から返送される、TTC標準で
規定されているJT−Q931の理由表示の代表例示図
である。
【図4】電話番号履歴情報のレイアウトおよび履歴情報
例を示す図である。
【図5】法人・個人属性情報のレイアウトの例示図であ
る。
【図6】電話番号エリアの住所および住所関連情報を示
す例示図を示す図である。
【図7】ユーザの要求に応じて表示される電話番号関連
情報の例示図である。
【符号の説明】
1 ユーザ(端末またはPC) 2 インターネット 3 インターネットサーバ 4、12 電話番号発信コンピュータ装置 5、13 デジタル交換機 6 加入電話 7、14 ハードデスク 21 コンピュータ本体 22 ディスプレイ 23 キーボード

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット等通信回線を介して端末と
    電気的に接続され、端末から送信された電話番号調査依
    頼データを受信するサーバと、 前記サーバと電気的に接続され、前記電話番号調査依頼
    データに従って調査対象電話番号の使用状況調査を実行
    する電話番号発信コンピュータ装置と、を備えた電話番
    号使用状況調査提供装置。
  2. 【請求項2】前記サーバには現在および過去の電話番号
    履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段が設けられ、前記
    電話発信コンピュータ装置により収集された電話番号デ
    ータは前記端末へ伝送されると共に前記履歴情報記憶手
    段の該当する電話番号の新たな履歴情報として追加され
    る、請求項1に記載の電話番号使用状況調査提供装置。
  3. 【請求項3】前記サーバには現在および過去の電話番号
    履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段が設けられ、前記
    電話発信コンピュータ装置は前記電話番号調査依頼デー
    タを受けると、調査電話番号の現在の情報を収集して端
    末に送信すると共に、前記サーバに記憶された調査電話
    番号に対応する電話番号履歴情報を前記端末へ送信す
    る、請求項1に記載の電話番号使用状況調査提供装置。
  4. 【請求項4】複数の電話番号に対応して各電話番号の履
    歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、 ISDNに接続され、複数の電話番号の使用状況調査を
    実行し、収集された各電話番号の収集データを前記履歴
    情報記憶手段に履歴情報として記憶する、電話番号発信
    コンピュータ装置と、を備えた電話番号使用状況調査提
    供装置。
  5. 【請求項5】前記電話番号発信コンピュータ装置は、一
    定地域に存在する電話番号を定期的または随時に収集し
    そして履歴情報記憶手段に前記履歴情報として記憶す
    る、請求項4に記載の電話番号使用状況調査提供装置。
  6. 【請求項6】インターネット等通信回線を介して端末か
    ら送信された電話番号調査依頼データに従って、前記履
    歴情報記憶手段に記憶された該当する電話番号の現在お
    よび過去の電話番号使用状況を前記端末へと提供する手
    段を備えた、請求項4または5に記載の電話番号使用状
    況調査提供装置。
  7. 【請求項7】インターネット等通信回線を介して電気的
    に接続された端末と電話番号発信コンピュータ装置とを
    利用して電話番号使用状況を調査する方法であって、 少なくとも所望調査対象の電話番号を含む電話番号調査
    依頼データを入力端末から送信する段階と、 前記端末から送信された電話番号調査依頼データを受信
    する段階と、 前記電話番号調査依頼データに従って、調査対象電話番
    号の使用状況調査を、ISDNを介して実行する段階
    と、 前記調査の結果得られた電話番号使用状況データを履歴
    情報として蓄積すると共に前記端末へ出力する段階と、
    を含む電話番号使用状況調査方法。
  8. 【請求項8】前記前記端末へ出力する段階は、調査依頼
    の電話番号に対応する過去の履歴情報を含む、請求項7
    に記載の電話番号使用状況調査方法。
  9. 【請求項9】ISDNに接続された電話番号発信コンピ
    ュータ装置から複数の電話番号の使用状況を調査する方
    法であって、 電話番号発信コンピュータ装置からISDNを介して複
    数の電話番号の使用状況調査を実行する段階と、 前記使用状況調査の結果得られた電話番号使用状況デー
    タを履歴情報として各電話番号ごとに記憶する段階と、
    を含む電話番号使用状況調査方法。
  10. 【請求項10】前記電話番号発信コンピュータ装置は、
    一定地域に存在する電話番号を定期的または随時に収集
    しそして履歴情報記憶手段に前記履歴情報として記憶す
    る、請求項9に記載の電話番号使用状況調査提供方法。
  11. 【請求項11】インターネット等通信回線を介し、履歴
    情報調査対象電話番号を受信し、該当電話番号の「現在
    の電話番号使用状況」そして「過去の電話番号使用状
    況」の電話番号使用履歴情報を提供する段階をさらに備
    えた、請求項9または10に記載の電話番号使用状況調
    査提供方法。
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